「美しい装いきよべ」店長のきもの日記 過去ログ2006年11月

32時間睡眠
 昨夜8時から急に吐き気がして身動きが取れなくなりました。 どうもいま流行りのウィルス性胃炎のようです。 大事な会議も欠席してひたすら眠り続け、水分補給と玄米おかゆの摂取時以外は臥せってました、それも延々32時間! おかげで回復し、ほぼ通常の状態に戻りつつあります。
 翌朝メールを開いてみるとなんと685通も!(しかし必要なメールはたった8通だけ)・・・トホホです。
 いつの間にやら教育再生会議のいじめ問題の緊急提言が発せられてました。 そうそうたるメンバーで構成された委員会ですから、多少期待はしていたのですが、「え?これが?」という感じです。 力でねじ伏せる感覚があり「教育」とは遠い気がします。
 新聞を読んでも各委員の想いとは違う様子が伺えます。 結局誰の意見が通ったのでしょうか? ひょっとして首相の意のまま? だとしたらタウンミーティング同様形式重視のヤラセですね。
 写真はつづらこみちに追加されたオブジェ(?)桂湯さんの脱衣カゴを再利用しています。
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2006年11月30日(木)  No.1228

小さな旅
 町中が一斉に紅葉しています。 店横の駐車場のツタが赤や黄色に色づいて、とてもきれいです。
 学校前の織物工場の生垣も紅く染まり、紅葉のトンネルになったので、子どもの目線で写真を撮ってみました。 異世界への抜け道のようですね。 こんなトンネル子どもなら通ってみたいだろうなと思います、いや大人でも。
 NHKに「小さな旅」という長寿番組がありますが、「小路の町」「絹織物の町」として城端を撮影していただけることになりました。 詳細がわかり次第またご報告致します。
 きょうは青島ウールに地紋のある半衿、黒の角帯に灰黒の袴、グレーの足袋です。
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2006年11月29日(水)  No.1227

安全教育研修会
 安全教育研修会が上市町 つるぎふれあい館 アルプスの湯という巨大浴場?の2階であり、(財)富山県PTA親子安全会の概要について話をさせていただきました。 なぜか今春から理事を務めています。 昨年は受講する立場だった僕が壇上に上ってるのだから、たいした話もできず、ずいぶん冷や汗をかきました。 安全会はPTA活動を後ろから支える為の組織であることは伝わったかなぁ…。
 親子安全会は見舞金制度を主軸としてさまざまな活動を行っています。 県PTA総会の講演会もこの会の主催です。 来年(6/2)の講師もほぼ決まりました。 アッと驚くような方が登壇しますのでお楽しみに…。
 きょうは白っぽい厚手木綿に茶の半衿、辛子の角帯に焦げ茶の袴、白茶の足袋です。
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2006年11月28日(火)  No.1226

女湯にのぞき窓
 現在旧城端市街地には昔ながらの銭湯が2つあります。 宮の湯とラジウム温泉(吾妻楼)です。 残念なことに桂湯はご主人がご病気で廃業されました。 銅板葺きの大正レトロな建物でとてもイイカンジで、おとましかったのですが、先日より奥さんとお友達が「手作りの店 桂湯」として再オープンしています。
 店前の短冊になにやら書かれています。
「女湯に のぞき窓ある 元銭湯 ちょっとのぞいて 見てください」 ・・・で言われるままに女湯(右写真)をのぞくと… 中はご自分の目でどうぞ。
 きょうは作務衣の下にタートルネック、腰板無しの木綿袴で居合道風
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2006年11月27日(月)  No.1225

札つきのカニ
 きょうはフラワーカード会の交換会です。 メインは毛ガニなので、その名もカニバル…。城端では定着しましたが、他地区の方はその名に驚くことでしょう。
 毛ガニ以外にもリンゴ箱、みかん箱、駅弁、インスタントラーメンの交換(左写真)。 さらにカニのポイント入札も行ってます。 右の写真をご覧ください、「富山県新湊漁港」と名札をつけたでっかいズワイガニが入札を心待ちにしております。 3000pt(ポイント)くらいで落札されました。
 城端のほとんどのお店が加入しているフラワーカードは100円に1pt発行し、1pt=1円換算で買物に使えます。 さらにポイントをためることでイベントや交換会にも参加できるんです。 年会費も登録も不要で期限もありませんから、城端地域以外にお住まいの方もご利用になってます。 まだお持ちでない方は「フラワーカードお願いします」と加盟店でお申し出ください。
 きょうは茶縞ウールの下は黒のタートルネック、帯無しでロング前掛です。
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2006年11月26日(日)  No.1224

いぬの根付
 以前ネコの帯留めを彫っていただいた世古口(せこぐち)幸美さんに根付けを彫ってもらいました。 今回はイヌと丸くなった猫です。 緻密で可愛いのでおすすめです。
 NHKの「小路の街並み」が他県でも放映されたようです。 沢山の方が「見ましたよ〜、通らせてね〜」とつづらこみちを通っていかれます。 とても嬉しいのですが、わざわざお声かけいただかなくても、すーっと通ってくださって結構ですよ。
 きょうはグレー縞の伊勢木綿に薄グレーの半衿、黒の角帯にチャコールグレーの袴です。
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2006年11月25日(土)  No.1223

ショール&ストールフェア
 寒くなりました、朝晩だけでなく、日中も。 店内にお洒落なショールやストールを展示しています。 防寒上の利点はもちろんですが、体にまとうショール一枚で印象は大きく変わるものです。
 また衿からの体温が逃げるのを防げれば、きものはかなり暖かい衣類です。 手織りで一点もののストールはいかがでしょうか?
 きょうはネップの入った木綿に柄半衿、辛子の角帯に帆布の袴です。
 朝、学校にかかる大きな虹を見ました(写真をクリックすると拡大)。 なにか良い予感がします。
 北日本新聞の「越中富山ふるさとチャレンジ」問題に挑戦しました。 全100問を見直し無しで30分足らずで終了し、自己採点は72点、ぎりぎり合格圏内です。 ふっふっふ楽勝ですね。
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2006年11月24日(金)  No.1222

箏+ピアノ=ジャズ
 今日の日記は二本立て。 ジャズピアノ+弦楽四重奏+邦楽(箏)の珍しいコンサートがあるというので高岡市民会館へと向かいました。 「木住野佳子トリオwithストリングスmeets黒川真理」という長大なネームがついてます。
 第一部は木住野佳子(きしのよしこ)さんのオリジナル曲。 二部が箏の黒川真理さんとの共演です。 弦楽四重奏は県内ゆかりの若い女性ユニット(vn嶋 志保子さん、櫻井涼子さん、va守護菊野さん、vc鹿野有子さん)です。
 ジャズにボサノバ、はたまたクラシック、さらに邦楽…となんでもありでしたが、不思議と調和がとれていて完成度の高いコンサートでした。 特に今回の為に作られた「月の幻想曲」(黒川さん)と「雪待月」(木住野さん)は、曲も演奏も素晴らしかった。 木住野さんが片山瞠山さんとの共演の為に作曲したという「風の情景」もかっこ良かったし。
 黒川さんのソロ演奏にも驚かされました。 「え〜っ!こんな凄い人が富山県内にいるの?」って感じです。 一瞬主役(木住野さん)を喰ってたような…。
 演奏会終了後にサイン会があり、少々お話をすることができました(写真)。 僕のきもの姿を見て木住野さん「素敵な・・・」『言葉に詰まるほど変ですか(笑)』「・・・」 きょうのいで立ちは青い縞ウールに地紋のある半衿、黒の角帯に灰黒の袴、紺の足袋、…やっぱりヘンな人ですね。
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2006年11月23日(木)  No.1221

土徳の里 南砺
 じょうはな座で映像作品「土徳の里」完成記念フォーラム 〜土徳五人集 ふるさとを語る〜 を拝聴しました。 「合併間もない南砺市を繋ぐのは民藝運動であり『土徳(どとく)』がキーワード」と南砺ヨスマ倶楽部が企画した催しです。
 前半は「土徳の里」(部分)上映会。 2年がかりで撮りためた南砺の風習や人物を90分余に編集し、小林綾子さん(おしんの子役)のナレーションで繋いでいきます。 とても密度の濃い作品で、早速予約注文(5,000円)しました、12月に手元に届くそうです。
 で、フォーラムですが、今回のパネラーは凄い方々が揃いました。 富山和子さん(日本福祉大学教授)、西頭徳三さん(富山大学学長/福光出身)、太田浩史さん(大福寺住職)、金田章裕(京都大学教授/福野出身)、木村宣彰さん(大谷大学学長/城端出身)。 このメンバーですから、話が面白くないわけがありません、内容もかなり深かった。 あっという間にタイムオーバー、少なくともあと1時間は欲しかったなぁ…。 聞き逃した方は11/29の北日本新聞朝刊に発言録が掲載されるそうなのでお楽しみに。
 フォーラムを聴きながら、いつものようにいろんなことを考えておりました。 ふと「つごもり大市」「しだれ桜まつり」「彩菜まつり」の違い…というか棲み分ける方法に気づいたので実践してみます。
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2006年11月23日(木)  No.1220

気の置けない仲間
 若い頃「てらまいるど」という城端のタウン紙(フリーペーパー)を発行してました。 毎月1回10年以上続いたので、バックナンバーは城端図書館のどこかにあるかな?
 現在、メンバーはそれぞれの分野で頑張っています。 転勤から戻ってきた人がいるので、歓迎会を兼ねて数年ぶりに寿司恵さんで飲むことになりました。
 職場が変わった者、父親になった者、外見に多少変化があった者…、年相応の人生を歩んでいます。 どれだけ語り合っても話はつきません。 いいですね昔ながらの友人って。 また近いうちに集まりたいと思います。
 ヤンキース松井秀喜選手のユニフォームの前で記念写真をパチリ。
 きょうは茶縞のウールに茶の半衿、辛子の角帯に焦げ茶帆布の袴、茶色の足袋に鼻緒を修理した右近下駄。 ブラウンおじさんですね。
 帰って録画しておいた「小路の街並み」を観ます。 うげっ!まっで出ずっぱり…。 しかもつづらこみちがあったから観光ガイドグループ「機の声じょうはな」が設立されたと誤解されそうだし…。 違うんです、機の声は観光協会の勉強会で集まった有志を中心に自発的に結成されたグループです。 日々研鑽を重ね、お客様の満足度が高いガイドを心がけておられます。
 それはそれとして、さすがプロカメラマン、視点が違います。 僕も気づかなかった城端の良さが存分に映ってました。 また新たな小路の魅力を発見した気がします。
 ちなみにこのカメラマンリポートは中部6県で順次放映されるそうです(日時未定です)。
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2006年11月22日(水)  No.1219

小さな町へ、小さな旅
 新潮社の「旅」という名の女性誌(毎月20日発売)1月号(No.956)に城端が掲載されました。 「小さな町へ、小さな旅」というコーナー vol.14は井波&城端特集です。
 城端はぶらぶら歩いて楽しい町と紹介され、市街地のさりげない見どころや、美味しい店が写真付きで載ってます。 詳細なマップ付きなので、雑誌片手に散策する方もいらっしゃるかも…。

 きょうはとっても良い天気。 伊勢木綿の下は、黒い木綿のタートルネック、ギャルソンエプロンの軽装です。
 お客様に「居合道の見学に来ませんか?」と誘われました。 『相手の力を利用して投げるんでしたっけ?』と訪ねると、「それは合気道です」とバッサリ切られました(笑)
一昨日の日記に書いたNHKの番組は22日午後6時に延期となりました。 ご迷惑かけて申し訳ありません。 
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2006年11月21日(火)  No.1218

初公開!城端小学校北棟
 来年3月に完成する城端小学校特別教室棟(北棟)を見学させていただきました。 先生方の視察にひだまりくらぶの会員とPTA執行部が混ぜていただいた形です。
 左写真は多目的ホール。 扇状の吹き抜けの部屋で、工夫次第でまさに多目的に使えそうです。 地域開放も視野に入れているので、この部屋が要になると思います。
 右はPTA室。 入口にあるので、北棟の管理室としても使えると考えています。 ひだまりくらぶも利用します。
 この他に理科室、図工室、音楽室、家庭科室、生活科室(和室)、図書室、CP室、特別活動室(読書・小ホール)、郷土歴史コーナーがあり、グラウンド側に25mプールと更衣室が建設中です。 北棟と南棟が意外と近いので一体感があります。
 ハードは素晴らしいので、小学校が城端地域の核施設となるにはソフト面での運用が鍵です。 図面だけでなく実際に建物を見たら、具体的なイメージがわいてきました。 この場を利用して何ができるのか考えるだけでワクワクします。
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2006年11月20日(月)  No.1217

「小路の町 城端」をアピール
 城端は坂の町であると同時に小路の町でもあります。 そう考えているのは僕だけじゃ無いようで、NHKの取材をうけました。 坡場や荒町、川島周辺を歩いて小路の魅力を語ります。 上手く話せなかったのが口惜しいですが、思いは伝わるかなぁ…。
 前日に「秋の城端 裏道めぐりとシルク三昧散策会」の様子も撮影してるので、あの人もこの人も映ってるかもしれません。 店の中に小路を作ったこだわりに免じて(?)「つづらこみち」も収録してくださいました。
 11月22日(水)18時 NHK総合テレビのローカル枠で「シリーズ・街並み(富山)/小路の街並み」が放映されます。 4分間ですが中部6県に流れるそうです。 ご覧になった方が城端を訪れてくださると嬉しいです。
 きょうはグレー木綿の袷に黒半衿、、黒の角帯にグレーの袴、グレーの足袋です。
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2006年11月19日(日)  No.1216

祖母の遺産
 従兄弟が男物の紬着尺を譲ってくれました、祖母が贈ったものだそうです。 素直に嬉しいです。 仕立てて大事に着たいと思います。
 2年目のPTA会長の任期も残すところ4ヶ月余り、まだ未達成の事業もありますが、ケジメはつけなくてはいけません。 そろそろ次期会長の人選を考えなくては…。
 まず子どもたちのことを第一に考えてくれる方、そしてできれば活動方針をある程度引き継いでいただける方、さらに僕ができなかった分野を目指せる方が望ましいと考えています。 捜せばきっといるハズです、熱意を持った人が。
 きょうは厚手の木綿に柄半衿、辛子の角帯に焦げ茶の袴です。
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2006年11月18日(土)  No.1215

美しい連鎖反応
 午後から城端中学校合唱コンクール昨年の誓い(?)通り今年も参加しました。 平日開催にも関わらず、じょうはな座は開演前から満員です。
 1年、2年、3年と発表が進むうちにレベルが格段に上がります。 今年のトリをつとめた3年2組の歌声には鳥肌が立ちました。 ビデオを撮るのを忘れたので、うちの子が所属する2年1組の「明日へ」を聴いてやってください。
 「上級生の素晴らしい合唱を聞いて、『来年は僕たちも!』と発奮したのが、今年の3年生です。 1、2年の皆さんも頑張ってください」と宇野先生が講評されました。 確かに3年生は昨年と比較して飛躍的に上達しています。 この美しい連鎖を大事にして欲しいなぁ…。
 我がPTA合唱団の出番は3年2組の次なので、ちょっと辛かった…、正直言って不本意なデキです。 来年こそは…とリベンジを誓うのでした。
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2006年11月17日(金)  No.1214

免許証は和服で
 五年ぶりの免許の書き換えに富山市へと向かいました。 従前のように砺波市で更新できなくなったのが残念です。
 帰り道、とやま産学官交流会2006に参加しました。 普段接することのない「学」から得るヒントがあるかも…と考えたんです。 会場の壁面はパネルで埋め尽くされています(左写真)。 スーツ姿の大学生が一所懸命説明してる姿に好感を持ちました。
 基調講演(右写真)は「産学官連携による地域産業イノベーションと活性化」 講師は味の素株式会社顧問 山野井 昭雄氏。 産業界から学会へのわかりやすいお話でした。
 分科会は「環境とバイオ」を選択し、(1)「不斉還元バイオプロセスによる高効率な光学活性アルコールの生産」富山県立大学 工学部生物工学科 教授 伊藤 伸哉 氏。 (2)「第一ファインケミカル(株)における酵素を用いた物質生産」第一ファインケミカル株式会社 技術部 主査 和田 浩一 氏。 (3)「酵素機能とエレクトロニクス機能をつなぐニューバイオセンサの開発」富山大学 大学院理工学研究部物質生命システム工学科 教授 篠原 寛明 氏。 (4)「VOC汚染に対するバイオレメディエーション」エコサイクル株式会社 研究開発部 技師 山口 重徳 氏。 の20分ずつのプレゼンテーションを拝聴します。 頭はフル回転だったんですが、正直言って理解できませんでした。 でもいつもと違う脳の部分を働かせた気がします。
 きょうは結城の細糸を使った縞の紬に、薄茶の半衿、黒の角帯に御召袴、薄茶の足袋。 むろん免許証はこの姿で写ってます。
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2006年11月16日(木)  No.1213

城端教育振興会 準備会発足
 先月のPTA東陸大会で山上孝司先生と神川康子先生にお願いしておいた資料が届きました。 朝食摂取と子どもの転倒や気分の変化、積極性、イライラ感、情緒、不登校感情、自己肯定感との関連。 やはり総てにおいて摂取した子に良い値が出ています。 内容についてはタンパク質(卵、大豆、肉、魚)を摂取した子のほうが優位な値が出ました。 また睡眠時間と、情緒不安定、集中力の低下の関連も明確に現れています。
 これで「生活習慣の乱れと危険察知能力の低下」が関連があると実証できました。 自信を持って今年の活動方針を掲げます。(資料は整理して後日掲載します)
 夜は城端教育振興会準備会。 これまで何度も会議をし、ようやく正式に発足しました。 いろんな立場の方のアドバイスを受け、会の目的を崇高で範囲の広いものにし、事業内容を修正します。 当初思っていたよりさらに望ましい会(地域と学校を繋ぐ組織)の認識を共有できました。 
 会長もご承諾いただき、アクションあるのみです。 必要性がはっきりしてる組織作りはやりがいがあります。
 袴腰が白くなりました。 そろそろ冬支度をしなくては。 きょうは木綿の袷に茶色の半衿、木綿袴です。
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2006年11月15日(水)  No.1212

交通安全教室
 午後から小学校の学習参観。 五時間目を見た後にPTA親子安全教室です。 2年続けて不審者対策だったので、今年は交通安全の指導を南砺署にお願いしました。
「車は急に止まれない」ことを見せる為に、人形をつかっての衝突実験。 人形がはね飛ばされた姿(左写真)は子どもも親もショックだったようです。 衝撃のムービーをご覧ください
 続いてヘルメットの有用性を示すため、スイカを使っての落下実験(右写真をクリックすると拡大)。 ノーヘルのスイカは無惨に砕けました(左下)が、ヘルメットがあると衝撃から完全にガードしています(右下)。 言葉は無くとも子どもに伝わったと思います。 安全講習会に全校児童とほとんどの保護者が参加してくださいました。
 その後教室に戻って学級懇談会。 特にテーマはないのですが、各学級委員の司会でクラス毎に様々なことを討論なさったようです。 僕は長女のクラスに参加しました。 イジメのこと、学習のこと、親子関係のこと…etc.フランクに話せる関係は大事にしたいです。
 保護者のみなさんと話をお聞きするうちに、あるヒントをいただきました。 「また余計なことを…」と言われるかもしれませんが、ちょっと取り組んでみます。
 最後に安全環境委員に集まっていただき、いままで保護者からいただいた危険箇所等に対する回答方法を検討します。 ほんと良くやってくださってます、この時期にスイカを準備してくれたことにも感謝です。
 きょうは青縞ウールに黒の半衿、黒の角帯に灰黒の袴、黒のタビックスです。
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2006年11月14日(火)  No.1211

幸せな休日
 良く晴れた休日。
 朝、小学校から帰ってきたらBSハイビジョンで「セルゲイ・ハチャトゥリアン・バイオリン・リサイタル」を再放送していました。 初めて聴く演奏ですが、素晴らしいです。 音色がきれいで、音がくっきりしていて、それでいて表現力豊か。 感激してしばらく固まってしまいました。
 昼食は幸ずしさんですしランチ(880円)。 とってもお得感があります。
 午後はこたつで映画鑑賞、うたた寝しながら観られるのでgoodです。
 夜、子どもたちを寝かせた後は夫婦で「のだめカンタービレ」、毎週月曜のお楽しみです。
 う〜ん、今日も幸せな休日でした。
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2006年11月13日(月)  No.1210

初公開?パソコン切り絵の技法?
 彩菜まつり二日目、残念なことに今期一番の寒さです。 午前中の人出はパラパラ…でしたが、昼頃になって家族連れやグループが増えてきて「まちなか名人スタンプラリー」にエントリー。 嬉しいことに「パソコン切り絵名人」を訪ねてくる人もいらっしゃいます。 短時間でしたが、濃いお話ができました。
(1)晴天の日に下図を撮影し、白黒の判別をしやすくするため、画像処理ソフトでコントラストを上げ、さらに輪郭をシャープにする。
(2)Adobeイラストレータに取り込み、レイヤーで黒い紙(ベース)をつくり、拡大した下図を見ながら白で切り抜く。
(3)切り絵として切るときに落ちないように、黒い部分が単独にならないように気をつける。
(4)自然界に直線の物体は無いので、人造物との対比になる。
(5)全体のバランスを考えて、白いところを黒くすることもある。
 …など、得意になって語らせていただきました、楽しかったです。 他の名人の話はどうだったかなぁ…。
 きょうは茶縞ウ−ルの下はスタンドカラーシャツ、このままではオジジルックなので、帆布の袴を着用し、黒の角帯に黒繻子足袋です。
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2006年11月12日(日)  No.1209

ドングリ講習会延長します
 なんと彩菜まつり初日はあいにくの雨模様です。 ちょっと肌寒いのですが店内にはちゃんとお客さまがお越しになってます。 左写真は『古布に魅せられて!』の様子。 古布や織物好きな方が集まって、語り合ったり美味しいものを食べたり…楽しそうです。
 当店の『古布で作るドングリブローチ』も「可愛い」と好評です(右写真)。 評判がいいので、明日(12日)も開催することにしました。 予約無しでOKです。 お気軽におこしください。
 明日は南砺総合高校芸術文化発表会がじょうはな座であり平高校郷土芸能部の舞台披露もあります(無料)。 体験メニューもさらにたくさんありますので、天候に関わらずお越しください。 人気の「そば打ち講習会」も明日の午後は余裕があるそうです、ソバ好きな方いかがですか?
 きょうは木綿袷に黒い半衿、黒の角帯に灰黒の袴、灰色の足袋です。
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2006年11月11日(土)  No.1208

ひだまりくらぶ昼休みも
 ひだまりくらぶが中休み(10:20〜40)に加えて、昼休み(13:00〜30)の活動を始めます。 予定では10月スタートでしたが、熊対策の集団下校を余儀なくされ授業時間確保のため活動を見合わせました。
 子どもたちも窮屈な思いをしていたようで、晴れた日には芝生の校庭を走り回ってます。 ひだまりくらぶも少し長い昼休みで、のんびりした活動ができれば良いなと考えています。 急がずせかさず息の長い活動を続けたいです。
 きょうは白茶にネップが入った木綿に柄半衿、辛子の角帯に焦げ茶の袴です。
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2006年11月10日(金)  No.1207

まちなか名人スタンプラリー
 週末は「なんと彩菜まつり」のメイン開催日、新企画の「まちなか名人スタンプラリー」のチラシが刷り上がりました(クリックすると拡大)。
 「木工芸名人」「模型飛行機名人」「金魚名人」「ボジョレーヌーボー蘊蓄名人」「パソコン切り絵名人」「粗食名人」「ゆる織り名人」「城端塗りの語り名人」「パソコントラブル名人」「カラオケマスター」「炭火名人」「(ヤンキース)松井名人」「城端蒔絵謎解き名人」「健康法名人」「庵唄名人」「むぎや迷人」etc.  隠れた名人もいます。
 怪しげな名人の話を楽しみながら商店を回り、1000円の買い物をするだけで、空くじ無しのガラガラができます。 一等:コシヒカリ5Kg、二等:クアガーデン「ジョウハナーレ」または「浪漫亭」食事券、三等:果物など、いかにも城端らしい景品ですね。
 体験メニューも沢山あるので、どうぞご利用ください。 ちなにみ当店の体験メニュー「古布で作るドングリブローチ」は当日受付もOKです(500円)。 まずは見学におこしください。
 きょうは青いウールの下はスタンドカラーの久留米絣、黒の角帯に帆布の袴で金田一探偵風?
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2006年11月9日(木)  No.1206

朝夕が賑やかに
 11月1日以来、城端では熊の目撃情報は絶えていて、集団登下校も休止しています。 それでも用心にこしたことはありません。 もし熊を目撃、もしくは痕跡を発見された方は、すぐに市役所に一報をお願いします。
 熊と遭遇しそうな地域児童に熊よけ鈴(ベル)を南砺市教育委員会が貸与してくれました。 今まで学校側で手配した小さな鈴を身につけてましたが、あまり大きな音で鳴らなかったんですが、今度の鐘は澄んだ高い音がします。 僕の耳でもかなり遠くから聞き分けられるので、野生の熊ならきっと避けてくれることでしょう。 登校時がさらに賑やかになりました。
 きょうは伊勢木綿に黒の半衿、黒の角帯に灰黒の木綿袴です。
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2006年11月8日(水)  No.1205

城南ドームでバレエレッスン
 南砺市城南屋内グラウンド(通称 城南ドーム)がオープンして1ヶ月。 日頃スポーツには縁がないので本日初めて中に入りました、フィットネスルームを借りる娘の自主練習の付き添いです。
 機具の使い方をインストラクターのおねえさんが親切に教えてくださいました。 おにごっこくらぶの子どもたちはアリーナを使って走り回ってます。 立冬の名にたがわず外はミゾレ混じりの荒天ですが屋内は明るくて快適で、フィットネスルームの施設も申し分ありません。 あとは滑り止め用のリノリウムマットさえあれば…。
 南砺市民ならクラブJoyの年会費大人3,000円(現在サービス期間中2,000円!)、小中学生1,500円でほとんどの施設が使い放題! これは登録しないテはないですね。
 きょうは茶色のウールに茶色のだまし半衿、辛子の角帯に帆布の袴を×結びにして、茶色に染めたネル足袋です。
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2006年11月7日(火)  No.1204

休日は命の充填
 「第五十三回 日本伝統工芸展」を見に夫婦で金沢へ出かけました。 石川県立美術館は月曜休館ですが、きょうは会期中なので開いてます。 さらに染織部門の鑑査委員でもある友禅作家の二塚長生(ふたつかおさお)先生の解説があるんです。 これは行かねば!
 二塚先生は入選作品のひとつひとつを、裏話も交えて丁寧に1時間かけて解説してくださいました。 会場にはきもの姿の方がたくさんがお越しで、サブライズは二塚先生の訪問着をお召しになった素敵な女性が偶然居合わせたこと! 陶芸作家さんだそうですが、これには会場が湧きました。
 美しい物を見ると体の奥が震えます。 今回、日本工芸界総裁賞を受賞した石田知史さんのガラス工芸パート・ド・ヴェール線刻文筥「草原を行く風」の美しさに呼吸が止まりました。
 僕が息をのんだ作品を列記します。 文部科学大臣賞土屋順紀さんの紋紗着物「月下渓韻」、鈴田滋人さんの木版摺更紗着物「未央花」、坂井 修さんの京友禅「秋光」。 そして山本浩彩さんの陶芸「焼締窯変茜壷」の茜色、篠原 傑さんの木工「栃杢八稜筥」の深み、日枝玉峯さんの「横長硯」のデザイン。 内野 薫さんの木地蒔絵箱「夏方」には夫婦で感嘆の声を上げました。 どれもみな素晴らしい。
 城端の作家さんも4名が入選されています、棚田修作さん(陶芸)、山下郁子さん(紬着物)、小原好喬さん(漆芸)、細川 毅さん(木工)。 一万人に満たぬ町でこれは凄いことです。
 きょうは小豆色の紬に薄茶の半衿、黒の角帯にお召袴です。
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2006年11月6日(月)  No.1203

月見の芋煮会
 朝8時から「ふるさとを美しくする運動」に子どもと参加しました。 南砺市民総参加「合併記念ふるさと美化強化月間」だそうです。一体全体なんのことだかよくわかりません。
 西上は別院の落葉を集めました。 広い境内に散乱した多種多様な落葉ですが、そこは人海戦術の強み、いつの間にかキレイになってます。 僕は小一時間、何も考えることなく無心になれたのが新鮮な驚きでした。 熊手で落葉集め…ハマりそうです。
 夜はご褒美(?)として町内主催の芋煮会があり、満月を愛でながら秋の夜長を楽しんだのです。
 きょうは青縞ウールに黒の半衿、黒の角帯に灰黒の袴、紺の足袋です。
2006年11月5日(日)  No.1202

いじめ<イジメ<苛め<虐め
 学習発表会の一週間前に描き上げた危険箇所看板10枚を、PTA安全環境委員会であちこちに立てて回ります。 「星のしらせ」「集団登校の街頭安全指導」通達の裏面などで、昨年気づかなかった現場の情報をいただきました。 ありがたいことです。
 設置してる時、近所の方が「子どもが死なないと看板たたんか…」とポツリとつぶやかれました。 正直ショックでしたが「子どもたちが危ないことしていたら叱ってやってください」とお願いしてきました。
 危ないとわかっているのにアクションを起こさないのは大人の責任放棄です。 子どもの危険察知能力向上と大人の働きかけの両輪で事故のない地域にします。
 夜7時からETVワイド「いじめを考えよう」を家族で見ました。金曜かきこみTVの特番です。 いじめられる子・虐める子・教師・親、さまざまな意見が紹介され、結論は出ませんでしたが、『いじめはダメ!と「真剣に」子どもに伝えなくちゃいけない』というメッセージは発せられました。 これだけでもオンエアした意義があったと思います。
 いじめを無くすには、学校だけじゃなくて家庭での親子の関わり方が重要だと、僕は感じています。 イジメの根は深いのです。 親の前で良い子ぶる小学生を何人か知ってます。 その親は我が子のもうひとつの顔にきっと気づいてないでしょう。 家庭は子どもが素になれる場であるべきだし、子どもを守る最後の砦であって欲しいと願ってます。
 きょうはグレーの木綿袷に焦げ茶の半衿、黒の角帯に焦げ茶の帆布で作った袴、白茶の足袋です。
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2006年11月4日(土)  No.1201

ついに完成オッチャン機
 まちづくりグループ繭が半年前から取り組んでいたコンパクトな高機がようやく完成しました。 その名もオッチャン2号!(織っちゃん?) 「かわいい織機」という意味と、オジさんが製作に関わったから…というのが名の由来だそうです。 現在四号機までが生産ラインに乗っていて、間もなく完成するんだとか。
 コンパクトでウチの軽四(ワゴンR)に載りますし、狭い通路も楽々通れます。 軽いけど、造りはしっかりしていて、カスタマイズもいろいろできそうです。 さっそく母は裂織を試していました。
 彩菜まつり最終日まで店内にありますので、触れてご覧ください。
 きょうは白茶の厚手木綿に茶系格子の半衿、黒の角帯に焦げ茶の袴、白茶の足袋に右近下駄です。
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2006年11月3日(金)  No.1200

彩菜まつりのメニューが出揃いました
 なんと彩菜まつり(11・12日)が近づいてきました。 今年も「食と体験メニュー」盛りだくさんで、お待ちしております。
 11日は店内で「古布で作るドングリブローチ」教室を開催します(写真をクリックすると拡大)。 ご予約いただくとありがたいですが、無くても大丈夫です。 まずは気軽に見学からどうぞ。
 市街地で新たに「まちなか名人スタンプラリー」を企画しました。 城端にどんな名人がいるか??お楽しみに。 ちなみに当店には「パソコン切り絵名人」「粗食名人」「ゆる織り名人」が居ります。
   なんと彩菜まつり 催し一覧 >>>
 きょうは伊勢木綿に黒の半衿、帯無しでギャルソン前掛です。
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2006年11月2日(木)  No.1199

学校訪問研修会
 年に一度小学校の学校訪問研修会があります、授業について教育事務所から指導助言を頂くのだそうです。 門外漢ではありますがPTA会長として招かれました。 スーツ姿のおじさんたち(失礼)が教室の後ろにいるので、子どもたち(先生も?)は緊張してるようです。
 いくつかの授業で、城端小学校が目指す「子どもが、他とかかわりながら自分の学びをはぐぐんでいく授業づくり」の片鱗が見えました。 教師が一方的に進めるんじゃなく、行きつ戻りつ・子どもたちが自分で考え・多様な意見を聞き・理解が深まるのを待って、ようやく次に進むんですね。 なるほど授業はこうやって進行するんだ。
 脱ゆとり教育が叫ばれてますが、僕はゆとり教育の理念は間違ってないと思います。 ただ “ゆとり” とは名ばかりで、先生も児童も忙しすぎる現状をなんとかせねば…。 研修も大切ですが、先生方は準備に追われていらっしゃいました。本末転倒の気がします。
 また最近、教育委員会を解体せよとの意見もあるようですが、教育を国や自治体の直轄にするのはちょっと怖いです。 首相が変わるたびに、教育の指針が変化しそうで…。 現状のままで良いとは思いませんが、子どもの教育については早急な変化と結果を求めず、時間をかけてゆっくりと熟成するように育んでいただきたいです。
 ひだまりくらぶも久しぶりに再開し、大賑わいでした。 けん玉名人を発見!これはビックリ。 初ケン玉体験だそうです…子どもの集中力は凄い。
 きょうは青縞のウールに灰色の半衿、黒の角帯に灰黒の袴、灰黒チェックの足袋です。 妻は芸文協の受賞パーティーの壁の花だそうで、草木染めの色無地に倭文幡(しずはた)の織九寸です。
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2006年11月1日(水)  No.1198


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