「美しい装いきよべ」店長のきもの日記 過去ログ2011年6月

++美しい装い きよべ++

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問題;衿止めの使い方
 子どもたちだけじゃなく、大人も知恵を駆使せねば…。 ということで、長年の懸案だった「衿止めの改良」に挑みます。

 衿止は細身の男性の必須アイテムだと思ってますが、市販されてる金属製のものは掛衿の糸を痛める恐れがありました(事実よく切ってます)。
 なにか別の方法はないかと、安全ピンと女の子用の髪留めを買ってきました。 二つを組み合わせて試してみたら…イイ感じです、このまま代用できそう…。

 さて、ここで問題です。 どうやって使うか推理してみてください(ヒントはこちら)。
 あなたも大脳活性化ダイエットしませんか?

 きょうは緑のコサシルクに生成りの半衿、裂織の角帯を浪人結びにして腰板無しの袴です。
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2011年6月30日(木)  No.2912

思考する悦び
 梅雨明けはまだまだですが、とても暑い日が続きます。
 打ち水+花壇の水やり用に、まさちゃんポンプをひっぱりだしてきました。

 ちょうど小学校の下校時間だったので、ノズルを噴霧状態にして虹を見せたらとても喜んでました。
 子どもは何にでも興味を持って欲しいし、好奇心がない子どもって…と常々感じています。

 写真のポンプ左にある、木切れを挟んだ竹を見せて『これ何に使うかわかる?』と聞いたら、いろいろ考えてくれました。
 こうした知恵を高める学習が小学校では最も大切だと僕は思ってます。 知識はあとから入れられます、思考する悦びを体感して欲しい。

 きょうは薄緑の小千谷麻に生成りの半衿、緑絽角帯に薄緑の袴です。
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2011年6月29日(水)  No.2911

花壇
 店横の空き地に花壇を作りました。
 基本的に無精なので、シランなど多年草主体です。
 予定では放っておいても毎年きれいな花を咲かせてくれるハズなのですが、どうなりますことやら…。

 花壇の囲いに昨年壊してしまった小鹿田焼の傘立てを利用しました。 母の思い出の焼物だったので、こんな形で再活用できて良かった。

 きょうは生成りの文人絣に緑の絽角帯、草木染めの綿袴です。
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2011年6月28日(火)  No.2910

乗馬体験
 ひょんなことで無料体験チケットをいただいたので、憧れの乗馬に挑むことになりました。
 会場は内灘ちかくのクレイン金沢、日本最大手の乗馬クラブだそうです(知らなかった)。
 まず広さと規模に驚きました(写真をクリックすると拡大)、乗馬体験する人も何組もおられるようです。 乗馬ってマイナーだと思ってたのに違うんですね。

 有閑マダム(?)から普通のOL(?)、そして年配の御婦人まで…、平日の昼間とあって女性が圧倒的に多いです(男性も時々見かけました)。
 予約時に「着物でお願いします」と頼んだのですが、『馬が驚くので』と断られ、泣く泣くジーパンにTシャツに着替える事に。

 で、初の騎乗ですが、楽しかったんですよ、これが。 ただ座ってるだけかと思ったら、軽速歩では意外と脚力も使うので良い運動になります。 スポーツなんですね、乗馬って。
 家から一時間くらいだし、またお邪魔するかもしれません。 果たして馬乗り袴で騎乗する日は来るのでしょうか?

 きょうは黒地に縞の小千谷に生成りの半衿、黒緑の角帯に薄手の綿袴です。
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2011年6月27日(月)  No.2909

ツバメの卵
 車庫に巣くっていたツバメは子育てが一段落して巣立ってゆきました。
 後に残されたのは、傘の中の大量のフン(写真は自粛します、どうしてもご覧になりたい方はこちら)。

 注意深く足元を見ていたら、タマゴの殻を見つけました(写真をクリックすると拡大)。 たぶんツバメのものでしょう。
 我が子の成長をみるようで嬉しいですね。
 きょうは生成りの揚柳木綿に薄柿色の半衿、辛子の角帯に茶色の袴です。
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2011年6月26日(日)  No.2908

破れた着物
 永年着古した縞の小千谷が破れました。
 繊維が弱って、衿付けのところがビリッってしまったんです。

 さすがにこのままでは着られないので、補修することにしました。 恰好よく当て布をする予定です。
 残り布はありませんが、袴を必ず着用するので、膝丈でカットすることにします。
 どんな形になるかお楽しみに。

 きょうは黄色のコサシルクに生成りの半衿、麻の角帯を浪人結びにして腰板無しの綿袴です。
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2011年6月25日(土)  No.2907

新生 お寺deフリマ
 今年で13年目になる「お寺deフリマ」ですが、このところ活気がなくなってます。
 別院前の看板を外した事で、お客さんに周知されず。 客数減→売り上げ減→出店減→魅力半減→客数減→… のデフレスパイラルに陥ったのです。
 さらに今年から「ゆーき菜々市」が休止するということで、輪をかけてピ〜ンチ!

 「お寺deフリマもじり貧かも…」と観念しかかってたところに助け舟が現れました。 商工会まちづくりサポーターの分身、城之介&おとりんです。
 ブログで宣伝するだけじゃなく、お寺deフリマの告知ビラを撒いてくださいました(写真をクリックすると拡大)。
 さらに「ゆーき菜々市」の穴を埋めるべく、有機野菜のログログファームさんと、お花の千華園さんの出店が決まりました。

 若い方々が協力しようとしてくれてるので、老体にむち打って(?)お寺deフリマのブログを開設。 アクセスも順調に伸びてます。
 フェイスブック仲間にも参加を呼びかけました。

 次回のお寺deフリマは7月3日午後1時から(出店者募集中です)
 新しく生まれ変わる お寺deフリマを是非とも応援してください。

 きょうは黒地縞の小千谷に少しシボのある綿半衿、黒緑の角帯に臼で薄手の綿袴です。
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2011年6月24日(金)  No.2906

え?もう咲くの
 グリーンカーテン用に植えたアサガオorユウガオの成長が芳しくありません。 日当りが悪いのか、栄養状態が悪いのかヒョロヒョロなんです。

 それでもどうしたことか、たった一輪だけツボミをつけて、花を咲かせてしまいました(写真をクリックすると拡大)。
 ナンジャコレハ?
 花を咲かすには大量のエネルギーが必要なハズ…。
 大丈夫か? このまま枯れてしまわないよね。

 ところで、この花はアサガオ?それともユウガオ?

 きょうは薄緑嶋の小千谷に生成りの半衿、青灰の角帯に薄緑の綿袴です。
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2011年6月23日(木)  No.2905

雀のお宿作戦8 〜感動の瞬間〜
 つ、遂に来ました!
 なにが?…ってトリですよ小鳥。 ようやくパティオに野鳥がエサを食べにきたんです。 実に苦節3ヶ月

 スズメが一羽写ってるのがわかりますか?
 え?わからない? それじゃ証拠のムービーをご覧ください

 思えば長い道のりでした。 エサを撒くだけじゃなく、花を植えたり、カムフラージュしたり、おびき寄せたり…。
 いや〜でも楽しかったなぁ…。 いい勉強にもなりました。

 次はスズメ以外の野鳥を招く研究をしなくては…。
 きょうは紺のコサシルクに生成りの半衿、青白の角帯に薄手の綿袴です。
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2011年6月22日(水)  No.2904

インベーダーゲーム
 次男が怪しげな雑貨店で製氷皿を買いました(写真をクリックすると拡大)。
 わかりますか? 超レトロ、懐かしのスペースインベーダーです。

 大流行したのはいまから30年以上も前、社会現象にもなりました(僕はこのゲームは好きになれなかったのですが)、百円玉をうずたかく積んで挑んでたゲーマーを思い出します。
 当時の百円って今のいくらくらいなのかなぁ…、なんのせ高くつく遊びでした。
 学生時代ゲーセンでバイトしてた子が、「月収50万、基板を交換するだけでぼろ儲けだった」と回顧してたものです。
 いったいなんだったんでしょうかねぇ、あの時代は。

 でも無料をうたったケータイコンテンツで月に十数万円費やす人もいます。 要するに表に見えにくくなっただけなんですね。
 見えないところで怪しげなマネーが動いてるってワケだ。

 きょうは黒縞麻の小千谷に立涌地紋の半衿、黒緑の角帯に灰黒の袴です。
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2011年6月21日(火)  No.2903

二胡
 母がべトナムの二胡をもらいました。 胴はヘビ皮、竿先は水牛の本格的なもの(?)です。
 日本では弦が3本ある胡弓ですが(城端の麦屋節の伴奏でおなじみですね)、東アジアでは二弦の二胡がメジャーなようで、各国に似た楽器があります。
 胡弓と違い二弦の間に弓を入れて弾きます。 片方の弦がド(C)の音、もう一弦がソ(G)です。

 さっそく弾いてみましょう。
ギギギィー グギギィー ギギギィー グギギィー (←四倍角)

 こりゃたまらん、降参です。 のこぎりでつくったミュージックソーのほうがいい音がしそう。
 どうやったらマトモな音(≒近所迷惑にならない音)が出るのか、研究してみます。
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2011年6月20日(月)  No.2902

雀のお宿作戦7 〜ごほうび〜
 毎日、鳥と知恵くらべをしているこの作戦ですが、いよいよゴールが見えてきました。

 最終目標地点のパティオに鳥が来たときのご褒美に、ブルーベリーの苗を買ってきました。
 花はすでに咲いてるのでもうじき実をつけることでしょう。 紫の実がついたら、鳥がついばむ…予定です。

 しかし「スズメはブルーベリー食べない」って後から聞いたんですけど…。 
 きょうは生成りの揚柳木綿に薄柿色の半衿、辛子の角帯に薄茶の袴です。
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2011年6月19日(日)  No.2901

六十面体
 お客様が不用紙で作った球(?)をくださいました。 正二十面体の星型多面体です、
 「ボケ防止に」とおっしゃいますが、なかなかどうして、どうしたらこの複雑な物体(写真をクリックすると拡大)を作れるのか不思議でなりません。

 たくさんあるし、ただ飾っておくのも勿体ないので、なにに使おうか? 思案中です。
 ひだまりくらぶの遊びに使えないかなぁ…。
 子どもたちがこの形状に興味を持ってくれたら、きっと算数好きになると思うんだけど。

 きょうは白茶にネップの入った木綿に生成りの半衿、辛子の角帯に腰板無しの袴です、
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2011年6月18日(土)  No.2900

アオサギ
 毎年この季節になると別院付近から「ギャーギャー」と、不気味な啼き声が聞こえてくる事があります。 アオサギです。
 樹高20メートルはあろうかという大木に巣をつくります。 糞害で先端が枯れ始めてますが、あまりの高所に人間は手出しできません。

 まぁ困った鳥なんですが、すぐ近くの山田川は餌場だし天敵の猛禽類がほとんどいないので、アオサギにしてみればここは天国なのかもしれません。
 カラスと違って人に追い払われることもあまりないですしね。 花咲くいろはにもアオサギが登場しております。

 多様な鳥が住める環境って残したいですよね。
 きょうは黄色のコサシルクに薄柿色の半衿、辛子の角帯に薄手の綿袴です。
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2011年6月17日(金)  No.2899

巨石文明城端その3
 例によって突如始まった新コーナー、常識をくつがえし“その3”からスタートです。〔その1〕〔その2
 城端には巨石を崇める風土いわゆる巨石文明が存在し、いまも脈々と受継がれています。 誰が?いったい何の為に?その多くはナゾに包まれたままです。

 某日、桜ヶ池湖畔にも巨大な岩が立ちました(写真をクリックすると拡大)。
 大人の背丈をゆうに超えています、デカイ…でかすぎる。 これでは肝心の湖面が見えません…。 「ため池百選 認定を記念して」ということラシイのですが…。
 実物はご自身の目でお確かめください。

 きょうは緑のコサシルクに格子地紋の半衿、緑路角帯に草木染めの袴です。
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2011年6月16日(木)  No.2898

情熱のタクト
 いつぞやの「題名のない音楽会」で司会の佐渡 裕さんが合唱団を劇的に変えた瞬間をみて以来、ファンになりました。
 その佐渡さんが小学校時代からの夢だったベルリン・フィルでタクトを振ります。

 3局がその様子をテレビ収録しています。
テレビ朝日「題名のない音楽会」で2週に渡って放映。
TBS「国分太一の“世界音楽ドキュメントSP” 夢のタクトを振る日 〜指揮者 佐渡裕 ベルリン・フィルへの道」
NHK「情熱のタクト 〜指揮者 佐渡裕 ベルリン・フィルへの挑戦〜」
 録画して3番組とも見ましたが、全然違いますね。

 テレ朝は短い時間の中で上手くまとめた感じ、佐渡さんの音楽性も伝わります。
 TBSはヒューマンドキュメンタリーで、音楽は“触り”しか聞かせてもらえませんでした。
 NHKはじっくり時間をとって、佐渡さんがベルリンフィルと一緒になにを演奏したかったか伝わってきます。

 メインプログラムはショスタコーヴィチの交響曲5番。
 邦題「革命」を非常にわかりやすく表現していたのが印象的でした。 名演だったと思います。
 でも、僕が感じた「革命」は表層だけの気もします、交響曲にはもっと深みがあるのかもしれません(CDを買って聞き直してみます)。

 きょうは紺のコサシルクに立涌の半衿、薄グレーの角帯に薄手の綿袴です。
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2011年6月15日(水)  No.2897

防災ペーパー
 先日、さくら保育園の子どもたちが ♪戸締まりヨージン、火のヨージン♪ と幼年消防隊パレードで通ったときに、お土産(?)を配ってくれました。
「地震防災トイレットペーパー」です。

 被災時に役立つ具体的な情報が印刷されてます。 たとえば「トイレをどうする」とか(右写真をクリックすると拡大)。
 色落ちしそうで、お尻をふくのにちょっと抵抗があったのですが、大丈夫な様子…。
 毎朝、「学習」しています。

 きょうはグレー縞の伊勢木綿に立涌地紋の半衿、黒緑の角帯に灰黒の袴です。
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2011年6月14日(火)  No.2896

ミュシャ展
 定休日を利用して、金沢21世紀美術館で開催中(6/23まで)の「〜アール・ヌーヴォーの時代精神〜生誕150年記念 アルフォンス・ミュシャ展」を見てきました。 月曜(21世紀美術館本館は休館)にもかかわらず、多くの方が訪れてます。

 ミュシャはアール・ヌーヴォーを代表する画家で、商業的にも大成功をおさめました。
 精緻な筆づかい&ドギツくない色づかいは我々日本人の好みだと思います。 それもそのはず、アール・ヌーヴォーは浮世絵の影響を受けていたそうです。

 展示作品は相当のボリュームがあり、ミュシャの“いいところ”がよくわかります。
 惜しむらくは、ライティングetc.がおざなりだったこと。 元々がポスターだから陳列方法を手抜きしたのでしょうか?(そんなことはないと思いたいです)。
 でも楽しい作品展でした。 現代の漫画&イラストの系図にも列なる流れを見た気がします。

 写真は第二会場のしいのき迎賓館(クリックすると拡大)。 もと石川県庁だそうです、初めて入りました。 手入れの行き届いた二本の椎の木が見事です。
 きょうは生成りの揚柳木綿に格子地紋の半衿、芥子の羅角帯に、薄緑の袴です。
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2011年6月13日(月)  No.2895

雀のお宿作戦6 〜作戦変更〜
 本来の趣旨とは大いにズレ、もはや鳥の人間の知恵比べと化している雀のお宿計画ですが、新たな作戦が発動されました。

 これまで直接の飛来を狙ってましたが、発想を変え、小鳥をつづらこみち東側から導くことにします(左写真)。
 数メートル毎に餌をまき、順次パティオにおびき寄せるんです(右写真)。

 着実に成果は上がっている様子で、いま雀が木戸のところまで迫ってます、あと少し…。 今度は成功するでしょうか?
 それにしても、鳥の立場だとどうみても『罠』にしか見えないだろうなぁ…。

 きょうは生成りの文人絣にシケ引きのヘコ帯、草木染めの綿袴です。
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2011年6月12日(日)  No.2894

高岡銅器の立派な花瓶
 先週いただいた県PTAの感謝状と記念品、その日はバイクだったので持って帰れずに送ってもらいました。
 記念品の中身は、高岡銅器の立派な花瓶「双鶴」 頑丈なのでちょっとやそっとじゃ壊れそうにありません。 末代まで使えそうです。
 ただ、立派すぎて花が負けるなぁ、きっと…。 どうしよう・・・・。

 きょうは黄色のコサシルクに薄黄の半衿、辛子の角帯に薄緑の袴です。
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2011年6月11日(土)  No.2893

フラワーマン
 昨年新調した商店街のプランター、今年も植え込みの時期がやってきました。
 午後1時半、商工会前に集結したのは歴戦をくぐり抜けてきた勇者たち20数名。 ササッと手分けして仕事に取りかかります。
 重いプランダーを移動する者、肥料を入れる者、土を補充する者、花苗を配布する者、植える者、水をやる者。 見事なチームワークです。

 あっという間に街を花で埋めた勇者たちは爽やかな笑みを浮かべていたのでした。

 それにしても商店街にこれだけの人が作業してると、街が活気づき、とても元気に見えます。
 城端はまだまだイケルと確信しました。
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2011年6月10日(金)  No.2892

ブータン首相の言葉
 録画しておいた日テレ系のバラエティ番組「本当のエコを考える地球旅行 〜明日へのチカラ〜 」を見ました。
 キューバ、オーストリア、小笠原諸島、そしてブータン王国へ旅するというので興味津々です。

 ブータンを訪れたのは嵐の相葉雅紀クン(左写真)。 忙しいスケジュールを縫っての旅なのでかなり早足の感がありましたが、ブータンの魅力は充分伝わったと思います。

 最後に「幸せですか?」と尋ねられた、ジグメ=ティンレイ首相(右写真)の返答が素晴らしいので書き出します。
  ーーーーーーーーーーーーーー
 多くの人は「幸せ」と「喜び」を混同してると思います。
 「喜び」は感覚が満たされた時に感じるものです。
 味覚や嗅覚など身体的なものです。
 しかしこの「喜び」は一瞬のものですぐ何処かへ行ってしまいます。
 これは「幸せ」とは違います。
 「幸せ」とは長く続くものです。

 私は家族に恵まれています。
 そしてとても平和な国に住んでいます。
 今なお 自然が豊かな国です。
 だから私は幸せだと思います。
  ーーーーーーーーーーーーーー
 どうですか?これ? 明快かつ奥深い…。
 一国の首相とあらば、哲学およびビジョンを持たねばならぬと思いませんか?

 金曜日の夜9時からという時間帯に嵐メンバーの相葉雅紀クンが司会する番組とあって、視聴率も高かったことでしょう。
 GNHを希求するブータン人と、常にバタバタしている日本人の姿を対比する良いきっかけになったと思います。
 きょうは黒縞の小千谷にグレーの半衿、黒緑の角帯に薄手の綿袴です。
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2011年6月9日(木)  No.2891

林道美有紀ファーストアルバム『アイシテル』
 城端出身の南砺市の歌姫、林道美有紀さんが待望のファーストアルバム『アイシテル』を発売しました。
 11曲入りで2,500円です。城端では駅前のサンオンさんで扱ってます。

1.I love youアイシテル
2.stay with me
3.一雫の涙
4.夜空へのメッセージ2011
5.コキリコ節(アイリッシュver)
6.月と風
7.イロドリ
8.あにまるぱらだいす
9.ガラスの翼
10.麦や節(シルクロードver)
11.ミチ(アコースティックver)

 ANAクラウンプラザホテル富山のブライダルショーCM曲「I love youアイシテル」を収録。 15秒の短いものじゃなくってフルバージョンを是非お聞きください。

 このアルバム用のポスターをつづらこみちに貼りました。 ちょっとイメチェン、おっ!てカンジでしょ?
 きょうは紺のコサシルクに福光麻の半衿、青白の角帯に青灰の麻袴です。
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2011年6月8日(水)  No.2890

城端→湯涌 25分
 昨日、縄ヶ池に早々に到着したしたので、勢いに乗って湯涌温泉まで峠ツーリングすることにします。
 城端→福光温泉→刀利ダム→湯涌の県道10号線経由です。 冬季間閉鎖のこの県道が5月末に開通すると聞いてましたが、半信半疑で出かけます。
 福光温泉を過ぎたあたりに看板が(左写真をクリックすると拡大)、通れそうです。
 パラグライダーで飛んでいたころ、獅子吼高原(鶴来)までパラを背負ってバイク(SUZUKI GSX-400XS)で通ってました。 当時は一部未舗装路があり難儀しましたが、いまでも道は狭いまま、しかも意外と通行量が多い…。 でも、バイクだと楽しいんですよね、刀利ダムの上を渡っていくんです、爽快!

 ダムを越えたらあっという間(10分)に湯涌温泉街(右写真をクリックすると拡大)。 十数年ぶりの湯涌は別世界でした、とってもキレイ。
 だけど、古いものが上手に残されていて(総湯の上にある稲荷神社は必見です)、新旧のバランスのとれた街だと感じます。 城端とどこか似てるかも…。
 花咲くいろはの(仮想)舞台にP.A.worksがここを選んだのも納得できました。 

 きょうは黄色のコサシルクに綿半衿、芥子の角帯に薄手の綿袴です。
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2011年6月7日(火)  No.2889

バイクで縄ヶ池
 記録的豪雨で通行止めとなっていた縄ヶ池へぬける道が3年ぶりに開通しました。
 水芭蕉もそろそろシーズン終了だと聞いたので、早朝からバイクにまたがり峠を攻めます(嘘)。

 残雪が多いせいか、夫婦滝の水量は例年以上! 声も出ません…美しい(左写真をクリックすると拡大)。

 縄ヶ池のミズバショウは久しぶりです。 一時期、湿地帯が葦に覆われた無惨な姿となってましたが、世話してくださる方々のお陰で復活しました。 白い仏炎苞はほぼ終わってましたが、見渡す限り敷き詰められた水芭蕉の絨緞は圧巻です(右写真をクリックすると拡大)。
 遊歩道も整備された縄ヶ池は、ホントいいところ…こんな近くに名勝があるんですね、幸せです。

 きょうは生成りの揚柳木綿に薄クリームの半衿、シケ引のヘコ帯に腰板無しの綿袴です。
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2011年6月6日(月)  No.2888

第二回キモノでジャックin富山
 4月のしだれ桜まつりが記念すべき一回目となったキモノでジャックin越中ですが、きょうはいよいよ2回目。 県都とやまをジャ〜ック!!です。

 集合場所の総曲輪グランドプラザは想定外のイベントで大賑わい、目立つハズの着物姿がかすんで見えます。
 6月上旬という微妙な時期だし、同日同時刻にギネスに挑戦!という大イベントがあり、参加が少ないかもと心配…した通りになりました。総勢8名です。

 人が多いグランドプラザジャックはちょっと無謀でしたが、総曲輪通り(左写真)→大手モール→市民プラザ→富山城はジャックできました(右写真)。
 詳しくはゆき@うさぎさんのブログおよび越中ジャックブログをごらんください。

 ゆったりまったり、あっちへフラフラ、こっちへフラフラ、前回以上にゆるゆるの展開となり、着物談義する時間もとれた事で初対面だった参加メンバーの親睦が深まったようです。
 楽しかったし、そこそこアピールもできたので今回の越中ジャック2ndも成功だったと思います。

 次回はどこにいきましょうか? メンバーと一緒に計画立案するだけでワクワクしています。
 きょうは緑のコサシルクに福光麻の半衿、緑の絽角帯に薄緑の袴です。
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2011年6月5日(日)  No.2887

県Pの卒業式
 きょうは富山県PTA連合会の総会。 僕は一年間の副会長職で感謝状を頂戴することに…(所用があって中座したので結局まだもらってませんが)。

 4年間会長をつとめた林さんが卒業なさるというので、電気ビルでの歓送迎会に出席(左写真)。 集まったメンバーが素晴らしく、あっという間の楽しい2時間…いや一年間でした、地域のこと、子どもたちのこと…いっぱい語り合えました…、ちょっと名残惜しかったかも。
 でも一年かけて学んだことを、地域の現場で実践したいと考えています。
 
 そうそう、総会を中座したというのは親子安全会主催の講演会「答えはYes! 〜子どもへ、そして大人へ『生きる力』を伝えたい〜」講師の中島啓江さん(オペラ歌手)の送迎係だったからです。
 想像以上に大きな方で驚きました。 でも苦労がなさってるせいか気遣いが細やかで、芸能人然とした傲慢さがありません。

 啓江さんが受けた小学校時代のイジメは耳を塞ぎたくなるほどです、しかし…お母さんの笑って包み込むふんわりとした対応で啓江さんは生き抜くことができました。 ビッグママは啓江さんの愛称ですが、お母様もきっとそんな女性だったんでしょうね。
 魔法の言葉“ありがとう”の一言で啓江さんの人生は大きく変わりました。 僕の筆力では講演の感動が伝わらないと思うので詳しくは書きませんが、啓江さんもお母さんも素晴らしい…。
 会場は例年の総会より、女性比率が高く、みなボロボロ泣いてたようです。 僕ですら、”あの啓江さん”を「ハグしてあげたい」と思ったほどです、想像すると笑えますが…。

 空港で見送るとき「お着物すがた素敵ですね。母が縫い物やってたので尚のこと思うんです」と声をかけてくださいました。 ほんといい人だ…。
 サイン入りのCDを購入しました、子守唄が七曲収録されてます。 琉球方言で唄う童神(わらびがみ)〜天の子守唄〜が心を打ちます。
 「この世の中で一番悲しいことは お金が無い事ではなく 心が貧しいことなのよ、どうぞ心豊かな人になってね」

 きょうは緑の単衣紬に水色の半衿、芥子の羅角帯に薄緑の袴、木賊色の羽織です。
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2011年6月4日(土)  No.2886

立野ヶ原のいちご
 城端と福光の境にある立野ヶ原はいちご狩りが有名です。 例年よりちょっと遅れましたがいよいよシーズン到来です。
 立野ヶ原観光農園近くで無農薬イチゴを栽培してる方が、摘みたての苺をくださいました。
 色も形も不揃いですが、爽やかな甘さです。 美味。

 きょうは生成りの文人絣に裂織の角帯を浪人結び、腰板無しの綿袴です。
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2011年6月3日(金)  No.2885

城之介とおとりん 街ぶらする
 突然『恋する城端』のイメージキャラクター 城之介とおとりんが店に遊びにきてくれました。
 城端弁丸出しで楽しそうに店内を巡っています。


 1年以上も前に誕生した城之介とおとりんですが、ようやくキャラ立ってきました。
 命を吹き込んだのは商工会の女性陣。 すっごく頑張ってます、楽しそうに。
 今後さらにお笑い要素が加味される(ラシイ)ので、今後もなんとブログの【ようこそ!恋する城端へ】は要チェックですよ。

 きょうはグレー縞の伊勢木綿に薄手の黒タートルネック、黒緑の角帯に黒斑の袴です。
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2011年6月2日(木)  No.2884

別院の結界
 城端別院善徳寺本堂のごぼはん(僧侶)が座られるところ(内陣?それともまだ外陣?)には竹の結界が置かれています。
 畳が少し高くなっているので、「ここは入っちゃダメだ」と普通は(子どもでも)思うのですが、神社仏閣離れのせいか、それとも想像力が欠如してるのか堂々と足を踏み入れる人が見受けられます。

 先日ついに看板が設置されました(写真をクリックすると拡大)。
 日本語、英語、中国語、ハングル…別院もグローバル化したものです。 嬉しいような困ったような…。

 きょうから6月衣替え…のハズでしたが、まだまだ寒いので茶に白線の厚手木綿に薄赤の半衿、辛子の角帯に茶色の袴+麻のストールで気持ちだけ衣替え。
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2011年6月1日(水)  No.2883

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