いよいよ衆議院議員選挙の投票日です。 期日前投票をすでに済ませていますが、やはり結果が気になり、夜8時からテレビに釘付けです。 結果は下馬評通り、民主党の一人勝ちとなりました。
《衆議院議員選挙結果》 民主308名 自民119名 公明21名 共産9名 社民7名 国民3名
ここまで差がひらくとは…という声が聞かれますが、今の小選挙区制なら当然の結果です。 票差があまり無くとも地滑り的に一党が勝ってしまうこの制度、問題アリです。 民意を正確に反映しないし、大量の死に票がでるからです。
全小選挙区の政党別の得票数と得票率を独自に計算してみました。 各政党の候補がすべての選挙区にいるわけじゃないので、単純に加算するのは不公平なんですが、参考迄に。 【小選挙区】 民主 33,789,110票(48.0%) 自民 27,331,879票(38.8%) 公明 675,648票(1.0%) 共産 2,905,898票(4.1%) 社民 1,126,458票(1.6%) 国民 730,570票(1.0%) ご覧のように、民主と自民の差は10%もありません。
【比例区】の得票率 民主42.4% 自民26.7% 公明11.4% 共産7.0% 社民4.3% 国民1.7%(北海道・四国ブロックなし)
民主党が勝ったのがダメだと言うつもりはありません、むしろ変化は好ましい事だと考えています。 ただ、急激ではなく緩やかな変化を望んでるんです。 大きく揺れる振り子では成熟した政治など望めないでしょう。 選挙にお金をかけないように…と小選挙区制が導入されたと記憶してますが、あまり効果もないようですし、そろそろ見直す必要があるのではないでしょうか? 僕は政党名ではなく、人物で議員を選びたいです。
コンクリートの割れ目に花が咲きました、ド根性花です(クリックすると拡大)。 政治家にもこの花のような信念とねばりが欲しいです。 あ、でも選挙はスマートにいきましょうね。「命がけ」なんかで選挙に挑まないで!大げさ過ぎます。 政治家の言葉が軽いと感ずるのは、議場での発言より選挙の街宣に力点がおかれてるように見えるからでしょうか。 きょうは黄色のコサシルクに薄朱の半衿、辛子の角帯に焦茶の綿袴です。 (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
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2009年8月30日(日)
No.2243
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