「美しい装いきよべ」店長のきもの日記 過去ログ2020年2月

++美しい装い きよべ++

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おこもり大市
 つごもり大市が中止になったことは、即日にしまち商店会に店頭掲示するとともに、マスコミに連絡し「コロナ禍で中止」と報道してもらいました。
 でも知らずにお越しになる方もいらっしゃるかもしれません。
 全体としては中止ですが、「個々の店内で売出しをするのはいいだろう」ということになりました。

 当店は店内でひっそりと「おこもり大市」を(写真をクリックすると拡大)、隣のイシムラさんは「ちゅごもり小市」、向かいの南幸さんは「ウイルスなんかに負けっかぃ!」企画特売、その他各店が工夫をこらした特売を開催。

 たくさんの人出!ではありませんが、普段よりお客様が多かったと感じます。 思いが伝わり、応援してくださったのでしょう、有り難いことです。

 つごもり大市開催可否を問う緊急総会も当日の朝連絡して、午後1時に多くの商店主が参加しました。
 今回の緊急売出しも、多くの店が知恵を絞り、逆境を跳ね返すべく急遽準備しました。
 この二日間の子ども関係者の奮闘もきっとそうでしょう。
 日本の「現場」はしぶといです。 誇らしいとさえ感じます。

 きょうは柿色木綿に焦げ茶のタートル、黒緑の角帯に灰茶の袴、茶のニットマフラーに手甲、キャメルのタビックスです。
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2020年2月29日(土)  No.6097

コロナ禍
 昨夕のニュースに驚愕しました『3月2日から全国の小中高校は休校』と総理が突然発表(写真をクリックすると拡大)。
 後手に回ったコロナ禍対策として、日本中の学校を休ませるのだそうです。 法的強制力はありませんが、現在の状況で国に逆らえる自治体がどれだけ有るでしょうか?

 しかも…
 3月2日からといっても、今日(28日)が金曜ですから、明日あさっては元々休み…ということは今日たった一日しか猶予期間がありません。
 春休みまで休校ってことは、年度末までの授業・卒業式・通知表・宿題など諸々を学校側はたった数時間で検討する必要があります。
 学校だけじゃありません、自宅待機となる児童(特に低学年)を持つ共働き家庭は休暇を取る必要があるでしょうし、学童保育など地域の受け入れ体制も間に合うとは思えません。
 昨晩、いったいどれくらいの関係者が徹夜したのか? 想像をはるかに超えそうです。
 南砺市も緊急招集をかけ、今朝までになんとか対応策を決めました(学童保育を朝から!ってよくぞ受け入れてくださったと関係各位には感謝しかありません)。

 国が一番パニックになってます。
 そして、国民を不安に陥れてるとしか思えません。

 きょうは茶縞ウールにエンジのハイネック、茶の角帯に梅鼠のウール袴、茶のニットスヌードに手甲、黒のフリースタビックスです。
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2020年2月28日(金)  No.6096

紅絹胴裏
 紅絹(もみ)の胴裏の在庫が切れたので追加発注しました(写真をクリックすると拡大)。 現在市場に出回っていないので、当店で染め出してます。
 紬や小紋など、袖の振りからチラリとのぞく赤はとても魅力的。
 仕立て直すことがあれば袖裏だけでも付け替えてみませんか? 計り売りもしています。

 きょうは茶地に白縞木綿に焦げ茶のタートルネック、茶の角帯に黒茶の綿袴、茶のニットスヌードに手甲、黒のタビックスです。
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2020年2月27日(木)  No.6095

つごもり大市中止
 本日午後、西町商店会緊急総会で「令和2年つごもり大市中止」を決定しました。 新型コロナウィルス禍(COVID-19)の影響です。
 日曜(23日)夜に「マスク・手袋全員着用、手洗い、除菌&アルコール消毒のうえ実施」を決めたばかりなのに…。
 直前の中止で、お客様はもちろん関係者各位に多大なご迷惑をおかけすることをお詫び申し上げます。

 中止やむなしに傾いたのは昨日の厚生大臣の会見がきっかけです。 あれでは国民の不安を煽るだけ。 手洗い&消毒で「正しくおそれる」ことを伝えていれば、大混乱にならぬものを…。
 城端小学校4年生は保護者をまじえた昨夕の会議で「参加自粛」となりました。 苦渋の決断ですが状況を考えれば致し方ありません。

 つごもり大市の開催が(来ない人から)非難され、来場者が(極端な物言いをすれば)非国民扱いされる懸念すらあります。
 とても残念ではありますが、この同調圧力を覆す力は我々にはありません。
 押しつぶされそうな閉塞感が日本を覆い始めました。

 きょうはグレー縞の伊勢木綿に黒ハイネック、黒の綿角帯に黒袴、グレーのニットマフラーに黒手甲、チャコールグレーのタビックスに黒トンビコートです。
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2020年2月26日(水)  No.6094

猪肉カレー
 南砺市特産(?)のイノシシ肉をごっそり500グラム頂戴しました。
 初めての猪肉、何に使ってよいかわからなかったのでカレーにします。

 赤身と脂身を切り離し、大きめのブロックに。 ニンニク・ゴボウ・セロリ・タイム・ヨーグルトなどクサミ消しを大量投入(笑)
 甲斐あってできあがったカレーにけもの臭は感じません(きれいに血抜きれていたせいかも…)。
 肉は固めだけど、噛んでるうちにほぐれてきて、じんわり美味しい。 最初は嫌がっていた長男も「美味い!特にアブラ身が」と絶賛してくれました。
 アリですね、猪肉。 でもカレーにゴボウは違和感アリかも(笑)

 きょうは紺無地ウールに黒ハイネック、黒綿角帯に黒斑の袴、黒柄ニットチョーカーに手甲、チャコールグレーのタビックスです。
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2020年2月25日(火)  No.6093

ローカルデザインスクールinいなみ
 祝日の定休日「井波・庄川クルーズ シャトル」バスに乗って井波へ。
 休日のみ運行の直行バス、Google検索(ルート・乗換)に対応してたからこそ気づいたルートです(右写真をクリックすると拡大)。
 
 LOCAL DESIGN SCHOOLの地域発表会が瑞泉寺 虎の間で開催されるんです。

■井波に暮らす人たち☓瑞泉寺☓井波彫刻■
      ↓
【井波の日常の暮らしを旅してもらう、旅人と暮らすまち】

 ローカルデザイナー育成事業として昨年末から瑞泉寺を中心にお坊さんや井波彫刻関係者が会議を重ね、今日を迎えました。
 (1)井波彫刻を用いた数珠  ju-jewelry
 (2)井波彫刻をライティング テラ・テラス
 (3)みんなのお休み処   チョコランマ
 (4)マニアックなまちあるき かくれんぼしよう

 笑いをまじえての4発表は面白く、内容も充実してました。 2ヶ月で作成したとは思えない…類することを以前から考えておられたのかもしれません、井波愛を感じます。
 お坊さんがコアメンバーとして考えたことも素晴らしいし、百人近くの住民が集まっていたことも驚きです。
 傍から見ていて「彫刻師・僧侶・観光がバラバラだった井波」が繋がったと感じました。
 これがコミュニティーデザインなのですね。 studio-Lの山崎 亮さんはじめ、明るいスタッフの力量に驚いてます。
 次年度は善徳寺で開催してほしい! 切に願います。

 きょうは茶地に朱縞ウールに焦げ茶の半衿、黒綿角帯に黒茶の袴、茶のニットスヌードに手甲、茶のタビックスです。
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2020年2月24日(月)  No.6092

春待ち芸術
 上映会が成功したので、いのくち椿館で開催中の「春待ち 書 三人展」最終日に滑り込み。 城端在住の書家(中屋美恵子さん、浅野恵理さん、山根美幸さん)の3人展、いのくち椿まつりプレイベントでもあります。
 お三方とも書体が違い、1+1+1=3じゃなく、持ち味が 3³=27になってる感じ。 展示の厚みが凄い!見応え充分です。
 そして想像以上に賑わっていて驚きました、そして嬉しかった。みんな春を待ってるんだなぁ。 会場そのものが温かい空気に包まれていて、とっても心地よい空間でした。
 入り口で偶然シンガー英樹さんと邂逅、コーヒーをいただきながら想いの近い彼とゆるく世間話ができたのも至福のひととき。

 出たついでに(笑)と福野ヘリオスへ向い「なんと陶芸講座 作品展」(右写真をクリックすると拡大)
 いや〜こんな多様な作品があるとは思ってませんでした。 藤井一範さんの指導は楽しそう。 始めてみようかな?陶芸。

 きょうは柿色木綿にエンジのハイネック、茶の角帯に黒茶の綿袴、茶のニットマフラーに手甲、キャメルのタビックスです。
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2020年2月23日(日)  No.6091

SDGs目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」
 昨年12月のかずらでの上映会が素晴らしくて、再映を願った映画“Most Likely To Succeed”
 城端小学校多目的ホールに多くの方が足を運んでくださいました。遠くははるばる魚津から。
 今回は松本千尋さんによるグラフィックレコーディング付きでとてもわかり易い(写真をクリックすると拡大)。

 映画を見終わった後、グラレコをみながらティータイム(鬼頭先生はコロナ禍で参加を自粛)。
 そして4人グロープで感想を共有するワークショップ
 Q1.城端(南砺)の子にこう育ってほしい? 
 Q2.そのために地域ができること、地域は何をするのか?

 意図的にバラバラのグループを組んでいただいたので、初対面の人もおられます。 保小中高教師、塾講師、PTA役員、保護者、子どものいない人、議員、行政マン、公民館、地域の人etc. 立場が違えば感じ方も違う。 異なる価値観のベクトルをある程度そろえることができたなら、きっとうまくいくハズ。

 「今日がはじまりです、ぜひ参加者で友達になってください。そしてゆるく繋がってチームとなり、"ねばならない”ではなく喜びを感じつつ、ゆるゆると始めましょう」と最後の挨拶で申し上げました。
 この場に来てくださった方なら可能だと信じています。
 
 きょうは茶縞ウールに焦げ茶のタートル、茶色の角帯に帆布の袴、茶のニットマフラーに手甲、帆布の道服に焦げ茶のタビックスです。
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2020年2月22日(土)  No.6090

♪今月の歌
 ひだまりくらぶが使わせていただいてる城端小学校多目的ホールの壁面に「今月の歌」が掲示されています(写真をクリックすると拡大)。
 2月は「すてきな友達」 作詞:梶賀千鶴子 作曲:鈴木邦彦
 知らない曲でしたが、検索したらミュージカル「人間になりたがった猫」の挿入歌だそうです。 いいうたですね。

 僕が3、4年生の頃、担任の先生が音楽好きで、朝から皆で歌ってました。 楽しかったなぁ。

 きょうは茶地に白縞木綿に黒ハイネック、茶色の角帯に灰茶の袴、茶のニット手甲にタビックス、モヘアのショールです。
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2020年2月21日(金)  No.6089

砺波地区PTA懇話会
 長いことPTA活動に携わってきた“同士”が福光 松風樓に集まりました。
 富山県PTA連合会の元役員と砺波ブロック単位PTA元会長ら。 活動時期が重なってる人もいれば、お名前だけ知ってる人、現役(!)会長まで、急な声かけにも関わらず、よくぞ!の15名(写真をクリックすると拡大)。 10年経っても皆さんさほど変わり無く、熱く語っておられます。

 楽しい会でした。
 ただ惜しむらくは、子どもたちとの関係が、切れてしまっている人が多かったこと。 あれだけ熱心に(ほとんどの人が10年以上)携わったんですもの、なんらかの形で繋げていければいいのに…と思わずにいられません。

 きょうは紺無地ウールに深緑衿の半襦袢、黒綿角帯に黒袴、チャコールグレーのニットチョーカーに黒手甲、グレーの足袋です。
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2020年2月20日(木)  No.6088

ときはててのち
 またも内川劇団血パンダ「ときはててのち」公演です。
 元手芸店を稽古場&劇場として活用、仲 悟志団長のオリジナル脚本が独特の世界を構築する劇団です。
 おそるおそる足を踏み入れた内川Studioは、アングラ感満載(写真をクリックすると拡大)。 約20席は素性のわからぬ男女(含む自分)で、いつの間にか埋め尽くされました。

 上演されるのは、時間の流れと空間の連続性がいい加減になって、文明社会が軽く崩壊した後のお話し、すなわちSFです。
 1時間…たった1時間なんだけど、疲弊しました。 展開が早いわけではないのですが、視覚=4人の浮遊した登場人物 聴覚=蒟蒻問答vsグダグダラジオトーク(ささってがささった) 嗅覚=カレーの匂い(笑) が複雑に絡み合って…。 でも、ラストでなんかすっと繋がった気がしています。 詳しくはこちらをどうぞ。

 いつもの商業演劇とは違った※◎☆#△感を脳内消化させようと数歩歩けば、美しい港町。 これもフワっときました。
 内川いいところです、好きです、城端の次に(笑)

 きょうは茶地に朱縞ウールに焦げ茶のタートルネック、黒綿角帯に黒茶の綿袴、ダカ織のストールに茶のニット手甲、帆布の道服に焦げ茶のタビックスです。
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2020年2月19日(水)  No.6087

折りカンガルー
 NHK Eテレに「オリガミの魔女と博士の四角い時間」という番組があります。
 ドラマ仕立てで折り紙(ORIGAMI)の魅力を発信していて、オリガミの魔女役を贔屓の菊之助さまが演じてます。

 今回は「「カンガルーよ、永遠に」
 これが…とんでもなく難しい…。 一応番組内で工程は紹介されてるんですが、早いし飛ばすし、コマ送りしてもよくわかりません。
 でも、頑張りました。 2時間かけてカンガルー風の折り紙完成! 細部がビミョーに違うのはご愛嬌(写真をクリックすると拡大)。
 奥深いなぁ折り紙は、たった一枚の紙から、ハサミ使わずこんな形状にできるなんて。
 
 きょうはグレー縞片貝木綿に黒タートル、黒綿角帯に黒茶の袴、グレーのニットマフラーに黒手甲、茶色のタビックスです。
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2020年2月18日(火)  No.6086

MEGA BIGで12億円
 こつこつ買い続けているtotoとBIGですが、一向に当りません、カスリもしません。 でもいいんです、夢をもらえるし、スポーツ振興になるし(負け惜しみ…)。
 しかしながら、コンピュータがランダムに数字を選ぶBIGは、贔屓のサンフレッチェ広島を“負け予想”してたりして、納得できませんでした。

 ところが!新発売のMEGA BIGは両チームの合計得点数を当てる方式(0or1点=1、2点=2、3点=3、4点以上=4)
 すなわちサンレッチェの試合が4だと、4対0でサンフレ勝利!ということです(正確には2:2や1:5でも同じ)
 これまでBIG当選を願うあまり「贔屓チーム買ったらハズレ」というジレンマがありましたが、今回からは全力応援できますね。
 しかも!しかもですよ、1等12億円(キャリーオーバー時)・・・・どうします?(笑)

 きょうは病院に行くので作務衣に刺し子の胴着です。
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2020年2月17日(月)  No.6085

SDGsつごもり
 今年のつごもり大市は2月29日の土曜日!
 休日開催ということもあって、商店会キアイ入ってます。
 《つごもりフェスオンステージ》と題して賑やかなステージショー
 じゃんとこじゅにあ2019、おまわりさんの寸劇、アコースティックバンド ぎたおん、歌う農家さん KAZUと仲間たち、四葉会の麦屋北野式年太鼓キトキトロケンローラー 寅ぴえろのパット君・・・めちゃくちゃ盛り上がるでしょ。

 本来の「市」もバージョンアップ!
 千円大市、つごもりdeフリマ、野菜、キノコetc...
 にしまち商店会も関わった「小学4年生の店」では、な・な・なんと「ギフチョウのふん染め小物」をも販売。
 城端小では3年時に、絶滅危惧種のギフチョウを卵から孵化し、成蝶に育て、桜ヶ池周辺に放蝶する活動を行っています(ヒメカンアオイしか食べないギフチョウの糞はクリーンで安全)。 そのギフチョウの糞を用いて現3年生が草木染めし(厳密には動物染料)、絹等をきれいな薄ウグイス色に染めました。
 3年生から4年生に譲られた生地を用い、くるみボタンの髪どめなどの小物を 制作販売します(右写真は見本)。

 育てた素材を商品化し販売するという流れができました。 ギフチョウ放蝶だけでも環境意識が高まりますが、商品化することで持続可能な活動(SDGs)となりそうです。
 ぜひ²城端つごもり大市にお越しください。

 きょうは紺無地ウールにグレータートル、黒綿角帯に黒斑袴、黒ニット手甲にタビックスです。
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2020年2月16日(日)  No.6084

空き家は地域の宝
 射水市の空き家について考える「空き屋大変身!!大会議2」という謎の会議に勝手に参加。
 朝日町の空き家に歯止めをかけた 家印(やじるし)株式会社 坂東秀昭さんの講演?空き家は地域の宝〜朝日町の挑戦〜 を聴くためです(写真をクリックすると拡大)。
 高周波文化ホール展示室には、いろんな服装のいろんな世代の方が集まってます。 ひょっとして家主さん?エライさん?学生さん? なかなか面白いメンバー構成です。

 坂東さんのお話は地に足のついたもの。 多くのスライドを映しながら、自分がなぜこの仕事に就いたのか、朝日町の現況、これまでやってきたことを語ってくださいました。
【坂東さんが大切に思ってること】
・移住者の意見を知る、ニーズは何か?(人が来る理由を知る)
・空き家は地域の資源であり、地域の職を生み出すことや、地域の人の暮らしがより幸福につながる場となる可能性を秘めている、空き家は町の宝になる。
・いろいろ活動をしてきてわかったことは、シンプルで 人は楽しいところに自然に集まってくる! 人は楽しい記憶が脳に残っているのでまた来たくなりリピーターが増えそこから口コミで広がる。 どうやったらもっと楽しくなるか?町がもっとよくなるかをみんなで考え実行する。
・できない理由を考えるより、できる理由や方法を考え見つけ出し行動することが大事。
・行政に依存せず自ら主体的に活動し行政に応援してもらえる関係を作ることが大事。
・多くの人と連携し自分に持ってない能力を活かしあえる関係を作ることが大切。
・成功するまで諦めない うまくいかないときもやり続け実例から広げていく。

 朝日も新湊も城端も空き家問題の根っこは同じ、空いているのにオーナーの都合で貸せない売れない物件が多数あります。 生きてるうちに所有者の意思表示をしてもらうことも大切ですね。

 休憩後、5人一組になり“えんたくん”を囲んで大会議。
 相席した富山国際大学生の強い内川愛に感動すら覚えます。 まっつん(祭)なんですよね!郷土愛の共通項は。
 映画「人生の約束」はホンマモンでした。

 さて…と、城端です。
 まずはいろんな世代、いろんなカッコの人たちと楽しく話し合える場作りですか。

 きょうは柿色木綿に焦茶タートルネック、黒木綿角帯に灰茶の綿袴、茶のニットスヌードに手甲、焦茶のタビックスです。
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2020年2月15日(土)  No.6083

天上の涅槃
 お釈迦様が入滅なさった2月15日に町内三寺(善徳寺・法乗寺・城国寺)で涅槃会が催されます。
 これに先立ち城端別院善徳寺では14日の今日も、山門楼上で涅槃会があるんです。

 山門に登れるのは2月14日虫干法会期間中(7/22〜28)のみ。 機会を逃してなるものかと、10分だけ参加させてもらいました。
 楼上にはすでに多くの善男善女がお座りになってます(写真をクリックすると拡大)。 あの急勾配を登ってこられたのだと思うとそれだけで胸が熱くなります。

 皆で読経してるときに、呼び出しがあって中座しましたが、輪番さんの法話の後、列席者に涅槃団子が配られるのだそうです…。 残念!来年こそは…。

 きょうは茶縞ウールにこげ茶のタートル、黒綿角帯に帆布の袴、茶のニット手甲にこげ茶のタビックスです。
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2020年2月14日(金)  No.6082

一番好きな城端
 5月の曳山祭寒稽古が始まっています(立春を過ぎたので性格には“寒”稽古ではありませんが…)。
 東上町若連中が稽古する恵美須会館では師匠の三味線にあわせて庵唄が小さく聞こえてきます(写真をクリックすると拡大)。

 静謐な夜の城端をそっと包む張り詰めた空気。
 僕の一番好きな城端です。

 思えば、祭当日よりも稽古が好きでした…新しいことを会得するよろこびに溢れてたから。
 きっと今も稽古好きな若連中がいると思うんです。
 3月14日の「江戸芸能の風景」本條秀太郎先生の端唄を聴いて感じて欲しいなぁ。

 きょうはグレー縞の伊勢木綿に黒タートル、黒の綿角帯に黒斑の袴、グレーのニットマフラーに黒手甲、深緑のタビックスです。
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2020年2月13日(木)  No.6081

地域の人びとの大きな家
 城端地域提言実現検討組織メンバーで半日視察研修、「富山市福沢地区コミュニティセンター」は20年前に建てられた複合施設です(写真をクリックすると拡大)。
 コンペ形式で設計され、家具製作も地元のKAKI工房、住民の意見も取り入れた結果、稼働率は前施設の15倍という驚異的な数字に。
 その後「木と出会えるまちづくり」プロジェクトへと発展し、大山町のアイデンティティとも重なります。
 ここで開催される LIVING ART in TOYAMA はイベントの他にも、住民と学生が建物を塗り直すという画期的なシステムを生み出しました。

 よいデザインというのは時間が経っても古くならないのですね。 触れることを想定された木質は飽きがこないし、ぬくもりを感じます。
 でも、最も大事なのは人なんだなぁ…と開設時から関わっているというセンター長を見て思いました。
 城端も多くの方々に関わっていただけるような、“コミュニティデザイン”を考えねばならない…そう思えたことが最大の収穫です。
 みなさん!一緒に楽しみましょう!

 きょうは紺に水色ネップの入った紬に深緑の半衿、黒綿角帯に黒綿袴、グレーのニットチョーカーに黒手甲、チャコールグレーのタビックスです。
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2020年2月12日(水)  No.6080

詐欺アプリにネ申文寸応
 やられました!
 iPad miniのアプリ内広告を興味本位でクリックし、画像変換アプリ《Stovi マジックビデオエディター》をダウンロード(写真をクリックすると拡大)。
 無料ということだったので、起動したところ、いきなり年間使用契約(7,900円/年)されてしまいました。 パスワード入力ではなくtouchIDだったのが失敗の原因です。
 すぐに【サブスクリプション解約】の手続きをとりましたが、stovi_notrial_year_new契約になっていて解除できません(解約してもお金が戻らない)。
 完全に詐欺アプリです。 評価4.5もサクラばっかり…。 騙された人は「最低の星1つ☆」をつけてます。

 困り果てて検索したらAppleサポートに辿り着きました。

 【サブスクリプションが依然として表示されない場合】の下段にある[Apple サポートにお問い合わせください]をクリックし、【誤購入】〈返金手続きをする〉もしくは〈メールで問い合わせる〉から手続きしました。

 すると、Appleサポートの迅速な対応で即契約解除。 引き落とされたお金も、来月には戻ってくるという…。
 しかも丁寧な文面のメールまで送られてきて…ほっと一安心。

 まさに神対応ですね、アップルサポートは。
 マシントラブルのときも電話サポートだけで復活させてくれたし…素晴らしすぎて感謝の言葉も有りません。

 きょうは茶地に白糸を織り込んだ木綿に黒タートル、黒綿角帯に灰茶の綿袴、茶のロングスヌードに手甲、黄土色のタビックスです。
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2020年2月11日(火)  No.6079

四年間の結晶
 次男の卒業制作展を見に長岡へ。 日帰り弾丸バス往復500キロの強行軍です。
 城端行政センター6:30分発 富山地鉄バスにて西上袋(アピタ前)7:31着
 西上袋7:51発→長岡北(高速道路上)10:30着
 徒歩2キロ弱で大学に到着したのが11時ごろ
 念の為に…と長靴持参が正解でした。 城端と違って長岡の歩道は市街地でも除雪されてません。

『長岡造形大学 2020年 卒業・修了研究展』
 4年間の集大成 予想を遥かに超えるクオリティと熱量です。
 デザインも!プロダクトも!建築も!美術も!ここまでレベルが上ってるとは思わなかった。 左のデザインも学生です(写真をクリックすると拡大)。

 次男は校内倉庫を一室お借りして、躙り口から入る巨大なブラックボックスを制作、暗闇の中 ミニライトで鑑賞する「ひとりの時間」
 “寂しいという感情から衝動的に描かれ続けた作品。それらを倉庫という狭い空間で展示するのは私にとって予てからの理想だった。” キャプションがすべてを物語っています。

 多くの人に手伝ってもらいながら(城端からも!)完成させた作品は、幸い評判がよかった様子。 よく頑張りました。皆様に感謝するとともに次男を褒めてやりたいです。

 トータル4時間で膨大な作品を一通り見て回るのがやっと…、脳内ヘトヘトです。
 片付けを手伝って、一緒に夕食を食べ、なんとか19:10発のバスに間に合いました。 最終列車で城端に着いたのが23:59。 さすがに疲れましたが、充実した休日でした。

 きょうは茶地に朱縞ウールにこげ茶のタートルフリース、黒綿角帯に黒茶の袴、茶のニットスヌードに手甲、トンビコートにこげ茶のタビックスです。
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2020年2月10日(月)  No.6078

城端14時
 城端別院善徳寺では、毎日2回 お勤め(読経)と法話があります。
 本山以外で毎日欠かさず勤行してるのはココだけだとか。 凄いことだと思いませんか?

 晨朝勤行は朝6時半〜
 常例勤行は午後2時〜

 時間を見つけて午後のお勤めに参拝しました、数珠とワンコイン持って。
 ストーブを焚き温室のように覆われた本堂は意外に暖かく、心地よい。
 土曜日ということもあってか、お年寄りだけじゃなく働き世代の方もおられます(写真をクリックすると拡大)。

 ボーッと過ごすつもりでしたが、次々といろんなアイディアが浮かんできて…頭の中がどんどんクリアになる感じ。
 ややっ!これはイイ!かも
 わずか10数分で頭も心もリセットできる場所です。
 皆さんも試してみませんか? 昼が無理ならお仕事前のお朝事でも。

 きょうは紺地ウールに黒タートル、黒綿角帯に梅鼠ウール袴、グレーニットマフラーに黒手甲、黒フリース素材足袋です。
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2020年2月9日(日)  No.6077

日常見かける和文様「算盤珠」
 昨朝の路面凍結でまた新たな和文様が現れました。
 城端筵の裏にソロバン(左写真をクリックすると拡大)。 日本手ぬぐいなどに使われる「算盤玉紋」です。

 ムシロの下にあった水道メーターカバーの跡なんですが、規則正しく並んだ珠が算盤みたいでしょ。

 やっぱ和文様を見つけるなら冬ですね。

 きょうはグレー縞の片貝木綿に黒タートル、黒綿角帯に黒袴、グレーのニットマフラーに黒手甲、チャコールグレーのタビックスです。
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2020年2月8日(土)  No.6076

HOTORI×ほとり座
 富山市で用事を済ませたあと、中央通りの「ほとり座」へ。 フォルツァ総曲輪なきあと、県内唯一のミニシアターです。
 目当ては本日最終の映画『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』
 世界最大級の「知の殿堂」の舞台裏を撮ったドキュメンタリー、上映時間3時間26分という長尺なので途中休憩をはさみます。
 ほとり座では再映で、前回立ち見が出るほど大人気だったと聞いて座席予約をしておきました。 これが大正解、ミニ²シアターが満席です。

 複合交流施設に求められる図書館機能とはなにか? NYとは規模も環境も違いますが、共通項が多いように感じました。
 図書館は単なる無料貸本屋ではないし、アイディア次第で多様な使い方ができるんですね。 昨夜の山崎 亮さんの講演とも繋がります。

 実は初めてのほとり座でした。 予想以上に音響もスクリーンもGOOD! 椅子はバラバラですが座り心地良く疲れません、前後の間隔が広く足を思いっきり伸ばせるのも嬉しいです。 コーヒーも美味しいし気に入りました。
 ミニシアターも図書館同様、まちの文化の礎ですね。

 きょうは紺無地ウールに黒ハイネック、黒の木綿角帯に黒斑の袴、チャコールグレーのニットチョーカーに黒手甲、トンビコートにタビックスです。
 放射冷却で冷え込んだ城端の最低気温はマイナス7℃。 いたるところで水道管が凍結したようです。
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2020年2月7日(金)  No.6075

コミュニティーデザイン
 降りました!一晩で40センチ(=2バッカイ)。 これで国体も開催決定でしょう、雪国の面目躍如、郵便ポストも鼻高々(笑)

 夜はカチガチに凍った路面をゆっくり車を走らせながら井波総合文化センターへ。
 コミュニティーデザイナー山崎 亮さんの講演会「ケアするまちのデザインー正しさと楽しさの協働が住みやすいまちをつくるー」
 悪天候の平日夜にも関わらず、大ホールがほぼ埋まってました、熱気があります。

コミュニティデザインとは=人の関係をリデザイン(再構築)すること
  そう、現在検討中の複合交流施設に無くてはならない視点です。

 山崎さんの話は、濃くて・面白くて・ヒントに溢れていて…。 考え(住民主体)にブレがありません。
 「人口増より志民増」10万人の人口で1,000人が動くまちより、3万人でも3,000人が動くまちのほうが元気だし楽しそうです。
 大浦 誠さんが見易くブログにまとめてくださいました。 読めば内容の素晴らしさがわかるでしょう。

 やりたいこといっぱい気づいた講演でした。 会場にいた民間&行政、老若男女問わず火がついたと思います。
 まず一緒に楽しむ仲間(チーム)を作ること。 楽しいことを企画するのは大好きです。
  やりましょう!

 きょうは茶縞ウールに焦げ茶のタートル、黒綿角帯に帆布の袴、茶のニットマフラーに手甲、帆布の道服に焦げ茶のタビックスです。
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2020年2月6日(木)  No.6074

初ムシロ
 「とやま・なんと国体2020」を10日後に控え、関係者はもちろん、我々市民も雪のないスキー場に気をもんでました。
 気温が高く、雨は降っても雪になる気配は無かったんです。

 ところが!です。 今日は寒気が入り込み、気温がぐんぐん下がってます。
 凍結の恐れがあるので、夕方5時に城端筵を敷きました(クリックすると拡大)。
 閉店時までに右写真のようにしっかり積もってます。
 この勢いなら…明朝が楽しみです。

 きょうは柿色木綿に黒タートル、黒綿角帯に灰茶の袴、茶のニットスヌードに手甲、タビックスです。
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2020年2月5日(水)  No.6073

珠洲焼補修
 『frozen 山田睦美珠洲焼展』で購入したカップを毎朝使ってます。
 ぬるくなったコーヒーを温めようと、レンジに入れたつもりが、ガスコンロ!にかけてしまいました、寝ボケてたんですかね。
 ハッと気づき火を止めましたが、とき既に遅し…裏漏りするようになりました(TT)、どこかにヒビが入ったようです。 ショック!!

 見た目はわからないので、新しい土鍋にするがごとく溶いた片栗粉(無かったので餅とり粉)で目止めできないか試してみます。 もちろん直火にかけず、電子レンジでチンして。

 う〜ん、どうでしょう?
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2020年2月4日(火)  No.6072

魅力の秘密、見つかった
 「なんと!講談会」の翌日、神田鯉栄先生(真打ちを先生と呼ぶ)が城端を散策されました。 荒町今町宗林寺町川島からつづらこみちを抜けて店内へ。
 「とても面白かった」と感想を述べたあと、衣装の黒紋付が丸に違い鷹の男紋だったことを問うと、「女紋は小さく目立たないので芸人は男紋を用いることが多い」のだそう。 なるほど!勉強になります。

 ご自身のブログに「魅力の秘密、見つけたり」と題し、城端の印象を記してくだいました(写真をクリックすると拡大)。
 これがとっても嬉しい内容で…。 ぜひご一読を!

 きょうは茶地に朱縞ウールにコゲ茶のタートルネックフリース、黒緑の角帯に黒茶の綿袴、茶のタビックスに黒トンビコートです。
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2020年2月3日(月)  No.6071

梅鉢独鈷欄間
 先月の初天神でまたも新たな発見!
 欄間が菅原道真公由来の梅鉢であることは気づいてましたが、繋ぐ彫刻が独鈷(ただしくは三鈷杵?)柄でした(写真をクリックすると拡大)。 わかりやすく神仏習合(^^;

 しかし独鈷(金剛杵)といえば密教の法具 曹洞宗ではあまり使われることが無いらしいのになぜ欄間に?

 こうなると水月寺の本家(?)慶安2年(1649)建立の城国寺がどうなっているのか気になってきました。 いつかお願いして見せていただこうと思います。

 きょうは綿入大島に焦げ茶のタートル、黒緑の角帯に鉄色袴、茶のニット手甲にチャコールグレーのタビックスです。
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2020年2月2日(日)  No.6070

初講談!?
 楽しみにしていた「なんと!講談会」
 別院北の書院に60人超!満席です。 城端以外からお越しになった方も多く、初めての講談に対する高揚感に満ちてます。
 満を持して登場した神田(きらり改め)鯉栄さんは芸歴18年、神田松之丞さんの姉弟子にあたるそう(現在60数名いる講談師のうち半数は女性)。

 マクラ(…とは言わんのか?)でガッチリ心をつかみ、まず最初に読む(講談は釈台の上に何もなくてもヨムという)のは「山内一豊 出世の馬揃え」
 かの有名な話を名調子で聞かせてくれます。
 しかし古典落語と違い、話の合間にアドリブ効かせ笑いを取るんです、ここが講談の凄いところ。 客は脳内に山内一豊の姿をイメージしてますが、突然現代に呼び戻され、また戦国時代へと。 忙しくて寝る暇もない(笑)

 十分に堪能した後「講談ワークショップ」と第し、全員で忠臣蔵の一節を「言い立て」体験。 これがきもちイイんです!
 希望者を募り演台へ(写真をクリックすると拡大)。 はり扇のた叩き方から、出囃子のタイミング、挨拶の仕方、そして講談…と。 短いけれど本格的な体験会でした。

 締めはその忠臣蔵 赤穂浪士銘々伝より「赤垣源蔵 徳利の別れ」 いや〜 カッコイイ!! 名場面が目に浮かびました。
 講談おもしょいっす! また聴きたいです!

 きょうは紺無地ウールに黒ハイネック、黒綿角帯に黒綿袴、グレーのマフラーに黒手甲、チャコールグレーのタビックスです。
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2020年2月1日(土)  No.6069

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