「美しい装いきよべ」店長のきもの日記 過去ログ2018年7月

++美しい装い きよべ++

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平成30年 城端むぎや祭ポスター
 平成最後の城端むぎや祭りは9月15日(土)16日(日)の開催です。
 今年もポスターが届きました。 凛々しい男踊りと艷やかな女踊りのワンショット! なんちゅ素敵なが!
 が…しかし…but(笑) でかい、でかすぎるぞ。 縦1040ミリ☓横720ミリはデカスギていつものところ(木戸)に貼れません。 他ポスターと比較すると巨大さがおわかりでしょ(写真をクリックすると拡大)。

 ん!まてま、これひょっとして「顔ハメ」になるかも…。 と、顔部分を実測したら24センチもあるじゃないですか!
 いける!イケルぞ! まつりの後に乞うご期待(笑)

 きょうは紺の楊柳綿麻に緑の紗角帯、腰板なしの綿袴です。
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2018年7月31日(火)  No.5513

別院山門の見どころ(その7)
 ラジオ体操に地域の大人のひとりとして通ってます。 体操で普段しないポーズをとるので、視線もおのずと違ってきます。
 山門境内側に将棋の駒形の切り掛けを見つけました(写真をクリックすると拡大)。 10センチはあろうかと…。

 ほぞ穴を切ったにしては五角形だし場所がおかしいし…なんなんでしょう??? お知恵を拝借したいです。
 そしてみなさんも、上を向いて歩いて別院の見どころをお探しください(笑)

 ところでこのコーナー、前回からなんと7年も経過してました。 放置しすぎです(笑)
 きょうはグレー地紋の小千谷にベージュの半衿、黒緑の角帯に黒茶の綿袴です。
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2018年7月30日(月)  No.5511

城端ひまわりフェスティバル
 駅前交番(正確にはコミュニティ南山田駐車場)で今年も城端ひまわりフェスティバルが開催されてます。
 福島県南相馬市からヒマワリの種を贈られて始まったこのイベントも6回目を迎えます。 震災のこと、原発のこと、復興のことを記憶に留めるため、ずっと続けていきたい催しです。

 実はSTAFFなのですが身体が空けられなくって…お昼ご飯だけ食べにいきました(ブラックカレー美味しかったです)。
 ミスト散布中ではありますが、やはり炎天下、体感気温はかなり高い。 南国のフラダンスもさすがに日差しに勝てなかった様子です(写真をクリックすると拡大)。
 でも大勢のお客さんでフェスは賑わってましたよ、いろんなお店もあったし…。 ラオス商店めっちゃ気になるでしょ(笑)

 8月には桜ヶ池のひまわり迷路が花開きます。 そちらも楽しみですね。 

 きょうはグレー地紋の小千谷にベージュの半衿、黒緑の角帯に黒茶の綿袴です。
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2018年7月29日(日)  No.5512

THIS IS PRIDE!!
 テレビや新聞ではあまり大きくとりあげれていませんが、自民党の杉田水脈議員が新潮45に寄稿した『「LGBT」支援の度が過ぎる』が酷すぎます。
 言葉尻を捉えるまでもなく、文全体が勘違いと先入観と悪意がないまぜで、およそ国会議員の作文とは思えません。

 当事者からも抗議の声があがり「杉田議員辞職」の5000人デモが起こりました。
 何人もの方がマイクを握り訴えます。 生きづらさを抱えて育ち、涙ながらに語る姿に嘘偽りはありません。
 ビデオ最後の男性のメッセージが心に刺さり、涙がこぼれました。

 男性は静かに語ります(全文はここをクリック)。

今回のことはみんなが優しくなれば解決することじゃないんです。
優しい気持ちになれる時も、そうじゃない時もあるから、だから私たちに必要なのは「制度」なんです。「ルール」なんです。
この世界の風向きが変わったって、誰も傷つけることのない世の中にするために、どうか一緒に「制度」を作って下さい!!

 我々は無関心でよいのでしょうか?

 きょうはグレー縞小千谷にくすんだ茶色の半衿、黒緑の角帯に灰茶の綿袴です。
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2018年7月28日(土)  No.5510

SANO DESIGN SD-1
 店を閉めてから福光ねつおくり七夕まつりへ。 平日にもかかわらず凄い人出です(写真をクリックすると拡大)。
 お目当ては打ち上げ花火…じゃなくて、南砺市池尻(井口)にあるカスタムカー工房 SANO DESIGN が製作したSD-1を見るためです。

 実車に触れて造形のクオリティにびっくりしました。 東京オートサロン2018で話題(東京国際カスタムカーコンテスト・ドレスアップカー部門 最優秀賞)だったのもうなずけます。
 ベースのMAZDAロードスターはデザインが洗練されていて好きな車ですが、このボディを纏うことでさらに戦闘的になりました。
 井口でカスタムボディを造ってるって、なんて素晴らしいこと! これからの発展が楽しみですね。

 きょうはグレー楊柳木綿に水色半衿、緑の絽角帯に青灰の麻袴です。
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2018年7月27日(金)  No.5509

涼しくなった…つもり
 何日雨が降らないのでしょうか? 猛暑日が続き、人も空気もカラッカラ。 熱中症で倒れる人が全国で続出しています。

 打ち水も良いのですが、他に方法があろうかと、水を張ったバケツにドライアイスを投入しました(写真をクリックすると拡大)。
 瞬時に二酸化炭素(気体)になり、冷やされた空気中の水分が白煙となります。 動画を見れば(ココをクリック)一瞬だけ涼しさを感じていただけると思います。

[注]密封した容器で行うと爆発の可能性があるのでキケンです。

 きょうはグレー縞の小千谷に薄黄土の半衿、黒緑の角帯に腰板なしの綿袴です。
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2018年7月26日(木)  No.5508

虫干法会のさばずし
 年に一度は別院の鯖ずしを食べたくて、虫干法会に参拝。 25日は蓮如上人御命日なのでバスでお越しになる門徒さんも多く、 ごった返しています。

 今年の法宝物の目玉は吉田廣均の屏風「松 」(写真をクリックすると拡大)。 小さな写真では伝わらないと思いますが、それは²見事な大作です。
 もうひとつ、色紙和讃の現物展示が最後になるかもしれないと聞き、穴があくほど見つめてきました。 やはり美しい。
 貞子姫のお話を聞いても、絵解きを聴聞しても、毎年なにかしらの気づきがあるのです。 だから虫干通いはやめられない。

 で、今年のサバズシの漬かり具合は?・・・絶品でした! クドくなく固くなく含みがあって味わい深い。
 他のおかずも薄味ながらじわ〜っと染み出す味が最高です。
 美味しすぎて御飯と味噌汁のおかわりをいただいたくらいです。 ごちそうさまでした。

 きょうは紺のコサシルクにざっくりした水色半衿、緑の紗角帯に薄緑の綿袴です。
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2018年7月25日(水)  No.5507

小料理屋で晩御飯
 今日も日記は二本立て。
 遅い夕食を6月末にオープンしたばかりの口福食彩 花華(こうふくしょくさい はなはな)でいただきました。 料理上手で話し上手な知己の姉妹が切り盛りする小料理屋です。
 福野中心の通称”銀行の四つ角”東側の古民家を改築した小ぎれいなお店で、町家で間口は狭いが、中はおもいのほか広い(カウンターにテーブル席、別室も)。
 お酒を飲まない僕ですが、食事だけでも歓迎されました。 「家庭料理やよ」と謙遜されますが、なにを食べてもウマイ!!(しかも安い)。
 箸はなんとの間伐材を使用しています。

 オープンしたばかりでまだ手が回らないが、将来的なおばんざいプランまで語ってくれて…。 地域を救うであろうこのプランを全面的に支持します。
 あ、「相棒」ごっこやってみたかった(笑) 
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2018年7月24日(火)  No.5506

ナント市にイタリア料理店
 南砺市に4つの飲食店が1ヶ月足らずの間にオープンします。 ひとつは向かいのフレンチレストラン、あと3つは旧福野地域です。

 ランチにイタリアンのCucina Nobu(クチーナノブ)に伺いました。 アヅマダチの古民家の良さを残して大改修し、とっても素敵な空間になってます(写真をクリックすると拡大)。
 オーナーシェフは元地域おこし協力隊の井上ご夫妻。
 ランチメニューはピザとパスタと前菜、飲み物(追加でデザート)。 目の前で生地を捏ね、石焼き窯で焼くピザは絶品です。 手際がいいので小気味良い! 料理が美味しいのは前から知ってましたが、調理姿を見られることがこんなに楽しいなんて!
 またお邪魔したいと思います、全ピザを制覇するために(7月いっぱいは予約必要)。

 きょうはグレー楊柳木綿に薄黄土の半衿、黒緑の角帯に黒の絽袴です。
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2018年7月24日(火)  No.5505

傾城歌舞伎
 定休日、石川県立音楽堂で松竹大歌舞伎見物。 歌舞伎を観るのは3年ぶりです。
 さすが金沢、夏着物を召した女性が桟敷席にズラリ!壮観です。 浴衣じゃないってのもいいですよね。

 今回は「近江のお兼」(中村梅枝)、「曽我綉俠御所染 御所五郎蔵」(尾上菊之助、坂東彦三郎)、「高坏」(菊之助、中村萬太郎)の三本。
 主役はもちろん菊之助さまですが、今回女形は封印(TT)し、侠客の五郎蔵と剽軽な次郎冠者を演じます。 もちろんそれはそれで魅力的なのですが、やはり美しい菊之助さま♥を見たかったなぁ。
 でも逢州役の中村米吉さんの美貌にクラクラ(笑)
 看板役者がバタバタ倒れてる梨園の台所事情もあるのでしょうが…「お〜い松竹さんよぉ菊之助さまを女形にしないと、米吉さんを贔屓にしちゃうぞ」…って敵の思うつぼですね(笑)

 きょうはグレーの麻無地に福光麻の半衿、緑の絽角帯にチャコールグレーの竪絽袴、梅鼠の足袋。
 入口のお姉さんに「お着物姿素敵です」と褒められて絶好調です(笑)
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2018年7月23日(月)  No.5504

福野でまちゼミ
 南砺市初(ひょっとして全国初?)の「みんなでまちゼミ」開催日。 いつもは自店で開催するまちゼミをまとめて一箇所で体験できる試みです。
 当店は「着崩れしない男の帯結び」、井波の月やさんが「月やの浴衣体験」なさるので男女揃って体験できるようになりました。
 いつもと勝手が違うので時間配分に手こずりましたが、「貝の口結び」から「浪人結び」までひととおりマスターしてもらいました。 終了後に月やさんの受講者と一緒に撮った写真です。 僕が一番だらしないですね(滝汗)。

 開始前に持ち込んだ自転車で福野の町をぶらぶら。 猿ヶ辻公園では「Nishichiマルシェ」毎月27日近くの日曜に開催してるマルシェです。
 物販や飲食ブースだけじゃなく、トランポリンが設置されていて子どもたちが遊んでるのが楽しそうでした(右写真をクリックすると拡大)。 街なかに明るい公園があるってのは良いですね。

 きょうはグレー地紋の小千谷に生成りの麻角帯を浪人結びにしています。
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2018年7月22日(日)  No.5503

城端に野菜フランス料理店
 今日の日記は二本立て。
 当店向かいに7月27日開店するフレンチレストラン Au milieu de la vie (オーミリュードゥラヴィ)のプレオープンに行ってきました。
 オーナーシェフの澤田 謙二さんは井波生まれ、お母様が城端出身というご縁もあって、金沢市から移住されるんです。 ありがとう!城端を選んでくださって。

 予約が少ない…と聞いていたのでガラガラだったらどうしよう…と心配してたのは杞憂でした。 2階席までいっぱいの大賑わい。
 我々地元客だけじゃなく、金沢からのお客様も多数お見えだった様子(今後ともご贔屓に)。
 お固いフレンチではなく、多種多様な野菜中心のヘルシーな料理。 野菜がこんなに甘く美味しいなんて!知りませんでした(写真をクリックすると拡大)。
 なんとポークもシンジラレナイクライ柔らかく香ばしく…感激しました。
 ランチメニューもあるそうなので、27日以降に再訪したいと思ってます。
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2018年7月21日(土)  No.5502

さよ朝スペシャル
 桜クリエで『さよならの朝に約束の花をかざろう』スペシャルシアター上映会。
 夏休み期間中、毎週日曜2回上映(13時〜、16:15〜)することになっていて、今日だけ岡田麿里監督、東地和生美術監督、堀川憲司プロデューサーによるスペシャルトーク付きです。
 岡田さんには以前からお目にかかりたいと思っていたので、前売り券を購入していました。 開演ギリギリにバイクで滑り込みセーフ、イスはほぼ満席!男性比率が高い…です。 半数以上が県外の方だそう(ようこそ城端へ!)

 まずは上映会。
 やはり作画のクオリティがおそろしけないほど高いですね。 一点の手抜きもない! シナリオにあれれ?な部分があっても、絵ヂカラで納得させられてしまった気がします・・・(ブルーレイ買っちゃおうかな)
 クライマックスに近づくと、いたるところですすり泣く声が聞こえます。 真後ろの方は号泣!(僕はぐっときながらも冷静に映画を観てました)
 ファンタジーの場を借りて、岡田監督が全てをさらけ出した映画です。 琴線に触れればめちゃくちゃ響くと思います。 ぜひ250インチスクリーンに7.5chサラウンドでご鑑賞ください。

 大満足なスペシャル上映会でした。
 ・・・が、ただひとつだけ。 監督に「美しい織物ヒビオルに人生を織り込むアイディアをいつ思いついたのか?」尋ねたかったなぁ。呉服屋としては(笑)

 きょうは紺の楊柳綿麻に福光麻の生成り半衿、緑の絽角帯に青灰の麻袴です。
 (左写真はおまけの複製原画、右写真はCAFÉ TRiANで展示中の背景画)
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2018年7月21日(土)  No.5501

黒にんにくの作り方
 母が大蒜を大量に購入してきました。 健康に良いとされる黒にんにくを作るんだそう…。
 作り方といっても、保温ジャーにニンニクを入れてひたすら待つだけ(写真をクリックすると拡大)。 およそ2週間で出来上がるそうです。

 ただ問題は、強烈なニオイに周囲が包まれること。
 台所での生成を諦め、玄関から納屋へ…。 それでも臭いので、今は隔離部屋に移動させました。 忘れてしまいそうで怖いです(笑)

 きょうはグレー縞の小千谷にくすんだ黄土の半衿、黒緑の角帯に黒の紗袴です。
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2018年7月20日(金)  No.5500

さくや姫だより その76

 きょうはさくやの誕生日、女盛り(?)の6歳になりました。
 「さくやおめでとう!」と祝ったら、コロンと横になり腹を見せます。 さすってくれモードです(写真をクリックすると拡大)。

 ケーキはないので大好物のキャベツにさらにリンゴを足してやりました。
 生まれて初めて食べるりんご、最初は避けてたんですが、一口かじるとジュワ〜と果汁が出ることに気づいたらしく、シャカシャカ食べてくれました。 美味しかったのかなぁ。

 きょうは黄色のコサシルクに福光麻の半衿、緑の絽角帯に薄緑の綿袴です。
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2018年7月19日(木)  No.5499

ハイウェイオアシスに新名所?
 桜ヶ池ハイウェイオアシスに巨大な看板がついたというのでバイクの早朝ライドで見に行きます。 CAFÉ TRiANから先に進んだところにバイクを停めて…、あったありましたよ、コンビニの北面にでっかいのが(写真をクリックすると拡大)
 サクラクエストの5人がパーティーを組んで、桜ヶ池クエストに旅立つ構図です。
 等身大(?)なので、小道具持ち込みで、記念撮影するのもアリですね。

 きょうは水色縞明石木綿にベージュの半衿、緑絽角帯に腰板なしの綿袴です。
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2018年7月18日(水)  No.5498

8月19日は城端へ 夏休み最大の催し
 今年の夏休み8月19日(日)の城端はダイソオド! 「フラワーカードすごろくスタンプラリー」「じょうはなわんだ〜らんど」「ふるさと寺小屋」「闇講」が同日開催! 善徳寺敷地内で子どもたちを喜ばすイベントが終日おこなわれます。

 今夜はふるさと寺子屋の全体説明会&闇講部門打ち合わせ(写真をクリックすると拡大)。 商工会青年部城端支部員を中心に50名近くが集まりました。
 「闇講」の今年のテーマは「平家落人伝説」 まっでおどろおどろしいものになりそうです。 乞うご期待!!

 きょうは笹倉玄照堂の作務衣(上)に藍染の腰布、青地シケ引き兵児帯に青灰の麻袴です。
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2018年7月17日(火)  No.5497

NYヤングピープルズコーラス
 定休日、オーバードホールで「ニューヨーク市ヤングピープルズ・コーラス」公演。 8歳から18歳までの少年少女1,700人から選抜された35名が日本各地をめぐります。
 地味なプログラムだしガラガラかも…と思いきや、ホール5階席までお客さんが居てビックリ! あとで調べたらMIN-ON主催でした、ちょっと納得(^^;

第1部 主に古典曲
第2部 ポップス系
 ハーモニーが美しいのはもちろん、振りもあって楽しませてくれます。 とりわけ女の子たちが素晴らしかったですね。
 日本語で歌う「手紙 〜拝啓 十五の君へ〜」には思わず泣きそうに。

 人種のるつぼと言われるNYシティ、多種多様な子どもたちが自己の得意分野を披露する姿は美しく、「個性を伸ばす合唱」は日本の合唱教育とは一線を画してました。 素晴らしい。
 これから全国巡回して、8月7日には再び金沢公演(石川県立音楽堂)があるようなので、聞き逃した方は是非どうぞ。

 盛夏にもかかわらず、最前列に夏着物姿の素敵な女性陣がおられて、良い雰囲気でした。
 きょうはグレー地紋の小千谷に黒柄半衿、黒緑の角帯に黒絽袴です。
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2018年7月16日(月)  No.5496

お手軽発明工夫2
 猛暑日が続きます。 打ち水で温度を下げようと、まさちゃんポンプを引っ張り出してきました。 が、以前作ったアテモノが見当たらない…。
 夏場は流雪溝の水量も少ないので、効率の良いものが必要なこともあり、新しい取水アダプターを制作しました(写真をクリックすると拡大)。 構想3分、準備15分、制作5分です。
 グレーチングの隙間(30☓90mm)にスッと入って、水をせき止め、ポンプアップの補助をします。 チョロチョロの水でも汲み上げることができました。

 これでこの夏の暑さ対策はバッチリ!…なのですが、地球にやさしい手動ポンプなので、アセモンダラになるのが難点です。 
 きょうは紺のコサシルクに緑の半衿、緑の紗角帯に薄緑の綿袴です。
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2018年7月15日(日)  No.5495

越中福岡の菅笠
 富山写真語「万華鏡」299号は『越中福岡の菅笠』 むぎやの笠はすべて福岡産、全国シェアの9割を占める国指定伝統的工芸品です。
 菅(すげ)苗の植え付けから、刈り取り、バラ干しまで、何年もかけて丁寧に撮られてます。 これすべてカメラマンの風間耕司さんの為せる業。

 万華鏡は写真語(しゃしんがたり)というだけあって、写真に強い吸引力があります。 まず写真に惹き込まれ、キャプションに目を通し、最後に本文を読む人がほとんどじゃないでしょうか。 文章も思いがこもっていて好き。
 「万華鏡」次は300号…その後も²ずっ〜と続いてほしいです。

 きょうはグレー縞の小千谷に黒柄半衿、黒緑の角帯に黒茶の綿袴です。
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2018年7月14日(土)  No.5494

飯田善國展 視覚的造形表現と言語表現の融合
 「飯田善國展」を見にギャラリー耀へ、本日初日です(9月9日まで金土日開催).
 飯田善國(1923 - 2006)氏は彫刻家であり現代美術家であり詩人でもあるそうです。 今回は平面作品中心の展示でした。

 マルチなひとって凄いな…と思う半面、なんでもできるってことが逆にゲージツの突き抜け感をスポイルしてる感じがして、勿体無いな…と思ってました。
 でも、飯田さんは最後までとんがってたようです。 作風が好きか嫌いかと問われれば僕の好みではないですが(^^;

 きょうはグレーサマーウールに黒柄半衿、緑の絽角帯にチャコールグレー竪絽の袴です。
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2018年7月13日(金)  No.5493

城端線120年記念事業報告書
 昨年開催された「城端線120年記念事業」連続講座とシンポジウム報告書「過去、現在、そして未来へ」が刊行されました(写真をクリックすると拡大)。
 記念シンポジウムのみならず、6回の講座、鉄道イベントなどをすべて収めた272頁に及ぶ大作です。

 「城端線は秘密がいっぱい!!」「明治人は鉄路に憧れた」「となみ野の産業革命」「人が動いた、地域が変わった」、バスハイク「城端線をもっと知ろう!」「どこへ行くとなみ野〜城端線は何を変えたのか〜」 多岐にわたる興味深い講座が並びます。
 まず第1回の木本尚志さんの講演錄を読みましたが、面白い!! 車両に書いてあるキハの意味ご存知でしたか?
 子どもの頃にみた映画「父ちゃんのポーが聞こえる」が城端線で撮影されたことも初めて知りました。

 この報告書、なんと無料で読めるんです。 となみ野.jp記念シンポをクリックして、PDFをダウンロードしてください。 カラー写真付きです。
 書籍化されたものは、じょうはな座と散居村ミュージアムで販売しています(千円)。
 
 きょうはグレー楊柳木綿に薄茶の半衿、黒緑の角帯に灰茶の綿袴です。
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2018年7月12日(木)  No.5492

日常見かける和文様「猪目♥」
 ハート♡も実は和文様猪目(いのめ)と言います。 宇治正寿院猪目窓が有名ですね。
 目そのものではなく、正面から見たイノシシを図案化したもので、破風飾り板(懸魚)などに使われます。 ちなみに善徳寺本堂の懸魚(けぎょ)はここをクリック

 ところで実は…あるんです、猪目石が別院に(写真をクリックすると拡大)。
 丸みを帯びたハートがおわかりになりますか?
 別院のどこらへんかは、シアワセ探しのつもりでご自身でお探しください。 案外簡単に見つかりますよ。

 きょうは紺の楊柳綿麻にくすんだ黄土の半衿、緑の紗角帯に青灰の麻袴です。
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2018年7月11日(水)  No.5491

桜ヶ池勇者募金
 昨日のランチはカフェトリアン。 期間限定メニューの「true tears 10thメモリアル」麦端ポークかばやき丼を食べてきました。 なんとまぶしの要領で3度楽しめます。
 オマケに試し読み版「true tears 小説版」をゲット! 電子書籍専門レーベル『P.A.BOOKS』発足記念なのかな?

 階下の桜クリエショップでクロムクロ手ぬぐいを購入がてら、桜ヶ池クエスト桜ヶ池勇者募金」を1口、するとコラボポストカードを手に入れました(写真をクリックすると拡大)。

 募金は桜の整備や育成の応援、桜ヶ池エリアのにぎわい創出活動などに使います。 地元の盛り上がりがいまひとつらしいので、みなさん是非²ご協力ください。 いっしょに活気ある桜ヶ池を取り戻しましょう!!

 きょうはグレー縞の小千谷に黒柄半衿、黒緑の角帯に黒の絽袴です。
 どうやら昨日、北陸地方は梅雨明けしたようです。
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2018年7月10日(火)  No.5490

城端地区まちづくり意見交換会
 南砺市4地区のまちづくり検討委員会中間報告を兼ねた意見交換会、いよいよ今日は城端です。
 月曜夜7時ということもあって、人が少ないんじゃないかと心配していましたが、続々お越しになってイスを追加することに。 感謝です。

 市側の説明の後、委員長が「城端には耐用年数が迫った築50年前後の施設が6つあり、必要なものを庁舎跡の複合交流施設に改装もしくは新設する必要がある」と15分間で簡潔に説明しました。
 ここまでで30分間。 残りの1時間半を町民の皆さんとの意見交換にたっぷり充てる予定だったのですが…。
 しかし、委員の選任方法について…とか、どこそこをなんとかしてほしいなど、市に対しての要望が相次ぎ、市政報告会と勘違いされてるのかも…と正直がっかりしています。 「まちづくり」という名称に馴染みがないのかなぁ。
 それでもなかには「街なかに拠り所がほしい」とか「補助金に頼らない稼げる施設を」などイメージできる未来像を提案された方もおられて、勇気づけられました(写真をクリックすると拡大)。

 南砺市全体の中での城端の位置づけと、さらに輝くためにはどこをどうすれば良いか? 共通認識を持つ必要性を感じています。
       当日配布された資料(A3)はこちら。

 きょうは緑のコサシルクに緑の半衿、生成りの麻角帯に腰板なしの綿袴です。
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2018年7月9日(月)  No.5489

楽しいフロシキ
 ポップな木綿ふろしきが入荷しました! サーカスの象にバク、レモンにアニマルetc. めっちゃ楽しいです(写真をクリックすると拡大)。
 京都の染工場のオリジナルで二巾(72cm)が2,000円、二四巾(93cm)が3,000円(いずれも税別)です。

 生地(綿シャンタン)がしっかりしてるので丈夫で長持ち、使い勝手もいいですよ。 贈りものにしたら、子どもだけじゃなく大人も喜びそう。
 袋やリュックに加工するのもするのもアリですよ。
 まずは店内で現物に触れてみてください。

 きょうは黄色のコサシルクにくすんだ黄土の半衿、黄緑の紗角帯に薄緑の綿袴です。
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2018年7月8日(日)  No.5488

ピアノの森のきもの
 欠かさず見てきたアニメ版「ピアノの森」主人公カイがショパンコンクールで演奏し終えたところで第1シーズン(12話)が終了しました(次は来年1月から)。
 毎回²ピアノ演奏が素晴らしく、目を閉じて聴き入ってました。

 目を閉じて…というのにはワケがあって…、絵があまりにも酷かったからです。 鳴り物入りで採用したモーションキャプチャーによるCG演奏シーンは気持ち悪いくらいリアルなのに対して、通常シーンの作画が回を追うごとに雑に…。 締切に追われてたんでしょうか。
 びっくりしたのが着物の後ろ姿(写真をクリックすると拡大)。 もはや帯ではない(TT)
 なんだかなあ…和装ってそんなにレアなのかなぁ…残念です。

 きょうはグレー楊柳木綿に黒地柄半衿、黒緑の角帯に黒の絽袴です。
         (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2018年7月7日(土)  No.5487

井波地区まちづくり意見交換会
 市内4箇所でまちづくり検討会議地域別意見交換会が始まっています。 城端での開催を3日後に控え、井波地区の意見交換会にそっ〜とお邪魔。
 初めて入る井波社会福祉センターは庁舎に隣接してるんですね、そんなことも知りませんでした。

 過去6回の経緯と中間報告として庁舎を複合交流施設にする案を提示。 中心部の瑞泉寺や八日町通り、環状線沿いにある総合文化センターと木彫りの里などとも連携します。
 「施設管理(ハード)は行政、運営(ソフト)は民間」の明確な方針でした。

 質問や具体的なアイディアが相次ぎ、地域の皆さんの熱い想いが伝わってきます(写真をクリックすると拡大)。 多様なご意見のなかで「観光対応」と「公共交通」が2大キーワードだと感じました。
 たくさんの案が出された、いい意見交換会だったと思います。

 城端地区は7月9日(月) 19時より 城端庁舎3階ホール
 城端のまちづくりに関してのアイディアをください。 お待ちしております。


 きょうは水色縞の明石木綿に薄緑の半襟、青白角帯に青灰の麻袴です。
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2018年7月6日(金)  No.5486

あじゃあじゃ南砺Talk in 城端
 いよいよ城端でのあじゃなん開催日…ですが大雨洪水警報発令中でR156&304の一部区間&城端線がストップ。 この雨の中、来てくれる人がいるんだろうか?と心配しながら設営しています。
 ところがなんと!悪天候にもかかわらず34名が参加!ありがとうございます。

 今回のプレゼンターは4名。
「南砺市中の学校にしけ絹の繭カプセルを置きたい!」
     松井紀子さん@松井機業六代目見習い
「世界一気持ちいい」を届けたい!」
     粟野愛梨さん@arom thai body care タイ古式マッサージ リラクゼーションセラピスト

「土の建築アースバックを南砺の循環型社会の象徴にしたい」
     武部洋明さん@八百楽農園
「南砺を日本酒の聖地にしたい」
     山田清志さん@酒米農家(元JA職員)
 JAなんと管内で作ってる酒米(五百万石と山田錦)が県内かなりのシェアを占め、さらに全国各地の蔵元に直接納めていることに驚きました。

 いずれ劣らぬ名プレゼンで心が揺れましたが、僕はアースバッグハウスの武部さんにアイディアをぶつけることにします。 みんな出るわ出るわ、楽しかったです。
 《当日の様子はこちらでご覧いただけます》

 懇親会は囲炉裏の間。 別院輪番さんや事務長さんを交えて「みんなの台所・城端」の美味しい料理をたくさん食べて、語って⁴ かなり盛り上がりましたよ。
 遠くは東京から近くは西上まで(笑)、年代幅も広かったけど、みなフレキシブルですね。 「全部ジブンゴト」の人は面白い!

 きょうはグレー無地麻に薄茶の半衿、生成り麻角帯に黒茶の綿袴です。
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2018年7月5日(木)  No.5485

一心講下見
 毎年9月2日は善徳寺一心講踊り。 昨年5年ぶりに復活した伝統行事をもっと²盛り上げ継続するには、参加者の増加が必要です。

 一心講といえば仮装、仮装といえばコスプレ・・・ということで、井波のコスプレイヤー桜哉(さくや)さんに相談したたところ、協力を御快諾。 知人のレイヤーさんにお声掛けしていただけることになりました。 桜哉さんは「街なかイベント事務局」のスタッフでもあります。

 きょうは別院の初下見。 別院のご厚意で、更衣室のみならず、いろんな部屋を撮影に使わせていただけることに(写真は大納言の間)。 和モノが好きな桜哉さんも大喜び! これは!凄いことになりそうです。
 参加要項などが決まったら、またお知らせします。

 一心講踊り
 9月2日(日) 夜7時より善徳寺境内(雨天の場合は本堂)
 参加無料〈仮装歓迎〉

 きょうはグレー系小千谷に薄黄土の半衿、緑の絽角帯に灰茶の袴です。
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2018年7月4日(水)  No.5484

みんなでまちぜみ
 第五回なんとまちゼミ(7/20〜9/10)の案内が刷り上がりました(参加店や市内各所に置いてあります)。
 当店は「着崩れしない男の帯結び」講座を店内で4回(7月20・21・29日、9月9日)開催、そして新企画「みんなでまちゼミ」にも参加します(写真をクリックすると拡大)。

 「みんなでまちゼミ」というのは、通常は店で行う講座をまとめて一箇所で体験できる企画。 まちゼミって何だろう?気になるけど参加したことがない方のハードルを下げるため開催するんです。
 バラエティに富んだ6講座「手技療術師の講義による初級体験講座/栃原療術院」「自分でできるキレイな姿勢/カイロプラクティックWA」「親子でつくろう!配管パイプでDIY!/(有)石黒工業所」「水を吸う瓦コースターをつくってみませんか?/(株)柴田瓦工事」「月やの浴衣体験/着物お着付け処 月や」「着崩れしない男の帯結び/美しい装い きよべ」
 講座によっては見学も可能です。 お気軽にお越しください。
 7月22日(日)10時〜15時 南砺市商工会館(南砺市やかた324 電話0763-22-2536)  場所はヘリオスの近くです。

 きょうはベルギーに惜敗した日本代表に敬意を表して、ブルーのコサシルクにグリーンの半衿、ブルー&ホワイトの角帯にブルーグレーの麻袴です。 
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2018年7月3日(火)  No.5483

阿尾城攻め
 晴れた定休日、なんとなく氷見へ。
 そして山道に迷って、海に出たとき、目についたのが『阿尾城→』の看板。
 お、こんなところに城跡が?と思いつつ、100m先の表記に油断してウッカリ跡地を目指します。 が、シンジラレンくらい急坂を登るはめに…。 こりゃ難攻不落だわ。

 白峰社本殿跡と展望台(伝本丸跡)から眺める絶景(写真をクリックすると拡大)。
 暑い日でしたが、樹木に囲われた道は涼しく、気持ちの良い城攻めでした。
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2018年7月2日(月)  No.5482

想像力が子どもを守る

 13年が経ちました。

 先日からずっと、拳銃凶行の場となった富山市奥田小学校、地震で塀が倒壊した高槻市の小学校のことを想っています。
 犠牲となった方々のご冥福を祈るとともに、親御さんはじめ、先生、PTA、地域の方々が、何を感じ考えておられるか…想像するだけで胸が張り裂けそうになります。

 全国一斉に塀の安全点検が始まりました。 やったほうが良いのは当然です。 ですが、東日本大震災の後、なぜ近くのブロック塀は危険ではないか?と考えなかったのか。
 放置してきたのは我々おとなです。

 自戒を込めて記します。
 すべてのことに、もっと注意をはらいましょう 想像力を働かせましょう。 大切な³子どもたちを守り育てるために。

 きょうは紺の楊柳木綿に縞半衿、緑の紗角帯に腰板なしの綿袴です。
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2018年7月1日(日)  No.5481

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