秋麗展の仕度が整いました。 今回のテーマは「美しいものに囲まれ、からだに優しいものを食べながら、秋の一日をリフレッシュしよう」です。 岡倉天心著「茶の本」茶の宗匠にこんな件があります。 He only who has lived with the beautiful can die beautifully. The last moments of the great tea- masters were as full of exquisite refinement as had been their lives. Seeking always to be in harmony with the great rhythm of the universe, they were ever prepared to enter the unknown. The "Last Tea of Rikiu" will stand forth forever as the acme of tragic grandeur. (和訳)美とともに生きた者のみが、美しい死を迎えられます。 偉大な茶人達の最後の瞬間は、その生涯と同じようにこの上なく風雅なものでありました。 常に宇宙の偉大なリズムと調和して生きようと努めながら、いつでも未知の旅へ出発する覚悟が出来ていました。 ーーーーーーーーーーーー 別に常に死を意識してるわけではありませんが、ちゃんとしたモノに囲まれて生活したいと最近強く思います。 「美しいモノは命を美しくふるわせる」という川崎和男さんの至言を意識しています。 きょうはグレーの木綿袷に黒の半衿、黒の角帯に灰黒の木綿袴、黒地手絞りのタビックスです。 (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
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2006年10月26日(木)
No.1192
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