「美しい装いきよべ」店長のきもの日記 過去ログ2008年1月

++美しい装い きよべ++

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つごもり大市企画中!
 某日某夜某所にて(バレバレですが)城端つごもり大市実行委員会が秘密裏(ウソです)に開かれました。
 例年2月28日(晦日)開催のつごもり大市ですが、うるう年にはなぜか二日間開催する習わしとなってます。 すなわち今年のつごもり大市は28日(木曜)・29日(金曜)の両日開催となります。
 委員からは楽しい企画がたくさん出ました。 確定したわけではないので全ては書けませんが、一部だけ紹介します。
☆「歌声 北から南へ」民謡喫茶(?)の風情。三味線の生伴奏アリ? ☆つごもり劇団復活か? ☆五箇山発祥のアノ芸が! ☆なんと唯一の○○一座が賑々しく! ☆封印された「もちまき」伝説…などなど。
 さらに恒例の「千円大市」「つごもりうどん」「つごもりdeフリマ」「小学校4年生の店」「もちつき」「美味しい地元特産品」も出店します。 今年のつごもり大市はご期待ください。 さらにサプライズもあるかもしれません。
 きょうは茶縞ウールに茶の半衿、辛子の角帯に帆布の袴、ダカ織りのストールです。
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2008年1月31日(木)  No.1661

二宮金次郎はなぜ勉強する?
 城端小学校の校門脇に二宮金次郎像が立ってます。 前校舎では中庭の片隅にありましたが、学校改築時に移動されました。 子どもたちは前を通って登校してきますが、ほとんどの子は存在すら気づいてないかもしれません。
 といっても僕の子ども時代でも「薪を背負って働きながら、一所懸命勉強して偉くなった人だよ」ぐらいしか教えられてません。 「二宮尊徳って何をした人?」と中学時代クラスメートに尋ねてみましたが、だれも答えられませんでした(なぜか僕は唱歌を覚えてますが)。
 雪降る朝、金次郎像にも雪が積もってました。寒中行軍のようで悲壮感すら漂います。 昨夜観たドキュメンタリーを思い出し「(養親も反対するのに)なんでこうまでして勉強するのだろう?」と考えた時に、ハッと気がつきました。

『金次郎は勉強するのが楽しかった』からだ、と。

 そうなんです、勉強や読書って本来楽しいもののはず。 小学校は「勉強の楽しさ」を知る場所だと僕は考えています。 悪い事をした中学生が「これからは勉強を頑張ります」と、勉強を苦行のように言うのは変です。 学校へ通い学ぶ事は、子どもの義務じゃなく権利なんですから。
 きょうは木綿袷に黒ハイネックセーター、黒の角帯に灰黒袴にグレー足袋に銀ストールです。
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2008年1月30日(水)  No.1660

子どもが涙を流す国
 テレビはあまり見ませんが、NHKスペシャル(Nスペ)とETV特集、あとサッカーとクラシック系(音楽)は一応チェックしています(うわ、結構見てますね)。  録画しておいたNスペ 激流中国「5年1組 小皇帝の涙」をようやく観ることができました(倍速再生)。
 中国都市部では、一人しかいない我が子への過剰な期待から教育ブームが過熱しています。 このNスペは雲南省の省都・昆明の小学5年のあるクラスのドキュメントです。
 大学卒業しても70%といわれる厳しい就職難のかの国では、優秀な成績こそが将来を約束すると信じられていて、小学時代から競争が始まります。 親はリストラされた自分達のようになってほしくないと子どもを勉強に追い立て、その強大なプレッシャーに潰されそうな子どもたち…と、まことにわかり易い構図です。
 どれだけ勉強しても「もっともっと」と上を望む親たち。 成績でしか自分を認めてくれないことに子は涙します。 子どもたちが涙ながらに訴えるシーンは胸を打ちました。 うそ偽りのない子どもの涙は万国共通です。
 よくここまで撮影できたなぁ…というのが正直な感想です。 また子どもたちがよく壊れないなぁ…とも。 親を慮って…、本当に痛々しい。
 アツい親と違って、子どもたちが冷めていたのが気になります、ある程度将来が予見できるんでしょうね。
 成長著しい中国ですが、この成長もそんなに続かないかもしれません、この子たちを見ていると明るい未来も希望も見えてきませんから。 子どもが泣いて育つ国が良い国のはずがありません。
 きょうは白茶木綿に茶の半衿、黒の角帯に茶色の袴、茶の足袋にストールです。
2008年1月29日(火)  No.1659

日常見かける和文様 「煉瓦格子」
 現在、ほとんどの日本人は欧米の生活スタイルをしてると思います。 デザインも和から洋へと移行したように見えますが、ところがどっこい(←死語)日常生活の中に、ちゃんと「和模様」は出現します。
 店前の歩道にうっすらと積もった雪が、見事なレンガ格子を描いていました(左写真)。 煉瓦格子は男物浴衣(右写真)や手拭い、半天等に使われます。 こうしてみると粋な柄でしょ?
 この「店長のきもの日記」には(一応)連載コーナーがあって不定期更新しています。 例えば「ご近所のアイドル」「城端の銅像」「城端のンまいもん! 」etc.…。 しかし一度掲載して丸五年もほったらかしにしていたのはこのシリーズだけでしょう。反省…。 
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2008年1月28日(月)  No.1658

つららのオッサン
 日中はさほどでもないのですが、朝晩寒い日が続きます。 歩道に氷柱が落ちていたので見上げると、つららがすくすくと育ってました。 万一硬い氷がお客様にあたりでもしたら大変です。
 これはマズい…と落とそうとしますが、あの高さではどうにもなりません。 雪玉を投げてもみましたが、コントロールの悪さを呪っただけでした。
 そこで登場したのが、二十数年間出番の無かった釣り竿(右写真)。 スルスルっと延びて、かろうじてつららに届きます。 根元が解けてグラグラにだったので、ちょっと触るだけで落ちました。
 「童話 つららの坊や」を思い出したのですが、仇だと思って退治する事にします。「坊や」じゃ可哀想なので、「おっさん」ということで(笑)
 きょうは茶に白糸縞の厚手木綿に焦げ茶の半衿、黒の角帯に焦げ茶の袴、茶の足袋です。
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2008年1月27日(日)  No.1657

城端が舞台のアニメ「true tears」
 城端(正確には呉西地区)が舞台のテレビアニメがあります。 1月より放送が始まった「true tears(トゥルーティアーズ)」、城端のアニメ制作会社「P.A.WORKS」初の制作元請作品です。
 富山の地方都市が舞台ですが、これがほぼ城端なんです(海辺は違いますが)。 雪山風景、虫籠桟のある街並、城端中学校体育館&グラウンド、善徳寺茶所(左写真をクリックすると拡大)etc. 見覚えのある風景ばかりです。 そしてオープニングには城端曳山祭が!(右写真)。
 是非とも多くの方にご覧いただきたいです。むろん地元中学生にも…。 郷土を愛する会社ピーエーワークスに感謝しなくっちゃ。
 残念なことに「true tears」は富山で地上波放送されてません、ぜひテレビ局に要望しましょう。
 きょうは茶と焦げ茶の縞ウールに白茶の半衿、辛子の角帯に焦げ茶の帆布袴、白茶の足袋です。
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2008年1月26日(土)  No.1656

民藝思想と四方山話を肴に飲む
 となみ民藝協会の城端在住会員だけの新年会(?)があるというので参加しました。 当初会場にかねしまさんを予定したのですが、「民藝に触れながら飲むのもいいだろう」と個人宅に。 こだわりのある素敵なお部屋で美しい調度品に囲まれての晩餐は予想以上に楽しいものとなりました。
 興味深い話は尽きることがありません。「城端神明宮の絵馬には何故か蒙古襲来が描かれている」「秋田のなまはげはモンゴル人がモデル」「荒木一族は真宗教団からこの地方を任された」「もののけ姫の舞台は当初、金沢の砂子坂周辺であった」「もののけ姫の隠れた主役は蓮如」…などなど。
 サプライズはまだまだあるのですが書ききれません。 こんな話に興味のある方もとなみ民藝協会に入会されませんか? ただいま会員募集中です。 普通の人でも入れますし、実際フツーです(笑) 知識が無くても大丈夫、僕はほとんど何も知りません。
 来年は誰でも知ってるビックネームによる「土徳フォーラム」を企画しています、乞うご期待。
 きょうは青縞ウールに深緑の半衿、黒の角帯に灰黒の袴、グレーの足袋にストールを巻きました。 
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2008年1月25日(金)  No.1655

[男の黒]紋付[男の縞]袴 展
 男性の第一礼装である黒紋付羽織と縞袴の展示をしています。 いつでも在庫していますが、見た目が地味なので店頭の目立つ位置に並べることはありませんでした。
 黒紋付はどれでも同じと思われるかもしれませんが、生地の目方や黒色の深さなどに明らかな違いがあります。 価格は大差ないので、当店では最上級のものをお奨めしています。
 しかし袴は縞の太さや色目など見た目も様々です。 きよべでは手頃な価格帯のものから、人間国宝;甲田綏郎作の精巧仙臺平(仙台平)まで、沢山の種類を取り揃えており(右写真をクリックすると拡大)、比較検討していただけます。
 ご存知のように男性の第一礼装は、黒の紋付(五つ紋)羽織に縦縞の袴です。 洋装で言えばモーニングコートや燕尾服にあたります。 例えば成人式に黒紋付袴なら、来賓のブラックスーツより格上です(城端地域の成人式には四名いました)。
 祭礼(曳山祭や獅子舞の世話方)・結婚式・成人式・厄年の祝事 などなど、一生のうちに着る機会は多々あります(和服なら、遠い将来、体型が変わっても大丈夫ですし)。 まずはどんなものか下見がてらお越しください。 いつも和装の僕がお待ちしております。
 きょうは茶縞ウールに焦げ茶のだまし半衿、黒の角帯にこげ茶の袴、ダカ織りのストールです。
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2008年1月24日(木)  No.1654

着だおれの町 城端
 先週城端を取材に回っていた「いっちゃん☆KNB」の放送日です。 閉店後、家族揃ってドキドキしながらTVに向かいました(録画してあった)。
 その土地のいっちゃん(≒一番)をアポ無し取材する「わが街のいっちゃん」のコーナーです。 柳川明子アナが道行く人に突然マイクを向け、住民がしどろもどろ(?)になりながらも、その町の「いっちゃん」を紹介する企画…ラシイです。
 映ったのは見知った人ばかり…、近所の薬局の母子や、お菓子屋のおばさん、うちの母の同級生、そしてウチの妻でした(笑) ぶっつけ本番なので生放送ばりの臨場感があります。
 『城端は着倒れの町』(昔からそう言われています)と答え、加賀友禅の訪問着(由水煌人;作)を広げた妻に、家族から大きな拍手がおくられたのは言うまでもありません(笑)
 柳川アナは「本当にきれいな街で、ゴミひとつ落ちてないことをみても住民がこの土地を愛しているのがわかる」とコメントされました。 そう感じ取っていただけたのが嬉しいし誇りに思います。
 きょうはグレー木綿に黒の綿タートル、黒の角帯に灰黒の袴、グレーのストール、グレー足袋です。
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2008年1月23日(水)  No.1653

呉服屋で良かったと感じる瞬間
 娘さんが成人式をお迎えになったお母様から、写真を同封した手紙が届きました。 丁寧な文筆で、当日の事をしたためてあります。 お嬢様が成人なさることへのお母様の思いが文字間から伝わってきました。
 ご家族お揃いで振袖をお見立てになったこと…、出来合いの振袖ではなく一年以上かけて別染めしたこと…、などを僕も思い返し、良いお手伝いができたと心底嬉しく感じます。
 成人式は華美な同窓会ではありません、新成人は社会に認められたことを自覚し、御家庭では息子さんや娘さんの成長を祝い、これまでの20年間を振り返る日でもあると思っています。 ですから「みんなが着るから振袖」ではなく、「未婚女性の第一礼装だから振袖」なのです。
 嬉しい事にほとんど全てのお客様が、後日成人式の写真を持参され見せてくださいます。 呉服屋で良かったと感じる瞬間です。
 きょうは白茶の木綿に焦げ茶の半衿、黒の角帯に焦げ茶の袴です。
2008年1月22日(火)  No.1652

にしの茶屋街をきもので歩く
 今年初めての身体の空いた定休日、用事があって金沢市郊外へ出かけました。 用件を済ませた後、残された時間をどう使おうか?と考え、気になっている西の茶屋街を歩きました。 茶屋街といっても、日中なのでなんにも無いのですが、観光地化され夜より昼の方が賑やかな東の茶屋街より、よっぽど ”らしい” と思います。 今度は暗くなってから遊びに行きたい…。
 家族への土産に、かわむらさんの甘納豆を買って帰りました。 噂に違わず、絶品ですね。
 きょうは茶系縞ウールに茶の半衿、辛子の角帯に灰黒の袴、ロングコートをひっかけて。
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2008年1月21日(月)  No.1651

別院を火からまもる
 父の代から城端別院自衛消防隊員です(自動的に)。 建立以来一度も火災に遭ってない善徳寺、建物はもちろん、宝物・書物も貴重なものばかり。
 なにより我々町民の心のよりどころです。 頼まれなくても「別院の為なら」との思いを、みんな持っているのではないでしょうか。
 今朝、年に一度の消防訓練がありました。 一昨年は台所門担当でしたが、今年は本(堂)隊です。 これでも最年少…で、サイレンに反応しうっかり先陣を切って走ったばっかりに、またもや放水銃を持つことに…。
 境内は煙が焚かれ、視界不良、「(痛むから)屋根にかけたらあかんぞ!」とは言われたものの、どこに水を向けていいのかわからず、マズい所を濡らしてしまったかも…。 反省… orz_
 でも、「別院は自分たちで護るのだ」という気概が強く出た訓練となりました。 気分爽快です。
 きょうは太い縞木綿に茶衿のだまし襦袢、辛子の角帯に帆布の袴、茶の足袋にストール。 寒い時は重ね着ですね。
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2008年1月20日(日)  No.1650

滑り止めにムシロ
 雪は降りませんが、寒い日が続いています。 夜半から氷点下になる事が多く、店前が凍結し危ないので、近所の荒物屋さんでムシロ(筵)を購入しました(2,800円)。 高くて驚いたのですが、以前使っていたコモ(菰)と厚みと端の処理が違います(右写真をクリックすると拡大)。
 自重があるのでムシロ自体が滑りにくくgoodです。 使い捨てするなら安価なコモでしょうが、長く使うなら断然ムシロですね。
 お店の人に聞くと「寒くなってから買いにくる人が増えた」そうです。 みんな先人の知恵を重用してる?
 きょうは新しくおろした茶系のウールきものに茶の半衿、黒の角帯に焦げ茶の袴、茶の足袋です。
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2008年1月19日(土)  No.1649

美しいまち城端
 一夜明けて今日はとてもいい天気。 東山(都久波禰山系)は適度に雪化粧し、日光を反射して美しく輝いています(写真をクリックすると拡大)。
 城端駅に降り立ち、国道304号線を市街地方向に進み、出丸坂にさしかかるあたりから見る山並みは、わずか1000m級の山々だとは思えぬほど存在感があるし、美しい…。  写真ではスケール感が伝わりませんが、もっともっと雄大で、衝立を立てたような迫力があります。
 昨年、この山々に似合つかわしくない巨大風力発電所建設計画が持ち上がりましたが、採算面でムリと判断され中止となったようです。 正直言ってホッとしています。 次世代を担う子どもたちに、負の遺産を残しちゃいけません。
 青縞ウールに綿のタートルネックセーター、帯無しでギャルソンエプロン、紺の足袋です。
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2008年1月18日(金)  No.1648

子どもたちのボランティア精神
 寒波第二弾(最初は元旦)襲来、雪がたくさん降りました。城端では30cm以上積ったでしょうか。 車道はともかく、歩道の除雪は後手に回るので、いつものようにスコップ持参で学校に出かけると…。
 なんと!子どもたちが学校前の雪をすかしてました。中学年から高学年、その数およそ20〜30人。 早く登校した子が、後から来る友だちの為に重い雪をスコップでよかしてます。
 自発的にボランティア活動ができるなんてビックリです。 城端小学校の子どもたちは本当に素晴らしい! 朝から素敵な光景を目撃し、胸がいっぱいになりました。
【ひだまり日記】にも記事を載せました。
 きょうは茶縞ウールに茶の半衿、辛子の角帯に帆布の袴、茶色の足袋にストールです。
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2008年1月17日(木)  No.1647

割れた茶碗の使い道
 ご飯茶わんが突然割れました、なぜか中抜きで。 あんまり見事なので写真をパチリ!
 きれいに割れて隙間が無いので、何かに使えないかなぁ…。 ひっくり返してドンブリのフタ??←意味ないか…。

 突然、北日本放送(テレビ)の取材がありました「いっちゃん!KNB」という番組です。 妻がちらりと出るかもしれません。 どのコーナーかわからないのですが、放映は1月23日(水)の予定です。 よろしければご覧ください。
 きょうはグレー木綿袷に黒タートルネック、裂織りの角帯をへたれ結びにした着流しスタイル、ロング前掛け&黒足袋、腰には革に網代をあしらったケース
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2008年1月16日(水)  No.1646

ホウキンのヨゴシ
 南砺地方の特産品(?)にほうきんの実があります。 ホウキ草という植物の実で「畑のキャビア」とも称されます(が、キャビアを食べたこと無いのでよくわかりません)。
 刻んだ野菜に味噌をからめて炒めたものをヨゴシ(汚し?)といいます(すった黒ゴマを加える場合もあり)。 ちょっと濃い味付けにして、ご飯の上にのせて食べるんです。 大根葉のヨゴシがメジャーですが、ほうきんの実で作ったよごしは絶品なんです。 とても上品な味で、ついついご飯だけでおかわりしてしまいます。 今の時節しかない食品ですが、もし見かけたら試してみてください。
 きょうは小豆色ひげの紬に茶の半衿、辛子の角帯に黒茶の御召袴、黒地小紋柄の足袋です。
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2008年1月15日(火)  No.1645

左義長の言い伝え
 朝からどんど焼きの準備にグラウンドへ。 城端地区子ども会の世話役なので、ここ数年ずっと関わっています。 その割に段取りが悪くって、役立たずなんですが…。 しかしそのお陰で(?)毎年フレキシブルに組み上がり、今年はなんと二階建てになりました。 大人が登れるくらい頑丈で、燃やすのが勿体ないくらい(笑)
 夜、城端神明宮から御神火を拝領し、松明に灯して神明通りを降りてきます。 この大役を仰せつかったのは、小学校高学年男子3名。少々緊張気味ですが、得意そうです。
 点火すると、火は一気に燃え広がり、あっという間に大きな火焔の山となりました。 バーンと竹がはじける度に歓声が上がります。 炎が落ち着いてから、書き初めを長い棒につけて差し出す子どもの姿が(右写真)。 「燃えながら高く上がると字が上手になる」と言われてるからです。
 点火から1時間以上経ち、さらに火が弱くなってからは、お餅を持参する家族連れが増えます。 「どんど焼きで焼いた餅を食べると、健康になり風邪をひかない」と伝えられてるからです。
 これらを子どもたちに伝承したい。 そこで害のない炎に近づけるため、「ダイオキシンの発生源となるビニール類は取り除いてください」「ゴミは持ち込まないでください」と回覧板でお願いしました。
 数年続けた効果があらわれたのか、多くの方が袋から取り出して松飾りを投入してくださいます。 袋に入れたまま投げ入れる大人を見かけると、子どもたちが口々に「あ!」とか「ダメなのにぃ」と言ってくれるので、来年の抑止効果絶大でしょうね。 そもそもゴミ焼却するように、お正月飾りをポリ袋に入れてポイ!というのは美しくありません。
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2008年1月14日(月)  No.1644

地域の行事に子どもを参加させましょう
 明日は城端旧町の左義長(どんどやき)、松飾りを集めに子どもたちは町内の家々を巡ります。 旧町部の左義長は児童会(子ども会)の担当で、単純に言うと子どもが集めて親が燃やすんです。
 西上では小一時間でこれだけ集まりました(左写真参照)。 40軒でこのボリュームはなかなかのものでしょう(ご自分で燃やしに行くお宅も有)。
 子どもたちが集めに回ると、お菓子や駄賃をくださる家もあります。 これが子どもたちのモチベーションを高めているのも事実ですが、大きな声でハキハキと話す姿は見ていて気持ちが好いものです。
 先週の小学校登校時のキーワードは「どんど(やき)」でした。 しかし、答を見ても『なんけ?それ?』という児童が低学年に多く、「左義長のことだよ」と言っても『????』
 地域の伝統行事がピンチです。 親御さんはぜひとも、子どもを左義長に連れ出してやってください。

 きょうは南砺市の成人式。妻は朝から振袖の着付に走り回ってます。 じょうはな座で式典も見せていただきました。 女性は全員が振袖姿、男性も黒紋付羽織袴(カラー紋付ではありません)の正装が四名! さすが絹織物の町城端、素敵です。
 きょうは白茶木綿に茶半衿、カラシ色の角帯にコゲ茶の袴です。
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2008年1月13日(日)  No.1643

ピタゴラ装置(もどき)
 次男がピタゴラ装置づくりにハマってます。 学校が休みの今日、半日以上かけて独力で写真のしかけを作り上げました。 二年前一緒に作ったときよりレベルアップしています。
 ムービーを撮影しました。 完璧を期して組み上げてますが、いざ本番となると失敗が続き、このビデオがテイク30くらいでしょうか。 でも根気よく準備する姿は、「我が子ながらエライ」とバカ親モード全開です(笑)
 (親バカついでに、恐れ多くもYouTubeにもアップしました)

 今日12日は富山市内の成人式、妻は早朝から出かけました。 お母様が「この手で娘に振袖を着せたい」とおっしゃるのでサポートです。 娘の晴れの日に母親としてなにかしてあげたいという気持ちが嬉しいし、お手伝いできたことは呉服屋冥利に尽きます。
 きょうは厚手の縞木綿に焦げ茶の半衿、辛子の角帯に帆布の袴です。
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2008年1月12日(土)  No.1642

地方の伝統・都会の文化
 TVはあまり見ないのですが、気になる番組はハードディスクに一応録画しています。
 NHKで「おシャシャのシャン」という素敵なドラマがありました。 紹介文を引用します。
ーーーーここからーーーー
「村歌舞伎を救え!涙と笑いの新春ドラマ」
[脚]坂口理子 [出]田畑智子 [出]尾上松也 [出]原田芳雄
おシャシャのシャン! ◇230年間、絶え間なく続いてきた村歌舞伎の伝統を守ろうと奮闘する村人たちの姿をコミカルに描く。 坂口理子・作、松浦善之助演出。
 朋代(田畑智子)は伊野谷村役場の観光課職員。 上京したものの夢破れ、1年前に故郷に帰ってきたばかりだった。 村は人口300人ほどの小さな山村。 そこでは230年間、絶えることなく村歌舞伎が続けられており、村人たちはそれを唯一の誇りにしていた。 ことしも恒例の公演が近づき村は盛り上がるが、朋代の父親であり、歌舞伎の主役を演じる重雄(原田芳雄)が突然ぎっくり腰に。 後継者がいない村歌舞伎は存続の危機に立たされ、朋代は東京の人脈をたどって代役を探す。
ーーーーここまでーーーー
 出演者が良いんです。 東京から代役として兄(鮫志郎)と間違って呼ばれた坂本亀志郎(尾上松也さん@音羽屋)の平生と舞台とのギャップは「素ですか?」と思わせるほどラシかったし。 脇役の藤村俊二さんもいい味出してます。
 しかしなにより設定が素晴らしい。「村歌舞伎には村歌舞伎の良さがある。そして伝統を守り通す事に意義がある」これにつきます。 原田芳雄さんのセリフ「村歌舞伎、なめてもらっちゃ困る!」にシビれました。
 話は飛びますが、城端曳山庵唄は江戸端唄がベースになってますが、男声で斉唱する関係もあって、芳村伊十七先生がビックリするほど別モノになってます。 でも先生は「城端庵唄の味を無くしちゃいけない」と江戸の端唄じゃなく城端の庵唄をご指導くださいました。嬉しいことです。
 曳山庵唄は「自分たちが楽しもう」と始まりました。 200年以上経った今でも、一番楽しんでるのは屋台に入ってる若連中です。 次にお金を払って所望なさる方々、そして曳山に繋がる人足や町衆だと思います。 祭に関わる(=参加する)ことが、祭を楽しむ秘訣です。 
 そうそう、この村歌舞伎は実在します(モデルとなったのは長野県の大鹿村)。 祖母が若い頃は北野天満宮でも演じられたそうな…。楽しそうだし、一度でいいから見て(or出て)みたかったなぁ…。
 きょうは青縞ウールにタートルネック、黒の角帯にチャコールグレーの綿袴、グレーの足袋です。
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2008年1月11日(金)  No.1641

データベース拡充中
 「和」の資料やTipsを掲載する「和」のデータベース (資料庫)が充実してきました。 数年前にアップした「札付けアダプター」の改良版を発案したので掲載します。 チェックライターを使って呉服札を印字するアダプタです。
 この数年の間に、人知れずバージョンアップを繰り返し、現在Ver.1.21(ということになってます) 簡単に作れ、耐久性も含めてかなり使い易くなりました。
 どうやって使うのか知っていただく為にムービーを用意しました。興味のある方はご覧ください。
 値札以外にも応用が利くと思うのですが、何に使えばいいか思案中です。 アイディアがあれば掲示板等でお教えください
 きょうは木綿袷に茶の半衿、黒の角帯に帆布の袴です。
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2008年1月10日(木)  No.1640

エコエンジン
 初売りの福引きで二等賞(商品券)を当てた子どもたちが、近所のカワイ書店で「大人の科学」という体験キット付きマガジンを買ってきました。
 ふろくは「スターリングエンジン」、上面と下面の温度差で空気が収縮して回るエンジンです。 しくみは単純ですが、意外と熱効率が良いらしく(40%程度)、廃熱を利用するので究極のエコロジー機関だと言われています。
 さっそくコーヒーカップの上に置いてみました(写真)、コトコトと可愛らしく回ります。 原理を子どもたちが理解するのはまだ無理なようですが、科学の面白さに引き込まれたようです。 僕もこういうの大好きです。
 スターリングエンジンを利用したラリーコンテストも開催されてるようです。 もっともっとメジャーになればいいのに。
スターリングテクノラリー公式サイトhttp://members.jcom.home.ne.jp/stirling/

 きょうは茶縞ウールに赤茶の半衿、辛子の角帯に焦げ茶の袴、茶色の足袋に右近下駄です。
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2008年1月9日(水)  No.1639

内外文様類集
 内外文様類集(芸艸堂/刊)という貴重な図集が店内にあります(昭和37年初版で、同43年8月発行の第四版)。 国内外の文様を集めたもので、河原崎奨堂という絵師が編集(作画も?)したものです。 表紙はエンボス加工され、なんと和綴じ! 全10巻1000頁にも及ぶ大全集です。
 巻頭に言葉を寄せている中沢良夫 氏(元 京都工芸繊維大学長)によれば「文様は想像力に訴えて抽象的事象を現出するものである」…なるほど、確かにその通りです。 緻密にリアルに写真の如く描いた作品よりも、図案化されたもののほうが見る者の感性を刺激します。 また余計な部分を省きエッセンスだけで伝えるには作家の力量が必要です。
 きよべではオリジナル着物やフルオーダーきものも承っています。 振袖を一から別染めもいたしました。 この類集はその時に柄だしの参考にしています。 「どこを探しても無いきものや帯が欲しい」場合はお気軽にお問い合わせください。
 きょうは白茶木綿にタートルネック、黒の角帯に焦げ茶の袴、茶色の足袋です。
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2008年1月8日(火)  No.1638

10年ぶりのスキー
 冬休み最後の日、定休日だったので小四の次男とイオックスアローザに出かけました。
 車で10分少々と恵まれたところに住んでますが、スキーは実に10数年ぶりです。 靴はボロボロ、板も古めかしい長尺(195cm)で、恥ずかしかったのでレンタルしました。 幅が広く短い板です。 ちゃんと滑れるか不安だったのですが、体が覚えているようで、けっこうイイ感じ(?)です。
 子どもに基本から教えたら、緩斜面ではそこそこ滑れるようになりました。 立ち姿もイッチョマエでしょ(笑) ずっと連れて行ってやれなかったので、ちょっとホッとしています。
 なかなか機会が無いと思うけど、スキーは楽しいですね。 家族連れがけっこうおられたので、「あ、いいな」と思ったのでした。
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2008年1月7日(月)  No.1637

句集「紙衣」
 俳句の師である上田一粒先生が卒寿を記念して発刊なさった句集です。
「親鸞の 紙衣も斯くて 漉かれしか」
 一粒先生が金沢市二俣の本泉寺で詠んだ句です。 ここから句集名をつけられたと、あとがきに書いておられます。
 表装にエンボス加工した紙を使ってあり、シンプルだけど句集にピッタリで、好感を持ちました。 どこの印刷屋さんだろう?と巻末を見ると…牧印刷株式会社。 え!城端の印刷屋さんです。 素晴らしい。
 きょうは茶縞木綿に黒タートルネックセーター、黒角帯に帆布の袴、帆布の道服に茶色の足袋。
 え?僕の俳句ですか? それだけはご容赦くださいm(__)m
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2008年1月6日(日)  No.1636

骨髄バンクからの手紙 2
 先月の続きです。 問診票を返送して数日後に、(財)骨髄移植推進財団のコーディネーターから電話がありました。 「住民健診の結果でちょっと気になる箇所があるので、詳しいデータが欲しい」とのことでした。 こちらの健康状態を第一に考えてくださってるのでしょう。
 病院に連絡をとり、南砺市の保健センター経由でデータを入手しました、皆さん親切で協力的なのでスムースにことが運びます。 データを事務局に送り、向こうの医師の所見を待ちます。 数日後「問題ないのでコーディネートを進めさせていただきます」との嬉しい電話。 近いうちに、地元の調整医師との面談(?)が予定されてます。 日を改めて報告します。
【ドナーズネット】http://www.donorsnet.jp/index.html
 骨髄バンクの仕事や、提供を体験した人の声などをわかりやすく伝えてます。

 きょうは深緑の御召に緑の半衿、黒の角帯に黒っぽい御召袴、グレーの足袋です。
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2008年1月5日(土)  No.1635

年の始めの自家消費
 洋服を買わなくなって何年も経ちます。 以前バーゲンシーズンには何かしら購入していましたが、それも無くなりました。 カジュアルきものはホント安上がりです。
 「じゃ、お金が貯まるだろう」とお思いでしょうが、そのぶん観劇やコンサート等に使ってます。 形となって残りませんが、自分への投資(?)と思えば安いものです。
 革に網代をあしらったケースを自家用にしました。 本来は携帯電話用ですが、デジカメも入りそうです。 腰から巾着を下げないとき(無袴時)に、角帯にぶらさげる予定です。
 きょうは青いウールに黒のタートルネック、黒の角帯に灰黒の袴、紺の足袋です。
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2008年1月4日(金)  No.1634

レトロな福引
 城端商工会主催の福引きには町内ほとんどの商店が参加しています。 12月中旬から福引券をお渡しし、新年1月2日3日が抽選日となります。
 長方形の紙袋に入った昔ながらのクジ(つまんこ)なので、ひとつひとつ開けて見る楽しみがあります。 ハズレはありませんが、クジ運の良くない方の為に、救済策(?)を設けました。 末等の50円券を10枚見せるだけで、もう1チャンスのガラガラ抽選会に参加できます。 今年初の試みですが、好評でした。
 会場は、別院に隣接する善徳寺会館(茶所)。とっても味のある建物です。 こんな古い建物を使ってるのも城端らしいでしょ。 家族揃って福引きをしてから、どこかへ繰り出すというのが帰省なさった方の基本パターンのようです。 会場で旧友とバッタリ出会うことも珍しくありません。 古き良き正月らしさの残る福引っていいなぁ。
 きょうは青鼠の紬に深緑の半襟、辛子の角帯に黒っぽいお召し袴、黒の足袋です。
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2008年1月3日(木)  No.1633

初売りの一日
 6時:店前の除雪に汗を流しました。 今年はいきなり全開モードです。
 7時:朝食(おせち)を摂り、和服(気合いを入れて正絹)に着替えます。
 8時半:店の清掃をして、商店街の一斉開店を待ちます。 ちょっと前まではドドーンという花火がスタートの合図でした。
 9時:静かな初売りの幕開けです。 雪が降り続いています。
 9時半:今年最初のお客様ご来店、福袋をお買い上げ。 お茶と主菓子でおもてなしして、気持ちのこもった品をお渡ししました。
 10時:降雪が止みそうも無く、足場も悪く、お客様少ないかも…とちょっとあきらめムードに。
 11時:悪天候にもかかわらず、通りが賑わい始め、店内にもお客さまがポツポツと。 お越しになった方は、必ずと言っていいほど福袋を買っていかれます。午前中で完売、ありがとうございます。
 13時:昼食をかきこんで、店頭に。 遠くからお越しになった方々と楽しくお話しできました。 きもの着方教室にも興味を示され、通われる事になりそうです。
 14時:きもの大好きな次男が着替えて店をウロチョロと。
 17時:すでに通りが暗くなってきました。
 18時:商店街のBGMを止めて、店も早じまい。
 忙しいけど、充実した良い初売りとなりました、一年間よろしくお願いします。
 きょうは小豆色のひげの紬に薄茶の半襟、辛子の角帯に黒に近い茶の御召袴、薄グレーの足袋です。
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2008年1月2日(水)  No.1632

粗食と頭の冴え
恭賀新年 今年もよろしくお願いします
昨夜から雪が降りしきり、朝7時には20センチ積ってました。 初詣の方が歩きやすいようにと、せっせと除雪しています。 これが今年の仕事始めとなりました、額に汗して働けということなのでしょう。
 弟家族を歓迎する為に、次男が玄関にドミノを並べています(クリックすると拡大)。 ピタゴラスイッチばりの装置はできるでしょうか?
 ところで、お正月と言えばおせち料理、我が家は妻の手作りです。 普段は質素な食事なので、おせち料理はごちそうです。 とても美味しいのですが、ひとつ気になる事があるんです。
 肉系の食事を摂った翌日は、どうも頭が冴えません。脳がボンヤリと曇った感じ。 玄米+根菜類の食事だと、食後も翌朝も頭はクリアなままです。 理由ははっきりしませんが、実感しています。 みなさんどうでしょうか?
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2008年1月1日(火)  No.1631

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