赤ちゃんが産まれて7日目の夜をお七夜(オシッチャ)といい、半紙に名前と生年月日を書いて命名披露します。
ちょうど母親は退院して実家にいる時なので、このときに父方のご両親は男の子なら一ツ身の紋付きに袴セットなどを持参します。女の子なら一ツ身の訪問着にコロコロ帯セットです。
母親の実家が遠方だったり、上に子供がいたりして、里帰りしない場合は、夫方で「お七夜」をします。この場合は招かれた方(母方の実家)が一ツ身を持参することが多いようですが、両家で相談の上決めた方があとあと面倒がありません。
一ツ身きものは大抵仕立上がったものがありますが、家紋が入っていないので少し時間的な猶予が必要でしょう。
父方の実家から一ツ身を贈られたら、母方のほうでは四ツ身のきものを準備します。
男の子なら黒豆のこわ飯、女の子なら赤飯でお祝いします。きものは招く方も招かれる方も附下もしくは色無地がよいでしょう。
出産後の母親の体力の回復を待って、祝宴を後日にする家庭もあります。
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