予期せぬ事態でまたまた富山へ娘の送迎に。 待ち時間を利用して、富山市民プラザ4Fアンサンブルホールへ桐朋オーケストラ・アカデミー第43回室内楽定期演奏会(第2夜)を聞きにでかけます(無料!)。
3グループの演奏があり、最初はブラームス:クラリネット三重奏曲 イ短調(作品114)、続いて ベートーヴェン:七重奏曲 変ホ長調(作品20)、休憩をはさみ R.シュトラウス:十三管楽器のための組曲(作品4)の構成です。 学生選抜ということで、かなり若手の演奏が聴けました。
三重奏…は、とても心地よく、ついついまどろみます。 楽しみにしてた七重奏。 弦楽(Vn,Va,Vc)は強弱のつけかたがとてもデリケートで良かったですよ。 管楽器(Cl,Fg,Hr)は楽譜通りの演奏なのかな? あ、Cbは地味ながら頑張ってました。
指揮者も無しでどうやって13人が息を合わせるのか興味津々だった十三管楽…。 Fl.×2、Ob.×2、Cl.×2、Fg.×2、Hr.×4、それにCb.×1の大編成です。 これだけの人数だと、ちょっとした社会の縮図ですね。演奏を聴いてるといろんなことが見えてきます(あくまで想像ですが)。 どのパートも1stは責任感にじみ出る演奏で、2ndは音量を含めてパート全体を調整してるかのようです。 僕はObの田沢蓉子さん、Clの前田精美さん、FlのAhn=HyeJoonさん、彼女らの音が好きです。 1stフルートの遠藤 慎クンは平成仮面ライダーばりのイケメンで音質音量ともども目立っちゃってました。 でも将来もっと人気出るんだろうな〜。
ところで、初めて入ったんですが、よく響くホールですね。 音があまりに大きいので、スピーカーを通してるのかと思ったくらいです。 しかし残響音が多すぎて、原音の美しさがぼやけてしまってる印象でした。 僕が座った場所(センター6列目F13)が悪かったのかもしれませんが…。 次の機会があれば、後方に座ってみます。
きょうは茶縞のウールに芥子の半衿、芥子の角帯に帆布の袴、茶色の足袋です。 (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
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2009年11月6日(金)
No.2311
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