「美しい装いきよべ」店長のきもの日記 過去ログ2006年5月

プレミアTシャツ?
 きょうはチャレンジデー。 スポーツするきっかけに(?)、良く似た人口の他町村で15分以上運動した人の比率を競うのだそうです。 僕は昨年同様ラジオ体操で参加しました。
 子どもたちは体育館でチャレンジ・ザ・ゲームを。 抽選でチャレンジデーグッズが配られていて、Tシャツを2枚もらった方が一枚譲ってくださいました。 限定30枚だったそうですから、プレミアものでしょうか?? 「住民総参加型チャレンジデー2006」と書いてあります。 胸に小さく「笹川スポーツ財団」、首の後ろに「日本財団助成事業」と刷られてました。 ふ〜〜ん、日本船舶振興会なんだ。
 南砺市の参加率は昨年より5%ダウンの61.8%でしたが、対戦相手の筑後市は58.0%、四條畷市41.2%で勝ちました。 だからどうしたって感じですが…。
 チャレンジデーをきっかけに地域の大人が夏休みのラジオ体操に参加してくれないかなぁと願ってます。 「オハヨウございます!」の挨拶を交わし、大人が子どもの顔を、子どもが地域のオジちゃんオバちゃんの顔を知ることで、普段からつかず離れずの温かい見守りができます。 「地域で子育て」の機運が盛り上がるのではないでしょうか? ラジオ体操参加をことあるごとにお願いしようと考えています。
 きょうは縞の伊勢木綿にくすんだ黄色の半衿、黒の角帯に灰黒の袴によきもの倶楽部の足袋です。
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2006年5月31日(水)  No.1037

城端のンまいもん! その6
 城端の隠れた美味しいものを紹介するこのコーナー、久しぶりの登場です。 今回は「合掌 かず良」さんの「ドジョウのからあげ」です。
 かず良(かずら)さんは珍しい山の幸を味わえる宿泊旅館ですが、食事だけの利用の方も多いです。 ダムに水没することになった合掌造を桜ヶ池湖畔の高台に移築したのですぐ目につくと思います。
 人気の「石挽き手打ち蕎麦」も野趣があっておいしいですが、写真の「ドジョウのからあげ」と「ソバのからあげ」は飽きることなくポリポリ食べ続けてしまいます。 他の料理と一緒にご注文なさることをお薦めします。
 きょうは白茶の木綿に縞の半衿、裂織りの角帯に薄茶の腰板無し袴、白茶の足袋です。
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2006年5月30日(火)  No.1036

城端ドーム?
 現在城南パークのステージ隣に大きな建物を造っています(左写真)。 中学校グランド側から見るとまさに城端ドーム(右写真)。
 砂入り人工芝の屋内グランドで2階にフィットネスジムとランニング走路を備える体育の殿堂です。 総合型地域スポーツクラブNPO法人「クラブJoy」の活動拠点となります。 雪深い城端で冬のスポーツと言えば「雪すかし」がメインだったのですが、これからは様変わりするでしょうね。 僕もサポーター会員として登録ました。 会員No.1111のキリ番です。 
 きょうは揚柳の単衣に、薄い黄土の半衿、黒の角帯に茶系の袴、同色の足袋です。
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2006年5月29日(月)  No.1035

たんぼの学校ー学習の効果?
 今日は5年のわくわく体験教室「田植え」です。 子どもたちを連れて、立野ヶ原のタンボに出かけました。 昨年の経験(泥試合)から我が家は3人ともカッパ着用です。
 他の保護者は…ツナギに帽子に手ぬぐい、足元は深長靴!? おぉ完全にお百姓さん姿、ヤル気満々です。 例年遠巻きにして見てるだけだった親が今年はついに田んぼに入ります。 山瀬悦郎さんの指導のもと、ひだまりくらぶのサポートもあり、お母さん方もキャーキャーいいながら田植えに参加してくださいました。 親子で一緒に、夕食の話題にのぼるような活動をすることもこの「わくわく体験教室」の目的なので、とてもいい傾向です。
 昨年は半々でしたが、今年はすべてモチ米です。 というのは「小学校完成記念大モチつき大会」をして全住民で祝おうという壮大な計画があるからです。 考えただけでワクワクします。
 人海戦術であっという間に田植えが終わった後は、空けておいた田んぼで恒例の泥合戦。 子どもたちはこれが一番の楽しみのようです。 待ちきれずにフライングする男の子続出…。 僕も参戦しましたが、完全防水のカッパでも口内や目の中まではガードしきれませんでした。 結局、頭からつま先までドロドロになって帰路につくのでした。 まだまだ学習が足りません。
 写真は苗の空中補給(?)をしようとしてる姿。 放り投げた苗爆弾は、お約束のように足元に着弾し、盛大な泥ハネを衣服につけることに…。 何をやっても楽しい田んぼの学校です。
 帰ってシャワーを浴び、揚柳の単衣に薄い黄土の半衿、黒の角帯に茶系の袴、同色の足袋に着替えます。
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2006年5月28日(日)  No.1034

動き始めたPTA
 PTA関係の会議・総会が続きます。 昨夜は安全環境委員会、7月2日城端初開催の「こども110番の家ウォークラリー」について協議。 いざというときに110番の家に飛び込めるように、敷居を低くする目的で歩くわけですが、趣旨を大事にしつつ、いかに楽しくするか知恵をしぼってます。 また欲張って「子どもたちに危険察知能力をつけさせる予習」もできないかと考えてます。
 今日は砺P連の総会、記念講演の講師は県PTAアドバイザー水上昭次さんです(写真)。 校内暴力で荒れた中学校を立て直した元校長です。 親の教師への信頼と、PTAと学校との連携がとても大切だと教わりました。
 夜は城端子ども会育成会の総会。 「同じ子ども対象の組織なので、今後PTAと連携したい」と伝えます。 また「地域に一番近いのは子ども会育成会(児童会)だから、子育てに関して地域に働きかけて欲しい」とお願いしました。
 明日午前は5年生のワクワク体験教室、午後は市P連の総会、明後日はPTA運営委員会です。

 富山県PTA連合会にはアドバイザー制度があり、PTAのOBやOG、元教職者などすばらしい人材が登録されています。 城端小学校でも6月9日(金)夜7時半より松本久介さんの講演会があります。
 タイトルは「今、こどもたちが何か変だ〜家庭・学校・地域に求められるもの〜」 長くPTA活動に携わった経験から、20年前と現在とでは子どもを取り巻く環境が激変して、従前と同じでは子どもが育てられないことをお話しになります。
 新年度のスタートに保護者の方々に問題意識を持っていただこうと企画しました。 危機感の無いところに能動的な活動は望めません。
 講演会は申し込み無しでどなたでも聴講できますので、お気軽にお越しください。
 きょうは緑のコサシルクに生成りの半衿、辛子の足袋に薄緑の袴、生成りの足袋です。
2006年5月27日(土)  No.1033

一緒に登校しませんか?
 校門に立つようになって10ヶ月余り、最初はぎこちなかった挨拶も、今ではすっかり子どもたちと仲良くなり、ハイタッチできるようになりました。
 後ろに立ってハイタッチに参加する子がいたので、試しに左右に動いてみたら真似をします。 面白がって上体を大きく回すと、時間差ダンス(?)のようになりました。 ちょっと練習して他の子のウケを狙います。
 …とまぁ、朝からこんなことして遊んでいるので、楽しいですよ〜。 時々でいいからどなたか御一緒しませんか? (朝7時40分〜8時の間。子どもたちの安全のため、車は行政センター等にお停めください)
 家に帰って、白地の文人絣に裂織りの角帯、腰板無しの木綿袴に着替えます。
 3日前の謎の卵は、毛虫(イラガ)が出た跡だそうです。 城端ではスナンタロウと呼ばれる毒蛾です。 館長さんありがとうございます。
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2006年5月26日(金)  No.1032

「高杉晋作と奇兵隊」金沢公演
 はぐるま座は山口の劇団で、今月は石川県、6月は富山県を巡業します。 6月11日(日)は城端伝統芸能会館じょうはな座で2回の公演があります。 実行委員会名は「なんと奇兵隊」僕もいち隊員です。 ひと様に自信を持って薦めるにはこの目で芝居を見ておかなきゃ…と考え、先行する金沢公演を見てきました。
 開演直前のロビーは老若男女でごった返しています。 上は戦争体験者から下は高校生の団体まで、若い女性グループや詩吟の会、普通(?)の家族連れなど多種多様です。
 芝居はホントまじめに歴史をなぞってます。 といっても退屈な話ではなく、とても面白い。 幕末の長州の一地方のことを知ることで、日本全国の流れを推し量ることができます。 「攘夷」「佐幕」などの用語もうまく台詞として説教臭くなく伝えて、歴史に疎い僕でもちゃんと理解できました。 テンポもいいので、3時間近い芝居があっという間です。
 劇中で高杉晋作が、長州のこと、日本のこと、人々のことを熱く語る姿に感動すら覚えたものです。 明確なビジョンを持って行動すれば必ず成就するものなのですね。 感受性豊かな中高生にぜひ見てほしいと思いました。
 終演後ロビーで見送る役者さんや地元エキストラと記念撮影。 じょうはな座でも記念撮影できます。
 きょうは黄色のコサシルクに山吹の半衿、辛子の角帯に薄緑の袴、白茶の足袋に右近下駄です。
 ビックリしたのは伯父が会場受付に座っていたこと…。金沢実行委員会の副会長だそうです。 何にでも首を突っ込むところは家系でしょうか(笑)
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2006年5月25日(木)  No.1031

きもので庭いじり
 今年もコンテナガーデン設置の時期になりました。 招集のFAXを見て、着替える間もなく慌ててグラウンド前に駆けつけます。
 多年草の根が絡み合っていたのと、土の入れ替えをしたので、かなり手こずりましたが、まぁ形になったのではないでしょうか。
 途中で雨が降ってきて、きものの上から黄色いカッパをスッポリ被った怪しさ抜群の身なりとなりました。
 きょうは縞の片貝木綿に焦げ茶の半衿、黒の角帯に薄手の木綿袴です。 濡れて多少泥はつきましたが、洗濯機で洗えるのでラクチンです。
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2006年5月24日(水)  No.1030

桜の実、とこれは何???
 神明通りの桜が赤くてかわいい実を付けました。 残念ですがサクランボとは違います。
 桜の枝には白い卵のようなものがいくつか付いてます。 穴のあいたものもあり、あたかも卵から孵ったように見えます。 いったいなんなんでしょうか? ご存知の方がおられたらお教えください。
 店が工事中のとき、神明通りに仮住まいしてました。 春になると見たことも無いヘンテコリンな巨大昆虫がウジャウジャわいて出て少々ショックでした。 桜の木にはいろんな虫がいますね。
 きょうは伊勢木綿に焦げ茶の半衿、黒の角帯に焦げ茶の袴で素足です。
2006年5月23日(火)  No.1029

ピンホールカメラにチャレンジ
 運動会の代休日。 店も休みなので、下の子と約束していたピンホールカメラ作りに挑戦することにしました。
 材料は、空き箱・トイレットペーパーの芯、ビデオのプラケース、黒い紙などです。 フンフフン♪と鼻歌まじりで楽しく作業し、あっという間に完成!・・・・したのですが、なんにも映りません。
 どうもピンホールの精度が悪いようです。 ビデオケースのスクリーンと焦点距離をトイレットペーパーで合わせるのはいいアイディアだと思ったんだけどなぁ…。 ちゃんとした穴をあけて再度チャレンジします。
2006年5月22日(月)  No.1028

運動会を目一杯楽しむ
 よく晴れた城端小学校の運動会。 新築工事の工事用車両通路確保のためスタンドが使えず、ちょっと狭いグランドでの開催です。 保護者の苦情があるかな…と思っていたんですが、間近で見られて逆に好評だったようです。 日差しを避けて奥の木々に場所取りしたご家庭も多かったですし。
 低学年の障害物競走(左写真)に、校長先生やひだまりくらぶの方々と一緒に参加しました。 …といっても椅子に腰掛けたまま、握手したり、肩を叩いてもらったり、ジャンケンしたり…というラクなものです。 小さな子が一所懸命走ってくる姿は微笑ましく、つい応援してしまいます。
 去年は100m走でしたが今年は辞退し、代わりにPTA執行部有志が出場しました。 伝統の火を絶やしてはいけません(笑)
 さて右写真は映画の撮影…ではありません。 許可をいただき昼休みに「高杉晋作と奇兵隊」の宣伝をさせていただきました。 サンドイッチマンにサムライ、さらにスポーツチャンバラと目立つ3人だったので、評判は上々(?)でした。 ご購入くださった方々ありがとうございます。
 ただ「あんたら出るがけ?」と勘違いなさった方が多かったようで…。 はぐるま座はプロの劇団です、見応えのある本格的な芝居ですので、ご期待ください。
 終了後、某所で「運動会 その2」に参加。 先生方にいろんなお話をお聞きすることができました。 これだけ日差しが強いのに、児童はテント無しで応援席に固まっており、熱射病の恐れがあること。 一部の保護者がタバコの吸い殻やシートの置き石をグランドに放置していること。
 さらに子どもたちの普段の生活にまで話が及び、改築中のため、校舎からグランドが遠いのがまず問題で、運動不足のせいか肥満傾向の児童が多いこと。 目覚めてすぐに朝食を摂る為か、しっかり食べてない子がいるようだとか、いろんな問題が見えてきました。
 朝から夜まで運動会三昧の一日でした。 友人に「あんたホンマ楽しんどるね」と言われました、ハイその通りです。
 きょうは生成り木綿に縞の半衿、辛子の角帯に薄手木綿の袴、白茶の足袋です。
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2006年5月21日(日)  No.1027

一八豪雪の被害
 西上地内で二軒の空き家が解体されました。 今冬の豪雪で、屋根が破損したり、雨漏りがしたせいだとか。
 左写真は曳山会館裏の古い町並みのY字路にあったお宅。 右はぼたもち坂を上りきったところにあるお宅です。
 古い家がなくなってしまうのはちょっと残念な気がします。
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2006年5月20日(土)  No.1026

PTA関係者の必読本
 PTA関係者だけでなく、地域を愛する人に是非読んでいただきたい本があります。
「元気コミュニティ!秋津 学校を基地にお父さんのまちづくり」「『地域暮らし』宣言 学校はコミュニティ・アート!」(岸 裕司著/太郎次郎社刊)
 学校と地域の融合(学社融合)を唱えて、できる人が,できるときに,無理なく,楽しく動き始めた、習志野市立秋津小学校コミュニティの活動を詳細に書き下ろした本です。 といっても堅い本じゃなく、読んでいると楽しくてワクワクさえします。
 僕が理想とする城端小学校の未来の姿が実在したことがオドロキです。 秋津小学校に倣って、学社融合を進めている学校がポツポツ出始めました。
 私的な考えですが、「勉強っちゃ楽しいもんながや」と気づいてくれれば小学生時代はOKだと…。 地域の大人が学校で生涯学習に取り組む後ろ姿を見て、目先の「受験勉強」ではなく、その先にこそ学習する(したい)ことがあるのだと気づいてくれたなら…。
 「学校は地域コミュニティの核である」と、いまこそ確信しています。
 きょうは薄手の揚柳木綿に辛子の角帯、柳色の袴、白茶の足袋です。
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2006年5月19日(金)  No.1025

ハニワの噴水発見!
 城南パークに屋内運動場を建設するため撤去された通称;埴輪の噴水。 どうなったのかと思っていたら、城端中学校敷地で発見しました。
 いつの間にここに移転したのか全くわかりません。 しょっちゅう通ってるんですが、気づかなかった。 残念ながらすでに噴水ではありませんが、僕の中学時代と同じく登校してくる生徒を見守っています。
 きょうは肌寒いのでグレー木綿袷に黒の半衿、黒の角帯に灰黒の袴、濃紺の足袋でした。
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2006年5月18日(木)  No.1024

ちぎり絵 その2
 城端にぎわい館「じゃんとこい」で『嶋谷久美子ちぎり絵 その2』が始まっています(5月31日まで)。 城端のシンボル袴腰や水芭蕉などを、3年前の個展より一段と精緻に描き出しています。 遠目で見ると「これがちぎり絵?」と驚かれることでしょう。 ちぎり絵の可能性はまだまだあると感じさせる作品展です。 どうぞご覧ください。
 きょうは生成り地の久留米文人絣にくすんだ黄色の半衿、裂織りの角帯に草木染め薄緑の袴、緑の足袋です。
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2006年5月17日(水)  No.1023

獅子捕りならぬイヌ捕り
 以前学校にゴールデンレトリバーが登校したことがありましたが、今朝は首輪をつけた柴犬(?)が子どもを追いかけて(追い立てられて?)飛び込んできました。 人なつこい犬で、子どもたちとじゃれ合っています。 吠えたり噛んだりする様子もないので見てましたが、アッと思う間もなく校舎の中へ…。 慌てて追いかけ、先生と子どもたちを交えての大捕り物が始まりました。
 なんとかだましだまし連れ出すことに成功した途端、西新田の獅子舞(5/16祭)が顔を出し、ヒラヒラした衣装を見た犬が興奮(?)し、さらにオオゴトに。 と、まぁ、にぎやかな朝でした。 写真の子どもたちの輪の中に犬がいます。
 実は昨日、のむら薬局さんの愛犬ペスが永眠しました。 そんなことがあったので、この犬の登場がなにか嬉しくって。
 きょうはグレー縞の片貝木綿に黒の半衿、黒の角帯に灰黒の袴、よきもの倶楽部の足袋…。 モノトーンで喪中のようです。
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2006年5月16日(火)  No.1022

蜷川幸雄演出「タイタス・アンドロニカス」
 先日オーバード・ホールで蜷川幸雄「タイタス・アンドロニカス」を観てきました。 シェークスピア最大の悲劇(惨劇?)として知られた作品です。
 開演ぎりぎりに入ると、ロビーや通路に衣装が吊るされています。 旗や小道具までも…。 展示かなぁ?と思って席(オーケストラピット内、前から3列目)に向かいます。 後で知ったのですが、この衣装は実は実際に着用するもので、ロビーで着替えて何度も通路(席の真横)を花道のように通り抜けていきました。
 開演直前の舞台では役者たちが発声練習(?)をしています、白くカッコいい衣装をまとって…。 僕が言うのも変ですが、ホントいい男揃い。 来場の9割が若い女性だというのも頷けます。
 話の筋は映画(DVDも買いました)で確認済みなので、すんなり理解できました。 感想ですか? う〜ん、ひたすら美しかった。 白と赤のコントラスト、衣装デザインなど映画(アカデミー賞ノミネート)以上です。 夢に見そう。
 タイタス役の吉田鋼太郎さん、麻実れいさん(タモーラ)の演技にはゾクゾクしましたが、真中 瞳さん(ラヴィニア)と小栗 旬さん(エアロン)はちょっと違和感があったかなぁ。演技じゃなくってキャラ立ちです。厳しいですか? 最大の賛辞を捧げたいのが少年ルーシアス役の桝井賢斗くん(11歳)、涙を流しての演技にもらい泣きする女性が続出してました。 影の主役?
 最後はスタンディングオベーションで気持ちよく会場を後にすることができました。 おもしろかった。
2006年5月15日(月)  No.1021

お客様をお迎えする花
 展示会も最終日、きょうはきもの姿でお越しになる方が多いです。 「茶会」「お稽古」「気分で…」など理由は様々ですが、嬉しい限りです。 商売ヌキにして、きものの話をするだけでも楽しいです。
 店の入り口にはお客様をお迎えする花を飾っています。 芍薬とスズラン、かたや気高く華やかに、かたや頭を垂れてひっそりと、あなたはどちらがお好みですか?
「凛として」沢山のお越しをいただきありがとうございます。 展示会は終わっても単衣&夏もの&浴衣&夏小物は常備していますので、いつでもお越しください。
 きょうは白茶の木綿単衣に柿色の半衿、辛子の角帯に焦げ茶の袴、薄茶の足袋です。
2006年5月14日(日)  No.1020

何に使います?
 お客様がオブジェを作ってくださいました。 ボールに糸をぐるぐる巻きにして接着剤で固めた後、空気を抜くのだそうです。 糸はこだわって(?)川島織物の物を使ったとか。 城端が産んだ天才西村太冲翁の渾天儀(こんてんぎ)みたいですね。
 このまんまるの球体、なにに使いましょうか? ランプシェード?花瓶? アイディア募集しています。
 きょうはグレーの縞紬に青鈍の半衿、グレーベースの角帯をヘタレ結びにした着流しです。
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2006年5月13日(土)  No.1019

テレビ取材
 NHK富山局から「来週月曜日のデジタル連峰 イブニングアクセス富山で『和に浸る』という特集を組むので、協力してもらえませんか?」と連絡がありました。 きもので生活してる僕の日常の姿を取材し、キャスターの田村典子さんが「一日きものレンタル」で城端の町を散策したいのだそうです。 きもの姿の似合う町“城端”がアピールできるなら!と壱も弐もなくお引き受けしました。
 「凛として〜単衣・夏ものの会〜」の様子と、お向かいの本屋さんで立ち読みしてる姿を撮影し、「きものへの想い」をたどたどしく語りました。  深夜二時迄展示会の準備していたので、ネムくって…ユルんだ顔で映っていると思います。
 田村さんが和装に着替えた後「機の声じょうはな」長田久美さんのガイドで、善徳寺周辺を中心に歩き、新しくできた「善哉」(田村萬盛堂2階)さんでほっこり珈琲タイム。 帰り際に「楽しい取材でした」と言ってくださったのが嬉しいです。
 放映は5月15日(月)午後6時10分〜だそうです。
 きょうは地紋のある黄色いコサシルクに生成りの半衿、辛子の角帯に薄緑の袴です。
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2006年5月12日(金)  No.1018

小さな呉服店の大きな野望
 明日から「単衣・夏ものの会 〜凛として〜」が始まります(14日まで)。 今日は朝から準備です。
 二階催事場には選び抜いた夏きものと帯&ゆかた、一階には夏の小物と草履&バッグを陳列しました。 ウチぐらいの規模の家業店で、これほど夏物に力を入れている店は少ないと思います。
「城端がきもの愛好家のメッカとなり、例えば虫干法会に日傘をさしたきもの姿の女性が何人も町を散策している」な〜んて想像するだけでも楽しいじゃないですか。
 究極のお洒落は夏のきもの姿だと思いませんか? 素材を選べば思いのほか涼しいのでビックリしますよ。 夏場にジーンズという暑いカッコで我慢(!)していたのがウソのようです。
 夜はじょうはな座で「高杉晋作と奇兵隊」の集会。 じょうはな座で上演する意味については前回議論しました。 今夜は子どもたちに見せる意義を話し合った結果、『本物』の演劇をナマで見せたい!とのシンプルな結論に達しました。 テレビや映画は五官で感じ取ることができません。 子ども時代にこそコドモダマシじゃないものを見せておきたいです。
 なんと奇兵隊の隊長も正式に決まり、士気も高まります(余談ですが、隊長の永井JAなんと組合長は高杉晋作にとてもよく似ておられます)。 上演まであと1ヶ月、楽しみながら活動を続けたいと思ってます。 まず21日の小学校の運動会に乞うご期待(?)
 きょうは伊勢木綿に黄土色の半衿、グレーの袴です。
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2006年5月11日(木)  No.1017

城端十景 その七「縄ヶ池」
 展示会のチラシが刷り上がりました。 ここ数年間、城端十景と題して町内の見所を切り絵(もどき)にしています。 これまで市街地ばかりでしたが、水芭蕉の群生で有名な縄ヶ池にしました。 …と、決めたのはいいけど「絵」にしにくいので悪戦苦闘。 自然(樹木など)と人工物(建物など)との対比があった方がラクですね。
 縄ヶ池への道が現在通行止めのため、素晴らしい景観を見ることはできませんが、少しでもこの切り絵もどきがお役に立てれば幸いです。
 夜は井波小学校PTAの教養委員会にお邪魔して、6月2日の講演会についての打ち合わせ。 講演なんて初めての経験なので、なにをお話しすればいいのか悩んでますが、「ゆうやの笑顔活動」にはじまる城端小のとりくみを井波のみなさんにお伝えできれば意義があるかなぁ…と思ってます。 でもちょっと(実はかなり)ドキドキ…。
 きょうは黄色のコサシルクに地紋のある生成りの半衿、裂織りの帯をへたれ結びにして、腰板なしの袴。 妻は薄黄色の紬に品川恭子さんの名古屋帯です。
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2006年5月10日(水)  No.1016

たびNAVI じょうはなスタンプラリー
 またまたスタンプラリーが始まりました(12月31日まで)。 第四弾の今回からCDジャケットサイズに模様替えです。
 城端の名所「善徳寺」「曳山会館・蔵回廊」「じょうはな織館」「城端駅」「桜ヶ池クアガーデン」「じょうはな座」「協賛SHOP」をじっくり回ってスタンプを集め、豪華城端オリジナル商品(桜ヶ池周辺施設宿泊券など)をゲットしましょう!
 33店舗のお得なクーポンも付いています。 当店では「きもの一日レンタル2,000円(着付け料込)」です。是非ご利用ください。
 きょうは揚柳地の 香色の単衣に、生成の半衿、芥子色の角帯に薄柳の袴、白茶の足袋です。
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2006年5月9日(火)  No.1015

じょうはな座に駐車場
 城端保育所跡地が整地され、じょうはな座の駐車場になりました。 60台停まるようです。 周辺を含めて休日はそれなりの数が駐車できます。
 これで「高杉晋作と奇兵隊」が満席になっても大丈夫(?)。 チケットは当店にもありますのでよろしくお願いします。
 心配していた保育所の正門もちゃんと残されています。 想いは同じのようでホッとしました。 
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2006年5月8日(月)  No.1014

冬眠から目覚めたお寺deフリマ
 お寺deフリマ今年も始まります(4月は境内の積雪のため中止しました)。 今日はGW最終日、しかも雨模様の悪条件だったので少々寂しいスタートとなりました。
 それでも古着から、ナンジャコリャ!のものまでいろいろ出ています。 写真の売薬さんの紙袋セット(?)、使い道は思いつかないのですが、気になる一品です。
 5月のフリマについてはここに詳しく載せています
 次回は6月4日午後1時開催です。
 きょうはグレー縞の片貝木綿に焦げ茶の半衿、黒の角帯に綿袴です。 またまた素足ですが…寒かった。
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2006年5月7日(日)  No.1013

単衣・夏ものの会 〜凛として〜
 12日(金)〜14日(日)まで、自店にて単衣と夏ものの会を開催します。
 単衣のきものや夏のきもの、男性用の薄物、さらりとした襦袢、夏の小物、夏の帯…etc. 浴衣も出そろいました。 お気軽にお越しください。
「夏のきもの姿は どことなく凛として 小川のせせらぎや 清水の如く 辺りの空気を爽やかにします。そして着る人を より美しく 引き立てることでしょう。」
 きょうは縞の伊勢木綿に焦げ茶の半衿、黒の角帯に灰黒の袴。 暖かいのでついに素足です。
2006年5月6日(土)  No.1012

曳山祭を心から楽しむ
 朝6時から曳山の準備。 むろん昨日のうちに組み上がってるのですが、肝心の御神体(恵比須像)を山宿から曳山の台座に遷座しなくてはなりません。 曳山をシートで覆い、外から見えなくして作業を始めます。 どうやってるかって?それは秘密です…ヘヘヘ。
 その大事な作業を手伝わせていただきました。 若連中の時には知り得なかったことが、とても新鮮です。 曳山祭は奥深い…。
 僕の祭当日の仕事は庵屋台の才許です。 いってみれば屋台のドライバー(?) 通常は卒業年度にあたる若連中の仕事ですが、昨年は庵連合会長だったのでやれず終いでした。 ということで終日、カイカイと呼ぶ拍子木を打ち鳴らして、西上の屋台をコントロールします。 所望宿の入り方や、曳山との位置関係、さらに他町の曳山と付かず離れぬように、と結構頭と気を使う役割ですが、面白かったぁ。
 クラシカルに祭を運行したいとの思いから、ケータイやデジカメなどの機材は極力使いたくなかったので、祭の写真はありません。 写真は店内で所望をしたときのもの。 「きもので城端曳山祭を楽しもう」と題し、きものを着た方に座敷で庵唄を聞いていただきました。 戸外で聞くのと座敷で聞くのとでは、雰囲気だけでなく音の響きが違います、機会があれば聞き比べてください。
 音質は悪いですが、【きもので所望をうけている様子】のムービーもよろしければご覧ください。
 昨年の重圧から外れたせいでしょうか、今年は存分に楽しめました。 ホント良い祭です。
 観光でお越しになった方にどうやってこの祭の良さをお伝えするかが課題のひとつだと考えています。 「所望」「山宿」「傘鉾」「曳山と庵屋台」「獅子舞と剣鉾」など…、祭のしくみを紙媒体ではなく、地元の人が口伝えできればベストです。 その意味での観光ガイドグループ「機の声じょうはな」さんの活躍はめざましかった。 きもの姿で、祭の良さ、城端の良さを話されたので、聞かれた方はきっと城端のファンになってくださったと思います。
 近隣の方だけでなく、きもの姿で遠くからお越しになる方が増えているのが嬉しいです。 今後はもっともっと増えると確信します。
 きょうは気温が上がりそうだったので、単衣の紋付羽織に袴に新品の白足袋です。
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2006年5月5日(金)  No.1011

宵祭りを味わう
 きょうと明日は城端曳山祭、快晴に恵まれ絶好のお祭日和です。 今年は町内の曳山組み立てを手伝いました。 若連中が庵屋台を管理し、42歳で卒業してから曳山に関わることになっているんです。
 初めてのことなので何がなんだかわからないまま、曳山の上に上らされ(高いところは嫌いじゃないです)屋根の上の大工さんに部品を手渡します。 こんなに沢山の部品で、かつ複雑な構造になってるとは知りませんでした。 やっぱ昔の人はエライ!
 朝10時から始めて、組み上がったのが夕方の5時くらい…、でも曳山について新しい発見があり楽しかったです。
 夜は新たに御旅所となるじょうはな座へ。 神様が神輿に乗ってここまで出てきてくださってるのですから宵祭りはここでちゃんとお参りするのが習わしです。
 舞台上の御旅所はどんな雰囲気になるのか気になってましたが、先囃子が花道を進む演出で厳かで、とても良かったです。
 こちらに様子をアップしました【御旅所の様子】
 娘を連れて曳山会館の合同披露へ。  昨年に続いて「城端祭」を披露する為です。
【曳山会館での城端祭】
 山宿巡りをした後、町内所望を聞きます。 今年の山宿は、どのお宅も気持ちがこもっていて素敵でした。
【山宿前での庵唄披露】
 僕はこの宵祭りがとても好きです。 派手さは無いけど、凛とした雰囲気を感じます。
 きょうは桝蔵順彦の縞紬に薄茶の半衿、裂織りの帯をへたれ結びにした着流しです。
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2006年5月4日(木)  No.1010

明日は曳山よい祭
 今年から城端曳山祭が5月5日に変わります。 ということは明日は宵祭!ですがまだピンと来ません。 祭を起点にして一年が始まる生活を何十年も続けているので、慣れるまで数年かかるかもしれません。
 城端神明宮の御旅所はこれまで野下町と新町の持ち回りでしたが、今年から城端伝統芸能会館(じょうはな座)内に三基の神輿を奉ることになります。
 六ヶ町の若連中は御旅所でお祓いを受けてから庵唄を奉納するわけですが、各町の先囃子では大きすぎて入れないので、じょうはな座専用の先囃子を作りました(左写真)。 4日の午後5時半「御神輿お着の儀」「先祓い 野下獅子舞」「浦安の舞」の後、7時半より「庵唄奉納」となります。
 本祭とはまた違う雰囲気の宵祭りをぜひ御楽しみください。 きもの姿で山宿巡りされるのも楽しいですよ。
 右写真は町内に配られた案内です(クリックすると拡大します)。 お読みいただくと、町民が曳山祭をいかに大事に思っているかご理解いただけると思います。
 きょうは白茶木綿に柿色の半衿、辛子の角帯に焦げ茶の袴、白茶の足袋です。
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2006年5月3日(水)  No.1009

大人の生活スタイルと子どものリズム
 このところ寒暖の差が激しいせいか体調を崩す人も多いようです。 小学校でもこの時期にしては欠席が目立ちます。 我が家ですか?睡眠時間をちゃんととってるのでみんな元気です。 食事と睡眠は生活の基本だと思います。
 子どもが夜更かしする→朝寝坊→起きてすぐ朝食→食が進まず朝御飯をあまり食べない(噛まない)→身体のエンジンがかからない→午前中ボーっとしている&集中力・判断力が鈍る。
 生活が大人時間になると、子どもたちにはモロ悪影響が出ます。 成績云々だけではなく、怪我も多くなるのではないでしょうか?
 野にいろんな草花が咲き始めています、店の前のハナミズキが見ごろを迎えました。 写真のエンレイソウは畑の近くにあったとか。 なんか犬みたいですね。
 きょうは青縞ウールにくすんだ黄色の半衿、黒の角帯に灰黒の袴、紺の足袋です。
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2006年5月2日(火)  No.1008

城端に新しい茶房が
 城端にまた新しいお店、甘味処、珈琲茶房「善哉」(ぜんざい)さんが本日オープンしました。 西下の小路が入り口で、菓子蔵処 田村萬盛堂さんの二階です。
 新しもの好きな性分としては、行かにゃならんでしょう!…とさっそく夫婦でお邪魔しました。 靴を脱いで上がるので足裏が気持ちよく、とても開放感があります。 大きなテーブルに小テーブル、畳の間(茶室)…けっこう沢山の方が入れますね。
 驚いたのが、漆塗りの器が本物だったこと! 尋ねると「昔のものがあったさかい…」とこともなげにおっしゃいます。 器だけではなく、いたるところに昔の道具が使われてます。 これを見るだけでも楽しい。
 下界の喧噪とはなれた静かな空間でお茶して、午後の優雅な(?)ひとときを過ごせました。 あ、そうそう、妻は和菓子とお抹茶を頼んだんですが、作り立ての主菓子を出してくださいました、これもお菓子屋さんならではですね。 
  珈琲茶房「善哉」営業時間 10時〜18時半(水曜・火曜不定休)
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2006年5月1日(月)  No.1007

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