今日の日記は二本立て。 午後は富山県洋舞合同公演に出演する長女の応援に県民会館へ。 県内9つの団体が20分の持ち時間で舞台演舞します。 少し送れて到着したら、3階席までお客さんでいっぱいです。 これ無料公演じゃないんです(1,000円の低額ではありますが)、ここまで人が入ったことにビックリしました。 でも各団体とも構成に工夫を凝らした見応えのある舞台でした。 実は次男も一緒だったんです。 「どーあっても浴衣を着ていきたい」ということで、魚つかみ大会終了後、自分でいそいそと着替えてきました。 洋舞を見た後は、仁義でチケットを購入した「人体の不思議展」(左写真)もちらっとのぞいてきます。 「ホンモノの屍体」というがウリだったんで気が進まなかったんですが…。 会場の市民プラザは予想以上の人だかり…。 若い方が多く、みなさん恐いもの見たさで足を運んでらっしゃるようです。 ただ屍体(プラストミック標本)は人間としての尊厳まで切り刻まれているような気がしました。 こんな状態で衆目にさらすのは、故人の生前のことを憶うと忍びないし、申し訳ない気がします。 遺志による献体だそうですが、「こんなはずでは…」と思ってらっしゃるのではないかと…。 僕は子どもに見せるべきではなかったと悔いました。 屍体だからダメなんじゃなく、見せ方がいやだったんです。 お題目(開催趣旨)は『人体標本といえば医学、特に解剖学という専門分野でしか知り得なかった世界を一般に公開し、人体標本を通じて「人間とは」「命とは」「からだとは」「健康とは」を来場者に理解、実感していただき、またその人体標本が「あなた自身である」ことの共感を得ることです。』と立派ですが、会場はおよそ学問的な雰囲気ではなかったですし、会場出口で販売していた人体グッズは悪趣味の極みです。 どうせ見せるなら子どもには美しいモノを見せませんか? 早々に会場を出て、隣接の富山市新収蔵ガラス作品展を見学しました(無料)。 綺麗な作品を眺めていると心が安らぎます。 大木 泉さんの「昇華」が印象に残りました。 「ホッとします」と受付の女性に漏らしたら「みなさんそうおっしゃいます」だって。 やはりそうですよね。 帰りに十数年ぶりに城址公園の中を散歩(右写真)。 町のど真ん中にこんな空間があるのも凄いことです。 きょうは縞の片貝木綿に黒地の半衿、カラシの角帯に灰黒の袴です。 (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
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2007年8月19日(日)
No.1496
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