休日を利用し大阪弾丸プチ旅行へ。 砺波駅発の高速夜行バス往復(7,700円)利用です。
目的は大阪城近くのクラシック専用いずみホールでのランチタイムコンサートvol.69 “木の温もりの楽器”木琴、マリンバ です。 奏者の通崎睦美さんのコンサートに行きたくて行きたくて、6年経ってようやくチャンスが巡ってきました。 ランチタイムとはいえ、毎回完売の人気コンサート、今回のチケットもようやく入手できた次第です。 通崎さんは古銘仙愛好家として有名ですが、演奏家としても卓越した技量をお持ちなのです。
平日の昼だというのに、ギッシリの人・人・人で正直頭がくらっとしました。 でも、みなさん上品で大阪っぽくない(失礼!)んです。 早朝からコテコテの大阪にどっぷり浸かってきたので(後述します)、とても新鮮でした。
第一部は木琴、それも日本の第一人者、故平岡養一さんの木琴を使っての演奏は心にしみるものでした。 弦楽器は唄うといいますが、木琴も唄うことができるのですね。 ノクターン嬰ハ短調(ショパン)のピアニシモに心が震えました。 ホールの音響効果がすばらしいこともあるのかもしれません。 決して良席ではないのですが、微細な音がよく聞こえます。
第二部はマリンバとの比較やピアソラ曲の演奏などでまた盛り上がりました。 休憩10分を挟んで、2時間超タップリもりもりのコンサートでしたが、流れがしっかりしてるので飽きさせません。 これは企画構成なさってる日下部吉彦さんの力量でしょうか? とにかくお得なコンサートでした(ここらへんは大阪っぽい?)。 わざわざ富山から行った甲斐がありました。
さて、右写真をご覧ください。 ディープなスーパー銭湯「大阪城温泉」です。 年中無休、朝6時から営業してるというので、ひとっ風呂浴びてきました(入浴料410円、貸タオル50円)。 外観はともかく、店内は大阪色が充満していて、一癖も二癖もありそうなお客さんたちに囲まれ、朝から濃ぃいぃいぃいぃまったりとした時間を過ごしました。 いい風呂です、京都タワー大浴場より良いぞ! 以前敢行したディープ大阪ツアーでは見逃してました、ここ。
きょうは黄色のコサシルクに薄茶の半衿、辛子の角帯を車内では浪人結びにして灰黒の袴です。 風呂に入って着替えることができたんだから夜行バスではもっと楽な格好にすれば良かった…と帰ってきて反省。 (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
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2009年9月28日(月)
No.2272
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