「美しい装いきよべ」店長のきもの日記 過去ログ2008年4月

++美しい装い きよべ++

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お祭りカット
 久しぶりに散髪してさっぱりしてきました。 例によって座った直後に寝てしまうのですが、これがとても心地よく至福の時なんです。
 よく考えたらもうじき曳山祭、完全に「お祭りカット」ですね。 (注)お祭りカット=普段不精な男性でも祭のために散髪すること。
 駐車場に小花が咲いています、タンポポと左はなんでしょうか? 緑の色も濃くなりました、爽やかな一日です。
 暑くなりそうなので、いよいよ黄色のコサシルク(単衣)を着ました、半衿は生成り、辛子の角帯に薄緑の袴です。
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2008年4月30日(水)  No.1752

きものの流行色
 ずら〜っと並んだ様々な色糸、これ全部和裁用の絹糸です(クリックすると拡大)。 表地に合わせていろんな色が必要で常に140〜150色を揃えています。 単衣なら一巻、袷仕立なら白糸を加えます。
 時代とともに流行色は変遷します。 若い番号には今じゃ使えそうも無い色がありますし、200番台は何色とは言えないくらい微妙な中間色です。
 よく出る色糸は、一時期寒色が多かったんですが、ここ数年やわらかくきれいな色へと回帰しています。 すなわち綺麗なきものが増えてるってことですね。
 きょうは白茶木綿に柿色のだまし半衿、辛子の角帯に焦茶の袴、茶の足袋です。
2008年4月29日(火)  No.1751

最後の言葉
 録画したままになっていたETV特集「小田実 遺す言葉」をようやく見ました。
 人生をかけ&命を削ってまで小田さんが訴えたかったことが伝わるドキュメンタリーです。 生前の小田 実(まこと)さんの印象は「いつも怒ってる人」でしたが、実際は違いました、不明を恥じています。
 75年の人生の大半を「難死」(無意味な死=死なずに済むはずの死)への憤りに触発された言論活動や市民運動に費やす…とは凄すぎます。 市井の「小さな人間」でも社会は動くのですね。
 ラストの出棺シーンで期せずして起こった拍手に感無量になってしまいました。 「ありがとう小田さん。よくやった、よく頑張った人生だった」と讃える拍手です。 涙ながらの拍手で見送られる葬儀とは…なんと素敵な生涯でしょう。

 実はテレビを見ていて「空自イラク派遣は憲法9条に違反(4/17)」の判決を出した名古屋高裁の青山裁判長のことが思い浮かびました。
 大過なく過ごそうと思えば無難な判決で終えられたのに、(おそらく)職を賭し最後の仕事だと書いたあの判決文に「よくぞ言ってくださった」と胸が熱くなりました(為政者にはクソミソに言われてますが…)。
 国を憂うのは「大きな人間」である国の中枢にいる政治家(だけ)ではありません。 本当にこの国を&住む地域を愛しているなら、アメリカべったりの外交はありえないと考えています。
 立場も違うし両者間に繋がりもありませんが、日本という国を心底愛しているという点では二人共通している気がします。 「最後の言葉」の重みを軽んじてはなりません
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2008年4月28日(月)  No.1750

真偽のサカイ
 城端別院善徳寺 文化財護持の会の定期総会があり、終了後の記念講演を聴講させていただきました。 講師は国立京都博物館の赤尾栄慶さん、演題は「真偽のサカイ」ー法宝護への視点ー とあれば、どんなハナシなんだろうと期待が高まります。 以下に気になったところを書き出します。

 教典には唐代や奈良・平安時代のものが普通にあるが(写経)、約100年前に発掘された敦煌文書には偽物が混ざっている。 内容は本物と同一だが、文字の字線の美しさが違う。 というのは、偽物は模倣するため見て書くので、線がビビるのだ。
 パッと見て真贋を判別するには、本物の実物をたくさん見続けることが必要。 偽物ばかりを見ていて本物を見分けることは人間には不可能である。 これは宝石の鑑定などでも同じこと。 図録やデータばかり見ていると、ホンモノを見誤る。

 そうなんですよ、呉服でも同じです。 怪しい商品しか見てないと、モノの良さが判らなくなります。
 他にも博物館の学芸員らしく保存方法や扱い方についても説明がありました。 集まった文化財護持の会の方々は、真剣に聴いておられたようです。 為になったし、面白かったぁ。
 外に出ると、別院境内の菊桜が見頃です(クリックすると拡大)。 いい季節になりました。
 きょうは生成りの揚柳木綿に柿色の半衿、辛子の角帯に薄緑の袴です。
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2008年4月27日(日)  No.1749

聖火とメディアと善光寺と
 母が友人と「長野キルトウィーク2008」にバスで出かけました、よりによって北京五輪の聖火リレーの日に。 しかも会場のビッグハットをぐるっと一周するコース計画になってます。
 「こりゃ、たいへんやわ、(会場に)入れっかね」と前日笑い合っていたのですが、現場は笑い事では済まなかったようです。
 写真をご覧ください(クリックすると拡大)、ここが日本だと思えますか? 中国の赤い国旗に、水色い旗は新疆ウイグル自治区(東トルキスタン)の旗です。 そう、メディアは意図的に(?)映しませんでしたが、中国対チベットだけじゃないんです。
 テレビでは争乱&逮捕の様子ばかり映ってたようですが、本来はもっと刮目すべきポイントがあるはずです。 僕らはもっと世界のことを知らなくてはなりません
 「スポーツの祭典に政治を持ち込むな」の意見もありますが、これは政治問題ではなく、人の生死の問題です。 仏教徒としてチベット弾圧に静かに抗議した善光寺を僕は支持します
 きょうは縞の伊勢木綿にくすんだ青緑の半衿、黒の角帯に灰黒の袴です。
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2008年4月26日(土)  No.1748

黒い弁当箱をあける
 980円で購入したノートパソコン(ThinkPad 365X)のハードディスク(HDD)が壊れました。 前日から異音がするので、念のために…とデータのバックアップをとり終えた途端、クラ〜ッシュ! 間一髪セーフでした。
 仕事に使ってるノートです、急いでHDDを手に入れなくては。 OSがMS-DOS(正確にはPC-DOS)なので、現在流通している大容量ディスクは使えません(そもそも大容量は不要ですが)。 例によってオークションで捜すことにします。
 クラッシュしたのは2.5インチIBM製820MB(DSOA-20810)なので、相性も考えて同じIBMの1620MB(DDLA-21620)を500円でゲット。 よく調べずに買ったら、薄型でネジ穴の位置が違ってました。
 まぁ細かいことは気にせず、取り付けてみることにします。 キーボードを上げて、シールを剥がし、バッテリーを取り外します(写真をクリックすると拡大)。 右からバッテリースペース、HDD、フロッピーディスクドライブ(FDD)です。 「弁当箱」のあだ名を持つメンテナンスのし易いとても優れた筐体です。
 HDD交換はあっけないくらい簡単でしたが、FDDから起動するとなぜかCドライブ(HDD)を認識しません。 「あれ?HDDが不良品?」しかしIBMのシステムチェックでは「異常なし」 しばし考え込みましたが、出品者が「FAT32でフォーマット」していたことを思い出しました。 ありゃりゃ、これじゃDOSでは見えません。
 困り果てましたが、"fdisk"コマンドを試してみると認識だけはできました。 FAT16でフォーマットし、システムインストールを試みますが、「PC-DOS 7.0 J/V はこのマシンでは使えません」のエラーメッセージがでるばかり…。 一難去ってまた一難。
 結局、"format /s"コマンドでCOMMAND.COMをCドライブに書き込むことで解決しました。 「さぁ、これでバックアップしておいたデータを移行するだけだ」・・・・と、そんなに甘くなかった。
 今度はPCIスロット(D,Eドライブ)が認識されません、バックアップはCFカードに入ってるんです。 config.sysと格闘すること2時間弱、ようやく元の環境に戻せたのでした。 めでたしめでたし。
 それにしても、たった数百円の出費でこれだけ楽しませてくれるなんて…、MS-DOSは素晴らしい(?)
 きょうは茶の濃淡の縞ウールに辛子の半衿、辛子の角帯に焦茶の袴、茶色の足袋です。
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2008年4月25日(金)  No.1747

手づくりを応援します
 古い絹の端裂れで古布の詰め合わせを作りました。 一袋に数種類、かなりギッシリ詰まったお徳用です。 また状態の良い大きなものは一枚ずつ販売しています。 どちらも手づくり小物がお好きな方には喜んでいただけると思います。
 昔の布はしっかり染まっていて色が馴染んでいます。 強度は新しい布にかないませんが、味わいは古布に分がありますね。
 人形の顔用に、しぼの細かい白い絹布も切り売りしています。 こちらも呉服屋ならではのルートで入った品ですので、貴重かと思います。
 きょうは縞の片貝木綿に黒の半衿、黒の角帯に灰黒の袴です。
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2008年4月24日(木)  No.1746

温かい組織「PTA親子安全会」
 (財)富山県PTA親子安全会の理事として2年間教育文化会館に通いましたが、任期も終わり今日が最後の理事会となります。
 さまざまな審議事項があり、あっという間に2時間経過。 数年ぶりに傷害給付件数や香典見舞件数が減ったという報告を受け、ホッとしました。
 誤解なさってる方も多いのですが、親子安全会は互助組織であって保険会社ではありません。 会員みんなで支え合っていこうという趣旨なので、ビジネスライクな保険会社とは一線を画しています。 言うなれば温かい組織なのです。 内部にいると、理事・評議員・監事の方々の熱く崇高な思いに感銘を受けることも多々ありました。
 僕は行事委員会に属し、企画立案にたずさわってきました。 6月7日(土)サンシップとやまでの県P総会に先立って、午後1時から講演会を開催します。
 「現代のいじめ」〜いま、大人にできること〜 講師は山脇由貴子さん(東京都児童相談センター・心理司)。 著書「教室の悪魔」を読み、PTA会員のみなさんにぜひ聴いていただきたいと思ったのです。
 小中PTA会員なら、どなたでも聴講できます。 一般枠もありますので、親子安全会(076-433-2094)にお問い合わせください(聴講;無料)。
 きょうは縞の木綿に薄茶の半衿、辛子の角帯にコゲ茶の袴です。
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2008年4月23日(水)  No.1745

竹筬
 竹筬=たけおさと読みます。 筬框(おさがまち)に入れ、織物を織る時に緯糸をトントンと打ち付ける道具です。
 つづらこみちを模様替えしたときに、竹筬を飾りました。 今は金属製の筬が主流ですが、竹素材は絹に優しく、糸を傷めません。 修理して永く使うことも可能です。
 竹筬の細かさを知っていただこうと、筬目を通して向こうが見えるようにしました(写真をクリックすると拡大)。 何と書いてあるか読めますか? (正解は実見で)
 きょうは白茶木綿に柿色の半衿、辛子の角帯に焦茶の綿袴、白茶の足袋に右近下駄です。
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2008年4月22日(火)  No.1744

テッサ?
 ハッキリ言って我が家は粗食です。 玄米と根菜類中心の食事なので、たまに肉が入ってると「わっ、ニクだぁ!」と子どもたちが騒ぎます。
 しかし、あろうことかある夜、大皿にフグ刺しが並びました(…のように見えました)。 「何かの記念日だったけ?」といぶかりながら箸を出すと・・・・・刺身こんにゃくでした。
 まぁ、現実はこんなもんでしょ(泣)
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2008年4月21日(月)  No.1743

一子相伝の継承
 城端蒔絵歴代作品展を観に曳山会館二階へ。 小原家の7代(希雄)、8代(一白)、9代(雄蔵)、11代(得賀)、12代(白晁)、14代(白照)、そしてこのたび15代小原治五右衛門を襲名なさる好博さん、加えてご子息の好喬さんの作品が一堂に会した稀にみる作品展です。
 城端蒔絵は白い漆を用いることに特徴があります。 門外不出、一子相伝の白漆の技法を脈々と受け繋いで三百数十年、さまざまな苦労があったことでしょう。
 時代の変遷とともに変わるもの&変えないものを瞼に焼き付けてきました。 僕は12代白晁さんの「雁蒔絵硯箱」が好みです。 白漆を絶妙のバランスで使用した精緻な作品です、思わずため息が漏れます。
 同時開催の「小原好博日本画展」と併せて今月末まで開催しています。 期間が短いのでお早めにどうぞ。
 きょうはアイボリーの揚柳木綿に共濃いの半衿、辛子の角帯に薄手の木綿袴です。
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2008年4月20日(日)  No.1742

別院野球
 別院でヤコダマ(柔球)野球をしている子どもを見かけました。 最近ではさっぱりみられなくなった光景なので写真をパチリ(クリックすると拡大)。
 僕が子どもの頃は、境内の大杉を背にして三角ベースをやってました。 バットを使わない(持ってない…)ので「ハンド」と称する腕で打つ野球(もどき)です。 人数が足りないのでキャッチャーは無し。 「ストライク無し」「ボール無し」なので、三振以外は当たるまで打席にいられます。
 本堂の大屋根にやこダマを投げて、キャッチする遊びもやりました(落下点が見えないので、結構難しいんです)。
 どこかのおじいちゃんが「こんな(立派な)寺で遊ばしてくれるが、城端だけやぞ」と言ったのが印象に残ってます。 他の寺院のことは知りませんが、確かに東西本願寺で子どもが遊ぶことは無いでしょう。
 いい環境で育った(育てられた)ことに、今とても感謝しています。
 きょうは縞の伊勢木綿に青灰の半衿、黒の角帯にざっくりとした青灰の麻袴、グレー地の小紋足袋です。
2008年4月19日(土)  No.1741

中国剪纸と伊勢型紙
 中国土産(?)に切り絵の作品集をいただきました。 「周河艺术剪纸精品/FINE PRODUCTS OF ZHOUHE ART CUTTING」とあります。 発行元は「周河艺术剪纸馆」、写真(イラスト?)で見る限り、巨大な切り絵の館のようです。
 京劇(?)の切り絵が10枚ついていて(写真をクリックすると拡大)、横には切り絵の工程が写真付きで載ってました。分業制なんですね。
 さすがというかやはりというか、線が細いです。 細いところは0.5ミリくらいでしょうか。 これをミス無く切るのは至難の業です。 すごいなぁ。
 あ、でもよく考えれば、日本の伊勢型紙はもっと細かいですね。 江戸小紋の毛万筋(もうまんすじ)などは、人間業とは思えません。 これを工芸品じゃなく、染めの型紙に使おうと思った人物はきっと天才か大馬鹿者です。
 きょうはグレー木綿袷に黒半衿、黒の角帯に灰黒の袴、黒のタビックスです。
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2008年4月18日(金)  No.1740

唾液を生かした健康法
 城端小ではフッ素洗口が行われています。 週1回希望者に、フッ化ナトリウム(商品名;ミラノール)の水溶液でブクブクうがいをさせ、吐き出させるんです。
 以前、城端でフッ素洗口が始まる時に、気になっていろいろ尋ね回りました。 インターネットでは推進派・慎重派・反対派、いろんな情報が錯綜し、素人では判断できかねる状況です。
 結局、疑わしいものは避けよう…との判断で、我が家はフッ素洗口を断って普通に歯磨きだけをさせてます。 クラスに数人いるようですが、かわかわれたりイジメられたりしたことは無いそうです。

 フッ素は第17族元素で、同族の塩素・臭素・ヨウ素と性質がよく似てます。 反応性が高く、ほとんど全ての元素と反応します。 微量なら問題ないとの報告もありますが、大量に摂取すれば劇物なのは確かです。
 ヨード(ヨウ素)うがいによる殺菌は、口腔内の善玉菌も殺し、免疫力を低下させる可能性があるそうです。 水だけのうがいのほうが風邪の治りが早かったという試験結果もあります。
「反フッ素LETTER No.70」に興味深い記事が掲載されています。 「フッ素が結晶化し歯質を強化する」というのが推進派の定説ですが、これがどうも怪しいのです。 となれば、フッ素の毒性を利用した「菌抑制効果」が効いているということになります。
 健康な人間には唾液という最良の防護液があります。 体内に入っても悪さをせず、むしろ身体を巡って元気にします(参照;歯ハは新聞 VOL.14)。 薬物を過信し、唾液の効能を阻害してはバチが当たりそうです。
〔余談ですが、O157騒ぎで滅菌が叫ばれ、殺菌効果の強い薬用石けんがTVCMで流れてます。 しかし、水だけ30秒の手洗いで外部の菌は流し落とせるそうです。 無菌状態の子どもよりも、有用菌を常在させている子の方が強いのは言うまでもありません〕

 一方的に流される情報をうのみにせず、ご自分でお調べください。 フッ素洗口にはいろんな論があることも…。 何事も「思考停止が一番悪い」と僕は考えています。 

 午後、ひだまりくらぶの役員会がありました。 5月2日が総会で、7日から開始します。 地域の子どもたちのために、楽しみながら息の長い活動を続けています。 よろしければ、見学にお越しください。
 きょうは青縞ウールにモスグリーンの半衿、辛子の角帯に薄緑の袴です。
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2008年4月17日(木)  No.1739

桜玉
「しだれ桜まつりに飾られ」と折り紙で作った「桜玉」をいただきました。 桜の花びらが合わさってできた、とても美しいくす玉です。
 ひとつの花びらに1/2の紙を使用し、計30枚の紙でできてるとか…。 緻密ですが、がっしりしていて壊れにくそう…(右写真をクリックすると拡大します)。
 こんな折り紙なら作ってみたい…と思いませんか。 店内にあります、お手に取ってご覧ください。
 きょうは縞の片貝木綿に黒半衿、黒の角帯に灰黒袴、グレーの足袋にストールです。
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2008年4月16日(水)  No.1738

true tears城端観光ポスター
 しだれ桜まつりに開催した「トゥルー・ティアーズ」パネル展の余波が残ってます。
 遠くからお越しになった方々がブログ等で写真や紹介記事を載せてくださいました。 いくつか拝見しましたがおおむね好評で、この機会に城端を気に入ってくださった方が多く嬉しいです。
 また「曳山祭を見に来る」だけじゃなくて、なかには「曳き手として参加する」という、思わぬ効果もあらわれました。
 パネル展では限定の「true tears城端限定ポスター」が大人気。 城端でしか買えないこともあって、ヤフオクでプレミアがつきました。

 しかし城端の新名所巡り観光ポスターの側面もあるし、true tearsを地元の人にもっと知ってもらいたいので、ポスターが地元の人にもっと行き渡って欲しいと牧印刷さんは願っておられます。
 当店をはじめ町内のいくつかの場所で、ポスターを販売することになりました(お一人様3枚まで)。 つづらこみちの模様替えにあわせ、「城端十景切り絵はがき」と一緒に貼り出しています。 小路の中ほどにあります、いつでもご覧ください。
 「美しいまち城端」を再確認しませんか?
 きょうは縞の木綿に柿色の半衿、辛子の角帯に焦茶の袴、茶色の足袋です。
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2008年4月15日(火)  No.1737

かんたん版画教室
 しだれ桜まつりに水上悦子さんを講師に招いて版画教室を開催しました。
 線彫りで意外と簡単らしく、母と次男もチャレンジします。 チョイチョイと彫って、水彩絵の具で彩色して色画用紙に転写します。
 どうでしょう?微妙なムラ具合がイイ感じでしょ?(写真をクリックすると拡大) 水上さん曰く「あまり凝った線よりシンプルな方が美しく仕上る」んだそうです。

 定休日ですが、午後から商工会合併についての説明会に出席しました。 南砺市内の7商工会は来年4月1日をもって「南砺市商工会」としてひとつになるのだそうです。 すでに「合併やむなし」の流れではありますが、どうにも納得できないモヤモヤが残ります。
 町村合併のときもそうでしたが、僕らはあまりにも他商工会のことを知りません。 住民全員が強制参加の町村合併ならともかく、任意参加の商工会で知らない者同士が方向をひとつにしてやっていけるのでしょうか?
 それについて質問すると、「合併しても支所(現在の商工会)の特徴は残す」との回答をいただけました。 であれば、いままで積み上げてきたこと(まちづくりの方向性)がご破算にならずにすみます。 ちょっとホッとしました。
 きょうは茶と黄土色の縞ウールに茶色の半衿、帯無しでロング前掛けです。
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2008年4月14日(月)  No.1736

昭和初期の婚礼のしつらえ
 城端しだれ桜まつり最終日。 別院前でしっとり開催中の「昭和初期の婚礼のしつらえ展」を見てきました。
 会場の様子は右写真(クリックすると拡大)をごらんください。 白無垢・打掛・花嫁のれんや振袖・婚礼道具等が飾られています。 左写真は絽の振袖、保存状態が良く、きれいでした。
 城端にあるいくつかの旧家からお借りした物です。 さすが絹織物のまち「城端」すごいでしょ、間近でしかも無料で見られるなんて。
 大谷婦人会「呈茶」や「茶リTEA茶会」があったからかもしれませんが、今年のしだれ桜まつりはきものでお越しになった方が目立ちました。 やはり桜にはスニーカーより草履が似合いますね。

 今年のしだれ桜まつりは新企画盛りだくさんでした。 「トゥルー・ティアーズ」パネル展、「出丸 夜桜まつり」、桜オリエンテーリング08「スパイ大作戦」など…。 これらは義務感からひねり出した企画じゃないので、世話人も楽しんでる様子がうかがえます。 
 商工会青年部企画の「スパイ大作戦」はとっても凝ってたので、僕もやってみたかった。 指令(ミッション)をクリアするため町なかを右往左往する子どもたち。 いいアイディアなので、小学校の行事でも使えそう…。

※「携帯で撮る、城端さくら」&「城端しだれ桜まつりフォトコンテスト」は現在も募集中です。 ふるって送ってください。
 きょうは白茶木綿に柿色の半衿、辛子の角帯に焦茶の袴、茶色の足袋とストール。 もちろん妻も二日間きもの姿です。
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2008年4月13日(日)  No.1735

城端の空気を変えたパネル展
 昨年はPTA総会の準備に追われてましたが、今は顧問という立場なので楽です。 昨夜は懇親会、神明会館で楽しく飲んで自転車を置いてきたので早朝に取りにいきました。 帰りに「トゥルー・ティアーズ」パネル展会場の様子をうかがいます。
 朝7時10分、開場3時間前だというのにすでに男性が待っていました。 その後、JRの到着とともに続々とお見えになり、10時には長蛇の列が…。
 驚きました。 数量限定城端オリジナルポスター目的だとは思いますが、true tearsの人気は凄い!
 開場するなりごった返しますが、みなさん静かにご覧になるので混乱はありません。 あいちゃん焼きは長蛇の列で、整理券を発行することに。
 ポスターの筒を小脇に抱え、街を散策する方が目につきます。 普段の城端観光であまり見かけない世代なので、厚みがでたようで嬉しいです。
 しかも全国からお越しになり、ブログ等で書いてくださってます。 「城端」で検索したら、true tearsパネル展がヒットするので、城端の知名度が全国的に高まりました。 すごい宣伝効果です、ありがとうございます。
 すこし肌寒い天気でしたが、別院周辺はしだれ桜目当てのお客様がそぞろ歩きしています。 式台で開催された「琴の調べ」の様子を撮影してきました。 
 あ、そうそう、当店は「お花もようの版画教室」と「身体の歪み・無料診断」を開催、どちらも大盛況。 こちらは女性ばかりで賑々しかったです。
 きょうはグレー縞の伊勢木綿に黒の半衿、黒の角帯に灰黒の袴、黒の足袋です。
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2008年4月12日(土)  No.1734

true tearsパネル展
 城端の桜が見頃となりました。向野の桜や別院式台門の樹齢360年のしだれ桜が咲いています。 明日明後日の土日はしだれ桜まつりのメイン開催日となり、様々な催しが行われます。
 今年はアニメtrue tearsの富山放送と重なったこともあり、「トゥルー・ティアーズ」パネル展を開催します(写真をクリックすると拡大)。 旧城端にぎわい館じゃんとこいを目一杯使った展示です。 午後から準備をしました。
 P.A.WORKS提供のアニメパネル(40枚)とモデルとなった城端の写真、50インチモニターに映し出される編集映像、出演者サイン入りポスター、アフレコ台本etc.…。貴重な展示だと思います。
 さらにオリジナルB1サイズポスターは「善徳寺山門」と「曳山祭」「曳山祭」を入れた、城端限定のものです。 面白がって「あいちゃん焼き」もやっちゃいます。
 ほどよい広さの会場はとても使い勝手が良いです。 明日はどれくらいの方がお越しになるのかと考えるとワクワクします。
 きょうは茶縞ウールに茶色の半衿、辛子の角帯に焦茶の袴、茶色の足袋にダカ織りのストールです。
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2008年4月11日(金)  No.1733

女湯に入る
 しだれ桜まつり期間中、桂湯さんで「手づくりのれん展」を開催しています。
 ちょっと覗かせていただくと、「どうぞ!入るマッシャイ」と奥へと案内されます。 言われるままに、ついに湯船にまで足を踏み入れてしまいました(右写真)。 大人になって女湯に入るチャンスがあろうとは…。 面白いですよ〜、ぜひご覧になってください。
 花冷えというんでしょうか、きょうはとても気温が低いです。 青縞ウールに黄土色の半衿、黒の角帯に灰黒の袴、紺の足袋。 ようやくスノータイヤを交換できました。
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2008年4月10日(木)  No.1732

春の始まり・朝の始まり
 神明通りの桜が満開です。 城小名物「花のトンネル」をくぐって登校してくる子どもたち。 兄弟や近所の上級生に連れられて仲良し登校する一年生がカワイイです。
 新しく赴任された校長先生は毎朝校門に立っておられます。 始業式に約束したんだそうです、子どもが先に挨拶するようにと。 大人に急かれて「仕方なく挨拶」するんじゃなく、「率先して挨拶」する子になってほしいとの願いだからです。
 校長の思いが伝わったのか、子どもたちは大きな声で元気に「おはようございます!」と声を出してます。 先生も一人一人の目を見て「おはよう!」と答えます。 こうして明るい一日がスタートします。
 校門前に看板が立ちました『城端小学校 避難場所』 体育館の耐震工事が完了したので、万一の時にここを利用するのだそうです。 「万一」がこないことを願ってます。
 きょうはグレー縞の片貝木綿に黒い半衿、帯無しでギャルソンエプロン、グレーの足袋です。
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2008年4月9日(水)  No.1731

フルーツチーズ
 「安くなってた」そうで、妻がドライフルーツ入りのチーズを買ってきました。 オーストラリア産です。
 「え?フルーツ入りのチーズぅ?」あまり期待せずに食べてみると、これが抜群に美味しい! 薄いクラッカーにのせて食べるとデザートのようです。 家族みんながハマりました。
 厚めに切るよりも薄くスライスした方がおいしい気がするのは、僕が貧乏性だからでしょうか(笑)

 桜が満を持して咲き始めました。 こうなると一気に開花しそうです。
 城端はまちなかに名桜が点在してるので、まめにチェックが必要です。 城端しだれ桜まつりの特設ブログにはリアルタイムの桜写真が投稿&掲載されてます。 とても便利ですのでご利用ください。 また携帯で撮影した桜の写真を送っていただければ幸いです。
 きょうはグレー木綿の袷に黒の半衿、黒の角帯に灰黒の袴、黒のタビックスです。
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2008年4月8日(火)  No.1730

あなたのふるさとはどこですか?
 待ちに待った「true tears」(以下TT)地上波放送が始まります(BBT深夜2時すぎ)。 楽しみにしていたこともあり、夜更かししてリアルタイムで視聴することにしました。
 主題歌が流れる前に見覚えのある映像が流れます。「あれ?城端の街並だ、ひょっとしてTT始まったのかな」と思ってたら、CMでした。 城端の実際の街並とTTで使用される街並を順に映し出した後(画像をクリックすると拡大)、南砺市や商工会などのスポンサー名とともに「あなたのふるさとはどこですか?」…と。
 やられました。 KNBふるさとスペシャル「となみ詰所」のCFにも驚きましたが、やっぱ砺波地方はすごいなぁ。
 このCFは消さずに保存しておくことにします。 見逃した方は次週(4/14 26:00〜)ごらんください。

 「城端でこれからあるイベント案内」を運営してますが、TT公式ブログからリンクを張っていただいた途端、アクセス数が10倍以上に跳ね上がりました。 TTの人気は凄いです、しだれ桜まつりでのパネル展が楽しみになりました。
 TT公式ブログには限定販売の書き下ろしオリジナルポスターが掲載されています。 CFで流れた城端の街並が使われている感涙ものです。 記念に僕も買うことにします。
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2008年4月7日(月)  No.1729

お花の針さし作り
 当店では城端しだれ桜まつりに「花の針さし作り教室」(4/13)を開催します。 小さい盃と古布で花をイメージした針山を作るんです。
 講師はいつもお世話になっている丹羽やす子さん。 所要時間は約30分、講習料(材料費込)は500円。 作って良し、飾って良し、可愛い針刺しはいかがでしょうか? 当日参加OK!見学歓迎です。
 いま店内には見本がずら〜っと並んでいます(右写真をクリックすると拡大)、いっせいに花が咲いたようできれいですよ。
 きょうは茶系の縞木綿に金茶の半衿、辛子の角帯に焦茶の袴、白茶の足袋です。
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2008年4月6日(日)  No.1728

「あいちゃん焼き」試作中!
 城端しだれ桜まつりが始まりました。 桜のほうはまだちょっと…ですが、お客様はたくさんお越しになってます。
 今年は開花が遅れると見込んで祭のピークを後半(4/12と13)にもってきました。 週末は例年以上の催しがありますが、目玉は「トゥルー・ティアーズ」パネル展でしょう。
 城端が舞台となったアニメ「true tears」の富山テレビでの放映開始を記念(?)して、旧じゃんとこいで開催します。 城端や南砺市&氷見&高岡&富山を舞台にした青春アニメがあり、地元企業のP.A.WORKSが製作してるということを、地元の方に知っていただきたいと考えました。
 「true tears」は今期一番の傑作との呼び声も高い作品で、熱心なファンが続々と城端にお越しになってます。 その方々にも喜んでいただけるように、二日間限定で「あいちゃん焼き」を販売します(100円)。 (注;あいちゃんというのはヒロインの一人で、今川焼屋の看板娘です)
 さらにtrue tearsポスターも限定製作&販売することになりました、城端舞台を背景にしたオリジナルです。 これはレアものでしょう。
 これらは3月の会議のアイディアが実現したものです。 だやだやではなく、自らイベントを楽しむ姿勢があると勢いづくものですね。
 きょうはアイボリーの揚柳木綿に薄茶の半衿、裂織りの角帯に薄手の綿袴、白茶の足袋に黄色の麻ストールで春の装い。
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2008年4月5日(土)  No.1727

金子みすゞの版画展
 水上悦子さんの木版画展「金子みすゞの詩から」の準備をしています。 どなたでも気軽にご覧頂けるよう、今回はつづらこみち中心に展示しました。 通り抜けていただくだけで金子みすゞさんと水上さんの世界に浸れることでしょう。
 つづらこみち奥のほう(東町側)や店内にも作品を飾ってますので、どうぞごらんください(右写真をクリックすると拡大)。

 午後はしだれ桜まつりの準備です。 別院式台門の糸桜はまだ色づいたところですが、白梅が見頃です。 明日の城端しだれ桜まつりには開門し一般公開されます。
 なお、きものでお越しのお客様は当店にお立ち寄りいただくだけで、「共通コーヒー券」を進呈します。 しだれ桜まつりに華を添えてくださることへの感謝の気持ちですので、遠慮なくお越しください。
 さらに今日は小中学校の入学式でした。 城端小学校は四割くらい、中学校でも1〜2割の方が和装です。 一昨日の日記のハナシじゃありませんが、着物回帰が着実に広がってると思うと嬉しいです。 妻は朝から何人もの方に着付けのお手伝いをしました。 むろん本人もきもの(色無地)で出席です。
 きょうは白茶の木綿に薄茶の半衿、辛子の角帯に焦茶の袴、茶色の足袋です。

水上悦子さんのWebサイト】 http://www.etsuko-hanga.com/

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2008年4月4日(金)  No.1726

はっさくマーマレード
 いつもお世話になってる方から手づくりマーマレードを頂戴しました。 きっちり原材料を明記し、瓶詰めしてあります。 昨年も頂いたのですが、美味しくてすぐに無くなりました。 家族の中で特にパン好きの母と次男は大喜びです。
 食の安全が懸念されて久しいですが、こうした作り手の姿の見える食品っていいですね。
 ミカン繋がりで余談をひとつ。とれないシール糊を落とそうと有機溶剤を買いに行ったら、地元の加藤建材さんが「こっちのほうがいいですよ」とオレンジ系のスプレーをすすめてくれました(住友スリーエム、商品名;クリーナー30)。 これが気持ちイイくらい良く落ちるんです。 安全で安心な情報提供に感謝します。
 きょうはグレー木綿袷に黒半衿、黒角帯に灰黒袴、グレーの足袋です。
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2008年4月3日(木)  No.1725

京都きものレンタル事情
 家族旅行二日目、目的地は京都東山界隈です。
 宿(レイクフォレストリゾート)をゆっくり出発したのが失敗でした。 R24は混み合い、京都市内についたのは正午を回ってました。 予定の駐車場もすでに満杯で、しばらく待ったのち高台寺Pにすべり込みます。 調べもせずに向かった我々が悪いのですが、よく考えると桜のハイシーズンで、清水寺の特別拝観もあれば混むのは当然ですね。 とにかく人・人・人・でした。
 この時点でみんなグッタリしたかと思いきや、二年坂・産寧坂で俄然元気になり、いろいろな店をのぞき回ります。 気候も良く桜も満開で外で待つのも苦になりません。
 定点観測(?)していて目立ったのが、舞妓体験と着物レンタル。 特にきものレンタルにはいたるところで出会いました(右写真をクリックすると拡大)、女性だけじゃなく男性も。 ほとんどポリ着物に半幅帯ですが、アンティーク風の柄付けでなかなか素敵です。
 近くのギャラリーでいろいろお話しを伺うと、良いものをちゃんとコーディネートして貸し出してくれるお店もあるとか。 「今の若い子にはきもの好きな子が増えてるので、本物を適価で販売できる呉服屋は大丈夫でしょう」と明るいコメントもいただけました。
 京都とは観光地の規模が違いますが、城端でもきもの一日レンタルを実施しています。 絹のまち城端らしく、アンティークではありますが着物も帯も正絹です。 5日から始まる城端しだれ桜まつりを着物で楽しみませんか
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2008年4月2日(水)  No.1724

奈良-京都 家族旅行
 きょうは家族旅行の初日です、朝五時に家族五人で車で出発しました。 目的地は関西方面、奈良ー京都です。 カーナビも無いし、道に迷うことを想定して早めに出ましたが、休憩しながらも順調に走行でき奈良到着は朝の9時半。 奈良公園周辺だけの散策に絞ったので、時間はたっぷりあります。
 東大寺や春日大社を訪れ、鹿とたわむれ(次女は怖がってましたが)、奈良町をぶらり歩きします。 大仏様と御縁を結ぶという、鼻の穴くぐりもしっかりやってきました。 奈良観光は中学校の修学旅行以来の30年ぶりですが、時間に追われる団体旅行と違ってゆったりのんびりできます。 中学当時は大仏しか眼中に無かったのですが、この大仏殿って近くで見ると凄いんですね、圧倒されます(左写真)。 ちょうど桜が咲き始める季節だったので、とてもきれいでした(写真をクリッックすると拡大)
 興福寺の国宝館もみんなで鑑賞。 初めて見る「華原磐」になぜかドキドキします。 「阿修羅像」と目線がビタッと合います、仏像というより等身大の人間と対峙しているようです。
 「千手観音像」の前で固まってしまいました、傍らの妻は涙を流してます。 像だという気がしません、人間を救済する仏とはまさにこんなお姿をしているのではないかとさえ感じます。
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2008年4月1日(火)  No.1723

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