「美しい装いきよべ」店長のきもの日記 過去ログ2009年11月

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ピアニスト=辻井伸行
 ETV特集「ピアニストの贈り物〜辻井伸行・コンクール20日間の記録〜」を見ました。
 今年のヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール(米国)で優勝し(同時優勝は中国の Haochen=Zhang)、CDも驚異的な売上を記録、いまや時の人となったピアニスト辻井伸行君(21)のドキュメンタリーです。
 正直に書きますが、いままで僕は彼の音楽性に少々疑問を持ってました。 「全盲の天才」の冠がつけばつくほど、ちょっと違うぞ…と。←天の邪鬼です。

 でも丁寧に撮られた番組を見てるうちに、気づいたんです、「辻井伸行は周囲を変える天賦の才があるのかも…」と。
 事実、二次予選の室内楽審査で共演したタカーチ弦楽四重奏団の奏でた音は感動的に美しかった…。
 また指揮者もオーケストラも、そして会場の観客も、多分に何かを感じたとった様子です。
 巧くて音楽性豊かなソロピアニストはこのコンクール出場者にもいますが、共演者(含む聴衆)を引きずり込むだけの磁場(オーラ?)を持つのは辻井君だけだったのではないでしょうか?

 音楽家魂を刺激するのかなぁ?触媒みたいな感じで。
 機会があれば彼のピアノ五重奏を生で聴いてみたいと願います。

 ところで、民放で同じ辻井君のドキュメンタリー番組が放映されましたが、取材期間が長いだけの型通りの番組でした。 制作側の意図が見え見えで、がっかりされた方も多いでしょう。
 演奏シーンがとても短く、しかも音声を被せてしまう配慮の無さ。 これじゃピアニスト=辻井伸行を認めてないも同然です。

 きょうは茶地に白縞の厚手木綿に赤茶の半衿、黄金の角帯に焦げ茶の袴、茶色のタビックスです。
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2009年11月30日(月)  No.2335

雨男返上します
 じょうはなフラワーカード会はさまざまな催しを開催しています。 招待旅行落語会スタンプラリーetc. なかでも定番中の定番なのが、集めたポイントで毛ガニなどの食材と交換できる「カニバル」です。
 昨年、理事長となって初めてのカニバルは雨にたたられ散々でした。 今年こそは…と密かに期するものがあったのは事実です。

 で、どうです、今年はご覧のような快晴(左写真をクリックすると拡大)。 これで雨男のオメイヘンジョーですな。
 お客様も沢山並ばれ、開始30分ですべて完売しました。ありがとうございます。

 僕は7年ぶりに復活した大学イモ担当、見る見るうちに150個が交換されます。 リンゴ箱やミカン箱、駅弁はさらに人気があり、インスタントラーメンも予想以上の人気でした。
 肝心のカニですが、今年は例年より一回り大きい立派な毛ガニをお渡しすることができました(右写真をクリックすると拡大)。 どうです、迫力あるでしょ?

 この会場にいると「城端活気あるなぁ」と感じます。
 来年もこの時期におこないますのでご期待ください。
 きょうはグレー縞の片貝木綿にくすんだ緑の半衿、黒の角帯に灰黒の袴、グレーの足袋です。
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2009年11月29日(日)  No.2334

北野天満宮 越中式年太鼓保存会 設立30周年
 北野天満宮越中式年太鼓保存会は今年設立30周年を迎えます。 明日は記念公演があり、太鼓を習っている次男も出させていただくことになってます。
 今夜、最終リハーサルをじょうはな座で開催するというので、次男を連れて出かけました。 じょうはな座は太鼓の音が良く響きますね、本番さながらの迫力に圧倒されます。 照明による演出効果もあいまって素晴らしいステージでした。

 明日は式年太鼓保存会のみならず、石川県加賀太鼓保存会、福光もちつき太鼓保存会の特別出演もあります。 さらに楽しみですね。
 当日券(500円)もありますので午後1時半じょうはな座へお越しください。
 11時からのフラワーカード会カニバル終了後に駆けつけても充分間に合いますよ。

 きょうは茶縞ウールにネップの入った白茶地の半衿、辛子の角帯に帆布の袴、茶色の足袋です。
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2009年11月28日(土)  No.2333

村井辰夫「龍女」
 城端には村井辰夫の優れた作品がいくつも残されています。
 警察の坂を下りたところにある「龍女食堂」の座敷に、第13回帝展(1932)で入選を果たした「龍女」(左写真)が何気なく置かれてます。
 聞けば、先代が店を始める際、この作品に因んで店名を決めたのだとか。
 また店内に同じく「龍女」と題のついたレリーフが飾られてます(右写真をクリックすると拡大)。 これまた見応えのある作品ですので、御飲食の際は是非ご覧ください。

 長らく開催してきた「村井辰夫 木版画展」も残すところあと数日となりました。 未見の方はお早めにどうぞ。
 きょうは白茶の厚手木綿に薄茶の半衿、辛子の角帯に焦げ茶の袴、茶色の足袋に薄茶のストールです。
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2009年11月27日(金)  No.2332

プランター撤去
 長らく使ってきた商店街のプランターですが、老朽化(というか土壌化)のため、今季限りで廃棄処分にすることにしました。
 きょうはみんなで移動→土のかき出し→廃棄作業です。
 キャスターが錆びてゴスゴスなので一人で動かすことは不可能です。 大人三人掛かりでようやく車に載せました。

 このプランター、初年度はコンテナガーデンとして、歩いて楽しむ町の美観に寄与していたのですが、数年経つと植えてあるだけのボーボーな状態となってました。
 これではせっかく植える意味が無いので、来シーズンは知恵を絞りもっと別な形でお目見えする予定です。

 きょうは青縞ウールに地紋入り薄グレーの半衿、黒の角帯に灰黒の袴、グレーの足袋にストールです。
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2009年11月26日(木)  No.2331

ヨッテカーレ城端
 桜ヶ池クアガーデン前にヨッテカーレというおにぎり屋さんがあるのは皆さんご存知だと思います。 城端産のコシヒカリをその場で握ってくれるので美味しいと好評です。
 今夏(7月24日)ヨッテカーレに新施設「南砺市桜ヶ池農産物直売所」がオープンしました(写真をクリックすると拡大)。 地元人の顔の見える新鮮な農産物を販売しています。 東海北陸自動車道城端SAから歩いて来られるので、休日は大変な賑わいです。

 地元のお土産コーナーもあり、当店の「城端十景 切り絵葉書」も置いてますので、城端市街地に立ち寄る時間がない時はこちらでどうぞ。
 きょうは茶縞のウールに薄グレーの半衿、黄金の角帯に帆布の袴、茶色の足袋です。
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2009年11月25日(水)  No.2330

トラムカード
 富山市内の路面電車環状化工事が来月23日に竣工し、12月24日から通常運行することが決定しました。
 既存の路線(富山地方鉄道)と乗り継ぎも可能で、乗り継ぐ場合は降車時に「乗り継ぎ券」をもらうのだそうです。 これで200円で市内の主要箇所にいけることになります。

 このあいだ市電の乗客が車両後部でサイフを出してるので、両替かな?と思ってたんですが、どうも違うようです。
 プリペイド式のトラムカードの自販機だったので、僕もつい買っちゃいました(写真をクリックすると拡大)。 2,000円で2300円分、300円もお得です。 小銭の心配をする必要も無いし、いよいよ来月のセントラム完成が楽しみです。

 きょうは茶と白縞の厚手木綿にうすんだ茶色の半衿、辛子の角帯に焦げ茶の袴、茶緑の足袋にダカ織のストールです。
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2009年11月24日(火)  No.2329

新色シルクストール
 火の気が無いと寒い日が続いています。 でも衿元にストールが一枚あれば暖かさが全然違いますよね。

 当店準オリジナルの新色の絹ストールが染め上がりました(写真をクリックすると拡大)。
 幅30cm、長さたっぷりの2m、軽くてシボのある触り心地の良いシルク100%。 かさばらないのでバッグの中に忍ばせておくと重宝しますよ、きっと。
 7,350円にて販売しています。 お手に取ってご覧ください。

 きょうは「勤労感謝の日」月曜ですが、祝日ですので店を開けています。 連休最終日、遠方から結構な数のお客様がおみえになりました、閉めててガッカリさせずに良かった。
 本日のいでたちは茶縞ウールに白茶の半衿、芥子の角帯に帆布の袴、茶色の足袋です。
2009年11月23日(月)  No.2328

秋の夜長は寝てばかり
 秋の夜長と申しますが、全く実感がありません。 というのは、寂しがりやの次男に添い寝してるうちに寝入ってしまうことが多いからです。 ほとんど毎日8時間近く寝てることになります、同世代では珍しいかも…。
 夜更かししてアレもコレもしてみたいのですが、寝不足で迎える翌日のエンジンのかかり具合を考えると「これでいいのかも…」と思ったりします。
 ハッキリわかってることは「寝不足はストレスを増大させる」ってことです。 充分な睡眠は身体だけじゃなく大脳にとって必須ですね、免疫力も高まるでしょうし。

 車のドアにピンクの花びらが貼り付いてました(写真をクリックすると拡大)。 結構大きな花びらで風で飛ばされたんだと思うんですが、いったいどこから?? 何の花でしょう?

 きょうは縞の片貝木綿の下は黒のタートルネック、黒の角帯に灰黒の綿袴、紺の足袋に右近下駄です。
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2009年11月22日(日)  No.2327

滋賀喜の帯
 定期購読している雑誌「きものサロン冬号の別冊付録は「西陣織大全」です。 京都西陣の400軒近い織元から厳選した30軒を「正当派」「通好み」「モダン」の3分類で紹介しています。

 きよべでは「川島織物」をはじめとして半数以上の帯を扱っておりますので、手に取って現物の質感を感じ取っていただくことが可能です。
 とりわけ「滋賀喜織物」の手織り袋帯は、古典柄でありながら飛び抜けてセンスが良く、僕が大好きなこともあり何本もあります。 「西陣織大全」で紹介されてる帯より良い柄だと自負してますのでお奨めです。
 お気軽にお問い合わせください。

 きょうは白茶の厚手木綿にくすんだ茶色の半衿、辛子の角帯に焦茶の袴、茶色の足袋です。
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2009年11月21日(土)  No.2326

かな書道 白桃展
 じょうはな織館で本日からスタートしたかな文字の書道展を早速見てきました(クリックすると拡大)。
 白桃会とは福光のかな書道教室(代表;中邨啓子さん)で、今回は城端・福野を交えて13名、高校生の出品もあるそうです。

 運良く中邨(なかむら)さんが居られたので、いろいろお話しを伺うことができました。
 城端庵唄の短冊同様に万葉がなを用いていることも発見でしたが、ボカシの和紙を使い紙選びから始まることも新鮮でした。
 とくに印象に残ったのは「かな書道は余白をどう残すかが大事」との言葉です。 確かに、文字が美しいだけじゃなく、大きさ・配置・表装にまで気を配っておられるのがよくわかります。

「紫の桜とみゆるつつじかな」 大谷句仏
      美しかったです。しばらく見入ってしまいました。

 会期は11月30日までですので、お早めにご覧になられることをお奨めします。 併催で源氏物語の色紙展もあります。
 きょうは青縞ウールに枯茶の半衿、青の角帯に灰黒の袴、グレーの足袋です。
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2009年11月20日(金)  No.2325

待ちに待った信号機
 城端駅から南(袴腰方向)にまっすぐ進んだセフレ前の交差点にようやく信号がつきました(写真をクリックすると拡大)。
 道幅が広く通行量が多いのに、街路樹(ケヤキ)のため見通しが悪く、危ない交差点だと何年も前からPTAや自治振興会から要望していたものです。

 実は数ヶ月前に人身事故がありました。
 事故が起きないと(早く)つかないというのは本当かもしれません。 残念です。

 きょうは茶と朱縞のウールに辛子の半衿、辛子の角帯に帆布の袴、茶色の足袋に黒手甲装着。
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2009年11月19日(木)  No.2324

織館のれん
 じょうはな織館にのれんが下がりました(クリックすると拡大)。
 古い建物を改修したため目立つ看板がなく、外観では何の施設かわかりづらかった織館ですが、「らしいアイキャッチャー」が前面に出ることで、認知が高まることでしょう。
 むろん手染め糸&手織り布を使ってるので、近づいて触れてみると、なおのこと良さが感じられます。

 視覚だけじゃなく、触覚or聴覚にも訴えられる看板って良いですね。 うちもちょっと考えてみることにします。

 きょうは茶縞の木綿の下は黒のタートルネック、黒の角帯に焦茶の袴、茶色のタビックスです。
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2009年11月18日(水)  No.2323

研究指定発表準備
 城小PTA会長(三代)揃って、夕方から教育文化会館へ。 あっという間に四ヶ月が経ち、県PTA研修委員会での研究発表(事前)報告です。
 一度限りの発表のために不慣れなパワーポイントを使うのもどうか?と思い、HTMLで作ってみました。

 画像を見ていただいた通りかなりショボイです。 よってツッコミどころ満載の仮発表となりました。
 しかし心の広い県Pアドバイザーのご指導をいただき、修正のめどが立ったように思います。 来年2月13日の会長研修会には、もうちょっと見栄えの良いものをお見せしたいです。

 インフルエンザがとうとう城端にも到来しました。 中学校で1クラスが学級閉鎖となり、合唱コンクールが順延となりました(期日未定)。
 うがい&手洗いと早めの就寝をお奨めします。

 きょうは茶縞ウールに辛子の半衿、辛子の角帯に帆布の袴、茶色に染めた足袋です。
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2009年11月17日(火)  No.2322

じょうはな名画座
 定休日です、久しぶりに「じょうはな名画座」で映画鑑賞。
 今回の上映はヴィヴィアン・リー主演の「哀愁」、1940年制作のモノクロ映画です。
 午後2時の会場は予想に反し(?)いっぱいで、100名は裕に超えていたと思います。 平日の日中ということで、当然それなりの年齢層でしたが、みなさんウキウキ(?)しています。
 「若いときは忙しくて映画なんて観る余裕が無かった。 今はこんな近くで安く(五百円也)楽しめるのが嬉しい」とおっしゃってました。
 いいですね、じょうはな名画座

 次回は12月14日(月)「無法松の一生」を上映します。
 きょうは青縞ウールに青緑の半衿、青の角帯に灰黒の袴、グレーのストールに足袋です。
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2009年11月16日(月)  No.2321

城端別院 式台門
 善徳寺の報恩講も今日が最終日、日曜ということもあってか、大型バスで多くの門徒が訪れています。

 式台門が開きました。 本山(東本願寺)から御連枝さまがお見えになるからです。
 しだれ桜まつりで開門はしますが、ご覧のように式台に幕を吊り高貴な人を迎える入場門として開けるのはこんな時だけです。

 きょうは白茶の厚手木綿に焦茶の半衿、黒の半衿に焦げ茶の袴、茶色の足袋にダカ織りのストールです。
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2009年11月15日(日)  No.2320

村井辰夫の掛軸
 好評開催中の「村井辰夫 木版画展」ですが、城端出身とあって観覧された方からいろんな情報をいただいてます。

 村井さんが棟方志功などの影響を受け木版画を始めたのは疎開中(s20〜26)だと思われますが、昭和23年に「第1回 北陸版画協会展」に参加しています(富山県博物館協会サイトより)。
 また戦後間もなく、井波彫刻の職人さんたちに作家活動を勧めたのも村井さんだということです。 
 彫刻会発展のため、また若い作家を育成するため、村井さんがいかに活躍されたかよくわかりました。

 「家に村井さんの掛軸があるんだけど…」と近所の方が二幅貸してくださいました。 戦後すぐに描かれたものだそうです。
 色使いがきれいで、村井辰夫さんの意外な一面を見ることができますよ、きっと。
 きょうは茶地に朱縞のウールに焦茶の半衿、辛子の角帯に帆布の袴、茶色の足袋です。
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2009年11月14日(土)  No.2319

金沢にLRT計画
 きれいになった金沢駅の地下に用途不明の広大な広場(?)があるのをご存知でしょうか? 椅子がいくつかあるだけのガラ〜ンとした空間です。 もてなしドーム地下広場というそうですが、このネーミングはどうかなぁ…。

 先日夜行バス待ちでブラブラしてて、この広場に「金沢・LRTと暮らしを考える会」のパネル展示をみかけました(写真をクリックすると拡大)。 たぶんRACDA高岡のような市民レベルの団体が、LRTの計画を練ってるんですね。
 イメージ写真&プランはなかなか良い感じ。 実現すれば未来の金沢はさらに魅力的な地方都市となるでしょう。 いかに運動を盛り上げて、行政を引っ張りだすか…ですよね。

 きょうは茶縞のウールに白茶にネップの入った半衿、黒の角帯に帆布の袴、茶緑の足袋です。
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2009年11月13日(金)  No.2318

晩秋の蝶
 つづらこみちで黄色い蝶を見つけました(クリックすると拡大)。 種類がわからないのでどなたかお教えください。
 寒さのせいかそれとも寿命なのか、飛ぶことはすでに叶わぬ様子…。 飛べない蝶をジッと見てるといろんな思いがよぎります。

 そうだ、15日まで善徳寺の報恩講でした。 時間を見つけ久しぶりに別院に行きたい気分です。
 歩いてすぐの場所に聖地があるというのは幸せなことですね。
 老いも若きも別院をもっと活用すればいいのに…。 本堂で深呼吸すると気持ちまで入れ替わります。

 きょうは茶地に白の縞木綿に芥子の半衿、芥子の角帯に焦げ茶の袴、茶色の足袋です。
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2009年11月12日(木)  No.2317

岩城信嘉 EARTH WORK
 FMとなみの生番組「となまが」出演後、砺波市美術館で始まった「N291 Iwaki 岩城信嘉 展」を見てきました(12/20まで)。
 昨年亡くなった岩城さんの野外芸術パフォーマンス(←的確な表現が思い付きません)、EARTH WORK(アースワーク)を中心にした企画展です。

 広い会場に大きなモノクロ写真で、EARTH WORKを順に並べていますが、どうもいけません、岩城さんのスケールの大きさが伝わらないのです。
 僕は過去いくつかのEARTH WORKを見る機会がありました。 岩城さんがでっかいダミ声で独り言をつぶやきながら、独自の創作にとりくむ姿に、高い芸術性を見い出したのです。 EARTH WORKは岩城さんあっての作品なのだと今になって気づきました。

 最後のEARTH WORK となった作品16は、十文字に手を広げた岩城さんの影を燃やすというものでした。 思えば岩城さんの最期を暗示させる作品でしたね。
 もっともっと長生きしていただき、いろんな刺激を受けたかった方です…残念。

 きょうは青縞ウールにくすんだ半衿、黒の角帯に灰黒の袴、グレーの足袋です。
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2009年11月11日(水)  No.2316

true tears Blue-ray BOX発売!
 城端が仮想舞台となったアニメ " true tears " ファン待望のブルーレイディスク(BD)がついに発売になりそうです。
 BD化して欲しいアニメで一位に選ばれたこともあり、期待はしていましたが、まさかこんなに早いとは…。
 本編13話に加えて、ブックレット付。 特典映像もいろいろあるのですが、なんといっても『true tearsロケ地紹介映像(約20分)』がむちゃくちゃ気になってます。

 …とはいえ、完全予約受注限定生産で、しかも12月16日までに事前予約した後、入金数が2,000を超えないと発売不能なんです(詳しくはこちらのサイトをご覧ください)。
 僕ですか? ええ、ソッコーで予約しちゃいました、勢いで(笑) 当然でしょう。

 トゥルーティアーズ・ブルーレイボックス一家に一箱いかがでしょうか?
 きょうは白茶木綿にカラシの半衿、カラシの角帯に焦茶の袴、茶色の足袋です。
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2009年11月10日(火)  No.2315

「蛮幽鬼」大阪初日
 大阪とんぼ返りツアーの目的はただ一つ、劇団☆新感線「蛮幽鬼」大阪公演初日を観るためです。
 上川隆也&堺 雅人の両人気俳優に稲森いずみ&早乙女太一の美形を交え、大勢のキャスト、豪華な舞台装置、そして練られたシナリオ(中島かずき作)、華麗な演出(いのうえひでのり)とあれば期待しないほうがおかしいでしょう。
 会場となった梅田芸術劇場(旧 梅田コマ)は、開場前から若い女性がそわそわし、舞台前独特の雰囲気を醸し出してました。

 開演6時、終演9時40分(休憩25分間)の長い長い演劇(おかげで砺波発着のバスに乗れず、金沢まで出向くことに)ですが、ダレたところが全くない!、見事なものです。
 「巌窟王」をモチーフにして書かれたシナリオなので、復讐また復讐の凄惨な面はありますが、人間ドラマもきっちり演出されてました。
 クライマックスも申し分ない盛り上がりで良質のエンターテイメントを堪能しました。 きっと誰もが満足していたと思います。
 カーテンコールは当然スタンディグオベーション。 ただ僕が座った三階席(最前列)はオーバードホール4階くらいの高さがあり、恐怖のあまり立てる人はあまりいなかったかも。
 新感線は二年半ぶりですが、ますます商業演劇に磨きがかかったようです。 お金を払って遠くまで出かけても観たいと思う舞台ですから。

 ところで早乙女太一くんってホントきれいですね、正体を現すまで男性だとまったく気づかなかった…。 舞うような美しい立ち回りも特筆ものです。 見とれてしまいました。

 きょうは茶と朱縞のウールにネップの入った白茶の半衿、黄金の角帯に帆布の袴、白茶の足袋に畳表の草履です。 会場には小紋や紬姿の女性もちらほらと。 いいかんじです。
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2009年11月9日(月)  No.2314

金沢のバイク駐車場
 例によって夜行バスの弾丸パック(?)で金沢←→大阪間を往復することになり、店を閉めてからバイクで金沢駅に向かいます。
 「金沢駅原付バイク駐車場」は音楽堂裏の高架下にあります。 雨に濡れずに最長一週間置かせていただけるのはありがたいです、しかも無料で。

 2006年6月、道交法が改正され、自動二輪(バイク)の駐車違反が厳しく取り締まられることになりました。 が、市街地に自転車&原付の駐車場はあっても、バイク置き場ってほとんど無かったのが実情です。
 金沢駅にもバイク(原付除く)駐車場は無いものだと思ってたのですが、この4月から許可されたようですね。
 利用可能時間(6:00〜22:00)と限定されてますが、まず問題は無いでしょう(時間厳守で施錠してる様子)。

 完全防寒で到着すると、先客が数台しかいませんでした(写真をクリックすると拡大)、まだ穴場かも。
【注】駅にほど近い駐車場は原付&自転車限定ですので、お間違えなきよう…。

 きょうは厚手の縞木綿に芥子の角帯、辛子の角帯に焦げ茶の袴、茶色の足袋。
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2009年11月8日(日)  No.2313

コンパクトシティ富山
 南砺市の田中幹夫市長が就任してまもなく1年になります。 「まだ一年」なのか「すでに一年」なのか、感じ方は人それぞれでしょうが、僕は市政にエネルギーをつぎ込む市長を応援します。
 本日、市政報告会がじょうはな座で開催され、富山市の森市長が「地球環境問題について」特別講演をするというので聞きに出かけました(写真をクリックすると拡大)。

 環境モデル都市の指定を受けた富山市は二酸化炭素削減のため「コンパクトシティ富山」を目指しています(むろん他の理由もあります)。 その手段の一つが岩瀬を走る富山ライトレールであり、年末の環状化にむけて工事中の路面電車であるのです。
 森市長は環境問題について説明した後、富山市の取り組みをわかり易く&楽しく講演されました。 ○○せねばならぬ式に眉間にしわを寄せて語っても人は付いて来ないことをよく知っておられる…さすがです。
 北陸新幹線開通後はライトレールと市電を結ぶ計画もあると知り、少々驚きました。
 僕は路面電車が好きで、昨夜のコンサートでも利用しています。 環状線化されれば、さらに利便性が増すので、期待しちゃいます。 県都富山が俄然魅力的に思えてきました。

 きょうは青縞ウールにくすんだ緑の半衿、青の角帯に薄緑の袴、グレーの足袋です。
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2009年11月7日(土)  No.2312

室内楽は見どころいっぱい
 予期せぬ事態でまたまた富山へ娘の送迎に。 待ち時間を利用して、富山市民プラザ4Fアンサンブルホールへ桐朋オーケストラ・アカデミー第43回室内楽定期演奏会(第2夜)を聞きにでかけます(無料!)。

 3グループの演奏があり、最初はブラームス:クラリネット三重奏曲 イ短調(作品114)、続いて ベートーヴェン:七重奏曲 変ホ長調(作品20)、休憩をはさみ R.シュトラウス:十三管楽器のための組曲(作品4)の構成です。
 学生選抜ということで、かなり若手の演奏が聴けました。

 三重奏…は、とても心地よく、ついついまどろみます。
 楽しみにしてた七重奏。 弦楽(Vn,Va,Vc)は強弱のつけかたがとてもデリケートで良かったですよ。 管楽器(Cl,Fg,Hr)は楽譜通りの演奏なのかな? あ、Cbは地味ながら頑張ってました。

 指揮者も無しでどうやって13人が息を合わせるのか興味津々だった十三管楽…。 Fl.×2、Ob.×2、Cl.×2、Fg.×2、Hr.×4、それにCb.×1の大編成です。
 これだけの人数だと、ちょっとした社会の縮図ですね。演奏を聴いてるといろんなことが見えてきます(あくまで想像ですが)。  どのパートも1stは責任感にじみ出る演奏で、2ndは音量を含めてパート全体を調整してるかのようです。
 僕はObの田沢蓉子さん、Clの前田精美さん、FlのAhn=HyeJoonさん、彼女らの音が好きです。
 1stフルートの遠藤 慎クンは平成仮面ライダーばりのイケメンで音質音量ともども目立っちゃってました。 でも将来もっと人気出るんだろうな〜。

 ところで、初めて入ったんですが、よく響くホールですね。 音があまりに大きいので、スピーカーを通してるのかと思ったくらいです。
 しかし残響音が多すぎて、原音の美しさがぼやけてしまってる印象でした。 僕が座った場所(センター6列目F13)が悪かったのかもしれませんが…。 次の機会があれば、後方に座ってみます。

 きょうは茶縞のウールに芥子の半衿、芥子の角帯に帆布の袴、茶色の足袋です。
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2009年11月6日(金)  No.2311

街路灯倒壊
 夜、子どもと一緒にウトウトしていると、『ガッシャン!カランカラン、コンコロコーン』と金属音が鳴り響きます。
 「すわ一大事!?」と慌てて外に出ると、街路灯が車にはねられてました。 根元ポッキン、ガラス飛散、複雑骨折の全損です。

 事故証明やらなにやらで警察にご足労頂き、保険屋さんも駆けつけます。 近所の人も集まって、日中より賑やかです。
 乗り上げていた車をレッカー移動させた後、近所の男衆で隣の空き地に折れた街灯を運び、本日は解散。

 それにしてもこれほどの事故でドライバーに怪我が無かったのは不幸中の幸いですね。 街路灯もまっすぐ倒れたので、当店も無事でした。
 車を運転するみなさん、お互い気をつけましょう。

 きょうは厚手の縞木綿に地紋のあるグレーの半衿、辛子の角帯に焦げ茶の袴です。
2009年11月5日(木)  No.2310

掘り出し物
 タダでもらったものの使うことが無かったデジタルオーディオプレーヤー " GreenHouse kanaGT "(写真をクリックすると拡大)、公称MacOX非対応で「使えない…」と思ってました。

 MD音源をCD化する必要があり、Macで処理するつもりでしたが、kanaGTには外部音源をMP3化する機能があったことを思い出しました。
 ケーブルを繋いでセッティングすれば、殆どオートで取り込んでくれます。 スライド式USB端子があるので試しにiBookに挿してみると、普通に認識しデータ移行できました。 あとはiTunesを起動してオーディオCDに焼くだけです。

 普段持ち歩いてるiPod Shuffleよりはるかに多機能で、単体で「ボイスレコーダ」「FMトランスミッター」にもなるんだとか。 カーシガレットUSBアダプタも付属してるので今度使ってみることにします。
 ボタンが多いわりには、マニュアルが無いと何もできない操作性はバツですが、使い込むとなかなか良さげなgoodsです。 今まで使えなかったkanaGT が俄然便利に思えてきました。 ジャンクボックスから掘り出し物を見つけたような気分でちょっとうれしいです。

 きょうは白茶の厚手木綿に焦げ茶の半衿、黄金の角帯に帆布の袴、茶色の足袋です。
        (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2009年11月4日(水)  No.2309

東山に初冠雪
 寒い寒いと思っていたら、東山の中腹あたりまで雪が積ってました(写真をクリックすると拡大)、五箇山トンネル付近にも降ったそうです。 まだ11月になったばかりなので少々驚いてます。

 寒くなった途端に動きの鈍るバイクですが、いろいろ防寒対策しています。 衿元にストール、脚は袴の下にレッグウォーマー、腕に短めのレッグウォーマー+ニットの手甲+グラブ。
 試しに店を閉めてから走ってみました。推定気温は10℃です。
 10分程度走行しましたが、全然寒くない・・・・指先以外は。 やはり夏用手袋じゃだめっすね。

 きょうは朱と茶縞のウールに茶の半衿、辛子の角帯に焦げ茶の袴、茶色に染めた足袋です。
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2009年11月3日(火)  No.2308

ファミリー音楽劇
 城端小学校では年に1度芸術鑑賞会を開催しています。 すべての子どもたちに身近に芸術に触れて欲しいとの願いからで、昨年は東フィル金管五重奏、一昨年はふれあいトリオ、3年前はひな祭コンサート等を開催しました。
 地域住民にも開放されていて、無料で楽しむことができます。

 今年は劇団東海芸術アカデミーによるファミリー音楽劇 レッツサバイバル『そして・・・・やっぱり家族』。 劇団発足30周年記念公演で、家族の絆、更に人と人との絆をテーマにした作品です。
 二幕のそれなりに長い芝居でしたが、子どもたちは楽しみかつ真剣に見入っていたようです。 反応もダイレクトでとても良かった。

 この演劇は南砺市元気な支援事業と城端教育振興会の援助で開催しました。 子どもたちのために、今後もさらなるお力添えをお願いします。

 インフルエンザが砺波地方にジワジワと広がり始めました。 幸い城端小学校に発症者はいませんが、念のため観客も全員マスク着用です。
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2009年11月2日(月)  No.2307

スクールゾーンは徐行
 先日、小学校の前を通ったら、歩車道境界の杭がポキンと折れてました。 多分、自動車がぶつけたのだと思いますが、この折れ方はコツンと当たったくらいじゃないような…。
 スクールゾーンでスピードを出すことがいかに無謀で危険な行為であるかということを知って欲しい。 子どもは突然走り出すし、急に飛び出します。

 本日、城端地域いたるところで公民館まつりが開催されています。 公民館活動の活発さが地区の元気のバロメーターだと感じるのは僕だけでしょうか?
 きょうは青縞ウールに深緑の半衿、黒の角帯に薄緑の袴、グレーの足袋です。
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2009年11月1日(日)  No.2306

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