「美しい装いきよべ」店長のきもの日記 過去ログ2018年5月

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雀のお宿作戦34 〜そして父になる〜
 雨がやまないなぁ…と店番してたお昼前。 ドサッと大きな音とともにツバメの巣が落ちました。
 まだ3羽のヒナは巣立っていません。 4月に飛来し順調に子育てしてたのに、なんということでしょう。
 1羽はかろうじて飛べたようですが、つづらこみちにヒナが2羽うずくまってます(写真をクリックすると拡大)。
 フン除けの傘がクッションになって致命的なダメージは避けられた様子ですが、30分ほど動かずにいます。
 親鳥は心配そうに見守ってますが、餌を与えに降りてくる気配もなく…。
   (このままでは死んでしまう)
 一念発起しツバメの親代わりになることを決意しました。
 ホームセンターですり餌を買い、練ったものを食べさせようとしますが、クチバシを開きません。
 片手でそっと包みますが、元気がなく抵抗しません。 細く小さなからだは弱々しく、いまにも命が潰えそう…。

 心を鬼にして押し込もうと力をいれたら…嫌がってバタバタし、なんと!飛び立つではありませんか!!(やっとこかっとこ超低空飛行ですが)
 道路側に向かったら、待ち構えてた親鳥のあとを追いかけて4羽で8の字飛行しています。 とても幸せそう。
 ヨカッタ!ほんとうに良かった。 親代わりを早々にクビになり、内心ホッとしています。

 きょうは紺の楊柳木綿に利休鼠の半衿、苔色の紗角帯に柳色の綿袴です。
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2018年5月31日(木)  No.5450

空き店舗ゼロの商店街
 先日この日記に書いた向かいの空店舗の入居者が決まったようです。 「テナント募集」の看板が撤去されてます(写真をクリックすると拡大)。
 なんでも特徴あるフレンチのお店らしい…期待が持てます。 オーナーシェフはイケメンと評判です。
 オープンはいつか?等、詳しいことがわかったらまた記しますね。
 店名は変わるのでしょうが、我々は相変わらず「浪漫亭で食べよっ」って言っちゃいそうですね(^^;

 きょうは水色縞イカット木綿にくすんだ黄土の半衿、青系シケ引き兵児帯に腰板なしの綿袴です。
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2018年5月30日(水)  No.5449

あじゃなん下見
 あじゃあじゃ南砺'alkの第4回を城端で開催(7月5日夜)することになり、会場の善徳寺を下見しています。
 きれいになった庫裏をお借りすることにしました。 囲炉裏を囲んで懇親会も予定してます。
 スタッフ一同「こんな場所が!!」と感激してくれました。 城端の住人として嬉しいです。
 3人のプレゼンターは近日発表します。 彼らの強い想いとともに、南砺市を盛り上げていきましょう。
 
 きょうは緑の単衣紬に薄黄土の半衿、薄緑の紗角帯に銀灰の紬袴、灰色に染めた足袋です。
 呉服の日なので絹物を着用しました。
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2018年5月29日(火)  No.5448

卯辰山を攻める!!
 金沢市内での打ち合わせの帰り道、武蔵ヶ辻からR359(森山方面)に出た「山の上」の交差点に〈→卯辰山〉と記されてました。 バイクだし、日没までまだちょっとあるし、山側環状に抜けられるかも…と峠道(?)をヨロヨロ攻めます。
 卯辰山に登るのは何十年ぶりでしょうか? 金沢ヘルスセンターも石川動物園も今はなく、ポツポツと建物が立つ曲がりくねった道を登りきり降り着いた先は…浅野川にかかる天神橋(豊国町)…。 思いっきり戻ってます(^^;
 狐につままれた気分でUターン、看板を見つけ「鈴見台」を目指します。
 で、偶然みつけたのが「見晴らし台」(写真をクリックすると拡大)。 夜は絶景でしょうね。
 しばらくボケーッとしてましたが、日の入りが迫ってるので慌てて山側環状方面へ。 しかしまたもや道を間違え(行き過ぎたらしい…)「田上」に(汗)
 金大内を走り抜け、なんとか県道27号線に出ることができました。 ふぅぅ。

 車と違ってバイクは小回りがきくし、ちょいっと停まれるので探検にはもってこいですよね。 迷いはしましたが、楽しかったです。
 散歩(?)してる欧米人が大勢いました。 なんでこんな山道を…と思うのですが、彼らにしたら大した事ないのかも?
 きょうはグレー楊柳麻混木綿にくすんだ深緑の半衿、薄緑の紗角帯に青灰の麻袴です。
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2018年5月28日(月)  No.5447

グラウジーズ残留!!
 プロバスケットBJリーグの富山グラウジーズは今期成績が振るわず、プレイオフも敗退。 B1残留をかけた試合(対:熊本ヴォルターズ)をDAZNで観戦しました。 負けたら降格の一発勝負です!
 横浜での試合にもかかわらず富山から多数のブースター(応援)が駆けつけ大声援を送ります。
 去年サンフレッチェ広島が降格の危機だっただけに、想いはよくわかります。

 バスケットを見ることはほぼ無かったですが、めっちゃスリリングですね。 逆転につぐ逆転のシーソーゲーム。 巨漢がものすごい速さで動き回り、華麗なパスを繋ぐ姿に釘付けです。 ラスト1秒まで気を抜けない好ゲーム。
 試合は 88-85 の僅差で勝ち切ることができ、本当に良かった。
 バスケット面白い!! Jリーグがオフシーズンになったら、グラウジーズを応援しようと思います。
 来年1月にはオールスター戦が富山で開催されるようですよ。

 きょうはイカット木綿に山吹の半衿、緑の絽角帯に薄緑の綿袴です。
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2018年5月27日(日)  No.5446

いつかの、どこかの、だれかしら
 じょうはな織館ぎゃらりー染色作家 柏井裕香子さんの個展「いつかの、どこかの、だれかしら」が始まりました(6月17日まで)。
 友禅染に加えてステンシルや刺し子など、さまざまな技工を駆使して描かれた大きな²作品は発色良くキレイ!!

 ナンジャコレハ?と思うのですが、作品名を読むと納得できました(右写真:左から「シャンプーハット」「三つ編みとポニーテール」「わたしと海月のダンス」、左写真は「ゆうげのしたく」[部分])

 個展タイトルも意味不明??です・・・どうぞ現地へ行って謎を解いてくださいませ。 
 きょうは生成りの文人絣にベージュの半衿、黒緑の角帯に黒茶の綿袴です。
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2018年5月26日(土)  No.5445

城端ダムに巨大プラント
 城端ダムの下にペレット工場を建設中!?との話を聞いて、様子を伺いに…。
 合併前のフルーツパークが放置されたまま早幾年、野生化して、もはやナニガナンダカわからくなってた土地を活用するんですと。
 突如現れた巨大な建物に驚きました(写真をクリックすると拡大)。

 エコロジーの観点から需要が見込まれる「木質ペレット」(固形燃料)を生産します。 杉の間伐材を使った五箇山鉛筆などを作ってる五箇山の長田組さんの事業だと聞いてます。期待が持てますね。 今秋に稼働予定だそうで、急ピッチで工事が進んでます。
 ペレットストーブの実物は「情報発信基地えこる」でご覧になれますよ。

 きょうは先日仕立て上がった麻(リネン)の長着立涌地紋の水色半衿、福光麻の角帯を浪人結びにした着流しです。
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2018年5月25日(金)  No.5444

夢を見続けること
 楽しみにしている城端教育振興会総会…の終了後の講演会。 今年はフォトグラファーの佐藤 愛さんです。
 まだ20代なのに富山市にアトリエsugar loveをオープンさせ、独り立ちしています。
 実家が近所なので小さい頃の思い出はあるのですが、いつのまにか若き起業家になってました。

 手近にあったデジカメで写真を撮るのが趣味になり、専門学校に進学しようとするが断念。 一旦就職するもフリーカメラマンになる夢を諦めきれず、進学のために必死でお金を貯める。 「学校で学ぶ必要はない」とプロに言われ、フォトスタジオに就職。 請われてベンチャー企業へ移籍。 多忙で夢を忘れかけてた頃、一念発起してフリーに。 女性目線の出張写真が評判を呼び、撮影依頼が増える。 就業していたときの知り合いに好物件を紹介されアトリエ開設。 手が足らないのでスタッフを雇う(イマココ)。
 ざっとここまで10年間。 密度が濃い!

 大変だったと思うけど…。でも悲壮感が全然ないんです。 それは彼女の人柄とポジティブさが為せるワザなのかなぁ。 それとも好きなことだからトコトンできるのか…。
 中学生にも聴かせたい素敵な講演でした。

 きょうは柿色木綿にベージュの半衿、黒緑の角帯に灰茶の綿袴、焦茶のタビックスです。
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2018年5月24日(木)  No.5443

輝ける闇
 時間をつくって本を読むようにしています。  小説、新書、地元本からマニアックな本(?)まで手当たり次第(ハウツー本は時間の無駄なので読みません)。
 向かいの書店で自分で買うことが多いですが、長男の本棚から拝借することもあります。 「これ読んだ?」と開高 健の文庫本『輝ける闇』を薦めてくれました(釣りの人…の刷り込みがあったので、なんとなく避けてたんです)。

 ベトナム戦争に日本人記者として従軍した主人公の目線で書かれた物語。
 湿度・体温・匂い・皮膚感覚・恐怖・暗闇・日常・喧騒・平和・混沌、そして死。 戦争(現場)のすべてがねっとりと凝縮されて詰まってました。
 そうですね…読後感は「地獄の黙示録」を観たときの感覚と近いかなぁ…。

 技巧的すぎない比喩も、多様で巧みな文体も、すべて作品の世界観を形成するために必要です。 どれだけ時間をかけて推敲し、身を削って言葉を絞り出したんでしょう。 魂が揺さぶられました。
 比類なき純文学の傑作です、読まず嫌いだったことを恥じてます。 僕の拙い文ではこの小説の凄さを伝えられません。 ぜひ²ご一読ください。

 きょうはグレー縞の片貝木綿に山吹の綿半衿、黒緑の角帯に黒茶の綿袴、茶のタビックスです。
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2018年5月23日(水)  No.5442

おすすめサイト その39
 面白いサイトを見つけました。 
 『北陸ゆきの、旅。』 癒し系“鉄ドル”斉藤雪乃さんが城端駅からべるもんたに乗って旅するサイトです。
 じつはこの2分9秒の映像が360°グルングルンと回せる(視点を変えられる)んです。 景色を見たければ外を、寿司を見たければ下を、おねえさんを見たければマウスをそっちに向ければOK(スマホの場合アプリが必要)。
 すごい時代になりました。 オモッショイですね〜。
 福井石川富山と旅する3部作、バーチャルトリップしたつもりでお楽しみください。
 僕はJR西日本が城端線を見限ってなかったことが嬉しいです。


 【北陸ゆきの、旅。 Hokuriku☓360°Moviehttp://hokuriku-w7.com/yukitabi/

 きょうは生成りの楊柳木綿に山吹色の半衿、緑の紗角帯に青灰の麻袴、グレーのタビックスです。
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2018年5月22日(火)  No.5441

無償の愛を次世代に
 定休日は「ひみ花の里ドッグラン」へ、今年初です。
 月曜なのにけっこうたくさんのワンちゃんたち(&オーナーさん)が来てますね。

 施設がさらに整備されていて、ペットシャワーが増設され(30分500円)、一部全天候型になりヤギが放し飼いになってました。
 近所の(?)小学生たちが自転車で遊びに来ています。
 第二駐車場にふれあい広場を建設中(写真をクリックすると拡大)。 子どもたちが小動物と遊べるんだそうです。

 素晴らしいこの施設が、オーナーの願いで「無償の愛を次世代に伝える社会福祉ボランティア」となってることが驚きです。
 やはり世の中は素晴らしい!
 きょうは紺の楊柳木綿に立涌地紋の水色半衿、青白角帯に青灰の麻袴、紫のタビックスです。
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2018年5月21日(月)  No.5440

歴史修正主義を検証
 NNNドキュメント’18南京事件U ー歴史修正を検証せよー」の再放送を見ました。 3年前に放映した「南京事件 兵士たちの遺言」に補遺して、現地に赴き資料を丁寧に検証した良番組でした。

 南京陥落後、武装解除した万を超える捕虜を日本軍は機関銃で殺害しました(戦時国際法違反)。
 しかし、歴史修正主義者のなかには「捕虜を逃がそうと揚子江域に連れて行ったが、対岸から発砲があり、捕虜たちが逃げ惑ったので、やむなく発砲した」と『自衛発砲説』をとなえる人がいます(主にネット上)。
 番組ではこの説がどこから出たのか?資料を遡り、両角業作聯隊長(当時)が戦後10数年経って福島民友新聞に連載した「郷土部隊戦記」のみであることを突き止めます。
 12月17日幕府山での捕虜殺害があった日は南京入城式の日です。 すなわち両角(もろずみ)連隊長は事実を自分の目で見てません。
 これに対し、現場の兵隊による手記は事実を書き記しています(右写真をクリックすると拡大)。 これぞ一次資料です。

 犠牲者数に差異はあれど。南京にて虐殺があったことは紛れもない事実…。 公文書を破棄してしまったからこういうこと(=自分の都合の良いように歴史を改ざんする)が起こります。 事実は事実として認めないと、いつまで経ってもアジア諸国の信頼は得られません。

  きょうは緑のコサシルクに深緑の半衿、緑の紗角帯に腰板なしの綿袴、白茶のタビックスです。
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2018年5月20日(日)  No.5439

リネンの着物
 仕立てに回していた麻(リネン100%)の長着ができあがりました。 150センチ巾の生地を使ってるんで浴衣よりはるかに安いです。
 苧麻(ラミー)は盛夏によく着ますが、亜麻(リネン)の着物は初めてかも。 肌触りはサラッとしててなかなか良いです。
 5月もいよいよ下旬なので、明日にでも着れそうなんですが、オトマシイのでデビューをいつにするか迷ってます。
 例によってだまし半衿用タグをつけました(右写真をクリックすると拡大)。


 暑かったり寒かったり、極端な日々が続きます。 前日(31℃)と今日の最高気温(14℃)の差が激しすぎます。 毎朝なにを着ればよいか困りますが「日本の気候に適した天然素材の着物」はそこらへんもアバウトに吸収してくれるんです。

 きょうはグレー縞の伊勢木綿にベージュの半衿、黒緑の角帯に黒斑の袴、グレーのタビックスです。
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2018年5月19日(土)  No.5438

可能性に挑戦していく商工会

 じょうはな座で南砺市商工会の通常総代会(≒総会)。 会員数1,900余、150名いる総代の一人として出席しました。
 巨大組織なので事業報告だけでも1時間超!…疲れました(壇上の方はもっとお疲れだと思いますが)。

 役員改選の年で、新会長に川合声一さんが満場一致で選ばれ、力強い所信表明(?)に眠気が吹き飛びました(写真をクリックすると拡大)。
 「流出に歯止めをかけるため、観光による流入を目指す」「金沢との連携を深める」「南砺ブランドの確立」「もてなし」「農商工観の連携」

 ここまで具体的に方針を打ち出されるとは!驚きました。
 『可能性に挑戦していく商工会』を標榜するそうです。 任期の3年間、お手伝いしたいと思います。

 きょうは木賊色の単衣に青鼠の半衿、緑の絽角帯に薄緑の袴、鉄色の羽織に茶色の羽織紐、梅鼠の足袋です。
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2018年5月18日(金)  No.5437

テナント募集中

 昨年6月から空き店舗になっている浪漫亭内部の片付け作業が始まりました。 イス・テーブルを撤去し、ハウスクリーニング業者がきれいに清掃してます(写真をクリックすると拡大)。
 お!入居者みつかったのか!?と一瞬思いましたが、どうも違うようです(問い合わせは数件あるそう)。

 お向かいが暗いと淋しいので、どなたか入られませんかね。 城端の一等地ですよ。

 きょうはグレー楊柳木綿に立涌地紋の半衿、緑の紗角帯に青灰の麻袴です。
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2018年5月17日(木)  No.5436

天井なき監獄

 イスラエルのパレスチナ自治区ガザで死者が多数出ています(写真をクリックすると拡大)。 武器も持たずデモに参加する無抵抗な人間を政府軍が銃で撃つ!ヒドすぎます。


 そもそもトランプ政権の思いつきでアメリカ大使館をテルアビブからエルサレムに移転したことが発端です。
 これまでイスラエルを支援しつつパレスチナにも配慮してきたのに、米大使館移転は「エルサレムはユダヤ人のもの」と宣言したのに等しいからです。

 ガザの若者は将来を悲観し、自暴自棄になっているようです。
 「無益な死ではないのか?」の問いに「新聞の一面に載ることで世界中に伝わる」と若者が語りました。
 パレスチナの若者が「自分の命に価値が無い」と考えたら…テロリストになってしまうかもしれません。 アメリカがテロを誘発しています。
 我々は知らねばなりません、そして関心を向けなくては。 それは遠い国への博愛だけではなく、自国の安全を守ることにも繋がります。

 きょうは黄色のコサシルクに立涌地紋の水色半衿、緑の紗角帯に薄緑の綿袴です。
 30℃を超す、とても暑い一日となりました。
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2018年5月16日(水)  No.5435

朝食前にミズバショウ 

 水芭蕉が見たくなって、朝6時にバイクで縄ヶ池に向かいます。 降雪による被害で国道304号線からのルートは通行止めですが、林道温泉側から登れました(カーブ&対向車に注意)。
 盛りを少し過ぎてたのかもしれませんが、池の手前の湿地帯一面に群生してるミズバショウは見事でした(写真をクリックすると拡大)。

 展望駐車場から眺める原山牧場と砺波平野も素晴らしく、仕事の前に行ってこれるなんて「ホント良いところに住んでるんだなぁ…」とあらためて思います。
 きょうはグレー楊柳木綿麻にベージュの半衿、黒緑の角帯に黒茶の綿袴、焦茶のタビックスです。
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2018年5月15日(火)  No.5434

さくや姫だより その74

 さくや狂犬病の予防接種(忙しくて今日になってしまいました)。
 朝食を与え快便を確認してからキャリーに入れようとしますが、入りたがりません。 さすがに学習したのでしょう。
 診察台の上で助けを求めている姿が愛おしい(写真をクリックすると拡大)。

 帰ってすぐにご褒美にキャベツの千切りを与えました。
 モフモフ頭がモジャモジャキャベツをモシャモシャ食べてます(笑)
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2018年5月14日(月)  No.5433

パリ五輪に期待の新星

 「ビートたけしのスポーツ大将」という番組で、ナントスイミングクラブの女の子がリオ五輪の金メダリストと対決しました。 中島 碧ちゃん(10) 第40回全国JOCジュニアオリンピックカップ春 女子50mバタフライ 10歳以下の部《優勝》です。
 対する相手はカティンカ=ホッスー(29) 先のオリンピック水泳200m個人メドレー、400m個人メドレー、100m背泳ぎの3種目で金メダル! 200m背泳ぎで銀メダルを獲得した「鉄の女」の異名を持つハンガリーの女性です。

 レースは小学生4人のリレー200mメドレー。 第一泳者はバタフライの碧(あお)ちゃん。 ここはハンディなしのガチ勝負になります。
 圧倒的差で敗れるかと思いきや、碧ちゃん速い! 身長分しか離されませんでした! 続く第二泳者で小学生チームが逆転し、飛び込みのアドバンテージもあって悠々勝利。

 ホッスー選手が持つ世界記録2分6秒12
 試合前の4人の自己ベストタイム合計2分11秒23 なのですが、ホッスーが調整期だったのに対し、小学生は今回自己ベストを超えてきました。 素晴らしい!

 期待のアスリート誕生です。 2年後の東京は無理だとしても、6年後のパリ五輪にぜひ出場してもらいたい!! 先駆けて城端に温水プールを作り、維持してきた関係者の努力も報われます。
 城端から選手が出たら…僕もオリンピックおじさんになって、応援しますよ(テレビの前で)。

 きょうは紺の楊柳木綿にベージュの半衿、青白角帯に腰板なしの綿袴、紺のタビックスです。
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2018年5月13日(日)  No.5432

ツイッター10年目 

 この日記(店長のきもの日記)だけじゃなく、フェイスブック個人的にツイッターもやってます。
 僕のTwitterがもうすぐ10年目に突入することがわかりました。 長く続けられるのは、内容が薄いことと気が向いたときのカキコミだから…(あ!この日記も!?)。

 最近は意識して画像を載せるようにしています。 昨年12月から【らくらく男きものコーデ】と題して鏡像をup 言葉では伝えにくい色味を見てほしいからです。 僕の備忘録でもあります(笑)
 ツイートは垂れ流しではなく、ツイログ(Twilog)で遡って読めるようにしています。
 お時間のあるときに写真だけでもご覧ください。

 きょうは青縞のイカット木綿にくすんだ黄土の半衿、青白市松角帯に青灰の麻袴、灰色のタビックスです。
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2018年5月12日(土)  No.5431

常花・情花
 新緑の季節を迎え、店横の空き地の草花が勢いを増してます(写真をクリックすると拡大)。
 むか〜し植えたまま、ほとんど手入れをしてないのですが、日当たりが良いせいか元気²(ボーボーとも云う)
 切り花の見頃は短いですが、直植えだと長い間楽しめますよね。
 歩いて訪れる人に美しい街並みを楽しんでいただけたら…と考えてます。

 あ、そうそう。花のことで、ちょっと考えてることがあるんです。 実行できたらこの日記で報告しますね。 
 きょうはイカット木綿に生成りの半衿、黒緑の角帯に薄緑の綿袴、黄色の足袋です。
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2018年5月11日(金)  No.5430

青竹の花器
 店前の花入れが茶色くなったので、二年モノの青竹をもらいうけ花器を作りました。
 ノコギリ・ノミ・電動ドリルでギコギコ、コンコン(パキッ)、ギュイーンであっというまに出来上がり。 シュロ縄で吊り下げて完成です。
 店横に植えてあった口紅紫蘭を挿しました(写真をクリックすると拡大)。
 野に咲く花はいいですね。

 夜はまちゼミ会議、第五回(7/20〜9/10)の開催に向けてアイディアを出し合います。 まちゼミ達人の会議なので良い意見がたくさん出ますね。
 7月に「みんなでまちゼミ」をはだてることになりました。 内容・会場・期日・その他詳細は後日お知らせします。 乞うご期待!

 きょうは白茶の楊柳木綿にくすんだ赤縞の半衿、黒緑の角帯に黒茶の綿袴、クリーム色の絹ストールに白茶のタビックスです。
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2018年5月10日(木)  No.5429

出丸神明社の謎
 朝早くから町探検、加藤建材さんから出丸の宮に抜けるという “ヒミツのトンネル” を踏破します。
 トンネルを抜けた先にある出丸神明社は、城端神明宮と同じアマテラスオオミカミが祭神です。 曳山祭は城端神明宮の祭礼なのに、なんで出丸に同じ神様が御座しますのか不思議でしょ?
 札書きにこうあります。
出丸神明社
 祭神  天照皇大神
 鎮座  勧請年月等不詳
 所在地 南砺市城端42番地
[社座] 前口11尺 奥行9尺 御神体室1間四方
[御神体]梅井新 あいもん堂の岩石、是安 おこり堂の岩石
[由来]明治六年曳山山順の籤引きで六番出丸町と出た。 それまで四番であったのが六番になって大いに憤慨、梅井新あいもん堂をもらい受けて現地に移転、神殿を改築し他町より先に神事をして、出丸単独で曳山祭を行った。 後ほど、出丸が一番山になる筈だったことがわかり詫びを入れてようやく各町と一緒に祭りをする事となる。
 明治40年5月西新田落合の大火で類焼、同41年津沢町戸久より社殿を買い受けて再建 同45年宮の石垣を積む等、その後出丸町民の力で造営されて今に至る。

 どうですか?アツいでしょ。 今も昔も曳山祭にかける城端人の情熱はハンパないです。(現在、出丸宮のお祭りは曳山祭の翌日)
 神明社と一緒に山蔵も建てられてます(写真をクリックすると拡大)。 車はちょっと入りづらい場所なので歩いて散策してみてください。
 城端の神社仏閣は謎めいてますよ。

 きょうは茶地に白糸を織り込んだ厚手木綿に茶色の半衿、黄金の角帯に帆布の袴、草木染めの絹ストールにコゲ茶のタビックスです。
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2018年5月9日(水)  No.5428

ゆかたフェア
 気温は低いものの初夏を思わせる日差しになったので、「ゆかたフェア」がひっそりと始めました(写真をクリックすると拡大)。
 老若男女、かわらっすいがからこわくさいがおくすいがといさどいが、でかいと並べてあります。
 ゆかたに合わせて帯も沢山。

 まだ(時節が)早いかな?と思ってるそこの貴方、いまならそろとりまっそ。
 下見で結構です、目のマッツリにお越しください。


 きょうはグレー縞の片貝木綿に赤茶の半衿、黒緑の角帯に腰板なしの綿袴、青茶のガーゼストールにキャメルのタビックスです。
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2018年5月8日(火)  No.5427

Kカー222222km
 サクラクエストにも出演した(違)、愛車ミツビシiがついに222,222キロを走破しました! 20万キロ超えから2年余り、トラブルもなく順調に走行距離を伸ばしています。
 ひと昔前は普通車で10万キロが廃車のメドでしたが、いまは軽四でも20万キロ超えられるんですね。 ビックリです。
 でも…エンジンは調子いいけど、さすがにボディが傷んできました。 これで最後の車検になるかもしれません。
 一度くらい、どこか遠くへ連れて行ってやろうかな。

 きょうは柿色木綿に生成りの半衿、黒緑の角帯に黒茶の綿袴、茶色のタビックスです。
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2018年5月7日(月)  No.5426

祭ができることは幸せなこと3
 曳山祭が終わりました。 一年がリセットされた気がします。

 早朝から城端中学校の生徒たちが街をきれいにしてくれてます(写真をクリックすると拡大)。 「ありがとう」と声をかけました。
 曳山祭とむぎや祭の翌朝に ”ボランティア“ として声がかかります(強制動員ではない)。 始まって何年になるのでしょうか?

 清掃の様子をフェイスブックに載せたら「行事の後片付けは、行事の主催者側の責任で行うべきでしょう」とのご意見を頂戴し、ハッとしました。 慣れっこになってしまい、当たり前のことのように思ってましたが、たしかにその通りです。 中学生に任せてしまっていたことに、気づかなかった自分を恥じてます。

 義務ではなく、自分たちの町をきれいにするために、来年は大人の一員として個人参加します。 いや、秋のむぎや祭から。
 不審人物と思われるかなぁ…でもひだまりくらぶで知ってる子もいるハズだし…、となると袴を着用しなくちゃ。 あ、檜笠かぶろう…。
 あれこれ考えたら、ちょっと楽しくなってきました。 そう、ボランティア活動は楽しくなくっちゃ。

 きょうはグレー縞伊勢木綿にくすんだ黄土の半衿、黒裂き織り角帯に黒斑の綿袴、チャコールグレーのタビックスです。
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2018年5月6日(日)  No.5425

祭ができることは幸せなこと2
 平成最後の曳山祭は快晴でスタートしました。 風は強いものの、雨の心配はありません。
 当店2階で開催した「着物で満喫 曳山祭」は当日受付可にしたおかげか、次々と女性が訪れ好評です。 アンケートによれば、絹のアンティーク着物だというのが喜ばれている様子。 遠くからでもそれと判るポリは城端曳山祭にあまり似つかわしくないということでしょうか。

 きよべでの所望は朝夕2回、朝は関東のお客様の貸し切り(観光所望)、夜は地元の名士の方々と当店でぎっしり。 照明を試行錯誤したので暗すぎず明るすぎず、よい雰囲気になったと自賛しています。
 昨年の連合会の申し送りで、曳山が通るときだけ雪洞を消してもらったので、提灯と庵屋台と曳山が夜の祭に映えました。 灯りへのこだわりを続けて欲しいです。

 体調を崩して出られない長男の代わりに、大学生の次男が若連中の短冊方(見習い)をしました。 最初は嫌がってましたが「似合うよ」と言われ満更でもない様子…。 突然のことだったので羽織袴は僕のを着せ、ぶっつけ本番で臨みましたが無事こなしたようです(写真をクリックすると拡大)。 良い経験させてもらいました。

 大好きな城端曳山祭が終わりました。 今年はほとんど参加できなかったけれど、それでも祭は楽しいものです。
 長男や次男にもこの喜びをわかってほしいなぁ。

 きょうはゴザ目の江戸小紋に白茶の半衿、絣柄の角帯を浪人結び、梅鼠の足袋です。
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2018年5月5日(土)  No.5424

祭ができることは幸せなこと
 城端曳山宵祭昨年は町内役員かつ当番町だったので大変でしたが、今年は比較的ラクかも…と考えてたら、母が転んで店に出られなくなりました。 準備に参加できず町内に迷惑をかけたことを申し訳なく思いつつ、所望宿となる店内のしつらえに休む間もなく動き回ります。
 祭礼幕を上げるための紫房をやめ、昔ながらの白布(本モス)に戻しました(写真をクリックすると拡大)。 城端ではこちらが正式だからです。
 燭台を一對手に入れたので、ワーロン紙を買ってきて夜の所望用に備えます。

 ほとんど店から出ることはなかったのですが、夜9時半を回ってから店を仮閉めし、急ぎ足(自転車)で山宿巡りをしました。
 どちらも美しく飾られてて良かった(香る朴の木も見事)のですが、やはり一番山の山宿が気合はいってて素晴らしかったですね、ご自宅だというのもポイント高いです。

 4年後(2022年)いよいよ山番が巡ってくる予定です。 どんな設えにすればいいか、いまからワクワクします。
 でもまず家族全員健康であることが必須ですね、気をつけなくては。

 きょうは余呉糸と結城の細番手真綿糸で織った草木染め縞紬に薄茶の半衿 、グレーの角帯をヘタレ結びにし、梅鼠の足袋です。
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2018年5月4日(金)  No.5423

憲法と日本人
 NHKスペシャル「憲法と日本人〜1949−64 知られざる攻防〜」を見ました。 かつて憲法論議が盛んだった15年間を丁寧に追いかけたドキュメンタリーです。
 この3月に蔵から発見された自主憲法期成議員同盟初代会長 広瀬久忠氏の覚書きをきっかけに、番組が始まります。 驚くべきことに作成に官僚(あろうことか法の番人たる法制局まで)が関わっていました。 一議員の私案にですよ? あってはならないことです。
 結局、広瀬試案を含め改憲案は、渡米して調査した憲法調査会によって「押し付け憲法ではない」ことが判明し、消え去ります。

 GHQの占領下で作成された日本国憲法ですが、平和と自由を願う日本国民の意志が含まれていたことも事実です。 しかし1953年 池田・ロバートソン会談でアメリカは軍備を増強できる「憲法改正」への圧力を高めます(内政干渉)。 吉田茂首相の特使として出席した池田勇人の部下宮沢喜一がメモを残していました。
 アメリカの圧力は共産圏からの防衛だけではなく、武器を買わせることにもあったのは明らかです。 経団連もアメリカに同調して政府に圧力をかけてました。

 アメリカは戦後、日本をパートナーではなく属国として扱ってきました。 言い値で高額な武器を買わされてることもその証左です。 コンピュータ化された戦闘機はじめ武器類は米軍の指揮下にあります。
 サブプライムローンの崩壊&リーマンショック後、アメリカは「金融立国から武器などで稼ぐ国家にビジネルモデルを逆戻ししている」ようにみえます。
 奇妙なことに、安倍政権が憲法改正を声高に言い始めた時期と重なります。

 どうしてアメリカ(経済)のために、日本国憲法を改悪しなくてはならないのでしょうか。
 真っ先に改正すべきは「日米地位協定」「米軍との密約」です。

 きょうは水色縞イカット木綿に生成りの半衿、青白市松角帯に青灰の麻袴、紺に染めた足袋です。
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2018年5月3日(木)  No.5422

藤がたな薫りすすぐや瑞泉寺
 藤が見ごろだと聞いて早朝ライドで瑞泉寺へ。 5年ぶりです。
 朝早かったおかげかいい香りがします。
 そこで一句詠んだのが表題です。

 「たな」は「棚」と接頭語の「たな」を掛けていて、すすぐシャワーのように充分に薫る様子と、眼前の阿弥陀さまによって身が浄められるありがたさも絡めたつもりです。
 要するに僕のいいたかったことは→→→ 『瑞泉寺の藤棚がとてもよく薫っている、御仏のシャワーを浴びているようだ』 
 わかりづらい俳句ですね(笑)

 夜は出張まちゼミ最終講座 大工町冠友会(若連中)にお邪魔しました。
 たっぷり時間をいただけたので、かなりのことをお伝えできたと思います。
 大工町は5月5日の城端曳山祭の当番町(一番山)、紋付袴で颯爽と歩かれることでしょう。 期待してます。

 きょうは結城の単衣紬に茶衿の半襦袢、灰色角帯に灰色絹紬袴、灰色の足袋です。
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2018年5月2日(水)  No.5421

城端駅バス待合所
 昨夏から工事していた城端駅前ロータリーが完成しました。
 国道304号線、福光インター側から一方通行にて進入し、バス2台が停車可能。 一般車両は10台停められます(駅裏にもあり)。

 駐輪場は片側だけの半分になりましたが、高校生が減ってるので問題なさそう…。
 観光情報を得られるバスの待合もできました(写真をクリックすると拡大)。 城端駅のハブ化が進みそうですね。

 ひとつ疑問なのは、五箇山方面から降りてきた世界遺産バスはどうなるんでしょう? 駅を通り過ぎ、派出所前で右折してUターン? ちょっと注目しています。

 きょうは灰色楊柳木綿に生成りの半衿、黒緑の角帯に黒茶の綿袴、茶のタビックスです。
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2018年5月1日(火)  No.5420

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