「美しい装いきよべ」店長のきもの日記 過去ログ2017年3月

++美しい装い きよべ++

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麻情報が集まるギャラリー
 明日10時オープンの「越中福光麻布ギャラリー」の最終設営をしています。
 ドア看板(ロゴは福光麻布の本から取りました)も付き、展示もいよいよ大詰めです(写真をクリックすると拡大)。

 準備中にひょっこり御婦人が訊ねて来られました「明日来れないかもしれないから…」と。
 お話しするうちに、井波の麻織りについていろいろ情報をお持ちだとわかり興奮しています。 開店前から情報が勝手に集まるなんて!当館への期待の高さが伺えます。
 明日も頑張らなくては!

 きょうはグレー縞の伊勢木綿に黒ハイネック、黒裂織角帯に黒斑の袴、チャコールグレーのニットチョーカーに黒のタビックスです。
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2017年3月31日(金)  No.5023

写真が伝えるモノ
 今年一番の衝撃「舞台の上の美術館U」公式結果報告がされました。 わずか5日間の開催期間で8,380名が来場!凄いな富山(糸魚川駅北大火義援金は171,041円)
 「ライヴTIME」と「仮様祭り」の動画も公開されてます(必見です)。

 驚愕したのは舞台を撮影した4枚の写真。 僕が撮った(写真をクリックすると拡大)のとは天と地ほど違います。
 理解してる者が撮るとこれほど差がつくのですね。 驚きました、素晴らしい!

 きょうは紺無地ウールに深緑の半衿、黒緑の角帯に梅鼠のウール袴、チャコールグレーのニットチョーカーにタビックスです。
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2017年3月30日(木)  No.5022

まちゼミ寸劇
 南砺市商工会館で「第2回なんとまちゼミ」の結果報告会。 アンケート結果を元に課題点をピックアップします。
 その前に有志による寸劇『まちゼミっちゃなんけ』披露(写真をクリックすると拡大)。 芸達者な3人がダメな講師、良いゼミを実演してくれました。 自分はどうだったか?ちょっと反省。
 そして第3回(7/20〜9/10)のタイトルつけ講座。 当店は男の浴衣帯についての講座を企画していますが、詳しい事はなにも決めてなかったので…どうしよう…う〜ん。でも気ぜわしいけど、充実してて楽しいです。

 そうそう、まちゼミ番外編として、独自ゼミを考えてます、出張講座で。
 六ヶ町の若連中限定『袴のつけかた教えます』 曳山祭の紋付袴姿をレベルアップしたい!僕の積年の夢です。 応募があればいいのだけど…。

 きょうは焦茶に朱縞ウールに小豆のハイネック、黄金の角帯に帆布の袴、茶のガーゼストールにニット手甲、茶のタビックスです。
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2017年3月29日(水)  No.5021

新児童館竣工
 改築工事中だった城端児童館が竣工しました、その名も「さくらっこ」(写真をクリックすると拡大)。
 小学校と統一感のある建物とクリーム色の外壁、隣接しているので親御さんは安心ですね。 大人の目がゆきとどくように平屋建て、駐車場を設けたので庭は狭くなりましたが、木材を多用した室内は明るく広々としています。
 4月1日に一般公開されるので、地域の方はぜひ足をお運びください

 きっずらんどアルカスのように、子どもが居心地の良い場所になることでしょう。

 きょうは柿色木綿に小豆色のハイネック、黒緑の角帯に黒茶の袴、茶のガーゼストールにタビックスです。
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2017年3月28日(火)  No.5020

BIG連続当選!
 なんということでしょう!サッカークジBIGが2週続けて当選してしまいました(写真をクリックすると拡大)。 300円ずつコツコツ買い続けたのが実を結びました、嬉しいです。 ※5等1,740円、6等570円といえども(笑)

 それはそうと…愛するサンフレッチェ広島が絶不調で困ってます。 J14節終えて1分け3連敗(TT)、勝点1でまさかの17位(降格ラインです)。
 頼んこっちゃtotoBIGの神様、ここはワタクシめに一攫千金を授けてくださいマセ。 正しいことに使いますから。
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2017年3月27日(月)  No.5019

曳山の車輪
 「南砺市商工会女性部城端支部が曳山六基の車輪を缶バッジにして販売しています。 3個入って500円、2セットでコンプリート!
 写真入りの解説パンフや車輪イラストの紙袋もなかなか(写真をクリックすると拡大)。

 御神像や庵屋台に目が行ってましたが、改めて見ると車輪の美しさにドキドキします。 眼をつけた女性部の皆さんに拍手!

 きょうは濃紺ウールにグレータートルネック、青白角帯に黒斑の袴、チャコールグレーのタビックスです。
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2017年3月26日(日)  No.5018

A4→A3→A2
 1週間後(4月1日)にオープンを控え、越中福光麻布ギャラリーの宣伝告知をコツコツしています。
 きょうはポスター制作。 A4サイズのチラシをスキャンし、上下に分割してA3用紙に拡大印刷、両面テープで繋ぎ合わせるとアラ不思議!(でもなんでもない…)A2ポスターのできあがり(写真をクリックすると拡大)。

 お金をかけずに手間をかけるこのアイディアは「ふらっと」の宮袋季美さんから教えてもらいました(必要は発明の母…とはよく言ったものです)。
 きょうは茶地に白縞木綿に焦茶のタートルネック、黒緑の角帯に黒茶の袴です。
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2017年3月25日(土)  No.5017

紬袴
 普段は木綿袴を着用してる…のはご存知の通りですが、上が絹長着だとアンバランスなことがあります。
 そこで、グレーの紬アンサンブルで細身の絹袴を仕立てました(写真をクリックすると拡大)。 今年初の自家消費です。

 木綿やウールに比べたら、絹は軽く着け心地もよさそう。 メンテナンスを考えたら(さすがに洗濯機では洗えないので)日常着にはしないと思いますが、ちょっとした場所にこの袴を着けていこうと考えてます。
 アイテムが増えるとコーディネートを考えるのが楽しいですね、着物はファッションなのですから、楽しまなくちゃ

 きょうは茶縞ウールに赤茶の半衿、黄金の角帯に帆布の袴、クリームの絹ストールに黄のニット手甲、茶のタビックスです。
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2017年3月24日(金)  No.5016

ゴジラv.s.W杯
 待ちに待ったシン・ゴジラBDが手に入りました(写真をクリックすると拡大)。
 店を閉めてから、テレビの直前に陣取ります、0時半キックオフのサッカー日本代前哨戦のつもりの戦闘モードです(笑)
 ・・・視聴・・・興奮・・・呆然・・・興奮・・・呆然・・・
 やっぱり面白い! これでもか!と襲いかかるセリフ&字幕に圧倒されながら、あっという間の2時間でした。 密度高ぃぃぃ。
 よ〜し、もう一回見てから特典映像をチェックしよう!
 (あっ!サッカー…w)
 きょうはグレー縞の片貝木綿にグレータートルネック、黒裂織角帯に梅鼠のウール袴、紺のタビックスです。
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2017年3月23日(木)  No.5015

ポケット結び
 ふろしきの可能性を追究しています。 リュックもいいけど、風呂敷は軽くてかさばらないし便利ですから。
 1枚でもいろんな包み方がありますが、2枚使えばさらに自由度が高くなる事に気づき「ポケット結び」を考案しました(たぶんオリジナル)。

風呂敷のポケット結びhttp://www.craft-ran.com/wa/furopoke.html

 すぐに出し入れしたいもの(チケットや折り畳み傘など)を入れておくポケットがあります(写真をクリッすると拡大)。
 応用が効くので、もっと新しい結び方が発明できそうですね。

 きょうはグレー縞の伊勢木綿に黒ハイネック、黒緑の角帯に腰板無しの綿袴、チャコールグレーのニットチョーカーにグレーのタビックスです。
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2017年3月22日(水)  No.5014

クローン文化財
 昨日、昼食を会場でいただいたあと、ウイングウイング高岡へ急ぎます、最終日の「法隆寺 再現 釈迦三尊像展」を見る為に。
 国宝を最新技術と伝統工芸の融合で再現しようという試みです。 3Dプリンターで東京藝大が樹脂製の原型を制作し→高岡銅器が鋳造し→井波彫刻で台座を彫り→藝大が本物風に仕上げるという一連の工程
 離れたところから見る釈迦像はそれは²立派だったし、半透明の原型は謎の光を放ってました(左写真をクリックすると拡大)。
 入場無料だったのが功を奏したのか結構な人混みで、遠巻きに見ただけですが…、宗教性や精神性はあまり感じられなかったなぁ。 美とはなにか?を再確認する良い機会となりました。

 今後、保存のためこのようなクローンがどんどん増えるんでしょうね。 でも、いくら精巧に美しく仕上げられても「本物」とは違います。 真贋を見分ける眼を養うには本物を見るしか無いのに…。
 かといって伝統技術保持には「仕事」が必要だしなぁ…。悩ましいところです。

 きょうはグレー織木綿に焦茶のタートル、黒緑の角帯に黒茶の袴、茶のガーゼストールに焦茶のタビックスです。
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2017年3月21日(火)  No.5013

松井機業であそぼう
 『なんとリズムであそぼう』松井機業さんの敷地をフルに使って子どもたちに様々な体験をさせようというイベントです。 ご近所なのでワンちゃん連れて自転車でお邪魔しました。 すでに子どもたちでいっぱい、キッチンカーもあって賑やか²。
 メインは桑の植樹。城端で育った桑で蚕を育て、繭から糸を紡ぎ絹織物にする…なんて夢のある計画でしょう。 桑の苗を植えさせてもらいました。 数年後にはここが桑畑になり、自給できるようになる…楽しみです。

 建物内は絹麻綿に関係した、さまざまな展示や体験メニューが用意されてます(写真をクリックすると拡大)。
 遠方からお越しになった方も多く、みなさんいい一日を過ごされたのではないでしょうか(工場見学もさせていただき、7月に開催する「えんとつ町のプペル展 in じょうはな」に良さげな場所も見せてもらえましたよ)。

 「なんとリズムであそぼう」はまだまだ続きます。
 きょうは桑染め紬に黒タートルネック、黄金の角帯に黒斑の袴、黒小紋柄足袋です。
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2017年3月20日(月)  No.5012

十年筵
 凍結の心配も無くなったので、そろそろムシロを片づけます。 2日ほど干してしまい込みました(写真をクリックすると拡大)。
 買って10年になります。 凍った路面に張り付いて端が一部損傷してますが、厚みは充分でまだ数年は使えそう
 城端莚だったなら、農閑期に織りあげ、雪上に敷いて雪晒したり、毛羽とりをしたそうな…。
 弥生時代(ひょっとして縄文時代?)からほんの少し前(50年)まで織られていたんです。 いまでも実用に足るものなんですが、惜しいなぁ。
 失われつつある技術、復活は難しくとも、現世代の務めとして後世に伝えたいです。

 きょうは青縞ウールに黒タートルネック、青市松角帯に梅鼠のウール袴、鉄色のタビックスです。
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2017年3月19日(日)  No.5011

昭和の遊び
 「古き良き昭和の遊びごっこ祭り」 〜お父さんもお母さんもみんな子どもだった〜 なる催しに“メンコの先生”として参加するため、きっずらんど(福光児童館)へ。 2年半前のエコビレッジサミットで誕生したecoto mamanが主催で、乞われてひだまりくらぶで培った技(?)を披露すべくイソイソとバイクで出かけます。
 ヨチヨチ歩きの子どもから小学生まで、百人以上の子が遊びに参加(コマ、駄菓子くじ、めんこ、おはじき、輪ゴム鉄砲、軍人将棋etc.)。 最初は全然違う方向に飛んでったメンコが、しだいにパシッといい音がするようになり、まれにひっくりかえす子も! 子どもってすごいですね。
 ほとんどのお父さんお母さんもメンコ初体験で、親子で盛り上がりました。 みんなで遊べる昭和の遊びがもっと²見直されても良いのでは。

 きょうは濃紺ウールにグレーのタートルネック、グレー裂織角帯に黒斑の袴、グレーの絹ストールにチャコールグレーのタビックスです。
 ・・・で、帰宅したら右肩が上がりません(苦笑)
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2017年3月18日(土)  No.5010

次の人類?
 今年も年間読書目標は50冊です。 現在11冊…と去年よりだいぶ出遅れているのは、曳山祭当番町のせい。 だけではなく、読みごたえのある本を選んでるから。
 「サピエンス全史」(ユヴァル=ノア=ハラリ著)を読み終えました。 オバマ前大統領はじめ各国の要人が薦める世界的ベストセラーです。 流行物には手を出さないんですが、長男次男が揃って「読め読め」とプッシュするので…。

 我々ホモ・サピエンスはいかにして地球を制覇したか? 進化過程で得た能力〈認知〉は虚構(国家、法律、貨幣、宗教など)によって想像上の秩序を生み出しました…。
 論理的でありながらシニカルな著者の文体がツボです。 ↓この視点は無かった…。
『ホモ・サピエンスがそれら(小麦、稲、ジャガイモなどの一握りの植物種)を栽培したのではなくて、逆にホモ・サピエンスがそれらに家畜化されたのだ。』

 大著ですが面白いのでぜひご一読をお薦めします。 特に第2章(虚構が協力を可能にした)と20章(超ホモ・サピエンスの時代へ)は必読です。
 現人類の未来は決して明るくなさそうです…残念ながら。

 きょうは柿色木綿に小豆のハイネック、黒緑の角帯に黒茶の綿袴、ローズのニットマフラーに手甲、薄茶のタビックスです。
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2017年3月17日(金)  No.5009

荒町庵が国指定登録有形文化財に
 国の文化審議会で荒町庵有形登録文化財に答申されました。 登録ほぼ確定ということでしょう、じょうはな庵に続いての快挙です。
 荒町庵は明治中期に建てられた旧米田楼、花街の面影を残す貴重な建物です。
 城端神明宮の祭礼(神事)である曳山祭に、庵唄(ほぼ色唄)が後年付随したのは「若連中が花街で三味線弾いてモテたかったから」だと伝えられます。 今でも荒町で長〜い休憩がなされるのはその名残だとか…。
 曳山祭を特徴づける庵唄が似合う家屋が文化財! 嬉しいですね。

 きょうは焦茶に朱縞ウールに黒タートルネック、黄金の角帯に帆布の袴、焦茶のニットマフラーに手甲、キャメルのタビックスです。
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2017年3月16日(木)  No.5008

平成二十九年城端曳山祭ポスター
 ユネスコ無形文化遺産登録されたこともあり、今年の曳山祭ポスターは例年になく早く刷り上がりました。
 当番町なので西上竹田山がアップで写っています(写真をクリックすると拡大)。 昨年の撮影ですね、新調した紋付袴、印半纏(はっぴ)がまぶしい(笑)

 10数年ぶりに曳山スタンプラリーを開催することが決定しました。 5月4日(宵祭)と5日に6つの山宿を巡ってください。
 素敵なカラー刷り台紙なので(後日紹介します)、よい記念になると思います。

 きょうは紺地の袷にグレーのタートルネック、黒裂織角帯に黒斑の袴、グレーのニットチョーカーに黒フリース足袋です。
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2017年3月15日(水)  No.5007

麻布ギャラリー(一部)公開
 4月1日オープン「越中福光麻布ギャラリー」着々と設営が進んでいます。
 大広間は福光麻布資料館(左写真をクリックすると拡大)。 子どもたちにも興味をもってもらえるように展示を工夫しています。
 ひと部屋を染司よしおか(そめつかさよしおか)の草木染め麻布小物コーナーにいたします。 吉岡幸雄先生監修の植物染め小物をお手に取ってご覧ください、意外と安価ですよ(季節に関係なくお使いいただけます)。

 きょうは茶地白縞木綿に小豆色のハイネックフリース、黄金の角帯に黒茶の袴、茶のガーゼストールに焦茶のタビックスです。
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2017年3月14日(火)  No.5006

じょうはな今昔(7)「竹部のどじょう」
 またも寂しいお知らせです、城端で唯一ドジョウのかばやきを製造販売していた「竹部商店」さんが、ご病気のため年末でお店を閉じられました(写真をクリックすると拡大)。
 先代のおばあちゃんの頃からよく知っているので、残念です(子どもの頃、池川で捕まえたドジョウを持っていった記憶があります)。

 どじょうの蒲焼は加賀藩独自の(?)食文化で、富山県では小矢部川流域(含む池川・山田川)にお店が点在しています。
 グローバル化とともに地域文化が廃れていくのは時代の流れかもしれませんが、ほんとうにこのままでいいのでしょうか
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2017年3月13日(月)  No.5005

曳山を味わう
 本日、曳山連合会。 山町のみならず、剣鉾の新町、獅子舞の野下・南町、祭礼関係団体、警察、消防、南砺市、観光協会、商工会などいくつもの関連団体から総勢50名が集まって、厳かに会議をします。 歴史ある城端曳山祭の重みが写真から伝わるでしょうか(クリックすると拡大)。

 西上町が当番のときに、この場で出されるのが溝口梅華堂の銘菓『曳山』(写真右)、車輪を模した餡菓子(栗入り)です(いくつか型があり、軍配だからこれは唐子山だと思います)。
 めったに口にできない高級和菓子ですが、これが上品でウマイ!がです。 これを食べると「あ〜祭だぁ…」と実感します。

 きょうは小豆色御召に茶の半衿、黒緑の角帯に梅鼠の袴、梅鼠の足袋です。
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2017年3月12日(日)  No.5004

埋もれた 311
 6年経ちましたが、あの日の事は忘れられません。 あの数日間、なにをしていたか克明に覚えています。
 被害が無かった僕でさえこんな状態だから、被災された方々はさぞかしお辛いことでしょう。 想像すると心が痛みます

 今朝の朝刊です(クリックすると拡大)。 「韓国大統領罷免」「南スーダンPKO撤退」「森友学園小学校申請取り下げ」…普段ならどれもが一面トップ級のニュースに埋もれてしまっています。(いま撤退?それほど南スーダンの治安が悪化してるのか…もしくは何かを目立たせたくないのか…)
 悪意は無いのでしょうが、一抹の寂しさを感じます。
 情報の洪水に流されちゃダメだ、時には抗わなければ…。

 きょうは鉄色の無地結城紬に深緑の半衿、グレー柄角帯をへたれ結びにしてグレー絹ストール、紺の足袋です。
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2017年3月11日(土)  No.5003

ご来店のお客様へ
 前略
 迎春展初日にお越しくださった皆様、有り難うございます。
 初の超特価『半額』『三分の一』『四分の一』は喜んでいただけたようですね。 なんとなれば、7万8千の縮緬名古屋帯が3万9千円、18万の留袖が6万円、26万の附下が6万5千円なのですから。
 これらはほんの一例です。 100に届こうかという小紋、紬、襦袢、名古屋帯、袋帯、羽尺、留袖、訪問着、色留袖、無地、男物が山積みされてるさまは圧巻であります(写真をクリックすると拡大)。
 まだまだ掘り出し物がたくさんありますので、いま一度お友達をお誘いいただければ幸いです。
 それではあと二日間お待ち申し上げております。
                     草々

 きょうはゴザ目別染めの江戸小紋に白茶の半衿、グレーの柔らかい角帯をヘタレ結びにした着流し姿、グレー絹ストールに梅鼠の足袋です。
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2017年3月10日(金)  No.5002

家業店の催事
 いよいよ明日から「迎春展」
 二階催事場を使って開催する大きな会は実に9年ぶりなので、お客様に喜んでいただきたくいろいろ工夫しています。
 気合いが入ったお陰で午後には会場準備ができました(写真をクリックすると拡大)。
 お天気回りがちょっと心配ですが、どうか足をお運びください。 家業専門店ならではの数々のご提案やお話ができるかと存じます。

 きょうは茶縞ウールに焦茶のタートル、黄金の角帯に帆布の袴、茶のガーゼストールにタビックスです。
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2017年3月9日(木)  No.5001

偶然短歌
 五七五七七、短歌のリズムは我々日本人にとって馴染み良い句切りです。 ウィキペディア日本語版の文章の中から57577を見つけた「偶然短歌」話題の本になっています。
 美しかったりイミシンだったり哲学的だったり…おもしろかったので、店長のきもの日記から探してみました、腕力で(笑)

昨日のつごもり「千円大市」で掘り出し物をゲットしました (03/01)
サミットで学んだ成果を発揮すべく&バタバタだった初回を反省 (02/18)
新聞を見てビックリしました。『もんじゅ後継 建設方針』  (12/02)
家々に祭礼幕と提灯を吊り、夜6時の記念式典 (12/01)

 ・・・・・う〜ん まだまだだなぁ…精進します(笑)

 きょうは桑染め紬に茶衿、黄金の角帯に黒斑の袴、茶のニットチョーカーに手甲、黒小紋柄足袋です。
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2017年3月8日(水)  No.5000

虚夢と巨夢
 「舞台の上の美術館U」会場で糸魚川大火災へのわずかばかりの義援金を託したらクリアホルダーを3つ貰いました。「巨無と虚無」「AUBADE HALL(白)」「AUBADE HALL(席)」 まるで三枚のお札のようです。

 眺めていると現実離れした体験を思い出します(右写真をクリックすると拡大)。
 あれはいったいなんだったんだろう…? まだ夢には出てきませんが、衝撃でした。
 清河さん「子どもを泣かすことができたら成功」とおっしゃってましたが…特大成功ですね。

 きょうは縞の片貝木綿にグレータートル、黒裂織角帯に黒斑の袴、チャコールグレーのニットチョーカーにグレーのタビックスです。
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2017年3月7日(火)  No.4999

巨無と虚無
 オーバードホール開館20周年記念事業「舞台の上の美術館U巨無と虚無」を見る為にバイクで富山市へ。 造形作家 清河北斗、日本画家 平井千香子、それにホールのプロ集団(演出・技術監督 毎熊文祟、照明 渡部良一、映像・音響 曽根 朗)<敬称略>を加えて、劇場全体をひとつの美術館化するプロジェクトです。
 あの巨大な仮様(かりさま)に平井さんがペン入れした!と聞いたら、居ても立ってもいられなくなりました。

 ホワイエと回廊は両氏の作品群ですでにカオス状態。 ドキドキしながらホール扉を押すと…そこには神々しいまでに静謐な巨人(9m)が2体、仮様を見おろしていました(写真をクリックすると拡大)。
 しばし釘付けに…
 吸い寄せられるように舞台に上がって近くで見れば、宇宙船のようだった仮様が有機的な無機物に成長してました!
 ナンダコレワ!?
 音響と映像を加味した“ライヴTIME”は一変、眠ってた巨神兵を起こしたかのような…。
 ゥ〜ウ〜ン面白かった。 いろいろ感ズルトコロはアルのだけれど、難しいコト言わずに、まず全身で楽しめたことが収穫です。
 残念ながら見逃した方は、まとめサイト(ココをクリック)をご覧になってください。 その場の臨場感は無いけれど、観客の驚愕ぶりは伝わると思います。
 きょうはグレー織木綿に焦茶のタートル、黒緑の角帯に黒茶の袴、キャメルのタビックスです。
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2017年3月6日(月)  No.4998

やっとること発表会
 じょうはな座で「平成28年度 南砺市やっとること発表会」という行政らしくないヤコいタイトルの会を拝聴。 市内各団体が行っている協働のまちづくり活動内容発表です。
 「お寺で学ぶ郷土の魅力再発見!!」(南砺市商工会青年部 城端支部)、「地域の農業資源と人を活かした山野チャレンジ 〜やまのはひとつ、つなげよう未来に!!」(山野地区集落活性化協議会)、「樹木を大地に返そう事業」(農業組合法人 三清)、「ハロウィンかぼちゃと交流を活かした山村地区活性化事業」(北豆谷地区)、「介護保険事業B型の取り組みについて」(福野北部自治振興会)、「ともに生き、支え合う地域づくり」(西太美自治振興会)および地域おこし協力隊(渡邉麻衣さん)の活動報告。

 まず予想以上に会場に人が多く驚きました、そして各団体の活動が活発でアツい人が多いことにも! ロビーパネルも濃い!(右写真をクリックすると拡大)
 発表をすべて聞いたわけではありませんが、補助金ありき…ではなく、ナゼやるのか理由がハッキリしてる事業は強いです。 地域リーダーは必要ですが、リーダーを支える同志、共に働く構成員の育成が肝要だと感じました。
 温度差はあるにせよ、南砺市全体のレベルアップが進んでます(住民は)…凄いかも…。

 きょうは紺ウールに黒タートル、グレー裂織角帯に黒斑の袴、チャコールグレーのニットチョーカーに黒フリース足袋です。
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2017年3月5日(日)  No.4997

なんとリズムであそぼう
 春分の日=3月20日(祝)に素敵な催しがあります。「なんとリズムであそぼう〰はじまりの巻⊶
 南砺市は織物が盛ん(でした)、福光麻福野縞・養蚕・城端絹…ギリギリ残っている伝統産業の火を絶やすまいと…そして子どもたちの記憶にとどめようと、ワクワクするイベントをを開催します。
 一例を紹介しますね。
 〰植樹祭⊶みんなでおかいこさまの桑を植えよう!
 〰お蚕さまへの舞の奉納⊶ 
 利賀小児童の演劇「利賀おかいこさん物語」
 藁まぶしの実演コーナー
 ワークショップ「城端しけ絹で万華鏡をつくろう」「おかいこさんバックをつくろう」「大麻でお守りをつくろう」「身近な素材で染めてみよう」「建物の声を聴いてみよう」etc.
 いかがです?この内容は凄くないですか?ワクワクします。 是非子どもたちを連れてお越しください(コドモゴコロを忘れてない大人も歓迎します)。

 日時 3月20日(月祝) 10時〜17時《入場無料》
 会場 松井機業(南砺市城端東新田3393)
 [チラシ表] [裏面]
  
 きょうはグレー縞の伊勢木綿に黒タートルネックフリース、黒裂織角帯に梅鼠のウール袴、深緑のタビックスです。
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2017年3月4日(土)  No.4996

尊馬油ローズ
 当店で永らく扱ってる薬師堂の《尊馬油》、「無香料」「ヒノキ」「No.7」に加えて、「ローズ」が加わりました(写真をクリックすると拡大)。
 評判は上々です、いちどお試しください。

 しだれ桜まつり(4/1〜9)の会議がありました。
 今年は体験メニューがたくさん企画され、どれに行こうか迷うことになりそうですね。 桜もちょうど咲きそうです。

 きょうは柿色木綿に小豆色のハイネック、黒緑の角帯に黒茶の袴、茶のニットマフラーにタビックスです。
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2017年3月3日(金)  No.4995

南砺男子
 つごもり大市で撮られた後ろ姿が「南砺男子FBページ」に載りました。 僕以外はモノクロ加工されてます(写真をクリックすると拡大)。
 背中にバーンと大きなNを書いたデザインがステキでしょ(写真をクリックすると拡大)。 大昔、ニシマチ商店会で揃えたペラッペラのハッピです(後生大事に持ってるだけでレア)。 誰がデザインしたんだろう?? 良くまとまってますが、他に使った記憶が無い…。
 自分のはっぴ姿をまじまじと見ると…無駄に目立ってるなぁ(笑)

 きょうは焦茶に朱縞ウールに焦茶のタートル、黄金の角帯に黒茶の袴、茶のニットチョーカーに手甲、茶のタビックスです。
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2017年3月2日(木)  No.4994

つごもり珍品希少品
 昨日のつごもり「千円大市」で掘り出し物をゲットしました。 ハンドソー+巻尺が千円、糸切り鋏[六三郎の銘入り]も千円です。
 長さ150mmの握り鋏(左写真左)もあったのですが、用途が思いつかずに断念(左写真をクリックすると拡大)。
 諦めたといえば、トコロテン突きも千円で…(写真右) かなり迷いましたが、いまどき四角いままのところてんは売ってないことに気づき、正気に返りました(笑)
 他に鼻毛カッターなども出品されてて…つごもり大市侮れません(笑)
 小学校4年生の店の手作り品もある意味珍品揃いでした。 気分良く乗せられて沢山買いこんだけど…どうしよう(笑)

 きょうは濃紺無地ウールに黒タートル、黒裂織角帯に黒斑の袴、チャコールグレーのチョーカーにタビックスです。
         (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2017年3月1日(水)  No.4993

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