「美しい装いきよべ」店長のきもの日記 過去ログ2012年7月

++美しい装い きよべ++

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大江戸ミュージアムツアー
 おのぼりさんツアー2日目は、上野の森へ。
 東京都美術館で開催中の「マウリッツハイス美術館展 オランダ・フランドル絵画の至宝」 そう、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」を見る為です。
 朝8時半すぎに美術館に到着、2〜30人が列なしてます。 ほどなくして開門され、30分早い9時には入場できました。 まだゆっくり見て回れます。
 半分ほど見終わったら会場が混み始めたので、先に「真珠の耳飾りの少女」へ。 まず至近距離で鑑賞し、続いて2列目から。

 ドキドキしました。 いやほんと。 こんなオジさんでも。
 映画「真珠の耳飾りの少女」を見るまでフェルメールのことはまったく知らなかったんです。 でも偶然あの映画を見てしまってからは、いつ逢えるかと指折り数えて待ってました。
 満足です。あの一枚を見るだけでも行く価値はあると思います。


 続いて国立西洋美術館で開催中の「ベルリン国立美術館展 学べるヨーロッパ美術の400年」
 こちらはフェルメールの「真珠の首飾りの少女」が目玉ですが、僕が心を奪われたのはレンブラント派の「黄金の兜の男」 まばゆい兜と老兵士の表情の対比にぐっときました。
 最も印象に残ったのは、ヤン・ダヴィッドゾーン・デ・ヘーム の「果物、花、ワイングラスのある静物」 ノーマークでした。 この美しい絵を「心底欲しい!」(思っただけです)。

 他もモリモリで見応えのある展覧会です。
 絵画だけじゃなく彫刻もイイんです! たとえばグレゴリオ・ディ・ロンツォ「女性の肖像」など…、さすが国立美術館。
 「混むからちょっとね」と思ってる方も多いでしょうが、フェルメール以外は空いてるので、じっくり鑑賞できました。


 勢いでもう一軒ハシゴします。 東京国立博物館の常設展。
 さすが国立博物館…なレベルの展示物がこともなげに展示されてます。 物によってはストロボ無し撮影もオッケーという気前の良さ。
 垂涎モノの衣類や焼物、日本画や土器など…、我が国の文化がここに凝縮されてるんだなぁ…と感じました。 別室で展示されていた「根付 高円宮コレクション」も素晴らしい!の一言です。
 残念ながらガラガラで、他国の観光客が目立ちます。 モッタイナイ。


 最後は恵比寿ガーデンプレイスにある東京都写真美術館世界報道写真展2012
 ここは僕のたっての希望です。
 自分の中で311を風化させない為に…。
 東日本大震災の津波で流された宮城県名取市、がれきの間に裸足でしゃがみこんで泣く女性。 何度みても胸が締め付けられます。

 そして、もう一つ。子どもたちに、世界で起こっていることの一端でも気づかせる為に…。
 2011年、世界は大きく変わりました。 良くなったこともあれば、悪いままのこともあります。

 会場は若い人が大勢いて、無言で写真を凝視してました。
 この若者たちが日本の希望だと思います。

 きょうは昨日の着姿でだまし半衿を交換。 夜行バス車中は半衿をはずし、袴を脱いで浪人結びの着流しに…ラクチンです、爆睡しました。 〈二日目の歩数17,680歩〉
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2012年7月31日(火)  No.3312

大江戸おのぼりさんツアー
 夏休みの家族旅行。 今年は大奮発して3泊2日で東京へ行くことにしました。 といっても夜行バス車中二泊、ホテルは四人で11,800円(朝食込み)のケチケチ旅行です。
 本当はマイカーで行く予定でしたが、エンジンの調子が悪く泣く泣く断念…。

 早朝池袋に到着し、時間があるのでスカイツリー当日券を購入してみます。
 6時半押上到着。 暑い…。 すでに百人ほど並んでます。 7時半にエアコンの効いた建物に入場でき、8時には天望デッキ(350m)エレベーターに乗れました。
 すぐにチケットを購入して地上450mの天望回廊へ。 う〜ん…あんまり高さを感じないなぁ、比較するものがないからかも。
 でも斜めガラス作業は怖そう、ツリーを作った鳶職人(?)さんたちに敬意を表します。 

 満喫した後、再び展望デッキへ。 ガラス床に乗ってみました(左写真をクリックすると拡大)。
 ソラマチ見学後、なぜか浅草寺へ。

 ホテルに一旦チェックインしてから、初の東京ディズニーシーへ。 夏限定の5時からパス(夏5パスポート)利用です。
 平日夜だから多少は空いてるかも…と期待してたんですが、見事に裏切られました。 なんでこんなに人が多いの…。 あ、夏休みだからか。
 それでもゴンドラに乗れたし(右写真をクリックすると拡大)、ファンタズミック!も見られたし…。 まぁまぁかな。

 でもくたびれました…。 人混みはやっぱり苦手…です。 〈初日の歩数19,757歩〉
 きょうは黒地に縞の小千谷麻に生成りの半衿、裂織の角帯に薄手の綿袴です。 ←夢の国ではそんなに浮いてなかったと思います(周囲が凄すぎて)
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2012年7月30日(月)  No.3311

山崎バニラの活弁大絵巻
 ヘリウムボイスの活動弁士 山崎バニラさん見たさにじょうはな座へ。 テレビでもよく見かける、大正琴を鳴らしながら語る金髪の活動写真弁士です。
 金髪の下はどうなってるのか気になって、最前列かぶりつき(笑)

 実は活動写真(無声映画)初体験です。 片岡千恵蔵 主演『国士無双』面白かった〜〜。 ネタといい、間といい、完全にツボに入りました。
 台本って弁士自らが書くんですね。 バニラさん、多才です。

 え?金髪の下はどうだったかって? ふふふ、秘密です。
 きょうは薄緑縞の小千谷に青灰の半衿、緑の絽角帯に草木染めの綿袴です。 
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2012年7月29日(日)  No.3310

第19回 中学生清流展
 次男を連れて庄川美術館へ。 第19回 中学生清流展で「清流賞・北日本新聞社賞」20点に選ばれたんです(左写真をクリックすると拡大)。
 清流展は砺波地方の中学生(主に美術部員)が庄川水記念公園周辺で写生した絵を公募し、入選作(100点)を庄川美術館で展示しています。

 ただ集めるだけじゃなく、南砺市の洋画家 柳田邦男さんのアドバイス(右写真をクリックすると拡大)もあり、実のある会だと思ってます。
 開会式、砺波市市教育委員会 齋藤正樹さんのお話が強く印象に残りました。 他の来賓の方も通り一遍の挨拶ではなく、中学生に向けて自分の言葉で語られたので、胸が熱くなりました。
 …文化部でも大人がしっかり見守ってくれている…。

 清流展は8月5日(日)まで開催しています。 入場無料ですので是非ご覧ください。
 きょうはグレー縞の小千谷に黒半衿、黒緑の半衿に黒の絽袴です。
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2012年7月28日(土)  No.3309

城端に新名所『木型館』
 8月2日に開館する田村萬盛堂『木型館』のプレオープンにお邪魔しました。
 旧パンのうえのを全面改装した菓子木型の専門展示館です。

 凝った扉(左写真をクリックすると拡大)を開けると、膨大な量の菓子型が整然と並べられてます。
 田村萬盛堂歴代の木型で、金花糖や練り菓子など用途も様々。 種類も形も豊富で圧倒されます。
 萬盛堂8代目(右写真をクリックすると拡大)がコツコツ蒐集したコレクションも展示されていて、飽きさせません。 一時間近くも長居してしまいました。

※入館希望者は2軒隣の田村萬盛堂さんまで
 開館時間10時〜16時(水曜定休)
 入館料 200円《もなか付き》 団体割引(15名以上)150円 (高校生以下無料)

 きょうは黒地縞の小千谷に朱色の半衿、裂織の角帯をへたれ結びにした着流しです。
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2012年7月27日(金)  No.3308

福光乗馬クラブ
 「てらわきふぁーむ」さんにお邪魔したとき偶然居合わせた橋本たけしさんに誘われて、福光にある乗馬クラブを見学させてもらいました。
 馬場があるのは以前から気づいてましたが、よもやクラブとして活動しておられるとは…。 灯台下暗しです。

 青空のもと小矢部川沿いの広い広い敷地で障害を飛ぶ女性!(写真をクリックすると拡大)。 カッコいい!
 こんな近くに乗馬クラブがあるなんて…。 南砺市…凄すぎます。
 いつの日か、この広い馬場を颯爽と駆け抜けてみたいものです。

 きょうは薄緑縞小千谷麻に水色の半衿、辛子の角帯に草木染めの綿袴です。
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2012年7月26日(木)  No.3307

虫干中日
 虫干法会開催中の善徳寺に行ってきました。 中日である25日は蓮如上人の命日で参拝客が多いんです。

 昼少し前、本堂ではたくさんの人が寛いでおられます、まさに「へらすんま(昼休み)」状態(左写真をクリックすると拡大)。
 ここだけゆっくり時間が流れているみたい…、外の暑さとは無縁の涼しく心地よい空間です。

 名物の鯖ずしがついたお斎(おとき)も並べられ、善男善女が静かに順を待っておられました(右写真をクリックすると拡大)。
 山門をくぐると異世界です。 ぜひとも体験してみてください。

 きょうはグレー地縞の小千谷に麻半衿、黒み取りの角帯に薄手の綿袴です。
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2012年7月25日(水)  No.3306

なん(と)まぶ(し)解禁!
 「なんとB級グルメ選手権」で優勝し、大人気を博した「なんなんまぶまぶ」が南砺市内で食べられるようになります。
 さらに手を加えたオリジナル料理を含めて、14店舗に15品
 本日解禁で、一斉にノボリ旗が立ってます(右写真をクリックすると拡大)。

 城端市街地では「シルクポーク丼」(浪漫亭)「なんなんまぶまぶ」(南幸)が販売開始。 なんのことはない、お向かいさんですね。
 売り切れ続出で幻の料理だった「なんまぶ」…楽しみです。

 きょうは黒地縞の小千谷に朱色の半衿、黒緑の角帯に灰黒の袴です。
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2012年7月24日(火)  No.3305

HSP反省会
 HSPからちょうど一週間、氷見市できっちり反省会がありました。
 パーティは大成功だったにもかかわらず、沢山の提言が出ます。
 2時間かっきり意見を出し合った後、焼き肉屋に移動して侃々諤々4時間弱! う〜ん、このパワーは城端にはなかったかも…。 熱いぜっ!氷見!

 北日本新聞の連載企画「空から学びやこんにちは」に城端小学校が載りました(写真をクリックすると拡大)。 目を皿にして見ると我が家も写ってます。
 学校は地域コミュニティの核であってほしいし、そうあるべきだと考えています。

 きょうは薄緑の小千谷に立涌地紋の半衿、緑の絽角帯に薄緑の綿袴です。
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2012年7月23日(月)  No.3304

盛大に善徳寺虫干法会
 城端別院善徳寺 虫干法会がスタートです(28日まで)。 今日は日曜なので、初日にイベントが集中しています。

 まずは「東西砺波盤持大会」 力自慢(orチャレンジャー?)が集結します(遠くは大阪からエントリーがありました)。
 写真は決勝の様子、米俵2俵120Kgはさすがに重い(クリックすると拡大します)。

 実は中学生の部にひょろっひょろの次男がエントリーしました。 結果は次勝!(・・・参加者二名でした)。
 まぁ出るだけエライと思ってます。 サポートつきながら45キロをなんとか持ち上げたようですし。

 右写真は蓮如太鼓三部作、喜び踊って蓮如さまをお迎えする様子(クリックすると拡大)。 いい表情でしょ。
 きょうは灰縞の小千谷に生成り半衿、黒緑の角帯に黒の紗袴です。

*報道でもご承知の通り、昨年末、別院の寺宝が数点盗難に遭いました。 善徳寺の宝は城端のみならず砺波地方の宝です。 犯人グループに怒りを禁じ得ません。 一刻も早く戻ってくることを切に願います。
 虫干法会の宝物拝観は例年通り行っております。 加賀藩由来のすばらしい宝物をご覧になってください。
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2012年7月22日(日)  No.3303

石岡セレクト第二弾
 好評開催中の『石岡ショウエイ原画展』の作品入れ替えをしました。
 すべての原画を手元にお持ちなので、すばらしいのが大量にあるんです。 石岡セレクト第二弾、ぜひご覧ください(7/29まで)

 続く8月は『城端百景 松平保夫版画展』です。 城端名所を色版画にしました(なんと百ヶ所)!
 先日、松平さんと打ち合わせをおこないました。 こちらも乞うご期待…ですよ。

 きょうは黒地の小千谷に立涌地紋の半衿、黒緑の角帯に薄手の綿袴です。
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2012年7月21日(土)  No.3302

クール半衿
 気化熱を利用して涼しくする “ クールスカーフ ”をもらいました。 偶然にもだまし半衿と同じ幅なので、これを半衿に使えないか実験してみます。

 水に入れて5分でポリマーが水を含んでこんな厚さになりました(左写真をクリックすると拡大)。
 だまし半衿の内側にいれて、コーリンベルトで両端を固定します(右写真をクリックすると拡大)。

 うん、ヒンヤリ涼しい! 1時間以上経ってもポリマーは水気を含んだまま。

 これはイイ!!と思ったのもつかの間、次第に暑く感じるようになりました。
 和装はゆったり開いた襟元から体温を逃すんですが、厚みのあるこの衿が温かい空気の逃げ場を塞いでしまってるようです。    ・・・失敗です orz_
 もっと薄い衿を探さなくては…。 もうちょっと普通の色も…。

 きょうは薄緑の縞小千谷麻に格子地紋の生成り半衿、黄色の羅角帯に薄緑の綿袴です。
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2012年7月20日(金)  No.3301

モリアオガエルの卵
 梅雨あけ前後のこの時期に、縄ヶ池手前のつくばね森林公園に足を運んでみませんか?
 今だけ見られるんです、管理棟前の小さな池の上にぶら下がる白い泡が(左写真をクリックすると拡大)。

 えっ?わからない? では拡大してみましょう(右写真をクリックすると拡大)。

 モリアオガエルの卵塊です。
 この泡の中に卵がいっぱい入ってます。 孵化したオタマジャクシは池面に落下して成長するんです。
 う〜ん、すごい!樹上なら水棲動物に卵を食べられることがありません。 最初に樹上に産みつけたモリアオガエルの祖先(?)はエライ!

 きょうはグレー地縞の小千谷に朱色の半衿、黒緑の角帯に薄手の綿袴です。
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2012年7月19日(木)  No.3300

むぎや女子会
 麦屋踊りは各町に師匠さんがおられます。 踊り指導だけではなく、舞台出入りや衣装など、さまざまなことに関わる、いわば現場のエキスパートです。
 1〜2年で交替する町内役員よりも、積年にわたり関わってきた彼女らのほうが、祭りに詳しく情熱もお持ちでしょう。 が、これまで集まる機会が一度もありませんでした。

 そこで「むぎや女子会 〜踊り指導者交流会〜」なるものを初開催しました。城端ファンクラブは世話役です。

 練習法や踊り子をヤル気にさせるノウハウをいただこうと、日本一の平高校郷土芸能部を指導してきた久里光枝さんの講演会を開催。
 「踊りの楽しさを教える」「上手にほめる」などのコツと、「踊り子も歌を覚える」「目線が大事」「指先まで心くばり」「腰をおとす」「皆の息を合わせる」など具体的なアドバイスをいただきました。

 その後、フリートークで質問&情報交換をしたところ、出るわ出るわ、予定時間を大幅にオーバーして熱い意見が飛び交います(写真をクリックすると拡大)。
 静かに聞いておられた方も「こんなにたくさん同志がいる」と心強く思われたことでしょう。
 初回なので取りまとめる予定は無かったのですが、良い意見が多数あったので、箇条書きにしてしかるべきところに提出することになりました。

 改革は『現場』から。
 各町のむぎや踊り、ひいてはむぎや祭全体が一段と素晴らしいものにならんことを期待します。
 
 きょうは薄緑縞の小千谷に緑の半衿、裂織の角帯に腰板無しの綿袴です。
 ※北陸地方梅雨あけしました。
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2012年7月18日(水)  No.3299

佐藤忠信 三者三様
 2年ぶりの歌舞伎見物、場所は富山市オーバードホール、贔屓の菊之助さん出演とあらば行かなねばなりますまい。

 演目は鉄板の義経千本桜「鳥居前」「道行初音旅」「川連法眼館」の三幕。 主役の佐藤忠信を三人(松緑・菊五郎・菊之助)が演じるというややこしい配役です。
 最初「交互出演」と聞いたときには「源九郎狐の早変わりをせず、松緑さんと菊之助さんが順に出てくるの?」「狸が狐に化ける?」と心配しました(杞憂でした)。

 静御前は中村時蔵さんと尾上右近さん。
 時蔵さん!…はぁあぁぁ(ため息)上手い! ぐうぅぅっと持ってかれました。

 そして菊之助さん! くぅうぅぅ…美しい! なんかもうオーラ出まくってます。 気品高いだけじゃなくって、芝居がとってもイイ。
 欲を言えば静御前を演じて欲しかったけど…。菊之助さんとだったらマチガイがあっても…(笑)

 会場には夏着物姿の女性が目立ちます、それも浴衣は皆無で、絽や紗の柔らかものばかり。 どうも家元の松緑さんを見に藤間流の方々が来ておられた様子。 あでやかで華やか、一瞬ここは富山??と思いました。
 歌舞伎はいいですね。

 きょうは黒地縞の小千谷に朱色の半衿、黒緑の角帯に黒地の絽袴、朱色の足袋です。
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2012年7月17日(火)  No.3298

HSP大成功!
 今夜はいよいよHSPの開催日。 どんなパーティになるのか年甲斐も無くドキドキします。
 海と山との出会いを期待して、南砺市発のバスを仕立てました。 城端発→砺波駅→高岡駅→氷見フィッシャーマンズワーフ着です。
 城端ファンクラブ側スタッフ5名と男女参加者(約20名)を乗せたバスは、(慣れるため)三度も自己紹介をしながら会場に向かいました(写真をクリックすると拡大)。

 海鮮館はたくさんの人でエアコンがきかないほどの熱気…。
 最初は固かった参加者も、席替えやゲームをするなかで徐々に打ち解け、何組もがナイトクルージングに旅立ちました。
 サプライズは海に浮かぶ花火。 実はポスターに描かれてたんです…ポートピア殺人事件状態。
 ちなみに絵描きは隣の電気やのアンちゃんです、上手いもんでしょ

 いいパーティでしたね。 細かい問題はいろいろありましたが、大局的には大成功じゃないでしょうか。 参加者も一様に満足してたようです、みんな笑顔で帰っていったし。
 「次は南砺市で…」という流れなんですが、大丈夫でしょうか?
 大丈夫ですよね、みんなの力を合わせれば。

 きょうはグレー縞の小千谷に黒半衿、黒緑の角帯に灰黒の袴…から袴を脱いでピンクのスタッフポロシャツを腰にまといました。
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2012年7月16日(月)  No.3297

庵屋台修復
 西上町庵屋台の土台(下半分)をチーム治五右衛門に塗り直してもらうことになりました。
 朝から町内総出で分解&搬出作業をしています(左写真をクリックすると拡大)。
 ここまでバラバラになった屋台を見るのは初めてです。 組木細工のようにがっしりと造られてるんですね。

 最後にチームのメンバー紹介がありました(右写真をクリックすると拡大)。 町内の宝を任されたことへの責任感と決意が伝わってきます。 
 春までにきれいに修復してくれるそうなので、来年の祭りが楽しみです。

 きょうは薄緑縞の小千谷に緑の半衿、緑の絽角帯に薄手の綿袴です。
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2012年7月15日(日)  No.3296

人形といけばな…いのち出逢うとき
 高瀬神社平安殿で「人形展 〜 一期一会」を見てきました。 人形と草月流いけばなの競演(?)です。 もう12回目だそうですが、ようやく機会を得ました。

 飛騨山静恵・松本昌子・福島まゆみ(創作人形)、川原るみ(和紙創作人形)、荒井恒雄(木彫彩色人形)、笹波美恵(木彫工芸人形)、牛島辰馬・安達陽子・長谷川創一(木彫人形)、野村幸子(古布人形)、中林雅代(陶の人形)、宮長由紀(ビクスドール)、岸本耕平(ガラス人形)、嶋田数男(木工ロクロ人形・絵本)〈敬称略〉
 作家14名の人形は個性際立っていて、見飽きません。
 おなじみ松本さんや牛島さんも素晴らしかったのですが、初めて見た宮長さんのビクスドール(白一色)に釘付けになりました。 ドキドキする人形です。 惚れたかも…。

 きょうは黄色のコサシルクに生成りの半衿、辛子の角帯に草木染めの綿袴です。
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2012年7月14日(土)  No.3295

暮らしに生きる工芸品
 じょうはな織館ぎゃらりーで「暮らしに生きる籐工芸」が始まっています(7月29日まで)。
 籐工芸作家 北 明子さんが組み込んだ緻密な籐細工(rattan)は必見ですよ(写真をクリックすると拡大)。

 百均の製品じゃなく、これら手作りの品に囲まれて生活すれば、きっと人生が豊かに感じられることでしょうね。
 皆でいっぺん “ 安物買い ” をやめてみませんか?
 極端に安い外国製品じゃなく、適正価格の国産品が市場の大部分を占めれば、日本経済は上向きます。

 きょうは黒地縞の小千谷に黒半衿、黒緑の角帯に灰黒の袴です。
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2012年7月13日(金)  No.3294

氷見のパーティ準備
 4日後に迫った“HIMI SPECIAL PARTY 友だち100人できるかな?” の最終打ち合わせに氷見フィッシャーマンズワーフ海鮮館に来ています。
 ここを貸し切って未婚男女60対60の大パーティをするんです。

 スタッフは総勢40名(城端ファンクラブからは5名)、お酒も出るので事故やトラブルの無いよう万全を期します。
 僕は氷見メンバーと初顔合わせでしたが、みんな若くてアツいですね。 負けてらんない…(老体にムチ打って)。

 右写真をご覧ください、夜景が綺麗でしょ。 後ろに見えるはナイトクルージング用の船です(クリックすると拡大)。
 パーティ細部も煮詰まりました、当日が本当に楽しみです。

 懸念していた参加者も予定数を超えました(受付は終了しています)。

 きょうは薄緑地に縞の小千谷に薄クリームの半衿、緑の絽角帯に薄緑の袴です。
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2012年7月12日(木)  No.3290

貴重な古看板
 寺内町(真宗の要塞都市)として作られた城端は、かつて細い道が複雑に入り込み、中心部を通るR304は世にも珍しい一方通行の国道として(極々一部で)名を馳せました。

 拡幅で見違えるようになった市街地、道路看板も新しくなったので、昔の道は人々の記憶に残るのみ…と思っていたら有った有りました、昔のままの地図が(写真をクリックすると拡大)。

 県道21号井波城端線「北野」交差点付近にある地図は、20年ほど前のまま=クランクがはっきりとわかります。
 この貴重な古地図、あと30年したら歴史遺産になる…かも?

 きょうは黒縞の小千谷に生成りの半衿、黒緑の角帯に黒地の絽袴です。
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2012年7月11日(水)  No.3289

なんと♡ハートフルランチ
 3年目の「なんとの日」、城端庁舎に中学生が描いた幟が立ってます(写真をクリックすると拡大)。
 平日なので特段イベントはありません。
 …が、市内小中学校で「なんとハートフルランチ」が出されました。 市内産の食材を使用した給食です。

 なんとポークと利賀のススタケ&福野のニラにコシヒカリの「なんとん丼」、五箇山豆腐の「バジルフライ」、利賀の清流そうめんを使った「ねつおくり汁」、山菜やコマツナなどが入った「山の幸あえ」、地元牛乳、イチゴのゼリーの6品目。
 そうめん汁にはハートや星形に刻んだニンジンが入るオマケつきで、児童は大喜びだったようです。

 とても手間のかかった給食だと思いませんか? 何ヶ月も前から関係者が準備した特別メニューです。
 「地元食材を通して食と地域への理解を深める」のが目的ですが、調理師さんたちの「愛情」も子どもたちは感じ取ったことでしょう。
 ずっとずっと続けていただきたいです。

 きょうはグレー縞の小千谷に黒半衿、黒緑の角帯に薄手の綿袴です。
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2012年7月10日(火)  No.3288

城端で馬に乗れる!
 以前、ご自宅で馬を飼ってる方を紹介させていただきました。

 あれから5年、なんと馬が増えてます(左写真をクリックすると拡大)。
 仔馬が産まれた!…んじゃなくってポニーです。 さらにもう一頭、栗毛のサラブレッドがいるので、計4頭の馬主さん、すごい!

 馬は可愛いですね(おっきいけど)。 のんびり歩く馬を見てると豊かな気分になれます
 オーナーと小一時間お話ししました、「てらわきふぁーむ」という椎茸栽培業をスタートし、楽しいことを企画しておられます。

 7月末より、馬に乗せてもう(ひき馬)体験ができるそうです(要予約:大人1,000円、子ども800円)。 南砺里山博のイベントの一つです。
 小さな子どもさんは大喜びでしょうね、夏休みの思い出にいかがでしょうか

 きょうは生成りの文人絣に裂織の角帯、腰板無しの綿袴です。
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2012年7月9日(月)  No.3287

空飛ぶ日本人形
 米国マルボロ町から今年も子どもたちがやってきます。 
 昨夏、次男がお世話になったこともあり、今回ホームステイを受け入れることになりました。
 8月5日から13日まで、我が家には男の子が2人で四泊します。 どんな子どもたちか楽しみです。

 今夜は説明会、あと一ヶ月に迫ってるので、そろそろ緊迫した雰囲気が…。
 我が家も少しずつ掃除と片付けをしてますが、間に合うかどうか(笑)

 写真は城端からマルボロに贈る日本人形です。 これを抱えて帰るのだと思うと、なんか可笑しくなりました。 でもこんなやりとりが文化交流なんですね。

 きょうは生成りの揚柳木綿にベージュ縞の半衿、黒緑の角帯に焦茶の綿袴です。
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2012年7月8日(日)  No.3286

“ 夢 ” に近づく中元売出し
 本日より城端は中元大売出し
 今年の一等賞は宝塚歌劇星組公演に25名様ご招待! 演目は『琥珀色の雨に濡れて』、併演はショー・グルーヴ『Celebrity −セレブリティ−』
 日常から離れ、ご婦人方に夢のようなひとときを過ごしていただきたい…。
 結構いい席がとれたので必ずやご満足いただけることと思います。 

 といいながら…実は僕、タカラヅカは観たこと無いんです。 興味津々なんだけど、当たったら具合悪いしなぁ…。
 きょうは紺のコサシルクに生成りの半衿、青白の角帯に灰黒の袴です。
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2012年7月7日(土)  No.3285

My楽器オカリナ?
 「haruさんの小さなチェンバロライブ」で買ったオカリナの練習をしています。
 渡辺敏晴さんが作って奥さんが彩色した完全手作り品、超ミニサイズ8cm!かわいいでしょ?(写真をクリックすると拡大)

 オカリナって難しい楽器だと思ってたんですが、なんのことはない…吹けば澄んだ音が出ました。
 このオカリナの音域は1オクターブ半、半音も出せます。
 試しに高いラの音を測ってみたら…442Hz ドンピシャでした! ビックリ。

 首から下げたオカリナを取り出して颯爽と演奏・・・・・・する日は来るのでしょうか?
 きょうは黒地の縞小千谷麻に黒半衿、黒緑の角帯に薄手の綿袴です。
          (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2012年7月6日(金)  No.3284

店の花=キキョウ
 当店のマーク桔梗(ききょう)をアレンジしたもの。 個人的にも好きな花のひとつです。

 先日お寺deフリマで千華園さんが販売されていたので、買って来て店横に植えました。 色もいいし、形も美しいでしょ。
 千華園さんはいろんなお花を育ててらっしゃるので、来月のお寺deフリマ(8月5日)も楽しみです。

 きょうは薄緑地に縞の小千谷麻に生成りの半衿、辛子の角帯に薄緑の綿袴です。 
          (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2012年7月5日(木)  No.3283

池川はいま2
 北野橋の改修工事がすすんでいます。
 池川右岸に工事用の道路がつけられました(写真をクリックすると拡大)。 なぜかJRM(日本抵抗器)の駐車場ともリンクしています。

 橋を造るのって、パズルを解く作業みたいですね。
 どこからかかる? 搬入路は?歩行者はどうする? とうぜん河川をせき止めちゃダメという縛りアリです。
 積んだり崩したり…ハノイの塔のよう…時間が掛かるのもむべなるかなって感じです。

 きょうは黒地縞小千谷に黒半衿、裂織の角帯に腰板無しの綿袴です。
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2012年7月4日(水)  No.3282

石岡ショウエイ原画展
 ぎゃらりー蔵布都 藍7月の催しは「石岡ショウエイ(石岡琉衣)原画展
 南砺市在住の石岡ショウエイさんが週刊少年ジャンプで連載した漫画「ベルモンド Le VisiteuR」を中心にした原画展です。
 定休日の都合で、今日が初日となります。

 絵の緻密さはさすが!カラー原稿の鮮やかな色使いも見事です。
 ゆっくり座ってご覧いただけるようにレイアウトしました(写真をクリックすると拡大)。 もちろん入場無料です。
 後半に作品の一部入れ替えを予定しています。 お早めにお越しください。

 きょうは黄色のコサシルクに山吹の半衿、辛子の角帯に薄緑の袴です。
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2012年7月3日(火)  No.3281

haruさんの小さなチェンバロライブ
 昨日、じょうはな織館で小さなコンサートがありました。 題して「haruさんの小さなチェンバロライブ」
 古楽器奏者の渡辺敏晴さんが “自作”チェンバロとオカリナ、江戸時代の胡弓を演奏します。 興味津々で出かけました。
 織館ぎゃらりーのこじんまりした会場は定員20名、多彩な人が集まってます。

 haruさんは開口一番「城端とこの建物が気に入って、ここでコンサートを開きたかった」と嬉しいことをおっしゃいます。 そして楽器の説明とティータイムを交えながら2時間お一人で演奏。
 世にも珍しい四弦胡弓の音色は素晴らしかった(左写真)。
 そしてこれまた貴重なチェンバロの弾き語りも(右写真をクリックすると拡大)。

 いろいろあって満足感いっぱいの演奏会でした。 織館でコンサート、いいかも(ちょっと微調整が必要ですが)。
 きょうはグレー縞の伊勢木綿にギャルソンエプロンの軽装です。
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2012年7月2日(月)  No.3280

外された安全柵
 ゆうやくんの命日…。
 早朝、事故現場に行きました。 あれから7年になります。

 赤い取水弁は挿したまま…は…まだいいとして、驚いたことに、グレーチング下の転落防止柵が半分ずれてました(写真をクリックすると拡大)。
 構造上、人の手によって動かされたとしか考えられません。

 大雨が降り7年前と同様グレーチングが開いてしまった場合、歩道を歩く子どもが危険にさらされます。
 この7年の間に事故の教訓は風化しつつあるのか…? 怒りと悲しみが入り混じった気持ちです。

 ゆうやくんのことを忘れないでください、みなさん。

 きょうは黒地に縞の小千谷に縞の半衿、黒緑の角帯に薄手の綿袴です。
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2012年7月1日(日)  No.3279

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