「美しい装いきよべ」店長のきもの日記 過去ログ2007年2月

つごもり大市をとことん楽しむ
 昨夜からシトシトと雨が降りだし、寒い一日となったつごもり大市です。 「なんで今日だけ…」と天を仰いでみたものの、仕方ありません。
 が、しかし、朝10時のスタート前から沢山のお客様が押し寄せました。 「千円大市(11時〜)」の開始時刻を10時と勘違いなさり、テレビ紹介された「長イモ」「サツマイモ」「リンゴ」などを求めて、遠くは富山市から…。 テレビの影響力は絶大です。
 開始前から千円大市は黒山の人だかり(左写真)。 他会場も沢山のお客様で埋まりました。 10時半には子どもたちの店「じゃんとこじゅにあ」がオープンし、元気な声で呼び込みを始めます(クリックするとムービーが流れます)
 来年参加予定の3年生も下見に来ていたのは、とても良いことだと思います。 「来年は僕たちもあんなことができるんだ」と心に刻んだことでしょう。 城端小では4年生になると「むぎや祭でじゃんとこいむぎやが踊れ」「つごもり大市に出店できる」んです。 子どもたちが楽しんで地域行事に参加し学ぶ教育が実践できてると感じています。
 歌声喫茶も異様な盛り上がりをみせ、一歩足を踏み入れた方を異世界へと誘うのでした(右写真)。 途中、3年生全員の校歌斉唱やエフエムとなみ中島有希永キャスターの飛び入り司会参加もあり、ハイテンションな状態が延々5時間! お越しになった方が口々に「城端っちゃなんちゅー凄い(素晴らしいの意?)ところやね」と言ってかれたのが嬉しいです。
 あ〜面白かった。 今年のつごもりも、僕が一番楽しんだのかもしれません。
 きょうは綿タートルネックに伊勢木綿、黒の角帯に灰黒の袴、黒のタビックスに商店会のハッピです。
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2007年2月28日(水)  No.1319

歌声喫茶きよべ
 いよいよ明日は「つごもり大市」、午後からにしまち商店会メンバーに商工会青年部員を加えて準備にかかります。 スタッフが多かったお陰で予定より早く終了することができました。
 夜は閉店してから店の模様替えです。 そうなんです、今年の歌声喫茶は「きよべ特設会場」にて開催します。 企画した機の声じょうはなのみなさんが大挙して準備にお越しになり、あっという間に店を大掃除し、棚を移動し、飾り付けをしていかれました。 ほんの数時間前までの店とは見間違えるほど…、まるでオープンスタジオのようです。 
 明日のつごもり大市が楽しみです。 朝10時まで午後3時まで、二度と無いであろう貴重な体験ができます、どうぞお越しください。
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2007年2月27日(火)  No.1318

魔法の羽織
 明後日に迫ったつごもり大市の宣伝に再び富山市へ行きました。 今度はNHKとやまデジタル連峰のアクセス伝言板のコーナーです。 そういえば二年前も同じコーナーに出させていただきました
 今回はつごもり名物「千円大市」と「歌声喫茶」の宣伝がメインです。 つごもり大市のノボリと商店会のハッピを持参し、着用します。 北澤実季アナも着てくださいました(写真をクリックすると拡大)。変なもん着せてちょっと申し訳ない…。
 魅力たっぷりの千円大市の商品紹介の後、「おお牧場はみどり」を3人でノリノリで(?)唄います。 本番(生放送)はまずまず上手く行ったようです、相変わらず僕は早口でしたが…。 機の声じょうはなの中根さんは歌声喫茶の宣伝を完璧にこなし、スタッフから感嘆の声があがりました。 番組をご覧になった方が、つごもり大市にお越しくださるといいのですが…。
 きょうは木綿袷にくすんだ玉子色の半衿、黒の角帯に灰黒の袴です。 中根さんも着物で、機の声のトレードマークの羽織着用です。 「羽織を着るとなんでも言える(できる)」んだそうです。 魔法の羽織ですね。
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2007年2月26日(月)  No.1317

口コミ宣伝「城端曳山祭」
 金沢大学院の学生さんがお祖父様のアンサンブルを着て、JR城端線でお越しになりました。 数ヶ月前に着物生活に開眼なさったそうですが、なかなか堂に入ってます。
 研究室以外ではきものを着てみてるそうで、最初は奇異の目で見られ「お茶ですか?」など尋ねられたそうですが、もう市民権を得てしまっとか…。(留学生にはいろいろ質問されるそうです)。 文学部には羽織袴姿の教授もおられると聞きました。 やるなぁ >金大。
 しばらく歓談した後、天気もよかったので城端をあちこち散策されました。 「日本一きもの比率の高い祭です」と自称したせいか、この方も五月の曳山祭にお越しくださることを約束してくださいました。 嬉しいです。
 城端曳山祭が、風流人&きもの愛好家が集まる祭になることを夢見ています。
 きょうは厚手木綿に焦げ茶のだまし半衿、辛子の角帯に焦げ茶の木綿袴、白茶に染めた足袋です。
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2007年2月25日(日)  No.1316

つごもり大市ポスター
 じょうはな座の催し物案内最終号が届きました。 今後は井波総合文化センターと福野ヘリオスの3館合同で「Jointo」(ジョイント=Join+Nanto)という公演情報誌に生まれ変わるのだそうです。 ホール合同の会員制度も作るし誠に良いことなのですが、じょうはな座の運営がようやく軌道に乗ってきたところなので少々気にもなります。
 高岡文化ホール音楽友の会の入会案内が届きました。 今年はかなり魅力的です。「荘村清志&鈴木大介ギターデュオ(5/23)」「寺井尚子クァルテット(6/20)」「イリーナ・メジューエワ ピアノリサイタル(8/11)」「BUZZ FIVE(9/12)」「木嶋真優ヴァイオリンリサイタル(10/3)」「ピアノデュオ・アドモニー(11/14)」「米良美一(12/12)」。 平日夜の開催が多いのが嬉しいです(土日は行事が重なるので…)。
 特に気になったのが寺井尚子さんのコンサートです。 矢も楯もたまらず速攻で申し込んでしまいました。 Jointo会員制度でも魅力的な演奏や芝居が見られるといいなぁ…、期待しています。
 つごもり大市のポスターが刷り上がりました。 さっそく関係各所に配り歩きます。 ウチは商工会で作った統一案内板に掲示することにしました。 これなら目立つので宣伝効果抜群!でしょう。
 きょうは青縞ウールにモスグリーンの半衿、ギャルソンエプロンに絞りのタビックス、グレーのストールの軽装です。 
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2007年2月24日(土)  No.1315

「男の紋付・袴」展
 「寒染め」ってご存知ですか? 一年で最も寒いこの時節に染めると深みのある落ち着いた色になるといいます。 染めもので一番難しい「黒」を寒染めした紋付と、礼装用の縞袴、襦袢、角帯などを揃えた「男の紋付・袴」展を開催しています。
 貴重な重要無形文化財保持者(人間国宝) 甲田綏郎(こうだよしお)作「精巧仙臺平」(仙台平袴)も手に取ってご覧になれます。
 紋付・羽織・袴姿は男性の正装です。 和装でこれ以上格式の高い装いはありません。 この機会に一生ものの着物はいかがでしょうか?
 きょうは茶縞ウールに久留米のスタンドカラーシャツ、辛子の角帯に焦げ茶の袴です。
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2007年2月23日(金)  No.1314

ラジオ出演
 つごもり大市の宣伝に朝から北日本放送(KNB)にお邪魔しました「とれたてワイド朝生!」というラジオ番組です。
 KNBに入るのは久しぶりです。ロビーでドギマギしていたら、他の出演者(?)に僕の風体が大ウケしました。 3階ラジオセンター(写真)でもスタッフから「ご職業がすぐわかりますね」「探偵さんですか?」「お侍ですか?」と好評です。
 肝心な宣伝ですが、進行上手な岩井克行アナと高野知香子アナのお陰でアガがらずに話せたと思います(記念に録音テープを貰いましたが怖くて聴けません)。
 明日はFMたかおかとKNB相本商店の電話インタビュー、月曜はNHKとやま「デジタル連峰イブニングアクセス富山」にて宣伝させていただく予定です。 また28日のつごもり大市当日の正午前からFMとなみの生中継があります。 サプライズもきっとありますのでお聞き逃し無く。
 きょうは木綿袷の下は焦げ茶半衿のだまし襦袢、黒の角帯に帆布の袴、帆布の道服です。
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2007年2月22日(木)  No.1313

ぼくのわたしの好きな人
 つごもり大市まで一週間、準備は着々と進んでいます。 城端さくら保育園児の絵が配られました。 にしまち商店会加盟店の店頭に掲示し、絵画展「ぼくのわたしの好きな人」スタートです(3月4日まで)。
 毎年恒例のこの企画、以前はお父さんとかお母さんが多かったんですが、近年友達を描く子が増えています。 みんな上手ですよ。 天気のいい日に歩いてご覧になってください。
 きょうは青縞ウールにモスグリーンの半衿、青い角帯に灰黒の袴、灰色の足袋です。
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2007年2月21日(水)  No.1312

朝の楽しみ
 毎朝子どもたちに「オハヨー」と言葉を交わし、ハイタッチしています。 高学年ともなるとチョット恥ずかしがるのですが、低学年はたくさんの子がタッチしていきます。
 いったいどれくらいの子とハイタッチしてるんだろう? 気になったので数えてみました。 日によってバラツキはありますが、今日はなんと153。 全校児童が400弱ですから、かなりの高率です。 ちょっと嬉しくなりました。
 夜は城端しだれ桜まつりの最初の打ち合わせ。 2007年は4月7日(土)〜15日(日)に開催することが決定しました。 昨年は大雪で開花が遅れたのですが、今年は大丈夫そうです。 共通のテーマをベースに、楽しいイベントをこれから練り上げます。
 第一回目の会議だというのに、議論は3時間半にも及びました。 しだれ桜(糸桜)を大切に思う町民の気持ちがストレートに伝わる催しにしたいです。
 きょうは白茶の木綿きものに焦げ茶の半衿のだまし襦袢、辛子の角帯に焦げ茶の袴です。
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2007年2月20日(火)  No.1311

機の声(音)はいいものです
 きょうは定休日、午前中かかってつごもり大市の書類作成をしていました。 昼食を済ませ、読書でも…と思っていた矢先に電話が鳴ります。 名古屋からお越しのご夫婦が「小路について教えて欲しい」とのことでした。 天気も良かったし、せっかくお越しになったのだから…と町をご案内することにします。
 「つづらこみち」から「伊藤病院の坂」を下りた織物工場の音に奥さんが感激し、しばらくたたずんでおられました(写真)。 「この工場で絹織物を織ってるのがいい」のだそうです。
 川島を通り抜け「水月の坂」を上り東町通り→「デンデラマイの坂」から見えるノコギリ屋根の工場に感激し→「桜坂」→「法乗寺の坂」を上って、荒町を通り、「矢部の小路」を抜けて戻ってきました。 どこを御案内してもとても喜ばれ、「井波・八尾は何度か訪れたけど城端は見落としていました」「五月の曳山祭に必ず来ます」と言ってくださったのが嬉しいです。
 途中、先日消失してしまったラヂウム温泉の前に出ました(右写真)。 片付けておられた息子さんが「再建は難しいので近々解体することになります」『・・・・』 訥々と語る口調からも彼の口惜しさが伝わってきて涙が出そうになりました。 本当に残念です。
 きょうは木綿袷の下にタートルネックセーター、黒の角帯に帆布の袴、ざっくり織ったロングコートです。
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2007年2月19日(月)  No.1310

金屏風とアンサンブルコンサート
 じょうはな座で「なんと!吹奏楽団 アンサンブルコンサート」がありました。 総勢60名のこの楽団が個々のパートのレベルアップの為に開催するのだそうです。 じょうはな座で少人数編成の生音がどれくらい響くのか聴いてみたくてお邪魔しました。
 まず驚いたのが、どこに座ってもよく聴こえることです、横手でも最後列でも…。 二階席(写真)にも上ってみましたが、一番音が弱そうなフルート三重奏でも充分な音量があります。残響音も充分に感じられました。 収容人数といい、舞台と客席との近さといい、室内楽にピッタリのホールだと思います。
 ところでバックの金屏風は何だと思いますか? 実は反響板の代わりなんだそうです。 いや〜〜じょうはな座らしくていい感じ。
 演奏会のレポートはこちらをご覧ください。 次回のコンサートを楽しみにしています。
 きょうはウール着物の下にスタンドカラーシャツ、黒の角帯に帆布の袴、帆布の道服です。
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2007年2月18日(日)  No.1309

子ども店長
 今年もきらら施設内ショッピングに出店しました。 例年は店の定休日(月曜)を利用していますが、今年は土曜日が当番日なので子どもに「行く?」と聞くと、張り切って手伝ってくれました。
 「僕、小物の係ね」と、いっちょまえに店番してるつもりです(写真)。 まだまだ声が小さいのですが、知らないおばあちゃんにもかわいがってもらえてよかった。
 きょうは白茶の厚手木綿に焦げ茶の半衿、辛子の角帯に焦げ茶の袴、白茶の足袋です。
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2007年2月17日(土)  No.1308

城端救護班
 夕刻、けたたましいサイレンとともに消防車が店の前を通過していきます。 慌てて外に飛び出すと、県信の四つ角を左折して西横町方面へ曲がっていきました。
「町なかが火事だ!!」ときもの姿のままで、救護班の外套をまとい、長靴に履き替えて自転車に飛び乗ります。
 火事現場は警察の坂下なので、西横町を通行止めにします(消火の妨げになる一般車両を排除する為)。 他の救護班員は浄念寺脇や、西新田の本通りを通行止めにしています。
 消防車が10数台集結したので、放水用の水が足りないかも…と気になって見に行くと水位が下がっています。 急遽、国道東側の流雪用水を、西側に切り替えてさらに横町に回すことにしました。 近所の方と一緒に北銀前の水門を切り替えて、さらに県信側の水門を差し替えます。
 残念なことに火元の城端ラヂウム温泉は燃えてしまいました。 地元の人に愛された歴史ある建造物なので非常に残念です。ショックで落ち込みました。 ただ風がなかったので類焼は免れたのが不幸中の幸いです。 でも本当に怖かった…。
 城端救護班は、火災発生時に緊急車両以外の車をSTOPさせています。 認知度が低いせいか、道路の真ん中で立っていても堂々と横をすり抜けようとする車がいるのが残念でなりません(一般車両は消火作業や救出の妨げになります)。
 左写真は城端救護班の外套です。 夏以外の火事にはこの服を纏って出動します。 以前は年中、法被だったのですが、夜間の視認性が悪いので数年前に新調しました。 腕章にSINCE 1920とあるのがおわかりになりますか? 大正9年から活動しているボランティア団体です。 救護班が素晴らしいのは、災害発生時に班員各自の判断で持ち場を決め、柔軟に対応できること…分散型CPUですね。
 きょうは青縞ウールに薄黄の半衿、辛子の角帯に灰黒の袴、紺の足袋に刺し子の胴着です。
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2007年2月16日(金)  No.1307

ブーケのショコラ
 そういえば昨日はバレンタインデー、娘と妻からチョコレートをもらいました。 娘は友達と初挑戦した手作りチョコ、妻はパティスリー ブーケのショコラです。
 デパートなどで売っている有名メーカーのチョコもいいんですが、ブーケのショコラは大人の味で僕は大好きです。 見た目も楽しいし、お洒落でしょ。 余談ですが、パティシエ(西野晴子さん)は城端の人なんですよ。 
 きょうは茶縞のウールに焦げ茶の半衿、辛子の角帯に帆布の袴です。
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2007年2月15日(木)  No.1306

ブラックホールと着物
 じょうはな座で な,な,なんと! ブラックホールについての講演会がありました。 講師は中井直正博士、城端出身の天文学者です。 物理学科中退の身(=僕)としては是非とも聴きたい講演ですが、内容が内容だけにどれだけの人が集まるのかと懸念していたら、満席で立ち見が…ビックリ!
 太陽系から銀河系、さらに観測されている宇宙を図示した後、ニュ−トン力学の基礎から始まって一般相対性理論までを解説。 野辺山電波望遠鏡で見つかったブラックホールの可能性が極めて高いメシエ106の観測結果まで…。 並の講演会ではありません、面白かったぁ。
 現在建設中のALMA計画の場所選定(チリのアンデス山脈標高5000m)を提案なさったのも中井さんだとか…城端には凄い人がいるものです。 そういえば江戸時代に活躍した天文学者西村太冲も城端出身で、生家はウチの隣です。 
 妻はきもの姿で会場受付をしました。司会者(長田さん)も聴講者にもきもの姿の方がおられ「さすが城端」とこんなところでも納得した一夜でした。
 この講演会は明日、城端中学校にて多少内容を変えて開催されます。 子どもたちが大きな夢を抱いてくれるといいなぁ。

 昨日の晴天とはうってかわり朝から強烈な雨風が…なんと春一番です。 自転車は勿論、歩くことさえ困難で、一年生のスキー学習は中止となりました。 残念ですが、危険回避のため仕方ありません。 科学が進んでも、人間は自然に抗えないのです。
 きょうは伊勢木綿に綿のタートルネックセーター、黒の角帯に木綿袴、よきもの倶楽部の足袋です。
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2007年2月14日(水)  No.1305

最後のPTA運営委員会
 今夜は平成18年度城端小学校PTA最後の運営委員会。 1年間お世話になったことを感謝し、「2年間楽しかった」と礼を述べました。 次年度会長予定者にひとこと戴いたあと、出席者全員の声をお聞きしたことで和気あいあいと閉会できました。 みなさん一年間どうもありがとうございました。
 来月の全体役員会、四月のPTA総会までが僕の責任となります。 長いようであっという間の2年間でした。 もう少しですが、気を緩めるわけには行きません。

 ようやく雛人形を飾りました、といっても例年より少々早めかな。 今年はお内裏様が右の江戸風です。 子どもの目線を意識して低く下げたので子どもさんと一緒に御覧ください。
 きょうはグレー木綿袷に焦げ茶のだまし襦袢、黒の角帯に灰黒の袴、黒繻子の足袋です。
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2007年2月13日(火)  No.1304

最終コーナーを曲がって…先頭は?
 三連休の最終日、店も定休日なのでノンビリ過ごしています。 気がつけば朝のゴミ出し以外は外へ一歩も出ていません。 子どもとアルゴや将棋(金銀飛車角抜き!)をして遊んだり、読書して一日が終わりました。
 次男が「デジカメを貸してくれ」というので、何に使うのかと思ったらオモチャを並べて「レース」だそうです。 先頭がアンパンマン(しかも三輪車)というのが笑えます。 そうそう、このアンパンマンは後頭部にイレズミ(文字)が入ってるんですよ、これまた笑っちゃいました。
 大人になるともう一度アンパンマンの良さがわかるんですよね(と無理ヤリ同意を求ム)。
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2007年2月12日(月)  No.1303

つづらこみちバージョンアップ
 「小さな旅」に取り上げていただいてからつづらこみちをお通りになる方が増えています、観光でお越しになる方も、地元の方も。 何度も通られる方に楽しんでいただけるようにと、常にバージョンアップしていきます。大袈裟に言うと進化する店を目指します。
 東町側のウィンドウに板欄間を飾り付けました(写真の上)。 予定では別の箇所に入れるつもりでしたが、月曜大工の施行技術が伴わなくって…。 機会があれば御覧ください。
 きょうは綿入りの大島に焦げ茶の半衿、黒の角帯に帆布の袴です。
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2007年2月11日(日)  No.1302

城端に住みませんか?
 樋口可南子さんの「きものまわり」の続編ともいうべき本が発売されています、その名も「樋口可南子のものものがたり」。 京都好きが高じてセカンドハウスを建ててしまういきさつと、日本のいいものを尋ね歩く樋口さん、物だけではなく河井寛次郎記念館品川恭子さんの工房も回っておられるのはさすがです。 これだけ生活スタイルが絵になる女優さんは珍しいのではないでしょうか?
 京都もいいですが、城端もセカンドハウスに適した暮らしやすい土地だと思います。 すでに実践なさっておられるご夫婦もおられますし、今日また「城端が好きだから月の半分は住みたい」と関東から物件を探しに足を運ばれた方が店に立ち寄られました。 城端ファンが増えるとともに、人の輪も大きくなるのが嬉しいです。
 きょうは青縞ウールにうすい黄土の半衿、黒の角帯に灰黒の袴、紺の足袋です。
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2007年2月10日(土)  No.1301

子どもとJazz
 ヘリオスのJazzコンサートへ音楽好きの次男(小3)を連れて出かけました。ジャズクラリネット谷口英治さん率いるセクステット(六重奏)です。
 あまり宣伝が行き届いてないのでお客さんの入りが心配だったのですが、想像以上にたくさん来ておられてヨカッタ^2。 中学生(吹奏楽部?)から老ジャズファン(?)まで千差万別の客層です。
 間近で聴く演奏は迫力があります。最前列に陣取り、撮影OKだったのでノーフラッシュでパチリ(演奏の様子はムービーを御覧ください)。 地元ケーブルテレビも来てたので、近々放映されると思います。
 クラリネットのジャズ演奏は初めて聴きましたが、いいですね。 バッハのメヌエットのジャズアレンジも面白かった。 とにかく6人とも技術がしっかりしてるので、どんなに横っちょへ行ってもちゃんと帰ってきます。 とても楽しいコンサートでした。 子どもも大喜びで「ドラえもんを我慢したかいがあった」…そうです。
 主催は南砺ヨスマ倶楽部、…ですが裏話をすると篤志家のご好意でこのコンサートが実現したのだそうです。 近くで本格的なJazzが聴けるとはありがたい。
 きょうは厚手木綿に焦げ茶の半衿、辛子の角帯に焦げ茶の袴、ダカ織りのストールです。 他にきもの姿の人は…見当たらなかったなぁ、残念。
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2007年2月9日(金)  No.1300

霜柱
 冷え込んだ朝、わずか1cmほどですが霜柱を見つけました(左写真をクリックすると拡大)。 子どもたちに見せてやろうと左手に載せていたのですが誰一人として気づきません…残念。
 そういえば中学の音楽の授業で「しもばしら」という詩に曲をつけたことがありました。
♪つんつんつんつん しもばしら 氷の針だよ 光ってる
♪つんつんつんつん しもばしら ポキポキサクサク 踏んでいく
 いまでもよく覚えています。

 日常生活には不思議なことがたくさんあります。 霜柱もそうですが、「どうして月が満ち欠けするのか?」「なぜ救急車は通り過ぎると音が変わるのか?」って今の子どもは考えたことあるかなぁ。 子どもたちが科学に興味を持ってくれたら…と思います。 先日、娘が新聞を見て「逃げ水って何?」と聞いてくれたのが嬉しかった。
 前にも書きましたが、小学時代は「勉強はこんなに楽しいんだ」と気づければいいと僕は考えています。 脱ゆとり教育…本当にこれでいいのか非常に疑問です。
 きょうは茶縞ウールにスタンドカラーシャツ、黒の角帯に焦げ茶帆布の袴です。
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2007年2月8日(木)  No.1299

佐々木湖舟展
 じょうはな賑わい館じゃんとこいで「佐々木湖舟展」が始まっています(25日まで)。 八尾在住の佐々木和子さんの作品群で、かなり見ごたえがあります。
 お邪魔したとき、ちょうど佐々木さんがおられ、スラスラと短冊に絵を書いてくださいました(左写真)。 ムービーに撮ったので御覧ください
 今年9月のむぎや祭にもお越しになり、凛々しい男性と艶やかな女性を描いてくださるそうです。 期待しましょう。
 きょうは伊勢木綿に木綿のタートルネック、チャコールグレーの綿袴です。
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2007年2月7日(水)  No.1298

ニックからの手紙
 ALTのアマンダ先生経由で娘にニュージャージーの男の子(?)から手紙が届きました。 バレンタインカードのようです(右写真)。
 ところがこれが超難解…、まるで暗号です(左写真をクリックすると拡大)。 あなたは解読できますか?

ーーーここからーーーー
Ho-muinpuru-bumeto Miyu Seibe,
Hon'in gozen jyoju. Hon'in raivu oite
Jacksson,NewJersey.
kara
Nick

Hi Miyu Seibe,
I am 10
I live in Jacksson,NewJersey.
From,
Nick

P.S. Write Back
ーーーここまでーーーー
  ・・・・・・・・一体なんなのでしょう?????? 米語はスラング化がすすみ、我々が習った英語は、もはや用をなさないのか?

 数時間にわたる家族会議でおぼろげながら読めてきました。 ヒントは表紙(Happy Valentine Day)にあります。 ひょっとしてNickは日本語を勉強していて、彼なりに和訳(ローマ字化)を試みたのではないかと仮説を立てました。
Happy → Yukia(幸?)
Valentine → Barentaia
Day → Dei
 となると、本文も想像つきます。
From → kara(〜から)
live → raivu
in → oite(於いて)
I → Hon'in(本人)
 一番笑ったのが↓
am 10 → gozen jyoju(午前十時)
 そして解読に最も苦労したのが↓
Hi → home improvements(改築工事) → Ho-muinpuru-bumeto
 あ〜楽しかった。 Nickありがとう。 しかし、まだ正解かどうかわかりません。 お気づきの方がおられましたら、掲示板にでもお教えください。
 それにしても、独特なセンスのニックはどんな男子なのか気になりませんか?
  きょうはグレー木綿の袷に桑染め色の半衿、黒の角帯に灰黒の袴、グレーの足袋にグレーのストール。
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2007年2月6日(火)  No.1297

夜明け前
 立春を過ぎ日も長くなってきましたが、城端は東山があるため日の出が1時間遅くなります。 A.M.7:40 そろそろ子どもたちが登校してくるころに、ようやく太陽が顔を出します。 今朝は天気が良く、空気が凛としていたので写真を撮りました(クリックすると拡大)。
 学校前にノコギリ屋根の織物工場があります(右写真)。 地場産業を身近に感ずることができるのはとてもいいことだと思ってます。
2007年2月5日(月)  No.1296

半将棋
 時々、中2の長男と将棋を指します。 飛車・角・銀・桂馬抜きでほぼ互角…。 僕は将棋が強いわけではないので、これはちょっとヒドスギです。
 …ということで、半将棋なるものを考案しました。 ご覧のように5×9の縦長の棋盤を使います。 並べ方は写真をご参照ください。
 ルールは通常と同じですが、地形が違うため定跡が通用しません。 実力の差があっても結構良い勝負になるし、スピーディーで面白いですよ。
 きょうは青縞ウールに地紋のある半衿、黒の角帯に灰黒の袴、チェックのタビにグレーのストールです。
2007年2月4日(日)  No.1295

「朧の森に棲む鬼」カレンダープレゼント
 今日の日記は二本立て。 夜は松竹座で「朧の森に棲む鬼」の大阪初日公演を見ました、実はこちらがメインです。
 さすがはチケット入手困難な劇団☆新感線がらみ(作/中島かずき 演出/いのうえひでのり 出演/阿部サダヲ、古田新太etc.)に加え、主役が市川染五郎…のせいかどうかわかりませんが、開演前の空気が違います。 期待感の発露というか、はたまたすでに舞台とシンクロしてるのか、一体感を感じるんです。
 観客は若い女性が大多数、たまにカップル、たまにおばさん、間違って(失礼)おばあさん、もっと間違って男性一人(あ、また僕だ)。 きもの姿も結構いらっしゃいます、訪問着から木綿の普段着まで、これまた多種多様。
 舞台の感想ですが、期待以上でした。 文句無しに面白い!特に第一幕。 あの動き、あのテンポ、あのセリフ回し、そして練られたストーリー。 ドキドキしました。
 ただ、惜しむらくは二幕目からのライ(染五郎)の悪役ぶりが凄惨すぎてついていけなかった。 やっぱ悪役には感情移入しにくいカモ。 でも名演技なのは間違いありません。
 カーテンコールは3階席までオールスタンディングオベーション、確かに賞讃に値します。 今日が節分だということで豆(袋)まきがあり、さらに満足度を増してみなさん帰ったことでしょう。
 右写真はパンフと抱合わせ販売(違う?)されていたカレンダー。 右の真木よう子さん(シュテン役)の美貌が光ってます。 とてもgoodなのですが、ウチには吊るす場所がありません(きっと子どもが怖がる)。 ご希望の方に差し上げます、お気軽にメールをください。
 きょうも昨日と同じですが、衿にダカ織りのストールを巻きつけ、衿無しのロングコートを羽織ってるのでかなり歌舞いたカッコです。 京都だと浮くけど、大阪では大丈夫(と自分に言い聞かせる)
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2007年2月3日(土)  No.1294

美しいものに触れる
 ゆったりと朝食を摂った後、JRで大阪へ。久しぶりの観光旅行です。 一度は訪れてみたかった中之島大阪市中央公会堂(左写真)でのコンサート。 右の写真を見てください、このホールで演奏するんですよ。 一瞬自分が貴族になった気がしました。 残響音もいい感じです。
 どんな方が聞きにこられるんだろうと気になってましたが、若い&熟年カップルから音大生風、関西独特のオバサマ方、一人身の男性(あ、僕だ)まで多種多様です、和装の御婦人もちらほらと…。 ちょうどいい具合に席がうまりました。
 10時半という早いスタートなので、その名も「朝の光のクラシック」 若手の才能ある音楽家を招いての気軽な演奏会です。料金はなんと1,000円ポッキリ(当日券も!)
 今回の出演は木管五重奏toi toi toi Quintett(トイ・トイ・トイ クインテット)。「こんな早い演奏会は初めてです。ウチら(リード楽器)は(リードを削っていたので)寝てません」と言いながらも、美しい旋律を聴かせてくれました。 特にクラリネット(島田景子さん)の演奏が素晴らしかったです。小林千晃さん(オーボエ)の関西弁トークも。
 次回3月3日(土)は注目のピアニスト田村 響さん(第16回出光音楽賞受賞)のリサイタルです。要チェック。

 午後は開催中の「夢の美術館 大阪コレクションズ」を見に、歩いて国立国際美術館へ。 ディスプレイが考えられていて面白かったです。(といっても僕が素直に“いいな”と思えたのはマルセル・デュシャンまででしたが)
 島 敦彦学芸課長による講演会「(私の)コレクションの楽しみ方」も拝聴でき、目からウロコが落ちた気がします。 「一つの作品だけを(好き嫌いで)見るのではなく、トータルで展示を見よう」ということでした。
 同じ作家でも作風の変遷があります。 時と場所を変えて眺めることで、作家の全体像が点から線へそして面、さらに立体へとおぼろげながらつかめてきます。 やはり数を見ることが大切なのですね。
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2007年2月3日(土)  No.1293

京都の安くて良いお宿
 久しぶりの京都一泊出張、宿泊は東本願寺前の「となみ詰所」です。 前回は外観だけだったので、今度はお部屋を紹介します。
 僕が泊まったのは二階の11号室、6畳和室です。 6畳というと狭く感じられるかもしれませんが、無駄なものがないから十分に広いんです。 むろんテレビとエアコン完備。
 「きもの姿の人に割引」をうたってるホテルがありますが、きものをたたむスペースは無いし、姿見が近すぎて全身が見えないし、クローゼットが低くて着物を吊るせませんでした。 その点この宿なら完璧です。居心地が良くてあっという間に自分の部屋のようになってしまいました(左写真)。
 朝食がまた素晴らしい(写真をクリックすると拡大)。 理想的な朝ご飯でしょ?
 インターネットを見たと電話で予約すれば、朝食付きでなんと4,800円。 安い!是非ご利用ください。
 今日は結城の細糸を使ったベージュの縞紬に茶の半衿、グレー系の裂織りの角帯をヘタレ結びにした着流し。
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2007年2月2日(金)  No.1292

ハートのあるロボット
 「見せたい物がある」と子どもが言うので何かと思ったら、LaQで作ったモンスター(本人談)でした。 「ロボットじゃないの?」と尋ねると『ほら、左に心臓があるでしょ』だって…。 ユニークでなかなかいい味だしてます。
 (雪が)降らない降らないと書いていたら朝から突然降り出しました。 雷も鳴ってます。 しかしインターハイにとっては恵みの雪ですね。
 今夜の夜行バスで、京都出張に出ます。 土産話(?)にご期待ください。
 きょうは茶縞ウールにタートルネックセーター、当店オリジナルロング前掛けの軽装です。
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2007年2月1日(木)  No.1291

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