立山連邦は富山のシンボルです。 が、城端からは見ることができず常々残念に思ってます(代わりに都久波禰山系を見られるので、これはこれで幸せなのですが…)。 県内では6年になったら立山へ登頂する小学校が多く、砺波地区では6割を占めるそうです。 城端は一時中断していたのですが、数年前から復活しています。 僕も小学校卒業年度に御来光アタックしました(悪天候で中止しましたが)。 今年の登山予定日は7月24・25の二日間、先生をはじめ引率ボランティア8名の万全の態勢で出発する計画でした。 しかし今年は残雪がひどく、室堂でまだ3mの積雪があるといいます。 そこで急遽、立山登山の可否について役員と学級委員に集まっていただき、検討する場を設けました。 昨日下見に行ってこられた先生「現在一の越まで雪渓が2kmほどあり、登山予定日でも1kmは残るでしょう。ズック履きなど生半可な装備では滑落の恐れがあります」と。 「例年より浮き石が多い」「登りより下りの方が危険」でもあるので、全会一致で今年の立山登山は見合わせることにしました。 しかし卒業年度に何か記憶に残る体験をさせてやりたいので、学校と知恵を絞っています。 月曜夜の緊急学年集会に提案する予定です。 それにしても立山の現況が積極的に報道されてないのが気にかかります。 商業観光よりも人命優先でしょうに。 きょうは紺のコサ(タッサー)シルクに薄黄の半衿、黒の角帯に麻の袴です。
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2006年7月7日(金)
No.1076
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