「美しい装いきよべ」店長のきもの日記 過去ログ2006年9月

鎌倉彫のオリジナル下駄
 久しぶりに「きもの日記」らしい話題をば…。
 頼んでおいた鎌倉彫の下駄台がようやく出来上がりました。 桐素材に彫り模様を入れ→漆を塗り→ツヤを消します。 横から見ると歯の無い舟形です。 普通は二枚歯か右近下駄ですが、この形の方がいろんなカジュアル着物に合わせられると考えました。 カランコロンと鳴りませんので、友人とのお出かけや美術館or観劇orお食事会にどうぞ。
 年配の職人さんに作っていただきましたが「この形は初めて」だそうで、図らずも当店オリジナルになりました。
 もう一種発注した「側面を鎌倉彫にした桜皮張りの舟形下駄」もどこにも無いオリジナル商品です。 詳しくはこちらをご覧ください。
 きょうは伊勢木綿にグレーの半衿、黒の角帯にチャコールグレーの袴です。
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2006年9月30日(土)  No.1166

抜本的なクマ対策を
 熊騒動から一夜明け、小学校は緊急集団登校。 危険エリアを通って一人で歩いてくる児童はおらず、各家庭への連絡はうまく行ったようです。
 早朝より猟友会と市職員の方々が熊追いに出てくださいました。 痕跡は見つかったものの熊の発見には至りません。 しかし「人の匂いをつけたから、これで当分出んやろ」との見解をいただき、ちょっと安心しています。
 市は「熊は山に帰す」方針でワナをしかけました。 しかし毎回対症療法に追われるのではなく、抜本的な解決策が必要です。 どうすればよいか、山に詳しい方にお尋ねしました。
1)手入れを放棄された杉山ばかりになり、密集しすぎて日光が届かず下草が生えることができない。
2)遠目には緑の森だが、実態は他の植生を寄せ付けない貧しい単層林の「死んだ緑地」となっている。
3)「里山を守ろう」と、お金を集めてボランテイア活動(植林)をさせるだけの甘い考えでは、野生動物を養えるだけの山を取り戻すことはできない。
4)本職の人達の力を借りて深山の環境改善を始めないといけない。
5)具体的には、奥山の杉を少しずつ切り倒し(間伐)、地面に日光が届くようにする。
6)杉を一度に伐採すると山崩れが起こるので、少しずつ根気よく。
7)切り倒した杉を運ぶのは(残念ながら)コストが高すぎるので、そのまま放置して肥料にする。
8)数年後には熊のエサとなる実をつける広葉樹が育ち始める。
・・・・・・・・・・・・
 確かに、この方法なら熊と人とが住み分けできるようになります。 里山に防波堤(防熊林?)を作るよりも、互いに遠ざけてバッタリ出会わなくするほうが安心です。 熊が住むべき深山の自然をとりもどさないことには、中途半端に里山を豊かにしても、凶作のたびに人里に熊が降りてきます。
 さらに根が浅い杉じゃなくてしっかり張る広葉樹なら、土の保水力も大きくなり、土砂災害も起きにくくなります。 無用なダムを作るお金があれば山の復元を手助けする方が何百分の一も安くつくし、後世への生きた遺産となるのではないでしょうか?
 きょうは薄黄色&薄緑の文人絣に裂織りの角帯、薄茶の袴です。(写真は一昨年の道谷の様子)
2006年9月29日(金)  No.1165

学校に熊
「城端小学校敷地内ビオトープにて熊の糞を発見」の電話。 まさか!?と耳を疑いましたが、事実です。 昨夜、神明宮のクルミを食べに来たらしい…。
「学校に熊」は非常事態です。
 小学校では当面、集団登校&集団下校をすることになりました。 集団下校は問題ありませんが、集合時間に間に合わず一人になる児童が散見することから「集団登校時、児童がひとりにならぬようご配慮ください」と一文を加えていただきました。
 市の森林政策課の動きは迅速で、猟友会に要請し、翌朝5時半に山田川上流で熊追いすることに。終了予定時刻は朝7時。 とてもありがたいのですが、万に一つも手負いの熊が包囲網から逃れた場合、登校中の児童が危険にさらされる可能性を捨て切れません。 PTAの判断で該当地区の家庭に「乗り合わせて車で」と電話連絡しました。 むろん一人でも取りこぼしては意味がありません。 時間の無い中、安全環境委員会は本当に良くやってくださいました。
 砺波地区の研究会の為、午後は校長以外の教師は全員留守です。 校内に人が足りない…。 困った時に学校に人がいないのは昨年の事故の日と同じです。
 夜の市政懇談会で学校の恒常的な人員不足を訴えましたが、教育長は「事務室が空くなら、教師が降りてこれば? たとえば校長でも…。」と平然と答弁なさいました。 足を運ばないから「現場」を知らないのでしょう。 今回の騒動でもノーアクションです。 危機意識の低さに唖然とします。
 きょうは緑のコサシルクにグレーの半衿、辛子の角帯に薄緑の袴です。
2006年9月28日(木)  No.1164

マンヨウノウタ 〜海を渡った万葉集〜
 今日の日記は二本立て。
 夕刻に城端線に乗って高岡へ、駅前ウイングウイング高岡4階の高岡市生涯学習センターホールで珍しいコンサートがありました。 万葉集が海外で翻訳され楽曲になっている、というのです。 この曲を再び日本で聴こうという趣向です。
 万葉歴史館の新谷秀夫主任研究員の解説によると、パリ万博で日本ブームがおこり、ヨーロッパで和歌が訳され、ロシアの作曲家ストラヴィンスキーが世界で最初に曲をつけたということです。
 第一部はソ連のストラヴィンスキーとショスタコーヴィッチ、それとオーストリアのアイネムが作った小曲を、ベートゲによって訳詩されたドイツ語の歌詞で、日本の古村勇樹さん(高岡出身/テノール)が歌います。ピアノ伴奏は般若葉月さん。 千数百年の時を経て地球を一周して帰ってきたようで凄く不思議でした。
 第二部は無伴奏チェロ組曲「YAKAMOCHI(大伴家持)」 演奏するのはオーケストラ・アンサンブル金沢主席チェロ奏者ルドヴィード・カンタさん。 チェロの低音がホールいっぱいに響き渡ります。 素晴らしい演奏、いい音でした。
 403席の手頃なホールが駅前にあるというのはいいですね。 もっともっと利用されれば…と思います。 会場は満席…とまではいきませんでしたが、大人の観客が平日の夜を楽しんでおられました。 あ、大島をお召しの女性もおられましたよ。
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2006年9月27日(水)  No.1163

クイズ;朝ごはんの効用と生活習慣
 昨年好評だった給食体験会を低学年保護者を対象に開催しました。 本当は全学年でやりたいのですが、場所と食器が足りないんです。 昨年の反省を踏まえ、まず30分間じっくり子どもたちの様子を見ていただいた後、5年生フロアで会食(左写真をクリックすると拡大)、少しずつ薄味にシフトしてるのがわかります。 続けて管理栄養士の香川さんのお話を聞きました。今年はクイズ形式で一段とわかりやすかったと思います。
 以下の空欄がわかりますか? ↓
・・・・・・・・・・・
☆「朝ごはんを食べるとどんないいことがあるの?」
『脳と体にエネルギーを供給し、やる気と集中力を出します。』
◇脳のエネルギーは肝臓に蓄えられた(  ア  )のみ。肝臓の蓄えは、約12時間程度です。
◇朝食は睡眠中に下がった(  イ  )を上昇させ、いきいきと活動を始めることができます。活動と同時に大量のエネルギーを消費し始めます。
◇朝食を食べた人たちは、食べなかった人たちよりテストの成績は(  ウ  )。
◇体を「休息モード」から「活動モード」へ切り替えます。

『肥満の防止にもなります。』
◇一日のエネルギー量が同じ場合、食事回数が少なくなればなるほど体脂肪の蓄積は(  エ  )します。
◇人の持っている日内周期リズムにより、ホルモンのかかわりで、午前中は(  オ  )の分解が高くなり、夜間は(  オ  )の合成を亢進します。

☆「朝食を食べることのできる生活習慣をつくろう!!」
◇キーワードは(  カ  )です。(  カ  )のために、照明・環境・入眠儀式を整えよう。
◇『寝る子は育つ、寝ぬ子は太る』
・・・・・・・・・・・
 朝食の内容について「シリアルでもいいんですか?」と質問したところ、『栄養面ではクリアしてるかもしれないけど、愛情が不足していませんか?』とお答えになりました。 短い時間でしたが香川さんの思いが伝わる良い講演会でした。 お越しになった方は食事とお話のWで満足されたようです。 来年もぜひ続けて欲しいなぁ。
 きょうは白茶の木綿に茶の半衿、辛子の角帯にコゲ茶の袴です。
  解答;ア…ブドウ糖。イ…体温。ウ…良い。エ…増加。オ…体脂肪。カ…早寝。
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2006年9月27日(水)  No.1162

熊警報
 昨夕、城南スタジアム側からスーパー農道を横切る熊3頭の目撃情報が入りました。 山の麓ではしょっちゅう目撃されてましたが、ついに城端中学校のすぐ近くまで降りてきたようです。 中学校は電話連絡網で通達し、部活帰りの遭遇に注意させます。
 昨年は山にエサが沢山ありましたが、今年は凶作だそうです。 一昨年の再来のようで緊迫感がみなぎります。
 今日、小学校は緊急集団下校。 むろん熊が出そうな地区には大人が付き添います。 保護者には注意を喚起する案内を配布し、一人での登校をさせないこと、熊スズをつけること、戸外での遊びを控えることなどをお願いしました。
 PTAでは安全環境委員会を中心に、早朝パトロールをすることにしました。 朝6時半に集まり各々車で通学路や川沿いを巡回します。 人間の存在を知らせ、熊が通学路に出ないようにするのが目的です。 幸か不幸か熊は見つかりませんでしたが、写真でおわかりのようにどこに潜んでいても不思議じゃない状態です。 これから冬まで長い取り組みになりそうです。
 たまたま交通安全期間中で登校時刻に複数の大人が要所要所に立ってくださってるのが心強いです。 ありがたい。
 きょうは片貝木綿に茶の半衿、黒の角帯に焦茶の袴です。
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2006年9月26日(火)  No.1161

話を聞かない女子、地図が読めない男子
 城端小学校5年生は国立能登青年の家で2泊3日の集団宿泊研修をしています。 定休日だったので日帰りでサポートボランティアしてきました。
 昨年はウォークラリーでしたが、今年はオリエンテーリング(初級)です。 8班に分かれチェックポイントを回り、正確さとタイムを競います。 3年前どこをどう通ったのか「海まで行った」班があり、僕は用心のためコースを外れることの無いように見守る係です。
 ラストポイント7にいたんですが、スタートしてあいなく子どもたちがやってきます。 「あれ?どしたが?」『ここ、1でしょ?』「え?違うやろ」と地図を広げ、「ほらそこに池と建物みえるやろ」『あ、わかった!』と走っていきましたが、逆方向…。 ある班はスタート地点に戻ってしまいました。 最後まで会えなかった班もあります。
 この調子では予定時刻までに帰着できない班が続出するのではないかと心配しましたが、全員無事に帰ってきました。 地図を見ることができなくても、帰巣本能はあるようです。たくましい。 元気いっぱいな子どもたちの顔を見るのは楽しいです。
 (タイトルはベストセラーのパクリです。 城端の子はちゃんと話しを聞く子ばかりですよ)
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2006年9月25日(月)  No.1160

ウエスト・サイド・ストーリー
 「本場のブロードウェイ・ミュージカル日本上陸!」と鳴り物入りでスタートしたWEST SIDE STORY(以下WSS)日本公演。 今日の富山で千秋楽を迎えます。 広いオーバードホールをほぼ埋めた人・人・人…。 期待の大きさがうかがえます。
 といいつつ僕はこのWSSにあまり期待してませんでした。 「ミュージカルはハッピーエンドであって欲しい」という願いがあるからです(WSSはバッドエンドですよね)。 でもカーテンコールで立ち上がって拍手しちゃったんです、それはある一曲が素晴らしかったから…。
 トニー役のブライアン・ヒッソンという俳優はあか抜けないクラーク・ケントのようなタイプで踊りも歌も決してうまくはない。 「え?(彼が主役?)」と最初思ったんですが、“Maria”を歌う表現力にポロリと涙がこぼれました。もうこれだけでいいんです。 今回のWSSの評価は分かれると思いますが、この“Maria”はスタンディングオベーションに値すると僕は思いました。
 細かく見ると、あれれ?な部分はいっぱいあります。 マイクを頭の上からつけてるのは変というより雑だったし…。 主席バイオリニスト(日本人)がマスクをしてて(風邪?それとも花粉症?)調子が悪そう(それでもソロパートは素晴らしい音色を奏でてました)。 演出は「あれれ?」だったし、ダンスも「んん?」、歌も「ほげ?」
 でも、圧倒されるような身体表現は日本人では無理かもしれない。 劇団四季のレベルは総じて高いけど、ぐっと来るものが弱いかなぁ…。 その意味ではブロードウェイを満喫できました。
 今日は生成りの揚柳木綿に柿色の半衿、辛子の角帯に焦げ茶の袴、桑染の足袋です。 きもの姿の方は見当たらなかった…残念。
2006年9月24日(日)  No.1159

N291 Iwaki 岩城信嘉 展
 城端在住の立体造形作家岩城信嘉さんがEARTH WORK 作品No16 を手がけるというので、子どもと一緒に岩瀬浜へ出かけました。 「影の一日を描く」という副題がついたこの作品は、朝8時に両手を広げた岩城さんの影をなぞり柴木を敷き詰め、1時間毎に影と変化を撮影、午後4時に足元から火をつけ一気に灰にするというパフォーマンスです。
 火をつけた様はまさに荼毘の情景です。 強風に煽られて、一気に燃え尽きました。 集まった数十人は声を無くして見つめています。 焼け残った灰(右写真)は、屍体というよりも、デスノートの死神レムに見えました。
 僕はこの作品に「生」の儚さよりも「死」の畏怖からの開放をイメージします。 勝手な解釈をして岩城さんにヤメかれそうですが…。
 ところで、左の写真に小さく写ってるのは? そうです、うちの子です。 砂浜を掘って遊んでるだけなんですが、世界のIwakiと張り合ってるみたいで…ハハハ。 すみません、物怖じしない子で。
 岩瀬の町を散策した後、ライトレールに乗って富山市体育館へ。 いいですね〜岩瀬の町も、ライトレールも。
 ディズニー・オン・アイス「ファインディング・ニモ」を観て子どもは大喜びです(…僕はちょっと寝ました)。 ニモの帽子をもらってご満悦。
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2006年9月23日(土)  No.1158

北野天満宮の牛
 城端の北野天満宮は菅原道真を奉ってますが、昔は直海山海乗寺という真言宗の寺院で、山岳信仰の密教修験者たちの拠点だったと言われています。
 この天満宮にある宝物のひとつに「牛の瓊(たま)」があります。 利波川から神殿に向かって突進する黒牛を、海乗上人光全が撃ったとき、不思議なことに牛は瓊だけを残して消えたんだそうです。
 この瓊は現存します、僕も見ましたが握りコブシくらいの大きさでした。 球や玉じゃなく、なぜ「瓊」なのでしょう? 私見ですが、農業神でもある瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)にあやかった?気がします。
 さて天満宮境内には黒牛と写真の石像の牛が2頭奉られています。 お茶目な牛で、サングラスを頭に乗っけてました(写真をクリックすると拡大)。
 きょうは紺のコサシルクに生成りの半衿、黒の角帯に青灰の麻袴です。
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2006年9月22日(金)  No.1157

金木犀の香り
 城端のいたるところでキンモクセイのいい匂いがします。 毎朝通う神明通りでもふと気がつくと咲きほこってました。 子どもたちも気づいてるかなぁ…。
 きょうは縞の伊勢木綿に黒の半衿、帯無しでギャルソンエプロンです。
 昨夜、春風亭昇太さんが落語の枕で「ふたば牛乳」について触れました。 「日本中のスーパーどこにいっても同じだけど、他に無いのはこのふたば牛乳」と。
 味についてはなにも言わなかったんですが、実はここの低温殺菌牛乳は絶品なんです。 しかし親会社が代わり、牛乳瓶の宅配をやめました。 悲しいことに今月末で低温殺菌牛乳もやめて、すべて高温殺菌に切り替えるとか。 非常に残念です。
 酪農家の思いを込め、補助金も含めた巨費を投じてわずか4年前に設備を作ったばかりなのに…。 今後あの大きな工場は何に使われるんでしょうか。
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2006年9月21日(木)  No.1156

噺家のきもの
 楽しみにしていた「昇太・たい平 二人会」を聴きにじょうはな座へ。 テレビ・ラジオに引っ張りだこの「春風亭昇太」「林家たい平」の共演とあって会場は大入り満員です。 期待も大きく開演前から客席がソワソワしています。 僕は前から3列目中央というとても良い席が取れたので、落語だけではなく噺家のきものにも注目していました。
 まず前座をつとめたのは立川笑志さん。 「寿限無」をそつなくこなしてバトンタッチ。
 次はたい平さんかと思いきや、「次の仕事の都合で(早く帰る)」昇太さんが登場。 マクラから絶好調で飛ばしまくり会場は爆笑の渦に…。 得意の「権助魚」で一気に会場のテンションを上げきってくれました。 いや〜おもしろかった〜。
 トリはたい平さん。 美大の出らしく、柳色の横段のきものに苔色の献上角帯、武田菱(?)の入った黒羽織に木賊色の羽織紐、半衿も同じく木賊色という色目の美しい装いで登場。 ネタは「不動坊」です。
 笑志さんは黒紋付に右三階松(?)の紋、二ツ目なので羽織無し。
 昇太さんは東雲色のきものに深川鼠の半衿、赤地の模様入り襦袢に利休鼠の角帯、太い白黒の縞袴。 坊ちゃんみたいにカワイクまとめて道頓堀の食い倒れ人形のイメージ?
 むろん三人とも5つ紋に白足袋です。 ただ昇太さんの紋がよくわかりませんでした。 丸っこい扇(?)の下に紐状のものが数本。 こんな家紋見たこと無いです。 ひょっとしてクラゲ??
 会場スタッフは城端の芸能協会の方々(写真)。 単衣のきもので応対してくださいました。もてなしの気持ちが嬉しいですね。 お客さんは大満足で家路につかれたことでしょう。
 きょうは白茶の木綿に焦げ茶の半衿、辛子の角帯に焦げ茶の袴です。
2006年9月20日(水)  No.1155

事故を風化させない
 PTA安全環境委員会に出席。 この委員会には昨年同様多大な負担をかけていますが、委員のみなさんは愚痴も言わずに動いてくださいます。 ありがとう。
 議題は交通安全街頭指導の見直し、校内美化活動、安全看板設置について。 昨年50も一気に描き上げた看板ですが、まだ足りません。 水路の危険箇所が多いので、新たに10新設することにしました。 段取りがつかず昨年設置できなかった看板(写真)と併せて学習発表会後に建てて回ります。
 スクールゾーンの危険箇所には看板を設置するだけではなく、警察や行政に直接働きかけることにしました。
 「星のかがやき」「星のしらせ」も再度、全戸に配布してお願いします。
 そろそろ熊の出没情報が耳に入ってきます。 一昨年のような非常事態にはならないことを願ってますが、熊スズの着用だけではなく、集団登校も考えなくてはなりません。
 きょうは片貝木綿に黒の半衿、ギャルソンエプロンです。
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2006年9月19日(火)  No.1154

むぎや後夜祭
 昨年まで、むぎや祭終了後の西上の慰労会は子ども/大人/婦人会/若連中がてんでんに行ってました。 ところが今年はひょんなことから「町内みんなで一緒にやろまいか」ということになり大バーベキュー大会に…。 当初、別院会場の巨大ドーム下を利用するつもりでしたが、台風13号の接近で解体が早まったため、茶所横に提灯を吊りシートを敷きます。
 例年なら子どもだけ追い立てるように早く帰してたんですが、北野式年太鼓の慰労会を参考に、子どもにとって楽しい企画盛りだくさんにしました。 BBQ/焼きソバ/わっぱめし/かき氷/わた菓子/ジュースetc.食べ放題、さらにビンゴ大会にくじ引き。 僕はわた菓子担当です、大人気で生産が追いつかずアメまみれになりましたが、子どもたちの笑顔がとても嬉しいです。
 「本当の祭より楽しかった」とうちの子は言ってます。 こんな楽しみがあるから稽古も舞台も頑張れるんです。 僕が子どもの頃、祭の後ふき(慰労会)は大人にとても良くしていただいたことを思い出しました。 甘いブドウ酒(赤玉ポートワイン)を一口飲み、大人の仲間入りした気がしたもんです。
 大人も子どもも一人暮らしのお年寄りも町内総出です、むろん他町から参加の踊り手も。 とても和やかな雰囲気で楽しい後の祭りとなりました。
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2006年9月18日(月)  No.1153

むぎや祭の新しい流れ(体験型&意外性)
 むぎや祭二日目、昨夜からの雨もなんとかおさまりそうです。 朝から「麦屋節コンクール(のど自慢)」が別院会場で行われていますが、踊りはまだスタートしません。 毎年早い時間からお越しになるお客様に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
 気持ちは同じなようで、機の声じょうはなのみなさんが、東町通りで「ミニ街流し」を企画されました。 が、準備期間がなかったので、プログラムにも載ってません。 先日練習した小学3年生にも声をかけてはいますが、参加者がどれだけいるのか不安です。 しかし始まってしまえばご覧のように(左写真)多くの人が…。 (幻のキャンディー“むぎやちゃっぷす”の効果もあったかも)
 この流れが夜8時からの総踊り(小雨の中決行)の賑わいに結びついたのではないでしょうか?
 機の声のメンバーは各所で自称ゲリラライブと名付けた突発的な踊りを披露し、西上町もにしまち通りでまちなみ踊りを披露して喜ばれました(右写真)。 他団体も自町内で踊りをなさったり、プラットホームで踊って見送ったりしたようです。
 13時からの踊り講習会や20時からの総踊りなどの体験会、そしてプログラムには無いお客様にとって意外な試みが今年のむぎや祭の幅を広げたと思います。
 サプライズと言えば、今年の西上の舞台。 近年女性の踊り手が若年齢化しすぎてるとは思ってました。 以前は二十歳すぎて踊っていた四つ竹と古代神でしたが、このところ高校生が踊っていて色気(円熟味?)が足りないし、一緒に踊る若連中との年齢差が開きすぎてました。
 今年は思い切って(というか人員不足の面もあったんですが)、大人の女性にシフト…四人揃って人妻です。 妻が婦人会の役職なので踊ることに…。 古くなった赤い衣装を白地に新調、キンキラだった髪飾りも全廃し、落ち着いた雰囲気でまとめます。
 平均年齢倍増!でどうなることか…と、ドキドキしていたのですが、昨年同様「四葉会」「東新田」とともに「西上」もむぎや踊り審査会の優秀団体に選ばれホッとしました。 後でビデオを見ましたが、照明効果もあり白地の衣装が舞台にとても映えてます。
 きょうは白地の文人絣に、角帯をヘタレ結びにして、薄手木綿の袴です。
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2006年9月17日(日)  No.1152

むぎや祭の新しい流れ(おもてなし)
 むぎや祭初日、きょうは新しいむぎやの形態=じゃんとこいむぎやがメインです。(むろん伝統ある正調麦屋も別院会場を中心に開催されてますが)
 県内外から集まった29チームが競うじゃんとこいむぎやは、各チームとも踊りのレベルの高さはもちろん演出が素晴らしい。 見ていて飽きさせません。 踊り子だけじゃなく、見てる人にも楽しい祭になりました。
 いろんなチームの人が「城端のじゃんとこいむぎやは他のヨサコイとは違う」とおっしゃいます。 どこがですか?とお尋ねすると「お客さんが温かい」「街の人がみんな親切」だと。 これが城端の長所なんですね。 だったらさらに伸ばさないと。
 商工会女性部では各種ボランティアを買って出るだけでなく、かぐやひめ通り(今町)に竹のオブジェ、店頭には糸巻きで作ったスタンド(左写真)を設置しました。 機の声じょうはなは観光案内所(右写真)で情報を伝えるだけでなく、いかに満足してお帰りいただくか知恵を絞ってます。
 城端むぎやまつりは見せかけの感動より、お客様との出会いを大事にする癒し系の祭でありたいと思います。
 きょうは縞の伊勢木綿に黒の角帯、裂織りの角帯にグレーの綿袴です。
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2006年9月16日(土)  No.1151

お祭り準備
 いよいよ明日は第56回城端むぎや祭。 まちなかはお祭り直前の独特の雰囲気に包まれザワザワしています。 うちも大掃除して、秋バージョンに店内を模様替えしました。 二階ギャラリースペースはじゃんとこいむぎや出場チームの休憩所として開放しています。 今年は福野の「夜高舞緋組」のみなさんが利用されます。
 一階店舗部分も休憩場所としてご利用いただけますので、どなたでも腰掛けて休んでいってください。
 「トイレ」「荷物預かり」「ゴミ引受け」ボランティアもしてます、お気軽にどうぞ。
 きょうは緑のコサシルクに生成りの半衿、緑の絽角帯に薄緑の袴で緑のおじさんです。
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2006年9月15日(金)  No.1150

香具師と喧嘩
 引率ボランティアから帰ってきたら、店の前にドーンと露天が居座ってます(写真)。 「え?祭はあさってからなのに…」 それもうちの前だけ…。 露骨な嫌がらせをするもんです。 呆れ返って、怒りの言葉もでません。
 実は朝10時から露天商との場所割りがあり、もめたんです。 事務局を通して事前にお願いしていたのですが、主催者側(むぎや協賛会)と警察との連絡不備で、現場で当事者同士(ウチと露天商)がやりあうハメに。
 毎年こんな状態ではアホらしくなります。 警察の方が「祭当日、実行委員会の(エライ)人を連れてきて現場を見てもらわれ」とおっしゃいました。 確かにそう思います。 「現場」を知らずして祭の計画を立てるには無理があります。
 来年のむぎや祭のかなり前に「観光客がむぎやになにを求めておられるのか推測」「今年のむぎや祭のコンセプトを確認」「人の動線を考慮した祭のゾーニング(露天商の配置を含む)を作成」してもらうことを事務局に約束しました。
 そして露天商の代表と協賛会事務局とで話し合う場を事前に設けてもらいます。(ちなみに今年の会議は9月1日に設定され、露天商は総出で八尾だったので誰も来なかったそうです)。
 いよいよむぎや祭です。 気持ちを切り替えて、みなさんが祭を楽しんでニコニコと帰路についてもらえるように頑張ります。
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2006年9月14日(木)  No.1149

最後のプール引率ボランティア
 3年生のプール学習に引率ボランティアとして参加しました。 学校から温水プールまで距離があり、10分以上かけて列を組んで歩いています。 途中、歩道の無い道や交差点もあるので、PTA会員でサポートすることにしました。 日によってばらつきはありますが、今日は6名ものお申し出がありました。ありがたいことです。
 今日は水泳検定なので今年最後のプールになります。 来年は学校敷地内にプールが完成し、引率ボランティアも不要になるのでこれが最後の引率になるでしょう。
 プール内に入ってくださった方の話では「城端の子の泳ぎが下手になっている」ようです。 城端には現在普通のプールがないので、夏休み期間中に子どもたちが泳げなかった(温水プールは有料)ことが原因だと考えられます。 各保育所単位にあったプールを、なぜ軒並み破壊してしまったのか理解に苦しみます。
 きょうはグレーの片貝木綿に黒の半衿、黒の角帯に灰黒の袴です。
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2006年9月14日(木)  No.1148

いよいよむぎや祭
 敬老の日直前の土日、今年は9月16日17日が城端むぎや祭です。 妻が町内役員なので、今年はおとなしく二日間店番します。 ひやかしにいらしてください。
 稽古もいよいよ大詰め、本番さながらの通し稽古が始まりました。 子どもたちも緊張感が高まります。
 今年は数年ぶりに「といちんさ」が復活しました。 人差し指と親指で丸を作る振り付けがあるのですが、これはサイチン(みそさざい)という鳥の目玉を表現してるんだそうです。初めて知りました。 小学2〜4年の女の子が踊ります、とってもかわいいですよ〜。 今年の西上の「目玉」です。
 きょうは涼しいです。 白茶の厚手木綿に焦げ茶色の半衿、辛子の角帯に綿袴。
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2006年9月13日(水)  No.1147

アイガモを捜せ
 二日続けて似たタイトルですが…。
 城端から福野へ向かう途中に合鴨農法をなさってる方がいます。 アイガモが雑草や害虫を食べ、フンは肥料になります。 合鴨を育てる手間は大変だけど、農薬を使わないのでとても良いお米がとれるのだそうです。
 雨が続くと気分がブルーになりますが、合鴨の団体が「道路を横断しようかな〜、でもヤメとこうかな〜」とヨチヨチ歩いてる姿がかわいくって気持ちが晴れました(写真をクリックすると拡大)。
 田んぼに農薬散布してる傍を車で通る時、息を止め窓を閉めて走り抜けてますが、この合鴨農法に出会うと逆にスピードダウンします。 人の心を温和にする効果もありますね。
 きょうは生成りの揚柳木綿に焦げ茶の半衿、辛子の角帯に焦げ茶の袴。
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2006年9月12日(火)  No.1146

タヌキを捜せ
 国道304号沿いの意外な場所に狸がいます。…といっても、石造りですが。 ここがどこだかわかる方おられますか?(クリックすると拡大します) ピンときた方は掲示板「あれやこれやと」まで。
 ・・・・・・・・・・・・
 あの日から5年経ちました。 朝、なにげなくTVをつけると「911 日本人遺族の4年」の再放送があり、見入ってしまいました。 遺族の方々の複雑なそして静かな思いが伝わってきます。
 日本人であろうとアメリカ人であろうと、そしてイラク人であろうと…、家族がいて隣人がいて一期一会の縁があって…。同じ人間いったいどう違うというのでしょうか? なぜ殺し殺されなければならないのか?
 110分の長い番組を見終わって確信したことは、どんな立場であろうと、最後は個々人が「どう感じ」「どう考え」「どう動くか」で世の中が変わるであろうってことです。
 午後からは日本記者クラブの自民党総裁選公開討論会を注視。 総理候補は「政治に対する熱意」や「頭のキレ」が欠けてるのでは? ←悲しみのあまり、ちょっと過激です。
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2006年9月11日(月)  No.1145

祭だ!麦屋だ!浴衣で踊ろう!
 城端小学校PTA3年学級委員会主催のわくわく体験教室、「祭だ!麦屋だ!浴衣で踊ろう!」と題し、お祭り気分でむぎやの手踊りを習おうという趣向です。 「地域との連携を考えてください」とお願いしたら、こんな素敵な企画を考えてくれました。
 体育館に特設舞台を作り、紅白幕を吊るします。 子どもたちは自分で描いたうちわを持ち、浴衣や甚平orハッピに着替えました(着付けは町内の呉服屋さんに手伝ってもらいました)。 手踊り(むぎやと古代神)は「花筏」の皆さんに教わります(左写真をクリックすると拡大)。
 ただの講習会では面白みに欠けるので、くじびきやわた菓子などお祭りの雰囲気づくりもしました。
 関係者はほとんどが浴衣姿です。 お母さんにも浴衣の方がおられました。 子どもたちはプレむぎや祭を満喫したようです。 僕も楽しかった。
 きょうは白地の文人絣に裂織の角帯をへたれ結びにして、腰板無しの木綿袴。 袴を脱いだら、浴衣姿に早変わり。
 せっかく教わった手踊りです、子どもたちは9月17日正午より東町通りでも踊る予定(雨天中止)です。 みなさんもご一緒にいかがですか?
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2006年9月10日(日)  No.1144

総裁選に思うこと
「戦後生まれ」を売りにしている人物が日本の総理になりそうです。 「美しい国へ」と言われても、単に戦前回帰へ向かおうとしてるようで不安です。 誰の為、何の為の「憲法改正」「教育改革」なのでしょうか? よく考えてみませんか。
 かの候補の公式サイトをご覧ください。 トップページの背景、コンピュータプログラムに似せた意味不明の文字列3行目↓

[ccs@05JAPAN]$ ./configure --with-passion=/home/abe/blood

 直訳するのが…憚られるくらいです。 自分こそが真のエリートだと思ってるんでしょう。
 家系に真の戦争の姿を知る人物はいなかったんでしょうね、高いところにいたから…。 「野火」(大岡昇平)は読んでないだろうし、ドキュメンタリー映画「ゆきゆきて、神軍」(原 一男監督)は観てないでしょう。 戦争は「現場」で起こっています。 酷いものです。
 きょうは黄色のコサシルクに生成りの半衿、辛子の角帯に薄緑の木綿袴。 フェーン現象で暑い!! 残暑日本一だそうです。
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2006年9月9日(土)  No.1143

まちなかに賑わいを
 城端ではいまペタンクが大流行りです。 手軽でもっとも運動量の少ないスポーツ(?)ですが、お洒落なフランス生まれで緻密な作戦が必要なのが人気の理由でしょうか。
 出丸の空き地面にペタンク場が2面できました。 ちょっと窮屈な感じはしますが、街なかにありとても利便性の良いコートです。
 先日30チームほどで競技会を開いたようです。 まちの真ん中で人が集まる場所があるのはとても良いことですね。
 きょうは麻の小千谷に木綿の半衿、帯無しでギャルソンエプロンです。 湿度が高いですね。
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2006年9月8日(金)  No.1142

Youドキッ!たいむの取材
 富山テレビ放送(BBT)Youドキッ!たいむの取材を受けました。 城端を紹介する特集(?)だそうです。 「薪の音」さんと「織館」、そしてウチだと聞きました。
 1月に取材を受けた時は大雪でした、今日はどしゃ降りです。 どうにもツキがありません。 予定ではきものレンタルで着替えた後、市街地を散策する予定でしたが、店内撮影だけになってしまいました。 レポーターの秋保由実さんも残念そうです。 とても似合ってたのに…(写真をクリックすると拡大)。
 放映は13日水曜日だそうです。 きもの一日レンタル券のプレゼントもあるようですのでお見逃し無く!
 きょうはグレー縞の伊勢木綿に黒い半衿&角帯にチャコールグレーの綿袴です。
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2006年9月7日(木)  No.1141

きものでJazzコンサート2
 大雨洪水警報発令中の夜「Jazz Fantasia in 砺波」に出かけました。 事前リサーチでは「チケット3枚しか売れてない…」ということだったので「こりゃ行かんなんまい」と足を運んだ次第です。
 出演は第一部「My Favorite」はっぴえんどの石浦さんセレクションの県内メンバー【千葉はな(Vo)、地主直之(Gt)、丸杉俊彦(Tp)、岡本勝之(B)、井出直樹(Dr)】と、第二部「安ヵ川大樹ニューヨークトリオ・ツアー」【安ヵ川大樹(B)、ジョナサン・カッツ(pf)、マーク・テーラー(ds)】(敬称略)
 嬉しいことに会場はほぼ満席で、老若男女いろんな方がお越しになってます。 それもそのはず(?)安ヵ川さんの本家は砺波市増山にあり、親戚一同も見にいらしたとか。 …いいハナシです。
 安ヵ川さんのウッドベースも素晴らしかったけど、カッツさんのピアノにヤラれました。 嬉しくって楽しくって、僕の口元緩みっぱなしだったと思います。 そういえば、寺井尚子さんのときもピアノの北島直樹さんにヤラれたんでした。
 舞台裏が無い(?)ので、出演者がフツーにロビーに出入りしてます、とってもアットホームでいい感じ。 ついカッツさんのアルバムを購入しました。
 千葉はなさん所属のgrava(グラーバ)メンバーが総出で受付をなさってました。 現在TVで北日本新聞のCMしてるグループです。 「あ、呉服屋さんだ!」と、以前店にお越しになったことを覚えててくれて、約束通りデビューCDを買わせていただきました。 ラブリーなサイン入りですので、興味のある方は店内でご覧ください。(写真右からtomoさん、saoさん、hanaさん、nocciさん、FM富山の沼倉さん)
 きょうは縞の片貝木綿に黒の半衿、黒の角帯に灰黒の袴です。
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2006年9月6日(水)  No.1140

ツインブリッジ
 城端小学校二期工事(特別教室棟)もだいぶ進み、南棟(完成)と北棟(二期)をつなぐ二本の回廊がかけられました(写真をクリックするとと拡大)。 ちょっとわかりにくいですが、奥にもう一本あります。
 現在、音楽室・図工室・理科室・家庭科室・図書室・コンピュータ室が無く代用室を使ってるので、完成が待ち遠しいです。 特に期待してるのが多目的ホール(第2音楽室)。 ここが地域連携の拠点となると思います。
 いよいよ明日から城端ひだまりくらぶが再始動します。 10月からは昼休み時間にもお邪魔する予定です。
 メンバーは随時募集中です。 毎週水曜・金曜午前10時20分〜40分、まず小学校へ見学にお越し下さい。
 きょうは紺のコサシルクに生成りの半衿、黒の角帯に草木染め木綿の袴です。
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2006年9月5日(火)  No.1139

和田暉心 作品展
 城端にぎわい館じゃんとこいで次郎丸在住の和田 茂(暉心)さんの仏画を中心とした作品展が始まりました(9/30まで)。
 仏画は独習したそうですが、作品の出来映えに目を見張ります。 字も上手だし、なにより色使いがとても美しい。 色紙も沢山あってかなり見応えがあります。
 前期後期で作品の入れ替えがあるようなので、早めにご覧になってはいかがでしょうか?
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2006年9月4日(月)  No.1138

最後のひと押しは結局、熱意
 「中元大売出し」の日帰り招待で和倉温泉のと楽へ行ってきました。 といっても、お客様三十余名の接待係ですが…。
 爽やかな快晴に恵まれ、バスは海沿いの道を快調に走ります。 おいしい料理をいただき、楽しく歓談し、カラオケして、温泉に入って…。
 ゆっくりした後は、能登食彩市場に立ち寄ります。 ちょうど「仲代達矢の軌跡展」(〜9/10まで)を開催してたので興味深く見せてもらいました。 舞台衣装に写真、そして奥さんの故 宮崎恭子さんが描いた絵。 恭子さんの画文色紙はセンス良く温もりのある作品ですね。
 仲代さんらが立ち上げた無名塾の初公演は能登演劇堂でした。 「ロビーに大理石、客席にシャンデリアが無くても良い。演じ易い舞台にお金をかけたらよい。芝居小屋といえるホールにしたい。」と仲代さん。 受付にいた女性(多分ボランディア)が「すばらしい舞台なんです、是非見にいらしてください」と熱く語っていたのがとても印象に残ってます。 そうまで言われたら遠くても足を運びたくなるのが人情ですね。
 帰着してバスを降りるお客樣に「楽しかったぁ」と言っていただけたのが嬉しかったです。 僕も楽しかった。
 きょうは白っぽい揚柳木綿にネップのある生成り半衿、辛子の角帯に薄緑の袴、黄橡の足袋。
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2006年9月3日(日)  No.1137

踊りたいなら一心講
 今年も「一心講踊り」の日が巡ってきました。 同じ踊りのイベントというのに、八尾のおわら風の盆10万人、かたや城端別院一心講踊りは100人強(?)…それでもこの小さな輪は10年前に比べて着実に大きくなっています。
 今年は城端の人たちだけじゃなく、他の市町村からもお越しになられたようです(…仮装踊りなのでよくわかりませんが)。 暗いので写真が上手に撮れません。 でも、この暗さがいい感じです、男女の出会いがありそうで(^^;
 おわらもいいですが、このサイトをご覧になってる踊り好きな方、ぜひ一心講でゆったりと踊ってみませんか?
 きょうは黄色のタッサーシルクに薄黄の半衿、黄緑の角帯に薄緑の袴です。
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2006年9月2日(土)  No.1136

新バス発車
 南砺市は8つの町村合併でできた市です。 合併はしたものの「核」は無く、旧町村バラバラの状態でなんとかこれまでやってきました。 その町村をつなごうと今日から12月28日まで「南砺市コミュニティバス実証実験」がスタートします(基本的に日曜は運休)。 料金は一律200円(一日券は400円)、長い路線もあるので、お得だとは思います。
 当初スクールバスもこの「実証実験」に組み込まれていて、城端小学校PTAは「緊急下校時などに対応できなくなる」と断固反対し、結局「従来通り」ということに落ちついた経緯があります。 路線発表まで当事者である学校に相談もなかったということがわかり「誰の為の公共交通?」ともめました。
 市議会でも各課の連絡不徹底など問題になりましたが承認されたそうです。 結局一番バラバラだったのは行政内部だったんですね。
 今回、あくまでも実験なので、想定乗車数に満たないと廃線になると聞き、城端行政センター前にピカピカの新型(?)が停まっていたので記念写真を撮っておきました。
 合併前から各々走っていた巡回旧路線と、新設された路線とがあり、とても複雑ですから市の専用ページをお確かめのうえご利用ください。 僕もなんとかして乗ってみたいと思いますが、夜は走ってないしなぁ…。
 きょうは縞の片貝木綿に麻混の半衿、黒の角帯に灰黒の袴です。
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2006年9月1日(金)  No.1135

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