「美しい装いきよべ」店長のきもの日記 過去ログ2011年2月

++美しい装い きよべ++

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雨のつごもり大市
 天気予報が的中し、今年のつごもり大市は朝から雨模様…、かなり本降りです。
 しかし、スタート30分前からお客様が続々とお越しになりました、有り難いことです。

 準備もスムースにでき、定刻に開幕!
 小学四年生の店が商売を始めます。 寒い中元気な声を張り上げて頑張ってました。 なんたって、自分で作った “ 商品 ” ですもん、気合いが入りますよね。
 雨のためじゃんとこい麦屋が中止となったのは残念でしたが、子どもたちは満足した様子でした。

 さて、今年の新企画は、なんといってもUSTREAMをつかった生中継でしょう(と思いたい)。
 実験的だったので宣伝はしなかったのですが、つごもりの様子と林道美有紀さん&小泉こうのすけさんのミニライブコンプレッサーさんのマジックなど見応え充分な放送となったと思ってます。 協力してくれた友人に感謝します。
 録画もしたので、つごもり大市のサイトのトップページからご覧になってください。 臨場感たっぷりです。
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2011年2月28日(月)  No.2790

つごもり大市通行止め
 歴史ある城端つごもり大市は、昔風情の再現と安全確保のため、国道304号線を一部通行止めにして開催します。
 今年は午前9時〜午後5時まで、善徳寺前交差点から県信前十字路 間が車両通行止めになります。
 もちろん迂回路はあるのですが、大型車両は通れないので、市街地進入前に曲がってもらわねばなりません。 JR城端駅前と大鋸屋交差点に大きな看板を立てて、誘導員を配置することになりました。
 つごもり大市に関係のない方々にはご迷惑をおかけしますが、当日は誘導員の指示にしたがってください。
 また会場付近では城端救護班員が赤色棒を持って駐車場の案内をしますので、よろしくお願いします。

 きょうは茶縞ウールの下はスタンドカラーシャツ、黒緑の角帯に帆布の袴、縞のタビックスです。
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2011年2月27日(日)  No.2789

中学校の除雪デー
 すっきりとした校舎で卒業生を送りたい、と城端中学1年生と保護者が学校周辺の除雪をすることになりました。
 例年以上の降雪があった今年は、もうすぐ3月だというのにかなりの雪が残っています。

 任意参加ですが土曜の早朝にもかかわらず、ほとんどの生徒と保護者が集まりました。
 機械の入れない芝の上や角地の雪を角スコップでくずし、アスファルトの上に散らかしておきます。
 雪は “ ししって(≒さわって)おけば ” どんどん減っていくので、15日の卒業式までには融けてなくなるでしょう。

 きょうは生成りにネップの入った木綿に朱色の半衿、茶黒縞の角帯に黒茶の袴、格子のタビックス、ダカ織のストールです。
 亡き祖母の祥月命日です。 子どもたちと仏壇で手を合わせました。
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2011年2月26日(土)  No.2788

臨時曳山連合会
 今夜は平成23年度の臨時曳山連合会、いよいよ城端曳山祭が始動します。
 城端商工会館2階にお集まりいただいたのは、前年度曳山連合会長、曳山会館館長、そして五ヵ町の役員の皆さん。 当番町(西上)のメンバーを含めると総勢30数名にもなります。
 昨年の反省点を確認した後、今年の決議事項(案)を提出、審議に入ります。 今年は特別な変更点がないのですんなり通りそうです。

 会議後の懇親会で各町の方とお話しさせていただいたのですが、人口減で数年後の曳山の運行に危機感を持つ方が多いと感じました。 どこかでちゃんと議題にあげる必要があります。
 僕たちが、愛し、誇りに思う城端曳山祭を末永く続ける為に、ある程度の改革が必要かもしれません。

 次回曳山連合会は3月13日に決定しました。
 きょうは青地に縦糸絣の紬に香色の半衿、灰緑の角帯に黒茶の御召袴、黒繻子の足袋にグレーストールです。
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2011年2月25日(金)  No.2787

雪解けの音
 きょうは春の陽気、最高気温も17℃まで上昇しました。
 見る見るうちに雪が融けてゆきます、音を立てて(写真をクリックすると拡大)。

 雨樋を伝う水音は小川のせせらぎのようです。 春が音とともに訪れるようで嬉しくなりました。
 きょうはグレー縞の伊勢木綿に黒タートルネック、黒裂織の角帯に灰黒の綿袴、黒地に絞りのタビックスです。
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2011年2月24日(木)  No.2786

見つけられるかな?
 つごもり大市の隠れた人気企画「保育園の絵画展〜ぼくのわたしの好きな人〜」が始まりました。 さくら保育園児の絵を西町商店会加盟店に数枚ずつ掲示します。
 ウチもさっそく店頭に貼り出しました(写真をクリックすると拡大)。
 ゆうたくんは「お母さん」を、ゆうのちゃんは「いもうと」を、こなつちゃんは「いとこ」を一所懸命描いてくれてます。

 個人情報保護法の “ 曲解 ” により名字が書けないので近所の子を探すのも大変だと思いますが、ぜひ足場の良い商店街を歩いて園児たちの力作を見てください。 3月上旬までの予定です。
 きょうはグレーの袷木綿に黒の半衿、灰緑の角帯に黒斑の袴、グレーの足袋にストールです。
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2011年2月23日(水)  No.2785

地元メディアにつごもり大市が掲載
富山情報につごもり大市が掲載
 昨年に続いて「富山情報」城端つごもり大市を掲載していただきました(写真をクリックすると拡大)。 さらにタウン情報とやま3月号にも。 商店街主催の低予算イベントなので、嬉しいしとても助かります。

 さっそく富山市内の方から問い合わせの電話をいただきました。 城端まで遠い印象をお持ちのようで、交通の便もわかりにくいようです。

 2月28日(月)つごもり大市では9時〜17時まで国道304号線が一部通行止めになります(開催は10時〜16時)。 迂回路や駐車場は、案内看板および係員の指示に従っていただければ幸いです。

 きょうは芝翫茶の紬に茶色の半衿、黒と茶縞の角帯に黒の御召袴、梅鼠の足袋です。
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2011年2月22日(火)  No.2784

東寺弘法市
 久しぶりの休日は高速バスに乗って京都へ。 毎月21日に東寺で開催される弘法市に行く為です。
 最初は加越能バスツアー(往復5,000円;砺波発)を予定していたのですが、参加者不足で不発となり、金沢発のMKツアー(往復4,000円)に切り替えます。

 朝6時半に金沢を出て、京都に着いたのが11時過ぎ。 途中2度の休憩を挟みましたが、ちょっと疲れました。 というのはバスが中型でシート巾が狭く、隣席との距離がとれなかったからです。 やはり大型がラクですね。

 数年ぶりの弘法市、いつもは人通りがまばらな京都駅南口から東寺に向けて沢山の人がゾロゾロと歩いています。
 まさかこれほどの人気とは思ってませんでした。 好天も幸いしたのでしょう、東寺境内は人で溢れ、お祭の様相(写真をクリックすると拡大)。

 人をかき分け、ぎっしり埋まった露店をしらみつぶしに素見していきます。 小腹がすいたら五平餅などを食べ、お茶を飲み、また歩く…。
 これが不思議と疲れないんです、天気も良くって気持ちいい散策って感じ。

 自分用にいくつか掘り出し物(?)を購入(4点で7,200円)。 値引き交渉も楽しかったし、いろんな情報を貰いました。
 次は北野天満宮の「天神さん」にも行ってみたいですね。
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2011年2月21日(月)  No.2783

キモノでジャックin金沢
 北陸初開催のキモノでジャックを金沢主計町で開催するというので、いてもたってもいられず、急遽参加しました。
 「キモノでジャック」というのは昨春、京都を皮切りに始まった「ある場所を着物姿で埋め尽くそう!参加費不要・参加表明無用・途中参加、途中離脱OK!着物を愛する人たちがゆる〜く集う」イベントです。
 連絡は口コミやブログとツイッターが主で、経費をかけません。

 金沢ジャックの初呼びかけは2月15日、なんと開催5日前です、まさに直前告知。 駐車場が無さそうなので僕は今年初乗りのバイクで出かけることにします。
 集合場所は橋場町交番前の火の見櫓跡、どれだけの人が集まるのか気になりましたが、好天にも恵まれて22名もの参加がありました。

 ゆっくり歩いて、暗がり坂を登り、集合写真を撮影。 集合から解散まで1時間程度です。 この後、それぞれお茶したり、さらに別の場所へ行ったり…。 しばりが無いので緩やかです。

 ツイッターで多少のやり取りはしていますが、初顔合わせでさすがに緊張。
 それでも着物が好きというだけで世代や性別を越えて見ず知らずの人とも話せるんですね。 写真を撮りあい、コーディネートを褒め合い、気になる小物の情報を交換し…、楽しかったぁ(単なる着物好きのオニイさんですね)。
 緑一点かもと心配してましたが、男性も3名となりました。

 実は今回の金沢ジャックはプレ開催なんです。
 本開催は4月9日(土)午後2時、桜の兼六園をジャックします。 集合場所は白鳥路 前田利家像前(兼六園下バス停前)です。 僕もまた参加したいなぁ…。

 ところで城端でも着物でジャックを開催してみようかと思ってます。
 予定日は4月17日の日曜日、城端しだれ桜まつりのメイン開催日です。 今年のコンセプトは「のれんと着物」なのでピッタリでしょ。 詳しいことは後日お知らせします。

 きょうは小豆色のヒゲ紬に香色の半衿、黒緑の角帯に黒斑の袴、グレーの足袋に畳表の右近下駄、雌黄のストールに茶系のロングマントです。
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2011年2月20日(日)  No.2782

昆布もち
 ドラマなどで戸棚に隠してあるお菓子を子どもが見つけて食べるシーンがありますが、我が家には買い置き(?)の菓子類が全くありません。 小腹が空いたら、近所のお店に買いに行くしかないんです。
 どうにも出られないときは、作っておいたコンブ餅をストーブで焼いて食べます。 美味しいし、腹持ちはいいし、大好きです。
 が、春になりストーブを片付けたとき、困るんですよね。 オーブンで焼くのは何故か味気ない気がして…。

 きょうは青縞ウールの下はスタンドカラーシャツ、黒裂織の角帯に灰黒の袴、グレーの足袋にストールです。
2011年2月19日(土)  No.2781

子どもはスゴイ
 城端教育振興会の役員会に出席しました(懇親会も兼ねてます)。
 小中学校の校長・教頭、PTA会長OB、教育に関心の高い人が集まるこの会議、飲もうが食べようが話題は子どもたちのことが大半です。
 城端でも幼保小中の連携を進めようということになりました。 一年間県PTAに通った甲斐があったというものです。

 また城端小学校の高学年が取り組んだ「お弁当の日」には感激しました。
 「子どもに魚を与えず、釣り針を与えよ」を実践する為、PTAと学校が一体となって動いたのです。
 これは小中PTAや教育振興会を含む諸団体が協力して招いた講演会が実を結んだものです。
 ちょっと考えただけでも様々なハードルが思いつきますが、それをひとつずつクリアしていった学校に感謝します。

 当日は全児童が自分で作ったお弁当を持参したそうです。 先生がおっしゃっいました。『子どもはスゴイ』
 城端の子どもたちの着実な成長が見てとれる、本当に嬉しい会合となりました。

 きょうは茶に白縞の木綿に焦茶の半衿、辛子の角帯に焦茶の袴、茶色の足袋です。
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2011年2月18日(金)  No.2780

曳山祭の準備が始まる
 つごもり大市が終わるまで城端は雪の中ですが、すでに5月5日の曳山祭の準備が同時進行で始まっています。
 今年は西上町が六年に一度の当番町です。 6年前は庵連合会長でしたが、今年は町内の事務方として書類作成に追われています。

 2月25日に臨時曳山連合会が開催されるので、昨年のデータを参考にさせていただきながら様々な資料を作っています。
 曳山の運行については知らないことが沢山あるので勉強になります(庵屋台=若連中、曳山=町内が担う)。
 当番町の準備仕事の多さに驚きました。 裏方あっての祭なんですね。

 きょうは茶に朱縞のウールに焦茶の半衿、黒緑の角帯に黒斑の袴、黒地の小紋足袋に右近下駄です。
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2011年2月17日(木)  No.2779

頭上注意
 冬が明けたかのような陽気が続きます。 でも屋根と歩道脇には雪がゴッチャリと残ってるんです。

 雪止めしてある大屋根からドッカーンと雪が落ちました、表層なだれ(?)です。 屋根雪の上部は新雪、中程が圧雪、底部がザラメ状になってます。 雪止め瓦を使っていても中上層部が滑り落ちることもあるようです。

 危険なので歩道に「頭上注意」の標識を出しました(左写真)。
 空を見上げて歩いてみてください、雪の庇にツララが下がってます(右写真をクリックすると拡大)。

 きょうは茶縞のウールの下は久留米のスタンドカラーシャツ、芥子の角帯に帆布の袴、茶色に染めたタビックスです。
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2011年2月16日(水)  No.2778

涅槃会
 2月15日はお釈迦様が入滅した日。城端のいくつかの寺院で涅槃会を催されています。
 禅寺の城国寺と法乗寺では丸めた涅槃団子を撒きます。 これに対し城端別院善徳寺では色のついたサイコロ状の切り餅を配っています。
 今年も何個かお裾分けを頂戴したので家族で食べました。 お餅なので焼くと美味しいんです。
 これでまた一年息災に生きられます。

 きょうは茶に白糸を織り込んだ厚手木綿に朱色の半衿、辛子の角帯に黒茶の袴、藤色がかったグレーの足袋に黒手甲です。
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2011年2月15日(火)  No.2777

屋根雪下ろしの新兵器?
 再び雪が降るという予報を聞き、なかなか融けぬ屋根雪が気になりだしました。
 ホームセンターで軒先の雪落しの新兵器(?)を発見したので、安かったこともあって衝動買い。
 グラウンドキーパーのトンボのようなT字型、アルミ製で意外と軽いです。

 さっそく使ってみ・ま・し・た・が・・・ 全然ダメ!
 雪をひっかけて落とそうとすると、固くて自分が持ち上がってしまう。
 すぐに雪がへばりつくし(写真をクリックすると拡大)、北陸特有の湿った雪には適さない道具のようです。

 あ〜あ、これなんに使おうか? 雪合戦コートの整備?
 きょうは青縞ウールに黒タートルネック、黒裂織角帯に灰黒の袴、濃紺の足袋にグレーストールです。
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2011年2月14日(月)  No.2776

着付師という仕事
 今夜の「情熱大陸」は京都の花街;宮川町の着付師;堀切修嗣さん。 気になる男衆がテレビに出るというので楽しみにしてました。 男衆(おとこし)とは舞妓さんの着付けなどをする、花街を裏方で支える男性のことです。

 堀切さんの仕事は手早く、ものの数分で長い長い帯を結び終えます。 さすが!
 お座敷途中で弛んじゃ困るので、思いっきり力を込めて帯結びをするのにも驚きました。 でも良い帯なので痛まないのでしょうね。
 左写真をご覧ください(クリックすると拡大)、絵になる構図でしょ。 舞妓さんの襦袢姿を見る機会も無かったのでちょっとドキドキ(^^;

 堀切さんは着付師としてだけではなく、京文化を伝える為に様々な活動をしておられます。 舞妓体験もその一つ。
 男性が女性を着付けるというのは、抵抗があるものかと思ってましたが、一般の方の様子を拝見するとそんなに違和感無いような…。
 着物文化振興のため、僕も着付師としてデビューしてみようか…と一瞬思ってしまいました。

 きょうはグレーの木綿袷に黒の半衿、黒の裂織角帯に黒斑の袴をV字結びにしてグレーの足袋です。
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2011年2月13日(日)  No.2775

巨大な紙風船アート
 子どもを連れて「南砺ふくみつ雪あかり祭り」に行ってきました。 美術部員の次男たちが作った巨大紙風船が上がるところを見るためです。
 イベントは前から知ってますが見るのは初めて。 子どもを乗せて集合時間(13:30)直前に会場へと向うと…すでに駐車場は満杯。 あえなく引き返して楽蔵前でシャトルバスを待ちます。なめてました、ビックリです。

 そもそもこの祭は石黒地区有志の手作りイベントが発端です。 あれよあれよいう間に盛大になり、福光地区の冬の一大イベントに成長したんですね、すばらしい。
 去年は井波アイスフェスにおじゃましましたが、ここも特徴があって面白かった。

 そうそう、城端中学校美術部は「南砺市観光協会長賞」をいただきました。 強風のため上がるところは見られなかったけど、満足です。
 きょうは茶縞ウールに焦茶の半衿、芥子の角帯に帆布の袴、帆布の道服です。 この格好に長靴を履いてウロウロしていたのですが寒くはなかったです、目立ってましたが…。
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2011年2月12日(土)  No.2774

千メートルの雪壁
 北陸のこの季節には珍しい良い天気、青空が見えるとホッとします。

 城端に初めて訪れた方は、山の近さに大概驚かれます。 長年住んでいると気づかないのですが、標高1,000m級の山々が眼前にくる迫力は相当なものなんですね。
 写真は福光インターで降りて城端へ向う国道304号線から撮った写真(クリックすると拡大)、白い雪の壁に突入するかのような錯覚を覚えます。

 城端駅で下車して市街地へと向う場合も、建物よりもはるかに高い雄大な山々に「凄いところに来てしまった…」と感じる人もいるハズ。
 でもこの景色こそ、何百年も変わらない城端の美しい姿なのです。 風車が建たなくて良かった…。

 きょうは青縞ウールに黒の半衿、黒緑の角帯に黒斑の袴、グレーに染めた足袋に絹ストールです。
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2011年2月11日(金)  No.2773

つごもり大市をust配信
 2月末に開催する「つごもり大市」のポスターが刷り上がりました。
 拡大版(PDFファイル)をご覧ください

 今年は月曜開催という悪条件にもかかわらず、多くの出店と盛りだくさんの企画があります。
 例えば…「千円大市」「つごもりdeフリマ」「小学四年生の店」などの市。
 「つもごりうどん」「ぜんざい」「チャリティーあったか鍋」「もちつき」「アマチャヅル入りきんつば」「コーヒー」「クレープ」などの温かい飲食物。
 「地ビール」「漬物」「イワナの塩焼き」などの城端特産品。

 さらにおたのしみ「林道美有紀&小泉こうのすけミニライブ」「コンプレッサーマジックショー」「じゃんとこじゅにあ演舞」「地デジコーナー」などなど、見るに事欠きません。
 Ustreamによるインターネットライヴ中継も予定しています。 乞うご期待!

 2月28日は城端つごもり大市にお越しくださいね(遠くの方はストリーミング放送で!)。
 きょうは茶に白糸を織り込んだ厚手木綿に黒タートル、辛子の角帯に帆布の袴、黒繻子の足袋です。
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2011年2月10日(木)  No.2772

沈香木もどき
 母の知人が「沈香(じんこう)の一歩手前だ」と、燃えかすのような木をくださいました。
 手にすると黒くて重い…、水に沈みそうだし、光沢がいかにも貴重な感じがします。

 しかし嗅いでみてもなんの匂いもしません。
 調べてみたら、小さく削って熱する必要があるんだそうな。
 いつか削って加熱してみようっと、楽しみ^2。
 それまで店内に飾っておきますので、手に取ってご覧ください。

 きょうは焦茶に朱縞のウールに地紋のあるグレー半衿、黒緑の角帯に黒茶の袴、茶色に染めたタビックスです。

 ※沈香木とは、東南アジアのジャングルにある特定の樹木が樹脂を分泌したものらしいです。 昔から香木として珍重されてきました。
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2011年2月9日(水)  No.2771

やっちまった・・・
 雪との闘いも長期戦となり、雪の惑星にとり残された人類は疲労が蓄積されてゆきました。
 しかし英知を結集し、白い悪魔を排除する強力なマシンを開発。 人類が劣勢を挽回しつつありました。

 そんなある日、悲劇が起こったのです。
 いつの間にか雪は自らの体内に雨を取り込み、パワーアップしていました。
 それとは知らず人類は、勝ち誇るかのように大量の雪を頭上に掲げ、排除しようとしたまさにその時…。
 倍の重さに肥大化した敵に、うっちゃられてしまいましたとさ(写真をクリックすると拡大)。

 きょうはグレー木綿袷に黒タートルネック、黒裂織の角帯に黒斑の袴。黒に絞りのタビックスにグレーストールです。
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2011年2月8日(火)  No.2770

ついに判明!高岡劇場のテーマ
 僕が初めて観た映画は母達に強制連行(!?)された「風と共に去りぬ」です(…多分)。
 延々と続く上映時間、読めない字幕に退屈し、ぐずったところ、パンを買ってもらい気を取り直しました(…しかし苦手なジャムパンだったのでショックだった)。
 それでも映画のシーンは結構覚えていて、火事のシーンでは怖くて泣きました。

 かの映画館は高岡劇場(以下;高劇)、歴史のある地域一番の洋画館で「未知との遭遇」や「スターウォーズ」もここで見ました。 
 あれから40数年、高劇はもうありません(高岡駅前のウイング・ウイングの一部になってます)。 淋しい限りです。

 高劇は幕間にある音楽が流れてました。
 ♪ ラ〜ララララ〜ララララ〜ララララ〜・・・ これから映画が始まる高揚感を演出する効果的なムードミュージックでした。
 僕は勝手に「高岡劇場のテーマ曲」と名付けていたのですが、僕の友人知人で覚えてる人は誰もいません。 母の世代に聞いても「え?そんなもんあった?」
 この曲名は僕にとって必ずや解決せねばならない謎となったのです。


 本日、たまりたまった録画した映画を見た途端…突然、あの曲が!
 フランス映画「アガサ・クリスティの奥様は名探偵」の冒頭で主人公夫妻が楽しそうに歌ってるではありませんか。

 興奮しました!40年来の謎を解く糸口が見つかったんです。
 さっそく映画のサントラ盤をチェックしますが、件の曲がなぜか入ってません。 そんなはずは無い…とフランス語のサイトを検索すること小一時間、ウィキペディアにそれらしい記述を見つけました。
La chanson que Catherine Frot et André Dussollier interprètent au début du film, dans la voiture, est le célèbre air du premier acte de l'opéra de Bizet Les Pêcheurs de perles : Je crois entendre encore.
 ・・・???? よくわかりませんが、ビゼーのオペラ「真珠採り」に関係ありそう。

 さらに調査をすすめると「真珠採り」の中のアリア「耳に残るは君の歌声」がアルフレッド・ハウゼ楽団により編曲され「真珠採りのタンゴ」としてヒットしたのだそうです。
 つまり謎の曲は『真珠採りのタンゴ』といいます。 結構有名な曲のようです。
 あ〜スッキリした。 長年の謎が解決し、気持ちよ〜く休日を終えることができました。
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2011年2月7日(月)  No.2769

富山県PTA指導者研修会
 富山県PTA連合会の指導者研修会&研究指定PTA発表大会に出ました。
 思い起こせば一年前、城端小学校が発表校になり、僕も壇上に上ってました。 しかし現在は県PTA副会長…まさかこんなことになろうとは…わからないものですね。

 さて研修会は次年度PTA会長予定者に集まっていただき、4つの分科会にてテーマ討論します。
 第一分科会は「会長の苦悩〜語り合い、分かち合い、苦悩に打ち勝つ〜」、第二分科会は「話し合おう!家庭で教えんなんこと」、第三分科会は「幼保小中連携・交流のススメ」、第四分科会は「話し方教室」
 僕は教育環境問題委員会担当副会長なので第三分科会です。

 先進事例の発表の後、パネルディスカッション(右写真)。 会場をコンパクトにし意見交換しやすい雰囲気を作りましたが、テーマ「幼保小中連携」は未経験のPTAにはイメージしづらかったかもしれません。

 閉会挨拶を承ったので、「単Pで出来る事には限りがある。例えば『早ね・早おき・朝ごはん』の、朝ご飯の中身と早起きとについては幼保時代からの生活習慣の確立が必須だし、早寝についてはスポ少との連携が欠かせない。
 幼保小中連携が広がれば地域との繋がりも深まる、地域力が子どもたちには必要なので、新たに会長になられる方には積極的に地域行事や会合に顔を出して欲しい。 そして一年間頑張った活動の成果を地区PTAや県PTAにフィードバックして」などとお願いしておきました。

 きょうは薄茶の紬に茶衿の半襦袢、黄金色の角帯に御召袴、茶色の足袋、黒の鳶コートです。
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2011年2月6日(日)  No.2768

袋とじの新聞
 新聞は地方紙と全国紙の二紙を購読しています。 ローカルネタは必須だし、全国紙の充実した記事は読み応えがあるし…ということです。
 両紙とも実は同じ新聞屋さんが配達してるのですが、冬場はナント袋入りなんです(写真をクリックすると拡大)。

 これは多分、雪対策。 風に舞う雪は軒下にも侵入するから「濡れないように」との配慮でしょう。
 早朝の修羅場の新聞販売店で袋に入れる手間は大変でしょうに…。
 しかし、おかげで毎朝気持ちよく新聞を広げることができます。 感謝。

 きょうは茶縞ウールの下はスタンドカラーシャツ、芥子の角帯に焦茶の袴、茶色の足袋です。
2011年2月5日(土)  No.2767

節分の豆
 昨日の節分に福野の安居寺(あんごじ)で盛大に豆まきが行われました。 節分会と称し、邪気払いに厄年の男性が紋付羽織袴で福豆を撒くのです。

 お参りした方のおすそわけを頂戴しました。 年の数だけ食すそうですが、48個も食べられないので5粒だけ口にします。ポリポリポリ…乾煎りした豆は香ばしくて美味しい。

 ちなみに星占いの宿曜経によると、今年は「色は黒が吉」だそうですよ。
 きょうは厚手の縞木綿に茶色の半衿、辛子の角帯に帆布の袴、茶色に染めたタビックスです。
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2011年2月4日(金)  No.2765

ZERO 9/11の虚構
 入試の長男を連れて金沢へ。 待ち時間に今年初の映画でも…と近くのコロナワールドへ。
 何を見ようか?と見渡すと・・・あれれっ!?シネコンにはあるまじきマイナー系のドキュメンタリー映画『ZERO 9/11の虚構』が上映されています。
 当然のようにチケット一枚購入しました(で予想通り、完全貸し切り状態)。

 ドキュメンタリーですが、ちょっと荒っぽいなぁ…。というか雑だなぁ…というのが僕の第一印象です。
 坦々と新事実やインタビューを提示すればいいのに、煽りで余計な誤解を招いている気がします。
 でもアメリカの「911公式発表」に疑問符がつくのも事実。

 これイタリア映画なんです。 アメリカではマイケル・ムーアでもここまで(過激なものは)作れなかっただろうな…とは思います。
 この映画のどこが正しくてどこが間違っているかはご自身の目でご覧になり、ご自分の頭でご判断ください。 まずは関心を持つことが何より大切だと僕は考えます。
 ※YouTubeでも見られます
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2011年2月3日(木)  No.2764

春のイチゴ「紅ほっぺ」
 間断なく雪が降り続き、気温も地熱も低いことからなかなか融けず、道路脇にうずたかく積もっています。
 しかし、まもなく立春、いよいよ春です。

 「紅ほっぺ」という大粒のイチゴを母の友人が贈ってくださいました。 伊豆の特産品だそうです。
 甘くて爽やかでみずみずしい! ちょっぴり酸味が残ってて、この季節にピッタリのおいしいイチゴです。 あっという間に食べ尽くしてしまいました。ごちそうさま。

 きょうは青地の経糸に節がある縞紬に黒のタートルネック、黒緑の角帯に黒斑の袴、グレーに染めた足袋にグレーの絹ストールです。
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2011年2月2日(水)  No.2766

Time Machine用ハードディスク
 思いおこせば去年のいまごろ、愛機iBookG4がクラッシュし、大変な思いをしました。
 やむにやまれず急遽Mac miniを購入し、続けてMacBook Proも…。 多額な費用とデータ復旧に多大な労力をとられてしまったのです。

 その反省をふまえて、今はこまめにデータのバックアップをとっています。 といってもMac OS XにはTime Machineという機能があり、外付けHDDを繋いでおけば自動的にやってくれるんですが…。

 これまで手元にあったHDDを使っていましたが、ふと入った店でLaCieの外付けHDD(LCH-RG320T)が激安で売られてたので衝動買いしてしまいました(写真をクリックすると拡大)。
 必要なケーブルが3本ついて、5,000円ポッキリ! 「ホントにこの値段ですか?」とお店の人に念を押してしまいました。
 Neil Poultonデザインの目立つ筐体は頑丈だし無くすこともないでしょう。 FireWire 400/800とUSB 2.0の3種類のポートがあり、電源ケーブル不要で接続できます。 容量は320Gと多くはありませんが、バックアップには充分です。
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2011年2月1日(火)  No.2763

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