娘を富山市内のレッスン場に送り、城端まで戻る間もないのでどこで待とうか?調べたところ、オーバードホールで「桐朋アカデミー・オーケストラ 協奏曲の夕べ」をやってました。 料金は1,000円、開演時間もピッタリです。
年に数回桐朋アカデミー・オーケストラの演奏会があります。 今回はピアノ・チェロ・バイオリンのソリスト(桐朋OB)を加えた協奏曲の会でした(指揮は秋山和慶さん)。
まず大隅摩記さんで、ショスタコーヴィッチ;ピアノ協奏曲 第2番(ヘ長調 作品102) ピアノはすごく良かったですよ。 特に第二楽章の美しいメロディーラインは、僕のショスタコーヴィッチへの先入観を払拭しました。 でも、オケがなんか弱い…、フォルテはもっとしっかり音が出てるほうが良い気がします。
続いて西村洋美さんのブラームス;ヴァイオリン協奏曲(ニ長調 作品77) 小柄な身体をいっぱいに使っての演奏でした。 高音部がとってもきれいな演奏です。 でも強音はちょっと辛いかな。 オケはとっても良かった、この曲得意なんでしょうか。
休憩をはさんで西牧佳奈子さんのチェロ、チャイコフスキー;ロココ風の主題による変奏曲(イ長調 作品33) 西牧さんは手足が長く、白のドレスとあいまってバレエダンサーのようです。 本人の最も思い入れのある曲とのことで、気持ちの入った演奏でしたが、なにかが足りない…。 曲に追われてる印象です(ごめんなさい)。
ここでタイムアップ、迎えの時間となったので、ラスト後上聡司さんのピアノを聞けずに会場を離れます。 でも、いい時間の使い方ができました。 桐朋の演奏会、学生は無料だし大人も格安(無料もあり)なのでお勧めです。 きょうはグレーの片貝木綿に青緑の半衿、黒の角帯にチャコールグレーの綿袴、グレーの足袋です。 (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
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2009年10月23日(金)
No.2297
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