「美しい装いきよべ」店長のきもの日記 過去ログ2014年6月

++美しい装い きよべ++

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子どもが希望をなくす国
 昨日の昼過ぎ、新宿駅付近で背広姿の男性が、集団的自衛権行使容認の反対演説をしたあと、ガソリンをかぶり火をつけました(一命は取りとめた模様)。
 目撃者も多くネット上では賛否両論、大騒ぎになりましたが、新聞はほぼ静観を決め込んでいます。
 自殺は美化されるものではなく「追随者を増やさぬため」の措置なのでしょうが、釈然としないものがあります。 「命を賭しての訴え」を結果的に無視したことになるからです。

 そして今日、首相官邸デモに万単位の人が集まりました。 一部テレビで中継されましたが、スルーしたメディアもあります。
 合法的デモは政治への意思表示&アピール方法として認められた権利です。 しかしデモ活動が無視されてしまったら、有権者の意思表示は次の選挙まで待たねばなりません。

 高2の次男が憤ってます。 「戦争行って人を殺すくらいなら死ぬ」と。
 慌てて「すぐに戦争になるわけじゃないし、徴兵制にもならない」と正しました。 が、未成年を不安がらせる政治は間違っていませんか。

 次男は本能的に危機を察知したのかもしれません。 親として、大人として、なにをすべきかを考え続ける日々です。
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2014年6月30日(月)  No.4014

子ども浴衣展
 「男の着物展」は好評のうちに終了し(商品はいつでもご覧になれます)、店内は今ゆかた一色です。

 座売りには子どもの仕立て上がり浴衣が勢揃い(写真をクリックすると拡大)。 一つ身四つ身男児女児、カワイイ柄からマセコイ柄まで、いろいろありますよ。
 もちろん一から仕立てるオーダーも承っておりますので、お気軽にご来店ください。

 きょうは薄緑の小千谷に薄クリームの半衿、緑の絽角帯に薄緑の袴です。
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2014年6月29日(日)  No.4013

選択できるということ
 歯磨き粉を買おうと箱裏の成分表を見て驚きました。
 ほとんどすべての歯磨き粉にフッ素が入っている!
 無フッ素だったのは、エチケットライオン(写真をクリックすると拡大)のみ。 やはり昔からのものが安心ですね。

 フッ素には功罪あって、毒性の方が勝ると我が家は判断し、子どもたちには学校の「フッ素洗口」をさせていません。
 しかし、歯磨き粉に入っていては…選択の余地がない。

 利賀村で過去に「水道水にフッ素を入れてしまおう」という驚くべき計画がありましたが、さすがにボツになりました。
 「選択できる」というのは大切な事ですよね。 と、同時に、両論あるなら公正な情報提供が必須です。

 今日は黒地縞小千谷に生成り半衿、黒裂織角帯に腰板無しの綿袴です。
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2014年6月28日(土)  No.4012

親の大学見学会
 本日は近くの大学を巡る見学会、高校PTAの企画です。 (優秀な)学生確保に苦慮する大学と、受験前に大学を見ておきたいという親の願いが合致した…ということでしょうか。 担当する委員会でも秋に実施するので、下見がてら参加しました。

 まずは呉羽にある富山国際大学(左写真)。 元富山女子短大が母体となってるせいか、女子学生が多い…。 皆お洒落だし「こんにちは」と挨拶してくれるので、気持いいです。
 施設見学をしつつ、学長の話をお聞きします。 予想していたよりもかなりイイ印象を持ちました。

 バス移動で富山大学五福キャンパスへ。
 新しく綺麗な学食でサーモン丼を掻き込んだ後、施設見学…意外と広いんですね。 驚いたのは図書館が充実していたこと(右写真)、さすが!
 ご存知のように、富大+医科薬科大+高岡短大=新生富山大学に再編されました。 キャンパスが離れているので、学生間の交流はほとんど無いそうです(教授は行き来してる)、残念。

 以上2つの大学を巡ったわけですが、在校生のリアルな声が聞けたのは良かった…けど、もう「受験」が迫ってるんだとちょっとアセりました。 まぁ親はなにもできないんですけどね。

 きょうはグレー縞の小千谷に薄柿色の半衿、黒緑の角帯に黒地の紗袴、梅鼠の足袋です。
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2014年6月27日(金)  No.4011

きものよろず相談所
 じょうはなフラワーカード会の理事長を退任して早三月。 新体制での新イベントがスタートしました。

 『とく得市&スタンプラリー』(7/13まで)
 加盟店主の味がある手描きPOPをご覧ください(写真をクリックすると拡大)。
 当店は「きものよろず相談所」を標榜し、フラワーポイント3倍セール。 そして「手作り小物百円(108円)から」
 書いてないけど「ゆかたフェア」も開催中です。

 さらにさらに千円以上(税別)買物して3店舗を巡れば、抽選で環水公園ラ・シャンス ペアランチ券やポップサーカスベア入場券(25組)がもらえるんです。
 期間は長いので、どうぞゆっくり巡ってください。

 きょうは薄緑縞小千谷に生成り半衿、絽緑角帯に薄緑の綿袴です。
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2014年6月26日(木)  No.4010

となみ野美術展2014
 砺波市美術館に立ち寄りました(写真をクリックすると拡大)、となみ野美術展を鑑賞する為です(7/13まで) 。
 秀作揃い…なのですが、なんだろう…なんか小ぢんまりとまとまってしまった感があります。 それはそれで洗練されたってことなのでしょうが、ちょっと物足りなく思うのはわがままでしょうか。

 こんな時代だからこそ、アートは冒険を!

 きょうは緑のコサシルクに生成りの半衿、カラシの角帯に薄緑の綿袴です。
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2014年6月25日(水)  No.4009

エコビレッジっちゃなにけ?
 南砺エコビレッジ構想なるものが桜ヶ池を中心に進められています。 が、広報を読んでもいまひとつスッキリしないので、南砺市エコビレッジ推進課の山崎さんに“伝道師”としてお越しいただきました(写真をクリックすると拡大)。

 まず、南砺市が考えるエコビレッジ構想は、他のエコビレッジとは違いがあります。 小規模な自給自足のコミュニティ(江戸時代風?)を目指すのではなく、行政も一緒になって「南砺市が50年後に生き残る」すべを探るんです。
※マネー経済が破綻しても、東京経由の交付金が減っても、自立できる仕組み。
※経済的には豊かになったが、相対的に貧しくなった地域力を復活させる。
※キーワードは「もったいない」と「おかげさま」

*大きな循環(人口増、魅力増、自立度増)→地域資源循環自立型都市南砺の実現
*小さな循環(自然エネルギー増、林業人口増、循環型農法で安全な食材、地域コミュニティ継承)→市内で地域資源循環
*ちいさな小さな循環(家庭レベル)=南砺市内でお金を循環

 行政主導ではなく、「一人称のまちづくり」がないと成立しない構想です。 な〜んだ「志民」や「土徳」や「結い」と同じフィールドにあるんですね。

 桜ヶ池周辺をモデル地区として認知を高め、市内全域に浸透させる計画だそうです。
 これから “わたし”が参画できる部分がまだまだあります。 かなりワクワクしてきました。

 きょうはグレー縞の片貝木綿に薄柿色の半衿、裂織の角帯に腰板無しの綿袴です。
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2014年6月24日(火)  No.4008

ワールドワイドな和装!?
 洋服を着なくなってかなり経ちます(それでもTシャツの類いは数年に一枚は買ってました)。

 カンボジア土産にもらったズボンがくたびれたので、本日アジア雑貨の店でタイのパンツを3本まとめ買い(3本で1万円ほど)。
 とっても個性的ですが、着物姿よりは地味な気もします(笑) なにより涼しいのが気に入りました。

 ところで…袴みたくないですか?コレ 特に左の緑ボカシのなんて和装に合いそうです(写真をクリックすると拡大)。 目指せ!ワールドワイドな和装(笑)
 きょうは黄色のコサシルクに生成りの半衿、黄色の羅角帯に薄緑の綿袴です。
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2014年6月23日(月)  No.4007

城端線の楽しい乗り方
 高校以来(?)初めて城端線に乗った男性が「ワンマンだとドキドキする」と。 そんな方も多かろうと「城端線の楽しい乗り方」を解説いたします(笑)

▶自販機で切符を買ったら、半自動改札機でスタンプを押しましょう(駅員が見当たらない場合)。
▶ホームに「ワンマン乗車口」の標識があれば、そこらへんで待つのが無難です(1両編成のときがあるから)
▶乗車時は車体の[開]ボタンでドアを開け、内側の[閉]ボタンで締めます(半自動)。
▶無人駅だと、整理券を取らなければなりません(ワンマンバスの要領)。
▶さらに無人駅で下車する場合、運賃箱に整理券と料金を運転手に見えるように入れます。 そういうわけで、ワンマンカーのドアは先頭車両しか開きません(駅員のいない駅)。
▶「次は〜◯○、2両目のドアは開きません」と車内放送されるので、慌てて一両目に移動する人も時々居ます。
ハットリくんあみたん娘などの、ラッピング列車に当たる事もあるでしょうが、気後れは禁物。 堂々と乗りこなしましょう。
▶トイレ付きの車両もありますが、かなり揺れるので緊急事以外はおすすめしません(停車中は使用禁止)。
▶まれに我がトコのようにケータイで話してる人を見かけますが、迷惑だし、筒抜けなのでヤメましょう。
▶おしゃべりは大歓迎です。 友人知人のみならず同じボックスの方と世間話できます。
▶基本的に飲食OK! プチ旅行を楽しみましょう
▶キャリーに入れればペット(別料金必要=150円程度)、輪行袋に入れれば折り畳んだ自転車も運べます
▶冷暖房完備かつ扇風機もついてます(写真をクリックすると拡大)。 これも手動。 無駄な電気(燃料)を使いません。 なんてエコロジー。

 さぁ、みなさん城端線を楽しみましょう! ガソリン高騰の折、意外に安くて便利な公共交通機関を見直しませんか。
 一ヶ月(2週間という説もある)に一度、乗車すれば。黒字になるそうですよ。

 きょうはグレー縞の伊勢木綿に生成り半衿、黒裂織角帯に黒茶の袴です。
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2014年6月22日(日)  No.4006

itona テレビに
 itona明石編集長がテレビ出演する(富山いかが de SHOW)というので録画視聴。
 成り立ちから編集会議の様子まで、丁寧にに取材されてました。

 バックナンバーをあらためて読み返しましたが、全国で通用するクオリティの本です。 女性って凄いなぁ。
 itona第3号が近々発売になります(写真をクリックすると拡大)。 富山県民だけじゃなく、多くの方々に読んでいただきたいですね。 乞うご期待!

 きょうは紺のコサシルクに生成りの半衿、黒緑の角帯に薄手の綿袴です。
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2014年6月21日(土)  No.4005

スカパラと共演!?
 「東京スカパラダイスオーケストラ(以下スカパラ)のチケットあるから代わりに行きませんか?」との有り難いお声をいただいて(嘘のようなホントの話)、喜び勇んで行ってきました高岡市民会館。 二年ぶりのスカパラです。

 やはりスカパラ、ハズレなし! 「初めてなの…」と言ってた隣の女性も、「ルパンしか知らんし」と言ってた若い女の子も、始まるやいなやノリノリで踊ってました。 汗モンダラになって肩を組み・歌い・踊り・歓声を上げ…。

 アンコールに「歓喜の歌」を合唱することになり、「希望者はステージへ」と言われ、何気に手を挙げたら連行されました。
 約30名の選ばれし見知らぬ人々(笑)と手をつなぎ一緒に歌った「歓喜の歌」めっちゃ楽しかった。 生きてるって素晴らしい…心からそう思いましたね。
 スカパラ最高です。 あ、スカパラと共演したってことですね(いちおー)。

 駐車場のことを考えて、開場1時間前に古城公園小竹藪駐車場に到着したのですが既に満車。 臨時駐車場へと誘導されました。
 でも大丈夫! そんなこともあろうかと、トランクには愛車(Curve D7)を積んでます。 公園内もラクラクです。

 きょうはグレー縞の小千谷に黒柄半衿、緑の絽角帯にチャコールグレーの綿袴です。
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2014年6月20日(金)  No.4004

デモ行進
 第二次世界大戦後、日本は武力で他国および他国民を攻撃した事はありません。
 それは憲法9条に「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。」と記されてるからです。
 現在安倍政権で閣議決定されようとしている、“憲法を変えずに「集団的自衛権容認」”は平和主義国家のみならず日本国憲法をも否定する暴挙だと僕は考えます。

 しかしながら…メディアの論調を完全に無視し、一内閣(=恣意的に選ばれた人々)によって70年近く守られてきた日本のありかたが壊されようとしています。
 このまま黙っていれば、アメリカに引きずられるように自衛隊は海外へ行かされ、前線or後方の線引きが難しい戦場で戦闘に巻き込まれ傷つき傷つけられ、命を落とすこともあるでしょう。
 自衛隊の志願者は激減し、報償を大幅アップすることで生活が苦しい家庭の子どもたちを集めようとします、それでも集まらない場合は「国を防衛するため」と称して“強制的”に集められます…。

 この流れに歯止めをかける為に『一個人としてなにができるのか?』 考えても考えても解答が得られないまま、富山市で行われた『自衛隊を集団的自衛権行使 閣議決定阻止!! 秘密法廃止!!』デモに個人参加してみました。

 CiC前に集まったのは、主催者発表で400名(凄い人だったので、水増しはないと思います)。 各種団体思い思いのプラカードを持ち、幟を立て、警察の誘導に従い車道をデモ行進します。 …が、歩道を歩く人は無関心でした。
 そりゃそうでしょうね。 デモ側が熱くなればなるほど、道行く人たちと壁ができるんですから。

 でもね、デモ側に入ってわかった事があるんです。 中の人たちも歩道側の人と、さほど変わらないんだと。 集会中に雑談もするし、組合から動員かかったから参加した人もいる…、ただなんとなく「今の流れはイヤだなぁ」と感じてる人たち。
 関心は低くても、この「イヤな感じ」って市井の人も感じていませんか?
 この「イヤな感じ」をそのまま放置せず、ゆる〜い形で意思表示し共有することで、賛同者が増え、“戦争できる国”への歯止めがかけられるのではないかと思い至りました。
 ゆる〜い形の意思表示は今後も続けて行くつもりです。 どうかおつき合いください、そしてできればご自分の言葉で人に語ってください。

 きょうは生成りの揚柳木綿に薄茶の半衿、黄色の羅角帯に薄緑の綿袴です。
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2014年6月19日(木)  No.4003

スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールドとは
 高校PTAの副会長(複数います)をしています。 平成26年度砺波地区PTA指導者研修会に参加しました。
 代表3校の研究発表の後、スキヤキ実行委員長 橋本正俊氏による講演『スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールドとは?』
 今年で24回目を向えるSUKIYAKI Meets The Worldの“秘密”を語ってくださいました。

 SUKIYAKIは単に音楽のイベントではなく、音楽を通しての異文化交流がテーマ。
 市民参加型でありながら、南砺市&富山県だけでなく、日本中からファンが訪れるという希有なフェスティバルです。

 多数のボランティアをまとめあげる橋本さんのお話はわかりやすく明快です。 熱情には感服します。
 『人をつくるのは教育と文化。人が活性化すれば必ず地域は活性化する』 一本筋が通っていれば、物事はうまくいくのですね。

 今年は久しぶりにスキヤキ(8/23・24・25)に参加しようと思います。
 プレフェスティバルとして7月27日(日)13時半から、スキヤキ・キャラバン in 城端・桜ヶ池もあるので、こっちも行きたいな。

 きょうは黒地縞小千谷に薄柿色の半衿、裂織の角帯に腰板無しの綿袴です。
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2014年6月18日(水)  No.4002

一生ものの差し根付
 ひと月前に田中孝明さんにお願いしてた差し根付(棒根付)が2本でき上がりました。 角帯に挿して使います(写真をクリックすると拡大)。
 予算の四分の一で作ってくださったので、申し訳ないくらい。

 刀剣のように直線のもの(手前)とノミ跡を残したもの(奥)、絶妙なカーブで桜を削ってあります。 どちらも気に入りました。
 シンプルで美しく飽きがこない、しかも丈夫!な一生モノです。
 近くに作家(職人)さんが居るって幸せなことですね。

 きょうは薄緑の小千谷に生成りの半衿、緑の絽角帯に薄緑の綿袴です。
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2014年6月17日(火)  No.4001

裂き織り小物コーナー
 暑い梅雨の時期ですが、店内はさらにアツく新製品ラッシュ!
 当店オリジナルの裂織小物がいろいろ揃いました(写真をクリックすると拡大)。

 メガネ入れ、スマホケース、小銭入れ、名刺入れetc.…。 すべて一点モノ、早い者勝ちです。
 値段も千円台なのでプレゼントにもいかがでしょうか?

 きょうは生成りの文人絣に茶系のロング前掛けの丁稚使用です。
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2014年6月16日(月)  No.4000

城端中がW杯観戦!?
 W杯初戦、日本はコートジボワールに逆転負けしました…。
 ショックです…。 ダメージが大きすぎて、仕事が手につきません。

 たぶん多くの方が同じ思いなのではないでしょうか?
 ハーフタイムに店頭に出てみたら、日曜日だというのに人っ子一人いませんでした…。 ゴーストタウンです。

 夜になって他の試合を観戦してるうちに、サッカーが本来持つ面白さを思い出しました。
 少なくともあと2試合!日本サッカーを楽しみたいと思います。

 きょうは緑のコサシルクに生成りの半衿、黄金の角帯に薄緑の綿袴です。
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2014年6月15日(日)  No.3999

城端コーナー
 店舗改装でスペースに余裕ができたので、城端ならではの商品を集めた展示をしています。
 松井機業のスマホクリーナーやシルクパウダー入浴剤、治五右衛門塗のボールペン、城端十景の切り絵葉書など。
 もっともっと増えるといいな…と考えています。

 趣向を変えて真上から撮ってみました(写真をクリックすると拡大)。

 きょうは生成りの揚柳木綿に薄山吹色の半衿、芥子の角帯に薄手の綿袴です。
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2014年6月14日(土)  No.3998

W杯開幕!
 老木となり伐採された神明桜が新たに植樹されました(写真をクリックすると拡大)。
 まだまだ幹は細いですが、10数年後に見事な桜並木となることでしょう。

 待ちに待ったサッカーのワールドカップが開幕しました。 美しいゴールシーンを見たくて、子どもと観戦しています。
 日本は勿論、今回はボスニア・ヘルツェゴビナも応援しています。
 地球の反対側にあるブラジルなので、時差は12時間。 早寝早起きする日々が続きそうです

 きょうはグレー縞の片貝木綿に黒柄半衿、黒裂織角帯に灰黒の袴です。
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2014年6月13日(金)  No.3997

焼きのれん棒
 河内木綿の暖簾を店頭に吊っています
 目立つし日除けになるし真に良いのですが、横風に弱い…。 風が吹くと片寄りし、棒ごとのれんが落ちたがことが度々…。
 棒が幅ギリギリ(2m)なのが原因です。

 太め黒竹棒を捜しまわりましたが2メートル以上のものがみつからず、ほぼ諦めかけていたところ「白竹を焼きましょうか?」と有り難い提案が! 『それだ!』と一も二もなく飛びつきしました。 手に入れたのが上の棒です、斑が味わい深いでしょ(写真をクリックすると拡大)。
 「材料費だけで結構です」と云われ、なんと108円でした。 ありがとうございます。

 きょうは黄色のコサシルクに薄ベージュの半衿、緑の絽角帯に薄緑の綿袴です。
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2014年6月12日(木)  No.3996

You got a YUKATA
 『浴衣フェアはじめました』 …ということで店頭POP看板を書き直してます。
 You got a YUKATA(ユーガッタ ユカタ) [gotはgetの過去形]。
 ・・・・・・・・・脱力系もとい癒しの呉服屋を目指します(笑)

 店内には子どもの仕立て上がり浴衣もいろいろ(右写真)。 どうぞご高覧ください。

 きょうは紺のコサシルクに生成りの半衿、黒裂織角帯に黒の紗袴です。
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2014年6月11日(水)  No.3995

涼夏のために
 ひさしぶりの自家消費、麻の着物を新調します。
 10年以上着てた小千谷がすり切れてボロボロになったんです。 幾度か修繕しましたが、生地が弱ってしまって…もう限界です(右写真をクリックすると拡大)。 盛夏には3日に一度(洗濯機で)洗うという酷使に堪え、糸が柔らかくなりとても着心地が良く、愛着たっぷりなだけに残念です。

 これからまた10年以上着倒そう…ということで、思い切って少し良いものを選びました。
 吉新織物の市松地紋の織り無地です。 通気性もいいので、この夏も涼しく過ごせそう

 きょうはグレー縞の小千谷に薄茶の半衿、黒裂織角帯に草木染めの綿袴です。
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2014年6月10日(火)  No.3994

池川はいま12
 池川橋が全面通行止めになり、市街地から井口井波方面へは北野橋が迂回路になってます。

 いま古い池川橋を解体しているところです。 下方に工事車両用の赤い仮橋梁が見えます(左写真をクリックすると拡大)。
 完成はまだまだ先ですが、広く渡りやすくなったなった池川橋から見る景色は最高でしょうね。

 きょうは黒地縞の小千谷に黒柄半衿、黒緑の角帯に灰黒の袴です。
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2014年6月9日(月)  No.3993

浴衣の山
 男の着物展も一段落し、いよいよ店頭は浴衣のシーズンです。
 店舗改装で什器の位置が変わったので、どこに置こうか迷いましたが、やっぱりド真ん中にうずたかく積むことにしました(写真をクリックすると拡大)。
 色も柄も素材もいろいろ取り揃えていますのでお手に取ってご覧ください。 半額特価コーナーもあります。

 きょうは薄緑の小千谷に地紋のある生成り半衿、黄色の羅角帯に薄手の綿袴です。
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2014年6月8日(日)  No.3992

城端別院善徳寺は観光にいかすことができるか?
 観光協会の事業報告会に出席。
 特別講演は山本博之さん、別院改修の設計管理者で、先日の特別現場公開でもお世話になりました。

 まず、復原した粟津演舞場の話(写真をクリックすると拡大)。 解体されかかってた建物を修復するのみならず、ソフト面を絡めた運動になってます。

 そして別院…。
 本堂はこれまで通り、真宗寺院として護持すべき…。 でも庫裏は現在の別院の体制では維持管理活用できない…。
 そこで一般社団法人が別途庫裏部分を管理できる方式にすれば?という提案でした。 竃で薪割り・火おこし・調理体験、囲炉裏で食事しながら語らい。広間で書道教室、研修道場での宿泊など…。

 昨年暮れに佐々木棟梁も「人が集まる庫裏にしたい」とおっしゃってました。 僕も「別院に人が集まらずして、町の活性化はありえない」と考えてます。
 ベクトルが揃ってきたようです、ワクワクしませんか?

 きょうは生成りの文人絣に裂織の角帯を浪人結びにして腰板無しの綿袴です。
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2014年6月7日(土)  No.3991

民謡 the Funk
 林道美有紀さんがミニアルバム「謡」〜民謡 the Funk〜を出しました(写真をクリックすると拡大)。
 林道さんのバックボーンである民謡を小泉こうのすけさんのギターで歌い上げます。 そう、あのゲリラむぎや仕様なんです。
 これが!めっちゃカッコいい!!

 収録は5曲「古代神〜introduction」「麦や節」「こきりこ」「といちんさ」「古代神〜reprise」
 どれも名アレンジですが、個人的に「といちんさ」にヤラレました。 ゾクッとしますよ。

 名盤です。
 林道さんにとっても記念碑的なアルバムになると思います。 ぜひお聞きください(税別1500円)。
 販売はサンオンヤマネデンキ/じょうはな座をはじめ、公式サイトでも扱っています。

 五箇山民謡にはまだまだ可能性があります。 狭い殻をぶちこわすことで劇的な飛躍があると思いませんか?

 きょうは緑のコサシルクにグレー地紋の半衿、辛子の角帯に腰板無しの綿袴です。
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2014年6月6日(金)  No.3990

権次郎物語ロケ
 城端出身の偉人 稲塚権次郎翁の生涯を描く映画「NORIN TEN“農の神”と呼ばれた男 稲塚権次郎物語」がクランクインしました。
 きょうは東町通りで撮影が行われています(写真をクリックすると拡大)。

 晩年の権次郎役は仲代達矢さん。 チラリと見ましたが、オーラがあります。 権次郎さんをどう演じるのか興味津々。
 監督は遠縁の稲塚秀孝さん。 若き日の権次郎;松崎謙二さん、妻;野村真美さん。 他に藤田弓子さん、益岡 徹さん、舞川あいくさんら有名処が…。
 城端からエキストラがたくさん出演しています。 上映会で知人を捜すのも楽しそうです。

 南砺…いや城端だけの有名人だった権次郎翁が注目されるのは心底嬉しいです。
 今回の映画のお世話をなさってる方々、頑張ってる西明(さいみょう)地区のみなさん、『世界の食糧危機を救った男 稲塚権次郎の生涯』という本を執筆なさった千田 篤さんにも感謝です。
 映画は平成27年秋全国公開予定です。

 きょうは黄色のコサシルクに山吹の半衿、緑の絽角帯に薄緑の綿袴です。
 北陸地方梅雨入りしました。
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2014年6月5日(木)  No.3989

一日一鉄
 先日、ミュゼふくおかカメラ館で「鉄道写真家・中井精也写真展 1日1鉄!」を見てきました。
 鉄道ファンにもいろいろあって、乗り鉄、降り鉄、車両鉄、収集鉄、時刻表鉄、撮り鉄、鉄道模型etc…。 とかく沢山の分野があるようです。
 マニアはかなり専門分野に精通してる様子で、以前城端駅に停車していた謎の車両について尋ねたところ、即座に回答があって驚きました。

 あ、中井さんはプロカメラマンで、毎日ブログに鉄道写真をアップしています。
 そのクオリティたるや・・・。 プロとアマの歴然とした違いを見せつけられました。 鉄道ファンじゃなくても魅せられます。

 きょうはグレー縞の小千谷に黒柄半衿とギャルソンエプロンの軽装です。
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2014年6月4日(水)  No.3988

ギャラリー改装
 京都から朝帰りして、以前からやりたかったギャラリーの改造にとりかかります(大掛かりなものではなく、日曜大工レベルですが)。

 (1)棚裏板を取り外し (2)裁断して再びビス止め (3)旧店舗の格子戸を横にして裏からビス止め
 1時間強の作業で風通しが良くなり、店が明るくなりました(写真をクリックすると拡大)。

 ぎゃらりー蔵布都 藍は無料でお貸しできるスペースです。 ご希望の方はお気軽にお問い合わせください。
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2014年6月3日(火)  No.3987

着物と銭湯
 新商品仕入の為、往復夜行バスで京都出張。 経費節減…とはいえ、五十男にちょっとキツイ。
 ということで、車中は作務衣にして、着いてから着替える事にしました。

 5時25分着の予定が、道が空いていたのか5時に京都駅着、しかたなく6時の「アミーチ」オープンまでボーッと散歩して過ごすことに…。 7時から京都タワー浴場(割引券持参でバスタオル付700円)で一汗流して、着替えます。

 順調に仕入れ先を巡りつつ、和気清麻呂を祀る足腰の守護神“護王神社”に初参拝してきました(このとき既に万歩計は15,000歩超)。 京都はそこらにフツーに面白いスポットがあって好きです。

 夜は日の出湯…じゃなくて早朝散歩で見つけた大正湯へ(右写真をクリックすると拡大)。 ちょっと狭いけど、浴槽が多くて気持いいです(貸タオル込430円)。
 着物と銭湯…鉄板の組み合せですね。

 きょうは紺のコサシルクに青ボカシ半衿、青白角帯に青灰の太麻袴、灰色の足袋です。
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2014年6月2日(月)  No.3986

第53回 日本伝統工芸富山展
 高岡市美術館で開催中の第53回 日本伝統工芸富山展へ。
 
 城端から 山下郁子さん(半紗織着物「早瀬」日本工芸会賞)、細川 毅さん(欅拭漆高盛器)、棚田修作さん(木の葉文象嵌壷 日本工芸会富山支部賞)、小原好喬さん(治五右衛門塗八角箱「曙光」)四点も!
 いずれ劣らぬ作品揃いです。

 驚愕したのは市川知也さんの宙吹硝子大鉢「雪舟」(高岡市長賞 受賞)。 鉢の中に群雲が見えました。 どうやって作ったのか説明されてもわからなかった…。
 値段はともかく…欲しい!と思ったのは斉藤 壽さんの栃造机(奨励賞 受賞)でした。 あれは一生ものです。

 長岡達雄さん、林 哲三さん、平岡彰子さんによる列品解説に居合わせました。 人形はさっぱり?の分野だっただけに、拝聴できてラッキーです。

 いつも思うのですが、ほんとに良い展示会です。 「伝統工芸は決して古くさいものじゃない」ってことを知ってもらうために、もっと多くの人に足を運んでもらいたいですね。 どうしたらいいかなぁ…。

 きょうは緑のコサシルクに地紋のあるグレー半衿、緑の絽角帯に薄緑の綿袴です。
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2014年6月1日(日)  No.3985

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