「美しい装いきよべ」店長のきもの日記 過去ログ2015年8月

++美しい装い きよべ++

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新作かんざし
 今年の城端むぎや祭はシルバーウィーク頭の9月19日(土)と20日(日)。 じき各町内では稽古が始まります。

 むぎや用に…というわけではないのですが、新作かんざしが入荷しました(写真をクリックすると拡大)。
 ひとつひとつ手作りで同じものはありません、…なのにとってもリーズナブル(税別1,500円)。
 売り切れ御免!早い者勝ちですので、どうぞお早めにご覧ください。

 きょうはグレー縞の伊勢木綿に朱赤の半衿、黒裂織角帯に青灰の麻袴です。
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2015年8月31日(月)  No.4444

役者を生きる
 じょうはな座でドキュメンタリー映画「仲代達矢 ”役者” を生きる」を鑑賞。
 監督は稲塚秀孝さん、そう『Norin Ten ”農の神”と呼ばれた男 稲塚権次郎物語』を撮った人です。

 晩年の権次郎さん役で親しまれる仲代さんは日本を代表する役者のひとりです。
 念願だったイヨネスコの不条理劇「授業」を演ずる過程、「無名塾」設立のいきさつ、そして次世代に繋ぐ「ロミオとジュリエット」まで…、仲代さんの役者魂が炸裂してました…、いや嫌な感じじゃなくて、真摯に取り組む姿に感動すら覚えます。

 圧巻だったのは無名塾の入塾審査。 ドラマより見応えありました。 「芝居よりドキュメンタリーが面白いって役者としてどうよ…」と思いつつ(笑)
 きょうはグレー縞片貝木綿に黒半衿、黒裂織角帯にチャコールグレーの綿袴です。
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2015年8月30日(日)  No.4443

南砺市アート巡り
 美大志望の次男を連れて南砺市内をアート巡り。
 「ザ・セッション!Artの俊英展」(福光美術館)、「いなみ国際木彫刻キャンプ」(瑞泉寺)、「棟方志功とゆかりの作家たち」(井波美術館)、「九代目玉屋庄兵衛 からくり人形展」(井波彫刻総合会館)の四箇所を午前で回るハードスケジュールです。

 木彫キャンプでは、アイラ=トゥラン=ベイサラ―さんの作品「夢の塔」に平和のシンボル「つる」を書き加えさせてもらいました。
 気になってたマーカス=ロデリック=タットンさんの「香る壷」がこうなった事(写真をクリックすると拡大)にビックリ! エクセレント!

 そして…井波美術館でみた郷土作家の松村秀太郎の彫刻「銀猫」(福光美術館所蔵)には驚きました。 虚空を見つめる托鉢僧(?)の表情に二人して魅せられてます。 こんな大傑作が南砺市にあるなんて! ガラス越しでは気づかぬことが多々あります。
 気ぜわしかったけど、次男が得たものは多かったのではないでしょうか。

 きょうはイカット木綿に朱赤の半衿、黒裂織角帯に草木染めの綿袴です。
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2015年8月29日(土)  No.4442

権次郎さん週刊誌に
 購読している週刊金曜日映画『Norin Ten ”農の神”と呼ばれた男 稲塚権次郎物語』が紹介されました(右写真をクリックすると拡大)。
 権次郎さんの偉業だけじゃなく、戦争に翻弄された人生も紹介しています。 北京に行かなかったら…今でも悔やまれます。

 富山県での上映は一段落しましたが、9月19日から順次全国公開するので沢山の方に見ていただきたいですね。
 きょうはグレー麻きものに黄土色の半衿、黒裂織角帯に薄手の綿袴です。
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2015年8月28日(金)  No.4441

居坐機復刻プロジェクト
 昨日の大掃除で大変な事が決まりました。 なんと『坐機(いざりばた)を製作して、実際に福光麻布を織ってみよう』ということになったんです。
『ええっ!』
 話の展開の早さにまず驚くとともに、誰一人反対しない前向きなメンバーが嬉しく頼もしくもあります。 そして楽しいです。

 織機は宝田家具さんが採寸し作ってくだるそうですが、でもまだまだ高いハードルがいくつも。
 まず、麻糸に優しい竹筬(たけおさ)が生産中止!(現在ほとんど金属製)
 そして、糸綜絖(いとそうこう)がもう手に入らない!(金属製の綜絖は便利ですが見た目がいまいち)

 ヨワッタヨワッタ…と家に帰ったら、母が「あるよ」と屋根裏から出してきました(左:竹筬 右;糸綜絖)。
 なんでも城端の機屋さんが廃業されるときに、織子だった女性が譲ってくださったんだそうです。 信じられません!
 もうひとつ大きなハードルがあるのですが、ツテを辿ってお願いしてみます。 奇跡が起きるかも…。

 きょうはグレー縞小千谷に黒半衿、黒緑の角帯に灰黒の綿袴です。
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2015年8月27日(木)  No.4440

資料館大掃除
 来年、桂書房から「福光麻布の本」(仮題)が発刊されることになり、9月から本格的に取材がスタートします。
 福光町農林漁業資料館に保管されている坐機(居座機)などの貴重な機材もきれいに写真に収めるべく、有志で大掃除に駆けつけました。 3日間のべ10数人がかりの掃除です。
 十数年以上放置されていただけあって、さすがに埃まみれでしたが、逆に達成感のある仕事です。
 近所のおじさんたちも「ナンゴトじゃ!?」と様子を見に来てくださって、楽しかったなぁ。

 片付いた後、あっと驚く計画を立てています(写真をクリックすると拡大)。
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2015年8月26日(水)  No.4439

ひまわり祭
 今年も城端はヒマワリだらけのお祭状態。
 信末の迷路は刈り取られてしまいましたが、城南スタジアム裏のひまわり畑は真っ盛り(写真をクリックすると拡大)。
 昔見た映画「フィールド オブ ドリームス」を彷彿とさせます。 なんかいいなぁ…。

 ところで、ひまわりって一斉に東を向くんですね!今ごろ気づきました(^^;
 きょうは紺のコサシルクに生成りの半衿、黒裂織角帯に腰板無しの綿袴です。
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2015年8月25日(火)  No.4438

エジプト土産
 古代エジプト美術の世界展で、図録のほかに自分用のアヤシげなお土産をいくつか購入しました(写真をクリックすると拡大)。
 ダイカストのミニ神像五体(英国製)、茶と黒の大小ポーチセット(国籍不明)、ツタンカーメンのボールペン(出所不明)。
 まったくもって必要のないものばかりですが、つい買っちゃうんですよね、展覧会って(笑)

 後日、引き出しの隅から発掘されたときに「あぁエジプト(展)行ったなぁ」と思い出すことでしょう。
 将来、僕が恍惚の人となったときは「ピラミッドに登った」とか「スフィンクスに跨がった」などの楽しい(偽)記憶アイテムになるかもしれないですしね(笑)

 きょうは黒地縞小千谷に黒半衿、黒緑の角帯に黒の経絽袴です。
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2015年8月24日(月)  No.4437

スキヤキ25th
 帰省中の娘を連れて、開催中のSUKIYAKI MEETS THE WORLDへ。 巨大人形がパワーアップした…とのウワサを聞いたのと、ケーブルテレビで見たオープニングステージが楽しかったからです。

 ヘリオス前庭はいろんな店が立ち並び、異国感いっぱいです。 飲み食いしながら店を冷やかしつつ、待ってました!Baqueba(バッキバ!)とともに登場した巨大人形隊(写真をクリックすると拡大)。
 いや〜今年も凄かった、楽しかった、娘も感激してました。
 スキヤキは今年25周年を迎えます。 よくぞここまで!と思わざるを得ません。 関係者の並々ならぬ努力と想いが「なにかありそう起こりそう…」のワクワク感を生むんでしょうね、きっと。

 きょうは緑のコサシルクに生成りの半衿、黄緑の絽角帯に薄緑の草木染め袴です。 「ステージで演奏してましたよね。ねっ!」と言われましたが、してませんって(笑)
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2015年8月23日(日)  No.4436

赤祖父円筒分水槽
 城端と井口の境界、赤祖父(あかぞぶ)のため池の直下に「赤祖父円筒分水槽」があります。 「ため池百選」にも選ばれた美しい池から流れる水を、自動的に分配する仕組みで、昭和28年に完成しました。
 井口方面からトナミロイヤルゴルフに向かう途中(左手坂の下)にあります(写真をクリックすると拡大)。
 アニメ「恋旅〜True Tours Nanto」(匠と夏子編)にも登場する隠れた人気スポットなんですよ。
 でも、せっかく晴れた日に行ったのに、前日の雨で水が濁ってました・・・残念無念 orz_

 きょうは紺の麻ちぢみに赤縞半衿、深緑の紗角帯に薄緑の綿袴です。
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2015年8月22日(土)  No.4435

4年に一度の公開制作展
 四年に一度南砺市いなみ国際木彫刻キャンプ。 瑞泉寺の近くを通ったのでちょっと覗いてきました。

 各国から集まる作家達が黙々とチェンソーで荒削りしています、まだ五日目だというのにかなりの進捗度で驚きました(写真をクリックすると拡大)。 オーストラリアのマーカス=ロデリック=タットンさんの制作風景です。
 最終日あたりにもういちど次男を連れて訪れようと思います。

 明日は片岡鶴太郎さんの公開制作があるというので、沢山の人でしょうね。 
 きょうはグレー地紋の小千谷に黒半衿、裂織黒角帯に薄手の綿袴です。
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2015年8月21日(金)  No.4434

499万分の1のSuica
 昨年12月「東京駅開業100周年記念Suica」発売時の大混乱をご記憶でしょうか? 15,000枚の販売に予想をはるかに上回る希望者が殺到し、安全面から販売中止になったアレです。
 JR東日本は希望者全員に販売することとし、予約を受けてました。 で、その予約数が499万枚超!どんだけ人気なんでしょう。
 かくいう僕も、自分用に一枚申し込んでおいたところ、ようやく届きました(写真をクリックすると拡大)。
 これで家族に一枚ずつ交通系カードが行き渡りました。 あいの風とやま鉄道もこれ一枚で乗れます。

 きょうは水色地の揚柳織木綿にざっくりした生地の水色半衿、青白市松の角帯に青灰の麻袴です。
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2015年8月20日(木)  No.4433

吉岡幸雄 染色教室
 「染司よしおか」の吉岡幸雄先生が講師の草木染めのワークショップを見学。 きょうも沢山の人です(ほとんど女性)、草木染め人気?それとも吉岡ファンでしょうか。
 シブ柿液でそのまま染める引き染めと、南砺のドングリや合掌造りの屋根下に使ったカリヤスを使った草木染め(写真をクリックすると拡大)。 まさか青柿をすりおろした緑色の液だけで染まるとは思いもしませんでした。
 残念ながら途中退席しましたが、みなさん素敵な作品となったようです。

 会場はアヅマ建ち農家を改装中の『書肆宝林』、地域文化の継承や資源の循環利用について考える「古本café」となる場所なので完成が待ち遠しいですね。

 きょうは黒地縞小千谷に黒半衿、黒緑の角帯に黒灰の袴 草木染めワークショップです。
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2015年8月19日(水)  No.4432

吉岡幸雄先生
 「いのちのふるさと」主催「紫の会」に参加しました。 会場はいのくち椿館、平日だしガラガラだろう…と思っていたら百名近くのお客さんがおられて驚きました(バイクで良かった)。
 ドキュメンタリー映画「紫」を観賞後、吉岡幸雄氏・太田浩史氏・松井紀子氏のトークショー。 面白いお話が聞けました。

 背景は草木染めした絹オーガンジー、美しすぎます。 吉岡さんによれば「最高の絹を最上の染料で最良の技法で」だそうで…納得です。
 右写真は東大寺に納める紅花染と山梔子染めの和紙(造花の椿を作ります)。 例えようなく濃い赤に感激しました(和紙一枚染めるのにベニバナ1kg必要ですって!花弁1キロってどんだけの量なのでしょうか?)

 夜はおいしい食事をいただきながら吉岡先生を囲む会、さらに掘り下げた話題を楽しくゆったりと…。 素敵な一日でした、みなさん有り難う!シアワセ!

 きょうはグレー縞の小千谷にくすんだ赤地の半衿、黄色の羅角帯に黒茶の袴です。
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2015年8月18日(火)  No.4431

古代エジプト美術の世界展
 夏休み唯一の家族旅行は(五百円玉貯金の都合で)福井県にしました。
 ホントは丸岡城を攻めたかったけど、あえなく却下(TT)
 で、福井県立美術館で開催中の「古代エジプト美術の世界展 魔法と神秘」へ(8/30まで)。
 
 ガンドゥール美術財団という胡散臭い(失礼)団体の出品なので、如何なモノか?と訝ってたんですが…、会場に入ってビックリ!! 感動で声を出しそうでした。
 ファラオの像、オシリスの像、トト神の像、ジャッカルの像、トキの頭部像etc…。 ひとつひとつは小さいけれど、保存状態が良く(レプリカかと思ったくらい)心臓がドキドキします。
 石板に刻まれた大量のレリーフを眺めていると、紀元前のエジプトを旅してる気分になりました。 最初は興味を示さなかった子どもたちも大満足!この展覧会おすすめです(写真をクリックすると拡大)。

 美味しいソースカツ丼もソバも食べたし、永平寺にも寄ったし…、充実した日帰り旅行となりました。
 きょうは黄色のコサシルクに地紋のある生成り半衿、裂織角帯に腰板無しの綿袴です。
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2015年8月17日(月)  No.4430

真夏の法要
 父三十三回忌、祖母十三回忌の法要を自宅で営みました。
 家族や親戚20人、狭い仏間に入りらず廊下にまで座布団を敷いての法事でしたが、祖母が往生遂げた場所なので良かったと思います。
 月日が経つのは本当に早いですね。
 父や祖母のことを今でも克明に思い出します。

 きょうはグレー麻無地に福光麻の半衿、黒緑の角帯に黒地の紗袴、絽の五ツ紋黒羽織にグレーの羽織紐、白の夏足袋にしました。
 本来なら絽の黒紋付を着用すべきところですが…。
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2015年8月16日(日)  No.4429

戦後七十年の節目に思う
 弟家族が帰省し、賑やかなお盆です。 店前の国道304は帰省客でなんとなくざわつき、墓地は人でいっぱいです。
 うちは営業日ですが、店内の様子はいつもとあまり変わりません。

 外に出たついでに信末のひまわり迷路を弟家族に紹介しました(写真をクリックすると拡大)。 一昨年より北側に位置してます。
 田んぼ2反の広大な向日葵畑、壮観です。

 終戦から70年経ちました
 この70年間、戦禍に巻き込まれなかったのは日本国民が平和を愛し心の底から戦争を嫌ったからに他なりません。
 今もう一度ここで平和を愛する国民性が問われています

 きょうは紺の麻縮みに水色の半衿、深緑の紗角帯に草木染めの綿袴です。
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2015年8月15日(土)  No.4428

三一寅卯会
 7年ぶりの中学同窓会に参加しました。 残念なことに物故会員が増えてます、まかり間違えば僕もその一人だっただけに身につまされました。
 まぁ…ソレはソレとして…。
 同窓会初参加の友人との再会は嬉しいものです。 女性はあまり変わってませんが、風貌が大変りした男性が多く、頭が混乱しました。 逆に先生がほとんどお変わりないのが驚きです。

 52or53歳となり男女問わず様々な人生を経験しています。
 次回は還暦を迎える年、皆健康で再会したいですね。

 今日はグレー市松地紋の小千谷に黄土色半衿、カラシの羅角帯に薄緑の綿袴です。
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2015年8月14日(金)  No.4427

ど根性ユリ
 コンクリートの隙き間からユリが開花しました(写真をクリックすると拡大)。 好天続きで水もないのによくぞ…と思います。
 きれいだな…と思っていたら外来種のタカサゴユリでした。 本当は抜いた方が良いのでしょうがド根性に免じて…。

 そういえば…背戸にあったど根性ケヤキ、わずかひと月余りで復活してました。 恐るべし植物の生命力。
 きょうはグレーの縮み麻に薄山吹の半衿、黒裂織角帯に薄手の綿袴 ど根性ユリけやき
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2015年8月13日(木)  No.4426

切れた鼻緒の応急処置
 外出先でプツンと花緒が切れました。 さぁどうする?もう歩けません。
 昔は手拭いを裂いて…と相成るのでしょうが、細い前ツボ穴に通すのは至難の業、道具無しでは厳しい!

 そんな時、文房具店(百均含む)やコンビニなどで事務用の「つづり紐」を買ってください(1本10円程)。
 鼻緒に通し(結わえても良い)、前穴を通します(先が硬いので楽です)。
 裏で4〜5回結んで長さを調整。
 そこで切断してもいいけど、切らずに草履表に回して結ぶと絶対に抜けないし、なにより手早いです(写真をクリックすると拡大)。

 少し詳しい解説を「和のデータベース」にアップしました。

 きょうは紺のコサシルクに地紋のある生成り半衿、裂織角帯に腰板無しの綿袴です。
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2015年8月12日(水)  No.4425

市営城端墓地
 早朝、墓掃除に行ったら清部家之墓の近くにあったゴミ捨て場が無い。 「ありゃ墓場もゴミ箱撤去かぁ。そんな時代なんかね」とむしった草を持ち帰ろうかとしていたら…あったありました新しいゴミ集積所が(写真をクリックすると拡大)。
 やはり無いと困ります。 これでまたきれいな墓所を維持できますね。
 いつの間にか新しい墓地も造成されてました(右写真奥)。

 大谷廟にもお参りした清々しい朝です。
 きょうはグレーサマーウールに生成りの半衿、黒緑の角帯に黒の紗袴です。
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2015年8月11日(火)  No.4424

脱着カーゴ
 せっかく買ったマイ自転車なのに普段はママチャリに乗ってます(籠無しなので近所の用達しに不便。折り畳んで列車や車に載せるには前カゴが邪魔でした)。

 そんなとき「簡単に取り外しできる籠あるよ」と自転車屋さん。 3箇所をゴム止めするだけなので、十数秒で着脱可能(写真をクリックすると拡大)。 こんな便利なモノがあるんなら早くから買っとくんだった。
 現在oddメーターは80キロくらいですが、これから日常の足としてガンガン利用するのでドンドン増えそうです。
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2015年8月10日(月)  No.4423

ダブルオープンキャンパス
 昨日今日と受験生の次男に付き添ってオープンキャンパスへ。 自分が受験するわけじゃないので心ウキウキです。
 
 広いキャンパスを散策し(写真をクリックすると拡大)、学食でランチを食べ、平田昌輝先生の模擬授業を受け、学生をつかまえて話を聞き…etc. いっぱい刺激を受けました。 できることならもう一度学生に戻りたいなぁ…。
 冗談はともかく、僕は家の事情で中退してるので(自らの意思ですが)、子どもはちゃんと卒業させてやりたいです、頑張らなくっちゃ。

 きょうはグレー縞小千谷に山吹の半衿、カラシの羅角帯に灰黒の綿袴です。
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2015年8月9日(日)  No.4422

仮様
 清河北斗展『仮様』(かりさま)を見に、下山芸術の森・発電所美術館へ。 入善スマートインターから数分の好立地になりました。

 登録有形文化財の美術館内に浮かぶ銀色の巨体な物体(全長12メートル!)。 ただ ただ圧倒されます(白矢印のヒトと比べてください)。 これは凄い・・・(写真をクリックすると拡大)。
 『仮様』の秘密を知りたければ美術館2階へどうぞ(9月23日まで)。 まさに未知との遭遇です、写真では絶対に伝わりません。

 きょうはグレー市松地紋の小千谷に緑の半衿、緑に絽角帯に黒地の紗袴です。
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2015年8月8日(土)  No.4421

城端生き活きプロジェクト
 城端生き活きプロジェクトまちづくり勉強会に参加しました。 会場はじょうはな庵、テーマは「地方自治体や民家組織による建造物の表彰」です。
 新潟大学建築学科の松井ゼミによる研究報告「カナダの地方自治体における文化財登録制度」(右写真)「日本の市民組織による建築物の表彰について」をふまえて、ワークショプ「城端で歴史的建造物の表彰を実践するには」で意見を交わします(左写真をクリックすると拡大)。
 国の登録有形文化財にふさわしい建造物は城端にまだまだ沢山ありますが、申請の手続きに時間と手間がかかります。 「ならスピード感と遊びゴコロを持った民間団体が先鞭を切ろう」ということです。 簡単に言えば「素敵な建物をありがとう」と表彰しちゃおう…って(笑)
 懇親会も含めて活発な論議ができました。 城端に住んでる人以外にこんなに多くの城端ファンがいてくださることに感謝です。

 きょうは紺の麻ちぢみに生成りの半衿、黄緑絽角帯に青灰の麻袴です。
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2015年8月7日(金)  No.4420

アメリカの所業
 広島平和記念式典を見ています(写真をクリックすると拡大)。
 原子力爆弾は無差別殺戮の極みであり、実験的に2度(ウラン型とプルトニウム型)も投下したアメリカを僕は許せません。

 日本は戦前戦後で国のあり方が変わりました。 しかしアメリカはなんら変わってないように思えてならないのです。
 そんな米国を盲目的に信じて後に付いていくのは間違いではないでしょうか?

 ちなみに、治外法権の横田基地(東京都福生市)にオスプレイが配備されてるということは、皇居も国会議事堂も人質に取られてるってことなんですけど…。 そーぉーゆーぅーことだと理解してもいいのですね←誰に向かって書いてる(笑)

 きょうはグレー縞の小千谷に薄山吹の半衿、深緑紗角帯に草木染めの綿袴です。
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2015年8月6日(木)  No.4418

雀のお宿作戦21 〜撤去〜
 梅雨があけ夏が来て、つづらこみち上空のいまいましいツバメたちが巣立ちました。
 ようやくみっともない傘を撤去して掃除できます。 すこし高いところから撮った写真です(クリックすると拡大)。

 でも居なくなるとちょっぴり淋しいものですね。
 もう少し場所を考えて巣作りしてくれるなら・・・また来てもいいよ。

 きょうはグレー縞小千谷に黒半衿、黒裂織角帯に黒茶の袴です。
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2015年8月5日(水)  No.4417

城端線氷見線うちわ
 フォルツァ総曲輪でうちわをもらいました(写真をクリックすると拡大)。 南砺市の公共交通市民団体「ふるさと城端線応援団」が200本製作したものです。 南砺→砺波→富山→城端(=僕)と還って来たわけで、なんだか因縁を感じます。

↓表にこう書いてあります↓
ーーーーーここからーーーーーーー
車に依存しているおのおの方へ
城端線氷見線に乗ると人生変わっちゃうかも…でござるよ。

なぜなら…
●ゆっくりと景色を眺めたり、本を読んだり、自分の時間が持てるでござる。
●駅まで歩く、列車時刻を調べて考えることで健康維持に一役でござる。
●家族、友達と顔を合わせて話ができるだんらんの場が持てるでござる。
●子どもには公共マナーを学ぶ絶好の機会になるでござる。
●みんなで乗ればエネルギー節約になるでござる。
●お酒を飲んでも車を運転せずに帰られるでござる。

 もう乗るしかないでござるな♪
ーーーーーここまでーーーーーーー
 確かにその通り! 本数が増えて便利になった城端線を利用しないのはモッタイナイ!

 きょうはグレー麻ちぢみに薄茶の半衿、黒緑の角帯に薄手の綿袴です。
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2015年8月4日(火)  No.4416

野火
 フォルツァ総曲輪で映画『セッション』と『野火』を見てきました。
 戦争文学の傑作である『野火』(大岡昇平原作)を『鉄男』の塚本晋也監督が映像化し主演するというので「なにがなんでも劇場で見んなん」気になったんです。 映画を二本続けて見るのは何年ぶりでしょうか(実際は2時間強のインターバルあり)。
 「セッション」もある意味狂気の映画ですが、レベルが違いすぎました。 痩せこけた塚本監督凄い!この映画をどうしても遺したいという気迫がビリビリ伝わってきます。
 戦場という「極限状態のリアルはこの映画の中にある」と言い切って良いと思います。 「限りなく近い現実が70年前にあった」とも言えます。
 一兵卒となって戦争を体験してください、そして深く考えてください、人が人を殺めることの意味を。

 残虐なシーンも多く、PG12なのでテレビ放映されないと思います、ぜひ劇場で。
 富山では8月7日までの上映です。 お急ぎください(金沢シネモンドでは8/14まで)。
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2015年8月3日(月)  No.4415

城端ー金沢ラッピングバス
 昨日から城端→福光→(殿様街道)→金沢大学→金沢駅着のバス運行がスタートしました(11月30日まで)。
 しかも一日8往復! 始発(城端発6時45分、金沢発8時20分)、最終(城端発19時50分、金沢発21時10分)とかなり使い勝手がよさそう。 それもそのはず、JRのサンダーバードやしらさぎとの接続を考慮してるからです。

 運賃は850円とそれなりですが、JR西日本ーあいの風とやま鉄道IRいしかわ鉄道を乗り継ぐより圧倒的に安くて早いし、なんバスの回数券や乗り継ぎ券(200円相当)を出せば、約半額の450円(実質650円)で乗車できます。

 実はこの路線は実証実験で4月から7月は井波ー金沢間で運行してました。
 城端ー金沢線開通にともない、南砺&金沢ゆかりのアニメヒロイン(truetears花咲くいろは恋旅)を描いた新型ラッピング車両がお目見え(写真をクリックすると拡大)。 城端発は奇数便(金沢発は偶数便)がこのピンクのバスになるようです。
 なかなか目立ちますね。 このバス乗車を目当てでもアニメのファンが来てくださると嬉しいです。

 きょうは市松地紋の小千谷に黒半衿、裂織の角帯に腰板無しの綿袴です。
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2015年8月2日(日)  No.4414

はなまるしぇ
 アトリエCHINOCOさん主催の「じょうはな はなまるしぇ」に行ってきました。 お店から数件先のじょうはな庵を借り切って、「花丸をつけたい素敵な人、物を集めた市場」を開催するのだそうです。
 ワークショップ・手作り販売・フリーマーケット…10数店舗の楽しいマルシェ(市場)が2日間出現します。

 暑さのせいで通りは誰も歩いてませんが、はなまるしぇは入れ替わり立ち替わりお客さんが出入りしています(写真をクリックすると拡大)。 オープンから2年でCHINOCOファンがここまで増えたのは凄いこと…我々既存商店も見習うことが多そうです。

 きょうはグレー縞の小千谷に薄茶の半衿、深緑の紗角帯に薄緑の綿袴です。
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2015年8月1日(土)  No.4413

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