中世の小矢部川流域(川上郷)は地方豪族石黒氏(利波氏?)の支配下にありました。 鎌倉〜南北朝期に、紀州有田(和歌山)で勢力を誇った湯浅氏が川上郷に土着したのは何故か? 中世の富山はどうなっていたのか? 真宗との関係は? これまでハッキリしなかった開町前の城端の姿がおぼろげながら見えてきました。 城端城主荒木大膳(善太夫)は福光荒木の正円寺の僧(兼武士)であったとも。
登場人物に、後白河法皇、後醍醐天皇、木曾義仲、楠木正成、新田義貞、佐々成政、綽如上人、蓮如上人…オールスターそろい踏み! 奈良平安時代から武家時代への大きな変化とこの地の動きを順を追ってわかりやすく解き明かします。 読み物としても面白い! 石黒氏と湯浅氏の末裔が今も福光城端に居られることが史実のリアリティを増してます。 富山の桂書房 刊、福光の湯浅直之さんと一前悦郎さんの共著です。 御縁があって当店にて販売しております(税別1,500円)
きょうは縞のイカット木綿に黄色の半衿、黒緑の角帯に草木染めの綿袴です。 (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
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2015年10月15日(木)
No.4489
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