昨日引き続いて今夜はじょうはな庵の勉強会。 「コトづくり」からまちづくりを考えよう 〜横浜、三津浜の取組みと城端の可能性について〜 講師はコトラボ合同会社代表 岡部友彦さん。 ドヤ街だった横浜市寿町と空き家が目立つ松山の漁師町三津浜を再生させた傑人です。 (株)粋まち代表の日置圭子さんが連れてきてくださいました。
寿町は高度成長期に飯場として大きくなり、日雇い労働者のキタナイ&怖いイメージが染み付きました。 みなとみらいが表なら、寿町は裏です。 しかし現在は住人の高齢化が進み、200m×300mの狭いエリアに6,000人が居住、半数が65歳以上で9割が生活保護を受けている瀕死の町なのです。 「人の流れを変えて町を変える」べく、岡部さんたちはパックパッカー用に3畳だけどキレイな安宿を用意しました。 旅行者が来る→安全なイメージ→市民理解が高まる=算段です。 街全体を一つの宿ととらえ、ホテルフロントを1つにし、近くの宿へ歩いてもらうスタイルにして、60室で年間1万人の宿泊客を得ています。
古い建物が残る松山の玄関港三津浜では、古民家をミツハマルという拠点にして、町屋バンクの情報発信。 2013年から3年で27軒の移住があり、カフェやレストラン、パン屋やアトリエなど新たなお店がオープンしています。
凄い人がいるもんだ!と驚きつつ、規模は違えど城端にも可能性があるんじゃないか?と思えてきました。 この場にいた人々も同じ思いだったのではないでしょうか? 城端に知恵も人も集まりつつあるようで嬉しいです。 地元の我々も頑張らなくては。
きょうは黄色のコサシルクに福光麻の半衿、生成りの麻角帯に薄緑の綿袴です。 いよいよ入梅しました。 (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
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2017年6月21日(水)
No.5105
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