出産後、約一ヶ月は「ちょはい」と称して、里で赤ちゃんを育てます。
母体も赤ちゃんもだいぶ落ち着いたら、夫の待つ家庭に帰ります。その時に母方の祖母が四ツ身のきもの(男の子なら紋付きと羽織、女の子なら訪問着)やジュニア布団などを一緒に届けます。
日を改めて、赤ちゃんのお披露目祝いをします。といっても長男長女だけで次男次女ではあまりやらないようですが…。
両祖母や近しい親戚を招いて、お祝いの御膳を囲みます。このときのきものは両祖母は附下もしくは色無地くらいが適当でしょう。母親はきものを着るなら附下ですが、授乳があるので洋服でもよいでしょう。招かれた親戚も色無地くらいがよいと思います。
忘れちゃいけないのが主役の赤ちゃんです、しばらくだけでも一ツ身を上から羽織らせましょう。
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