「美しい装いきよべ」店長のきもの日記 過去ログ2011年9月

++美しい装い きよべ++

▲先月の日記へ ▲店長のきもの日記へ ▲過去ログへ ▲翌月の日記へ

寺井尚子まで5メートル
 早朝、江戸から戻りました

 上京した一番の目的は、寺井尚子さんのライヴを聴くことでした…禁断症状がでてたんです。
 数日前に『銀座SWING』に電話したらフリーで予約できたんです。 で、無理矢理弾丸ツアーを組んだわけです。

 開演を待ちきれず、6時の開店に合わせて店内へ(写真をクリックすると拡大)。 さほど広くない店は予約席でビッシリ埋まってます。 知らない方と相席することになりました。
 会員優先の老舗ジャズハウス、「一人で入るのはさぞやアウェーな感じだろうな」と覚悟してたんですが、お店の人はもちろん同席した会員さんもとってもフレンドリー。 楽しい会話ができました、食事も(高いけど)美味しかったぁ。

 ホールにはオジサマ族だけじゃなく、妙齢の女性グループが目立ちます。 寺井さんのファンなのか、この店のファンなのかわかりませんが、意外でした。
 着物姿の女性もおひとり、こちらは銀座のおねぇさんのようでしたが…。

 7時にライブスタート。 すぐそこに寺井尚子さんがいるわけです。 アンプ音量もかなり絞り込んでるんで、バイオリンの生音が響きます。
 いつものカルテットは息もピッタリ、ジャズファンばかりなので客席のノリもサイコー。
 楽しくて楽しくて、ニコニコしながらも涙が出そうでした。

 展開が予想をはるかに超えてます。「そう来たかぁ」みたいな感じ…。 ジャズるアイディアが秀逸で、グルーヴ感にあふれ、響きはあくまで美しい。
 寺井さんのライブって、例えて云うとメインディッシュのオンパレードなんです。 密度が高いので、演ずる方も聴く方も体力がいる。
 1stが終わったとき、なかば放心状態でした。

 「追加チャージ(2,100円)を払えば、2ndも聴けますよ」と云われ、「喜んで!」と居座ります。
 夜もふけたこともあり少し落ち着いた選曲で、大人の夜をじっくりと堪能しました。
 夢のような数時間・・・満足です(帰りの夜行バス時刻が気になって、ラストまで聞けなかったのがチョット心残りではありますが…)。

 きょうは白茶にネップの入った木綿に茶色のざっくりした半衿、辛子の角帯に焦茶の綿袴です。
       (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2011年9月30日(金)  No.3004

お江戸弾丸ツアー
 例によって突然、夜行バス車中2泊1日の弾丸旅行に行ってきました。 目指すはお江戸。

 最初の目的地は両国、始まったばかりの『世界遺産 ヴェネツィア展』です。
 国技館隣に建つ江戸東京博物館が会場です、異様にデカイ、しかも形がヘン…巨大な宇宙船みたい(イザというときには巨大ロボットに変形すると期待してます)。

 展示ですが…う〜ん少々期待ハズレ。
 ヴェネツィア共和国の歴史紹介はいいのですが、肝心の展示物がいまひとつ…。 衣装は興味深かったけど、絵画や工芸品のレベルが…。
 そういえば以前シカン展でもガッカリしたんでした、TBSのイベントは僕と相性悪いのかなぁ…。

 やはりヴェネツィアに足を運ぶのが一番いいんでしょうね、行ってみたくなったのは事実です。 できることなら現地の空気で作品をもう一度味わってみたい。

 きょうは生成りの揚柳木綿に薄柿色の半衿、裂織の角帯に赤焦茶の綿袴、梅鼠の足袋に右近下駄です。
 そうそう、両国には早朝に到着したので朝風呂に入りました(江戸遊 両国店)。
 タオル&バスタオル付きで、1,000円也。 むろん、石鹸&シャンプー完備。 アカスリとひげ剃り、ヘアブラシも無料なので、手ぶらでいけます。 男女別の無料休憩所もあるので仮眠できました。
 バス泊用に浪人結びにしてた角帯をここで結び直してます。
       (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2011年9月29日(木)  No.3003

我が家の地デジ対策
 みなさん地デジ対策はお済みでしょうか? …ってアナログ放送が終了して2ヶ月以上経つ今ごろになってどうよ…とも思いましたが、地デジネタです。

 我が家が加入してるケーブルテレビ局(TST)は2015年3月末日までデジ→アナ変換してくれるんで、あと3年以上は現行のブラウン管テレビが使えます。
 だから差し迫って必要は無いのですが、オークションで地デジチューナーが激安で売りに出ていたのでつい買ってしまいました。
 PIXELA社のPRD-BT102-PA1という簡単なものです(写真左)。 ブラウン管の画質なら、必要充分でしょう。
 3年後のXデーもバンバンです。

 さらにおまけ(?)でIODATAのGV1394TV/M2もついてきました(写真右)。 Mac対応のDVエンコーダ搭載 TVチューナーBOXです。
 こいつを何に使うか検討中! 良いアイディアがあれば教えてください。

 きょうは生成りの文人絣にシケ引きのヘコ帯、腰板無しの綿袴に刺し子の胴義です。
       (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2011年9月28日(水)  No.3002

「止まれ」と云ったら
 秋の交通安全運動実施中。 西上町では協議員および役員が、黄色い旗を持ち帽子をかぶり、小中学校の登校時に交差点に立ちます。 

 僕が立つのは善徳寺前の丁字路。 見通しは悪くないのですが、きちんと一旦停止しない車が何台もいます。 通勤で急いてるのでしょうが、(子どもたちが)危険なので減速しない車にはイエローフラッグを出しました。

 せっかくなので(?)写真をパチリ(左写真)。
 朝7時を過ぎてるのに、影の長いこと。
 左から、僕(巨大化した足はボラード)、黄色の横断旗、止まれ標識です。

 「止まれ」の上に何か止まってます(右写真をクリックすると拡大)。
 暖をとってるトンボです。 人間より標識を守ってますね。

 きょうは黒地縞の伊勢木綿にくすんだ茶色の半衿、灰緑の角帯に灰黒の綿袴です。
       (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2011年9月27日(火)  No.3001

北野橋は今?
 架け替え中の北野橋は今どうなってるでしょうか?

 川幅を狭くして基礎を築いてます。
 少し下流に歩行者用の橋が架けられました(写真をクリックすると拡大。ミニチュアっぽく撮影)。
 交通の要所だけに開通が待ち遠しいです。

 夜は「なんと彩菜まつり」市街地賑わい委員会の打ち合わせ。 少人数でしたが、面白いアイディアがいっぱいでました。
 10月29日30日の彩菜まつりをお楽しみに!

 きょうは茶に白縞の厚手木綿に薄柿色の半衿、黒緑の角帯にコゲ茶の袴です。
       (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2011年9月26日(月)  No.3000

巨石文明城端その7
 城端には正体不明の巨石文明がひっそり根付いています。
 謎の巨石文明を紹介するこのコーナー、第7弾は広小路バス停付近に祀られている石です(左写真をクリックすると拡大)。

 なにかのご神体のように丁重に扱われ、周囲の黒い輪が保護してるような? でも地面を突き破ってるようにも見えます。 いったいこれは????

 さて、推理してみましょう。
ヒント1;右は広小路バス待合所から岸書店側を撮った写真(クリックすると拡大)。 ボラード(車止)が何基か見えます。 実はここ拡幅前は道路でした。 いまでも曳山祭のときだけ、ボラードを撤去し、曳山が巡行します。
ヒント2;写真では見えませんが石の手前に街路樹があります。 街路樹にも同じく黒い輪が。

 推理結果です。
『以前はここに街路樹が植わっていたが、曳山が通るときに邪魔になるので伐採された。』 多分これが正解でしょう。

 しかし「なぜ代わりにに石を置いてあるのか?」説明できません。
 ひょっとしてあいそんないから??  それとも暗躍する巨石文明信者の仕業でしょうか? 

 きょうは紺のコサシルクに立涌地紋の半衿、黒緑の角帯に灰黒の綿袴です。
       (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2011年9月25日(日)  No.2999

お弁当の日がやってきた
 きょうは竹下和男さんの「お弁当の日」講演会
 会場の南砺農業会館3階大ホールは、ギッシリ満員…とはいきませんでしたが、そこそこ人が入ってます。 嬉しかったのは若いお母さんたちが多いこと。 講演も期待できそうです。

 飽食の現代、食べることの大切さを「意図的に」教える必要があると気づいた竹下さんは、子どもが作る弁当の日を提唱します。 PTAをはじめ周囲の猛反対に遭うわけですが、子どもたちの将来の為に「確信的に」強行しました。

 高学年が年に5回実施する「弁当の日」の成果は劇的です。
【成人した弁当の日一期生(計5回)にとったアンケート】
 Q.自分で料理を作りますか?
 A.よく作る(55%) まあまあ作る(15%) 合わせて70%は、同世代の5%をはるかに凌駕しています。
 小学5,6年間の計10回だけ作った二期生は、なんと8割強! 中高生時代はほとんど料理してこなかったのに、この数字。
 彼らは料理することが苦じゃないんです。 それだけじゃなく弁当を作ることで「誰かに喜んでもらえることの喜び」を知ったのです。

 5回実施する意味について竹下さんは…
 一回目…子どもが作るといいながら親が手を出す。それでも子どもたちの間で「自分が関わったパート自慢」が始まる。
 二回目…「全部」自分でつくる児童が登場し、注目を浴びる。 子どもが親に「料理を教えて欲しい」という。
 三回目…親が子どもに教えるために台所に立つようになる。親が成長する。
 四回目…子どもたちが競い合って弁当を作るようになり、メキメキ腕が上がる。
 五回目…下級生が上級生の作った弁当を憧れのまなざしで見つめる。
    どうです?見事な循環、すばらしい教育プログラムじゃないですか!


 教育者である竹下さんは、記者の佐藤 弘さんとはまた違った切り口で「弁当の日」を語ってくださいました。
 しかし両者の根底にあるのは、余命幾ばくも無いことを知り5歳の娘(はなちゃん)に生きるすべ(≒家事)を教えた安武千恵さんの愛情=「絶対愛」です。

 「お弁当の日」はノウハウではありません、「愛」なんです。
 すばらしい講演でした。 文章で伝えるべく努力してはみましたが、やはり無理なようです。 地域の多くの方々にお伝えするにはどうすればいいのか、僕なりに考えてみます。

 城端小学校では今年の11月から四回「お弁当の日」を実施することになりました。 校長はじめ教職員の皆様、PTA役員の英断に拍手を贈ります。

 きょうは生成りの揚柳木綿に薄柿色の半衿、黒緑の角帯に草木染めの綿袴、小向なつさんの刺し子胴着です。
       (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2011年9月24日(土)  No.2998

手の温もり 刺し子
 じょうはな織館ぎゃらりーで「手の温もり 刺し子」の初日を見てきました(10/16まで)。
 西上の河合昌代さんのお母様小向なつさんの作品を中心に、小向憲次郎さん(河合さんの弟)、荒井公子さん(なつさんの弟子)のこころ和む刺し子を展示しています。

 憲次郎さんの刺し子(右写真奥)は緻密な幾何学模様でこぎん刺しの様…圧巻です。 感嘆の声を上げました。

 そしてなつさんの刺し子(右写真手前)は…温かくって…まさに母の手の温もりを感じます。 一歩足を踏み入れると部屋の空気が変化し、柔らかく包まれるような感覚を覚えました。
 必見です。 是非ご覧ください。

 きょうは茶地に白縞の木綿に茶色の半衿、辛子の角帯に焦茶の綿袴です。
       (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2011年9月23日(金)  No.2997

袴でアフリカたいこ
 アフリカの太鼓、ジェンベ(ジャンベ)教室が月二回、じょうはな座で開催されているのをご存知ですか?
 誕生日にジェンベをもらった次男が興味を示したので一緒に出かけました。
 教えてくださるのは北野の中西成一さん(せいちゃん)、西アフリカで出会ったジェンベをコミュニケーションツールとして使います。

 まず自己紹介、体操、構え方。そして3通りの叩き方を習った後、初心者モードでゆっくり叩き始めます。
 意外とハードだし、唄ありダンスあり…でいい運動になりました。
 そしてなによりメチャクチャ楽しい! 一緒に演奏(?)することの歓びを初めて知ったような気がします。
 多少リズムがズレてても堪忍してもらって、みんなで叩くジェンベ。 ついていくのがやっとで余裕は無いんだけど、僕は終始ニコニコでした。

 当初、子どもだけ通わせようかと思ってましたが、あんまり楽しかったので僕もまた参加したいと考えてます。
 次回は10月13日(木)夜7時半〜です。
 どなたかご一緒しませんか?(大人1,000円、学生500円)。 ストレス解消にもってこいですよ。 ジェンベは貸してもらえます(要予約)
 きょうは白茶の厚手木綿に薄柿色の半衿、裂織の角帯に腰板無しの綿袴です。
       (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2011年9月22日(木)  No.2996

レアもの・・・
 左写真をご覧ください。 なにかわかりますか?
 そう、とっても珍しい「伸びるムチ」です(右写真をクリックすると拡大)。

 バイクで乗馬クラブに通ってるので、短鞭(65センチくらい)でも持ち運べません。
 背中に挿して…とも考えたんですが、和装で背中にムチを背負う姿を想像してヤメました。

 これ正真正銘イギリス製の「馬用」なんですが、我が国ではどうも違う用途に使われているフシがあり…、売り文句が「カバンに入ります」「色は赤と黒の二種類」…だって(笑)
 ホントに馬に使えるのか、試してきますね。

 きょうはグレー縞の伊勢木綿にくすんだ茶色の半衿、黒緑の角帯に灰黒の綿袴です。
       (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2011年9月21日(水)  No.2995

「お弁当の日」講演会
 昨年7月に城端小学校PTAと中学校PTAが共同開催した講演会「食卓の向こう側」に見えるもの は大きな反響がありました

 しかしながら講演を聞けなかった保護者に「お弁当の日」の意義が伝わりにくかったことも事実です。
 「ならもう一度講演会を開催しよう」と小中PTAで「食卓の向こう側」実行委員会を組織しました。

 今回の講師は「弁当の日」提唱者、元 滝宮小学校長 竹下和男さんです。

と き 9月24日(土) 13時30分〜15時(開場13時)
ところ 南砺市(城端)金戸268-1 南砺農業会館3階大ホール (入場無料)

 ダメ親を責める講演ではありません、ユーモアを交え、具体的にわかりやすくお話しいただきます。
 城端以外にお住まいでもオッケー、子育て世代でなくてもかまいません。 お誘い合わせのうえお越しください。

 きょうは生成りの揚柳木綿に薄柿色の半衿、辛子の角帯に草木染めの綿袴です。
 突然寒くなりました、前々日より15℃近く低いようです、ブルブル…。
       (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2011年9月20日(火)  No.2994

アートセッションinとなみ野
 第61回城端むぎや祭は暑さに見舞われながらも無事終了しました。
 お越しくださった皆様ありがとうございました、祭に関わったみなさんお疲れさまでした。

 午前中に片付けを済ませ、最終日の「アートセッションinとなみ野」を見に織館へ。 ゆっくり鑑賞できました。
 実は…アートセッションinとなみ野を見るのは初めてです。 これまで砺波市だったので機会が無くって…。

 “ 若手 ” らしいものから “ こなれた ” 作品まで、いろいろありますが、総じてレベルは高いです(写真をクリックすると拡大)。
 これだけ個性がある作品群をどうやって展示するのか興味津々でしたが、うまく収まってるように感じました。

 むぎや祭にお越しになった遠方のお客様の感想「見られて良かった〜。いい買い物ができました」だそうです。 祭と併催して大正解だったのではないでしょうか?

 最終日とあって、震災チャリティー展はほとんど完売状態だったので、わずかばかりの義援金を入れてきました。 次回は早く来なきゃだめですね。
 きょうは黄色のコサシルクに柿色の半衿、カラシの半衿に薄緑の綿袴です。
       (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2011年9月19日(月)  No.2993

酷暑のむぎや祭
 雨から一転、二日目のむぎやは暑さとの戦いとなりました。
 予想最高気温は体温並! 衣装をまとった子どもたちの熱中症が危惧されるので、こまめな水分補給を指示します。

 「坡場の坂」終了後、急遽「善徳寺前交差点」でサプライズ演技をしてから「瑞泉寺」会場へ早足で移動。 休憩無しなのでかなり疲れたことでしょう。
 「じょうはな座」舞台出演まで間があったので、行政センター3階の有志会設営の休憩スペースで踊り子たちを休ませました(左写真をクリックすると拡大)。 エアコンが効いてて快適です。 発汗だけでは下がらなかった体温が下がり、助かりました。


 いろんなブースがあったのですが、個人的に「城端むぎや祭の歴史」写真コーナーが興味深かったです。
 1月に事故で他界した伯父が撮りためた麦屋の写真を拡大展示してます(右写真をクリックすると拡大)。
 むぎやを愛した伯父の魂がそこにあるかのようでした。
             ありがとうございます、有志会のみなさん。

 きょうは黒地に白縞の小千谷に黒の半衿、灰緑の角帯に黒の袴です。
       (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2011年9月18日(日)  No.2992

雨のむぎや祭
 午後から雨…の予報でしたが、朝からポツポツ降ってます。 むぎや祭初日は雨との戦いとなりました。

 午後2時過ぎに「街並み踊り全面中止」の一報が入ります。
 確認したところ「可能ならば自主的に踊ってもらえればありがたい」とのことだったので、西上は晴れ間を見計らって踊ることに。
 しかし子どもたちを一旦帰してしまったので、初っぱなの浄念寺会場は諦めます。

 じょうはな座に着く頃には本格的な雨となり、街並踊り会場の音響設備は撤去されてました。 これで本日の街並踊り中止は確定です。

 衣装を濡らしながら別院本舞台に辿り着くと、雨で一時中断してました。 境内には傘をさしながら待つお客様が多数…山門下もびっしりです。
 舞台上がずぶぬれのため、ステージを半分にして競演再開です(左写真をクリックすると拡大)。 西上は演目を一部変更し対応しました。

 どの町内も文句ひとつ云わず、遅れながらもプログラムは進んだ様子。 やはり雨の中お待ちになるお客様(右写真をクリックすると拡大)の熱意を感じたのでしょうか。
 頑張ったちびっ子たちも誉めてやりたいです。 プライドを持ち舞台に上がったような気がして頼もしく思えました。

 きょうは薄緑の小千谷に生成りの半衿、灰色の角帯に薄手の綿袴です。
       (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2011年9月17日(土)  No.2991

むぎや祭の稽古あげ
 いよいよ明日はむぎや祭。 稽古上げをじょうはな座で行います。
 写真はステージ上で立ち位置を確認しているところ(クリックすると拡大)。

 初舞台の子どもたち、緊張するかと思いきや…全くそぶりも見せず、堂々としたものです。
 もうちょっと緊張してくれたほうが良い子もいますが(笑)

 準備はできました、明日の天候だけが心配です。
 きょうはグレー地縞の小千谷に生成りの半衿、黒緑の角帯に薄手の綿袴です。
       (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2011年9月16日(金)  No.2990

ニモボとゴミボとトレボ
 祭の一等地に店があるので、むぎや祭にはいくつかのボランティアをしています。
 「荷物一時預かり」「ゴミ手渡し」そして「トイレボランティア」

 なかでもトイレボランティアが一番喜ばれてるようです。 ピーク時には順番待ちの列が…。 一つしか無いので…申し訳ありません。
 張り紙の効果か、みなさんきれいに使ってくださって助かります(写真をクリックすると拡大)。

 他のボランティア(荷物一時預かりなど)もお気軽にご利用ください。
 きょうは薄緑の小千谷に地紋のある生成の半衿、少し緑がかった灰色の角帯に薄緑の綿袴です。
       (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2011年9月15日(木)  No.2989

ミニ麦屋衣装
 ご注文いただいたドール用(三分の一サイズ)むぎや衣装がようやく仕立てあがりました。
 紋付+馬乗り袴+角帯+ハチマキ+タスキ+手甲+白足袋の七点セット(写真をクリックすると拡大)。
 省略一切ナシ、本物と同じように着付けできます(時間と手間はかかります)。

 女性のミニ着物は過去に何枚も作りましたが、男用は初めてです。
 なかなか良くできたので嬉しくなって写真を撮らせていただきました。

 むぎや祭にはリアル眞一郎がまちじゅうに溢れます。 イケメンの踊り子を見つけてやってください。
 きょうは黒地縞の小千谷に黒の半衿、黒緑の角帯に灰黒の綿袴です。
      (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2011年9月14日(水)  No.2988

むぎやに顔出すかぐや姫
 商工会女性部城端支部では、むぎや祭に竹のオブジェを灯し、かぐや姫通りを彩ります。
 さらに今年は町並みを華やかにしようと、新たに青竹の花器を制作しました。 店頭を秋草で飾るんです。

 竹取物語のイメージを壊さぬように…なにを活けましょうか? 思案のしどころですね。
 きょうは薄緑の小千谷に薄柿色の半衿、辛子の角帯に薄手の綿袴です。
      (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2011年9月13日(火)  No.2987

八尾ジャックに参加しませんか?
 キモノでジャックの下見にバイクで八尾に来ています。
 おわらが終わった平日の八尾は静かで、ゆったり時が流れてるようです。

 曳山展示館から若宮八幡社(別名;蚕宮/左写真)→諏訪町(右写真)→おわら資料館までフラフラ歩いてみました。
 城端もそうですが、八尾も着物姿の似つく町並みです。
 開催日(10/10)は 坂の町アートやつお2011の最終日とあって、見どころ満載なことでしょう。 楽しみです。

 越中ジャック第三弾「キモノでジャックin八尾 〜坂の町アートやつおをジャックせよ〜
 10月10日(祝)13時 越中八尾観光会館(曳山展示館)前におこしください。
 「参加表明不要」「途中参加OK」「途中離脱OK」「参加費無料」「老若男女不問」 どなたでもどうぞ!

 きょうはグレー縞の小千谷に黒半衿、黒緑の角帯に黒地の絽袴です。
      (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2011年9月12日(月)  No.2986

手をのばせは、そこに城端。
 むぎや祭に庁舎3階で開催される「城端秋日和2011 」のポスター(B2判)が刷り上がってきました(写真右)。
 蔵回廊の裏(かぐや姫通り)を歩く和服姿の踊り子(イラストはネギトロ丼さん)。 イイ感じでしょ?
 非売品で限定100枚の貴重なものです。
 このポスターを『9/16(金)19時の予約締切までに、 金沢〜城端間の貸切バスを事前予約を済ませていただいた方、 先着20名様にプレゼント』するそうです。
 詳しくは「真実の涙をもう一度」有志会のサイトをご覧ください。


 そして…写真左は第8回『アートセッションinとなみ野』and震災チャリティー展のポスター。
 今回初めてじょうはな織館ぎゃらりーで開催されます(9/17〜19)。
 となみ野を基点として活動する45歳以下の若手作家がジャンルや会派の枠を越えて集います。
【出品作家】
安達 陽子(木彫人形)/梅野 浩壱(木彫)/織田 定男(漆芸)/小原 好喬(城端蒔絵)/神下 正弘(造形)/川原 和美(絵画)/木村 正和(木彫工芸)/佐藤 忠博(彫刻)/正和 朗実(金工)/高田 圭子(生花)/辻 和志(彫刻)/中山 孝司(彫刻)/温井 和海(書)/藤井 一範(陶造形)/馬川 響子(日本画)/森下 廣箭(佛師)/山根 美幸(書)/横山 丈樹(彫刻) 《敬称略/五十音順》

 双方とも楽しみです。 
 きょうは黒地縞の小千谷に地紋のあるグレー半衿、裂織の角帯に腰板無しの綿袴です。
      (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2011年9月11日(日)  No.2985

むぎやの稽古をご覧になりませんか?
 城端むぎや祭まで一週間、町内の稽古も佳境に入っています。
 きょうから地方と踊り子が合流するんです。
 稽古場となる善徳寺会館はいつも以上にたくさんの見学が(写真をクリックすると拡大)。

 西上町の稽古見学は自由です(毎晩8時〜9時ぐらい)。 事前申し込み不要ですので、どなたでもお気軽にお越しください。
 じょうはな座でも公開舞台稽古しています。

 きょうはグレー地縞の小千谷にグレー半衿、灰色の角帯に黒の紗袴です。
      (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2011年9月10日(土)  No.2984

子育て支援レシートdeサポート
 子育て支援レシートdeサポート事業が9月12日からスタートします。
 昨年、(協)福光商業会さんが始めた新事業を南砺市全域に広げました。

 南砺市内のお店(主に個人商店)で買い物をすると、レシートと一緒に1円もしくは100円の「子育て支援券」を進呈。
 これが地域の子育て団体(保育園やスポーツ少年団など)の活動費となります。
 要するにベルマーク運動みたいなものです。

 お客さまは「子育て支援券」に応援したい団体名を記入し、店内の収集箱に入れればオッケー(無記名の場合;各団体に按分)。
 商工会で集計の後、南砺市共通商品券にて登録団体にお支払いします。

 子育て世代じゃなくても、「地域の子ども(活動)を応援したい」という気持ちがある方はぜひともご協力ください。
 地元で買い物することで、地域の子どもたちを陰ながら支援することができます。
 すばらしい理念とアイディアに溢れたこの事業、じわじわと浸透させ、末永く継続してゆくつもりです。

 きょうは黒地縞の小千谷に薄柿色の半衿、黒緑の角帯に薄手の綿袴です。
      (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2011年9月9日(金)  No.2983

メディチ像クラッシュ!
 滅多に洋服は着ませんが、洋服ダンスも一応持ってます…。 数ヶ月ぶりにタンスの扉を開いたとき、悲劇は起きました。

 ん?なんか重い…。んしょ…。
 (グラッ・・) パリン

 石膏像メディチの頭半分が無くなりました。 頬に亀裂が入ってそのスジの人みたい。
 イケメン貴族が台無しです…トホホ。

 やばいやばい、またぞろクラッシャー属性があらわれてきたかも…。
 きょうは薄緑の小千谷に生成りの半衿、カラシの角帯に薄緑の綿袴です。
      (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2011年9月8日(木)  No.2982

巨石文明城端その6
 いまも巨石を崇める文明が実在するまち城端。 第6弾として西下公民館の謎の石をご紹介します(右写真をクリックすると拡大)。

 近年置かれたにもかかわらず、まったくもって意味不明、駐車の邪魔でしかありません。
 一体誰が?何の為に?? 謎は深まるばかりです。

 きょうは生成りの文人絣に裂織の角帯を浪人結び、腰板無しの綿袴です。
      (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2011年9月7日(水)  No.2981

MOTTAINAI
 永らく使ってきた組紐の携帯ストラップの寿命がきたようです。 ご覧のようにもうボロボロ(写真をクリックすると拡大)。
 修理を諦めて、同じく正絹組紐のものを自家用におろすことにしました。

 実はケータイも電波帯の変更で来夏までしか使えないそうです。 電話会社からDMやらメールやら…電話までかかってきます。
 しかし、バッテリーもまだ使えるし、もったいないので最後まで使ってやろうと思ってます。 

 きょうは白茶の揚柳木綿に薄柿色の半衿、辛子の角帯に薄手の綿袴です。
      (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2011年9月6日(火)  No.2980

映画「私たちの時代」 あ き ら め な い
 以前ご紹介した傑作ドキュメンタリー「私たちの時代」が映画化されました。
 石川県先行上映だということで、休日を利用して出かけます。

 「地震」「過疎」「高校再編」「人生観」「教育」「成長」「青春」「希望」
 キーワードが荒削りにちりばめられてます。
 映画になったことでテーマを絞り込もうとした感はあります、テレビ版には無かった映像もありました(でもちょっとベタな編集だなぁ…とも思います)。
 しかし「圧倒的な事実」のチカラは全くもって色褪せてません。 3度目ですが、またもや感涙してしまいました。

 あらためて思うのは、学校が地域に与える影響、地域が学校に与える影響って大きいなぁ…。
 高校再編で井波高校がもうじき無くなってしまいますが、地域の気持ちまでもが沈まぬにはどうすればいいでしょうか?

 きょうは薄緑縞の小千谷に生成りの半衿、辛子の角帯に薄緑の袴です。
      (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2011年9月5日(月)  No.2979

一期一会 一生一作
 金沢在住の陶芸家 高光一生さんの作陶展が善徳寺で行われました。
「陶と花と一服のお茶 一期一会、一生一作」のタイトルのとおり、高光さんの花器に活けた花を愛でながら、碗でお抹茶をいただく趣向です。
 展示だけではなく、道具として使うことで地元の方々とも交流したい、ということだそうです。

【挿花】小原流 酒谷文芳 社中/草月流 四季の会 山本秀映/草月流 河合里抱
【茶道】表千家 岩城 社中/裏千家 上田 社中/薮内流 吉村 社中 〈敬称略〉
 そして大谷婦人会のみなさんがお手伝いされてました。

 会場は西の書院と大納言の間(!)、すばらしい場所で飲むお茶は格別なもの。
 高光さんはとても気さくな方で、いろいろ話してくださいます。 陶器のこと、お寺のこと…楽しいひとときをすごすことができました。

 高光さんの御尊父は故 高光一也さんです。 高名な洋画家であるとともに僧侶でした。
「助かるということは 素直になることである 私たちの人生にはあまりにも こころの曲ることが多いから」(高光一也)
 善徳寺内にたまたま一也さんの言葉が掲示されていたのも何かのご縁でしょう。

 お寺deフリマも開催され、善徳寺は賑わっています。 さまざまな催しに使わせていただき、懐が深い寺院だと感謝します。
 きょうはグレー地に黒縞の小千谷に柿色の半衿、裂織の角帯に腰板無しの綿袴です。
      (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2011年9月4日(日)  No.2978

郡上八幡 散策の旅
 城端フラワーカード会の招待旅行で郡上八幡に来ています(お世話係です)。 郡上はツーリングで訪れて以来、2年ぶりです。
 台風12号と正対しそうなので、責任者として中止も考えたものの、富山・岐阜は強い雨にならないだろうとの判断で決行することにしました。

 かつては遠かった郡上も高速で繋がった今は2時間程度…。 「郡上は初めて」のお客様が多かったので、宗祇水や郡上踊り、さんぷる工房などを巡りました.(基本は押さえたつもりです)。
 でも見どころの多い郡上です、左写真は地元ガイドさんの案内で通った「いがわ小径」 良いところでしょ!  小路好きにはたまりません。

 昼食は「雀の庵」でイタリアンを。 おいしかった〜。大好評!
 詳しい旅行記はカード会ブログに近日中に書きますね。

 心配した風雨も弱く、傘がいらないくらいで助かりました。
 お世話するハズが目一杯楽しんでしまいました…、さぁて来年はどこにしましょうか(笑)

 きょうは紺のコサシルクに生成りの半衿、黒緑の角帯に薄手の綿袴、黒地小紋柄の足袋です。
      (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2011年9月3日(土)  No.2977

和式便器
 城端別院の男子便所です(写真をクリックすると拡大)。 (びろうな話題で申しわけありません。きれいに掃除されてて不潔感はないのでお許しください)。
 右が一般用、左の円筒型は和式。
 和装で小用を足すときに右の便器だと不都合なんです。 裾が邪魔になるし、跳ね返りの恐れもあります。 一番勝手が良いのは昔の朝顔便器かと。

 ところで、便器の減少とともに和式で大便できない子どもが増えているようです。 家庭に洋式しか無く、どう使っていいのかわからないのだとか…。
 そんな懸念もあって城端小学校では新築時にわざと和式便器を残しました。
 足腰の弱ったお年寄りに和式は不向きかもしれませんが、健康な子どもたちは和式の方が良いと思うのですが…。

 きょうは黒に白縞の小千谷に黒半衿、裂織の角帯を浪人結びにして腰板無しの綿袴です。
      (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2011年9月2日(金)  No.2976

リストキツネハネツキトスリ
 いよいよ9月に突入しました。早いものです。
 今年はいろんなことがありすぎて…。
 頭の中でいろんな思いが複雑に絡み合ってるのですが、最深部にある虚無感を排除できません。 諸行無常…と片づけてしまうことができないのです。

 変わりつつあるもの、変わらざるを得ないもの、変わってしまったもの、変わって欲しくないもの…。
 人それぞれでしょうが、急激な変化は人の心をえぐることがあります。


 写真は古布で作ったキツネとリスです。 なにか話しかけてきそうでしょ(写真をクリックすると拡大)。
 店に居着いちゃってます。 不動の売り物(笑)
 こちらは変わっちゃっても構わないんですが…誰か連れて帰ってください
                    ↑なんだ売り込みかぃ(笑)↑

 きょうはグレー縞の小千谷に黒半衿、黒緑の角帯に薄手の綿袴です。
2011年9月1日(木)  No.2975

▲先月の日記へ ▲店長のきもの日記へ ▲過去ログへ ▲翌月の日記へ