「美しい装いきよべ」店長のきもの日記 過去ログ2014年7月

++美しい装い きよべ++

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国立文楽劇場
 文楽熱に取り憑かれ、大阪にいる娘の様子見がてら、国立文楽劇場へ。 千日前や黒門市場にほど近い文楽劇場は、僕の若い頃の奉公先のすぐそばで、ずっと訪れたかった場所なんです。

 演目は夏休み文楽特別公演 第3部【サマーレイトショー】近松門左衛門没後290年『女殺油地獄』(全段)。 登場人物(人形)も多く、文楽界のヤル気が伝わってくる大作です。
 特別公演とあって、ほぼ満席、和装の女性もちらほら見かけます。 とってもいい雰囲気。 音声ガイドも借りたし、字幕が舞台上の黒幕に表示される親切設計

 ご存知、凄まじい内容の浄瑠璃ですが、人形だということを感じさせなぬ見事な舞台で、すべての登場人物に感情移入しながら観ました。

 残念だったのは、油屋の店内でお吉が殺害されるクライマックスでこともあろうに近隣から笑い声が…。 え!? 与兵衛とお吉の感情が入り乱れ、圧倒的な義太夫語りで観客の心を揺さぶる場面なのに… どうして?
 どうも…ただ油で滑りまくるのが滑稽だったようです。 それって筋書きを全然理解してないってことでは…。
 orz_文楽は大阪の一部のおばさんたちに根付いてないようです…。 返す返すも残念でなりません。

 きょうは無地織小千谷に生成り半衿、裂織角帯に腰板無しの綿袴、梅鼠の足袋です。
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2014年7月31日(木)  No.4046

なんと!トレジャーハンター
  なんと!トレジャーハンター2014のチラシが届きました。
 8月1日から10月12日までの期間、南砺市内のスポットやイベントを巡り、謎を解いてポイントを集め、最終10/12(日)桜ヶ池で豪華賞品をGETするという面白企画です(参加費無料)。
 優勝賞金はなんと10万円(商品券)
※車で回るのが前提なので、子どもだけの参加はできません。 

 南砺市合併10周年記念事業として商工会青年部主体の実行委員会が考えました。 くわしくはこちらをご覧ください。
 南砺市民以外の参加も大歓迎です。 まずは 申し込み用紙に記入して、「トレハン手帳」を手に入れてください。 申し込み用紙はきよべにもあります。

 きょうはグレー縞小千谷半着に黒緑の角帯、薄手の綿袴です。
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2014年7月30日(水)  No.4044

成田亨展
 次男にせがまれ、富山近代美術館で開催中の「成田亨 美術/特撮/怪獣 ウルトラマン創造の原点 」へ。
 ウルトラQからウルトラマン、ウルトラセブンの怪獣やメカをデザインした故;成田 亨さんの回顧展です。

 エントランスには成田さんがデザインし、富山の造形作家;清河北斗さんが制作した怪獣「ブランカー」が(写真をクリックすると拡大)!

 中は…想像をはるかに上回る原画の数々、すっごくテンション上がるんだけど… 見終わった後、どっと疲れました。
 なんでこんなに疲れたんだろう…とつらつら思うに、造形作家成田 亨の生涯を追体験してるから…かもしれません。 芸術で食べてくのは厳しいなぁ…。

 高かったけど図録も買ってきましたよ。 ヒューマンを呼ぶアレ(わかる人にはわかる)付です。 店内に置きたかったのですが、次男の宝物として本棚に収蔵されちゃいました。

 じつは「怪獣イラストコンクール」に次男が2点応募してまして…、そっちの様子も気になるところです(予想以上のハイレベルな争いで、ガックリと肩を落とすのでした)。

 きょうは黒地縞小千谷に山吹の半衿、黒緑の角帯に薄手の綿袴です。
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2014年7月29日(火)  No.4043

富山駅駐輪場
 富山駅前CiCビル地下に無料駐輪場があります(6時〜23時)。 先月、輪行したとき初利用しました。
 自転車は整然と上下二段に並びます(写真をクリックすると拡大)。 スライド式のレールを引き出して自転車を押し上げ、ガイドを元に戻すんです。 お年寄りや女性など力の弱い方専用の棚もあってちゃんと考えられてるなぁ。

 コンパクトシティを目指する富山市は、政策がブレないですね。 ことの成否は市民側にある…のかも。 頑張れ!県都
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2014年7月28日(月)  No.4042

虫干法会 盤持大会
 城端別院善徳寺虫干法会は今年も開催中。 ただ改修中につき使える部屋が限られるので、規模を縮小しています。
 貞子姫の打掛などは例年どおり新御殿でしたが、他の法宝物は主に研修道場に集められてます。 狭いのでごく一部の展示でしたが、いつもは出さない宝物もあって見応え充分でした。

 嬉しい事に、去年中断した盤持ち大会が有志によって復活しました。 120キロの米俵を易々と持ち上げる力士たち、すごいなぁ。
 ちびっ子盤持大会も可愛かったですよ。
 
 きょうは薄緑縞小千谷に生成り半衿、絽緑角帯に薄手の綿袴です。
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2014年7月27日(日)  No.4041

虐殺…
 干し場にアシナガバチの巣が…。 羽化して今まさに飛び立たんとしてます!早急の対策が必要です。
 夜中に洗濯してたから、こんな大きくなるまで気づかないなんて…ショックです。

 おとなしい蜂だから、そーっとしておけば共存できるのでしょうが、暗い夜に巣を洗濯物で突いてしまうのではないか?とちょっと怖い。

 覚悟を決めて討伐することにします。 以前は巣ごとポリ袋に閉じ込めたのですが、今回大きいので化学兵器を用いることに(写真をクリックすると拡大)。

 蜂は黒い物体を攻撃するので、白いタオルを頭に巻き、口にはマスク代わりのタオル、白いシーツを身にまとった完全防備。
 手を延ばせば届くところにある巣に向かって シューーーっと10数秒発射! するといきなりポタポタとハチが落ちてきました。
 数匹飛び立って網戸につかまったが、これも数秒後にポトリと…。
 あとで念のために再度噴射したけど、もう意味は無かったみたい…。

 ワンサイドゲームになって、罪悪感いっぱいです。 金子みすゞを思い出しました。 パレスチナ・ガザ地区の事も…。

 きょうは黒地縞小千谷に山吹色の半衿、裂織の角帯に腰板無しの綿袴です。
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2014年7月26日(土)  No.4040

誰の絵?
 予定が無い月、ぎゃらりー蔵布都 藍は歓談所と化します。 殺風景なので秘蔵の(?)絵画を掛けました(写真をクリックすると拡大)。

 布地に染めで葉(?)が描かれてます。 40年ほど前に両親が京都で買ってきた当時30万円とかなり高額なものでした。

 が、いったい誰の作品なのかわかりません。 [赫]のサインがはいってるのですが…。 どなたかご存じないでしょうか?

 きょうは緑のコサシルクに生成りの半衿、カラシの角帯に薄緑の綿袴です。
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2014年7月25日(金)  No.4039

祝!マジェ復活!!
 昨年夏、オーバーヒートして動かなくなっていた愛車マジェスティ(4HC)の修理が終わりました。 エンジン換装の大手術です。
 スクリーンも大型のものにし、リアボックスを交換しました(写真をクリックすると拡大)。

 エンジンも調子いいようだし、あ〜早くどこかへプチツーリングしたいなぁ。

 きょうは無地織小千谷に生成り半衿、黒裂織角帯に黒灰の袴です。
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2014年7月24日(木)  No.4038

鬼の散りぎわ
 録画しておいたETV特集「鬼の散りぎわ 〜文楽・竹本住大夫 最後の舞台〜」を見ました。
 文楽の人間国宝 竹本住大夫さんの引退までの記録です。

 太夫・三味線・人形遣いの三業によって演じられる文楽。 人形に目がいきがちですが、舞台が佳境に入れば太夫の浄瑠璃語りにすべて“持ってかれ”ます。 それだけ太夫の存在が大きいのです。

 七世住大夫さんは千日前で育ち、68年間文楽一筋。 稽古も人一倍。 骨の髄まで「文楽が好きで好きでかなわん」のが伝わってきます。
 好きだなぁ、こんな人。 僕は大好きです。
 100%実力主義の文楽のことをもっと知りたくなりました。

 きょうはグレー縞小千谷に黒柄半衿、黒裂織角帯に薄手の綿袴です。
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2014年7月23日(水)  No.4037

なんとブライダルラボ
 なんとブライダルラボ会長の河合優子さんをお招きして勉強会。 ー南砺ならではのオリジナルウェディングを企画立案しているグループです。

 ブライダル事業の活性化→地域の活性化を目指すのは正しいと僕も思います。
 いろんな発見と多くの気づきがありました。 一緒にできることもありそうです。
 改修後の別院で仏前婚ができる態勢作りが急務だなぁ。

 きょうは薄緑縞小千谷に生成り半衿、緑絽角帯に薄緑の綿袴です。
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2014年7月22日(火)  No.4036

美術館ハシゴ
 月曜祝日…ですが店を休んで美術館巡り(月曜休館が多くて今日しか無い…)。
 まずミュゼふくおかカメラ館「篠山紀信 写真力 THE PEOPLE by KISHIN」
 う〜ん 南 沙織サマを嫁どったから元々気にくわん御仁なのだけど(なら行くなよ)、大きく引き延ばした写真もいまひとつ垢抜けんなぁ…コマーシャルフォトだからかなんか弱いなぁ…と不遜な事を(でも歌舞伎シリーズは良かった)。

 もう一箇所、高岡市美術館で開催中の「メタルズ!−変容する金属の美−
 3Dプリンターで制作した魔鏡を楽しみにしてたんですが、実物はさほどでもなく…。 展示物でコレ!と思ったのは「二条城二の丸御殿飾金具(国宝)」のみ。
 キャプションもおざなりで…。 う〜ん どうなの、これ?

 連敗でガッカリした…と思うでしょ? ところが、途中立ち寄った福岡の雅楽の館(雅楽資料展示分室)の説明に大満足(二度目の来訪ですが前回は詳しい解説を聞けなかった)。
 やはり“ハコより中身”、“中身はヒト”…ですね。

 きょうは黒地縞小千谷に山吹の半衿、黒緑の角帯に腰板無しの綿袴です。
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2014年7月21日(月)  No.4035

かんざし有〼
 手作りかんざしが入荷しました(写真をクリックすると拡大)。 若い女性が趣味で作っておられるのですが、造りはしっかりしているし、なによりセンスがいい。
 価格もとても安いので、当店で販売することになりました。

 浴衣に一本いかがでしょうか?
 イメージをお伝えいただければ、セミオーダーも承ります。

 きょうは薄緑縞の小千谷に生成りの半衿、緑絽角帯に草木染めの綿袴です。
2014年7月20日(日)  No.4034

さくや姫だより その41
 我が家の末娘さくやが2歳の誕生日を迎えました
 おととい伸びた毛をすっきりカットしてもらい、オモチャを買ってもらいました。

 そしてサプライズ! さくやの双子の兄ダイヤくんの家から手作りケーキが!(写真をクリックすると拡大)。
 生まれて初めてのケーキ、どうかな…と思ったんですが、美味しそうに食べてます。

 みんなに可愛がられるさくやは果報者です。 でもそれ以上に家族全員さくやから恩返しをしてもらってるように思えます。
 我が家に来てくれてありがとう さくや。

 きょうは無地織の小千谷に細シボの生成り半衿、黒緑の角帯にチャコールグレーの綿袴です。
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2014年7月19日(土)  No.4033

創刊1000号
 定期購読している週刊金曜日が1000号を迎えました(写真をクリックすると拡大)。 創刊から20年余、よくぞ続いたものです。

 しかしながら…この20年間に当たり前の事が当たり前でなくなってきました。
 オープンな議論ができるはずのネット界でも、集団的自衛権について持論を発信すると、単一思考の集団に叩かれそうで…怖くて書き込めません。

 一体全体いつからこうも息苦しい世の中になったのでしょうか?
 おかしいなぁ…。 個々人はみんな良い人たちばかりなのに…。 なんで人種差別的な発言を繰り返すんだろう。
 僕は日本文化を、郷土を愛しています。 でもそれ以上に世界中の人間が大好きです。

 きょうは紺の作務衣上に黒灰の綿袴…だけでは脚が覘くので下にロング前掛けを着けました、涼しい軽装です。
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2014年7月18日(金)  No.4032

ウコンが教材に
 全日本家庭教育研究会(全家研)が出している家庭学習教材ポピーの副教材PIKARII!! 9月号(小学校5,6年版)に当店オリジナルの「本ウコン染めの木綿包み布」が載りました(写真をクリックすると拡大)。
 『色』の特集で、染料顔料や色の仕組み、視覚効果などが、フルカラーで見やすくまとまってます。 小学生が興味をもってくれたらイイなと思う内容です。
 どうして当店のウコン染めに白羽の矢が立ったのかと言うと…「世の中に本物のウコン染め製品が殆ど無い」からです。 担当者がうちの細々としたサイトを見つけてくれました。 感謝。
 媒体が媒体だけに、多くの人の目に留まるってことはないでしょうが、嬉しいです。

 きょうは紺のコサシルクに縞半衿、黒裂織角帯に薄手の綿袴です。
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2014年7月17日(木)  No.4031

高木啓玲作品展
 富山県信用組合(県信)城端支店で高木啓玲作品展が開催されています(7月末まで)。
 高木啓玲(啓子)さんは南山田地区在住、絵が好きで熱心に金沢の絵画教室に通いつめ、初の個展を開くに至りました(写真をクリックすると拡大)。 前半後半で作品の入れ替え有り〼

 大人になってから趣味を持つってイイですよね。 僕も老後の為に精進しなくっちゃ。

 きょうは黒縞小千谷に黒半衿、裂織角帯に腰板無しの綿袴です、
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2014年7月16日(水)  No.4030

日常見かける和文様 青海波
 和文様は意外なところに隠れていました。
 店内の椅子の影を見ると…なんと青波海に!(左写真をクリックすると拡大)。
 ちなみに青波海(せいがいは)というのは右図です(半円を重ねた波模様)。 ご覧になったことあるでしょ。

 気をつければまだまだ和文様が見つかるハズ・・・精進します。

 きょうはグレー縞の小千谷に黒柄半衿、黒裂織角帯に薄手の綿袴です。
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2014年7月15日(火)  No.4029

名古屋場所観戦記
 祖母の影響で高校時代(←いつのハナシだ)帰宅してすぐテレビ観戦していた相撲好きですが、本場所に行く機会がありませんでした。
 しかし、この春から加越能高速バスの最終便が18時50分になり日帰りできるようになったので、思いたって名古屋場所へ。

 会場となる愛知県体育館は事前に下見済み、バス駅から地下鉄を乗り継いで30分以内で到着できます。 道すがら浴衣の力士とすれ違い(赤ちゃんみたいに天花粉の匂いがしました)気持が高ぶります。

 着いたときには三段目の取り組み中。
 双眼鏡で土俵を眺めてたんですが、背中に挿した常川うちわに気づいた荒汐部屋後援会の方が声をかけてくださいました。 言われるままに正面の枡席へ(予約客が来るまでは座ってていいんだそうです)。
 間近で見る相撲は迫力ありますね。 音も凄い!
 化粧廻しは綺麗だったし、土俵での美しい所作は「あ〜やっぱり日本の国技だ」と思わせます。

 あ、観戦記でした(^^;
 体格は幕下でも遜色ないものの、幕内以上は迫力があるし、技のキレも立ち合いのスピードも違いますね。 
 常川、遠藤ともに負けたのは残念でしたが、白鵬が勝ったので良しとしましょう。

 きょうは薄緑縞の小千谷に福光麻の半衿、緑絽角帯に薄緑の綿袴のさわやかコーデ。  
 浴衣はもちろん、薄物をおめしの女性が何人もおられました。 きもので相撲観戦いいですね!
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2014年7月14日(月)  No.4028

初なぎなた
 次男はなぎなた部に所属しています。 「え?男がなぎなた?」と当初思いましたが、あの弁慶だって使ってるわけで…(笑)
 長らく「見学禁止!来たらアカンよ」と言われてましたが、ついに禁を破る日がきました! 富山県民体育大会(の迎え)です。

 今年、男子は(一般含む)5名の参加。
 非常に残念な事に、次男の試合には間に合わなかったんですが、女子(高校および一般)は見学できました(写真をクリックすると拡大)。

 離れたままで技を出し合う「長距離戦」かと思いきや、一瞬で間合いを詰める戦いでしたね。 動きが速くてどっちが勝ったかわからぬ試合がほとんどでした。
 会場には袴姿で見学(?)の小学生豆剣士(♀)が! カッコカワイイです。 ハカマ女子いいよなぁ(笑)

 きょうは地紋のある無地小千谷に縞の半衿、黒裂織角帯に薄手の綿袴です。
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2014年7月13日(日)  No.4027

Happy Seven
 なぞのイベント「Happy Seven」に知人がライブ出演するというので、閑乗寺公園へ(第一回は昨年7月7日に開催したそうですが、全然知りませんでした)。
 ライブ、アート&フードマーケット 、ワークショップ 、アクティビティー、リラクゼーション.花火etc.なんでもアリ…ですね。

 朝10時から始まるようですが、ライブは暗くなってからなので、夕方に到着。
 あら?あらあら! 知人が多く驚きました。 みんなアンテナ高いなぁ。
 小さな子どもとペットが多いのも意外と言えば意外。 ゆるゆるで居心地のいい空間です。

 ライブでは、念願のバイオリン住職に逢えたし、Harukiさんのファイヤーパフォーマンスを初体験、シンガーChiko(松本昌子さんの娘)の歌声も聞けたし…もう三重丸の満足度!
 これが無料だなんて申し訳ないくらい…来年も絶対に行こうっと。
 
 きょうは黒縞小千谷に生成りの半衿、黒緑角帯に腰板無しの綿袴です。
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2014年7月12日(土)  No.4026

RAILWAY DAYS ー富山の鉄道風景ー
 金沢在住のカメラマン湯浅 啓さんの写真展「RAILWAY DAYS −富山の鉄道風景−」 じょうはな織館で開催中です(7/27まで)。
 鉄道王国 富山にふさわしい写真の数々。
 うん、ンまいです、おくすいです。 でも、どこかよそよそしく他人行儀な感じがするのはなぜだろう…。

 と考えながら手に取った湯浅さんの写真集「能登線日和」「能登線憧景」
 「あ!」 なんだろう、とても柔和で、温かく、落ち着いた、アットホームな感じがします。
 (あぁ、そういうことか)と独り言つ。
 湯浅さんは廃線となった能登線を撮り続けてこられました。 この写真集は能登線への愛なのですね。

 きょうはグレー縞小千谷に生成りの半衿、黒裂織角帯に薄手の綿袴です。
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2014年7月11日(金)  No.4025

さくや姫だより その40
 ニードルフェルト好きの方にお願いしてミニチュアさくやを作ってもらいました。 体高5センチ、座布団にちょこんと座ってます、カワイイでしょ。

 「勢いで他の色も作りました」ということで、さくやの兄弟分が大量に出現(写真をクリックすると拡大)。 白・ピンク・うす茶のトイプードル軍団結成です。
 500円(税別)でお譲りできます、興味のある方は是非!

 ペットを飼ってみて、飼い主の気持がよくわかるようになりました。

 きょうは薄緑縞小千谷に青鼠立涌地紋の半衿、裂織角帯に青灰の麻袴です。
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2014年7月10日(木)  No.4024

郷土力士 常川
 南砺市出身の力士「常川(つねかわ)」をご存知でしょうか?
 ひょんなご縁でお父さんと知り合いになり、息子さんのことを知りました。 蓑谷にご縁があるそうなので、これは応援せねば!

 高校卒業した昨年3月に荒汐部屋に入門した常川は現在序二段西20枚目。 相撲未経験者にしてはかなりイイ感じで出世してますね。
 序二段はまだテレビに映らないので、応援するなら本場所へ行くしかない(!!)のですが、なんとかしたいなぁ…。

 きょうは黒地縞小千谷に黒半衿、裂織角帯に腰板無しの綿袴です。
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2014年7月9日(水)  No.4023

World Wide WASOU
 先日購入したタイパンツ夜行バスでも穿きました。 ラクチンです。
 「でももっと新しい着方があるんじゃなかろうか?」と和装にチャレンジしてみます。

(1)長着に合わせようと、黄色のコサシルクに浅葱の立涌地紋半衿つけ、角帯無しでタイパンツを着用…してみたけど、ウエストゴムがカッコ悪いので、ギャルソンエプロンで隠しました(左写真)。
 う〜ん上下の分量バランスが悪いなぁ。 袖があるからかも…。
 ということで
(2)紺の作務衣(上のみ)に着替えました(右写真)。 それなりにスッキリとしてますが…これ和装と言っていいの?

 双方とも家族の評判は“とっても”悪いです。 ワールドワイド和装(WWW)への道のりは遠い…。
 まぁ袴+長着のスタイルが定着してるってことなのでヨシとしましょう。
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2014年7月8日(火)  No.4022

七月大歌舞伎
 急に歌舞伎が観たくなり、夜行バスで行ってきました大阪松竹座の七月大歌舞伎
 お目当ては女形の菊之助さま(笑)・・・ですが、昼の部の大看板は片岡仁左衛門さん。 七ヶ月の療養あけの舞台とあって贔屓筋じゃなくても気になります。

 「天保遊俠録」は珍しい演目。 勝海舟の父、小太郎を演ずるは中村橋之助さん。 上手いですね、認めます。 名演です。

 吉野山雪の故事「女夫狐」は舞踊劇。 菊之助サマは楠帯刀正行 役であまり目立たず、塚本狐の翫雀さん(来春、四代目中村鴈治郎を襲名)と千枝狐の扇雀さん(実の兄弟)の舞にばかり目がいきます。

 そして菅原伝授手習鑑「寺子屋」 名作中の名作ですが、実は初見です。
 橋之助さんの源蔵もいいけど、やはり仁左衛門さんの松王丸! (動きは少ないけど)全身から発せられる悲しみに感化され、落涙しました。 お芝居で泣いたのは久しぶりかも。
 菊之助さんの戸浪も良かったけど、出番の少ない時蔵さんの千代に持ってかれたかも…。

 3本とも良いお芝居でした。 これで3等席六千円は値あり過ぎです。
 今回、花道がよく見える席に座りました(写真をクリックすると拡大)。 松竹座でこの席は前過ぎですね。 唯一の残念賞。

 きょうは地紋のある無地小千谷に生成りの半衿、生成りの麻角帯を浪人結びにして梅鼠の足袋です。
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2014年7月7日(月)  No.4021

itona 第3号
 itona3号が届きました。 第2号から1年強、予定より7ヶ月遅れの発行です。
 特集は「乗り物天国、富山
 氷見線、富山地鉄(黒部)、多手山プロジェクト、etc..。 目の付けどころが面白い!
 他にも「城端むぎや祭」や「富山の男前」など興味深い記事が目につきます(写真をクリックすると拡大)。

 一家に一冊itonaをお求めください。 税別1,500円、きよべ呉服店でも扱っております(立ち読みも可)。
 ちなみに今号のしおり(付録)は五箇山和紙ですよ!

 きょうはグレー縞の小千谷に黒半衿、黒緑の角帯にチャコールグレーの袴です。
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2014年7月6日(日)  No.4020

ベルばら売り出し
 商工会の中元大売出しが今日からスタートです(8/14まで)。 お買い物千円毎(税別)に宝くじ方式の抽選券を進呈。
 今年の一等は宝塚歌劇団 宙組公演「ベルサイユのばら 〜フェルゼンとマリー・アントワネット編〜」に20名様ご招待!

 毎年人気のこの売り出し、一昨年の星組公演も大好評でした。
 むろん当店でも抽選券を発行しています。 浴衣も絶賛展示中ですのでご覧ください(写真をクリックすると拡大)。

 きょうは薄緑の縞小千谷に青灰の半衿、カラシの角帯に薄緑の綿袴です。
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2014年7月5日(土)  No.4019

雀のお宿作戦16 〜複雑な家庭?〜
 ツバメのヒナが巣立ちました。 いち、にぃ、さん…4羽います。 まだ飛行がおぼつかなく、店に迷い込むことも(右写真をクリックすると拡大)。

 それに対して、親鳥は…?
 アレレ、3羽います! 1羽が攻撃的で、他のツバメを追い立ててる様子。
 う〜ん、これって横恋慕?

 きょうは黒地縞小千谷に黒半衿、黒緑の角帯に灰黒の袴です。
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2014年7月4日(金)  No.4018

勝手にMOSO塾
 「南砺のいろんな場所のグランドデザインをみんなで勝手に妄想して作ってみよう。
 壁に紙貼ったり。写真とってみたり。絵で書いてみたり。模型作ってみたり。どんな施設が市民がワクワク出来るのかわくわく妄想しよう!
 当面の目的は行政が無視出来ない存在になること。
 第一回は『桜ヶ池に出来るクリエイターハウス』もやもや妄想を共有していいアイディアを出していきましょう。
 自分たちの街は自分たちで創る」

 どう思います? 上記のお誘い。
 ワクワク感にかられて、メンバーがわからないままに行きましたよ、Jecビル。 ほぼ2時間遅れたにも関わらず、美味しいお茶とお菓子と満面の笑顔で迎え入れくれました。

 で、さまざまな意見を出し合って、形にしたのが右のホワイトボード(クリックすると拡大)。 魅力的なプランになったと自画自賛。
 今後の課題はあるにせよ、これぞ市民協働のまちづくりだと思いませんか?

南砺勝手にMOSO塾にはどなたでも参加できます。 まず一歩を踏み出してみませんか?

 きょうはグレー縞の小千谷に青灰の半衿、裂織の黒角帯に薄手の綿袴です。
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2014年7月3日(木)  No.4017

人形浄瑠璃『文楽』
 富山県教育文化会館開館40周年記念公演「人形浄瑠璃 文楽」 二晩続けて和物鑑賞です。
 演目は、義経千本桜から「道行初音旅」と卅三間棟由来「木遣り音頭の段」です。
 その前に太夫と三味線、人形使いの、丁寧かつ面白い解説が30分ほどあり、初見の人にも優しい。 字幕掲示板(Gマーク)も左脇にあり、補助金カットで発奮した(?)文楽協会の“本気”が感じられます。

 華やかな「道行初音旅」では見事な人形舞を楽しみました。

 そして「木遣り音頭の段」 母となった柳の精が、家族や子どもと別れるという悲しいお話。 人形の所作が見事で(2列目センターという舞台しか見えない良席だったので)すっかり感情移入してしまって…。

 いや〜文楽いいですね〜。 文楽ブーム来るかも(来て欲しい!)。 ちなみに本日のチケット完売でした。

 きょうは薄緑縞小千谷に生成りの半衿、緑絽角帯に鶯色の麻袴、柿色の足袋です。
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2014年7月2日(水)  No.4016

長唄・笛 舞踊会
 ゆうやくんに手を合わせてから、じょうはな座南砺市合併10周年記念「長唄・笛 舞踊会」<夜の部>を見てきました。
 さすが城端、夏の着物姿の女性が大勢います(比率もレベルも歌舞伎座以上)。
 市川染五郎さんが特別出演するということで、場内が期待で膨らんでるのが伝わってきます。

 昨年、芳村伊十七先生がお亡くなりになり、気がかりだったのですが杞憂でしたね。 伊十一郎さん作曲の「鷺と鴉」は素晴らしい。 和音階に無い音まで用いて(?)の演奏は見事でした。

 囃子創作曲「大蛇」は、中川善雄先生の笛をはじめ、小鼓(つづみ)・大鼓(おおかわ)・太鼓(たいこ)の、個を確立しながらの連携に鳥肌が立ちました。 全身全霊魂込めて吹き込む中川先生の気迫は凄まじい! これだけで満足してしまった…カモ。
 肝心の染五郎さんは長唄「老松」を舞いました。 凛として上手で綺麗なのですが、あの笛を体感してしまった後では…。 (写真はなんとくんのFBより拝借)。

 本日おろした地紋のある無地小千谷に生成りの半衿、生成りの麻角帯を浪人結びにし、梅鼠の足袋に右近下駄で踊りの師匠風(笑)
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2014年7月1日(火)  No.4015


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