「美しい装いきよべ」店長のきもの日記 過去ログ2009年12月

++美しい装い きよべ++

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張子の虎
 あと数時間で平成21年も終了。 みなさま一年間ありがとうございました。
 店内を正月模様に飾りつけて、早めに店を閉め、家族で手打ちソバを作り、除夜の鐘を待ちます。

 例年通り干支の置物を写しておきます。 寅は弱そうだし、丑が存在感あるなぁ…。
 寅年生まれの僕は来年、年男なんです。 といっても重厚感が皆無なので、正真正銘「張り子の虎」ですね。 ま、いいですけど…。

 きょうは青縞ウールの下は久留米のスタンドカラーシャツ、黒の角帯に灰黒の綿袴、黒地に絞ったタビックス、グレーのストールです。
 雪が降り止みません、元旦から除雪の予感…。
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2009年12月31日(木)  No.2366

謹賀新聞
 半額市も今日で終了! 沢山のご来店&お買い上げありがとうございました。
 この景況ですので、半額とはいえお客様の反応が心配でしたが杞憂だったようです。 良い品を適価で販売していれば呉服業界もまだ大丈夫だと安堵しています。

 遠方からお越しになったお客様は札値の安さに驚いておられました。
 情報が瞬時に飛び交うこれからは、不当に高い呉服店は淘汰されていくでしょう。
 かといって、産地を痛めつけるような仕入れをしていては呉服業界全体が疲弊してしまいます。 「良い品を適価で」は今後のキーワードになるでしょうし、そうあって欲しいと願います。

 ようやく個人用年賀状ができました、例年通り「謹賀新聞」です。 明朝、郵便局に持っていきますが、元旦配達はキビシそうなので、またまた例によってPDFにしてアップしておきます。 思いのありったけを小さな文字で書き込みました、興味のある方だけご覧ください。
 きょうは茶地に黒縞ウールに錆朱の半衿、裂織りの角帯に帆布の袴、茶色の足袋にストールです。
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2009年12月30日(水)  No.2365

街なかのバス停
 城端曳山会館前のバス停は個人宅の軒下に腰掛け用の縁台があります(写真をクリックすると拡大)、家主が利用者のために置いてくださってるんです。
 true tears城端ポスターなんと湯めぐりの案内も貼ってあり、ちょっとした情報コーナーです。 バス利用者のため掛時計まで備えられてるのがわかりますか?
 観光や商売に携わるわけでもない一個人が来街者を大切に思う気持ちってありがたいですよね。 こういうのがきっとリピーターを増やすんだろうなぁ、僕らも見習わなくては。

 きょうは生成に茶色のネップが入った厚手木綿にざっくりした茶の半衿、芥子色の角帯に焦茶の綿袴、茶色に染めたネル足袋、薄茶のストールに黒手甲です。
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2009年12月29日(火)  No.2364

振袖のお作法
 富山テレビ放送(BBT) Youドキッ!たいむ の収録が店内でありました。 マナーについての疑問や質問に後藤真弥アナが身体をはって(?)答える「まさみんのお作法美人」のコーナーです。
 今回は成人式が近いこともあり、振袖での立居振舞についてお伝えすることになりました。

 自前の振袖持参の後藤さんを着付けしたのち、振袖のマナーやしぐさについて妻が講師となりお教えします(着付けがあったため、残念ながら洋装です)。
 質問は簡単なことからマニアックなところまで多岐に渡り、実演コミなので、収録に半日かかりました。
 でもいい絵が撮れたと思います(って僕が撮影したみたいですが、もちろん違います)。
 " おそらくテレビ初公開のマル秘映像 " もありますので、ご期待ください。

 放映日は1月6日(水)16:29〜16:53 1月13日(水)16:29〜16:53 の二回シリーズです。
 きょうは薄茶の紬に茶色の半衿、黒っぽい角帯に黒緑の御召し袴、藤色の足袋にダカ織のストール、黒手甲です。
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2009年12月28日(月)  No.2363

我が家の昼食
 朝昼晩三食とも和食中心の生活を送っとります。
 きょうの昼食はメザシにキンピラゴボウ、肉じゃがに玄米御飯(100%)です(写真をクリックすると拡大)。
 串刺しのメザシを初めて見たので写真をパチリ。 熱いうちに食べるとおいしいです。

 玄米は発芽炊飯してるので、表面こそ白米より少し固いですが、中はふっくらぷりっとしていて、噛めば噛むほど甘みがでて美味です。 ご飯だけでも食べられますよ。
 きょうは青縞ウールの下は黒のタートルネック、黒の角帯にチャコールグレーの綿袴、グレーの足袋にストールです。
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2009年12月27日(日)  No.2362

早くも来年の抱負を
 創刊四十周年の季刊雑誌『銀花』冬号の特別附録は「2010年カレンダー」でした(写真をクリックすると拡大)。
 小池邦夫、加島祥造、志村ふくみ、柚木沙弥郎(敬称略)の作品が用いられています。 素敵なので店のカレンダーに使うことにしました。

 そろそろ平成21年度も終わります。 現実に振り回され、自分を磨く努力を怠った一年だったと反省しています。
 精神性と審美眼を高めるため、自らを律することを来年の課題とします。(言わなくてもいいようなものですが、公言しないとできないタイプなんです)

 きょうは茶と朱縞ウールにグレーの半衿、辛子の角帯に帆布の袴、茶色の足袋にストール、黒手甲装着です。
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2009年12月26日(土)  No.2361

最後のサンタクロース
 我が家では " サンタクロースは中学生になると来ない " ことになっています。
 兄姉にパッタリ来なくなったことを知っている小学6年生の次男は覚悟を決めてクリスマスイブに臨みました、枕元に手紙とサンタさんへのプレゼント(チューイングキャンディー)を置いて…。
 この手紙が泣かせるんです(クリックすると拡大)、嬉しかったので永久保存することにします。

 朝起きて大喜びの次男が一言「サンタさん お菓子持っていってくれなかったね」
『サンタさん、入れ歯やからやろ』と僕。 結局ガブリチュウは父の口に入りました。

 きょうは茶地に白縞の厚手木綿に赤っぽい半衿、辛子の角帯に焦げ茶の袴、茶色に染めたタビックスです。
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2009年12月25日(金)  No.2360

きもので迎えるお正月
 おかげさまで「半額市」盛況です。
 初釜用にきものや帯、襦袢などが人気ですが、帯締・帯揚・半衿など和装小物も正月用に売れています(左写真をクリックすると拡大)。
 今回は正絹風呂敷やショール、さらに和装バッグ、草履、鼻緒なども半額にしました。
 きもので初詣&お年始しませんか

 今回の半額市、フラワーポイントは当然のこと、商工会の福引券もお出ししています。 今年の初夢賞は32inch地デジテレビ(2本)なので、前評判も上々です。
 きょうは白茶の厚手木綿に黒タートルネック、辛子の角帯に帆布の袴、茶色の足袋にダカ織のストールです。
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2009年12月24日(木)  No.2359

和菓子のほん
 子どもが絵本?を貰いました。 その名も「和菓子のほん」(中山圭子 文、阿部真由美 絵、福音館書店 刊)
 見るだけで美しく楽しい和菓子(主菓子中心)が季節ごとに描かれてます。 春は緑と黄色に桜色、夏は水色に透明、秋は柿色や茶、冬は白に梅の色…、日本人の美意識は素晴らしいと今更ながら思います。

 本を眺めているだけでお茶の時間にしたくなる一冊です。 和菓子好きな人はぜひどうぞ。
 チョコよりあんこ、ケーキよりどら焼き、洋菓子よりも圧倒的に和菓子大好きな次男の大切な本です。

 きょうは青縞ウールにくすんだ青緑の半衿、黒の角帯に灰黒の袴、グレーの足袋とストール、プラス黒手甲です。
2009年12月23日(水)  No.2358

呉服&和装小物半額市
 きよべ歳末吉例の和装小物半額市に加えて、今年は3年ぶりに呉服半額市を開催します。
 店内を大々的に模様替えし、思い切って大量の商品を出しました。

《呉服》振袖、黒留袖、色留袖、訪問着、附下、色無地、小紋、江戸小紋、紬、男物、袋帯、名古屋帯、八寸帯、半幅帯 etc.
《和装小物》帯締め、帯揚げ、風呂敷、ショール、半衿、腰ひも、花緒 etc.

 すべて定価の半額です。
※半額以下ソロバンコーナーもあります。

 どうぞお気軽にお越しください。
 会期は年末の30日まで、年内無休です。
 きょうは茶縞ウールにスタンドカラーシャツ、黒の角帯に茶色の袴で「坂の上の雲」もどき。
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2009年12月22日(火)  No.2357

南砺の曳山屋台彫刻展
 今年最後の定休日…といっても、年末進行で仕事が山積みのため家にカンヅメです。 早くからやっとけばいいのに…とは思うのですが、締切がこないと動けない性分なんですよね(登校の朝に宿題をやるタイプでした)。

 遅い昼食をすませたのち、18日より始まった「南砺の曳山屋台彫刻展」を見に曳山会館へ(写真をクリックすると拡大)。 高瀬神社近くの井波歴史民俗資料館の巡回展です(来年2月21日まで開催)。

 南砺市の旧四町(城端・福野・福光・井波)にはそれぞれ曳山や屋台があり、見事な井波彫刻が彫られています。 彫刻は寺院でも見ることができますが、屋台のそれは非常に繊細で、技術の粋をこらしたものだと言えるのではないでしょうか?
 西上庵屋台の欄間「東海道宿場12ヶ所」(大島五雲 作)はため息がでるほど細かい細工です。 この展示会で貴重な下絵をご覧になれますよ。

 収穫だったのは、他町の曳山屋台を間近で(写真ですが)見られたことです、福野の曳山があれほど立派だとは知りませんでした。 南砺市には僕の知らないことがまだまだたくさんあります。
 きょうは茶と朱縞ウールに茶色の半衿、辛子の角帯に茶色の帆布袴、茶色の足袋にストールです。
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2009年12月21日(月)  No.2356

Twitter
 実は半年以上前からTwitter(ツイッター)始めています。 他愛無い日常を友人とボソボソつぶやくだけなのですが、結構楽しくてハマってました。
 周囲にも始める人が続出し、小さなオープンコミュニティーが形成されつつあります。

 フォローする人を増やすと賑やかになるのはわかっているのですが、TL(タイムライン)の流れについていけないことがあったので、30程度制限にしようと考えてます。 Mac OS tigerでまともに使えるtwitterツールがAfficheurしか見当たらないことも理由の一つですが。

 このきもの日記に書けないことや、その時々で感じたこと、そしてどーでもいいいくだらないことなど…をつぶやいてますので、興味のある方はご覧ください。 フォローも大歓迎です。

【清部一夫のツイート】http://twitter.com/kazuo_seibe

 きょうは茶縞ウールの下に黒のタートルネック、辛子の角帯に帆布の袴、茶色の足袋にストールです。
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2009年12月20日(日)  No.2355

大雪警報
 3日続けて雪の話題でごめんなさい。 ユキバッカイ(≒除雪)ばかりしてたもので…。
 昨日10時45分富山県西部南(城端も含まれます)に大雪警報が発令され、今日8時17分まで継続されました。 なんと警報が21時間半も続いたことになります。
 早朝、店の前後を人力で除雪しても、瞬く間に雪が降り積もります。 例年のこととはいえ、シーズン始めは身体がまだ " 除雪体勢 " ではないので、精根尽き果てグッタリしました。
 写真は朝7時の城端駅前です。 やはり雪国なんだなぁ…。 

 こんな悪天候でも「雪景色を見るために」true tearsファンの方が城端に何人も来ておられたようです。 巡礼ノートによると、靴をビショビショにしながら中学校まで歩いたとか、来られて嬉しいとか…。 ホント好い人が多いなぁ、地元の我々も嬉しくなります。

 きょうは茶縞の厚手木綿に茶色の半衿、辛子の角帯に焦げ茶の袴、茶緑の足袋に茶のストール、黒手甲です。
 夜は中学校広報委員会の企画会議と称した忘年会。 除雪現場最前線の濃くて楽しい話が聞けました。
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2009年12月19日(土)  No.2354

良いスノーダンプ
 昨日はたいしたこと無いと思ってましたが、12月中旬にしては本格的な冬型の気圧配置となり、雪が降りしきってます。
 数センチならハンドラッセルで充分間に合いますが、10数センチを超えると、本格的な除雪器具の出番です。

 写真は鉄製のスノーダンプ。大量の雪を載せ雪上を押して滑らせ運ぶことができます。
 プラスチック製やアルミ製もありますが、北陸の雪は重く固く1〜2シーズンで壊れてしまうのでお勧めできません。 というのは、重い雪を起こす時にテコを使うので、付け根に大きな力がかかるからです。 ですから写真のスノーダンプは自転車のフレームよろしく3点支持で頑強。
 しかも足がかり(本来は違うのでしょうが…)まで付いてます(クリックすると拡大)。 万一壊れても近所の鉄工所で溶接してもらえますし、曲がった鉄板は叩けば直ります。
 ホームセンターよりも、地元の金物店や荒物店に良品がありますのでお尋ねください。

 きょうは青縞ウールの下は黒のタートルネック、黒の角帯に灰黒の綿袴、黒地に絞ったタビックスです。
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2009年12月18日(金)  No.2353

求む除雪の新発明
 朝起きるたら、うっすらと雪が積ってました。 流すほどでもないのですが、足元が危ないので、雪を脇に寄せます。
 写真奥の黄色いハンドラッセルですいすいと。 路面を出す時に非常に重宝しますが、軽い雪にしか使えないのが難点です。
 またブラスチックは寒さに弱いので、長い間使ううちに劣化するでしょうね。
 10年前はこんな道具なかったような気がします。 誰かが発明したんでしょう、実用新案登録済ですし。

 北陸の冬には、まだ発明研究の余地がありそうです。
 除雪車で脇に押し固められた圧雪の壁を崩すには、昔ながらの鉄の角スコップしか無い状態ですから。 誰か考えてくれませんかね。

 きょうは茶と朱縞のウールに赤っぽい半衿、辛子の角帯にくすんだ茶色の帆布袴、茶色の足袋にストールです。
2009年12月17日(木)  No.2352

レトロな陳列
 村井辰夫 木版画展も好評のうちに終了し、つづらこみちはレトロ感いっぱいのショーウィンドウに戻ります。
 今回はアンティークきもの(銘仙)とレトロな雑誌(主婦之友新年號附録)などを飾ってます(写真をクリックすると拡大)。
「料理千種の作法」ですって。 表紙絵の女性が若いときの美智子様に似てるのは時代を反映してるんでしょうかね。 興味がおありなら中をご覧にいれますので、お気軽に声をかけてください。

 きょうは白茶の厚手木綿の下はスタンドカラーシャツ、辛子の角帯に帆布の袴、茶色の足袋にダカ織のストールです。
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2009年12月16日(水)  No.2351

寺井尚子クリスマスジャズコンサート
 憧れの寺井尚子さんに逢いに初雪まじりの悪天候のなか黒部市へ。二日続けてジャズ三昧です。
 会場の黒部市国際文化センター コラーレ は初めてですが、綺麗で立派なホールですね。 スタッフの対応も申し分無く、好感が持てます。

 コンサート情報を知ったのが遅かったのですが、運良くセンター五列目の理想的な席が手に入れることができ、期待もテンションも高まります。
 直前までTVスポットが流れてたので、売れてないのかな…と気になってましたが、杞憂でした。 結構ギッシリ、しかもジャズ好きの比率が高そうで盛り上がりそう…。

 で、ライブですが、のっけから飛ばしまくりノリまくりで、僕は目尻&口元緩みっぱなしでした。 愉しい!嬉しい!
 定番の曲でも、アドリブ、セッションありありの、まさに " ジャズる " ライブ演奏。
 良い意味で予想を裏切るアドリブに驚き、展開に驚嘆し、どんな進行でもついてくるメンバーの技量にため息がでました。
 僕も聴衆として同じ空間にいられたことが嬉しいです。 隣席の知らない人と一緒に大いに盛り上がった " あっ " という間の夢のような2時間でした。
 寺井さんが凄いのは、自分達だけ楽しむJAZZじゃなく、オーディエンスを意識したジャズなんですよね。 だから人気もあるんだろうなぁ…。

 昨年の東京JAZZでリシャール・ガリアーノ “ タンガリア ” カルテット と共演したDVDを買っちゃいました(写真をクリックすると拡大)。 偶然テレビで見て震えたライブです。
 オマケにサイン色紙(ミニ)が付いてきました。サイン会はなかったけど、充分満足しています

 欲を言えば、アンプを通さぬナマ音を聴いてみたいです。 前方の席だったので原音も耳には入りますが、大音量には負けてしまいます。
 でも楽しみはまたの機会にとっておくことにしましょう。

 きょうは昨夜よりさらに気合いを入れて(?)薄茶色の紬に茶色の半衿、黒っぽい角帯に黒と茶の横段袴、薄茶の足袋にストールです。
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2009年12月15日(火)  No.2350

JAZZ in ToNAMi
 ラップと演歌以外なんでも聴きますが、特に最近はJazzがお気に入り。
 となみJazzClub主催、村山 浩(p)、安ヵ川大樹(b)、Philippe=Soirat(ds)トリオによるクリスマスコンサートがあったので、誘われるままに出かけました。
 会場の砺波市文化会館多目的ホールはクリスマスパーティーのような雰囲気。 単身乗り込んだ身としてはちょっと気後れしましたが、幾人かに声をかけていただきアットホームな感じでくつろげました。

 3年ぶりに聴く安ヵ川さんのベースはやはり巧く、ピアノとの掛け合いも見事です。 大量の音のシャワーを浴びて気分爽快リフレッシュできました。 ホントJazzは嬉しくて愉しいです。
 車のタイヤ交換と冬ごもりするバイクの整備とで休日が終わってしまいましたが、夜のジャズライブで満たされた気分です。

 きょうは小豆色のヒゲ紬に茶衿の半襦袢、辛子の角帯に黒に近い御召し袴…。いちおう気を使ってます
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2009年12月14日(月)  No.2349

和風なクリスマス飾り
 じょうはな座ロビー吹き抜けに和風のクリスマス飾りがつきました(写真をクリックすると拡大)。
 草月流の河合里抱さんの作品です。 昨年も見事でしたが、今回も斬新でいいですね。 どこからこんなアイディアが思い付くのか気になります。

 そうそう、昨夜はレイトン試写会のあと、nanto-eブログのオフ会でした。 初めて会う方、良く知ってる方、友人だけどブロガーだと知らなかった方…etc.様々な出会いがありました。
 楽しかったです、あっという間に親しくなれるのは不思議ですね。

 きょうは茶縞ウールの下は久留米のスタンドカラーシャツ、黒の角帯に帆布の袴、茶色の足袋に草木染めのストールで売れない文士風。
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2009年12月13日(日)  No.2348

レイトン教授のナゾトキアニメ教室
 19日から全国公開される映画「レイトン教授と永遠の歌姫」の試写会がじょうはな座でありました。
 レイトン教授シリーズはもともと任天堂DS用のゲームソフトで、4作品が730万本も売れているそうです。 大ヒットを契機に映画化の話がもちあがり、今回オリジナル作品として完成しました。

 アニメーション制作はP.A.WORKS、そう南砺市城端の企業です。 地元の子どもたちにアニメのことを知ってもらおうと、南砺市の支援を受け同社が映画試写会兼アニメ制作教室を開催することに。
 参加したのは城端小学校の児童79名。 ありがたいことに保護者も1名付き添えるので、次男に連れてってもらいました(笑)

 細い線で描かれた原画に色鉛筆で彩色するんですが、大変な作業です。 1枚仕上げるのに1時間くらいかかったかなぁ。 舞台上は黙々と作業する小学生、指導するP.A.WORKSスタッフ、それを取材するメディアでごったがえしてました(右写真をクリックると拡大)。
 面白いのは塗りにも個性が出るんですね、次男が塗り上げたのが、左の絵です(クリックすると拡大)。

 これらの絵を取り込んで、スタッフの方が10秒のアニメにし、映画終了後に大スクリーンで上映。 盛り上がりました、嬉しかったでしょうね、子どもたちは。 額入りでお土産にいただけるなんて至れり尽くせりです。

 あ、映画ですか? 良かったですよ〜、作画も音楽も。 大ヒット祈願しちゃいます。
 きょうは茶地に白糸を織り込んだ木綿にくすんだ赤の半衿、裂織りの角帯に焦茶の綿袴、茶色のタビックスにダカ織のストールです。
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2009年12月12日(土)  No.2347

紋切り細工
 わりと細かい作業が好きなので江戸時代の遊び「紋切り型」にチャレンジしてみました。 といっても、千代紙を折って型通りに切り抜くだけで簡単です。
 本来アートナイフを使うべきところを、面倒なので鋏でチョキチョキチョキ…それでもまぁそれなりにできました。 「中陰八重梅」と「持合三ツ盛一重亀甲」(写真をクリックすると拡大)、何に使おうかなぁ。
 意外と簡単だったので、いつかはオリジナル紋型にも挑んでみたいです。

 そうそう、オリジナル紋といえば「花組芝居」の役者さんはてんでんに自分だけの紋を持ってるんです。 なかなかセンスよくてイイ感じ。 紋で遊んでしまうってのも、洒落っ気ありますね。
 和装で暮らすのが当然となり、お洒落心を忘れていた自分にふと気がつきました。 もっと工夫しよう、楽しみながら。 
 きょうは青縞ウールにくすんだ緑の半衿、黒の角帯に草木染め薄緑の袴、グレーの足袋にストールです。
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2009年12月11日(金)  No.2346

城端版画絵はがき
 東下の松平保夫さんは手先が器用で、これまでも曳山のミニチュアを作っておられましたが、先日より素敵な版画が加わりました(写真をクリックすると拡大)。
 曳山や古い街並、さらにtrue tearsの背景に使われた町営住宅etc.…城端の魅力満載です。
 和紙に多色刷りした緻密な版画絵葉書が1枚たったの150円(税込)、曳山会館売店にて販売しています。 50種ほど並ぶ様はミニギャラリーの様相、城端の新旧名所が揃っていて、どれを買おうか必ず目移りすることでしょう、僕もかなり悩みました。

 年賀状…にはオトマッスイ(もったいない)でしょうが、貰った人は絶対喜ぶでしょうね。 コレクションする価値のある絵ハガキです。
 きょうは白茶の木綿の下は黒タートルネック、黒の角帯に焦げ茶の袴、茶色の足袋です。
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2009年12月10日(木)  No.2345

トンビコートで疾走
 まだ雪が降らないので時々バイクに乗ってます。 といっても気温はかなり低いので、正直言って " さぶい " です、特に背中が
 手持ちの衣服の中でなにか無いかと探したら、あったありました、トンビコートが。 厚手ウールで防寒性は抜群です。 ただしバイクの風圧に耐えられるかが心配…。

 FMとなみまでバイクで出かけることにして、試しに羽織ってみました。 ボタンというボタンを止め、肩のマント部はまくれ上がらぬようにクリップでとめます(写真をクリックすると拡大)。
 大きなカウルのお陰もあって、風でパタつくことも無く快適に走れました。 見てくれはともかく、トンビコートとバイクの組み合わせは悪く無さそうです。
 さらにレインブーツ、冬用手袋、ネックウォーマー、アームウォーマー、レッグウォーマーの重装備なので、寒くありません。
 もうしばらく怪しい袴ライダーが登場しそうです。
 きょうは茶縞ウールに茶色の半衿、黒に近い角帯に帆布の袴、ダカ織りのストールに黒の手甲です。
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2009年12月9日(水)  No.2344

交通安全年間スローガン
 南砺市交通安全協会主催の「平成22年交通安全年間スローガン表彰式」に出席しました。 といっても、賞を受ける娘の引率です。
 小学生の部、中学生の部、一般の部の3部門あり、五千余の応募があったそうです。 そんな大規模なものだとは知らなかった…。 平日4時という時間にも関わらず、ほとんどの方が出席されていて、これまたビックリ。

 ちなみに最優秀作は
「思いやり」気持ちも大事な 交通マナー(小学生の部)
かがやいて ぼくらを守る 反射材(中学生の部)
なれた道 一番恐い 見たつもり(一般の部)
   でした。

 娘は「その一ぱい 飲んだら乗らない 社会のルール」 なんか、聞いたことある気がするけど…まぁそんなもんか。 テキトーに作ったので本人もすっかり忘れていたそうです。

 全国スローガンはさすがに秀逸で
『その電話 運転席では 圏外です』
    うまいなぁ…。

 きょうは茶縞の木綿に茶色の半衿、辛子の角帯に焦げ茶の袴、茶色の足袋です。
2009年12月8日(火)  No.2343

ナビ取り付け方法
 愛車(マジェスティ4HC)にバイクナビ(HYUNDAI MOBIS PND-3510J)を搭載したと以前書きました。 おかげで方向音痴の僕でも迷わず帰って来られます。
 少し詳しい取り付け方法をアップします、むろん機種によって違うでしょうが、参考になさってください。

 GPSナビの性能ですが、起動直後に衛星を捉えるまでかなり間がある(2分くらい)のが難点ですが、他は満足しています。
 オートリルートも迅速だし、ルート選択も意外と賢いので重宝してます。
 知らない土地にフラリと走り出すのが楽しみです(写真をクリックすると拡大)。

 きょうは茶と朱縞のウールにグレーの半衿、辛子の角帯に帆布の袴、茶色の足袋です。
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2009年12月7日(月)  No.2342

かも鍋
 極私的な話題で恐縮ですが本日47回目の誕生日を迎えます。
 わが家では主役(誕生日の人)好みの食材をリクエストできることになっていて、手巻き寿司やしゃぶしゃぶ、焼肉など、普段口にできない "ごっつおぉ" が出ます。
 ここ数年、家族のスケジュールがあわず、日をずらして祝ってもらってたんですが、今宵はみんなでカモ鍋を囲むことになりました。
 土鍋一杯の野菜、鴨肉が見る見るうちに胃袋へ。 基本的に余裕のある胃袋を持ってます(≒大食)が、これだけ食べたのは久しぶりです。 満腹^2。

 写真を撮るのを忘れてました。 鍋の中はおぞましいので、外観だけアップしておきます。
 きょうは茶縞の厚手木綿に茶色の半衿、頂き物の角帯に焦茶の袴、茶色の足袋です。
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2009年12月6日(日)  No.2341

太鼓は汗也 汗こそ太鼓也
 先日、設立30周年を迎えた北野天満宮 越中式年太鼓保存会が記念誌「太鼓のあゆみ」を発行しました。 一部頂戴したので読ませていただいてます。

 太鼓の始まりは今から40年前に遡ります。 昭和45年、三十三年に一度の式年大祭に何をするか北野青年団が議論したそうです。 素人歌舞伎をやるか、それとも他の青年団を招待するか、意見が分かれましたが、すたれていた伝統の猿楽太鼓を復活させることになりました。 (註)北野天満宮例大祭ではその昔、素人歌舞伎を上演していたと、北野村出身の祖母がよく語ってました。

 その後、毎年演目を増やし10年後(昭和55年)に蓮如太鼓を完成させ、保存会を結成。 次世代を担う小若連、式年キッズ、婦人の華連とどんどん輪が大きくなり、数年前から北野地区以外の子どもたちも受け入れるようになりました。
 40年というと富山県内の太鼓ではかなり古いほうだそうです。 何十年にも渡って伝承され次世代に繋げる努力を怠らない式年太鼓、指導&お世話される方々のご苦労にはいつも頭が下がります。
 表紙裏に「太鼓は汗也 汗こそ太鼓也」と書かれています。 そのとおりですよね。

 きょうはグレー縞の片貝木綿の下は黒のタートルネック、黒の角帯にチャコールグレーの袴、グレーの足袋にストールです。
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2009年12月5日(土)  No.2340

ブルーライトジョウハナ
 JR城端駅のすぐ隣に駐輪場があり、通学する高校生達の自転車置き場になってます。
 先日調査したところ、無施錠の自転車が多く、犯罪を誘引する可能性があると懸念されてました。
 そこで、カギかけのよびかけと同時に、普通の蛍光灯だった照明を青い光のものと交換しました(写真をクリックすると拡大)。 青い照明には鎮静効果があるということです。
 試しに青い光をしばらく浴びてみたところ、僕には心が鎮まるというよりも、異質な場所で居づらいと感じました。 長居せず、さっさと出ようという気分になります。
 これも犯罪を未然に防ぐ効果かも。
 みなさんはどうお感じになりますか?

 きょうは白茶の厚手木綿に茶色の半衿、辛子の角帯に帆布の袴、茶色の足袋です。
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2009年12月4日(金)  No.2339

となみ詰所護持の会 設立
 京都東本願寺のすぐ近くに、純和風庶民文化旅館「となみ詰所」があります。
 焼失した本願寺の再建になくてはならなかった詰所(宿泊所)ですが、時代の波に押し流され数年前に存続が危ぶまれました。 しかし有志が名乗りを上げ、復興を遂げたのです。

 そして本日、砺波詰所護持の会設立総会が井波別院で開かれ、なぜか僕も役員となったので出席しました。
 瑞泉寺竹之間には想像以上に沢山の方々が熱意を持って訪れ、詰所の存続だけじゃなく、井波城端両別院の護持、そしてまちづくりにまで話がおよびました、ビックリです。
 だって僕の親より年配の方々が、まちづくりを熱く語るんですよ! 驚くとともに、元気が出ました。
 まさに妙好人(みょうこうにん)の集まり…、凄いなぁ、このパワー。

 ちなみにとなみ詰所護持の会の入会資格は「となみ詰所を愛する人」なら誰でもOK。 宗派や信仰の有無など無関係です。
 年会費は1,000円。 会員になるともともと廉価なとなみ詰所がさらに安く利用できます。

 ご住所・お名前・電話番号をご記入の上、お申し込みください。
 振込先 砺波詰所護持の会
 口座番号 00790-9-68710

 くわしいことはお尋ねください。
 きょうは茶縞のウールに焦茶の半衿、辛子の角帯に焦げ茶の袴、茶色に染めた足袋です。
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2009年12月3日(木)  No.2338

西下町内便り
 お隣の西下(にししも)では「町内便り」を発行しています。 町内の出来事や住民の表彰&発表記録など、西下に特化した記事が満載です。
 編集してるのは野村邦男さん。 取材、編集を一手にこなし、町外へ住居を移した方々への配達もこなします。 ほぼ毎月発行するのは大変な作業だと思いますが、これまで11号続けてこられました。

 ときどき読ませていただくのですが、ご近所の近況がわかってとっても良いです。 趣味や特技など、意外な一面を知ることもできます。
 同じ町内に住んでいても世代が違うと話す機会は少ないですが、町内便りがあることで繋がりができ、万一のときにも役立つ気がします。
 なにより「明るく、楽しく、元気な」町内になりそうなのがいいですね。

 きょうは青縞ウールに地紋のあるグレーの半衿、黒の角帯に灰黒の袴、グレーの足袋にストールです。
 インフルエンザ渦がおさまらず、城端中学校合唱コンクールが中止となりました。 残念です。
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2009年12月2日(水)  No.2337

日本草木染譜
 オークションで「日本草木染譜」記念復刻版を競り落とすことができました。
 「日本草木染譜」とは、草木染の名付け親である山崎 斌(あきら)氏が昭和36年に研究成果をまとめて公表したものです。 復刻版は息子の山崎青樹(せいじゅ)氏が昭和61年に編さんし、限定1200部のみ出版しました。
 実際に染めた50種の絹糸が付いているのが特長で、写真では伝えきれない深みのある色あいがわかります(写真をクリックすると拡大)。

 初版によせて島崎藤村の序文もあり、資料としても貴重だと考えます。 大切にしたい一冊です。
 例によって店内にありますので、いつでもご覧ください。

 きょうは茶と朱縞のウールの下は黒のタートルネック、黒の角帯に帆布の袴、茶色の足袋です。
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2009年12月1日(火)  No.2336

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