「美しい装いきよべ」店長のきもの日記 過去ログ2011年8月

++美しい装い きよべ++

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日本人イヌイット 北極圏に生きる
 NHKスペシャル「日本人イヌイット 北極圏に生きる」を見ました。
 国を離れ、イヌイットとして最北の村に暮らす大島育雄さんと家族のドキュメンタリーです。

 想像していた以上に、イヌイットは文明化が進み、暮らしも近代化されていたことに少々驚きました(テレビゲームまであります)。
 でも捕食した肉を食らい、狩猟で生計を立てるスタイルは昔のままです。

 当初、大島育雄さんをクローズアップした番組かと思ってましたが、息子のヒロシさん(32)と孫のイサム君(8)の親子関係に比重が移ったようです。
 8才のイサム君がイヌイットとして生きる術を父から学ぶ姿、教える父の姿に感銘を受けました。 厳しく鍛え、ときには温かく息子を見守る理想の父親像だと思います。
 イサム君が父を尊敬し、憧れ、目標としてるのが画面を通しても伝わってきます。 我が身を振り返り、ちょっと反省 orz_

 きょうは黒にグレー縞の小千谷にグレーの半衿、裂織の角帯に腰板無しの綿袴です。
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2011年8月31日(水)  No.2974

2011マルボロ報告会
 帰国して10日余、マルボロに行った中学生の報告会がありました。
 子どもたちの報告内容はさまざまでしたが、それぞれに感ずるところはあったようです。 うちの子は…? う〜ん気長に成長を待ちましょう。

 子どもたちの報告も良かったのですが、引率してくださった四人の大人の報告がとても印象に残りました。 よく見てくださってます。
 日本でサポートしてくださる方々も含めて、本当に恵まれた環境だなぁ…と思います。
 この南砺市マルボロ中学生海外派遣事業が末永く続きますように…。

 きょうは薄緑の小千谷に生成りの半衿、カラシの角帯に薄緑の袴です。
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2011年8月30日(火)  No.2973

城端地域注意箇所
 防災の日を前に、城端地域安全なまちづくり推進センターが「城端地域注意箇所調査記録簿」を発行しました。
 足で回った写真付きの詳細な調査票は称賛に値します。

 もちろんこの調査票以外にも危険箇所はあるでしょうし、“ 危険箇所を見つけただけ ” ではダメなので、早急な対応が望まれます。
 できれば子どもたちの危険察知能力向上を!

 今回の調査記録簿は “ 自分の住む地域を良く知るきっかけ ” になればと思います。 知らないことにはどんなアクションもおこせません。 是非ご家族全員でご確認ください。

城端地域注意箇所調査票2011
城端地域注意箇所マップ2011

 きょうはグレー縞の小千谷に薄黄土の半衿、黒緑の角帯に薄手の綿袴です。
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2011年8月29日(月)  No.2972

洗える襦袢テスト中
 たまには「きもの日記」らしい話題を…。
 来年発売予定の『洗える絹襦袢』をテストしています。

 これまでも洗える夏襦袢はありましたが、 “ 絹糸に樹脂加工したもの ” で繊維の隙間に入り込むため絹の風合いが少なからず損なわれてました。
 いま試しているのはあやしげな石油化学製品をいっさい使わず、高圧蒸しで防縮加工したものです。

 着心地は最高! 洗濯機で洗えることが証明できれば、自信を持ってオススメできる商品です。(何度も洗ってみますので、テスト結果発表までもう少しお待ちください)。
 きょうは黒に白縞の小千谷に麻半衿、黒緑の角帯に薄手の綿袴です。
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2011年8月28日(日)  No.2971

城端秋日和2011
 true tears「真実の涙をもう一度」有志会のみなさんが、曳山祭に続いて麦屋にもイベント企画してくださいました。
 題して「城端秋日和2011 」
 じょうはな座前の城端庁舎3階ホールを無料開放「休憩スペース」とし、「城端むぎや祭の歴史紹介」「クリエイター即売会」を実施、さらに「むぎや祭り観光ツアー」や「金沢駅⇔湯涌温泉⇔城端の貸切バスの手配(9/18のみ)」…など盛りだくさんの内容です。
 詳しくはこちらのサイトでご確認ください

 有志会メンバーは遠くから何度も何度も城端へ足を運び調査&準備をしておられます、手弁当で。
 サイトにもあるように「祭に出演される地元の方々との交流の機会」づくりというのが嬉しいじゃないですか。 時間を見つけてお邪魔したいと思ってます。

 むぎや祭にはもう一団体、富山そば研究会城端道場のみなさんが旧じゃんとこいで手打ち蕎麦を販売なさいます。
 これも嬉しいですね。 共演団体以外の参加が増えれば祭の幅が広がります。

ことしのむぎや祭についてはこちらをご参照ください
出演プログラムはこちら
 きょうは黄色のコサシルクに福光麻の半衿、青白の角帯に青灰の麻袴です。
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2011年8月27日(土)  No.2970

いこいの花園
 城端は“ 常 ”に“ 花 ”の咲く町です。 多くの方々が花の世話をしておられます

 御坊坂を登る途中、別院敷地に西下老人クラブの花壇があります(写真をクリックすると拡大)。 歩いて坂を上るとき、花が目に入るとホッとします。
 城端ではいろんな地区でこんな花壇が設置されてるんです。
 世話をなさってるのは主に老人会の方々、いいですよね。 西下の「いこいの花園」という名前もGoodでしょ!

 きょうは紺のコサシルクに鳥の子色の半衿、青灰の角帯に薄手の綿袴です。
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2011年8月26日(金)  No.2969

式年太鼓卒業
 8月25日は北野天満宮の秋祭り
 生憎の雨模様で奉納式年太鼓はふれあいセンターに移動して開催、体育館内は大勢の人で座る場所もないくらい。

 中二の次男は今日で太鼓を卒業します。
 演ずるは「曲打ち」(写真をクリックすると拡大)、アドリブが入るので上手い下手がすぐにわかります。
 最後の太鼓はデキはちょっと不本意だったみたい。 でもサバサバしてました。

 式年太鼓小若連には小学三年生から参加させていただきました、他地区にもかかわらず快く受け入れてくださった北野の皆様に感謝しています。
 きょうも「あんたとこの息子さんけ?」と親しく声をかけていただきました。 「上手になるましたねぇ」と(お世辞でも誉めて)喜んでくださったことが嬉しいです。

 むぎや祭には他地区の子どもたちが大勢出演します。 9月から稽古が始まりますが、西上も北野地区のような対応ができたらいいなと思いました。
 きょうはグレー縞の小千谷に黒の半衿、黒緑の角帯に腰板無しの綿袴です。
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2011年8月25日(木)  No.2968

むぎや祭の新行灯
 いよいよむぎや祭が近づいてきました。
 今年は行灯を一部新調します、以前より小振りでシックに塗られたアルミ製、今風に省電力型です(右写真)。
 ひとつひとつ歩道に自立させるため、シルバーさんが穴掘りに回っておられます。

 いままで店前にドドーンと露天商が居座っていてどーにもならなかったんですが、今年の祭は店名を入れた行灯を立てられるかな?
 きょうは薄緑縞の小千谷に薄クリームの半衿、芥子の角帯に薄緑の袴です。
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2011年8月24日(水)  No.2967

アメリカ土産
 マルボロから帰った次男の土産話を少しずつ “ 聞き出して ” ます。 …というのは「どうやった?」だけじゃマトモな答えが返ってこないからです。
 思春期の入り口だからかなぁ…。

 ところで写真は家族への土産です。 緑の自由の女神像となりきりサングラス(写真をクリックすると拡大)。
 あまりのオノボリさんぶりに家族揃って大笑いしました。 「だって(僕が)欲しかったんだもん」
 こんなものを嬉々として買ってくるなんて、まだまだ子どものような気も…。

 きょうは黒地にグレー縞の小千谷に黒半衿、黒緑の角帯に黒の絽袴です。
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2011年8月23日(火)  No.2966

いなみ国際木彫刻キャンプ
 定休日の午後「南砺市いなみ国際木彫刻キャンプ2011」を覗いてきました。 4年に一度、各国から彫刻家を招いて開催するイベントです。 木彫りのまち井波の面目躍如というところでしょうか。
 今年は初めて瑞泉寺境内で開催されることになり、井波市街はにぎわってます。 むろん瑞泉寺境内も。

 広い瑞泉寺の境内にテントが立ち並び、14名+αの作家がノミをふるっています。 まだ序盤ということもあり、粗彫りでしたが、制作過程を見られるのは楽しいです(写真をクリックすると拡大)。
 木の香りが漂ってました。

 帰りはのんびり八日町通りを散策。 知人が多いのであっちフラフラこっちフラフラ。
 城端もそうですが、井波の良さはゆっくり時間を取らないとわかりません。
 きょうは薄クリームのコサシルクに細シボの半衿、カラシの角帯に草木染めの綿袴です。
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2011年8月22日(月)  No.2965

「政治家は職業ではない、社会奉仕だ」
 「松村謙三先生 没後40年記念式」に出かけました…招かれたわけでもないのに。
 誰でも参加自由だと聞いたので無理してでも行きたくなったんです。 実は今日が祥月命日にあたります。
 松村さんは僕が尊敬する福光町出身の政治家です。 「政治家は職業ではない、社会奉仕だ」は松村さんの信条なんです。

 会場となった福光駅前の農協会館5階は満席(500人くらい?)、来賓も県知事や国会議員など錚々たる顔ぶれ。 まさかこれほどだとは思いませんでした。
 前の席は背広組ですが、中程から普通のおじいちゃん&おばあちゃん…、「松村党」健在です。
 そして最後列に福光高校生が! これには驚きました(動員がかかったのだとは思いますが…)、よく来てくれた。

 写真は記念講演された中国日本友好協会秘書長の袁 敏道さん(クリックすると拡大)。 演題は「松村謙三先生のご功績と今後の中日関係」
 こじれかかった両国の関係をどう考えておられるのか興味津々でしたが、突っ込んだ話になる前に時間切れ…残念。
 でも「対話がなにより大切だ」というのは同感です。

 相手国の国内事情を考慮しながら落としどころを探る…のが対等な外交でしょう。 国益のみを重視し、支持母体の体面だけに重きを置いていては、まともな交渉ができるはずもありません。

 しかしなにより、まず信頼関係を築くことが大切だと松村さんは身をもって教えてくださいました。
 高級な呉服を販売してるウチにも当てはまることなんです。 お客様との信頼関係を確固たるものにしなくては。

 午後2時から始まって延々3時間! 長い長い記念式…。 でもちっとも眠くなりません、松村さんのことを凝縮して知ることができたから。
 エライ人たちの挨拶やメッセージのあと上映された30分のDVD「けんそはん」はとても良くできてます、手元に置いておきたいぐらい。

※8月28日(日)午後4時より KNBふるさとスペシャル(テレビ)で「けんそはん 松村謙三 没後40年の残光」が放映されます。 要チェックですよ。

 きょうは黄色のコサシルクに生成りの半衿、薄緑の絽角帯に薄緑の綿袴です。
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2011年8月21日(日)  No.2964

傾く城端別院
 先日、別院に行った際、善徳寺本堂の傾きを撮影してきました(写真をクリックすると拡大)。
 柱が西側(写真だと右側)に傾いているのがよくわかります。 素人目でもマズい状態に見えます。
 大急ぎで保存修理事業を進めたい気持ちも良くわかります。
 しかし多額の懇志を集めるには、まず現状を多くの方に知っていただきたく必要があると考えます。 黙っていても危機感は伝わりません。

 みなさん別院に足をお運びください、そしてご自身の目でご覧になってください。
 きょうは紺のコサシルクに縞の半衿、灰の角帯に青灰の麻袴です。
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2011年8月20日(土)  No.2963

マルボロから帰城
 アメリカのニュージャージー州マルボロ町への派遣旅行から次男が帰ってきました。
 何事も無く無事帰宅できたことをまず喜びたいと思います。
 到着後じょうはな座ロビーで解団式、全員元気そう(右写真をクリックすると拡大)。

 家では土産話で盛り上がりました。
 まだ語り尽くしたわけではありませんが、10日間でいろんな経験値を積んだようです。

 効果はすぐには現れないでしょうが、これからの彼の長い人生で「良き分岐点であった」と思う日が来るかもしれません。
 お世話いただいた方々に心より御礼申し上げます。
 きょうはグレーに黒縞の小千谷に黒半衿、裂織の角帯に腰板無しの綿袴です。
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2011年8月19日(金)  No.2962

夜の掲示板
 8月のお寺deフリマでデジタルフォトフレームを購入しました。 7インチ画面に800×480ピクセル表示できます。
 リビングに置くことも考えたのですが、せっかくなので店の小ウィンドウに出すことにします。
 ナイトウオーキングされてる方が意外と多いので、夜の城端を歩く楽しみを増やそうという魂胆です。

 まだリサイズした手持ちの写真を表示してるだけですが、これから有益な情報も増やしていく予定です。 時々でいいのでご覧になってください。
 きょうは薄グリーンの小千谷をおはしょりで揚げて、生成りの半衿、黒の角帯に黒紗のあんどん袴です。
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2011年8月18日(木)  No.2961

下山芸術の森 発電所美術館
 下山(にざやま)芸術の森 発電所美術館で開催されている neutral prduction展(ニュートラル・プロダクション) raison d'etre ver.4.5.1 を見る為にバイクで未踏の地入善町へ。
 発電所美術館は破棄される水力発電所を活用した全国でも希な美術館。 23mの高低差を利用してタービンを回してました(写真をクリックすると拡大)。
 レンガ造りの建物は大正15年築、じょうはな織館と同じく、国の登録有形文化財です。

 展示は砺波地方在住の藪 陽介 氏と畠山雅弘 氏、二人のアート・ユニットによるインスタレーション(≒空間芸術)作品。
 戸外との明度差に何も見えず、暗闇のなか数分間の手探り状態。 かすかな灯りと、時折照らされるスポット、電子音、そして何処からともなく聴こえる水の音。 自分の立ち位置さえも見失いそうな…まさに非日常体験でした。

 破壊的ではない前衛、静謐な暗闇に差し込む光明、無機質だけど冷たさを感じない不思議な建物…、制作者の意図はわかりませんが、時間が経ち目が慣れてくるとともに僕には心地よい空間に変化してゆきました。
 僕は芸術を美醜で即断する傾向があるのですが、こんな体験は初めてです。 はるばる来た甲斐がありました。

 きょうは黒地にグレー縞の小千谷に薄茶の半衿、芥子の角帯に薄手の綿袴です。
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2011年8月17日(水)  No.2960

ひまわり迷路
 「今年も信末のひまわりが見事に咲いたよ」の報を聞き、さっそく足を運びました。 場所は信末ー《ひまわり畑》ー城北橋ー長楽寺の道路脇です。

 田んぼ何枚分でしょう? あたり一面ヒマワリで埋め尽くされています。 壮観!
 内部は通路を広くとった巨大迷路になっていて、子どもも大人も楽しめます。 
 さらに花の持ち帰りも自由(無料)。

 大麦の刈り取り跡に撒いたヒマワリは緑肥となるそうです。 来年は特別栽培米コシヒカリを植えるんだとか、上手い方法ですね。 信末営農組合の皆さんの知恵と実行力に脱帽です。
 本日お店はお盆休みをいただきました。 なんにもしない休日もありがたいものです。
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2011年8月16日(火)  No.2959

お盆と元旦
 お盆の朝5時に善徳寺の暁天講座にお参りしました。 まだ日の出前、外は薄暗い状態です。 にもかかわらず本堂は百人弱の参詣者がおられ、座椅子が足りません。

 鶴松輪番を筆頭に十数名の僧侶による荘重な読経の後、馬川頼徳 師による講座が始まりました。
 法話の内容も素晴らしいのですが、語り口に人生経験を積んだものだけが持つ奥深さを感じます。 なんていうのかなぁ…慈愛に近い? 若造には真似のできない境地です。
 元旦とお盆には別院でお話を聞き、気持ちを新たにしています。 年に2度もリセットできるって凄い事じゃないですか? 


 暑くなる前に子どもたちと墓参りを済ませました。 ところどころで「盆前はどうも…(お世話になりました)」の挨拶を交わしながら。
 ここにも一年を盆と正月で区切る文化があります。

 昼は弟家族も集まって、城端独自の文化であるアンコロを食べソーメンをすすります。
 いつもと変わらぬお盆の風景、変わらぬことが有り難い。
 きょうは薄緑の小千谷に福光朝の半衿、麻の角帯に縦絽黒羽織の墓参り仕様です。
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2011年8月15日(月)  No.2958

チューリップ朝市
 「チューリップ朝市が面白いよ」と評判を聞き、朝食を兼ねて砺波市チューリップ公園へ。
 朝7時前に到着したのですが、かなりの賑わいをみせてました。

 軽食を出しているお店が多く、チャリティーライブなどもあり、フリマというよりバザールのイメージ。
 珍しい食材が多いのでいくつかのお店をはしごして、ちょこちょこと食べてきました。 美味しい楽しい。
 小さな子どもを連れた家族連れも多く、公園の花もきれいだし和みます。

 昨年はじまったばかりの朝市ですが、よくここまでの規模に育てたものです。 情熱と戦略、そして関係者が楽しみながら関わってるからかなぁ。

 次回は9月11日あさ6時〜、晴れれば再訪しようと思ってます。
 きょうはグレー縞の小千谷に黄土色の半衿、灰色の角帯に黒の絽袴です。
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2011年8月14日(日)  No.2957

羽織紐を自作
 お盆にはちゃんとした恰好でお墓参りしようと、洗濯で裾がしわしわになった小千谷にアイロンがけしています。

 さらに羽織も着ようと絽の羽織を出してきたのですが、羽織紐が房付きのしか見当たりません。 見た目が重いので暑苦しいと考え、軽やかな羽織紐を自作することにしました。

 といっても細い絹組紐を適当な長さにカットして、手芸用の金具を取り付けただけです(写真をクリックすると拡大)。
 もう片方は省略して輪だけにしました。 乳に通して使うんです。

 結構楽しい夏休みの工作となりました。 自作羽織紐…これからの成長分野カモ
 きょうは黒地にグレー縞の小千谷に黒地の角帯に薄手の綿袴です。
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2011年8月13日(土)  No.2956

巨石文明城端その5
 城端の巨石を紹介するこの企画、忘れないうちに第五弾をアップしておきますね。

 警察の坂の上、西横町にある寿司恵さんにも巨石があります。 近くで見てみましょう(右写真をクリックすると拡大)。
 そうです、魚の形をした自然石なんです。 お寿司屋さんの看板にピッタリですね。

 きょうはグレー地に黒縞の小千谷に藍ボカシの半衿、グレーの角帯に紗の袴です。
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2011年8月12日(金)  No.2955

別院のお朝事
 城端別院善徳寺は早朝と午後2時、毎日2回のお努め(勤行)を欠かさない希有な寺院です。
 僧侶だけで執り行われるのではなく、誰でも気軽にお参りでき、講師の説教を聞く事ができます。

 或る朝の本堂の様子(左写真をクリックすると拡大)です。 近寄ってみましょう(右写真)、善男善女が静かに講話を聞いてます。
 日替わりで内容が変わります、未聴の方は一度体験してみてください(できれば数珠と小銭をご持参ください)。 心地よいですよ。

 お盆には暁天講座があります。 お参りする人数も多いので、まずはこちらから参加されてはいかがでしょうか?
 きょうはグレー縞の小千谷に薄茶の半衿、裂織の角帯に腰板無しの綿袴です。
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2011年8月11日(木)  No.2954

しむらの色 神話の誕生
 月に一度のエフエムとなみ生放送後、バイクを飛ばして「しむらの色 神話の誕生 染織家 志村ふくみ・洋子展」を見に富山県水墨美術館へ。
 ご存知のように志村ふくみさんは草木染め紬織の人間国宝で、洋子さんは娘さんです。

 志村ふくみさんの作品はこれまでチラチラッとは見てきましたが、これほどの数を見るのは初めてです。
 どれもこれも本当に素晴らしい! 特に僕が気に入ったのが「水の上」と「松風」。
 タイトルの付け方が上手いのか、それとも思い描いたものを織れるのか、「水の上」はその名のままのイメージをやんわりと発し続けます。 一枚の着物を見てるというより、空間に開いた窓から水辺を眺めているような感じ…と書いても理解しづらいかもしれません。 飽きること無く腰掛けて眺めていました。

 一段と照度を落とした隣室には洋子さんの作品群が…。 僕が持っていた水墨美術館のイメージを覆すディスプレイ…。
 「ベアトリーチェ」「月読」、織物に精神性を感じたのは実は初めての経験です、正直云ってドキドキしました。 模様の斬新さ故に普通に着られるとは思えないのですが、何故かあまり抵抗無く受け入れることができたんです。 着物というよりアジアンな美しい衣服として感じたのでしょうか。

 再びふくみさんの部屋に戻ると、心がすぅ〜っと沈静化します。 あらためて「水の上」をしげしげと眺めていました。
 すると今度は、糸の隙間から志村さんの “ 情 ” みたいなものが見えた…ような気がました。
 やはり布には織り手の魂が宿るんですね。

 図録を買い求めたかったのですが、印刷の色が悪かったのでヤメて、お二人の作品集とDVDにしました(写真をクリックすると拡大)。 高くつきましたが、良いものが手に入ったと喜んでます。 例によって店内にありますのでいつでもご覧ください。

 そうそう、志村ふくみ・洋子展は9月4日までの開催です。 染織を志す人やきものファンは必見ですが、美しいものが好きな方もご覧になられると良いと思います。
 きょうは黒白縞の小千谷に黒半衿、灰色の角帯に薄手の綿袴です。
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2011年8月10日(水)  No.2953

マルボロ出発!!
 いよいよ次男がアメリカに旅立つ日です。 早朝じょうはな座前にて生徒18名、引率4名(大人)を見送ります(写真をクリックすると拡大)。
 集合が早かったので早めに出発できました。 幸先の良いスタートです。

 何事も無く無事に帰ってきて欲しいのは当然ですが、なにか一つだけでも感じ取ってこられたら、送り出した甲斐があるというものです。 欲張りスギでしょうか。
 帰ってくるのは19日夜。 淋しい10日間になりそうです。

 朝からむぎや祭の広告協賛金集めに回らせていただきました。
 不況&円高さらに大地震で経済がガタガタのときに快く出してくださることに感謝します。

 きょうは薄緑の小千谷に福光麻の半衿、緑の絽角帯に黒の紗袴、梅鼠の足袋です。 とても涼しいし、見た目も涼やかなので先様にも好評だと勝手に思ってます。 特に女性陣の反応が良いような…。
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2011年8月9日(火)  No.2952

城端弁看板
 いま城端弁への回帰運動が(ごく一部で)起こってます。 地元の宝を大切にし、忘れかけてた文化を後世に伝えるべく、若い世代が日々研鑽をつんでるのです。

 写真は国道304号線、南町付近(ずばたけ)の電柱です。
「だやけりゃ休まれま」
「ちょっこし速ないけ」
 これはこれで良いのですが、ちょっと物足りない…。 古式ゆかしい城端弁では『ちょっこす速よないけ』となります。 惜しいなぁ(笑)

 しかし、あんまにもずくどい城端弁やとずもとん人でもわからんがになっすもさけぇ…加減が難しいですね。
 きょうはグレー縞の小千谷の半着に薄黄色の半衿、グレーの角帯に薄手の綿袴です。
2011年8月8日(月)  No.2951

フリマ&商品券
 南砺市全域で使える「なんと共通商品券」が一斉発売になります(むろん当店も使えます)。
 今日はその記念すべき発売日。 じょうはな座には初回限定プレミア付き(1万円に千円)をお求めになるお客様がたくさん並ばれました。

 誤解されてるかもしれないので、念のため…。
じょうはなフラワーカード商品券は今後もずっと使えます。 継続して販売もしていますので、どうぞご利用ください。


 もう一つ、大きなイベントがあったんです。
 今月からお寺deフリマが朝9時スタートになります。
 あまり告知ができず、誰も来ないんじゃ?と心配でしたが、サイトの効果か、口コミのお陰か、そこそこのお客様がありました。 ありがたいことです。

 フリマだけじゃなく、いろんな催しがあったので楽しかったし。
 右写真は「絵本のよみきかせ」、なんと英語なんですよ。 小さい子どもたちも身振り手振りを交えて参加!…楽しそうでしょ。
 実際、大人もみんなニコニコしてました、僕も含めて。 イイ感じのフリマになりつつあります。

 新生なったお寺deフリマ、次回は9月4日(日曜)朝9時スタートです。 出店者およびお客様&見学&にぎやかしetc. お待ちしております
 きょうは黒地に白縞の小千谷に生成りの半衿、灰色の角帯に茶縞の紗袴です。
         (追記;翌朝の北日本新聞に載りました)
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2011年8月7日(日)  No.2950

ミステリーを観劇
 劇団すばる 第45回公演 “ONLY SILVER FISH” を砺波市文化会館で。 6年ぶりの観劇です。
 すばるは(ジャンルはバラバラだけど)本当に面白い芝居をします。
 今回の「オンリー シルバー フィッシュ」はミステリー。
 閉ざされた古い洋館…、絡み合う人間模様の11人…、届いた謎の招待状…、そしておこる殺人事件…。
 定番の謎解きに加えて、劇中でONLY SILVER FISHがもう一つの物語を紡ぎます。

 その魚の名を知る事ができれば、過去を振り返る事ができるという…。
「ねえ…あなたならどうする? 一つだけ振り返る事ができるとしたら…。 たった一度だけ…大切な過去を…。」
 うわぁ〜っ!なんだナンダなんだ? すっごい気になる。

 で、結末は・・・・? むろん書きませんが、いい話でした、大満足の2時間です。
 パンフレットもお洒落でしょ。

 劇団すばるには芝居好きが集まってるなぁ…と思います。 独りよがりのツマラナイ舞台をみせるアマチュア劇団もありますが、すばるには観客を存分に楽しませようという意気込みとパワーを感じます。
 来年もきっと楽しい舞台を見せてくれることでしょう。 楽しみ。

 きょうは濃グレー縞の小千谷に黒半衿、黒の角帯に薄手の綿袴です。
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2011年8月6日(土)  No.2949

2011むぎや祭ポスター
 今年のむぎや祭まであと40日余り、ようやくポスターが刷り上がりました。
 画期的だった(?)昨年のアニメ柄から一転、郷愁を誘うレトロな仕上がりです(写真をクリックすると拡大)。

 舞台側からの写真をみると、自分が現役だった頃を思い出します。
 最初はもちろん踊り方でデビュー。
 なぜか唄方にコンバートされ、苦手な民謡に悪戦苦闘。
 志願して再び踊りに返り咲き。
 最後は四つ竹で有終の美を飾りました。 今年のポスターは舞台に向かって左の四つ竹の位置から見た舞台なんです。

 城端に帰ってきて二十数年、じゃんとこいむぎやは当初から関われたし、(破天荒なじゃんとこいの)お陰で正調むぎやの良さに気づき、工夫次第で楽しく演れることに気づきました。 むぎや協賛会の広告集めも毎年回っています。
 なんのかんの言っても祭が好きなんですね。

 そうそう、城端むぎや祭は9月17日(土)18日(日)の二日間​の開催です。
 浴衣で総踊りに参加されませんか? 今年は募集した新歌詞を染め抜いた手ぬぐいを配布します。

 きょうは薄緑の縞小千谷に生成りの半衿、緑の絽角帯に薄手の綿袴です。
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2011年8月5日(金)  No.2948

巨石文明城端その4
 2ヶ月前に降って湧いたように始まった新企画だったのですが、例によってそのまま放置しちゃってました。
 反省しつつ、再スタートです。

 国道304号線、じょうはな座近く、宥音塚のすぐ前に古本酒店さんがあります(右写真をクリックすると拡大)。
 店の前になぞの巨石が…。 なんの為にあるんだと思います?(左写真をクリックすると拡大)。
 店主曰く「おもしょいやろ」…ですって。 別に深い意図は無いようです。 強いて言えば「趣味」なのかも。

 城端にはこのような謎の巨石が林立しています。 またの機会に数ある巨石をご紹介したいと思います。 乞う御期待!?
 きょうはグレー縞の小千谷に薄茶の半衿、裂織の角帯に腰板無しの綿袴です。
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2011年8月4日(木)  No.2947

白馬に乗られた王子様
 南砺市在住の新人作家 石岡琉衣(るい)さんの「白馬に乗られた王子様」を読み終えました。 第12回ボイルドエッグズ新人賞受賞作です。
 エンタメ系の小説ですが、駆け抜けるような爽快感があり、文句無しに面白い!中年男でもワクワクしました。

 説明過剰な文章ではないのに「絵」が即座にイメージできます。​ これは漫画家 石岡ショウエイとして活躍されてた賜物でしょうか?
 比較するようで申し訳ないのですが、センスの良い文体は有川 浩さんを思い起こします。

 南砺市民はもとより、“ トキメクココロを忘れてしまった全ての大人 ” におススメします。
 ぜひご一読ください。(産業編集センター出版部 刊 1,260円)

 きょうは黒縞の小千谷に薄黄の半襟、薄灰緑の角帯に黒地の絽袴です。
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2011年8月3日(水)  No.2946

ご招待 郡上八幡 散策の旅
 城端フラワーカード会 年に一度の招待旅行の受付が始まりました。
 今年は「水と踊りの城下町 郡上八幡 散策の旅」です(9月3日)。

 郡上博覧館で郡上の歴史を知り、郡上踊りを堪能→→予約困難な リストランテ雀の庵でスペシャルランチを賞味→→食品サンプル創作館 さんぷる工房を見学し→→地元ガイドとまちなか散策。
 という見どころいっぱいの小旅行です。

 これがなんと、お一人様 3,000ポイントにてご招待できるんです(20名様)。 ぜひともお誘い合わせの上お申し込みください。 きよべでも受け付けております(8/10まで)。
詳しいことはフラワーカード会のサイトをご参照ください

 きょうは濃グレー地縞の小千谷に朱縞の半衿、薄灰の角帯に黒地の紗袴です。
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2011年8月2日(火)  No.2945

城端別院保存修理事業
 別院の前に見た事も無いほどの巨大な木札(?)が立てられました。
「宗祖 親鸞聖人 七百五十回 御遠忌法要 教如上人 四百回忌法要 平成二十七年(2015年)十月厳修」
とあります(写真をクリックすると拡大)。

 さらに白い横断幕には
「城端別院善徳寺 本堂・庫裏・台所門 保存修理事業 工期平成23年度〜平成29年度末まで」

 つまり平成27年に大法要があり、それまでに傾いた本堂を修理しなくては…ということなのです。
 これだけの大事業なのに時間が足りません、なんだか急に慌ただしくなってきました。
 城端はもとより砺波地方の宝である善徳寺をどう護持していくのか、しっかり意見を出し合って議論する必要がありそうです。
 それ以前に、別院への無関心を改めなくては…。

 きょうは薄緑嶋の小千谷に生成りの半衿、麻の角帯に薄手の綿袴です。
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2011年8月1日(月)  No.2944

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