娘と一緒にオーバードホールでシベリア・ステート・バレエ「眠れる森の美女」を見ました。 妻が行く予定で指折り数えて楽しみにしていたのですが、むぎや祭の準備で行けなくなり、僕が代役です。 ロシアの地方都市には必ずと言っていいほど劇場があり、バレエやオペラが演じられてます。 人口90万人程度の工業都市クラスノヤルスクにあるこのバレエ団は日本初公演、「日露文化フォーラム2006in富山」の一環で招いたということです。 無名のバレエ団ということで、客の入りが心配されたのですが、ぎっしり席が埋まっています。 チケット価格(S席8,000円)の手頃さと上手な販売方法が功を奏したのでしょうか。 写真ではわからないでしょうが、バレリーナは若くて美人ぞろいです。 「極彩色の衣装とあいまって、盛大な学芸会を見てるようです」と、1幕を見終わってキツイことをアンケートに書いていたのですが、2幕は突如レベルアップしました。 オーロラ姫役のアンナ・オーリさんは小柄だけど、手の動きが美しく、ひときわ輝いてました。踊るのが楽しくてたまらないという表情です。 他のダンサーも1幕とは違って指先まで神経が行き届いた踊りをしています。 ハーフタイムで監督の指示でもあったのでしょうか? 終わりよければすべて良し、満足のいく公演でした。 きょうは縞の小千谷に黒地に灰の飛び柄の入った半衿、黒の角帯に薄手の綿袴です。 夏のきものをお召しの方が数人目につきました。嬉しいですね。 (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
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2006年8月17日(木)
No.1119
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