「美しい装いきよべ」店長のきもの日記 過去ログ2023年10月
++美しい装い きよべ++
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イケメン昆虫?
ポカポカ陽気の昼下がり、
見たことのない虫
を見つけました(写真をクリックすると拡大)。
カメムシにしたらスリムだし、紋様はカミキリムシのような…。
フェイスブックの《謎のいきもの》というアルバム
というアルバムに載せて、皆さんのお知恵を拝借すると…
マツヘリカメムシ(松縁亀虫)
という外来種だと判明。
2008年に東京で初確認されたのが、いまや日本中に分布しつつあるってことですね。 フルーティーな香りだそうですが、松の害虫です。
グローバル化
と
地球温暖化
の影響で(?)生態系の大移動が始まってる気がします。 意外と対応できないのは人間だけだったりして…。
きょうは茶縞ウールに赤系半衿、茶角帯に帆布の袴、草木染絹ストールに白茶のタビックスです。
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2023年10月31日(火)
No.7464
第70回日本伝統工芸展&三の丸展
定休日に金沢へ、石川県立美術館で開催中の
「日本伝統工芸展 金沢展」
と国立工芸展と併催の
「皇居三の丸尚蔵館収蔵品展 皇室と石川 ―麗しき美の煌めき―」
を見るためです。
城端からは
山下郁子さん《変り紗着物「飛泉」》
のみ、
小原治五右衛門
さんと
細川 毅さんの出品
は無く、
棚田修作
さんはことし鬼籍に入られました。
おおっと思ったのは、
内田和秀さんの《縹繧幾何文壺》
と
清水 潮さんの《黒白彩花器》
、
高橋奈己さんの《白磁水指》
、そして
日本工芸会保持者賞の柴田 明さん《有線七宝抽象文花器》
・・・あれあれ?陶芸ばっかりですね。
昨年同様、美しい!と感ずる作品が少ないんです、残念。
そんな中で、僕の心を捉えて離さなかったのが
《彫漆箱「遥かに」》松本達弥さん(日本工芸会総裁賞)
これはダントツでした。
初めて山本 茜さんの作品に出会ったとき
の衝撃に近いかも。
図録の表紙になってますが、上手に撮ってあるものの写真ではその美しさが伝わってきません。 機会があればぜひ実物をいろんな角度から御覧ください。
続いて「
皇居三の丸尚蔵館収蔵品展
」へ(右写真をクリックすると拡大)
まぁ加工の重いこと²…そこまでせんでも…と思わざるをえません。
目玉の若冲
は二幅しかなく、ふ〜〜んな状態でしたが、工芸館にポツンと(?)置いてあった
《太平楽置物》海野勝a
作に度肝を抜かれました。 やり過ぎにも程があります!これ欲しい(笑)
きょうは茶地に白縞木綿に赤系半衿、茶角帯に茶袴、茶系草木染ストールにこげ茶のタビックスです。
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2023年10月30日(月)
No.7463
城端の未来を描く
城端藝術文化未来フォーラム2023-城端蒔絵創業450周年に向けて-に参加しました。
十六代小原治五右衛門
十六代小原治五右衛門
保存すべき歴史遺産=吉村絹織の渡り廊下
をスカイブリッジと紹介してくれたのも嬉しかったです(写真をクリックすると拡大)。
トークセッション「日本のものづくりと城端の未来を描く」
[登壇者]田中幹夫さん(南砺市長)、前刀禎明さん(元Apple米国本社副社長兼日本法人代表)、大西正起さん(小原治五右衛門後援会々長)
前刀(さきとう)さんのトークの切れ味バツグンでしたね。 これだけでも来た甲斐があったというものです。
小原治五右衛門後援会も設立され、さっそく会員登録しました。
きょうは水色縞明石木綿に水色半衿、青白市松角帯に黒斑の袴、チャコールグレーのニットチョーカーにタビックスです。
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2023年10月29日(日)
No.7462
望郷のつぶや記
首都圏在住の城端出身者の東京城端会
が「城端 望郷のつぶや記」を発行されました(写真をクリックすると拡大)。
大工町出身の久藤弘行さん(元読売新聞記者)の連載コラムをまとめたものです。
@5月に
神楽坂
で聴く庵唄 A一期一会の城端曳山祭 B迷子の諭吉とホテルの探偵 C母校に稀有なOGOB合唱団 Dここに泉…
赤とんぼ合唱団
E63円が伝える哀歓と希望 F《
わが町のワイン
》に乾杯 G
曳山行列の緞帳と文次郎杉
H川島家と城端の交流 I
桜ヶ池フレンチ
と入善牡蠣 J《独りシアター》
奇跡の麦
K長嶋茂雄と太田一三 Lヘーシンクと湊谷弘 M
《組合の子》百年誌編集
N織物の盛衰、謎めく銘板 O
一世紀超える清書奉納
P「聴く雑誌」という文化 Q一枚の絵「里帰り」せず R桜の下で「しゃっしゃみ鰯 Sこの人を見よ・橋本米次郎? ㉑この人を見よ・橋本米次郎? ㉒「
もう一度会いたい
」 ㉓「つきづきし」城端庵唄と神楽坂 ㉔番外・朝乃山よ、滅びるなかれ
読みやすいコラム形式ではありますが、その内容はかなり濃いです。 川島織物のエピソードは興味深く読ませていただきました。
販売もしてますので、お問い合わせください。
きょうは紺無地ウールに山吹色半衿、黒角帯に黒袴、紺のタビックスです。
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2023年10月28日(土)
No.7461
地上30階でジャズ
北陸一高いビル
「ホテル日航金沢」で毎夜おしゃれな生演奏
があると聞きつけ、城端の常連さんに連れてってもらいました(飲めもせぬのに独りで入る勇気はありません)。
最上階(30階)の
スカイラウンジ「ル・グランシャリオ」
です。 なんちゅ素晴らしい夜景なが!
今夜は
濱 明子さん(Vo)
&
溝口 尚さん(Pf)
のジャズを3セット堪能しました。 演奏は楽しく素晴らしく、さらに記念撮影までさせていただいて感激です(写真をクリックすると拡大)。
入店時、お客様の半数以上が欧米からの観光客で
インバウンド
復活を感じました。
和装なので目立ってたと思うんですが、声をかけてくださったのは日本の方々。 でもそれはそれで嬉しいです、和装に関心があるってことですから(しかも英語で話しかけられてもどもこもならんし…)。
きょうは緑の紬に水色半衿、黒角帯に灰色紬袴、橡色の足袋。
ドレスコードがわからなかったので、いつもより気の張った着物です。
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2023年10月27日(金)
No.7460
私が聞いた福光の昔話
かつて
愛染苑におられた湯浅直之
さんが『私が聞いた福光の昔話』を上梓されました。 『
石黒党と湯浅党
』の共著者でもあります。
明治・大正・昭和の時代、福光地域で見聞きした話をまとめた本です、味のある挿絵も湯浅さん画(写真をクリックすると拡大)。
「京様参り 木村の三銭」「嫁取りで威張るあんま」「我家の上空を通過のB二十九爆撃機」「昭和二十一年小学校一年生の記憶」「昭和二十四年、海水浴から」「餅蒔き」など42話、現代よりずっと時間がゆっくり流れていた時代、いろんな面白い逸話があったようです。 読むと心がホッコリしますよ。
城端にも面白いハナシがいっぱいあるんだけどなぁ…。 「城端橋を登った」「索道で山越え」「〇〇の〇〇(人名)」etc...
口伝だけ=世代交代すると消えて無くなるオモシロばなし・・・紙媒体で残したいですね。
情報をぼちぼち集めたいのでご協力をお願いします。
きょうは柿色木綿に赤系半衿、茶角帯に灰茶の綿袴、茶ニットチョーカーにコゲ茶のタビックスです。
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2023年10月26日(木)
No.7459
初ゆうびんやさん
久しぶりのひだまりくらぶ
、雨が心配ですが保ちそうなので外活動にしました。
外ならではの遊びといえば、やはり縄跳び! 子どもたちと大縄跳びをすることにします。
いつもは回す係なんですが、きょうは子どもたちが回したがるので、跳んでみることにしました(縄跳び苦手でタイミングがつかめない…)。
〽ゆーびんやさん おーはいり おてがみが〜ぁ おちました ひろぉってあげましょ いちまい にぃまい・・・
実は初ゆうびんやさんです(子どものころ男子はあまり縄跳びはしなかった)。 子どもに教わりながら遊んでもらってます(笑)
上手に跳んでる子と、脇でタイミングを測って跳んでる子、横でドキドキしてる袴のおっちゃん。
面白い構図だったでしょうね(写真をクリックすると拡大)。
きょうは茶地に朱縞ウールに黄色半衿、茶角帯に茶の綿袴、焦げ茶のタビックスです。
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2023年10月25日(水)
No.7458
true tearsバスチケット
アニメ『true tears』
放送15周年を記念して、
加越能ラッピングバスが運行しています。
(当店の前も通ってますが、まだ一度しか目撃したことがありません)。
それに伴い記念乗車券が発行され、篤志家から2枚頂戴しました(写真をクリックすると拡大)。
このために描き下ろした専用イラストで、
13年前のむぎやポスター
に
三代吉
が加わってます。
伐採前の善徳寺大杉
も描かれていて、いい記念になりました。
きょうはグレー縞の西陣木綿に水色半衿、黒綿角帯に黒斑の袴、グレーシルクストイックに黒のタビックスです。
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2023年10月24日(火)
No.7457
ドルビーアトモス
7月にとなみイオンに待望の映画館がOPENしました。
5スクリーンのシネコンです。
他と差別化のためミニシアター系上映もあるかも、と期待してたんですが内容は高岡イオンと変わらず。 画面の狭さもあってあまり魅力を感じません。
が、現在上映中の映画『
ザ・クリエイター/創造者
』
Dolby Atmos版
を観て一変!
まさに音にくるまれてる!! これまでにない臨場感!
この音を聴くだけでも行く価値があります。
イオンシネマとなみではATMOS表記のある映画を選んで観ることにします、料金は同じだし。
あ、吹替版はドルビーアトモスじゃないのでご注意ください。
きょうは紺無地ウールに水色半衿、黒綿角帯に黒袴、濃紺のタビックスです。
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2023年10月23日(月)
No.7456
小さな萌芽を
彩菜まつり二日目。
どちらかというと大人の方を対象に催しが企画されてます。 天候にも恵まれ、まちなかと桜ヶ池の両会場で食と文化を楽しまれたことでしょう。
なんとか時間を作って店を抜け出し、
善徳おかいさん
を囲炉裏で食べてきました。
精米したての無農薬米を庫裏の大釜で炊いてることもあってか粒がしっかりしていて本当に美味しいです(写真をクリックすると拡大)
作ってる人の心持ちが伝わりました。 ごちそうさま。
こういう小さな気持ちが伝えられるイベントでありたいです。
帰りしな台所門の切り株に若木(ヤドリギ?)が生えてました。
境内の大杉
もこんなふうに世代交代できたらいいのに。
きょうは紺無地ウールに水色半衿、黒綿角帯に黒袴、濃紺のタビックスです。
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2023年10月22日(日)
No.7455
ふるさと寺子屋2023
第23回彩菜まつり
初日は生憎の雨模様・・・ですが、善徳寺でふるさと寺子屋2023が賑々しく開催されてます。
商工会青年部主催のふるさと寺子屋
は、
子どもたちに郷土の良い思い出を残そう
と子ども縁日や大道芸、お化け屋敷を開催。
いい催しでしょ。
プロの役者がラスボスを務める『闇講』
も一段と怖さが増してたようです(写真をクリックすると拡大)。
参加したかった!
【闇講2023 プロモーションムービー】
https://www.youtube.com/watch?v=ROfSMUjCXqs
きょうは柿色木綿に赤茶半衿、茶角帯に黒茶の綿袴、焦げ茶のタビックスです。
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2023年10月21日(土)
No.7454
時報漫録2
年2回、城端時報に文章を書かせてもらっています。
今回は、曳山祭に女人が入ることを大真面目に論じました(写真をクリックすると拡大)。
ーーーここからーーーー
『男装の麗人より粋人』 清部一夫
別院の大杉がとうとう無くなってしまった。仕方がないと頭では理解しているが、樹齢五百年もあるのにどうして自分がいる世代で伐採?と無念である。せめてもの罪滅ぼしに次の世代に大杉の存在を伝えたい。
時代の移り変わりのただ中で、変革を迫られることがもうひとつ。曳山祭が人材不足で立ち行かなくなりそうで、苦肉の策として女性に庵屋台に入ってもらう案がでた。これまで男性だけが演奏し、女性は屋台に触れることすら許されてなかったのを劇的に変えることになる。
稽古し芸を極めた若連中が年に一度の本祭に三味線を弾き、篠笛を奏で、庵唄を唄う。荒ぶることなくストイックに秘めた情熱の発露は純粋で美しい。個人的には女性が入ったからといって粋じゃ無くなるとは考えないし、祭の存続のためには致し方ないことでもあろう。もとより芸の道に男女差など無い。
しかしながら、女性が黒紋付袴姿で祭に参加するのは違和感があるのだ。みずから望んだのならまだしも、見た目だけに囚われた“制服感”が滲むのは不粋の極みである。
男性の第一礼装は紋付羽織袴で、女性のそれは黒留袖もしくは古来より黒の五ツ紋すなわち現代の喪服である、これらに無地袴を着用すれば神様の祭礼にふさわしい装いとなるし、コスプレ感は無くなるのに…。というのが呉服屋としての見解だ。
城端曳山祭は日本一美しい祭だ。外観だけではない、祭に関わる人々の思いも…である。凛とした美意識に貫かれた当代の祭が、うわべだけを取り繕い始めることにより大切なものを失ってしまわぬことを切に願う。次世代に繋ぐべきは祭の見た目ではなく精神である。
ーーーここまでーーーー
何度も書き直してるうちに、どんどん文から洒落っ気が削げ落ちてしまい、読んでいただけるかと心配しています。
きょうは茶縞ウールに黃半衿、茶角帯に帆布の袴、焦げ茶のタビックスです。
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2023年10月20日(金)
No.7453
暮らしやすいまち城端に
賃貸物件を仲介させていただいたお客様より引っ越し挨拶回りの手土産を頂戴しました(写真をクリックすると拡大)。
業者である当店にまで…有り難いことです。
ご近所さんと良い関係を築こうと考えておられることが嬉しいです。
きよべ地所では、空き家の購入者さまは勿論、賃貸で入られる方でも地域とのマッチングを重視しています。
暮らしやすさには共助の関係が大事と考えるからです。
城端に住んでみたいと思われる方は、お気軽にお電話ください(0763-62-0337)
、
全力でお手伝いさせていただきます。
きょうはグレー木綿に赤茶半衿、黒綿角帯に黒袴、黒のタビックスです。
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2023年10月19日(木)
No.7452
よつばとトキワ荘
今回、東京ではいくつもの美術館等をかけずりまわりました。
で、もっとも行ってみたかったのが、
マンガの聖地トキワ荘
で
「よつばと!原画展」
なんです。
よつばと!はあずまきよひこさんの漫画。
5歳の女の子よつばちゃんとご近所さんたちとの他愛無い日常を描く・・・のですが、これがめっちゃ面白いんです。 ダンボールのロボット ダンボーの回では腹を抱えて笑いました。
ということで、還暦のオッサンがダンボーと記念撮影(笑)、めっちゃ嬉しそうでしょ(写真をクリックすると拡大)。
きょうは生成りの文人絣に黃半衿、茶角帯に灰茶の袴、こげ茶のタビックスです。
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2023年10月18日(水)
No.7451
秘密の銘仙ものがたり
東京二日目
は
弥生美術館
にて「
大正の夢 秘密の銘仙ものがたり
」(12月24日まで)
桐生正子さんの膨大な銘仙コレクション
から選び抜いた60点を
大野らふさんのコーディネート
で展示します。
アンティーク着物の帯合わせに迷うこともあり、参考になれば…と足を運びました。 平日にもかかわらず館内はレトロ好み(?)の若い女性が結構おられます。
コーデも良かったんですが、こんな柄の銘仙があったんだ!と少々驚いてます(写真をクリックすると拡大)。
デザインという概念が無かった時代、既存の図案を拡大したのが銘仙柄(by通崎睦美さん)
ですが、ここに展示されてるものは違いますね。 大量生産大量消費された銘仙ではないレアものばかりでした。
写真撮影が可能なので、小物合わせは一通り撮ってあります。
きょうはグレー縞の西陣木綿に赤茶の半衿、黒角帯に黒斑の袴、チャコールグレーのタビックスに地下足袋です。
都内では地下鉄よりも地上を歩いたほうが早い場合があるので(特に下町)、2日間で45,000歩あるきました。 路線バスが便利なんでしょうが、知らない土地ではハードル高いです。
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2023年10月17日(火)
No.7450
染織図案家 中山∴
昨夜、夜の町内会議が終わってから
夜行バスに飛び乗って東京へ。
朝湯でさっぱり
した後は、
港区立郷土歴史館
で始まったばかり(10/16〜12/10)の
「ある図案家の仕事 −宮中の染織デザイン−」
へ。
ある図案家とは…中山∴(1884-1970)のこと。 富山県立工芸学校(高岡工芸の前身)図案絵画科卒業なのです。 それは興味もわくでしょう。
模様はあってもデザインという概念があまりなかった時代、図案家という職業が確立するまでの過程がわかりやすく展示されていて、黎明期の日本の勢いを感じました。
内田祥三設計の旧公衆衛生院
を改装した建物も素敵で、下手なりに館内写真を何枚も撮りました(写真をクリックすると拡大)。
あ〜素晴らしい! この建物でこの展示内容! 必見です。
きょうはグレー縞の西陣木綿に黃半衿、黒角帯に黒斑の袴、黒のタビックスです。
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2023年10月16日(月)
No.7449
善哉復活
城端小学校学習発表会のバザーが4年ぶりに復活
することになり、
教育振興会もぜんざいを販売しました。
今年は
5年生が育てたモチ米
を使わせてもらったので、アタイあります。
しばらくブランクがあったので、手順をすっかり忘れていて悪戦苦闘。 できにムラがあったかもしれませんが、美味しいと好評でした。
生憎の悪天候でしたが、寒さをいとわずバザーの列に並ぶ子どもたちの嬉しそうな姿を見て、やってよかったと思うのでした。
来年は段取り良く、温かいぜんざいをお出ししますね。
きょうは生成りの楊柳木綿に水色半衿、茶角帯に灰茶の綿袴、うわっ張りに手ぬぐい頭巾、茶のタビックスです。
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2023年10月15日(日)
No.7448
足湯のある朝市
今年38回目(
通算78回
)の
朝市とうじん見世。
これまでいろいろ新しい企画を取り入れてきましたが
、ついに!本邦初?『温泉足湯』が登場しました。
庄川温泉の源泉を5倍に希釈(強すぎるため)、適温に温めて足を入れます。
入らせてもらいましたが、ホント気持ちいいし、足だけじゃなく全身が温まりますね(写真をクリックすると拡大)。 心なしか足がスベスベになった気もします。
入湯者(?)同士の会話も弾んでました。
次回足湯は11月4日(土)の朝市最終日を予定しています。 入り逃すなかれ!
きょうは縞のイカット木綿に茶半衿、茶の角帯に茶の綿袴、茶系ガーゼストールです。
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2023年10月14日(土)
No.7447
大杉を心に残す絵画展
伐採前
に城端小学校の子どもたちが
善徳寺大杉を写生しました。
その中から優秀作品25点が
彩菜まつり期間中、商店街に展示
されます。
当店ショーウィンドウには大賞に選ばれた作品を展示してます(写真をクリックすると拡大)。
作者は3年生の女の子。 絵もとても上手ですが「あなたの大きなすがたは、ずっと心にのこっているよ。」のコメントが沁みます。
きょうは茶地に白縞木綿に黃半衿、茶角帯に帆布の袴、白茶のタビックスです。
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2023年10月13日(金)
No.7446
城端にまちづくり会社!?
善徳寺で「
じょうはな囲炉裏の会
」
商工会青年部がたくさん来てくれて、囲炉裏を離れて松の間へ。
飲食しながら各テーブルで活発な情報交換が始まります。 城端を愛する女性たちや県・市の基軸職員も参加してくださって、有意義な時間でした。
話が進む中でまちづくりに意識が及び、来春を目処に動き出そうということになりました。
いよいよ城端に「まちづくり会社」ができそうです。
きょうはグレーリネンに茶半衿、茶角帯に灰茶の綿袴、こげ茶のタビックスです。
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2023年10月12日(木)
No.7445
スーパーカブオイル漏れ
愛車スーパーカブの燃費がどんどん悪くなっていきます。
乗り方に問題があるのは自覚してますが、それにしてもカブらしくない燃費なので、近所のバイク屋さんで見てもらったら、燃料切替コックあたりからガソリンが微量漏れていることがわかりました。
万一引火したら危険なので、パッキンとホース、それとコックの取り替え(中古→中古)をお願いしました。
近くに融通がきく職人気質の専門店があるのはありがたいですね。
◯ッ◯モーターとは大違いです(^^;;
きょうは柿色木綿に茶半衿、茶角帯に綿袴、焦茶のタビックスです。
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2023年10月11日(水)
No.7444
本紅型名古屋帯
本場琉球びんがたの名古屋帯が入荷しました。
知念紅型研究所の知念冬馬さんに生地指定して染めていただいた
ものです(写真をクリックすると拡大)。
抑えた色使いですが、可愛いところもあって、年齢幅の広い帯です。
大島や無地系小紋にピッタリだと思います。
お手にとってご覧ください。
・・・・たまには商売の話題を書かないと(笑)
きょうは水色縞の明石木綿に水色半衿、青白市松角帯に黒綿袴、チャコールグレーのタビックスです。
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2023年10月10日(火)
No.7443
中ホール開館記念『人形浄瑠璃 文楽』
オーバード中ホール
で文楽公演、
義経千本桜
「
椎の木の段
」と「
すしやの段
」。
文楽鑑賞は4年ぶり
、楽しみにしてました。
ロビーには人形が飾られ、開演前の雰囲気を盛り上げてます。 お客さんの高揚感が新しい劇場に充満してました。
僕は初見でしたが名作と謳われる二段はとても見応えがあり、これでもか!というくらい内容も濃く、世界観を堪能しました。
歌舞伎
だと役者だけに目が行って、物語への没入がおろそかになる気がします。
初文楽だった連れも大満足だったようです。
きょうは新しくおろしたグレーの西陣縞木綿に黄半衿、グレー系角帯をヘタレ結びにして黒柄足袋です。
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2023年10月9日(月)
No.7442
縄っこ定食?
城端は二日続けて自転車競技。
南砺市内110キロを走破するツール・ド・なんと(ロングコース)と42キロ(!)のサイクリングコース
が同時開催。
両コースともGOALは
善徳寺
、良い意味でヘンタイ(尊敬の念を含んでます)な方々が次々ゴールされてます。
刺激されたわけではないのですが、
スーパーカブに乗りたくなって
桜ヶ池へ。
縄っこ食堂(蓑谷)のみなさんが合掌かずらで月2回販売している「なんまぶ定食」
を食べてきました(写真をクリックすると拡大)。
なんなんまぶまぶが美味しいのは勿論ですが、毎回変わる副菜が絶品です。 白いご飯と副菜の定食があっても嬉しいかも。
あれ?名称はどうしましょ? なんまぶ無し定食? あ!「縄っこ定食」ですね。
きょうはグレーリネンに水色半衿、黒角帯に黒斑の袴、黒のタビックスです。
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2023年10月8日(日)
No.7441
MEIJO CUP
城南パーク
で
MEIJO CUP初開催!
明日開催の
ツール・ド・なんと
の前夜祭(?)を
名城大学の学生さん
達にまかせたら、2〜7歳までの子どもたちにによるランバイク大会(ペダルのない自転車)を企画・立案・運営すべてやってくださいました!
そもそも
ランバイクなる競技
があることすら知らなかったので、果たして出場者があるものか?と心配してましたが、なんと60名もの選手が父兄同伴で(当然ですが)遠方からエントリー!
実況アナも入って、手に汗握るデッドヒートを楽しませてもらいました(写真をクリックすると拡大)。
これはいい!
名城大から40名もの学生がスタッフとして参加! 有り難い限りです。
観客も増えると思うので、ぜひ来年につなげていただきたいですね。
きょうは茶地に白縞木綿に山吹色半衿、茶角帯に綿袴、コゲ茶のタビックスです。
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2023年10月7日(土)
No.7440
暖簾替え
きよべ地所
のノレンを麻から帆布に交換しました…ようやく(^^;>
のれんはリバーシブル仕様になっていて、
昨年とは雰囲気が違います
(写真をクリックすると拡大)。
帆布は透けないので、見た目も実際も暖かくなることでしょう。 季節感は大切にしたいですね。
とは言うものの、人間(=僕)の衣替えが全く進んでいません。
一日があっという間に終わってしまいます。
なんだろうこの忙しさは?・・・というか加齢とともに処理能力が落ちてるだけなのでしょうかorz_
きょうは柿色木綿に茶半衿、茶角帯に帆布の袴、焦茶のタビックスです。
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2023年10月6日(金)
No.7439
HUBのやへの道(21)
同人となった城端時報
がまもなく
創刊100年を迎えます。
記念式典を来年2月18日じょうはな座で開催することになり、実行委員会が開催されました。 場所は
あそびば
です(写真をクリックすると拡大)。
広い駐車場があり、イス・テーブルもあるし、少人数の打ち合わせに使い勝手が良い、
なにより場を包む空気がいいですね。
過去を振り返るだけの式典ではなく、
未来に向けての発信
もしてきたいと考えています。 乞うご期待!
きょうは生成りの楊柳木綿に黃半衿、茶角帯に灰茶の綿袴です。
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2023年10月5日(木)
No.7438
大杉がなくなった
一週間ほどかけて少しずつ切り崩されていった善徳寺の大杉
、ついに幹が伐採されてしまいました(写真をクリックすると拡大)。
寂しさはありますが、中がコルクのようにボスボスだったことを思えば、このタイミングで切ってよかったのだとも思います。
近くに寄って測ったら直径3メートル! なんて立派なんでしょう。
モソモソしてたらテレビインタビューを受けました。 大杉を
ホームベースにしたやこ玉野球(ハンド)
のこと、自分たちの時代で無くなる残念さ、
可能ならば再生して百年二百年と次世代に繋げたい
…などと立派なことをお話しましたが、
着付けの自主練
をしていて補助ベルトを胴に巻いたままだったことに後で気づき、オンエアされたら恥ずかしいです(笑)
伐り倒された枝や幹は
10月21・22日の彩菜まつり
までそのままにしておくそうです。 御覧ください。
きょうは縞のイカット木綿に茶半衿、茶角帯に茶の綿袴です。
(ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2023年10月4日(水)
No.7437
14歳に学ぶ60歳の挑戦
20年ぶりに『14歳の挑戦』を受け入れました。
と言っても当店ではなく
「あそびば」
です。 これまで会社や商店などの事業所が主体だったに、いよいよボランティア団体やNPOに学校や子どもたちが関心を持ち始めてるのだと思うと嬉しいです。
全5日間のうち、1日を
HUB-YA(はぶのや)
担当として男子中学生を2名お預かりすることになりました。 何をしてもらおうか迷った挙げ句、まず城端の現状を知ることが必要だろうと旧市街地のまち歩きを計画しました。
《コース案》役場→東新田宮→参道→藤田機業場跡→東新田本通り→坂井工務店土地→大宮野→松井機業→川田の小路→坡場→大工町山蔵→宗林寺町→四軒町→東上山蔵→川島→文次郎杉→吉村絹織→川島本通り→デンデラまいの坂→東下山蔵→城国寺→東町通り→東町庵→西村太冲生家→つづら小路→西川網戸→田村小路→じょうはな庵→三筋町→研修道場→別院大杉→中安無人販売→今町→松本謙三生家→桂湯→野下→瑞泉寺→水月寺→墓地→大谷廟→神明石碑→役場
旧市街地の約半分を2時間かけて歩くコースです。 馬の背台地に位置する城端の地形、旧五箇山街道を通って流通した絹、織物産業の現況、曳山祭のこと、城端出身者、計画された寺内町etc. 伝えたいことは山ほどあります。
戻ってから、気づいたことを話してもらい、現状を踏まえて「人口を減らさないにはどうしたらいいいか」「人口を増やすにはどうしたら?」を書き出してもらいます。
ひとりは城端と福光の境に特徴ある住まいをつくる「山田ニュータウン構想」
もうひとりは「空き家をDIY可能にして賃貸」「小京都らしい体験ができるように」など案を出してくれました。
彼らが記した
フェイスブックページ
も御覧ください。
彼ら中学2年生が成人するまであと6年、社会の一員になるまで10年、中堅になるまで20年。 それまで頑張ろう!と心に誓うのでした。
きょうはグレー楊柳木綿に黄半衿、黒角帯に黒綿袴です。
(ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2023年10月3日(火)
No.7436
またもMacを購入してしまう
メインはMacBook Air
ですが、古いソフトを使うときなど
MacBook Pro
も使っています。
13年選手なので動作が不安定なこともあり、大切に扱ってはいるのですが、物理的ガタが出始めてきました。
古いアプリが走る中古マシンを物色してたところ、ヤフオクで
iMac(Late 2015)
を落札(写真をクリックすると拡大)。
決して新しくはないですが
21.5インチの4kモニター(4,096x2,304ピクセル)に1テラのFusionDrive、CPUはIntel i5(クアッドコア 3.1GHz)、メモリー8ギガ
は必要十分だと考えます。
処理速度はともかく、
あそびばのiMac
より圧倒的に作業画面が広いので、使い勝手は良さそうです。
ノートパソコンもいいけれど、置き場所があるのなら据え置き型がいいですね。
きょうはグレー小千谷に水色半衿、黒綿角帯に黒斑の袴です。
(ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2023年10月2日(月)
No.7435
メタル醤油Tシャツ
まちゼミサミットの事例発表で登壇された島根県安芸市の矢田醤油店さん。
べヴィメタと伝統のお醤油の組み合わせが衝撃的でした。
その場で「Tシャツ売ってください」とお願いし、
ネット購入
したら本日
10月1日【醤油の日】
に届きました(写真をクリックすると拡大)。
いかがです?和服をまとった3体のドクロが醤油を醸造してるデザイン、書体もカッコいい!
ブラックメタル好きの長男にプレゼントしたら「東京出張に持ってく」と喜んでくれてます。
商売が楽しくなる
ヒントってどこにでもあるのですね。 参考になりました。
きょうは生成りの文人絣に茶半衿、茶角帯に茶綿袴です。
(ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2023年10月1日(日)
No.7434
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