「美しい装いきよべ」店長のきもの日記 過去ログ2011年1月

++美しい装い きよべ++

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23豪雪?
 定休日の月曜、チャンスとばかりに屋根雪を降ろします。 11年前にこの店舗併用住宅を建てて以来、屋根雪下ろしは初めてのことです。 設計では1m50の雪まで大丈夫なのですが、そろそろレッドゾーンに入ろうとしてました。
 …といっても大屋根に上るのは怖いので、東町側の車庫の屋根だけまず降ろすことに。

 150センチどころか背丈ほどもある雪と格闘すること1時間、なんとか落とし終えました。 駐車場に続けての除雪なので息も絶え絶えです。
 でも高3の長男が流雪溝に捨ててくれたので意外と早く終えることができました。ありがとう。

 僕が高3年の冬は56豪雪とよばれる大雪でした。
 亡き父が古い家の屋根雪下ろしを「手伝ってくれんか?」と頼んだのに、受験を理由に断ってしまいました。 なんとなく父と折り合いが悪い時期でもありました。
 それから2年後に父を亡くし、邪険にしてしまったことを今でも後悔しています。
 当時の父の気持ちを慮るとつらくなります。 …と同時に、優しく育った我が子を誇らしいとも思いました。

 今年の大雪は後に23豪雪と呼称されるかもしれません、その名が出るたびに父と息子のことを思い出すのでしょうね。
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2011年1月31日(月)  No.2762

闘雪
 悲しみを引きずりながら、朝から雪無しデー。 別院前通りと見通しの悪い交差点を除雪する予定です。
 町内の方々がスコップやスノーダンプを手に40人近く集まりました。

 さっそく雪を投げ入れますが、すぐ詰まってしまいます。
 一斉に流すせいもあるのですが、今日に限って流雪溝の水量が少ないようです。 調べていただいたところ、ポンプアップしている山田川の水位が低く、汲み上げられないのだそうです。
 大雪で川の水が減ってしまうなんて…。

 それでもだましだまし雪を流し、交差点脇にうずたかく(2m以上!)積もっていた雪山を二つ消し去りました。
 しかしまだまだ残ってます。 雪との闘いはしばらく続きそうです。
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2011年1月30日(日)  No.2761

大雪の犠牲者
 朝一番に電話が鳴りました。
 除雪中の事故で伯父が亡くなりました。

 数日前に屋根から降ろした雪を少しずつ川に捨てていて、柵の切れ目から落ちたものだと思われます。
 足元が凍っていて滑ったのでしょう。 12mもある崖から転落し頭を打ったのだそうです。 痛かっただろうし冷たかったでしょう。

 齢88ですが、見た目も若く “ 高齢者 ” に分類するのは失礼な気がする人でした。
 僕は父を早くに亡くしたので、親代わりとなり見守ってくださった方です。 本当につらい。
 この大雪を憎みます。

 きょうは青縞ウールに黒半衿、裂織の黒角帯に黒斑の袴、黒地に絞りのタビックス。
2011年1月29日(土)  No.2760

富山ブラックふりかけ
 富山県の人気ご当地グルメは “ 富山ブラック ” と称される真っ黒スープのラーメンです。 濃い醤油ベースに黒コショウをかけた濃〜い味、好き嫌いはあるでしょうが、見た目も味も強烈なインパクトがあります。

 その富山ブラックのふりかけが誕生しました(写真をクリックすると拡大)。
 発売元は城端の寿司恵さん、意外なことにナント寿司屋さんです。

 さっそく購入して(450円)、ご飯にかけてみました。 おぉ!黒こしょうがキョーレツな富山ブラックそのものだ。
 タップリかけると大変なので、チョロッとかけるとベターですよ。 お試しください。

 きょうはグレー木綿袷に黒タートルネック、黒裂織の角帯に黒斑の袴、グレーの足袋に絹ストールです。
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2011年1月28日(金)  No.2759

屋根雪おろし
 雪の話ばかりで申し訳ありません。
 いよいよ市街地でも本格的に屋根雪おろしが始まりました。 城端の積雪は120センチ強!北側や吹きだまりとなる屋根にはもっと積もってます、すでにレッドゾーン…木造家屋はふすまが開きにくくなるのですぐわかります。

 大量にある屋根雪は流雪溝に流せないので(詰まります)、ダンプに積んで河川の雪捨て場に運ぶんです。 お金も労力もかかりますね。
 早く融けてくれないかなぁ…南風が吹くと見る見るうちに消えるんですが…。

 きょうは茶に朱縞のウールに朱赤の半衿、黒緑の角帯に黒に近い焦茶の袴、茶色の足袋に黒手甲です。
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2011年1月27日(木)  No.2758

雪の細道
 広い歩道はラッセル除雪車が入れますが、城端いたるところにある小路は人力で空かすしかありません。 近くの方が手作業で雪を運び出します。

 人が通れば雪が踏みしめられて道となります(写真は伊藤病院の坂)。 ここを通り抜ければ川島です。
 冬の城端もいいですよ、晴れ間を見つけてお越しください。 でも長靴は必須です。

 きょうは茶地の厚手木綿の下は久留米のスタンドカラーシャツ、辛子の角帯に帆布の袴、茶色の足袋にダカ織のストール、帆布の道服です。
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2011年1月26日(水)  No.2757

南砺市の除雪態勢=◎
 この季節、朝起きて真っ先にすることは?
 ・・・そう、降雪状態の確認です。
 積もっていたら暗いうちから歩道の除雪をします。 通学路の安全確保のためです。

 今シーズンは南砺市除排雪協議会のラッセル車が登校時間の前に歩道をすかしてくださるので助かってます。 頼もしい!

 歩道が雪で塞がると、車道を歩く人がいます(大人に多い)。 雪道は人も車も滑りやすく、非常に危険ですからヤメてください。
 きょうは青縞ウールに黒タートルネック、黒緑の角帯に黒斑の袴、グレーの足袋です。
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2011年1月25日(火)  No.2756

温かい雪だるま
 母の友人が手作りのゆきだるまを持ってきてくださいました。
 綿でできたモコモコの雪だるま、見た目も温かそうだけど、触れるともっとあったかい。 この季節にピッタリです。
 店に飾りますので、どうぞ触れてみてください。

 それにしても雪が融けません。 毎日の降雪量はたいしたことないのですが、道路脇にどかした積雪量が背丈くらいになってます。
 月末に雪無しデーを予定してますが、重労働になりそうです。
 きょうは茶縞ウールの下はスタンドカラーシャツ、辛子の角帯に帆布の袴、茶色に染めたタビックスです。
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2011年1月24日(月)  No.2755

着物男子
 昨夜の「嵐にしやがれ」で松本 潤クン(以下松潤)が、普段着物デビューしました。
 まつ乃家栄太朗さんに「着物を粋に着やがれ」と指令(?)を受け、立ち居振る舞いを習った後、呉服屋さんへ。

 選んだ反物は、紺に赤糸を織り込んだ本塩沢(御召)。 なかなか良い選択です。
 薄鼠の半襟に角帯は璃寛茶の献上。 半衿が出過ぎてるのと白足袋なのが残念ですが、初体験には見えないカッコ良さ。 さすが松潤!
 最後にチラリと見えた羽織姿(左写真)もいい感じ、自分で結ぶタイプの羽織紐もGood!

 これ、来ますかね?着物男子ブーム?
 成人式のアレを卒業して、本格的な男の着物に目覚める男子が増えてくれると嬉しいです。 女子にモテます…多分。

 きょうはグレー縞の伊勢木綿に黒タートルネック、黒緑の角帯に灰黒の袴、グレーの足袋にストールです。
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2011年1月23日(日)  No.2754

県タウンミーティング
 富山県総合計画策定についてのタウンミーティングが高岡市であり、県PTAの動員でのこのこと出かけました。
 雪が降る悪天候にも関わらず、会場の高岡商工ビル2階大ホールは満席。イスが追加されます。 

 最初に県の取り組みを石井知事がパワーポイントを使って説明します。 1時間ほどあったのですが、時間が足りないほどでした。 いろんなことやってるんですね。

 続いて(1)活力とやま、(2)未来とやま、(3)安心とやま、の3分野についての意見交換。
 (1)新幹線工事終了後の土木工事、風力発電調査、魚離れ。(2)高校教育、学童保育、高岡市の道路景観。(3)障碍福祉NPO、園芸療法、ボランティア育成。についてそれぞれ3名(計9人)が意見を述べ、知事が答えました。

 みなさん第一線の現場で活躍しておられる方ばかりのようで、切実な様子が伝わってきます。 時間が余ればちょっと聞いてみたいことがあったのですが、さすがに気後れしてしまいました。

 予定調和のタウンミーティングかと思ってたんですが、そうでもなさそうですね。 刺激になりました。
 県内ケーブルテレビで2月下旬から順次放映されるのでご覧になるといいですよ。
 きょうはグレーに黒白糸を織り込んだ木綿袷に地紋のある半襟、黒緑の角帯に黒斑の袴、黒繻子の足袋です。
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2011年1月22日(土)  No.2753

マジシャン コンプレッサー
 冬の風物詩 城端つごもり大市 の準備に取りかかっています。
 例年通り2月28日開催、今年は月曜日となります。
 千円大市やつごもりうどん、もちつき、つごもりdeフリマなど例年のイベントに加え、人気の林道美有紀さんのコンサートも。

 さらに新たな楽しいイベントを企画していたところ、コンプレッサーさんに出演していただけることになりました。 どんなマジックを見せてくださるのかワクワクします。
 イメージカラー=真っ赤な車でお越しいただいたところをパチリ! 衣装も車もケータイも真っ赤!徹底しています、プロですね〜。

 ようやく昨年のつごもり大市の様子をアップしました。
 つごもりdeフリマの受付は2月1日〜6日、電話にて承ります(多数の場合は抽選)

 きょうは茶に白縞の木綿に黒タートル、辛子の角帯に帆布の袴、茶色の足袋に帆布の道服です。
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2011年1月21日(金)  No.2752

大寒の桜ヶ池
 用事があって昨年同様この時季の桜ヶ池に立ち寄りました。
 積雪が多く除雪が間に合わないのか道路状態が悪いですね、スタックしそう…。

 湖面は雪と氷に覆われています(写真をクリックすると拡大)。 ひっそりと見えるのは、左から万水閣の浮見の湯、対岸は自遊の森合掌かず良、そして謎の展望施設です。
 真冬の桜ヶ池もいいものです。 ワカサギの今シーズンの釣果はどうでしょうか?

 きょうは青縞ウールに地紋のある半襟、黒緑の角帯に黒斑の袴、グレーの足袋にストールです。
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2011年1月20日(木)  No.2751

雪国の車の装備品
 「北陸の冬はスタッドレスタイヤ」は常識ですが、忘れちゃならない装備品が2つあります。 「スノーブラシ」と「スコップ」です。

 スノーブラシは駐車場に停めておいた車に乗り込むとき、フロントガラスと天井に積もった雪を落とします(1時間ほどのあいだに10センチ近く積もることはザラにあります)。
 フロントガラスやライトが凍結することもあるので、プラスチック製のヘラが付いたものを選びます。
 ちなみに、凍り付くので当然のようにワイパーブレードは立てて駐車します。

 車の天井に雪を積んだまま走ってると、赤信号で停車したとき勢い余った雪がドドーッと雪崩うってフロントガラスを覆うことがあります。 雪の多さにワイパーが動かず、前が見えなくなるので非常に危険です。
 だから天井の雪も落とすんです。

 もう一つの必需品の角スコップは除雪用…だけではありません。 雪道でスタックしたとき、車輪の下の雪を掘り出すためです。
 数年に一度いるかどうかのシロモノですが、誰も通らない道路で立ち往生したときのことを考えたら…。

 ちょっと前まではブースターケーブルも積んでました。 むろんバッテリーがあがったとき用です(いまは性能が良くなったので必要なくなりました)。
 なんにせよ、冬場の車はいろんなものを積んでます。

 あ、ゴム長靴も必須ですね、当然ですけど。
 きょうは茶縞ウールに茶衿の半襦袢、カラシの角帯に帆布の袴、茶色に染めたタビックスです。
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2011年1月19日(水)  No.2750

縁起担ぎ「コアラのマーチ」
 「キットカットの五角カップ」に続いて、縁起担ぎ菓子「コアラのマーチ」をいただきました(左写真)。
 なんでコアラ…が?と云うと「コアラは寝てても木から落ちない」からだそうです。
 なんか理屈がすっごくヨワイんですけど…。

 そして、寝てても落ちない≒果報は寝て待て≒何にもしなくて大丈夫・・・とならないか心配。 ←ウチだけか。

 菓子のほうは特別バージョンで「大吉」「100点」「サクラさく」「ヤッタネ♡」などと書かれてます。
 息抜きにはいいでしょうが、なんだかなぁ…。

 きょうは焦茶に朱縞ウールに赤茶の半襟、辛子の角帯に焦茶の袴、茶色の足袋です。
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2011年1月18日(火)  No.2749

山本良江日本画展
 北陸銀行城端支店にて「山本良江日本画展」が開催中です(2/10まで)。
 山本さんは城端蒔絵15世小原好博さんの日本画教室で描いておられます。 100号程の大作が多いのですが、今回は銀行ロビー内に収まるサイズを出展なさいました(写真をクリックすると拡大)。
 小さな写真でも見応えあるでしょ? 実物はもっと迫力ありますよ。 ホント玄人跣!

 きょうはグレー縞の伊勢木綿に黒のタートルネック、黒裂織の角帯に黒斑の袴、黒繻子の足袋にグレーストールです。
 定休日ですが除雪で一日が終わってしまいました。
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2011年1月17日(月)  No.2748

大雪の防火訓練
 城端別院にて南砺市文化財防火訓練が行われました。
 大雪警報の出る大変な悪天候の中、センター試験会場に長男を送り届け、急いでとんぼ返りします。
 
 遅れて到着したら別院境内には沢山の人が(写真をクリックすると拡大)、自分のところの “ 雪バッカイ ” で大変なときに参加してくださった住民の皆様に感謝します。
 別院は地域の宝であるとともに、求心力でもあるんですね。

 戻って店の前を除雪しようとしたら、流雪溝が北銀角から井波屋さんまで詰まってました。 取り除こうと努力しましたが、力及ばず断念…。
 そういうわけで、店の前にドカンと雪が残っています。 とほほ・・・・。

 きょうはグレー木綿袷に黒タートルネック、黒裂織の角帯に灰黒の袴、黒地に絞ったタビックス、グレーのストールです。
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2011年1月16日(日)  No.2747

センター試験日
 センター試験初日は吹雪で大変な悪天候になりました。 如何なものか…と思いながらも、呉羽山中まで長男を送ることにします。
 普通に走って1時間程度ですが道路状況が不明なので高速道路を利用することに。 幸い順調に走れ30分前には到着することができました。
 写真はお弁当ののり巻きです。 家族の有り難さがわかった・・・・・かなぁ?


 夜は海外赴任することになった友人の送別会。 久しぶりに仲間が集い、大いに盛り上がりました。
 しかし外は猛吹雪、寿司恵さんからの帰路で遭難しそうになりました。

 きょうは茶に白縞の厚手木綿に茶色の半襟、焦茶の袴に茶緑の足袋、ダカ織のストールに黒手甲、帆布の道服です。
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2011年1月15日(土)  No.2746

焼きドーナツ
 昨日届いた「焼きドーナツメーカー」が家人に大好評で、さっそく作ってみることに。 …といっても、溶いたホットケーキミックスを流し込むだけなんですが…。

 火加減調整によって焼き色が違うので、全然別のお菓子のようです。 蜂蜜をかけたり(右写真)、ココアパウダーをまぶして食べたりしてみました。
 お!意外とイケル…かも(まぁ、ホットケーキの味なんですが)。
 次はチョコレートを入れたバージョンに挑むそうです。

 きょうは青縞ウールの下はスタンドカラーシャツ、黒緑の角帯に黒斑の袴、紺の足袋にグレーストール。
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2011年1月14日(金)  No.2745

一円福袋
 店では時々福袋を作ってますが、自分で福袋を買ったことは実はありません。 そもそ福袋を売ってるようなとき(正月三が日)に外出することが無いんです。

 オークションサイトで「一円〜福袋」を見つけ、運試しに入札してみました。
 幸か不幸か人気がなく、無事1円にて落札! …とは言え送料が1,470円なので、実質千円ですね。

 で、届いたのが写真の3点。「焼きドーナツメーカー」「ヘアリボン」「LEDライト」です(写真をクリックすると拡大)。
 まぁ、こんなもんか…。

 きょうは茶縞ウールに茶衿の半襦袢、辛子の角帯に帆布の袴、茶色の足袋です。 
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2011年1月13日(木)  No.2744

柚子の香り
 前夜に降った雪の様子を見ながら早朝から黙々と除雪をします。 開店前、さらに児童生徒の登校前になるので、凍てつく暗いうちからの作業となります。
 数センチの雪なら和装でも可能ですが、30センチくらいになるとそれなりの時間(1時間強)がかかるんです。

 ここ数日しもやけがヒドく、馬油をたっぷり塗ってはいるのですが、連日冷え込むのでなかなか改善しません。
 末端までの血巡が悪いことも原因の一つなので、お風呂でゆっくりストレッチすることにしています。

 柚子をいただきました。 今こそ!とゆず風呂を楽しんでいます。 温まるし香りが爽快です。 ヘタを取ると、甘い匂いがします。 ひょっとして食べられるのでしょうか?

 きょうはグレー木綿袷に地紋のある薄鼠の半衿、黒緑の角帯に黒ムラの袴、グレーの足袋にストールです。
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2011年1月12日(水)  No.2743

ネコの帯あげ
 きもの好きには動物好きな方が多く、小物に動物をあしらったシリーズは人気があります。
 時折この日記で紹介させていただいてますが、蝙蝠と続いて、今回は「猫の帯揚」です。

 御覧の通り、絞りで染め分けた猫のシルエットに足跡、色使いも素敵でしょ? 縞の小紋なんかにいかがでしょうか? ローズ地の色違いもあります。

 きょうは焦茶に朱縞のウールに茶の半衿、黒緑の角帯に黒茶の袴をV字結びにして、黒繻子の足袋にダカ織のストール+黒手甲です。
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2011年1月11日(火)  No.2742

つじうらの解
 7年前の日記は「つじうらの謎」でした、正月に南砺地方で食べる “ 占い付き菓子 ” の詳細を知りたいという内容です。
 富山写真語 万華鏡 228号-辻占-に待ち望んだ答えが掲載されています(写真をクリックすると拡大)。

 辻占とは「四辻に立ち、初めに通った人の言葉を聞いて物事の吉凶を判ずる占い(広辞苑)」で、江戸時代には辻に人が立って御籤を売るようになりました。 全国どこででも見られた風習だったようです。
 江戸時代には花街の風物とされ、昭和初期までは師走に限らず売られてたといいます。 神社の初詣に「おみくじ」が売られるようになって、次第に取って代わられてしまったんです。
 いまも風習が残るのは全国四カ所だけ(長岡市周辺・金沢市・平戸市・福光城端地域)だとか…。

 ところによって菓子に違いがあり、城端福光地域の辻占は有平糖(アルヘイ糖細工アメ)です。
 飴の中に小さな紙切れが一枚はいっていて、謎の文言が…。「気持ちがよい」「ねてもさめても」etc.
 初めて知ったのですが、福光のつじうらは2個つまんで文面を組み合わせるのだそうです。 例えば上記の文なら「寝ても覚めても、気持ちがよい」となります。 な〜るほど。
 福光山道製菓のつじうらは全部で150種の文言があるそうですが、わかる範囲で書き出しておきます。 シュールな言い回しや大人びた言葉が多いと思ったら、出自が花柳界だったからなのですね。

 風前の灯となった「つじうら」ですが、消えて無くなるのは淋しいなぁ…。 僕だけじゃなく、子どもたちも同じことを言ってます。
 きょうはグレー縞の伊勢木綿の下は黒タートルネック、黒裂織の角帯に黒斑の袴、黒地に絞りのタビックス、グレーの絹ストールです。
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2011年1月10日(月)  No.2741

ゆとり世代の成人式
 成人式の式典がじょうはな座であったので、趣味と実益を兼ねチョロっと見学してきました。
 約80名の成人者のうち、男の正装=黒紋付羽織袴は一名だけ。 レンタルの色紋付袴(白、黄、紫、水色、薄緑)は5人揃いました(戦隊シリーズですかっ)。

 女性は全員が振袖です。 色は多様ですが、みなさん良い振袖を着ています(さすが絹織物のまち城端)。
 昨年の派手な髪型は少し減り、正当派のまとめ髪が目立ったのが嬉しいです。
 襟元の毛皮ショールも激減しました。 これも嬉しい…、きもの・帯・帯締・帯揚・半衿・重ね衿にいたるまで、顔映りも含めて完璧にコーディネートしたのに、最後に顔の一番近くにフワフワの “ アレ ” を持ってこられては “ お手上げ ” ですから…。


 僕の学生時代は「家と決別して都会に出て行く」という感じが強かったのですが、今はそんなイメージは無さそうです。 交通の便が良くなったせいもあるのでしょうが、精神的な距離も近いままのような…。
 「親離れできてない」との声もありましょうが、「還る場所が身近にあるのはアリなんじゃないか」と最近思うようになりました。

 彼らは(僕らのときより)格段に地域のことを学んでいて、生まれた土地への愛着も強そうです。
 自己よりも他人との関係に重きを置く考え方も、家族愛同様、地域コミュニティの形成に無くてはならないものでしょうし…。
 ひょっとしたら(…というか確実に)、今の二十代の方が城端への定着&Uターン率は高いでしょう。

 これ意外にも、ゆとり教育の最大の成果ではないでしょうか?
 話してみると考えのしっかりした子が多いし…。 俗に云う「ゆとり世代」の今後に期待しています。

 きょうは青縞ウールに地紋のある半衿、黒緑の角帯に黒斑の袴、黒地江戸小紋柄の足袋、グレーのストールに黒手甲です。
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2011年1月9日(日)  No.2740

消防出初式裸放水
 南砺市の消防出初式が店の前(善徳寺前交差点)で行われました。 市内全分団勢が勢揃いし、国道304号線を通行止めにする大規模なものです。
 園児たちによるくす玉割りの後、ハチマキ+締め込み(≒褌)+地下足袋だけの裸放水&まとい振り(写真をクリックすると拡大)。

 天気はサイコーだけど、気温は最低…寒い中、消防団員の気概をみせていただきました。 火事の少ない(ゼロだと最高)一年でありますように。

 城端での出初式は四年に一度(?)なので、ギャラリーが多いです(小さな子どもから妙齢のご婦人まで)。 飛んでくる水しぶきで結構盛り上がってました。
 きょうは茶地に白糸を織り込んだ厚手木綿に朱赤の半衿、辛子の角帯に黒茶の袴、茶色の足袋にダカ織のストール、黒手甲です。
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2011年1月8日(土)  No.2739

うさぎのふろしき
 干支の兎シリーズ第二弾…って訳でもないのですが、うさぎの風呂敷が入荷しました(写真をクリックすると拡大)。
 正絹ちりめん(二巾)に絞りで柄出し、色も揃ってます。 跳ねるウサギは縁起も良いですよね。

 きょうはグレー木綿袷に生成にネップの入った半衿、黒緑の角帯に黒斑の袴、グレーの足袋にストール、黒手甲。
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2011年1月7日(金)  No.2738

リビングにiMacG5
 友人から「iMac G5 貰ってくれん?」と電話がありました。 最新のiMacを買ったので処分したいのだそうです。 申し訳ないような破格値(というかほとんどタダ)だったので、一も二もなく快諾。

 iMac G5 M9249J/A(17インチワイドスクリーン1440x900・1.8GHz・80GB-HDD・SuperDrive)にメモリーを1ギガに増設済、ワイヤレスキーボードとマウス付きです。 6年前の型なので最新のOSは使えませんが、インターネットで使うには必要充分なスペック。

 いそいそとリビングに持ち込み、すぐにセッティングしました(写真をクリックすると拡大)。 母の部屋にあるiMacG4が最近不調だったので、子どもたちも大喜びです。 お年玉…と言うより遅れてきたクリスマスプレゼントって感じでしょうか。
 リビングにパソコンがあることで、家庭内LANを最大限に利用し、いろんなことができそうです。

 きょうは茶縞ウールの下は久留米絣のスタンドカラーシャツ、黒裂織の角帯に帆布の袴、黒の足袋にダカ織のストールです。
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2011年1月6日(木)  No.2737

ジャンジャンボ茶
 夏は麦茶ですが、それ以外の季節はじゃんじゃんぼ茶をお出ししています。 日当りの良い土地に自生する豆科の植物です。

 朝起きてストーブに火を入れ、適量のジャンジャンボ(写真をクリックすると拡大)をヤカンに入れて載せておきます。 ゆっくりと二時間近く煮だすと美味しいお茶になるんです(ガスレンジでもいいのですが、もったいないので)。
 クセも渋みもないので何杯でも飲めますよ。

 きょうは茶に朱縞のウールにざっくりした茶地の半衿、辛子の角帯に焦茶の袴、茶色に染めたタビックス、ダカ織のストールに黒手甲です。
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2011年1月5日(水)  No.2736

うさぎの帯留
 今年の干支は卯。 ということで、ウサギの小物が続々入荷しています。
 城端蒔絵の帯留を前に載せましたが、今回は兎の帯留(焼きもの)を紹介します(写真をクリックすると拡大)。
 まるまるとした愛らしいうさぎに桜を描いた帯留めは三分紐用、名古屋帯+小紋や無地感の紬にピッタリではないでしょうか。

 きょうはグレー縞の伊勢木綿に黒のタートルネック、黒の裂織角帯に黒斑の袴、グレーの足袋にストールです。
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2011年1月4日(火)  No.2735

Wチャンス抽選
 朝から福引き会場のお世話をしています。
 足場が良かったので初日は沢山のお客様が福引きにお越しになりました。 昨日ほどではないのですが、今日も人出は多いです(左写真)、ありがたい。

 福引きはハズレ無し、初夢賞は32インチREGZA2本、末等は50円の金券です。 100円券比率も高いのですが、ごくまれに50円券ばかりの不運なお客様もおられます。
 救済策(?)として、50円券10枚を見せていただくだけでガラガラ抽選が無条件でできます(Wチャンス)。
 ほぼ2回に一回の確率でアタリ(赤玉)がでて、ティッシュ5箱をプレゼント(抽選後50円金券はお返しします)。

 トレイを御覧ください、赤(アタリ)と白(ザンネン)半々でしょ(右写真をクリックすると拡大)。
 子どもたちがやりたがるんですよ、このガラガラ。 熱いまなざしが痛いほどです。 50円券が9枚しか無く「あ〜ぁ百円券当たらんにゃ良かった」と言う…アレレ?な人もいるほどなんです。

 きょうは小豆色のヒゲ紬に灰汁色の半衿、黄土色の角帯に黒茶の御召袴、茶色の足袋に雄黄の絹ストールです。
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2011年1月3日(月)  No.2734

快晴の初売り
 青空の広がる清々しい朝となりました(写真をクリックすると拡大)。
 城端の商店街は正月二日の朝9時一斉に開店します。

 昔はお客様が開店前から列をなしていたというのですが、今では夢のようです。
 それでも少し年配の方々は顔見せに立ち寄ってくださいます。
 「あけましておめでとうございます」「昨年中はお世話になりました」「今年も宜しくお願いします」
 この定番の挨拶が互いに交わされるのは顔の見せる商店街ならではの美点です。 巨大量販店ではこうはなりません。

 元日から営業する量販店、突き動かされるように出かけ疲れて帰ってくるお客様…。 近年の光景です。
 欧米ではクリスマスシーズンはどこもかしこも休業します。 クリスマスが特別な日だからです。 日本も1月1日は特別な日…のハズなのですが…。

 きょうは新しくおろした紺縞の紬の下は黒のタートル、黒緑の角帯に御召の袴、灰色の足袋にストールです。
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2011年1月2日(日)  No.2733

慌ただしい元日
 恭賀新年 今年もよろしくお願いします。
 城端は降雪の無い静かな正月を迎えました。 中国地方が大雪で大変なことになっているので、こちらも元旦から除雪か…と覚悟してたのですが、ありがたいことです。

 じつは昨年、全く酒を飲みませんでした、思うところがあって断っていたのです(もともと弱いんですけど…)。
 町内役員も二年目となり、出席した賀詞交換会で急病人がでました。 酔ってないし何度も講習を受けてるので救護措置はある程度できたと思うのですが、結果が思わしくなく非常に残念です。 数分前まで歓談していたのに・・・はかなさと無力さを痛感しています。

 それでもたった一日の正月休みなので、子どもたちを連れて別院と城端神明宮、高瀬神社に初詣に出かけました。
 両手を合わせているうちに、徐々に心が平穏になっていきます。
 神社仏閣というのは、お願いする場所じゃなく、自己をとりもどす場所なんですね。

 明日から初売りです。
 梅昆布茶と福梅を準備しました、湯のみも梅模様。 僕の大好きな梅づくしです。

 きょうは茶地の無地紬に茶色の半衿、黒緑の角帯に黒斑の袴、梅鼠の足袋にダカ織のストール、外に出るときはロングコートです。
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2011年1月1日(土)  No.2732

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