「美しい装いきよべ」店長のきもの日記 過去ログ2019年1月

++美しい装い きよべ++

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受け継がれる行事
「小学3年生に城端の伝統行事について教えて欲しい」と頼まれて、懲りずにOKしました。 今回はどんど焼き、つごもり大市、虫干法会、むぎや祭について語ります。 
 僕の話術で興味をもたせ続けるのは難しいと考えてトークは20分、余った時間は質疑応答にします。 3年生相手にどこまで難しい話をしていいのかわからないので、A3用紙に印刷した写真(16枚)を見せながらゆっくり話し始めます。
 このなかで「どんど焼き」だけが全国にある行事なのでどう話していいものか迷ったんですが、左義長としての由来や、書き初めが舞うと上手になるとか、焼いた餅を食べたら風邪ひかない…とか伝えてきました。


 子どもたちは素直で、「○○したことある人?」と聞けばすぐに反応があったので楽しかったです。 手術を延ばしてでも行ってよかったぁ。

 勢い余って聞かれてもいない「一心講踊り」についても語ってきました。 これで9月2日に子どもの参加が増えればシメシメ(笑)

 それにしても、毎日子どもたちの集中を切らさぬ授業をなさってる先生たちって素晴らしいですね。
 僕もトークスキルをもっと高めなくては。。。と違うところに燃えるのでした(笑)

 きょうは柿色木綿に茶の騙し半衿、VALEOののベルトに黒茶の袴、茶のガーゼストールにこげ茶のタビックスです。
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2019年1月31日(木)  No.5697

スターカット
 「リンゴは皮付近に栄養(ポリフェノール)があるので、剥いて捨てるのはモッタイナイ」と聞き、さっそくやってみました「スターカット」=緯度方向に薄くスライス(左写真をクリックすると拡大)します。
 どうしてスターカットと名付けられたかって? 切ってみればわかります。


 じゃ、斜め45°に切ったらどうなるんだろう?と 思いませんか?思いますよね(笑)
 な・な・なんと♡ハート型になるんです。
 りんごのハートカット♥お試しあれ。


 きょうは茶地に白糸を織り込んだ縞木綿に茶の半衿、VALEOののベルトに黒茶の袴、茶のガーゼストールにニットスヌード、キャメルのタビックスです。
 幸いなことに手首の痛みはありせん。 昨日より上手に着られるようになりました。
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2019年1月30日(水)  No.5696

片手で着付け

 骨折して真っ先に心配したことは「きものを自分で着られるか?」でした。 というのは、ほぼ毎日和服なので洋服をほとんど持ってないから…。
 今朝はいつもより時間の余裕をもって着替えに臨みます。
@袖口も広いし前開きなので、袖を通すのは簡単。
 スポ〜ンと被るフリースだとこうはいきません。
A腰紐はユルユルですが、なんとか結べました。
B問題は角帯です、ズリ落ちてしまい固く結べません。 袴をつけられないので、秘密兵器VALEOのパワーベルト登場!これだったら片手でガッチリ締めれます。 若かりし頃、一度だけ盤持講に出場するために買ったのが役に立ちました。
C土台がしっかりしてれば、袴はなんとか落ちずに保てます(右写真は撮影用に紐をズラしてます)。

 工夫すれば「片手で和装」は可能です!

 ん? これひょっとしてユニバーサルデザインに応用できるんじゃないの? だって洋装でできなかったことが、和装でできたんだもの。

 きょうは紺の袷に深緑の半衿、 VALEOのベルトに黒斑の袴、チャコールグレーのニットチョーカーに黒のタビックスです。
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2019年1月29日(火)  No.5695

手首骨折
 やってしまいました…。

 朝7時、ゴミ出し時に路面凍結(ブラックバーン)を目視。 「現場確認」のため、ちゃべちゃべと長靴で表面をなぞろうと一歩前に出た瞬間、軸足下がまさかのホワイトバーン状態であっけなく転倒(TT) 左手のひらで全体重60Kgの衝撃を受け止めてしまいました。
 頭を打たなかったことは幸いでしたが、みるみるうちに手首がプクーと腫れていきます。

 朝一番で南砺中央病院に向かいました。
 レントゲンから即CTスキャンに回され、診察した医師は開口一番「折れてますね」
 覚悟していたとはいえショックです。

 「ギプスをすればこのままでも治るけど1ヶ月かかるよ」といわれ、手術(1泊2日)を選択しました。
 次の月曜に入院します。
 痛みが少ないのと利き手じゃなかったのが不幸中の幸いですが…きものを着れるかなぁ。
2019年1月28日(月)  No.5694

用の美の手帳 

 10日前に注文したKAKURAのmini6穴システム手帳が届きました(写真をクリックすると拡大)。 
 一枚革の端を切り出したままに生かしたエッジデザインにK.S.のイニシャル入り。 アンティークブラウンの牛革は使い込むほど愛着が増しそうです。
 アンティークブラウン+白糸のカードポケットもセミオーダーで作ってもらいました。


 石油製品(人工皮革)は経年変化でおぞくなっていくけど、人の手が加わった天然素材はますます味が出ると信じています。 大切に使うので10年後の姿を見てください。
 ・・・・ますますスマホ購入が遠のきました(笑)


 きょうはグレー縞の伊勢木綿に黒タートル、黒緑の角帯に黒綿袴、チャコールグレーのニットチョーカーに黒手甲、チャコールグレーのタビックスです。

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2019年1月27日(日)  No.5693

つまみ細工の帯留

 ひょんなご縁で手作り小物(つまみ細工) Fun time〜楽しい時間〜の皆さんと知り合うことができ、オリジナル帯留を作っていただきました(写真をクリックすると拡大)。
 さらに、季節感を手軽に楽しめる帯留めを12ヶ月分お願いしました。

 スタートしたばかりの新ブランド、僕も楽しみにしています。
 今後、髪飾りなども入荷する予定です。 乞うご期待!


 きょうは茶地に朱縞ウールにこげ茶のタートル、黒緑の角帯に黒茶の袴、茶のニットスヌードに手甲、こげ茶のタビックスです。

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2019年1月26日(土)  No.5692

補陀落渡海 

 きょうは秘密結社天神講の初天神。 厳かに粛々と秘儀が営まれます。
 …といってもメンバーは城端の繊維関係の方々ばかり、決して怪しい会ではありません。
 6月22(土)23(日)に開催される「シルクロードネットワークフォーラム」への協力をお願いしたら快く引き受けてくださいました。 (感謝)



 城端の裏鬼門(南西)に建つこの建物は、寺院とお宮が同居する稀有な造りになっています(左半分:曹洞宗 水月寺  右半分:水月庵天満宮)
 城端町史から書き出しますと…



『水月庵』 曹洞宗
本尊 釈迦牟尼仏
開基は城国寺第九世仙海で、明和八年に一宇を創立した。
 境内に瀬戸村有志の建てた空外和尚手植えの松の碑がある。その他小原一白の蓮子塚、堀川雪郷の筆塚等がある。
 空外は城国寺九代住職の弟子で、天明の初め師の坊の勧めで水月庵の住職となった。〈中略〉空外は瀬戸村の生、地獄谷に埋もれる無縁仏の骨を集め、普門品一巻一字一石一字一礼を地下に埋め、一碑を立て五本の松を手植えしてその供養を営んだ。天明五年五月二十六日歿した。
 〈中略〉 
 今、水月庵には城国寺の演瑞和尚の慶讃がのこっている。
  水月庵落成入仏慶讃
  稽首円通無礙身 放光塵刹照迷浄 地獄谷与補陀落 水月相融触処真
奥奉三宝道俗客冬営建水月禅庵今春奉出円通大士此日落成燕賀乃請山僧特乞慶讃其運誠志復不少々大士豈夫無感応哉爰以地獄谷泯補陀岸聳荊棘林変優益発正与麿時安座堂々霊感不味衣一句如何祝讃
  慈眼視衆生 福聚海無量
   玆時安永二癸巳年四月初六日


『水月庵天満宮』
祭神 菅原大神

勧請年号等不詳。御本尊の画は自作と称せられる。建物境内地は水月寺と共有し、祭儀は仏式によってなされる。崇敬者は城端織物組合員四〇名。
 城端産業絹織物の守護神として業者は勿論町民一般から尊宗され、毎月二十五日には参詣者多く特に春秋四月二十五日、九月二十五日には、書道の神として小学校生徒の清書奉納などがあって賑やかである。


 
いかがですか?熊野信仰といかにも関係がありそう(ちなみに現在のご住職は補陀さん)。 ますます謎が深まります。

 きょうは桑染め紬に茶色の半衿、黄金の角帯に黒袴、茶のニットチョーカーに手甲、梅鼠の足袋です。
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2019年1月25日(金)  No.5691

Googleでなんバスを乗りこなせ!
 南砺市内を巡っているなんバスが、グーグルマップ検索できるようになりました。 自治体バスが世界標準フォーマットGTFSに対応するのは先進的なことなのだそうです。

 さっそく試してみましょう。 高瀬神社から当店へは…。
[一例]
 まず高瀬神社前(バス停)まで歩いて加越能バス<庄川町ゆき>乗車→3駅先の井波(バス停)下車→徒歩でアスモ(バス停)からなんバス(城端井波線>乗車→17駅先の城端別院善徳寺(バス停)下車→徒歩できよべ呉服店
 料金は410円(写真をクリックすると拡大)

 他にもいろんなルートが表示されるので、利便性が飛躍的に高まりました。
 さぁ貴方もなんバスを乗りこなして南砺市の達人に! 一日券(410円)を購入すれば、南砺を満喫できますよ。


 きょうはグレー縞の片貝木綿にこげ茶のタートルフリース、黒緑の角帯に灰茶の綿袴、茶のニットマフラーに手甲、こげ茶のタビックスです。
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2019年1月24日(木)  No.5690

少年法と少年院
 成人年齢18歳に伴って、少年法の適用を現在の20歳から18歳未満に引き下げる議論が進んでいます。
 朝日新聞に元浪速少年院長 菱田律子さんのインタビュー記事が載りました。
 菱田さんは「引き下げに断固反対」と言い「更生教育のチャンスが減る」と明確におっしゃいます。 「虞犯も切り捨てることになり、『もっと悪くなって犯罪者になれ』というようなもの」とまで。 現場の声は重いです。

 恥ずかしながら「少年院って未成年者の刑務所?」だと思ってました。 マンガ「男一匹ガキ大将」の影響でしょうね。
 でも、じつは違ったのです。
 刑務所は刑罰であるのに対し、少年院は更生を目的とした「矯正施設」です。 補導された少年(少女)を放っておけない場合、少年院送致にして教育することもあります。 少年院経験のあるアイドル戦慄かなのさんの言葉を借りれば「気持ち悪いほど温かい雰囲気」なのだそうです。

 非行少年(少女)を許容し育てることのできた温かい日本社会が壊されようとしています。

 きょうはネップの入った紺地紬に黒タートル、黒緑の角帯に黒斑の袴、グレーのニットチョーカーに黒手甲、チャコールグレーのタビックスです。
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※虞犯少年
法律上の一定の事由があり,その性格・行動・環境などに照らして,将来犯罪を犯すおそれのある二〇歳未満の男女。家庭裁判所の審判に付されるが,一四歳未満の男女の場合は一定の場合に限って審判に付される。
2019年1月23日(水)  No.5689

最古最大級の越の彼岸桜

 越村(こしむら)家の越の彼岸桜に説明看板がつきました(写真をクリックすると拡大)。
 看板にはこう記されています。

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南砺市指定 天然記念物

城端野下のコシノヒガンザクラ(越村型原木)
      平成二十九年五月二十二日指定

 コシノヒガンには複数の系統(型)があり、そのうちの一つが越村型です。越村型は越村家のサクラの樹を原木として昭和49年から苗が増殖され、全国各地に普及してきました。そのため、この樹は学術上の勝ちが高く、大変貴重なものです。
 この樹は、現存するコシノヒガン全体の中でも最大級です。2本あるのは一方が元坊、もう一方は孫生えといい根が伸びた処から生え育ったものです。樹木の高さは14m、胸の高さでの幹まわりは原木が170cm・孫生えが約100cmと計測されています。樹齢は100年を越え、コシノヒガンの中でも最古の部類に含まれます。花つきが良く大輪であることに加え花色も濃いことから、開花時には際立った美しい姿を見せます。
 平成29年(2017年)5月28日富山県魚津市にて開催された第68回全国植樹祭において、この原木からつくられたコシノヒガンの苗木を天皇陛下がお手植えされました。
        平成三十年十二月
        南砺市教育委員会
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 環境が変わったせいか昨年の樹勢は今ひとつでしたが、今年は見事な花を見せてくれることでしょう。 期待しています。

 きょうは茶縞ウールに焦茶タートル、黒裂織角帯に帆布の袴、茶のニットスヌードに手甲、帆布の道服にこげ茶のタビックスです。

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2019年1月22日(火)  No.5688

つごもりライヴ お聴き逃しなく!
 
毎年2月28日の城端つごもり大市。 今年は木曜開催となります。
 千円大市や五箇山特産品などの市が賑わい、つごもりうどんにチャリティー鍋etc.飲食ブースも充実していますが、昨年のCHIKO & ベンに続いて今年もライブが楽しい!

13時〜 富山ダルク 岩瀬太鼓海岸組による迫力の和太鼓(左写真をクリックすると拡大)
14時〜 シンガーソングライター河合良(かわごう りょう)ソロステージ
  どちらも無料で楽しめます。

 タマシイが震える岩瀬太鼓と、河合さんの美声をお楽しみに。
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2019年1月21日(月)  No.5687

必須ルーチンワーク
 善徳寺自衛消防隊出動!しました(もちろん訓練ですが)。
 消防団の皆さんと違って、こちらは超シロート集団。 キビキビ動けるはずもなく、ダラダラべったりホースを構えるのですが、ミスもなく的確に放水できました(左写真をクリックすると拡大)。
 年に一度の訓練の成果が如実に表れています。 やっぱ防火訓練ちゃ必要なもんながですね。

 終了後、溝口梅華堂でいちご大福(初物)を購入。 去年も同じパターンでした。 これもルーチンワーク?(笑)

 
きょうは紺無地ウールにグレーのタートルネック、青白角帯に黒の綿袴、グレーのニットマフラーに黒手甲、グレーのタビックスです。

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2019年1月20日(日)  No.5686

まち検 再起動
 まちづくり検討会議(まち検)
城端メンバー12名で打ち上げ。 会場は荒町庵です。

 いま思えば老若男女バランスの取れたメンバーでした。 市庁舎再編騒動のあおりを受け、会期短縮のなか、一定の形を示せたのは良かったと一安堵。

 問題はこれから

 町民にコンセプトを周知させ「全部ジンブト」にできるかどうかにかかっています。

 熱い議論が繰り広げられ、お開きは零時を回ってました(6時スタート)。
 気持ちを新たにした夜です。

まちづくり検討会議からの提言書(PDF形式:1,546KB)
提言書グラフィックレコード(PDF形式:1,517KB)

 きょうは茶地に白縞木綿に黒タートルネック、黄金の角帯に黒茶の袴、茶のニットスヌードに手甲、焦茶のタビックスです。
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2019年1月19日(土)  No.5685

トナミヤン ラプソディ
 映画ネタが続きます、レイトショーで話題の『ボヘミアン・ラプソディ』」を観てきました。
 伝説的ロックバンド「クイーン」のボーカル;フレディ・マーキュリーの伝記映画です。
 ブリティッシュロック(UKロック)大好き青年でしたが、世代が少しズレてるでクイーンのことはあまり知りません。 それでも映画の音楽シーンは十分楽しめました(つい拍手しそうになったし…)。 大ヒットしてるのも納得です。

 人気に便乗して、砺波市の魅力発信、定住・移住を応援するTeam1073 のメンバーがパロディ画像を作成しました(左写真をクリックすると拡大)。
 手に持つのはチューリップ、ギターは市章に市形、砺波に住んで!というメッセージが込められてます。 クオリティ高いでしょ?

 こんな発信ができる市職員がいるってこともクオリティ高いと思いませんか? 砺波愛が溢れてます。

 きょうは紺の袷にグレータートルネック、黒緑の角帯に黒斑の袴、黒のニット手甲にチャコールグレーのタビックスです。
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2019年1月18日(金)  No.5684

ふたりの旅路
 ようやくレンタルされた映画『ふたりの旅路』を見ました。

 桃井かおりが黒留袖で世界一美しい国ラトビアを旅する…というだけで興味津々でしたが、北陸では劇場公開がなく、待ち続けた解禁です。

 美食・旅・衣服と三拍子揃えたので、ヒットしないはずは無いハズ(笑)だったんですが…興行的にはコケたようです(理由は映画を御覧ください)。
 副題がMAGIC KIMONO ですよ、ちょっとビミョーなカンジ…。

 それにしても、ラトビアの首都リガの美しさには、ため息が出ます(写真をクリックすると拡大)。 いつの日かこの目で見てみたいと願わずにはいられません。

 実はリガと神戸は姉妹都市だそうで、映画は阪神大震災も密接に絡んでいます。
 24年前のきょう、阪神淡路大震災が起こりました。
 城端で寝てましたが、揺れで飛び起きたことを覚えています。 朝になって火の海の映像を見て「日本は終わった」と思いました。

 天災が頻出した平成の幕開けです。

 平成の終わりとと共に、災害も終わりますように…。


 きょうはグレー縞の伊勢木綿に焦茶のタートルネック、黒緑の角帯に黒茶の綿袴、グレーのニットマフラーに黒手甲、焦茶のタビックスです。
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2019年1月17日(木)  No.5683

KAKURA
 5年間使い続けた合皮のシステム手帳を新調することにします。 酷使に耐えられずボロボロになったので(左写真をクリックすると拡大)、少し高くても本革製を探しています。


 国産で長く愛用できるものを物色していたら、KAKURAというメーカーを見つけました。 デザイナーは石原ゆかりさん、「日本の精神性」「用の美」「温もり」を大切にした手作り…と知ったら俄然欲しくなるじゃないですか。

 ずっと毎日使うものだから、色や手触りにもこだわりたいなと思ってたら、革見本(4×3cm)を無料で送ってくださいました。 丁寧な対応にすっかりファンになってしまい、どれを選ぼうか真剣に迷ってます。

 美しいものに囲まれて生きてゆきたい これからもずっと


 きょうは茶地に朱縞ウールに黒タートルネック、黒緑の角帯に黒茶の袴、茶のガーゼストールにニット手甲、キャメルのタビックスです。
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2019年1月16日(水)  No.5682

ニコちゃんマーク
 朝食は基本的に玄米と味噌汁、卵料理等とヨーグルトに決めてます。
 パンはめったに食べないのですが、ホットサンドメーカー(正式にはpress sand makerというらしい)が安売りされてたので衝動買してしまいました。 定価5千円の4割引からさらに10%OFFに消費税8%! (Q.さていくら?)

 レコルト(récolte)と212 KITCHEN STOREのコラボ企画で“Delicious Smile” の焼印が入ります(写真をクリックすると拡大)。

 スイッチもタイマーも無い(高温になると電源OFF)のですが、予熱したらきれいに焼けました。 2枚めも意外に早いスグレモノです。
 なんか楽しくなってきたので、しばらくパン食にしようかな。 レシピ本もついてきたし。

 きょうは紺無地ウールにグレータートル、黒緑の角帯に黒の綿袴、チャコールグレーのニットチョーカーに黒手甲、紺のタビックスです。
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2019年1月15日(火)  No.5681

まちゼミ受付中
 20日から始まる「第6回得する街のゼミナールinなんと」の受付がスタートしています。

 当店は「男のきもの指南」
 1月20日(日)10〜11時
 2月9日(土)14〜15時
 2月10日(日)10〜11時 
 2月20日(水)19〜20時 の4回(すべて同内容)

 なんとまちぜみ初日から最終日、朝から夜まで幅広い時間帯で開設します。
 今回は男性のみならず、女性の方も参加可能(ボディを使用)。
 もちろん無料ですので、お気軽にお問い合わせください(写真をクリックすると拡大)。

 茶縞ウールに焦茶のタートル、黒緑の角帯に帆布の袴、茶のニットマフラーに手甲、帆布の道服に茶のタビックスです。

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2019年1月14日(月)  No.5680

未来を祝う成人式
 今年も趣味と実益を兼ねて成人式見学に向かいました。
 ゆうやくんの学年です。 この学年は何故か少なく50人余り、しかし欠席者はたった2名、結束が固いのでしょう。

 女の子は100%振袖、ママ振比率がさらに高まったような気がします。
 黒髪の子が多く、盛り上げたヘアスタイルも消え、式典にふさわしい落ち着いた印象です。
 男の子の紋付き袴は正式な黒紋付が2名、色は絶滅しました。

 ロビーには河合里抱さんのいけばな、伐られることになった立派な²五葉松を活かしてます(写真をクリックすると拡大)。
 「未来」と名付けられた作品に、突き破らんとする若者たちのエネルギーを感じませんか。

 大人の仲間入りをした新成人のみなさん、おめでとうございます。 健康な善い人生を歩んでください。

 きょうは茶地に白縞木綿に茶色の半衿、黄金の角帯に黒茶の袴、茶色の足袋に茶のコートです。
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2019年1月13日(日)  No.5679

AIの遺言
 NHKドラマ『母、帰る 〜AIの遺言〜 』の再放送を見ました。
 喧伝されてませんでしたが、オール富山ロケで、万葉線や新庄川橋が使われてます。 県内のアマチュア劇団員もエキストラ出演してて、知人を見つけたときは「おぉ!!」と声が出ました。

 富山弁も炸裂してて「○○やちゃ」のライトレベルではなく、「どもこもならん」「めったくさい」など、ネイティブならではの表現が多用され、イントネーションも自然です。 方言指導の瀬尾智美さんに感謝です。

 え?内容ですか? これがねぇ、びっくりするほど良かったんですよ。
 介護AIプログラムが消去される(=死ぬ)シーンは思わず涙腺が緩みました。 未見の方は再々放送を待ちましょう。

 きょうはグレー縞の片貝木綿にグレータートル、黒緑の角帯に灰茶の綿袴、グレーのロングニットマフラーに黒手甲、チャコールグレーのタビックスです。
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2019年1月12日(土)  No.5678

雪玉かつけ
 神明通りを通りかかったら、昼休みの子どもたちがグランドで雪合戦をしてました(写真をクリックすると拡大)。
 敵味方に分かれて争う雪合戦というよりも、雪玉かつけですね。 昔も今も変わらぬ光景が嬉しいです。

 それはそうと、今月27日にホンマモンの『第26回ザ☆雪合戦なんと2019』が開催されますが、雪不足でピンチ!
 昨年のような大雪は困るけど、もう少し降って欲しいです(一日1ばっかい)。

 
きょうは柿色木綿に焦茶のタートル、黒緑の角帯に黒茶の綿袴、柿色ニットマフラーに手甲、焦茶のタビックスです。
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2019年1月11日(金)  No.5677

最後の城端筵?
 急に冷え込んで凍結のおそれがあるので店前にムシロを敷きました。 オトマシクて使ってなかった城端筵です(写真をクリックすると拡大)。
 しっかり打ち込まれているので長持ちしそうですが、凍結を繰り返してるうちにやはり脆くなるんだろうなぁ。 いや…でも、お客様の安全には代えられません。
 今はムシロを自宅で編んでる家庭は無いでしょう、この筵がラストかもしれません。
 どうぞ踏みしめて厚手の感触をお確かめください。

 きょうはグレー縞の伊勢木綿に黒タートルネック、黒裂織角帯に黒の綿袴、グレーのニットマフラーに黒手甲、フリース素材の黒タビックスです。
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2019年1月10日(木)  No.5676

雪ん子 金次郎

 昨年は雪に埋もれていた二宮金次郎像を救うべく、「ござ帽子」を着せてます(写真をクリックすると拡大)。 篤志家が相倉で特注してくださいました。
 この茣蓙帽子(ござぼし)、カッコいいですね。
 僕も作ってもらって雪ん子になろうかなぁ(笑) 自転車乗るとき桧笠が風圧でズレるんです。 ・・・・・あっ!ダメだ、後方確認できないや。。。



 きょうは茶縞ウールに焦茶のタートルネックフリース、黄金の角帯に帆布の袴、茶のニットマフラーに手甲、焦茶のタビックスです。
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2019年1月9日(水)  No.5675

地域再生入門

 「地元がヤバい...と思ったら読む 凡人のための地域再生入門 」を読み返しています。(写真をクリックすると拡大)
 高校生のときから商店街活動に携わってきた木下 斉さんの20年間の集大成.がやたらリアルな物語形式で読みやすく記されてます。

 文中黄色く囲われた122の注釈と、章の終わりにある17のコラムが切れ味抜群で小気味よい!

◆コラムタイトル◆『どんな地域にも「人材」は必ずいる』/『地方は資金の流出で衰退する』/『なぜ、今の時代に「逆算開発」が必須なのか』/『地方に必要なのは、「天才」ではなく「覚悟」である』/『資金調達で悩む前にやるべきこと』/『「場所選び」で重要なこと』/『地方でビジネスを始める悩みと不安…』/『地方の事業に「批判」はつきもの…』/『役所の事業がうまくいかない構造的理由』/『見せかけの地方分権のジレンマ』/『本当の「失敗」とは何か…』/『「よそ者・若者・馬鹿者」のウソ…』/『地方で成功することにより生まれる「慢心」』/『他地域連携でインパクトを生むための思考法』/『嫌われる決断をすべきとき』/『孤独に耐え、各地域のストイックな仲間とつながる』/『今の組織を変えるより、自ら立ち上げよう』

 この本を読んでワクワクしない人は「まちづくり」に関わっちゃダメな気がします。
 お貸ししますが、一読後はぜひ購入してバイブル?になさってください。

 きょうは紺無地袷にグレータートル、黒緑の角帯に黒斑の袴、黒のニット手甲に紺のタビックス、グレーの巨大なストールでスナフキン風。
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2019年1月8日(火)  No.5674

常花の店
 年始に寄せ植えを頂戴しました。 葉牡丹を中心にぎっしり植わってます。
 寒いところが良いそうなので店前に飾ることにします(写真をクリックすると拡大)。

 今年は常に花が咲いているお店を目指そう! そう決めました…今(笑)
 放置してる【今日の店前の花】も更新しなくては!

 きょうは茶地に朱縞ウールに焦茶のタートル、黒緑の角帯に黒茶の綿袴、茶のニットスヌードに手甲、茶のタビックスです。
       (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2019年1月7日(月)  No.5673

中古オーディオ
 借りてきたボヘミアンラプソディのCDを聞こうとしたら読み込めません。
 以前から調子が悪く、ダマしダマし使ってきたこともあって諦めて中古オーディオを980円で購入しました。 [Pioneer XR-RS77] CDが3枚入り、MDとラジオが聞けるやつです(写真をクリックすると拡大)。
 ジャンク扱いだったのであまり期待してなかったんですが、ちゃんと使えました。

 スピーカーを手持ちの[SONY SA-MD9]にしたら、おぉ!なかなかキレイな音がするじゃないですか。 10数年前のシステムでも僕には必要十分です。

 せっかくなので今風にBluetooth対応にしようと、送受信両対応トランスミッター(TX-70)も購入(左写真中央)。 これがあればiPod touchの内蔵曲も無線で流せます。
 この春はちゃんと音楽に向き合おうと思います(お金はかけませんが…)。

 きょうは紺無地ウールに黒ハイネック、黒緑の角帯に黒袴、グレーのロングマフラーは三重巻き、黒手甲にチャコールグレーのタビックスです。
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2019年1月6日(日)  No.5672

粋な消防出初め式
 旧四町で順に開催する南砺市消防出初式は城端の番。 国道304号線を通行止めにした善徳寺前交差点は子ども連れのギャラリーも多く、祭りのようです。
 さくら保育園年長さんのくす玉割りから始まって、男気溢れる裸放水になると一気に佳境へ。 傘をさしていても観客はぞんぶらこ USJより激しい(笑)

 手押しポンプも蒸気ポンプ車も健在でした。
 新型?消防車に描かれたイラストが粋だったのでパチリ(右写真をクリックすると拡大) カッケーなぁ!

 
きょうは茶地に白縞木綿に焦茶のタートルネック、黒緑の角帯に灰茶の綿袴、茶のニットマフラーに手甲、帆布の道服にキャメルのタビックスです。
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2019年1月5日(土)  No.5671

晴れると嬉しい富山人
 嘘のように晴れました。 1月の富山には信じられない青空です(写真をクリックすると拡大)。
 冬空が青いだけでホキホキしてしまうのが富山人。 雪国に生まれし者の性分です。

 “幸せのしきい値”を下げておけば、人は幸福に暮らせます。

 一点突破=無理して頑張るのではなく、視野を広げればきっとなにかに気づくはず。
 そう思えるようになりました。

 きょうはグレー縞の片貝木綿に黒タートル、黒緑の角帯に黒茶の綿袴、茶のニットスヌードに手甲、焦茶のタビックスです。
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2019年1月4日(金)  No.5670

幸せのスタイル
 KNBテレビ新春報道特別番組『幸せのスタイル〜富山とスウェーデン〜』を観ました。
 「富山は日本のスウェーデン 〜変革する保守王国の謎を解く〜」で取り上げたこともあって関心が高まるスウェーデンとはいったいどんな国なのか?
 数家アナウンサーがスウェーデン取材し、環水公園特設スタジオに新書の著者 井手英策先生と女優 室井 滋さんを招いています(開局60周年記念番組なので気合入ってます)。
 スウェーデンは高福祉のための高課税(消費税25%)であり「社会制度は国民の幸福のためにある」と明確です。
 富山の現状を的確に捉えていたし、光明となる
「あしたねの森」への取材も良かった。 現地取材も丁寧に作られた番組だと感心しています。

 番組で室井滋さんが「富山の男社会の弊害」についてスッキリ語ってくれたのが小気味よかったです。
 能力の高い富山の女性がまだまだ活かされてません。 若い女性の県外流失の一端は、この男(おっさん)社会のせいだと僕は考えてます。

 ところで、週刊金曜日誌上の富山県民座談会で新書への違和感が噴出した…ことへの違和感が僕にはあります。
 井出先生の言いたかったことは、富山がいかに優れているか?じゃなくて、保守とリベラル的なものをいかにすりよせるか?です。 リベラル側から枝葉の反論が出たのは先行き細いなぁ…と思いませんか?

 きょうは茶縞ウールに焦茶のタートルフリース、黄金の角帯に帆布の袴、茶のニットマフラーに手甲、茶のタビックスです。
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2019年1月3日(木)  No.5669

平成参拾壱年初売
 初売りの朝。
 雪の心配もなく福引会場は多くの家族連れで賑わっています。
 きよべは今年福袋を作らなかったので、静かに初売りが始まりました。
 それでもお客様がお見えになり年頭の挨拶とともにひと品お買い上げくださいます。 有り難いことです。

 現在の呉服業界が置かれてる状況を思えば、今年も商売繁盛²ということは難しいかもしれません。
 それでも必要とされるお客様のため、また日本文化の継承のためにも息の長い商いを続けたいと考えています。
 どうぞ皆様よろしくお願いします。

 きょうは紺無地袷に黒タートル、黒緑の角帯に黒斑の袴、グレーのニットマフラーに黒手甲、チャコールグレーのタビックスです。
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2019年1月2日(水)  No.5668

生まれた意義と生きる喜びを見つけよう
 恭賀新年
 本年もどうぞよろしくおねがいします。

 紅白のあと、今年も1時に善徳寺修正会へ。 足元が良いせいか、昨年よりお参りが多いようです。
 僧侶10人が阿弥陀経、全員で正信偈、輪番さんが御文を読み年頭挨拶、事務長と御堂番の挨拶、馬川透流さんの法話まで。 午前3時に帰宅。

 馬川 師がおっしゃった《生まれた意義と生きる喜びを見つけよう》は親鸞聖人御誕生800年記念法要(1973年)のテーマです。
 まさに今の日本人が忘れてる言葉だと思いませんか?
 元旦から、すーっとひとすじ光明が見えました。


 きょうは桑染め紬に茶色の半衿、黄金の角帯に灰色の紬袴、草木染めのストールに金黒のニット手甲、梅鼠の足袋です。

 仮眠してから、生まれて初めて雑煮を作りました(味はまずまず?) 料理って楽しいですね。
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2019年1月1日(火)  No.5667

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