「美しい装いきよべ」店長のきもの日記 過去ログ2010年3月

++美しい装い きよべ++

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ため池百選
 農林水産省が選定する「ため池百選」に桜ヶ池が選ばれました。 全国に数多あるため池のなかから選ばれたのは快挙でしょう。
 富山県からはもう1箇所、城端 ー井口境の赤祖父溜池も選ばれてます。 両池とも南砺市&城端関連なので嬉しいです。 地道な投票が効果あったのカモ

 桜ヶ池は高速道路(桜ヶ池ハイウェイオアシス)からのアクセスがいいので、百選認定で知名度が上がればもっと利用者が増えるでしょうね。 無料遊具も多くお金を使わずに遊べるので狙いめですよ。

 きょうは茶縞の厚手木綿にくすんだ赤茶の半衿、辛子の角帯に焦茶の袴、茶色の足袋です。
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2010年3月31日(水)  No.2456

お経は脳内音楽?
 きょう善徳寺土曜学校の修了式があり、末の子が賞状と記念品をいただきました
 割と真面目に通ってたので、お経もそこそこ覚えたでしょうか? 父よりできた子どもです。

 お経って不思議です、意味もわからず阿弥陀経を唱えてるだけで、いろんな感情がひとつに収斂されていくように感じます。 たぶん聖書でも他宗教の教典でも同じなのでしょうね。
 脳内で理解するのではなく、脳内音楽として作用し、なにがしかの効能があるのでしょうか。

 きょうは青縞ウールにくすんだ薄緑の半衿、黒の角帯に灰黒の綿袴、グレーの足袋です。
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2010年3月30日(火)  No.2455

ハート・ロッカー
 きょうは定休日、久しぶりに映画を見ることにします。 金沢には月曜男性1,000円の映画館が2軒あり、今日は旧ルネスかなざわにあるユナイテッド・シネマ金沢に足を運びました。

 お目当ての作品はアカデミー賞受賞「ハート・ロッカー」(Hurt Locker,以下HL)。 あのアバターよりHLを選んだのはハリウッドの良心かも?と思ってたので興味津々だったんです。
 平日にもかかわらずかなりの混みようで、オスカーの威力を見せつけられました。
 ネタバレになるので詳細は記しませんが、良作です。 お金を払って見る価値はあると思います。

 ただ気になるのは「HL」ってアメリカ側視点の映画なんですよね。 どうもイラクが悪者になってる…。
 その点アバターはアメリカ的なものが否定されていて、これがオスカーを与えられなかった最大の要因かも…と。

 でもHLには隠された意図があるような気がしています。 表面的にはアメリカ的なものに迎合しながら、その実個人や家庭に帰納していくような…。 一見反戦映画で親米映画だけど、何度も見れば国家とか組織とかの存在を矮小化させていくような…。
 それは女性監督キャスリン・ビグローのしたたかな戦略なのかもしれません。 僕の推論どおりだとしたらこの映画は大傑作です。

 ポロッと落ちる椿に、人の命のあっけなさを重ねてしまいました。
 きょうは白茶の木綿に茶赤の半衿、黒緑の角帯に帆布の袴、茶のタビックスにダカ織のストールです。
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2010年3月29日(月)  No.2454

雪餅
 冷えるなぁ…と思って窓の外を見たら、雪が少々積もってました(写真をクリックすると拡大)。 もう四月になろうかというのにこの寒さはなんなんでしょうか。
 隣家の屋根に降った雪が規則正しく整列し、羽二重餅のように見えたので写真を撮っておきました。 美味しそうでしょ?

 来月3日から城端しだれ桜まつりが始まるので桜の開花が気になります。 なんとかメイン開催日の10日までには咲いてほしい。
 きょうは茶に朱縞ウールに茶色の半衿、辛子の角帯に焦茶の袴、茶緑色の足袋です。
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2010年3月28日(日)  No.2453

true tears Blue-ray BOX到着!
 昨年11月にご紹介したtrue tearsの予約限定ブルーレイがついに発売となり、我が家にも届きました(写真をクリックすると拡大)。
 全13話プラス特典映像とブックレットが入ってます。
 映像はまだ見られないので、ブックレットだけチラ見しよう…と読み始めたら止まらない。 true tears(以下 tt )に対する関係者の思い入れの深さに感銘を受けました。 ホントいい作品なんですよね。

 若い女性から「どうしたら tt 見られますかね」と質問を受けました。 北日本新聞でPAworks(&城端)が特集されたこともあり注目されてるのでしょうか。 嬉しいことです。
 きょうはグレー木綿袷に茶色の半衿、黒緑の角帯に灰黒の袴、黒茶の足袋です。
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2010年3月27日(土)  No.2452

城端のンまいもん! その12
 城端の名物を紹介するこのコーナー、2年間うっかり放置したままでした(すみません)。
 今回は古い町並みの残る蔵回廊近く(曳山会館裏)中安美代志堂さんの「花見団子」です。

 この花見団子はお団子ひとつひとつにかなりのボリュームがあります。 一本食べればかなり満足するのではないでしょうか。
 この手作り団子が5本入りで300円也、安い!
 味もあっさりと美味しいです(中安さんのお餅のおいしさには地元で定評があります)。

 きょうは茶縞ウールの下に久留米のスタンドカラーシャツ、黒緑の角帯に焦茶の袴、茶緑の足袋の書生風?
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2010年3月26日(金)  No.2451

恋する城端スタンプラリー
 例年好評の城端まちめぐりスタンプラリー、今年は3月21日よりスタートです(11/30まで)。
 市街地エリア5つ以上を巡り(協賛店含む)スタンプを集め応募すれば、抽選ですてきな商品をゲットできます。 協賛店にはお得なクーポンを添付してる店も多く、お得です。
 冊子は城端周遊ガイドマップになっていて、かなり詳しい情報が記載されているので(写真をクリックすると拡大)、城端を巡り歩きたい方の必須アイテムといえるでしょう。
 店内に置いてますのでお気軽にお持ち帰りください(無料です)。
 きょうは厚手の縞木綿にざっくりした織りの茶地木綿、辛子の角帯に帆布の袴、茶緑に染めた足袋です。
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2010年3月25日(木)  No.2450

水車の里再生
 城端理休地区は「水車の里」として知られています。
 20年前、有志数人で始めた手作りの水車復活運動を地域住民が支持し、家の前を流れる用水にからくり水車を各々設置し、地区全体にまで広まった…という、地域づくりのお手本のような活動です。

 しかし長い年月は水車を疲弊させ、壊れた水車も放置されてましたが、昨夏補修し「水車ロード」として復活しました。
 そしてこのたび、水車公園(理休八幡宮前)の大水車がパワーアップして復活!(写真をクリックすると拡大) 城端水車の里は再び注目を集めることでしょう。

 地域住民が(最初は)面白がって始めた活動って、強いし魅力的ですよね。
 きょうは青縞ウールに黒タートル、黒の角帯にチャコールグレーの綿袴、グレーの足袋です。
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2010年3月24日(水)  No.2449

街頭テレビ=パブリックビューイング
 春の選抜高校野球。 富山からは高岡商業高校(高商)が選ばれました。
 高商は野球の名門校ですが、城端の松嶋真樹クンが正捕手で3番、そしてなんとキャプテンになってるんです。 松嶋クンは長男と同級生、生まれたときから知ってます。 「これは応援せんなんやろ」とまたもやじょうはな座へ顔を出しました

 350インチの大スクリーンで見る映像は迫力満点、画像は緻密で雨でグラウンドがぬかるむ様子がよく伝わります。
 近所のおじさんたちと野球談義などしながら、同じ時間を共有できました。
 現代の「街頭テレビ」で近所の住民が心を一つにして声援を送ることは、地域再生のきっかけになるのではないかと考えています。

 僕が子どもの頃、今ほど世の中がせわしくない時代、問屋のおじさんが昼の時間べったりと高校野球を見ていたものです。 今では考えられませんが、社会に余裕があったのでしょうね。

 試合は残念ながら負けてしまいましたが、1点だけでも返したのは立派です。 夏もがんばれ!
 きょうは茶に朱縞のウールに茶衿の半襦袢、芥子の角帯に焦茶の袴、茶色の足袋です。
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2010年3月23日(火)  No.2448

入学準備
 小学校を卒業し、次男は今までの人生で最もゆったりとした休日を満喫してるようです、多分。
 きょうはじょうはな座で子ども会育成会の映画鑑賞(アニメですが)、明日は「同級生を集めて卒業記念パーティーを開催するぞ!」といそいそ準備をしています。

 入学準備もはじまり、カバンはお下がりをいただきました。 丁寧に使ってあったので、充分使えます。 ありがとうございます。
 制服も靴も新調してもらい、ちっちゃい中学生の完成です。 4月7日の入学式が楽しみです。

 きょうはグレー縞の片貝木綿に黒の綿タートルネック、黒の角帯に灰黒の綿袴、黒地のタビックスにストールです。
 月曜ですが祝日なので店を開けました。
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2010年3月22日(月)  No.2447

黄砂
 朝起きたら空が黄色くにごってました(写真をクリックすると拡大)。
 あまりに不気味なので心配になったのですが、前日中国大陸で発生した黄砂がはるばる飛来した様子です。
 幸い城端は霧雨模様だったので黄砂が飛び散ることなく済みましたが、乾燥していたら大変なことになってたでしょうね。

 週末に子どもと一緒に関東方面へ出かけます。 次男の卒業記念旅行を兼ねてるので、彼の希望をきいてやりたいのですが、どこがいいかなぁ。 夜行バス利用なので朝風呂も入りたいし…と、あれこれ下調べしているときが一番楽しいですね。

 きょうは茶縞ウールにくすんだ赤茶の半衿、芥子の角帯に帆布の袴、茶色の足袋です。
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2010年3月21日(日)  No.2446

大島紬のブローチ
 4月3日から城端しだれ桜まつりが始まります(4月11日まで)。
 今年は恋する城端をバーンと表に出して、様々な新企画を用意しました。 「食べ歩きツアー」や「恋する城端 姫物語」そして「麦端おどり講習会」など…、おいおいご紹介しますね。

 当店では10日(土)に「大島紬のブローチ」作り教室を開催します(写真をクリックすると拡大)。
 古い大島を使って、かわいいブローチを作ってみませんか? 所要時間は30分程度、簡単なので子どもでもOK です。
 受付時間は10時〜15時。  当日飛び込み参加可能です。 講師は丹羽やす子さん。 講習料は材料費込み700円。
 見学も自由ですので、お気軽にどうぞ。

 きょうはグレー木綿袷に焦茶のだまし半衿、黒の角帯にチャコールグレーの綿袴、グレーの足袋です。
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2010年3月20日(土)  No.2445

最後の小学校卒業式
 次男が小学校を卒業します。 11年間におよぶ小学校PTAも今日が最終日、感慨深いものがあります。

 低学年からずっと成長を見てきた子どもたちに授与される卒業証書、立派なよびかけ。 在校生の歌「心の中にきらめいて」で思わず泣きそうになりました(左写真をクリックすると拡大)。 やはり卒業式は素晴しい
 式終了後、先生とのお別れ(右写真)でも、素直な心を吐露してくれました。 いい子どもたちに育ったなぁ…。
 次男も「ゆうやくんにお参りしたい」と3人で事故現場へ。

 地域・学校・教師に恵まれた子どもたち、地域のことをよく勉強し、大切に感じているので、Uターン率は高いと思います。 つまり彼らはわずか10年後には地域を元気にしてくれるんです。
 教育にお金と知恵と人手をかけるのは、最善最大最速の公共投資だと考えます。

 夫婦してきもので出かけました。
 僕は璃寛茶の御召に桑染の半衿、萱草色の角帯にくすんだ柳色の袴、灰汁色の足袋。 妻は濃紫の草木染め無地に、金台の織名古屋帯です。
 卒業生を受け持つ先生は紋付羽織袴と無地(&付下)に袴姿、和装(羽織)のお母さんもおられます、さすが城端。
 でも来賓はブラックスーツ、お母さんはほとんど黒の式服、父親はダークスーツ姿でした…ちょっと残念だなぁ。
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2010年3月19日(金)  No.2444

せのおとv.s.啓心
 城端小中学校のPTA広報誌が届きました(写真をクリックすると拡大)。 小学校「せのおと」、中学校「啓心」です。

 いつもは写真が多い「せのおと」ですが今年は違います。 『親子のふれあいアンケート』『生活習慣カードを通した城小児童の生活白書』など、内容がとても濃い!!
 未だかつて見たことの無いようなレベルの高い広報誌となりました。 広報委員会に拍手をおくりたいです。

 さて「啓心」には広報副委員長として一年間関わりました(ほとんど役に立ってませんが…)。 ここ数年県PTAで入賞づいてるので、プレッシャーを感じてます。 委員長はじめ委員一同がんばった(20回開催)んだけどなぁ…。

 ところで「啓心」ってどういう意味なんでしょうね? 何かいわれがありそうです。 ご存知の方おられますか?(任期の終わる今頃になって疑問に思うなんて、委員失格ですね)。

 きょうはグレー片貝木綿の下に黒タートルネック、黒の角帯に灰黒の綿袴、グレーの足袋にストールです。
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2010年3月18日(木)  No.2443

つごもり大市検討会
 2月のつごもり大市はおかげさまで大盛況でした。 しかし来年は月曜開催となり運営に懸念があることから、早くも次年度に向けての検討会を開催しました。
 集まったのは西町商店会理事プラスつごもり大市に関わった方々。 当日の反省をふまえて、つごもり大市がどうあるべきか?さらに魅力的な商店街になるにはどうすればいいか、つっこんだ話し合いができたと思います。
 来年のつごもり大市にご期待ください。

 きょうは焦茶に茶縞の入ったウールに朱色の半衿、黒の角帯に帆布の袴、黒繻子の足袋です。
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2010年3月17日(水)  No.2442

ひだまりくらぶ懇親会
 3学期のひだまりくらぶ活動も終了! 校長先生&PTA会長を交えて入船さんで懇親会を開催しました。
 準備会を含めると足かけ4年以上になるひだまりくらぶですが、なぜか日程があわず懇親会は初参加です。

 会員の皆さんとゆっくり語ることができ、ひだまりくらぶの意義や有用性を再確認。
 また「子どもたちと遊ぶのが生き甲斐となっている」との発言は涙が出そうなくらい嬉しかったです。 本当にいいメンバーばかりです。

 飲むだけじゃなく、この楽しくすばらしい活動を地域の方に広め会員を増やすにはどうすれば良いか?の話になり、積極的に宣伝をすることにしました。
 新年度は4月下旬から活動開始します。 見学自由ですので、城端小学校へぜひ遊びにいらしてください。

 きょうは茶に白縞を織り込んだ厚手木綿に焦げ茶の半衿、芥子の角帯に焦げ茶の袴、茶緑に染めた足袋です。
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2010年3月16日(火)  No.2441

バイクツーリング 高山へ
 定休日、無性に外に出たくなってバイクに飛び乗り高山へ。 今年初のツーリングです。
 今回の目的は高山屋台見学とおいしいランチを食べること。

 天気予報では夕方からの雲行きが怪しかったので、高速道路をぶっ飛ばし高山市に到着したのが朝の9時過ぎ。 平日のこんな時間でも観光客がいっぱいです、さすが飛騨高山。

 高山市は何度も訪れてますが、メジャーな観光施設である高山祭屋台会館は初体験です。
 噂に違わぬ立派な屋台ですね。 匠の技(?)で軽く軽く(2トン程度だとか)作られているのに驚きました。
 城端の曳山は絢爛豪華で重厚で、ギュー山の呼称があるように、わざと音が鳴るようにしています。 日時があわずいつも断念してますが、高山祭も一度みてみたいものです。 
 からくり人形にも興味津々だったので、すぐ隣の獅子会館にも入館。 からくり舞台裏が面白かったなぁ…。 高山観光を満喫した気分です。

 さて屋台会館にいく前に同業の都屋さんにお邪魔しました(右写真)。
 突然の来訪にもかかわらず店主の長澤さんは快く応対してくださり、いろいろお話しすることができました。
 ちょっと立ち寄るつもりが、情報交換するうちに長くなり、「お昼一緒にどうですか?」とお誘いいただき、評判は地元の方に聞くに限るので、厚かましいとは思いつつもごちそうになることに…。

 で、高山ラーメンの「麺屋一丁」に連れて行っていただきました。 おいしかったです、チャー耳丼も好みでした。
 昼食後はシフォンケーキのおいしい喫茶「Chiffon 」で珈琲を…幸せ。

 満足して、早めに帰路につこうとするとポツポツと雨が降り出し、そのうち本降りに。 ポンチョを着て走り続けますが、突然風が強くなりました。ヤバイ!
 強風の予報は出てなかったと思うのですが、富山県に近づくに連れて、とんでもない暴風(最大瞬間風速26m/s超!!)に。 トンネル出口や高架橋で突風に煽られふらつくバイクを押さえ込み、なんとか事故無く家にたどり着くことができました、あ〜怖かった。
 桜ヶ池近くに風が通り抜けるトンネルがあり、非常に危険です。 袴腰山をぶち抜いた悪影響でしょうか。 直線のものより緩いカーブを描いたトンネルが危ないみたい。

 きょうは生成りの厚手木綿に赤まじりの半衿、黒緑の角帯に帆布の袴、茶色に染めたタビックス、草木で染めたストールです。
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2010年3月15日(月)  No.2440

曳山の屋根
 先週組み上げた西上町の曳山(竹田山)を東上町の山蔵に入れさせてもらってます。
 東上町の先囃子を山蔵に収納し、曳山に幌をかぶせるために、三たび町内の皆さんに集まってもらいました
 快晴に恵まれ気持ちの良い一日です。 作業は順調に終わりました。

 東上の山蔵は三層構造になっていて、かなり高いところまで階段で登ることができます。 めったにないことなので竹田山の屋根の写真を撮っておきました(右写真をクリックすると拡大)。
 布張りした上に柿渋を何度も塗り重ねています。 軽くて丈夫な先人の知恵ですね。

 また城端の曳山は狭い通りを抜けるときに屋根が折り畳めるよう作られています。 竹田山もヒンジ部分で屋根が跳ね上がります。 曳山祭の当日ご注目ください。
 きょうは茶縞ウールの下は茶衿の半襦袢、芥子の角帯に焦げ茶の袴、茶色に染めた足袋に草木染めのストールです。
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2010年3月14日(日)  No.2439

ツインモニター
 Macはケーブルをつなぐだけで簡単にデュアルモニターにできます。 ノートパソコンの画面が狭い(1024×768)ので、古いモニターを外付けし面積を2倍にしました。
 縦でも横でも好きなように繋げるので、横1024×縦1536のネットサーフィン用のモニターに(写真)。
 普通は作業領域と視認モニターとに分割するのでしょうが、こんなのもおもしろいでしょ。

 きょうはグレー木綿袷の下は黒の綿タートルネック、黒緑の角帯に灰黒の綿袴、黒地の絞りタビックスです。
2010年3月13日(土)  No.2438

銅の雨どい
 店舗の雨樋は見た目を考慮して銅製のものを使っています。 時が経つほどいい色になるからです。
 しかし10年経って穴があいてしまったので修理してもらいました。

 職人さんによれば「酸性雨の影響で銅の寿命が短くなっている」そうです。 今は銅製の雨樋を使う家が激減したと話してくださいました。

 経年変化でイイカンジになるのが日本家屋の良さなのに、工業製品を多用し新品時が一番きれいで後はどんどん汚くなっていくだけの現在の建物は好きではありません。
 きょうは茶縞の厚手木綿にコゲ茶の半衿、カラシの角帯に帆布の袴、茶色の足袋です。
2010年3月12日(金)  No.2437

西浦みかん
 同級生と伊豆旅行していた母が帰ってきました。 伊豆は温暖な土地ですが、あいにくの悪天候で城端同様の雪模様だったようです。
 富士山すら見ることがかなわず、「誰が雪を連れてきたがや」と犯人探し(笑)

 お土産は「西浦ミカン」 形も大きさも不揃いで見てくれは悪いのですが、ビックリするほど甘いんです。 新鮮な驚きでした。
 きょうは青縞ウールにグレーの半衿、黒の角帯に灰黒の袴、紺の足袋にグレーストールです。
2010年3月11日(木)  No.2436

「銀花」散華す
 定期購読してきた季刊「銀花」の終刊号(第161号)が届きました。
 毎号レベルの高い内容と構成は驚異的でした。ごく少人数のスタッフで編集していたのですね、きっと。

 第六十七号(1986)で城端曳山祭が紹介されて以来、祭を理解した遠方からのお客様が増えた記憶があります。 文化や手仕事などに造詣の深い読者が多かったのでしょうね。
 スローライフが見直されてる時代がようやく来たのに、銀花が無くなってしまうのが残念でなりません。
 写真は特別付録の「散華」(写真をクリックすると拡大)。三種類あって、うちのは大谷一良さんの木版画が一葉挿まれてました。

 きょうは茶色に朱縞ウールにグレーの半衿、辛子の角帯に帆布の袴、茶緑の足袋にストールです。
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2010年3月10日(水)  No.2435

お宝?それとも粗大ゴミ?
 基本的にモノを捨てられない性格です。 「これだけとれば絶対大丈夫!」と設計者に太鼓判を押された我が家の収納も10年そこらで埋まりつつあります(まるで某ダムのようです)。

 …にもかかわらず、南砺リサイクルセンターでイロイロ貰ってきちゃいました。 使えそうな不要品を保管してあって、市民なら無料で持ち帰ることができるんです。
 写真は GT FORCE (ドライビングゲーム用ハンドル)電源アダプター無し。 対応するプレステ2を持ってませんがなんか嬉しくって…。 次男が嬉しそうにハンドル回して遊んでます(不憫かも)。
 他にコントローラーもソフトもないセガサターン。 ウィンドウズ用のキーボード。 イーゼル。 シューズキーパー。 新書2冊。
 こんなに…どうしましょう(笑)

 きょうは寒い一日となりました。白茶の厚手木綿に朱赤の半衿、辛子の角帯に焦茶の綿袴、茶緑に染めた足袋にダカ織のストールです。
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2010年3月9日(火)  No.2434

国策ダムって
 ETV特集「あるダムの履歴書〜北海道・沙流川流域の記録〜」を見ました。
 北海道日高地方の沙流川(さるがわ)に建設された二風谷ダムと凍結された平取ダム。 清流で知られた沙流川は二風谷ダムの完成とともに濁りだし、ダム自体も想定以上の土砂で埋まりつつあります。
 苫小牧東部工業基地への用水も不要となり、治水ダムとしても効果が半減した二風谷ダムは裁判で「違法」となった唯一のダムです。

 番組では不要なダムと気づきつつも建設を止められなかったことを検証するだけではなく、流域に住むアイヌ民族の土地を奪い生活を変えてしまったことにも触れました。
 「国策」に翻弄されてきたアイヌの人々や周辺町村の住民の感情など、「脱コンクリート&脱ダム」だけではない視点が光ります。 NHKいい番組作ってます…ホント。

 当初の目的を失いながらも推し進められてきた公共事業ってたくさんありそうです。 我々は無関心であっちゃいけない。
 そういえば2年前の水害時、池川の氾濫が目立ちましたが、実は山田川も野口周辺で大変な状態になっていたんです。 山田川にある城端ダムは当時どれだけ放水して、どれだけの効果があったのか、きちんと検証しておくべきではないでしょうか? 今後のためにも。
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2010年3月8日(月)  No.2433

竹田山組上げ
 きょうは2週間前に運んできた曳山を町内総出で組上げる日です。 しかし朝からあいにくの雨模様。
 順延も考えましたが、東上町のご好意で山蔵を貸していただけることになりました。ありがたいことです(西上の山蔵は昔のままの小さな山蔵で曳山を分解しないと入らないんです)。

 屋根付きトラックに部品を載せ、台車にはシートをかぶせて移動します。
 写真の状態から組上げるのに丸一日かかりました。
 店番がいなかったので僕は途中で退出させていただいたのですが、滅多に無いことなので手伝いたかった…残念。
 きょうはグレーの木綿袷にコゲチャの半衿、黒の角帯に灰黒の綿袴、黒の足袋にグレーストールです。
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2010年3月7日(日)  No.2432

次年度会長予定者研修会
 砺波地区PTA連絡協議会(砺P連)の次年度会長予定者研修会が津沢コミュニティプラザでありました。 砺波地域(砺波市・小矢部市・南砺市)の次期小中PTA(単P)会長が、活動をスタートするにあたっての心構えや不安の払拭などを目的とした研修会です。 僕も5年前に参加し、とても有意義だった記憶があります。
 出席なさったPTA会長予定者(総会での承認が必要)はほとんどが初会長職とあって「なにをどうしていいかわからん状態」だったようですが、先輩でもある渡辺美和子(県Pアドバイザー)さんの講演や、座談会形式の分科会を経て、少し楽になったようです。

 え?なんで僕が出席したのかって? 実は次期会長予定者なんです、砺P連の…。 僕にこんな大役が務まるかなぁ…。
 でも研修会に参加させていただいて、おぼろげながらすべき仕事が見えてきました。 一年間楽しみながらがんばります。
 きょうは桑染めの紬に焦茶の半衿、黄金の角帯に黒に近い御召袴、茶色の足袋です。
2010年3月6日(土)  No.2431

新ミニきもの
 近所のおばあちゃんがミニきものを作ってくださいました。 表布に絹を使った袷仕立てです。
 かわいいのでcraft Lun の一角に飾ってます(写真をクリックすると拡大)。
 きものって見てるだけでも豊かな気持ちになれますよね。

 そういえば僕が研究していたミニきもの…そのままになってたんでした。 なんとかせねば…。

 きょうは茶縞ウールに赤茶の半衿、辛子の角帯に焦茶の袴、焦茶に染めたタビックスです。
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2010年3月5日(金)  No.2430

しだれ桜の狂言衣装
 城端はイベントがやたら多い町です。 つごもり大市が終わったぁ…と思う間もなく、四月のしだれ桜まつりの企画会議がありました。
 今年のしだれ桜まつりは4月3日〜11日、メイン開催日は10・11の土日です。
 つごもり大市で喝采を浴びた麦端踊りの講習会や恋する城端の新企画もあります。 詳細発表まで乞うご期待!!

 写真は江戸時代の狂言衣装、水色地にしだれ桜の模様が見事です(クリックすると拡大)。 個人所有のものをのむら薬局さん座敷で展示予定です。 これも楽しみですね。
 きょうは青縞ウールにグレーの半衿、黒に近い角帯に灰黒の袴、グレーの足袋にストールです。
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2010年3月4日(木)  No.2429

つごもり大市戦利品
 体調不良で店を臨時休業させていただきました。 ご迷惑をおかけして申し訳ありません。 明日から頑張ります。

 先日のつごもり大市で四年生が手作り商品を販売しました。
 写真は今年の戦利品(?) 「“夢”パネル」「箸袋」「アクリルたわし」「ミニチュアたこ焼き」の四品。
 いかがでしょう? なかなかの出来映えでは! 特に男の子が自分で書いたという「夢」の字がGood!
 清々しい文字に元気をもらいました

 きょうはこげ茶と朱縞のウールに薄黄土色の半衿、辛子の角帯にくすんだ焦茶の帆布袴、茶色の足袋にダカ織のストールです。
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2010年3月3日(水)  No.2428

もじのチカラ
 溜まりに溜ったTV番組(ほとんどがドキュメンタリー番組)を片っ端から見ています。 
 ETV特集「なまえをかいた 〜吉田一子・84歳〜」
 貧しさゆえ学校に通えず文字を書けない吉田一子(よしだかずこ)さんは、60歳を過ぎてから識字教室で学び、長い時間をかけて自分の名前を漢字で書けるようになりました。

 読み書きできるのは当然だと思っていた自分の無知を恥じるとともに、当初吉田さんは戸籍が無く、貧困が部落差別からきていたと知りショックでした。
 差別…なんと心の貧しいこと。 でも、いわれのない差別(部落・国籍・容姿etc.)は未だ日本に残っています。
 番組は部落問題をさりげなく織り込みながら吉田さんにスポットをあてていきました。

 文字は人類最大の発明だと僕は思ってます、吉田さんにいわせると「たからもの」です。 その宝物が落書きによって “ ケガサレタ ” と思った吉田さん、その感覚は純粋な子どものようです。
 現在、吉田さんは小学校で子どもたちに自分の体験を話すのが生き甲斐となってるそうです。 子どもたちにとってこれ以上の講師がいるでしょうか。
 吉田さんが一番好きな『母』の字を力強く書いたとき、その字形に感動しました。

 写真は吉田さんをモデルにした絵本「ひらがなにっき」です。 読んでみたい。
 きょうはグレー木綿袷に焦茶の半衿、黒緑の角帯に帆布の袴、茶緑の足袋にストールです。
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2010年3月2日(火)  No.2427

辛坊治郎講演会
 つごもり大市の翌朝、取り急ぎ片付けを済ませ、福野ヘリオスで開催される辛坊治郎さんの講演を聞きに出かけます。
 辛坊さんは現在讀賣テレビ放送報道局 解説委員長の肩書きですが、デビュー(?)当初、大阪ローカルでいじられキャラとして活躍(?)していたころから親しみを持ってました。
 演題は「未来を見通す! 〜正しい判断に必要なこと〜 」、話術もさることながら、裏話も交えた内容で飽きさせません。 『ネット経由の世論がこれからの社会を動かす基準となりつつある』ことに、期待感と危うさとを同時に抱きました。
 講演を主催してくださった砺波信用金庫(としん)に感謝申し上げます。

 さて、出がけ晴れていたのでバイク初乗りです。 エンジンも一発始動するし、絶好調! 帰路は雨が降り出しましたが、それでも楽しいですね。
 きょうは青縞ウールに薄朱の半衿、黒緑の角帯に灰黒の綿袴、グレーの足袋です。
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2010年3月1日(月)  No.2426

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