「美しい装いきよべ」店長のきもの日記 過去ログ2019年5月

++美しい装い きよべ++

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シルクロードフォーラム2019募集
 6月22〜23日に開催される「シルクロードネットワーク南砺フォーラム2019」のポスターが刷り上がりました(写真をクリックすると拡大)。

 フォーラムは23日(日)じょうはな座で開催しますが、前日に世界遺産の五箇山合掌集落、日本遺産の井波、城端は定期公演のあと絹織物の松井機業を見学し、夜は大懇親会を開催(要:事前申し込み6/15まで)。


 フォーラムは〈入場無料〉〈お申込み無しでも参加可能〉です。
 貴重な講演が聴けるチャンスです。 城端からは松井文一さん(松井機業社長)が話をされます。
 僕も知らなかった濃い内容です。 ぜひぜひ!



 フォーラム詳細(PDF)
 参加申込書(PDF)



 きょうはグレー縞の片貝木綿に黒柄半衿、黒緑の角帯に黒斑の袴です
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2019年5月31日(金)  No.5819

街を彩る

 北陸銀行城端支店前のツツジが一気に花を咲かせました。 見事です(写真をクリックすると拡大)。
 丁寧に剪定されてるからこそ、こんな綺麗に咲き揃うんですね。

 観葉植物(含むプランター)が道行く人の目を楽しませるには手入れが行き届いてないと逆効果です。 肝に銘じておきます。

 きょうはグレー麻無地に縞半衿、黒緑の角帯に竪絽袴、梅鼠の足袋です。
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2019年5月30日(木)  No.5818

雀のお宿作戦37 〜新しい巣〜

 油断してました!

 つづらこみちがなんか汚れているなぁ…と思っていたら、新しいツバメの巣が(写真をクリックすると拡大)、いつの間に!?

 すでに抱卵中のご様子。

 こりゃもう一本傘を吊らんなんですかね。

 きょうはグレー楊柳木綿に黒緑の角帯、黒綿袴です。
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2019年5月29日(水)  No.5817

城端ぐるっとエンジョイサイクリング

 6月の城端は例年に増してイベント盛りだくさん。
 6月15(土)16(日)に「第1回城端ぐるっとエンジョイサイクリング
 サイクリングを通して南砺市城端の自然やあまたの文化伝統遺産に触れてもらうことを目的として企画されました。
 小学生も参加できるファンライド、33キロをのんびり走ります。

 地域の魅力も楽しめ、両日「善徳寺の市」、15日夜「市弥・緑太二輪会(落語)」、16日「城端:なりきり姫体験」 これらはどなたでも参加OK!
 嬉しいことにスタート地点は善徳寺。 朝9時、応援に行かなくっちゃ。

 10月には本格的な100キロライド「隅から隅までずずずいーっとライド」も開催。
 自転車の速度じゃないと見えない景色もあるハズ。 この催しが大成功して定着しますように!
 
 きょうは紺の楊柳木綿にシケ引きの兵児帯、薄緑の綿袴です。
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2019年5月28日(火)  No.5816

女の三世代は着物

 関東に向かったのはサッカー応援がメインではありません。

 開催中の「クリムト展」「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」「ギュスターヴ・モロー展」を鑑賞するため。

 特にクリムトはどうしても観たかった作家です。
 《ユディト》の美しさにため息をつき、《パラス・アテナ》に高揚し、《エミーリエ・フレーゲ》の色香にやられ、《ヌーダ・ヴェリタス》に年甲斐もなくドキドキし・・・なにしとんじゃこのオヤジは(笑)

 でも、いちばん感激したのは《ヘレーネの肖像》です。 頽廃したクリムトのイメージとは違う、姪への慈愛を感じます。
 そして《女の三世代》の前で釘付けに(右写真をクリックすると拡大)。
 これ、きもの(小袖)じゃないですか! 着物の背に大胆な柄を描いた構図、黒い左袖には袖丸があるし、ほぼ間違いないでしょう。

 クリムトが日本文化の影響を受けてたといいますが、これほどとは!

 きょうは水色縞明石木綿に水色立涌地紋の半衿、青白市松角帯に青灰の麻袴です。

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2019年5月27日(月)  No.5815

サッカー哲学
 五連敗中のサンフレッチェに喝を入れるべく、夜バスに飛び乗り初の浦和へ。
 埼玉スタジアム2002は日本屈指のサッカー専用球場。 対戦相手のレッズサポーターも日本一です。 No guts, No glory(根性なしに栄光なし)のコレオがアツい(写真をクリックすると拡大)。

 圧倒的少数のサンフレサポは隅っこに追いやられ、声援もかき消され…。
 しかし…勝ちました!苦手なレッズに4−0の完勝! 周囲の見知らぬサポーターと欣喜雀躍! これだからサッカー観戦はやめられないっす。

 オシムの言葉を思い出しています。

 人は共同体に属することで自己のアイデンティティーを確認できます。 昨日のローカル文化にも繋がる発想です。
 スポーツチームと国家とどう違うのか考えました。 選択できるぶん”独裁国家”よりはるかに健全ではないですか?

 きょうは水色縞明石木綿に生成りの半衿、青白市松角帯に青灰の麻袴です。
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2019年5月26日(日)  No.5813

三人委員会哲学塾in南砺
 桜ヶ池自遊の森で「三人委員会哲学塾in南砺 」午前の部だけ参加。 20回目の開催だそうです。
 発起人3人は内山 節さん(哲学者)、大熊 孝さん(工学博士・新潟大名誉教授)、鬼頭秀一さん(今回はインフルエンザで欠席)。
 泊りがけで様々な方が全国から参加しておられました(市長はじめ地元民も)。
 大テーマは「ローカル文化とグローバルな世界」 議論を深め理解し合うことが目的です。

 簡単な自己紹介のあと、内山先生と大熊先生から問題提起(写真をクリックすると拡大)。
『国民国家とか資本主義が受け入れられるために、ローカライズが必要だった。 自然・歴史・文化・伝統・風土に根付いて定着、それが価値の蓄積。
 しかしグローバリズム化は様々な要素を消し去り、残された価値は貨幣だけになってしまった(貨幣絶対主義)。
 残念ながら、目指すべきストック型経済学はまだ確立されていない』

 お話の中で、我々が英語を話せないのは「日本英語」が成立してないからだと!
 あっ!そうか、正しい英語を話そうと思って無理するから言葉が出ないんだ。 南砺なまりの英語(ナングリッシュ)にしちゃえば、中学生でもペラペラになるかも。



 大熊先生からは浮島の実践報告があり、これまた大きなヒントをいただきました。
 ちょっとここでは書けないので、形になりそうなら後日報告します。


 2時間ちょっとでしたが、大脳フル回転で様々な気付きがありました。
 来年も桜ヶ池で三人委員会哲学塾を開催してほしいなぁ。 日程調整して、なんとか全参加したいです。

 きょうは生成りの楊柳木綿にくすんだ黄土の半衿、黒緑の角帯に灰茶の綿袴です。
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2019年5月25日(土)  No.5812

第58回 日本伝統工芸富山展

 高岡市美術館で伝統工芸展を鑑賞。
 例年と違うのは、初日の開場前に到着してしまったこと。 おかげでテープカットと大勢の作家さんを見ることができました。

 偶然受けた北日本新聞のインタビューに「織物なら糸一本一本に作家に想いがこもっている。100円ショップが隆盛を極めるこの時代に、これだけ素晴らしい作品が制作されているのは凄いことだ」というような趣旨のエラソーな発言をしてしまったところ、記事には『作家が丹精込めて制作したのが伝わってくる』南砺市城端 呉服店経営 清部一夫さん(56)と上手にまとめられてホッとしています。

 伝統工芸展は6月9日まで開催です。 お見逃しなく。
 
 きょうは藍の綿麻に薄黄土の半衿、黒緑の角帯に灰色の紬袴、灰色に染めた足袋です。
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2019年5月24日(金)  No.5811

すす竹を剥きながら 

 母が山でススダケ(ネマガリタケ)を採ってきました。 意外とたくさんあったので、皮むきを手伝います。
 @先を包丁で斜めに削ぐ A切った先に人差し指をかけ、指を中心にタケノコを逆回し(写真をクリックすると拡大) B皮がある程度剥けたら親指で開く

 亡き祖母が元気だったときによく手伝(わされ)ったものです。 部屋いっぱいのすす竹を家族みんなで剥きました、何気ない会話をしながら。
 祖母には沢山のことを教わりました・・・幸せな時を思い出しています。



 きょうはグレー楊柳木綿にくすんだ黄土の半衿、黒緑の角帯に薄緑の綿袴です。
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2019年5月23日(木)  No.5810

令和もひだまり

 令和最初のひだまりくらぶ。 新メンバーと一緒に城端小学校へ。
 天気も良いので、中庭で遊具を広げます。


 低学年はコマ回し ヒモの巻き方から丁寧に教えると、失敗ばかりだった子が回せるようになりました。 喜ぶ子の顔が忘れられません。

 皿回しも人気 上手に回せた子が「見てみて」と得意げに来ます。 大人にかまってもらえると嬉しいのでしょうね。

 6年男子が一輪車に乗りながら皿を回しはじめ、見事成功(左写真をクリックすると拡大) サーカスかっ!(笑)

 そんなこんなで楽しいひだまりくらぶを手伝ってもらえませんか?

 毎週水曜日、お待ちしております。 まずは見学から。

 きょうは縞のイカット木綿に薄黄土の半襟、黒緑の角帯に黒斑の袴です。

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2019年5月22日(水)  No.5809

水無月のひととき 

 北陸銀行城端支店にて「水無月のひととき 中嶋外志男 展」が始まりました(6月14日まで)。

 城端野田在住の立体造形作家のロビー展で、絵画もあります(写真をクリックすると拡大)。
 7年前に当ギャラリーで開催した時とは画風が少し変わったでしょうか。
 目近にみられる機会です、どうぞ足をお運びください。

 きょうは柿色木綿に薄黄土の半衿、黒緑の角帯に黒茶の袴です。

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2019年5月21日(火)  No.5808

モンゴル伝統芸能

 モンゴル伝統芸能とおわらの公演を観にじょうなな座へ。
 来日した奏者(馬頭琴・ヤタグ・ヨーチン)に踊り子、越中八尾おわら節保存会がセットで前売り1,000円は破格値でしょう。
 主催はわかば商事株式会社、モンゴルを愛す社長は先日城端中学校に多額の寄付をしてくださった篤志家です。
 一軒一軒チラシをポスティングして回られた結果、直前の告知&月曜夜開催なのにほぼ満席の盛況ぶり。 驚きました。

 もっと驚いたのが、モンゴル伝統芸能のレベルの高さ。 それもそのはず国を代表する奏者だと聞き納得しました。

 そして、初めて聞く生ホーミー。 驚愕です。

 大満足の会です。

 きょうはグレー綿麻に山吹の半衿、黒緑の角帯に灰茶の綿袴です。
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2019年5月20日(月)  No.5807

十六代 小原治五右衛門

 城端蒔絵の小原好喬さんが十六代 小原治五右衛門を襲名されました。
 ココロが震える手紙を頂戴したので紹介させてください。


ーーーーーーここからーーーーーー
 この度 令和元年五月十八日をもちまして 十六代目 小原治五右衛門を襲名致しました
 城端蒔絵は天正三年にはじまり 以来四百四十四年 小原家一子相伝として継承しております
 伝統は統を伝えることであり 父祖の筆に込められた統から心を継承し 新たな統として伝えていくことであると 歴代治五右衛門の厳しくも温かい古からの教えに魂が震え
私も漆の道に進みました
 これからも南砺の大地で 城端人として 小原治五右衛門として これまでの感謝とこれからの希望を筆に込め 一層の精進を重ねていく所存です
 今後とも引き続きご指導ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます
  令和元年五月吉日
    城端蒔絵 十六代 小原治五右衛門
ーーーーーーここまでーーーーーー
〈英訳〉
As of today, 18th May 2019, I, Yoshitomo Ohara, succeed the trade name of ‘OHARA Jigoemon XVI’.
The art of Jōhana Makie began in the year 1575, and has been passed down from father to son within the Ohara family for four hundred and forty four years. In Japanese the meanings of the two characters put together to mean ‘tradition’ can also be separately seen as ‘to pass down the way’. My way of the brush comes from the hearts of my ancestors, and it is my responsibility to pass it on anew upon future generations. The souls of the many bearers of the Jigoemon trade name resonate with the strict yet ardent teachings of the art, illuminating the way along which I will continue.
I will working on my art and my way both as OHARA Jigoemon XVI and as a local of Jōhana, Nanto. My brush is blessed by the goodwill and best wishes of those around me. I greatly appreciate your further guidance and encouragement.
May, 2019
Johana Makie
OHARA Jigoemon XVI


 歳はずっと若いけれど、芯の通った青年に教わることが多いです。


 きょうは生成りの文人絣に黒緑の角帯、黒茶の綿袴です。
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2019年5月19日(日)  No.5806

ジャンケンで負ける方法 

 他のイベントをかつけたら絶対アカン日=城端小学校の運動会。 好天に恵まれ、父母祖父母親戚縁者、たくさん集まっています。


 低学年の障害物走『こびとたちのフルーツがり』の“関門”になるため城端ひだまりくらぶに声ががかかりました。
 走ってくる児童がジャンケンして、勝ったら「ハイタッチ」、アイコは「もうひと勝負」、負けたら「肩たたき」して通過。 タイムロスを少なくするために、勝たせねばなりません。
 で、どうするか? 僕はパーしか出しませんでした(笑)
 しかもわかりやすいように「ジャンケン」の掛け声で、すでにパーを出しておきます。 ちゃんと見てる子は「このおじさんパーを出すつもりや」と察します。

 子どもたちは可愛いです。 ほんと楽しかった。

 令和のひだまりくらぶは22日(水)からスタートします。 子どもたちと遊ぶのは楽しいですよ〜。 まずは見学からいかがでしょう。

 きょうは藍色の楊柳木綿に白茶の半衿、青白市松角帯に青灰の麻袴、グレーのタビックスに地下足袋です。
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2019年5月18日(土)  No.5804

サッカー誤審

 サッカーでゴールを見落とすという信じられない誤審がありました。
 2019 J1リーグ第12節浦和レッズv.s.湘南ベルマーレ戦
 湘南の選手が放ったシュートは右ゴールポストに当たり、左サイドネットに(写真をクリックすると拡大) 明らかなGOALです。
 しかし、ネット外に置いてあったドリンクに当たり、ボールはフィールドに出てきました。
 選手の陰で見えない位置にいた主審は、副審の無線連絡「入ってない」を信じて、ノーゴールに。 プレーを続行させます。
 浦和キーパーはセンターサークルにボールを投げ返し…これがカウンター攻撃となり湘南が失点しかかります。
 ここでプレイが中断。 大紛糾に。 判定が覆ることはありませんでした。
 そりゃそうでしょ、敵味方どの選手もゴールに気づいてるのに、認められないなんて。

 試合は後半、湘南が3点を返し、劇的な逆転勝ち。 気迫の入った素晴らしいプレイ。
 いや、でも、勝ったから結果オーライってわけじゃなく…。
 カウンターをしかけた浦和FWが負傷退場。 誤審さえなければ…後味が悪いです。

 審判も人間だからミスもあるでしょう。
 でも、修正することが大事じゃないですか。 なぜ審判団4人で話し合わなかったのか?

 プロチームは、それは²真剣に戦っています。 ですが、根底には暗黙の了解のあるゲームだということを忘れてませんか?
 例えば浦和の監督が一言発すれば、事態はスムースに収まったものを…。
 この誤審が、サッカー少年に与える影響は小さくないです。

 きょうは紺の楊柳木綿に薄黄土の半衿、黒緑の角帯に黒の綿袴です。
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2019年5月17日(金)  No.5803

ツイッター レベル10

 だらだらつぶやいてるツイッター今日がちょうど10年記念日だよ〜と案内がありました。

 へぇ〜まだ10年なのか、もっと経ってる気がするんですが…。 たいしたこと書いてるので、バズることもなく淡々としたもんです。

 twilog(ツイログ)に様々なデータが載ってます。
 総ツイート=5,934件 平均ツイート=3.1件/日 一日の最高ツイート数55件!(右写真をクリックすると拡大)
       ・・・・・・なんだかなぁ(笑)


 フェイスブックは8年目、この「店長のきもの日記」は18年目を迎えました。

 読んでくださってる皆さま、ありがとうございます。

 きょうは水色縞の明石木綿に薄黄土の半衿、青白角帯に青灰の麻袴です。
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2019年5月16日(木)  No.5802

常花の家

 にしまち通りは「常に花のある通りでありたい」と願っています。
 プランターがまだのこの時期は、各店の花入れに多様な花が咲いてます。
 お店を閉められたのに継続して花を活けてくださってる方も(写真をクリックすると拡大)。

 お気持ちが嬉しくて² 心があたたかくなります。

 城端では、慌てず急がず、季節の花を感じて歩いてくださいませんか。

 きょうはグレー縞の伊勢木綿に山吹の半衿、黒緑の角帯に黒斑の袴、チャコールグレーのタビックスです。
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2019年5月15日(水)  No.5801

AirPAY導入します 

 これまでもクレジットカードとデビットカードに対応していましたが、交通系電子マネーにも対応すべく、AirPAY(エアペイ)を導入することにしました(写真をクリックすると拡大)。

 経済産業省のサイトに登録されている決済業者は50近くあります。 その中からAirPAY(リクルート系)を選んだのは、決済手数料が将来に渡って固定だったからです。
 仮に手数料4%なら、1000円のお買い物のうち40円が業者に渡ることになります。 当店が減益になるのはもちろん、一度決済する毎に「地方のお金が中央に吸い上げられる」のです。
 (100%-4%)☓(1-0.04)☓0.96☓0.96☓0.96☓0.96… 10回使われたとすれば(0,96)¹⁰=0.6648 約三分の一が中央に持っていかれます。
 0.1%差だったとしても、地方の商店で積もり積もれば莫大な額になります。

 「地方でお金を循環させる」には「Yellとやま」のような独自の仕組みが必要です。

 ちなみに楽天ペイを選ばなかったのは「巨大な通販サイトにせめてもの反旗を翻したかった」から…。
 「損得勘定だけでは動かないのが中小個人商店の気概である」とも思うのです。

※現金にてお買い上げのお客様には、じょうはなフラワーカードにてお得なポイントサービス(100円で1円)をいたします。 今も昔も「現金歓迎」は変わりません。

 きょうはグレー楊柳木綿に薄黄土の半衿、黒緑の角帯に黒の綿袴、グレーのタビックスです。
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2019年5月14日(火)  No.5800

読書三昧
 休日は読書三昧。 文芸書と学術書(モドキも含む)をバランスよく選んでるつもりです。
 年間目標は50冊、すでに30冊目に入りました。 昨年同時期で22冊だったことを思うとハイペースです。

 読み応えある本が多いです。
 なかでも「遺伝子 親密なる人類史」は年間ベスト級の傑作(写真をクリックすると拡大)。
 生物学についての僕の知識が中学卒業時に留まってたことに気づきました。 いかんいかん。
 知見を高めるだけじゃなく、読み物としても非常に深淵で面白い! オススメです。


 左の「熱帯」 森見登美彦は文章が上手でシーンをイメージしやすいのですが、この小説は物語の中に物語がある入れ子構造になっていて、しだいに混乱してきます。 章が進むにつれて、脳がオーバーヒートし、あたかも熱帯にいるような感覚を覚えました。 不思議な小説です。 面白い!


 今年はあと何冊、本との素敵な出会いがあることでしょう。

 きょうは生成りの楊柳木綿に山吹の半衿、黒緑の角帯に薄緑の綿袴です。
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2019年5月13日(月)  No.5799

白山宮御開帳三十三年式年大祭
 五箇山上梨にある白山宮33年ぶりに御本尊を開帳すると聞きつけ、万難排してバイクで駆けつけました。
 茅葺屋根の下にある本殿は文亀2年(1502)に建てられた県内最古の建造物で、国の重要文化財に指定されてます。 

 大混雑か?と思いきや、さほどでもなく、すんなり秘仏 十一面観世音菩薩(撮影禁止)とご対面。

 曇りなき鏡(白金?)の中心に金の十一面観音がおわします(…といっても、距離があったので細かい所まで確認できず、単眼鏡を持っていけばよかったと後悔)。

 鳥居の元では平・上平8部落の獅子方が順に奉納舞(写真をクリックすると拡大)。
 獅子舞のあと、お小夜節を踊る女性たち。
 「自分たちのまつり」であるのが伝わってきます。 とっても良いマッツリでした。好きです、こーゆーの。

 きょうは柿色木綿に薄黄土の半衿、黒緑の角帯に灰茶の綿袴、焦げ茶のタビックスです。
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2019年5月12日(日)  No.5798

ゆかたフェア令和

 昨年より数日遅れで浴衣フェアが開幕します。 たいした意味もなく令和とつけてみました(笑)
 新柄ゆかたはもちろんのこと、ゆかた帯、麻半巾帯、下駄、男浴衣、子ども浴衣などたくさん揃ってます。

 人気の半額コーナーも倍増させました(写真をクリックすると拡大)。

 見易く広げましたので、冷やかしがてらお気軽にお立ち寄りください。

 きょうはイカット木綿に山吹色の半衿、黒緑の角帯に黒茶の綿袴、茶色のタビックスです。
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2019年5月11日(土)  No.5797

母の日に漢方薬

 あさっての母の日になにを贈ろう?無難に花かな。 …と考えてた矢先、右手を打撲したらしく、母が青アザをつくってしまいました(できやすい体質)。

 湿布もいいけど、内側から治す漢方薬「桂枝茯苓湯(ケイシブクリョウトウ)」をお向かいの薬局で購入し、プレゼントします(写真をクリックすると拡大)。
 婦人病に用いられることが多い薬ですが、血の巡りが良くなるので、打ち身(打撲症)にも効くようです。
 さて、効果のほどは?
 
 きょうは水色明石木綿に生成りの半衿、青白角帯に青灰麻袴、グレーのタビックスです。
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2019年5月10日(金)  No.5796

縄ヶ池みずばしょう情報

 5時半に起きミズバショウを見にバイクで縄ヶ池へ(去年少し出遅れたので1週間早めました)。

 国道304側からの林道は未だ通行禁止です、林道温泉側から上がってください(休湯中の観光荘さん<南砺市林道2-6>の奥)。 舗装路ですが、道幅が狭くカーブがきついので注意が必要。

 対向車を気にしながら(一台も遭遇しませんでしたが)約15分で駐車場到着、そこから徒歩4分で縄ヶ池です。
 万一クマに出遭っても大丈夫なように(?)ヘルメットとブローブで防御し、派手な刺し子の胴着で威嚇(笑)します。
 もちろん影も形もありませんでしたが、標識が削られてるのはクマの仕業??(左写真をクリックすると拡大) いや、でも熊が桟橋を歩くとは考えづらいなぁ…。

 いつも神秘の縄ヶ池。 気持ちをリフレッシュするのに最適な場所です。
  また来よう。 今度はモリアオガエルの卵を見に。
 
 きょうはグレー麻に生成りの半衿、黒緑の角帯に黒茶の綿袴、茶のタビックスです。
      (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2019年5月9日(木)  No.5795

BIG全(不)的中

 スポーツ応援のためtotoとBIGを購入しています…が、なかなか当たりません
 「当たりますように♥」「6億円あたったらどうしよう?」「ナイショにはできんやろうなぁ」などと妄想を膨らませ、毎回楽しんでおります。←すこぶる平和(笑)

 当然のごとくカスリもしないのですが…。

 1090回BIGで1ゲームも的中しないという珍事が発生しました。 全ハズレです(写真をクリックすると拡大)。 
 ここまで外れるのも珍しいので、どのくらいの確率か計算してみましょう。

☆勝ちor負けor引き分けを予想するので3通り

☆14試合がBIGの対象ゲーム
 当たらない確率は1ゲームにつき 2/3 これを14回掛けると…
 2¹⁴÷3¹⁴=16,384/4,782,969 ≒ 0.003425487…

  0.34% つまり…およそ300回に1回です。
  これってやっぱりレア??

 きょうは生成りの楊柳木綿に赤細縞の半衿、黒緑の角帯に黒茶の綿袴、白茶のタビックスです。
      (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2019年5月8日(水)  No.5794

おすすめサイト その43

 南砺市民にとても役立つサイトが誕生しました。
 その名もズバリ「日刊!南砺市
 「健康診断」「電源とwifi」「バスの使い方」「新規店舗情報」「小学校行事」「中学校行事」などの情報をブログ形式で毎日発信しています。

 例えば「城端駅からバスで行ける場所 」という記事は、病院だけでなく、「桜ヶ池」「井波アスモ」「白川郷」へ行けることを紹介。 JR城端駅がハブとして機能しつつあることを証明してくれてます。

 編集長は南砺市に住み始めたばかりの方。 南砺を好きになって移住を決め、住みやすくしようと情報発信サイトを構築! 嬉しいじゃないですか。
 『日刊南砺市』 ブックマークしました。

 【日刊 南砺市】https://dailynanto.home.blog/

 きょうは茶地に白縞木綿にざっくりした茶の半衿、黒緑の角帯に灰茶の袴、焦げ茶のタビックスです。
      (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2019年5月7日(火)  No.5793

しろの くろの かたち
 息子たちとギャラリー無量小林千紗展 しろのくろのかたち」(金土日祝のみ5/26まで)
 ガラス造形作家 小林千紗さんの個展です。

 素材はガラス?…なんだけど、そうは見えない。

 脆く儚い?…のだろうが、むしろ静かな生気を感じました。
 とても不思議な作品です。



 作家が在廊しておられたので、小品をそっと持たせてもらいました。
 ! 信じられないくらい軽い !
   常識がグラつきます。


 きょうはグレー縞の伊勢木綿に淡赤の半衿、黒緑の角帯に黒の綿袴、チャコールグレーのタビックスです。
    (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2019年5月6日(月)  No.5792

令和元年 城端曳山本祭
 本祭は好天に恵まれました。  近年懸念される強風の心配もなく、これ以上望みようのない善き日です。
 令和記念ということで、獅子舞・剣鉾・笠鉾・神輿・庵屋台・曳山が車座になって迎えた出発式。
 見たことのない光景でした。 意義はともかく…写真映えはしませんね(写真をクリックすると拡大)。

 今年は個人的に”お初”が2点あります。

 ひとつは所望を東町(店裏)で受けること。
 当番町が東上町の年は、店前を曳山が通るのは午前の1度きり。 ご近所に所望宿が多いので大渋滞します。

 庵連合会長の提案で、夜の東町通りで所望をさせていただくことになりました。 残念ながら椅子席ですが、祭礼幕を用意し提灯を提げ、雰囲気だけはそれなりに設えたつもりです。

 もうひとつは、四本柱の一人として、曳山に乗ったこと。
 御神像(恵比須さま)をお護りするとともに、傾いた屋根を水平に直す仕事です。 紋付袴は町内の衣装ですが、白足袋は新品を着用しました(神様に対する敬意)。
 初めての大役ということで緊張しましたが、さして仕事もなく、無事に終えることができました。

 10連休の終盤ということもあってか心配したほど混むこともなく、祭はスムースに進行し、事故もなく、誰もが笑顔の…ほんと良い祭でした。
 楽しかったぁ…。 早くも来年が待ち遠しいです(笑)

 きょうは余呉糸と結城の細番手真綿糸で織った草木染め縞紬に白茶の半衿 、グレーの角帯をヘタレ結びにし、梅鼠の足袋です。
    (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2019年5月5日(日)  No.5791

令和元年 城端曳山宵祭
 令和元年城端曳山祭 歴史あるこの祭は何度目の改元を迎えるのでしょうか。
 先人が遺した曳山屋台など有形物だけはなく、精神をも引き継ぎたいです。

 朝から曳山を出して準備をします。 天気は快晴、天候の心配がないので準備がはかどります。
 予定より早く終わり、時間を見つけ小走りで山宿巡り
 今年は町内山宿が3つもあって残念でしたが、いずれも気合の入った展示で見応え充分でした。
 嬉しいことに、雰囲気ぶち壊しの麦屋ボンボリがありません。 曳山連合会で決議してくださったんですね。 感謝!

 あれ?、山宿スタンプラリーがひっそりと(?)設置されてます(右写真)。 関係者である我々が知らないのに、お客様がご存知のハズありません。 運営体制に問題ありそうだなぁ…。



 若連中に出られない長男の代役を帰省中の次男が努めました。 明日は長男が出ます。
 きょうは橡色の単衣結城に茶衿の半襦袢、グレーの角帯をヘタレ結びにして、梅鼠の足袋です。
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2019年5月4日(土)  No.5790

大門素麺
 ご存知、砺波の大門(おおかど)素麺の本が出版されました。

 出版元は桂書房、著者は割烹まる十の経沢信弘さん(古代越中の万葉料理 著者)とCasa郷土料理研究会。



《あらためて知る大門素麺のヒミツ》

 てっきり一本麺だと思っていたら、70センチに切りそろえてあったんですね(それでも長いですが…)。
 諸説あるが、江戸時代に能登輪島から伝わったというのが信憑性が高そうです。
 そこで登場するのが遊女おさよ、そう「お小夜節」のおさよ、五箇山民謡・麦屋節のルーツです。
 輪島の麦屋で奉公していたおさよが麦ひき唄を覚え…、金沢で遊女となり、五箇山小原に流され、悲恋の結末を迎える…。
 五箇山で暮らした数年で、村の民謡レベル(?)が、グ〜ンとupしたのですね。 器量よし声もよし、多分トークスキルもよしのおさよに逢ってみたかったです。
   あらら、ソーメンとぜんぜん違うハナシになってしまいました(笑)

 「大門素麺」は税別1,000円(当店でも取り扱ってます)。

 きょうは水色縞明石木綿に生成りの半衿、青白角帯に青灰麻袴、灰色の足袋です。
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2019年5月3日(金)  No.5789

モンゴル公演

 じょうはな座はこの地方では稼働率が高いホールです。

 大きさが手頃(400席)、場所がわかり良い(国道沿い)、邦楽向き(花道がある)に加えて、スタッフが熱心なこともあるのでしょう。

 5月20日(月)夜にモンゴル伝統芸能と越中八尾おわら節の共演が実現することになりました。
 月曜は休みなので早速購入(前売り千円)しました。

 6時半開演なので、お仕事帰りでも間に合います。
 一緒に異文化を楽しみませんか?



 きょうはイカット木綿に茶の半衿、黒緑の角帯に薄緑の綿袴、グレーのタビックスです。

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2019年5月2日(木)  No.5788

令和元年初日

 「平成」が終わり新元号「令和」を迎えました(写真をクリックすると拡大)。

 思えば平成は、酷い天災に見舞われた時代でした。 とりわけ東日本大震災は、あまりの人命の儚さに人生観が変わった方もおられることでしょう。
 命ある今、やりたいこと為すべきことを、今始める。 強く正しい選択だと思います。

 さて、令和はどんな時代になるのでしょうか。

 他人の心の痛みを思い遣れる、丸く温かい時風に向かわんことを願って已みません。

 きょうは柿色木綿に生成りの半衿、黒緑の角帯に黒茶の袴、草木染めストールに茶のタビックスです。
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2019年5月1日(水)  No.5787

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