「美しい装いきよべ」店長のきもの日記 過去ログ2016年8月

++美しい装い きよべ++

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ニコ動町会議 in 城端むぎや祭
 ニコニコ動画ってご存知でしょうか? インターネットの動画共有サービスで(通称;ニコ動もしくはniconico)、視聴者がコメントを書き加えることができるのが特徴です。 昨年の紅白歌合戦で小林幸子がラスボス化したときに大量の字幕(弾幕)が重なったでしょ、あんな感じです。 ネットの双方向性を利用したサービスですね。
 肥大化したニコ動は多種多様なコトをしていますが、昨年から町会議(ちょーかいぎ)と題して、リアルに人が集う「地域巻き込み型移動式文化祭」がスタート。
 なんと9月18日(日)に『ニコニコ町会議 in 富山県 南砺市 城端むぎや祭』が開催されます。
 メイン会場は城南パーク 出演者&スタッフ100名、想定参加者3000名、ネット参加者 数十万人!。。。。凄いですね
 もちろん当日開催しているむぎや祭も見に来てくださるだろうし…新しい観客がきっと訪れるハズ、楽しみです。

 きょうはグレー小千谷に生成りの半衿、薄緑の絽角帯に綿袴です。
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2016年8月31日(水)  No.4811

小物の格とコーディネート術
 いよいよ当店のまちゼミがスタートしました。 まずは「きもの初心者 小物の格とコーディネート術
 着物のコーディネートで最もわかりづらい(であろう)小物の「格」と組み合せについて、今回はフォーマル中心に、黒留袖・色留袖・訪問着に適した帯に帯〆・帯揚げ・半衿・重ね衿・草履・バッグを組み合わせてお話ししました(写真をクリックすると拡大)。
 慣れぬことゆえ、詰め込みすぎたかなぁ…と思ったのですが、アンケートはおおむね好評だったようでホッとしています。

 そうそう、まちゼミの前に富山テレビの「富山いかがdeSHOW」の収録があり、城端のこと着物のことなどザックリと語りました。
 放映は9月10日(土) 僕がどれだけ映るか不明ですが、お時間があればご覧ください。

 きょうは紺の綿しじらに黄色の半衿、青白角帯に青灰の綿袴です。
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2016年8月30日(火)  No.4810

文化は遊びゴコロから   
 城端にあるアニメ会社P.A.works、現在放送中の作品は富山県が舞台のロボットアニメ「クロムクロ」です。 黒部ダムに研究所があり、そこを中心に物語が進むのですが、ときどき県内各地が戦場となって映し出されます。
 城端にはいつ来るのだろう?とワクワクしてたら、ある日突然桜ヶ池にズドーン!と落ちてきました(右写真をクリックすると拡大)。 なんと!春に完成したばかりのP.A.works新社屋が串刺しです。
 うわっ!やったなぁ! と大ウケしてたら、翌日には屋根にブルーシートが貼ってあって(左写真上)、もう爆笑するしかない。 そして正面玄関に以下の断り書きが↓(左写真下)

【お知らせ】
本年新築移転をいたしました当ピーエーワークス本社は先日「エフィドルグの攻撃」を受け、大規模補修が必要となりましたので、現在補修作業を進めております。
なお、アニメーション制作作業は通常通り行っております。
   株式会社ピーエーワークス

 ↑やるなぁ(爆) クリエーターは遊びゴコロを忘れちゃダメですよね。
 きょうは水色縞の綿しじらに生成りの半衿、緑の絽角帯に薄緑の綿袴です。
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2016年8月29日(月)  No.4809

決断なき原爆投下    
 録画しておいたNHKスペシャル決断なき原爆投下 〜米大統領 71年目の真実〜 」を見ました(写真をクリックすると拡大)。 広島・長崎への原爆投下を指示したはずのトルーマン大統領は、じつはなにも決断してなかったというスクープです。
 マンハッタン計画を推進したフランクリン=ルーズベルト大統領(最高司令官)の急死に伴ってその職に就いたトルーマン副大統領は、計画の全体像を把握し無いまま陸軍に押し切られて原爆投下に至ったという…。 史上最悪の殺戮兵器を、責任の所在があきらかでないまま使ったのです(怒)
 文民統制が明確なアメリカでも、軍は暴走する可能性を孕んでいます。

 昨年10月改正防衛省設置法によって運用企画局(背広組)を廃止し、統合幕僚監部(制服組)に部隊運用業務の大半を移行しました。 すなわち自衛隊は文官統制を弱めたのです。「文民統制」をヤメたわけではありませんが、軍事の素人である総理や防衛相がちゃんとした判断をできるかどうか疑問です。
 歴史的曲がり角は至る所にあるのです、きっと。

 グレー織小千谷に生成りの半衿、緑の絽角帯に薄緑の綿袴です。
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2016年8月28日(日)  No.4808

文化芸術創造都市なんと
 南砺市が文化芸術創造都市になるにはまず相互理解から…ということで、開催中のSUKIYAKI MEETS THE WORLD 2016へ。
 目当ては「インドネシアの染織〜生活に伝承された彩りと文様〜」展。 バティックやイカットetc..いや〜勉強になりました。
 気合い入れてインドネシアのイカット木綿を着たのですが、周囲が変わった人だらけ(笑)で全く目立たない(写真をクリックすると拡大)

 昨夜は、店を閉めてから利賀村へ。 SCOTサマーシーズン2016『ニッポンジン−瞼の母より−』10数年ぶりのSCOT観劇です。
 開演がなんと夜10時ですよ!仕事終えてからでも充分間に合います。 もちろん宿泊を想定してるのでしょうが、日本も欧米並になったってことでしょうか。

 きょうはイカット木綿に黄色い半衿、黄色の羅角帯に草木染めの綿袴です。
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2016年8月27日(土)  No.4807

ギャラリー無量
 Gallery-無量「Fragments 2016」へ長男と。 名前は聞いてましたが、訪れるのは初めて、庄川とはいえ井波との境なので、意外と近いです。
 岡部俊彦(左)、Neutral Production(右)、平田昌輝牧田恵実‎、小西信英〈敬称略〉県内5組の個性的な作家が新作を発表しています(9月19日まで金土日祝のみ)。
 個々の作風は知ってましたが、この場の為に製作された作品は存在感が違います。 オーナーご夫妻の解説を聞きながら、ただただ圧倒されました。
 ほんとクオリティ高いです、「入場無料なのが申し訳ない」と長男。
 富山県内には素敵なギャラリーがいくつもあって、素晴らしい発表の場となってます。 アートに触れる場が近くにあるというのは幸福なことだと思いませんか?

 きょうは黄色のコサシルクに生成りの半衿、緑の絽角帯に薄緑の綿袴です。
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2016年8月26日(金)  No.4806

“国策”を決めるも止めるも政治
 録画しておいたNHKスペシャル村人は満州へ送られた〜“国策”71年目の真実〜」を見ました。
 王道楽土のユートピアと喧伝された満州ですが、国策とは言え、いかななんでも「一家揃って移住」は不思議でした。 しかも戦況が厳しくなるのに、引き揚げるどころか万単位の人間が移住しているんです(写真をクリックすると拡大)。 その数なんと27万人、条約を破ったソ連軍の侵攻等で8万人以上が帰らぬ人となりました。
 大量の移民の影に役所あり…当時の農林省はノルマを課して、アメとムチで村々を指導。 よかれと思って補助金事業(満蒙開拓団)に手を挙げた結果、多くの村民が満州に取り残され、終戦直後に集団自決した地獄絵図もあったようです。
 動き出したら止まらない官僚制度は、戦後の今もダム工事原発政策に形を変えて残っています。 政治がダメならば、我々が声をあげなければならない…。

 個人的には、不可侵条約を破棄したソ連と我先に撤退した関東軍を憎みます。 が、残留孤児を育ててくれた中国の人たちには感謝の言葉を伝えたいです。
 どの国にもいい人も悪い人もいます。 十把一絡げに近隣諸国民を見下したがる人とは仲良くなれそうにありません。
 きょうは黒地縞小千谷に生成りの半衿、グレー裂織角帯に腰板無しの綿袴です。
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2016年8月25日(木)  No.4805

総合的な学習
 城端小学校5年生の版画プロジェクトについて「生活科・総合の実践ブックレット 第10号」に掲載されました(写真をクリックすると拡大)。
 「子どもたちが主体的に考える」趣旨からはずれ、ともすれば「毎年同じ活動をやらされている」感もある「総合的な学習」に疑問を感じた担当教諭が、社会科「わたしたちの生活と森林」を発展させた結果、子どもも地域も教師も元気になった実例です。
 地域の人と子どもたちが出会うことで互いに好反応を引き起こし、高め合っていきました。 なかでもエコビレッジサミットでの発表が多くの大人の心を動かしたことで劇的に変化したということです。 断片的にしか知らなかったことが、きちんとまとめられスッキリ見通せます。
 この冊子すごいな!読み物としても面白い。 僕の筆力では、うまくお伝えできないのが残念ですが、ブックレットを店に置いておきますので、どうぞご一読ください。
 前にも書きましたが、総合的な学習時間を減らし、かつての詰め込み教育に戻そうとする動きに疑問を感じています。 適切な支援があれば子どもたちは学ぶし、実社会では「主体性・多様性・協働性」が必要とされるのですから。
 店に中3の生徒たちがインタビューに来てくれました。 仕事のこと、地域のこと、インターネット発信のこと…etc. 短時間に高密度で話したけど、熱いメッセージを受け取ってくれたかなぁ。 小学校の先生のように生徒とキャッチボールしながら思いを伝えれば良かった…と反省しています(そのスキルはまだありませんが)。

 きょうは緑のコサシルクにギャルソンエプロンです。
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2016年8月24日(水)  No.4804

雀のお宿作戦(番外編)
 善徳寺前交差点の靴のはせがわさんにツバメが巣を作りました、こんな低いところに。 これではヘビやカラスどころか、悪い人に襲われてしまいそう…。
 でも、すぐ近くでヒナを観察できるので楽しいです(写真をクリックすると拡大)。
 じき巣立ちそうなので、お早めにご覧ください。

 きょうはグレーの綿しじらにグレー織半衿、青白角帯に青灰の麻袴です。
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2016年8月23日(火)  No.4803

別院は今[23] 山門を支える
 台所門改修と並行して山門にとりかかっています(写真をクリックすると拡大)。
 軒が45センチも下がっているそうで、檜の支柱をかませて少しずつ元に戻します(今回15センチだけ上げました)。 本堂は瓦が重くて後傾しましたが、やはり山門にも悪影響があったのですね。

 今後、むぎや祭に間に合うように瓦の葺き替えもされます。
 今年は9月17日(土)18日(日)の二日間、4年ぶりに本堂舞台が復活します。

 きょうはグレー織小千谷に生成りの半衿、緑の紗角帯に薄緑の綿袴です。
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2016年8月22日(月)  No.4802

ごみアートの奇跡
 毎月良質のドキュメンタリーを上映している南砺に灯った町の小さな映画館、今月は『ヴィック・ムニーズ ごみアートの奇跡』です。
 世界最大のごみ処理場「ジャウジン・グラマーショ」でごみを漁る(=個人リサイクル業)人々、分別することでゴミは資源となり総量も劇的に減ります。 彼ら(カタドール)は誇りを持って仕事をしているようでしたが…。
 観るまでは「神の子たち」のような悲惨な印象を抱いてましたが、カタドールの明るさにまず驚きました、気質なのか? でも次第に人間の尊厳をも脅かす現実がわかると、彼らの内心がこちらにも伝わってきます。
 芸術で貧困から救いだす!ことは可能なのか? 続きは映画(もしくはDVD)でお確かめください。
 でもひとつだけ…
 『ほんの一瞬でもいい、別の世界を体験して欲しい。日常を見直すだけでもいい。それだけで変わる』ヴィック=ムニーズ(芸術家) 僕も同じ考えです。

 ちょっと違うけど南砺市が目指す方向とも合致するし、なにより舞台がリオデジャネイロてところがタイムリーです。 いい映画いい企画でした、次回は9月25日(日)「料理人ガストン・アクリオ」楽しみです。
 きょうは紺の綿しじらに生成りの半衿、緑の紗角帯に薄緑の綿袴です。
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2016年8月21日(日)  No.4801

イロイロOBAKE
 じょうはな織館ぎゃらりーで「イロイロOBAKE」が始まりました(8/30まで)。 消しゴムはんこ、紙もの、フェルト作品、型染め、福猫、陶芸、ぬいぐるみ、刺繍、羊毛ブローチ、羊毛人形etc..、十数名の作家が考える様々なOBAKEがごっちゃり蠢いてます(写真をクリックすると拡大)。
 気になるオバケを探しながらつい長居してしまいました。 楽しいです。

 きょうは黒地縞小千谷に黒緑の角帯、草木染めの綿袴です。
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2016年8月20日(土)  No.4800

文化・芸術が創る 南砺の未来
 南砺市はこの4月に「文化芸術振興基本計画」を策定しました。 なんで行政が文化芸術の音頭をとる?のか理解するためにシンポジウムに参加しました。
 会場は桜ヶ池にオープンしたばかり南砺市クリエイタープラザ「桜クリエ」
 基調講演は演出家の平田オリザさん『文化と芸術が地域を創る』
 大学で教鞭をとるだけあって理路整然としたお話です。 概略をつまみ書きします。
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 スキー人口の減少は若者減が原因では無い、(スキー場での)偶然の出会いが無いから若年人口が減った。
 地方の人口減は保育所問題のある都市部とは違う「出会いの場が少ない」「高校での階層化」「コミュニケーション不足」による非婚率の上昇が問題。 事実、結婚世帯の出産率はあまり変わってない。
 地方に仕事が無いわけではない。 自分に適した仕事(やりたいこと)と+αな仕事(別収入)を選択すれば、地方の物価なら暮らしていける。
 大学入試は記憶力だけではなく「思考力・判断力・表現力」「主体性・多様性・協働性」を求めるようになった。 文化の地域間格差が広がっている。
 地縁血縁型社会の崩壊や、長期化する不況によって、孤立しがちな人間を、文化活動などにより社会にもう一度包摂していく。 ホームレスや孤独な人を減らすには経済的援助だけではなく精神的な支えが必要。 孤立させぬには文化活動による「関心共同体」で繋げる。《文化による社会包摂(Social inclusion)》
 ソフトの地産地消が求められている。 地域の自立を阻むものは「文化の自己決定能力」の有無である。
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 なるほど! 文化芸術によるリンクで人と人の新たなネットワークを築こうということですか、スッキリしました! 総花的な「文化芸術振興基本計画」を読んでも???だったのですが、『孤立させないため』なのですね。 憲法25条に保障された「健康で文化的な最低限度の生活」が結果的にローコストで安心安全な社会を実現する基盤になるのかぁ。

 その後のパネルディスカッションで、市内で活躍する若者の報告がありました(写真をクリックすると拡大)。 頑張ってるのにまだまだ知られていない活動が多くあります。 合併した南砺市が基本計画を具体的にし文化芸術創造都市になるためには、まず市民が市内各所の文化芸術行事に参加&体験してみることから始める必要がありそうです。 そして子どもたちに本物に触れさせることも。

 きょうはグレー織木綿に生成りの半衿、グレー裂織角帯に腰板無しの綿袴です。
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2016年8月19日(金)  No.4799

登坂選手パブリックビューイング
 リオ五輪、連日のメダルラッシュで盛り上がっています。 富山には柔道の田知本選手の他にもメダル候補がいます、レスリング女子フリースタイル48キロ級の登坂絵莉選手です。
 パブリックビューイングが地元高岡駅地下クルンで開催されるというので、昨夜お邪魔しました。 普段は閑散としてるB1が鳴りものアリの大盛り上がりで凄いことになってます(写真をクリックすると拡大)。
 いや〜やるじゃん高岡。
 登坂選手は逆転で見事金メダルGet!
 素晴らしい!! 県史に残る快挙です。 祝勝パレードするんでしょうね(念押し)!

 で、記念に『登坂車線を とうさかしゃせん と読む』ことにしたらどうでしょう?
 これまでも「とはん」「とうはん」二通りの読み方があったわけだし、富山県は登坂車線(とうさかしゃせん)で統一したら?

 きょうはグレー縞小千谷にギャルソンエプロンです。
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2016年8月18日(木)  No.4798

バケモノの子展
 一旦大学へ戻る次男を富山へ送るついでに「バケモノの子展」へ。 富山出身の細田 守監督4作品の原画展です。 僕は近代美術館の「マイ・ベスト×ユア・ベスト― わたしたちのコレクション」を薦めたんだけど…まぁ本人の希望だから。
 先日テレビで見た「バケモノの子」は「おおかみこどもの雨と雪」よりはるかに面白かったし、大好きな「サマーウォーズ」もあるし…というので、ちょっと期待はしてました。
 ぜったいガラガラだろ…とバカにしてたら、さにあらず若い女性でギッシリです。 細田守人気なんでしょうね、意外²
 一部エリア撮影可というのが今風ですね(写真をクリックすると拡大)。
 鉛筆で描かれた原画の躍動感も驚きましたが、細密画のように描かれた背景画のクオリティにビックリしました。 背景だけで物語が生まれそうです。

 きょうは水色縞の綿しじらに生成りの半衿、青白角帯に薄緑の綿袴です。
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2016年8月17日(水)  No.4797

幸せのスタイル 憲法と生きる
 終戦の日の昨日KNBふるさとスペシャル幸せのスタイル 憲法と生きる」が放映されました。
 画期的な内容です、よくぞここまで!北日本放送および数家直樹/岡部英明ディレクター、桐谷真吾プロデューサーに感謝の気持を伝えたいです。

 日本国憲法の理念が実生活にどう関わるのか、県内をこまめに取材。 オタヤこども食堂、ひとり親家庭対象の無料教室と共笑(ともえ)基金など、憲法精神を遵守するため民間が頑張っている実例を挙げ、《法の下の平等》を脅かす『国策による規制緩和による非正規雇用の増加』、《平和主義》をないがしろにする『集団的自衛権を行使できる安保関連法』まで踏み込みました。
 自民党憲法改正草案に明記される「国防軍」とは自衛の枠を超えた軍隊です。
 現役自衛官、自衛官の母、9条改正を主張する西 修駒沢大学名誉教授長沼ナイキ訴訟の福島重雄 元裁判官…県関係者のインタビューが続きます。
 上野千鶴子東京大学名誉教授「国民が容認しているのは、愛される自衛隊。国土防衛隊として武装を解除していく自衛隊に国民が同意している。海外に行って戦うことに賛成しているわけではない」僕も同じ考えです。

 憲法改正を目論む日本会議について斉藤正美富山大学講師が解説し、県代表の長勢甚遠 元法務大臣の語録「自民党は国民主権、基本的人権、平和主義、これは堅持すると言っている。この3つはマッカーサーが日本に押し付けた戦後レジーム(体制)そのもの。この3つをなくさなければ本当の自主憲法にならない」!!!まで紹介するとは思いませんでした。
 日本会議は総理大臣に権限を集中させる「緊急事態条項」の実現も画策しています。 小林 節慶応大学名誉教授「総理大臣が緊急事態と認定したら、立法権・財産権・行政権だけでなく、自治体に対する命令権、国民の服従義務がずっと続けられる条文構造になっている」

 七月の参議院選挙に野党統一候補として出馬した道用えつ子さんへの密着取材もあり、この番組を見れば道用さんが何を危惧し何を訴えようとしたのかか理解していただけると思います。 いまさらながら残念

 賽は振られました、憲法の理念を護るためには「この憲法が国民に保障する自由及び権利は国民の不断の努力によってこれを保持しなければならない(憲法12条)」のです。  〈文中敬称略〉
 きょうは紺のコサシルクにグレーの半衿、緑の紗角帯に青灰の麻袴です。
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2016年8月16日(火)  No.4796

盆にあんころを食べる理由
 お盆です。 午前中だけ店を開け、昼から弟家族を迎え入れます。
 定番のあんころ餅はハズせません、積み上げるとタワーになりました(写真をクリックすると拡大)。
 どうも城端だけがお盆にアンコロを食べる風習があるようです。 理由は定かではありませんが、一説によると「盆に集まってバクチを打つ習慣があって、片手で食べられるあんころが重宝された」とか…。 あれ?これってサンドイッチの起源と同じですね。 古今東西いづこも同じか(笑)

 でも、この説だと、一般家庭が列んでまでアンコロを買う理由の説明がつきません。
 僕が推測するに、お彼岸に先祖に備えるぼたもちをお盆にも…というのがきっかけで、親戚家族が集まるお盆にアンコロ食べてノンビリしよう…というのがホントの理由でないでしょうか。 その証拠にマチよりサトの家の方が沢山あんころを買っていかれます。 働きづめで休むことがない農家の嫁への心づかいなのでしょう。

 きょうはグレー地紋のある小千谷に生成り半衿、緑の紗角帯に薄手の綿袴です。
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2016年8月15日(月)  No.4795

弱冠18歳?
 金田勝年法務大臣が「来年にも成人年齢を満18才に引き下げる法案を提出する」かもと発言しました(写真をクリックすると拡大)。 自民党特命委員会の動きに沿ったものですが、こんな大事なことをなんでお盆のドサクサに紛れて発表する?と不信感を抱いています。
 成人年齢を下げるということは、酒・タバコ・ギャンブル可だけじゃなく、成人式も18才になるのでしょう。 18といったら高校三年生ですよ!進学・就職で手いっぱいの高校生が成人式に出られますか? 人生の節目をなぁなぁの行事で済ませていいんでしょうか? 昔は元服して一人前の男子と見なされました(頭に冠をつける=「弱冠」の由来です)。 今後は弱冠18歳になるんでしょうかね。
 冗談はさておき、成人年齢が前倒しになるということは、さまざまな未成年の保護が外れるということです(代わりに義務が重くのしかかる)。 世界の趨勢は18才だといいますが、なんで他国に合わせる必要があるのでしょうか? 国を担う少年少女をどう守り育てるかは各国の意思のハズ。 今回の成人年齢引き下げには別の意図が隠されている気がしてなりません。

 きょうは黒地縞小千谷にギャルソンエプロンです。
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2016年8月14日(日)  No.4794

ガラケー党
 通話もメールもあまりしないのですが、ハンディライトの使用頻度が高い(^^;せいか、携帯電話のバッテリーが目に見えて弱ってきました。 フル充電しても3日間くらいしか持ちません。 機種変更して4年になるので、そろそろ買い替え時でしょうか?
 ・・・・ということで「電池パック」を購入しました(写真をクリックすると拡大)。 これで1週間は持つようになるでしょう。

 よぉ〜し!電波ある限り最後までガラケーを使い続けるぞ! 維持費は安いし、小さいし、充電時間も短いし、いいこと尽くめです。
 みなさんもスマホを一時的でいいから手放してみませんか? 無くても困らないですよ(むしろ可処分時間が増えます)。

 きょうはグレーの綿しじらに裂織の角帯、腰板無しの綿袴です。
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2016年8月13日(土)  No.4793

田知本選手!金メダル
 リオデジャネイロオリンピック絶賛開催中です! 男子サッカーが予選敗退してしまったので興味をほぼ失っていたのですが、な…な…なんと!富山県小杉出身の田知本 遙選手が柔道女子70kg級で金メダルを獲りました!
 いやもう驚きました、県勢初の快挙です。
 さらにビックリしたのは地元の騒ぎっぷり…、朗報に号外は出るわ、今朝の北日本新聞は一面トップどころか専用紙面(ラッピングというそうです)で包んでます。 三面記事も田知本大特集で、数えたら9面もがこのニュース(写真をクリックすると拡大)。 北陸新幹線開業日より多いかも。
 平和だなぁ…。 帰国したら本人ビックリするだろうなぁ(笑)
 きょうは緑のコサシルクに地紋のある生成り半衿、緑の紗角帯に薄緑の綿袴です。
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2016年8月12日(金)  No.4792

城端児童館建設中
 城端児童館改築工事が始まりました(写真をクリックすると拡大)。
 かつての建物は城端幼稚園を再活用したもので、2階建てで職員の目がゆき届かぬ心配がありました。 今度は平屋建てで完成図を見る限り使い勝手が良さそうです。
 小学校に隣接する立地を活かして、子どもたちが楽しく安全に過ごせる施設となりますように。

 きょうはイカット木綿にギャルソンエプロンです。
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2016年8月11日(木)  No.4791

富山にカエろう。
 娘宛に郵便が届く、連名だったので開封してみると、県内へのUターン就職ガイドでした(写真をクリックすると拡大)。
 現在大学3年、…もう就職を考える時期になったんだなぁ…と感無量です。
 パラパラとめくってみましたが、富山県にもいろんな企業がありますね。

 外に出て初めて地元の良さがわかります、僕がそうでした。 どこに勤めるのか子どもの希望を優先させたいですが、いつかは近くに戻ってほしい…と願う親御さんは多いのではないでしょうか。
 きょうは黄色のコサシルクに生成りの半衿、黒緑の角帯に薄手の綿袴です。
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2016年8月10日(水)  No.4790

城端8時半
 田村萬盛堂さんの朝顔が咲いてます。 朝顔小路とでも名づけたいような美しい光景です(写真をクリックすると拡大)。
 陽当たりはさして良くないのでしょうが、東と南から日光が射すので見事に咲くのでしょう(もちろんお手入れも)。

 つづらこみちにもなにか植えたいのですが、絶望的に陽当たり悪いしなぁ( パティオのアラカシは元気に生育してるんですが…)。
 あ、そうだ! 来年はつづらこみち(パティオ部分)にアサガオを植えて緑のカーテンにしてみよう! でも裏向きに花が咲くのは悔しい気もします。 どうすべ?

 きょうはグレー地紋小千谷に生成りの半衿、黒緑の角帯に薄緑の綿袴です。
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2016年8月9日(火)  No.4789

シン・ゴジラ
 定休日、高岡で映画「シン・ゴジラ」を見てきました(写真をクリックすると拡大)。
 ◎☆◎☆◎☆◎☆文句無しに面白い!傑作です! 映像の迫力もさることながら、シナリオが秀逸(細部設定も)!
 311を思い出させる辛いシーンもありますが、多くの方におススメしたい映画です、ただの怪獣映画ではありません。 ゴジラは地震、ゴジラは津波、ゴジラは壊れた原子炉…であるとともに、ゴジラは…(ネタバレなので書けません)。

 政治的風刺も利いていて、アメリカ人がこの映画を見たらどう思うのか?とても気になります。
 何回でも見たいし、ブルーレイも買っちゃうんだろうなぁ…。

 きょうは黒地縞小千谷に生成りの半衿、黒緑の角帯に薄緑の綿袴です。
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2016年8月8日(月)  No.4788

南砺消防署
 南砺市の消防署が2つに統合されて一年以上経ちました。 火事はともかく、救急車の初期出動にいまいち不安が残ります。 署員も広いエリアを把握せねばならぬので大変でしょう。
 城端を管轄する本署は福光へ向かう国道304号線沿いにあり、車でしょっちゅう前を通ります。 今日は全車待機中でした(写真をクリックすると拡大)。 平穏でなによりです。

 きょうはグレー縞小千谷にギャルソンエプロンです。
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2016年8月7日(日)  No.4787

火焔土器を東京五輪聖火台に
 リオデジャネイロ オリンピックが開幕しました。 ブラジル経済が低迷し、間に合うかどうか危ぶまれていただけにホッとしています。 演出を凝らした開会式が楽しいです。
 風力で回る反射板がある意表をついた聖火台、リオのカーニバルを想起させ素敵です(右写真をクリックすると拡大)。

 気が早いですが、東京オリンピック2020の聖火台が縄文の火焔土器だったら!と思いませんか?(すでに信濃川流域の首長が要望書を出しているそうです)
 新国立競技場には常設の聖火台を置かないそうです。 だったら陶工を集めて土器の聖火台を製作し、聖火でじっくりと素焼きして焼き上げるというのはどうでしょう? そしてパラリンピック終了後に破壊し、欠片を選手やボランティアスタッフに持ち帰ってもらう…そう、甲子園の土のように。
 二度目のオリンピックを開催する東京は、華美なことを避け、次世代五輪がどうあるべきか指し示すことが必要だと考えます。
 日本人の意識の根底にある縄文文化を世界に発信する最大のチャンスですし。

 きょうは紺のコサシルクに生成りの半衿、黒緑の角帯に草木染めの綿袴です。
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2016年8月6日(土)  No.4786

KATALLER TOYAMA
KATALLER TOYAMA
 Jリーグのタイトルパートナー(冠スポンサー)は明治安田生命です。 保険のおばちゃんに「サンフレッチェ広島のなんかないですか?」と頼んだらカターレ富山タオルマフラーをくださいました(写真をクリックすると拡大)。 ありがとうございます(^^;
 カターレは現在J3で苦しんでいます。 サポーターも減ってるだろうし、ホームゲームの応援をしてあげたいのですが…、なかなか行けそうも無いなぁ。 もうすこしアクセスが良かったら…ナイターでも…と思わないでも無いのですが。

 プロスポーツを生で観戦したらヤミツキになるんだけどなぁ…。 観客を増やす為、きっかけづくりになんらかの働きかけが必要か(市町村デー等はあるんだけど…)。 でも屋根の無い炎天下、アクセスの悪い富山県総合運動公園で、陸上トラック越しで臨場感に欠ける試合を見てもらうのも酷だと思うのです。 となるとやはり快適なスタジアムが必要かぁ…。
 きょうは水色縞の綿しじらに裂織の角帯をへたれ結びにした着流しです。
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2016年8月5日(金)  No.4785

竪穴住居は子宮
 ご存知ですか?縄文の火焔土器が最初に発見されたのは長岡市の馬高遺跡だということを。
 次男の強烈なプッシュを受け、また個人的にも縄文大好きな日本人として、長岡インター近くにある馬高縄文館に立ち寄りました。 折よく「火焔土器展」開催中で、大量の個性溢れる火焔型土器群に感激!
 ここは素晴らしい施設ですね(写真撮影も商用利用じゃなければOK)。
 敷地に馬高遺跡の竪穴住居馬高遺跡の竪穴住居が復元されていたので、入ってみます(写真をクリックすると拡大)。 屋内は2段深く掘ってあって意外と広い、居心地もいいし、頭を屈めないと外に出られないので、産道を通り抜ける気がします。
 竪穴住居は子宮をイメージして建てられたのでしょうね、きっと。 一緒に発掘された石棒をみてもそう考えられますし、なにより僕にも残る縄文人のDNAがそう教えてくれます。

 きょうは黄色のコサシルクの着流しに黒のギャルソンエプロンです。
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2016年8月4日(木)  No.4784

日本一の長岡花火
 下宿中の次男の様子見に長岡へ、ちゃんと自炊してるようでエライ²
 本日長岡まつりの大花火大会、「日本一の花火ってどんなだろう?」と見ていくことにしました。
 次男は堤防の無料席で前夜見たというので、今日は河川敷の椅子席(3千円)を張り込むことにします。 当日券売り場には地元住民も並んでましたが、今年は平日開催ということもありすんなり購入できました。
 大橋が通行止めになるので、必然的に左岸(川西・長岡IC側)を選びます。 渋滞をおそれ車をアパートに止め、折り畳み自転車で2キロ先の会場に向かいます。
 長岡花火は富山市と同じく、空襲で亡くなった方々の鎮魂の意図があります。 市民の思いもひときわなようで、企業や個人がお金を出し合って盛大な花火が上がるのです。
 視界を花火で覆い尽くされる経験は初めてでした。 爆音というよりズドンと腹に響く振動も心地よい。
 花火の大きさも種類も数も観客数も(両日で100万人超!)、そして演出も…まさに日本一の花火大会だと思います。 感動のあまり涙がこぼれそう…。 もう見る事はできないかもしれないけど、本当にいい思い出ができました。
 きょうはグレー小千谷に生成りの地紋半衿、黒緑の角帯に薄手の綿袴です。
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2016年8月3日(水)  No.4783

得するまちゼミ幟
 7月22日にまちゼミの受付が一斉に始まったわけですが、残念なことに当店の企画は(0ではないものの…)若干以上の余裕があります。
[52]きもの初心者 小物の格とコーディネート術
[57]男前がアップする袴のつけかた教えます
 企画を練りすぎたのかなぁ…。 そんな難しいことをお教えできるわけもないのですが…。

 南砺市で初めてのまちゼミなので、認知されてないのかも…ということで、店頭にノボリを掲げました(写真をクリックすると拡大)。
 このノボリがある店でなんらかのゼミナールがありますので、興味を持ってくださると嬉しいのですが…。
 お問い合わせでも結構です、まずはお電話を(0763-62-0227)。

 きょうは黒地縞小千谷に生成りの半衿、黒緑の角帯に薄手の綿袴です。
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2016年8月2日(火)  No.4782

さくや姫だより その55
 猛暑日が続きます。 さくやは食欲が減退し、朝20gの朝食を欲しがりません(夜は30グラム)。 エアコンをつけてはいますが、さすがに暑そうでヘパってます(写真をクリックすると拡大)。
 気がつくと部屋の隅っこでゴロンと横になってることが多く、やっぱ夏バテでしょうか?
 それでも、ヒマそうだと思ったら、かまって欲しそうにオモチャを銜えてくるのはカワイイです。

 きょうは地紋のあるグレー小千谷に生成りの半衿、緑の紗角帯に薄緑の綿袴です。
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2016年8月1日(月)  No.4781

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