「美しい装いきよべ」店長のきもの日記 過去ログ2006年12月

きものスタイル丸5年
 平成18年も残りわずか、あっという間の一年でした。 店を贔屓にしてくださるお客様、お世話になったみなさん、応援してくださってる方々、どうもありがとうございます。 忙しかったけど、楽しい年ではありました。 年頭の目標「笑顔を絶やさずに…」はまずます実践できたかなぁ。
 毎日きもの生活も丸5年が経ち、「洋装が想像できない」とまで言われるまでになりました。 富山県内はほぼ制覇(?)したかも…。 来年は金沢制圧が目標です(笑)
 店の掃除、新年を迎える準備、そして自分の年賀状もようやく発送しました。 まず元旦には届かないでしょうから(すみません)PDF版もアップしておきます。
 来年の干支イノシシ(亥)を店内に飾り、一年間頑張ったイヌ(戌)をさげます。 遠くから見つめる姿がちょっと寂しそう…。
 きょうは伊勢木綿にタートルネック、ギャルソンエプロンに絞りのタビックスです。
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2006年12月31日(日)  No.1259

年度末は慌ただしく
 半額市も最終日、沢山のご来店どうもありがとうございました。 「お正月にきものを着ようと思って」と小物をお求めになる方が近年に無く多く、とても嬉しいです。 今年の正月三が日は久しぶりにお正月らしいお正月になるかな。
 夕方、半額市の片付けをした後、すぐに「初春 ふり袖展」(1/7まで)の準備をします。 選りすぐりの新作ふり袖を数十枚展示しました(写真をクリックすると拡大)。 下見・ひやかし大歓迎です。 お気軽におこしください。
 なお「和装小物半額市」は初売り期間中(1/3まで)も延長開催することにしました。 こちらもどうぞ。
 きょうは青いウールに黒の半衿、黒の角帯に灰黒の袴、黒繻子の足袋です。
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2006年12月30日(土)  No.1258

デートスポット城端
 月刊タウン情報とやまの臨時増刊号にきよべが掲載されました。…といっても、総集編なので9月号の「odekake」コーナーの再掲載です。 しかし、こうやって他のodekakeスポットと比較しても遜色ないですね、城端は(自画自賛モード)。 結構穴場のデートスポットでは?
 夜は城端救護班の年末警戒に参加。 2班に分かれ、城端地区を警戒して歩きます。 あろうことかフタが開けたままになっている流雪溝を見つけました。 中枠があるので、大きな物は落ちませんが、大人の足でもズボッとはまります。 暗闇にポッカリあいた落とし穴…、万一のことを考えると寒気がします。 むろん閉めてきましたが、最悪の事態が起きてからでは遅いんです。
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2006年12月29日(金)  No.1257

今年最後の自家消費
 風雨が強まったと思ったら急に冷え込んで、今年初のまとまった雪が降り出しました。 あっという間に10センチ積もってます。 明朝、除雪が必要な気配なので、慌ててスノーダンプを買いに近所の荒物屋さんへ。 昨年の反省を踏まえて、鉄製の頑丈な物です。
 きょうは縞のウールにスタンドカラーシャツ、辛子の角帯に帆布の袴、帆布の道服です。 それでも襟元が寒いので、ネパールのダカ織のストールを自家消費。 
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2006年12月28日(木)  No.1256

お正月リース
 新年の玄関先を飾る正月飾りが入荷しました。 自然素材を用いたリースです、自遊の森で作っていただきました。 むろん手作りでひとつひとつ形も材料も違います。 数量限定で、ひとつ2,000円(税込)。いかがでしょうか?
 今朝はいつもより2時間も寝坊してしまいました。 焦って着替えたので厚手木綿にタートルネック、帯無しでロング前掛の軽装です。
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2006年12月27日(水)  No.1255

暖冬のお正月をきもの姿で迎えませんか?
 半額市は和装小物も半額です。 通常の半値の小物が店の中心にドドーンと山積みされてるので、掘り返してみてください。 例えば半衿@525円→262円、冠(ゆるぎ)の帯締(五嶋紐)@11,550円→5,775円など、年度末ならではのサービス価格です。
 暖冬の新春にきもので初詣をなさいませんか? タンスに眠っていたウールでも紬アンサンブルでもいいのです。 神社仏閣の凛とした空気の中、ゆったりとした気持ちできものを着るのもいいものです。 新しい小物をおろすことで、気持ちのリフレッシュもできますし。
 きょうはグレーの袷に焦げ茶の半衿、黒の角帯に灰黒の袴、よきもの倶楽部の足袋です。
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2006年12月26日(火)  No.1254

袴と長靴
 昨年と打って変わって雪が降りません。 暖冬の有り難さをしみじみと感じております。 それでも雪に備えようと、長靴を新調しました。 ちょっと張り込んで国産品です。 靴屋さんの話だと、中国産と比べてゴムの混ぜ方が違うのだそうで長持ちするそうです。 10年履けるかな?
 雪深い城端では膝丈くらいの長靴が必須です。 きもの姿に履こうと思うのですが、似合いますか?
 本日ようやくもう一台のタイヤ交換をしました。 残るは大掃除と年賀状です…。 年末まであと6日…間に合うか?
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2006年12月25日(月)  No.1253

苺のサンタ
 雪の無いクリスマスイブ。 夜になってお客様も一段落したので、家族揃ってクリスマスを楽しみます。 例によって子どもたちがデコレーションケーキを作りました。 毎年のことなので飾り付けも上手になってます。 イチゴのサンタクロースがそれらしくできたのでズームアップします。
 きょうは伊勢木綿に黒のタートルネック、黒の角帯に灰黒の袴、黒地に絞りのタビックスです。
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2006年12月24日(日)  No.1252

商店街からのプレゼント
 12月のニシの市は恒例のクリスマスケーキプレゼントです。 3つのお店でスタンプを集めれば、先着でデコレーションケーキ(右写真)を差し上げています。
 12時半からの引き換えでしたが、11時にはすでにお客様がお並びになり(左写真)、12時にはすでに予定数を超える列が…。 予想以上の反響に驚いています。 お渡しできなかったお客様、大変申し訳ありませんでした。
 にしまち通りのお店は各々クリスマスセールや歳末セールを開催していて、年暮らしい賑わいを見せています。
 半額市はきょうも盛況です。 高岡市や小矢部市からもわざわざお越しになりました。 ありがとうございます。 12月30日(土)夕方までの開催です。(25日(月)は休ませていただきます)
 きょうは茶縞ウールに焦げ茶の半衿、黒の角帯に焦げ茶の袴です。
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2006年12月23日(土)  No.1251

宝の山?
 半額市が始まりました。展示商品はすべて半額ですが、目玉の『1万円、2万円均一コーナー』はまさに掘り出し物の山です(写真)。 こっそり内容をお教えしましょう。
 紬や名古屋帯、八寸帯、コート地などはもちろん、珍しいところでは無地袴なども。 ポーラ絣はなんと千円です。 早い者勝ちです、お急ぎください。
 きょうは結城の細糸を使った縞紬に茶の半衿、裂織りの角帯を締めて着流しにしました。
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2006年12月22日(金)  No.1250

2年ぶりの特売市
 いよいよ明日から大特売、2年ぶりの半額市です(30日まで)。 展示してある『呉服』→振袖、黒留袖、色留袖、訪問着、附下、色無地、小紋、江戸小紋、紬、袋帯、名古屋帯、半幅帯など、『和装小物(ワゴンセール)』→帯締め、帯揚げ、重ね衿、半衿、腰ひも、花緒etc.が「半額」です。 今回は特別に『1万円、2万円均一コーナー』も初めて設けました。 ここだけの話ですが…1,000円、5,000円のきものもあります。
 写真のように1階店舗を大胆に模様替しました、店の入口付近も棚を大移動したのでイメージが変わったように見えます。 「掘り出し物多数」あります、ひやかし大歓迎ですのでお誘い合わせてお越しください(商工会のお正月福引券とフラワーポイントも通常通りお出しします)。
 きょうは白茶の木綿の下にタートルネックセーター、黒の角帯に帆布の袴です。
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2006年12月21日(木)  No.1249

冬休みこそ、親子のコミュニケーションを!!
 夏休みが終わったばかりだと思ったら、もう冬休みです。月日の経つのが早くて驚きます。
 学期末の保護者会にてPTA運営委員会発信のプリントを配布させていただくことにしました。 16日の日記に書いたように、家庭内コミュニケーションを取りましょうという内容です。 拙文を掲載します。
ーーーーーここからーーーーーーー
(前略) 先日、「頭のよい子が育つ家」という本を読みました。 その本の中には有名中学に合格した小学生の家庭200軒を調査したら『できる子は、子ども部屋では勉強していない』という意外な事実が判明したそうです。 では、どうしているかといえば、リビングなどいろんな部屋に勉強道具を持ち込んで学習しているそうです。
 ここで言う「頭のよい子」とは、単に「勉強のできる子」ではなく、好奇心が強く、物事をよく観察し、考え、問題があれば果敢にチャレンジする、感性と想像力に優れた子のことです。 家族内コミュニケーションを充分取ることで、子どものストレスが激減します。 そこで、次のことをお勧めします。
1.食事中にテレビを見るのをときどきやめてみませんか。 その日のことを話したり、学校やスポ少の様子も聞けることでしょう。
2. 子どもが使うパソコンはリビングに置いて、どんな用途に使っているかさりげなく見ておくようにしませんか。 無料サイト(オンラインゲーム等)でもお金がかかる場合があります。

 考える力、人に説明できる能力をつけるには、他者とのコミュニケーションがベースとなります。 子どもの考える力やコミュニケーション能力を養うには、子ども部屋のような孤立した空間にこもっているだけではダメなのです。  家族の気配を感じ、コミュニケーションをとれる家庭が、子どもに安心感を与える理想の家です。
 さて、冬休みがチャンスです。 朝食時や夕食時など、さっそく親子でコミュニケーションを取るよう努めましょう。
ーーーーーここまでーーーーーーー
 1軒でも2軒でもいいから、実行してくださるご家庭がありますように…。 そして小さな輪が少しずつ広がりますように…。
 写真は話題の「頭のよい子が育つ家」という本です。 難しくないし、読んで楽しい本ですよ、おススメします。

 12月の「保健だより」に先日の学校保健委員会の報告があり、城端小学校児童の睡眠時間(早寝)について特集してくださいました。 子どもの生活習慣改善には親の努力も必要です。 PTAと学校とが同じベクトルで動いていることが心強いし、嬉しいし、必ず成功すると確信します。
 あっという間に終わった2学期ですが、PTA活動の達成度はまぁ悪くないんじゃないかと思ってます。 が、自己満足に終わらぬように、3学期も精進します…楽しみながら。
 きょうは木綿の袷に焦げ茶の半衿、焦げ茶の袴です。
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2006年12月20日(水)  No.1248

泥棒見て縄をなう≒雪が積もってタイヤ交換
 昨日の朝、城端に雪が積もりました。 5センチ程度なんですが、ノーマルタイヤでは怖くて走れません。 慌ててタイヤ交換を始めます。
 ところが、ナットが異様に固い!渾身の力をこめてもピクリとも回りません。 力を使い果たし途方にくれて小休止。
 何かないかとガレージを物色すると…、ありました!ジャッキの棒が。 上手い具合に十字レンチにぴったりハマります。 おかげでなんなくタイヤを外すことができました。
 それにしても、雪が降らないとタイヤ交換しないのは例年通りです。 まさにドロナワ…、学習してませんね。
 きょうは青いウールに織柄の半衿、木綿の袴。
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2006年12月19日(火)  No.1247

真綿を染める
 繭を煮て四角く広げたものを真綿(まわた)と呼びます(木綿わたとは別物です)。 繊維が細くて長いので肌触りは最高です。 紡いでないのでまだ糸になっていません。
 昔のものが一斗缶に保存されてました。 まだ無着色だったので、化学染料で色をつけてみました。
 これを手でよじりながら緯糸(よこいと)にして、裂織りの中に織り込みます。 濃いめに染めた色と真綿の質感がアクセントになってとてもいい感じです。 母がcraft Lunの奥でおっちゃん機を使って織っています。 よろしければ覗きにきてください。
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2006年12月18日(月)  No.1246

手作りと工業製品の違い
 木製の水盤が漏るようになりました。 昔のものなので木がやせて隙間ができたのでしょう。 地元の塗師屋さん(山本漆工店)に修理をお願いしたら一ヶ月足らずで、きれいに直していただけました。
 手作りの物は補修ができて長く使えるので、結局安い買い物になると思います。 むろん見た目も、使い心地も違います。 きものでも、職人が作った反物と、工業製品(インクジェットプリント)との違いは歴然としてるのですが…。 量販店にしか足を運ばないせいか、気づかずにおられるお客様が多いのが残念です。
 きょうは茶色のウールの下はタートルネック、黒の角帯に帆布の袴、白茶の足袋です。
2006年12月17日(日)  No.1245

南砺市PTA研修会
 じょうはな座で市P主催による研修会が行われました。 テーマが「伝統文化の継承を」ということで、日本一の平高校郷土芸能部による五箇山民謡披露。 平高校は平成18年度全国高等学校総合文化祭の郷土芸能部門で最優秀・文部化学大臣賞受賞しています。
 むぎや祭にも出演してるので初見ではないのですが、キビキビした踊りはやはり良いですね。楽しそうに踊ってるのが素晴らしい。 『V2を狙いますか?』の質問に「太鼓部門と順番に大賞をとることになってるので無理ですが、再来年頑張ります」との力強い声をききました。 もっと沢山の子に見て欲しかったなぁ。 保育所の生活発表会、全国中学駅伝と重なったからなぁ…。
 終了後、舞台を片付けていたら、てんでんに「ありがとうございました」と大きな声で頭を下げていきます。 本当に気持ちのいい子たちです。 踊りの一部をムービーにしてYouTubeにアップしています。
 第2部は西頭徳三富大学長の講演会「日常の目線で教育を考える」 大学の現状に始まり、大学改革の話題等を延々と。 我々が聴きたかった小中教育にたどり着くまでおよそ80分間…ごめんなさい、ちょっと寝ました。 それでもホワイトボードを用いてわかりやすく説明なさろうというお気持ちが嬉しかったです。 ただ科学技術基本法による補助金の話は、ピンときませんでした。結局税金な訳で…我々の感覚とズレてる??
 教育における3つの特色 (1)時間がかかる (2)やり直しがきかない (3)当事者意欲が効果を左右 だそうです…ごもっとも。 ただこの当事者とは、子どもだけじゃなく、教育者、家庭も含みます。
 話は飛びますが「頭のよい子が育つ家」という本を先日読みました。 『できる子は、子ども部屋では勉強しない』のは共通しています。 コミュニケーションをとれる家庭が、子どもに安心感を与える理想の家です。
 ここで言う「頭のよい子」とは、単に「勉強のできる子」ではなく、好奇心が強く、物事をよく観察し、考え、問題があれば果敢にチャレンジする、感性と想像力に優れた子のことです。 家族内コミュニケーションを充分取ることで、一部の子どものストレス発散の場と化した学校での問題が激減するんじゃないでしょうか? なんらかの形で保護者のみなさんにお伝えしたいと思います。
 ところで『城端中学校が全国中学駅伝で8位入賞の快挙!』 この一報でじょうはな座が沸きました。
 きょうはグレー木綿袷に茶色の半衿、黒の角帯にグレーの袴です。
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2006年12月16日(土)  No.1244

読書は創造力を養う
 小学校の二期工事が着々と進んでいます、いよいよ北側壁面の足場が外れました。 二階の丸く出っ張った部分は特別活動室(読書・小ホール)です。 本好きの子どもが増えるといいなぁ。 思い起こせば小学校時代の僕は本ばっかり読んでました、先生が心配するくらいに。 でも読書することで、さまざまな人生を疑似体験できたと思います。 想像力(妄想力?)も養えました。
 夜はかねしまさんで教育振興会準備会等の忘年会、偶然歴代PTA会長が揃いました。 飲みながら、学校のこと、教育のこと、地域のことなど、いろいろ話せて楽しかったです。
 気がついたら、教育基本法が変えられてました。 理念法の「理念」を変えてしまうにしては、議論しつくされなかったと感じています。 そもそも大人が身勝手に変更したがっているだけで、子どもの為の「改正」でないことは確かです。
 きょうはグレーの伊勢木綿の下はタートルネック、黒の角帯にチャコールグレーの木綿袴、絞りのタビックス。
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2006年12月15日(金)  No.1243

おすすめサイト その14
 前回から気がついたら半年以上経ってました。 と言っても今回は自サイトの紹介でお恥ずかしいのですが…。
 「店長のきもの日記」というタイトルの日記をweb上で公開して丸5年になります。 楽しみながらこつこつ続けてきたので大変だとは思わないのですが、ただひとつ携帯電話で読めないことが残念でした。
 そこで一念発起して過去の日記を「店長のきものブログ」としてそのままブログ上に移行することにします。 手作業なので、いつ終わるかわかりませんが、ケータイの方は気長にお待ちください(右のQRコードをお使いください)。 またトラックバックやコメントなども大歓迎です(公序良俗に反するものは困りますが)。
 なお、この日記をやめるわけではありません。 あくまでもこちらがメインで、ブログがサブですので、これまで同様のご愛顧(?)をお願い致します。 日記が先行し、ブログは数日遅れて書き込む予定です。
 きょうは青いウールに落ち着いたグレーの半衿、辛子の角帯に薄緑の袴、緑に染めた足袋です。
【きよべ店長のきものブログ】http://kiyobe.seesaa.net/
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2006年12月14日(木)  No.1242

ゆずの想い出
 柚子をいただきました。 今年は庄川のユズが凶作なので貴重です。 風呂に入れるのは勿体ないので、刻んで使うことになるでしょう。
 爽やかないい香りがします。亡くなった祖母が、ゆずのことを「ゆ」と言っていたのを思い出しました。 年寄り独特の言葉がたくさんあったので書き留めておけばよかったとすこし後悔してます。
 きょうは茶縞ウールの下はスタンドカラーシャツ、黒の角帯に帆布の袴の金田一スタイルです。
2006年12月13日(水)  No.1241

人面??
 例によって町歩きをしていたら、某所で面白いものを見つけました。 カワイイと思いませんか?
 普通このテの顔は怖いんだけど、こんなのなら大歓迎・・・・・です??
 久しぶりに「きよべかわらばん」を作成しています。 なんと!二年近くも発行してませんでした…、反省。
 きょうは木綿袷にコゲ茶の半衿、クロの角帯にグレーの袴です。
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2006年12月12日(火)  No.1240

『土徳の里』完成にあたって
 DVD「土徳の里」が届きました。 2年かけて撮りためた大量の映像を惜しげもなく編集し「濃い」部分だけを繋いだ作りになってます。 カットした映像だけで続編が作れそうです。
 以下の制作者の添え書きから思い入れが伝わるでしょうか?
ーーーーーーーーーーーーーー
 郷土愛をもたなければ真の国際人にはなれないといいます。美しい国を考えるにもまず足元の郷土からが先決です。郷土とは単なる景観ではなく、地域社会が育んできた精神風土の伝統です。そして郷土愛の衰退は環境の破壊をまねき、人心の荒廃につながります。でも現代の私たちは、都会への漠然とした憧れや目先の利益に振り回されて、郷土の伝統に対する関心や、それを愛する根拠を中々自覚できていないのが現状ではないでしょうか。このままでは物心共に豊かで美しい生活環境を次代の子供達に伝えられなくなるのではないかという不安にかられます。
 そこで私共は「土徳」というテーマを通して郷土のもつ大切な価値を問う映像の制作を思い立ちました。そして多くの方々のご理解とご協力により、このたびとても美しい作品となって実を結びました。この作品は八町八村が合併してできた南砺市という新しい地域について、歴史と精神風土に光を当てながら見つめなおすという構想になっております。百の地域には百の「土徳」があり、千の地域には千の「土徳」があってこの国が成り立っていることを思えば、日本はまさに「土徳」の宝庫ではないでしょうか。この作品を通して日本各地の「土徳」再発見につなげていただき、さらには美しい未来の国土を創造するための一助としていただくことが、制作者として唯一の願いであります。
ーーーーーーここまでーーーーー
 きょうも収録で、例によってヒゲの紬です。
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2006年12月11日(月)  No.1239

10時間半の発表会
 射水市新湊中央文化会館で和田朝子舞踊研究所の2年に一度の大きな発表会がありました。 今年はドイツ・リンゲン世界こども演劇祭の帰朝公演が増えたので、朝10時から夜9時近くまで長丁場です(休憩をはさんで)。
 夜の第三部は1,220席ある大ホールがほぼ埋め尽くされるほど盛況で、「眠れる森の美女」のカーテンコールでは「ブラボー」の声が…。 白猫(群舞)の娘は感激していました。 準備も含めると大変な労力ですが、このエンディングで報われたようです。
 昼食は下調べしておいた新湊高校隣の「ひさみなと」へ。 地味な店ですが、11時半にはすでに満席という繁盛店。 懐かしい味も手頃な値段もgoodです。
 きょうは白茶のきものに焦げ茶の半衿、辛子の角帯に焦げ茶の帆布の袴、帆布で作った茶色の道服です。 会場にはきものを着た女性もチラホラと…。 お孫さんが出ておられるんでしょうか? いい雰囲気です。
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2006年12月10日(日)  No.1238

城端絹のきもの
 「小さな旅」では絹織物のまち城端の着物文化を紹介する予定です。 絹を織る機屋は現在二軒だけとなりましたが、取材を続けた結果、惜しまれつつ廃業された木村機業場と城東機業場の製品が見つかりました(写真を)。 木村さんは羽二重、城東さんは綸子で地紋に特徴があります。 城端は白生地の産地なので、染め上がった最終製品がこれだけ集まるのは珍しいと思います。 さらに吉村絹織の未精錬の絽と絽の小紋も揃いました。
 二階の催事場を撮影スタジオとしてお貸しすることになりました。 ひとつの製品に1時間以上かけて丁寧に撮影しています。 どんな風に映し出されるのかとても楽しみです。
 きょうはグレーの伊勢木綿に茶系の半衿、黒の角帯にグレーの袴、黒の足袋、グレーのストールです。
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2006年12月9日(土)  No.1237

ハイビジョン撮影
 きょうも朝から「小さな旅」の収録です。 カメラマン、照明さん、音声さん、ディレクター、アナウンサー、さらにドライバーと、6人の大所帯です。 番組が長まわしのカメラを多用するのと、ハイビジョン撮影のせいか、ゆっくり丁寧に映像を撮りためてる気がします。 店内で村上由利子アナウンサーにきもの姿でインタビューを受け『城端はきもの姿の似合う町なので、是非きもので小路を歩いてください』とお話しました。
 村上さんはスラッと背の高い方で、とてもきものがお似合いです。 着付けを終えた姿を一目見た僕の感想「・・・・女優さんのようです…」。 きもの好きだそうで、今回の取材を楽しみにしていたとか…、嬉しいですね。
 今回裏方に徹した妻と三人の記念撮影に応じてくださいました。 贅沢にも撮影はプロのカメラマン。さすが!背景まできっちり計算されていますね。
「小さな旅」城端編の放映は中部地方はNHK総合で2007年1月22日(月)朝11:05から(関東甲信越は1月14日 8:00〜)、25分間番組だそうです。 城端の美しい風景や知った方が沢山映るので楽しみです。 BShiでも流れます、詳細がわかりましたら後日お知らせします。
 きょうは収録の関係上、昨日と同じきものです。
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2006年12月8日(金)  No.1236

新たに小路を発見!!
 11月29日の日記に記したNHK「小さな旅」のスタッフが月曜から一週間、城端入りしています。 吉村絹織さん、山下郁子さんと一緒に取材を受けることになりました。
 僕のパートは小路の魅力をお伝えすることです。 「城端の小路」でまだ紹介していない小路(左写真)を歩き、さらに未開の小路を探検しました。
 ここで新たに面白いものを沢山発見できて歓喜乱舞! 右写真をご覧ください、工場に「週」と「間」という文字が! いったい何なのでしょう?? これだから小路散策はやめられません。
 きょうは小豆色のヒゲ紬に薄茶の半衿、辛子の角帯に織袴です。
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2006年12月7日(木)  No.1235

お誕生ウィーク
 今日は44回目の誕生日です。 が、家族のスケジュールが合わなくて、誕生祝いは一週間後に延期となりました。 誕生会まで「お誕生ウィーク」として優遇されると期待しています。
 が、あまりにも普通の一日なので少々気落ちしてたら、紅白まんじゅうとアヒルのマスコットをいただきました。 嬉しいです。 ちょっとここをクリックしてみてください。
 きょうは茶縞ウールにチャコールグレーのタートルネックセーター、黒の角帯に帆布の袴です。
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2006年12月6日(水)  No.1234

土の恵み
 採れたての赤かぶをいただきました。 「農薬を使ってないので虫がいるかもしれないけど、そのほうが安心して食べられるやろ」…だそうです。 同感です、虫も喰わない(喰えない)食品を人間が食べるなんてあり得ません。
 この色、綺麗でしょ〜、葉も活き活きとしてるし。 生命力に溢れる物は美しいです。 この「赤」が地面の下にあるなんて不思議ですね。
 長男が「ダイコンよりカブのほうが煮ると美味しいんだよね〜」といっちょまえのことを言います。 げ!父より大人かも…。
 きょうは青いウールに黒の角帯、灰黒の袴、グレーの足袋です。
2006年12月5日(火)  No.1233

学校保健委員会
 今日は年に一度の学校保健委員会の開催日です。 学校医6名と薬剤師、校長教頭および学年主任、養護教諭や管理栄養士、さらに保護者代表としてPTA会長と教養衛生(正副)委員長の総勢22名が集まりました。
 児童の「発育、体力、視力、う歯、その他」の状況をお聞きし、PTAが実施している生活習慣カードの結果についても報告しました。 その後、学校医師からアドバイスをいただきます。 これだけの内容を1時間でこなすのは無理があるのですが、医師・教師とも患者や児童を待たせるわけにはいきません。
 気になったことがいくつか。 眼科医「照明が明るすぎるのも近視の原因かもしれない」との指摘がありました。 テレビ等は光源を見つめているわけで、モノクロ→カラー化して近視が増えたこと、黒板を利用した教育システムにも問題がある…かも、と。 また「目の体操で猫の目のように、目だけ動かすのは余計に目が悪くなる」とおっしゃってました。
 歯科医「虫歯の数が減ってないが、程度の軽いものが多いように思う」「磨き残しが多いので、歯磨き指導は個別に」
 耳鼻科医「ハウスダスト等はきっかけに過ぎない、高タンパク+砂糖の食事がアレルギー性鼻炎の要因になる」
 学校医「子どもの生活習慣の見直しをはかるには、親も生活習慣カードをつけてもらうしかないのでは?」という案に、納得つつ困惑したり…。
 う〜ん、やっぱりそうですよね。 親の生活習慣を夜型から朝型に変えないと、子どもだけ変えることは不可能です。
 きょうは厚手木綿に黒のタートルネック、黒の角帯に帆布の袴です。
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2006年12月4日(月)  No.1232

宇宙への憧れ
「宇宙から地球を眺めて感動の涙を流したい」と20年近く前に夢を記しました。 当時は到底無理だと思われましたが、数年後には可能となりそうです。
 「宇宙の歩き方」という本を手に入れました。 読むと実際に宇宙へ飛び立てそうです。 …といっても100億円という天文学的なお金が必要なので、非現実的ではありますが。
 夢は夢のままで残しておいて、Google Earthでパソコン画面から地球を眺めてみることにします。
 きょうはグレーの木綿袷に茶の半衿、黒の角帯に焦げ茶の袴です。
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2006年12月3日(日)  No.1231

子どもの諸問題の解決法
 富山県教委と県PTAが一緒に作った小冊子「地域ぐるみで子どもの安全を守ろう!」を保護者の方にご回覧いただくべく、水芭蕉ノートに添付しました(水芭蕉ノート=クラス毎に保護者が記入して回す自由帳)。
 昨年は「不審者」、今年は「イジメ」とマスコミの扱いには流行があるようですが、子どもたちを取り巻く状況は両年でそう変化はありません。 変化したと思わせたいのは、ことさら問題を強調したがる側にあるのではないでしょうか?
  不審者対策→登下校支援ボランティア→(自警団?)
  虐め対策→監視強化→(管理強化?)
・・・・なにか目的と結果とが違ってませんか? 誰の意図?
 両問題とも解決策は共通していると僕は考えています。 「すべての大人が子どもたちに関心をはらう」ことです。
 自分のことで手一杯の大人達は、子どもの問題を「誰かのせい」にしがちです。 「○○が悪い」とあげつらわずに「子どもは社会の宝」の共通認識で各々が見守れば、子どもたちにとって住み良い社会となることでしょう。
 豪雪だった昨年よりも一日早く初雪が降りました。 きょうは茶色のウールの下にスタンドカラーシャツ、辛子の角帯に帆布の袴です。
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2006年12月2日(土)  No.1230

クリスマス・お正月飾り展
 リニューアルして展示場が少々広くなった城端にぎわい館じゃんとこいで「クリスマス・お正月飾り展」が始まりました(12/26まで)。 その名の通り手作りのクリスマス飾りとお正月飾りが並んでいます。 今年の秋は長かったけど、一足飛びに年の瀬を感じます。
 展示品の中に面白いモノを見つけました、天神様の土人形です(右写真をクリックすると拡大)。 いつの頃のモノかわかりませんが、裏に拾伍銭とか七拾伍銭と書いてあります。 ひょっとして幻の福光人形?? 詳しい方おられませんか?
 きょうは伊勢木綿の下はタートルネックセーター、帯無しでギャルソンエプロン、さらにグレーのストールを巻き付けて防寒しました。
      (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2006年12月1日(金)  No.1229