「美しい装いきよべ」店長のきもの日記 過去ログ2006年4月

花道のあるホール
 城端伝統芸能会館(じょうはな座)は県内では珍しい花道を備えたホールです。 今日は正派若柳流 菁佳会の日本舞踊発表会があり、初めて本格的に花道が使われると聞き、いそいそと出かけました。
 会場は超満員で立ち見になりました。 二階席の後方(俗にいう大向こう?)に陣取りましたが、それでも距離が近いので表情まで見てとれます。 踊りはきれいだったし、演目も多岐にわたっていて面白かった。 また舞台装置、衣装とも本格的で驚きました。
 会場にはきもの姿の方が目立ちます。 関係者は無地や訪問着、お客様は紬や大島が多かったようです。 着る機会を増やすという意味でもありがたい催しでした。 帰り際に「遠くへ行かんでもこんなオクスイもん見れるなんてありがたいことやちゃ」とおっしゃってたのが印象的です。
 きょうはさすがに正絹です。 グレーの縞は馬下助左ヱ門、茶の半衿に裂織りの角帯をへたれ結びにした着流し、茶鼠の足袋に右近下駄。 これで素足だったら遊び人の金さん風ですね。
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2006年4月30日(日)  No.1006

富士と桜v.s.都久波禰と梅
 水墨美術館の企画展「日本画にみる 富士と桜」に足を運びました。 前売り券は早くから手に入れていたのですが、なかなか時間が取れなくて後期展示に滑り込みセーフです。
 偏屈なので富士山より都久波禰山、桜よりが好きです、が、この展示はかなり良かった。 富士にもいろんな表情があったし、なんといっても桜がきれい。 松岡映丘の「道成寺」(写真)は腰を落ち着けてかなり長時間見とれてました。 余談ですが、この人柳田国男の兄なんですね。
 とにかく巨匠ぞろいの豪華な展示でした。 前期だけの展示だった吉川観方の絵も見てみたかったなぁ…。
 この水墨美術館はきもの比率が高いところです、富山市内では一番ではないでしょうか? 今日も白大島の女性がおられました。 しかし城端には必ずきものを着た人(ウチです)が居ます。 ツレがいるので気後れせずにお越しください。
 きょうは黄色のコサシルクに黄土の半衿、辛子の角帯に薄緑の袴、白茶の足袋。…で春の人(謎)
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2006年4月29日(土)  No.1005

おすすめサイト その13
 忘れかけたら復活するこのコーナー、前回から4ヶ月も間があいてしまいました。
 その11で「じょうはなでこれからあるイベント案内」」を紹介させていただきました。催し物を掲載してるサイトです。
 今回ご紹介する「城端コイオ(城端便利リンク)」はイベントだけではなく、城端にお住まいの方に役立つ情報も載っているのが特徴です(写真をクリックすると拡大します)。
 こんな一文の得にもならんことを誰がしてるんだろう?と、俄然興味を持ち、先日お邪魔しました。 運営してるのは駅前にある さくらシステムという会社、ブルーシャインさんのお隣です。 大阪から上平村経由でIターンした近藤さん御夫婦と、エンジニアの大澤さん(写真左)の3人の小さな会社ですが、自サーバを持ち、パソコンに関することならなんでも相談に乗ってくださるそうです。
 「子育ての為に城端に住むことにした」と嬉しいお言葉をいただき、子どものこと、保育所のこと、ざっくばらんにいろいろ話し合いました。 お母さん方と、ケータイを利用した情報発信や共有ができないかと考えておられます。 さっそく「城端コイオ」も携帯対応になりました。 凄いです。
 なにか素晴らしいシステムができるのではないかとワクワクしています。 外から来られた方には、地域を変える力がありますね。
 きょうは伊勢木綿に焦げ茶の半衿、黒の角帯にチャコールグレーの袴、グレーの足袋です。
 夜にPTAの安全環境委員会があり、7月2日(日)午前に「こども110番の家ウォークラリー」を初開催することになりました。 委員会の発案です。 どうやったらみんなが楽しめるかアイディアを煮詰めています。 ありがたい。
【城端コイオ(城端便利リンク)】http://coiio.com/
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2006年4月28日(金)  No.1003

城端に欧風雑貨店オープン
 まちの中に欧風雑貨屋BrownSugarさんがオープンしました(写真をクリックすると拡大)。 別院台所から御坊下橋に向かってちょっと歩いたトミイ写真館の中にあります。
 リネン製品やジャムなど「毎日の暮らしを楽しくていねいにちょっと贅沢に」する雑貨を扱ってます。 うちがコーヒーに使ってるブラウンシュガーもここで買いました。
 これでまた城端を散策する愉しみが増えますね。

 きょうは曳山祭の露店商の場所割りの予定日です。 祭礼日が5月15日から5日に変更になり伏木曳山祭と重ならなくなったため、例年の倍以上の香具師が押し寄せると聞いてました。
 曳山順路に露店がせり出せば必ず運行に支障が出ます。 庵屋台が所望宿の前に横付けするには、歩道に入る必要があるからです。
 また庵屋台と曳山は対のものですので、間に露店を挟むのは美的にどうか?とも思ってます。 「きれいやねぇ、こんな祭どこにもないよ」と語ってくださった声を大切にしたいのです。
 祭そのものが穢される…とまで心配したのですが、幸いなことに杞憂に終わりました。 露店商側の事情で例年通りの数となったようです。 これは天の計らいかも。
 あと一週間で曳山祭が始まります。 僕は、我々城端町民のアイデンティティはこの曳山祭にあるとまで思っています。
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2006年4月27日(木)  No.1002

「ひだまりくらぶ」やんわりスタート
 21日に設立総会をした「城端ひだまりくらぶ」の活動がスタートします。 当面、水曜・金曜の中休み(10:20〜40)小学校会議室で子どもたちと遊ぶことにしています。
 今日からスタートということで会員のみなさんも沢山来られました。 30代から80歳まで老若男女とりまぜて十数人がそわそわどきどきしながら子どもを待ちます。 集まるかどうか心配でしたが、チャイムとともにどっと子どもが押し寄せました。
 皿回し、あや取り、お手玉、パズル、折り紙…etc. 子どもと一緒になって遊びました。 むしろ遊んでもらったといったほうがいいかもしれません。 ホント楽しかった、あっという間の20分でした。
 初回がうまくいったので自信がつき、「次回はあれをやりたい」「これを持ってくる」とみなさん生き生きしています。 子どもたちからのリクエストも募集しようかなぁ。
 きょうは白茶の木綿に柿色の半衿、辛子の角帯に焦げ茶の袴です。
 ひだまりくらぶでは常時メンバーを募集しています。 お気軽にお問い合わせください。
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2006年4月26日(水)  No.1001

じょうはな座で芝居を
 じょうはな座が建って8ヶ月が経ちます。 外観、設備とも演劇には申し分ない施設だと思うのですが、まだ芝居は一度も上演されていません。 「じょうはな座で演劇を」と願っていたら、山口の劇団はぐるま座がこの地を選んでくれました。
 しかし上演するにはいくつものハードルがあります。 (1)まずじょうはな座の主催ではなく、あくまでも自主公演であること (2)実行委員会ができてないこと (3)客席数が400なので、どうしても赤字体質であること などです。
 しかも演目は「高杉晋作と奇兵隊」…我々富山県民にはちょっと馴染みが薄いカモ。 それでもこの公演は今後の試金石になるだろうと、有志で何度も話し合いました。
 吉田松陰の有名な教えに「草莽崛起(そうもうくっき)」があります。 名も無い人々(草莽)が立ち上がる(崛起)ことによって世の中が変わるということです。 リスクを冒してまで上演する意味について議論の結果、「どこか焦点のボケたこの南砺市を元気にするには、上からの押しつけではなく、住んでる人たち(草莽)が自分の頭で考え、ある程度ベクトルを揃えて活動する(崛起)必要がある」との結論に達しました。 その自発的な活動の端緒として、この演劇「高杉晋作と奇兵隊」が適役ではないかと考えます。
 そして本日ここに実行委員会が発足することになりました。 あくまでも在野の者だということを自覚し、実行委員会の名を「なんと奇兵隊」と名付けました。「南砺」ではなく「なんと」がポイントです。 真剣におもしろがって臨む活動は必ず成功すると確信しています。
 上演は6月11日(日) 午後1時半と6時半の二度公演。 チケットは近日発売になります。 むろん当店でも取り扱います。
 明治維新の話ですが、小学校高学年でも理解できるようです。 生の芝居の迫力をご家族でお楽しみください。
 きょうはグレー縞の伊勢木綿に黒のタートルネック、黒の角帯に灰黒の木綿袴、絞りのタビックスです。 この中途半端な格好が評判いいので少々戸惑ってます。
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2006年4月25日(火)  No.1000

おにごっこクラブスタート
 近年子どもたちの体力低下が著しいといわれます。 実際、転び方をみても「普通そんな所ぶつけんだろう」という怪我をする子もいます。
 小学校1年から3年の子どもたちに、楽しい運動を通じて基礎体力をつけさせようという「おにごっこクラブ」が今年もスタートしした。 放課後、戸外や児童館2階でゲームをしながら足腰を鍛えるんです。
 昨年は週1回の活動でしたが、今年は月火水金と週4回に増えるので、山瀬悦郎コーチに加えて上田健二コーチも加わりました。
 サポートボランティアを募集していたので、子どもと一緒に初参加しました。 しっぽつかみや2チームに分かれてのリレーなど、身体を使って元気に遊びます。 僕もカニ歩きリレーに混ざりましたが、すでに子どもに付いていけません。 やっぱり太ももが筋肉痛です。
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2006年4月24日(月)  No.999

じょうはな座で映画
 「かかしの旅」という映画をじょうはな座で見ました。 ロケは富山県内だそうで、ロビーにその時の様子が張り出されました。
 幼少時の怪我で足を悪くし「かかし」といじめられる少年が、同級生の自死に遭遇し『生きる為に家出』して…というストーリーです。 原作者の稲葉真弓さんは鹿川裕史君のことを思い浮かべながら書きました。 「逃げてもいいから、絶対に死なないで!」の強い思いが全篇を貫いています。
 直前のPTA総会でご案内したのに、僕が見た初回(3回上映中)は観客が少なくて残念でした。 とても良い映画だったので中高生や子育て中の親御さんにぜひ見てもらいたかったです。 一緒に行った中学2の長男も真剣に見入ってました(小3の次男は理解してないようでしたが)。
 この映画を上映してくださったのが、富山のNPO地域社会活性化協会という団体です。 多種多様な活動の趣旨に賛同する部分が多く、特に食育に関してはお力添えをいただけないかと考えています。
 副理事長の竹田さんは舞台挨拶で、子どものこと家庭のことを熱く話されました。 地域社会の為に一所懸命汗をかいてくださってる方々に感謝します。
 きょうは茶縞のウールに焦げ茶の半衿、黒の角帯に帆布の袴、茶の足袋です。 じょうはな座では今回のように映画も上映できます。 次は芝居をぜひ観たいですね。
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2006年4月23日(日)  No.998

五月人形展&曳山版画展
 じょうはな賑わい館じゃんとこいで「五月人形展」と「曳山版画展」が同時開催されています(5月7日まで)。
 五月人形展はかわいい手作り人形やタペストリーなど、心和む品々が展示されています。
 一方の版画は高岡市伏木在住の鶴谷 登さんの見事な作品で、六基の曳山の特徴を色鮮やかにとらえてます。 いよいよ5月5日の曳山祭が近づいてきました。
 きょうは辛子のコサシルクに腰板なしの綿袴。 妻は泥大島に刺繍半衿、白紬地の帯です。 あられが降った昨日とはうってかわって暖かい一日です。
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2006年4月22日(土)  No.997

城端ひだまりくらぶ設立総会
 ひだまりくらぶ設立総会&子どもたちとの対面式を行いました。 昨年12月から準備して4ヶ月、いよいよスタートです。
 PTA会員(父母)や祖父母、また地域にお住まいの方など、初めて顔を合わせた会員の皆さんの顔ぶれは多彩です。
 総会では会則や役員について審議していただき、ほぼ原案通りご承認いただきました。 会長は俵 義信さんです。 僕は竹部校長とともに監事をさせていただきます。
 会則にあるように「子どもたちが健やかに育つこと」「子どもたちが城端の良さを知ること」を目的とし、その達成の為に「子どもたちと一緒に会話や遊びをする」「子どもたちの安全を見守る」「子どもたちの教育活動を支援する」「学校と家庭、地域との連携を支援する」活動をします。
 といってもあまり出しゃばったことはせず、あくまでも子どもたちの活動を受け入れる姿勢を貫く方針です。 むろん授業の邪魔もしません。 ですから設立総会も途中で中断し、子どもの時間に合わせた対面式に臨むというユルさです。
 全校児童の前でひだまりくらぶの紹介をし「来週水曜から会議室で待ってるね」と伝えました。 低学年児童は「なにか楽しそうだゾ」と早くもワクワクしてるようです。 僕もワクワクしています。
 きょうは青縞ウールに生成りの半衿、黒の角帯に灰黒の袴、紺の足袋です。

城端ひだまりくらぶでは随時会員を募集しています。 まず見学にお越しください。 水曜と金曜の朝10時頃に小学校会議室でお待ちしております。
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2006年4月21日(金)  No.996

曳山祭稽古はじめ
 今年から城端曳山祭の開催日が5月5日に変わります。 例年5月1日が西上の稽古はじめだったのですが、祭が10日早まったことから4月20日に変更になりました。 違和感はありますが、二十日という日は西上の御神像である恵比寿さんの日なので、それもありかな…と思います。
 晴れていれば町回りもする予定でしたが、雨天のため延期しました。22日夜8時頃スタートです。 この日は他町も町回りをすると思われるので、町中が一斉に曳山祭モードに切り替わります。
 僕は昨年の祭を最後に西上町恵友会(若連中)を卒業しています。 今年はOBとして参加し、庵屋台裁許(通称かいかい)を務めることになっています。
 稽古初めだということで酒宴です。 御膳の前には鯛が付きました。 最初で最後だと思うので、記念に写真をパチリ。
 曳山祭にはいろいろな楽しみ方があります。 こちらに詳細を載せました
 今日はグレーの木綿袷に焦げ茶の半衿、黒の角帯に灰黒の袴、灰色の足袋です。
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2006年4月20日(木)  No.995

別院式台の桜が咲きました
 きょうは二本立ての日記です。
 別院のしだれ桜がようやく咲きました。 向かって左、京都の圓山公園から移植した桜です(画像をクリックすると拡大)。 
 いまが見ごろです、樹齢357年の糸桜とさらに白梅(左写真手前)も同時に咲いています。
 夜間はライトアップしています。 どうぞお越しください。 もしよろしければ糸桜を守る御懇志もお願いします。
2006年4月19日(水)  No.994

城端の珍スポット(第1号物件)
 またまた新コーナー設立です。 ツウな城端人のみが知るポイントをご紹介します。 いつまで続くかわかりませんがおつきあいください。 記念すべき第1号は…。
 行政センターの裏にひっそりとしだれ桜が咲いてるのをご存知でしょうか?(写真をクリックすると拡大) 確か由緒ある桜だと思うのですが思い出せません、ご存知の方がおられましたらお教えください。
 不思議なのは、車も通れないのにカーブミラーが立ってることです。 天を仰ぐかのようなその毅然とした姿に神々しささえ感じます。 いったい何を写し出してるのでしょうか?
 きょうは厚手木綿に柿色の半衿、辛子の角帯に腰板なしの袴、白茶の足袋です。
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2006年4月19日(水)  No.993

向野の桜が咲きました!
 朝からとても暖かい一日で、最高気温は20℃を超えました。 向野の桜は今が見ごろ(写真をクリックすると拡大)。 カメラマンや桜愛好家&近所の方が沢山お越しになっています。
 別院の糸桜も見事な花を咲かせています。 城端しだれ桜まつりは終わりましたが、式台門もまだ開放していますので一緒にご覧ください。
 きょうは黒とグレー縞の伊勢木綿に焦げ茶の半衿、黒の角帯、灰黒の木綿袴、グレーの足袋です。
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2006年4月18日(火)  No.992

吉崎御坊の桜
 小中PTA総会と授業参観の代休で家族揃って休日です。 長男も中学2年生、家族揃って出られるのもこれで最後かも…と、プチ家族旅行をすることにしました。 行き先は子どもたちの希望で福井県の芝政です。
 ようやく規定身長に達し、初めて乗るジェットコースターに大はしゃぎの次男。アーチェリーにハマった長女。幼い頃の笑顔のままで遊ぶ長男。 みんな楽しそうです。 僕は「一豊と千代」という人形劇(無料)に興味津々でした。 三味線や太鼓の伴奏付きなんですよ。凄いです。
Hiroshiの部屋」で絵付け体験をしていたら、みーまんさんに出会ってビックリしました。 なんというか…世の中は狭いってのは本当ですね。
 帰りに久しぶりに吉崎に立ち寄りました。 ちょうど桜が満開で、家族揃って花見をすることができました(写真をクリックすると拡大)。 この地に立つと頭がスッキリします。
 地域の方もきれいに清掃し、大事になさってるのがよくわかります。 もうじき御忌(4/23〜5/2)、吉崎が一番にぎやかな時期です。
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2006年4月17日(月)  No.991

みんなでおいしくPTA
 今日は城端小学校のPTA総会です。 薄々お気づきの方もおられるかもしれませんが、今年も続けてPTA会長をさせていただこうと考えています。 城端は通常単年度で会長が変わるので少々悩んだんですが、あと一年だけと思い進み出ました。 …というのは、昨年の目標だった地域の方々と一緒に子どもを守り育てる流れができてきたからです。
 もうひとつ、子どもたちに危険察知能力をつけるには、大人が先回りした対症療法ではなく、根源から改める必要があるのではないか?と気づきました。 この活動も是非やらせていただきたいと考えています。
 通常のPTA総会はそれほど会員(両親)の出席が多くないのですが、今回は驚くべき出席率で体育館の後ろまで埋まりました。 皆さんの関心が高かったのか、はたまた別の要因かわかりませんが、嬉しいとともに身が引き締まる思いがします。
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 今年の城端小学校PTA活動方針は「みんなでおいしくPTA」です。
『子どもを事件・事故から守るには、まず第一に子どもに危険察知能力をつけさせることが肝要です。 さらに加えて周囲の大人の笑顔の見守りがあるといいですね。 地域の方々と一緒に歓談し、子どもを育てられる環境が理想です。 本年度はPTAと地域との温かいネットワークづくりに取り組みます。
 また家庭での子どもとの関わりが方が大切と考えます。 生活スタイルを家庭で話し合い、子どもを元気に送り出しましょう。 みんなが明るい笑顔で包まれるよう、PTAも笑顔で楽しく活動したいと思います。 「こうしたら楽しくなるんじゃないか」というアイディアもお寄せください』
     …と総会資料に書きました(画像をクリックすると拡大)。
 子どもを育てるには、いろんな人が日常的に関わる必要があると考えます。 誰かに責任を押し付けるのではなく、できる人が、できる時に、無理なく楽しんで子どもと関われたら良いですね。 PTAも笑顔で楽しく活動したいと思います。
 きょうは黄色のコサシルクに生成りの半衿、辛子の角帯に薄緑の袴、黒っぽい無地羽織に焦げ茶の羽織紐、白扇に白足袋です。
 中学校のPTA総会は午後からなので、城南パークで満開の桜を見ながら弁当を食べました。 ちょっと幸せ。
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2006年4月16日(日)  No.990

城端しだれ桜まつり(満開)
 ついに式台門のしだれ桜(糸桜)が咲きました。 遠くから沢山の方がお越しになっています。 今日と明日は大谷婦人会による呈茶(500円也)もあり、優雅な気分で桜を愛でることができます。 きもの姿の方は無料になるんですよ。
 特別公開の「屋島一ノ谷合戦屏風」を拝観しました。 本当に精緻な作品です。 保存状態もすこぶる良いので、とても美しいです。
 改めて解説付きで寺院内を回ると、町民の我々ですら把握しきれない謎と由来があることに気づきます。 奥が深い…。
 城端しだれ桜まつりは明日が最終日。 庵唄の演奏などがあります。 町内の桜は至るとこで満開になっています。 桜坂の桜も咲きました。
 夜はじょうはな座で6月に開催する演劇の打ち合わせをしました。 じょうはな座で芝居を上演するのは初めてのことだし、市民中心で主催するのも画期的だと思います。 今後につながるように是非成功させたいです。 
 きょうは白茶の木綿に薄色の半衿、辛子の角帯に焦げ茶の袴です。
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2006年4月15日(土)  No.989

善徳寺山門の瓦交換
 今年は久しぶりの大雪でした。 桜が咲く今でも城端別院の日陰部分には雪が残っています。
 全国的に雪による怪我などが相次ぎましたが、城端では雪の重みでいろんなところにダメージが残ってます。 屋根の軒が折れたり、別院の大杉の太枝が落ちたり…。 うちも瓦が何枚か割れました。雪止め部分に無理な力がかかるようです。
 別院山門を見上げると屋根に人が上っています。 瓦の点検でしょうか? 見ているだけでドキドキするのですが、職人さんは平気な様子で、てっぺんを越え屋根のあっち側まで渡ったのでさらに驚きました。 高いところは嫌いではありませんが、さすがに…ちょっと…。
 きょうは青縞ウールに黒の角帯、薄緑の袴、寒いので銀鼠のストール。 花冷えでしょうか?
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2006年4月14日(金)  No.988

折り紙万華鏡
 お客様が折り紙で「万華鏡」を作ってくださいました。 無限ループになっていて、らっきょの皮を剥くように(?)すると、花が咲きつづけるように見えます。 文章では説明しにくいので、百聞は一見にしかず、店内でお手に取ってご覧ください。 美しさと意外性に大人でも感嘆の声をあげるほどです。
 中からどんどん繰り出す様子が万華鏡(カレイドスコープ)のように見えるのでこの名がついたのでしょう。 小さな子どもにも大好評で、飽きずに遊んでいます。 北野公民館でも教室があったと聞きました。 作ってみたいです。
 きょうはグレーの袷に黒の角帯、薄手の袴です。
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2006年4月13日(木)  No.987

城端しだれ桜まつり(見ごろに)
 小学校前の神明通りの桜が咲きました。
 神明通りは桜の名所として知られ、道路両脇の桜の枝が張り出し、花のトンネルを連想させます。
 小学校児童が描いた80基のぼんぼりが設置されました。 野下の若連中と壮年会のみなさんがお世話くださってます。
 朝はひだまりくらぶ、夜はPTAの役員会があり、朝夕二度桜の下を通りましたが、刻一刻と開花してると感じます。 週末には満開でしょうか?
 きょうは単衣の厚手木綿に、辛子の角帯、焦げ茶の袴です。
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2006年4月12日(水)  No.986

ひだまりくらぶ初仕事
 朝から強い風が吹いて、登校してる子どもたちの帽子が吹き飛ばされてます。
 午後になって治まるどころか強くなっているので、集団下校することになりました。 新1年生はランドセルを担ぐのがやっとの子もいるので、付き添う為に緊急サポートボランティアに集まっていただきました。 さらにひだまりクラブに登録してくださってる方に電話連絡したところ、沢山の方が学校まで足を運んでくださいました。 下車するバス停で待機してくださった方もいます。 ほんとうにありがとうございます。
 車で送迎するのは簡単です。 …が、風の中で傘がどうなるのか、帽子は、風の通り道は、など実体験で学ぶことは非常に重要だと考えます。
 今日は白茶の木綿に、柿色の半衿、ロング前掛けです。
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2006年4月11日(火)  No.984

平野由美子「切り絵展」
 じょうはな織館で切り絵の作品展が始まりました(4/18まで)。 県内の第一人者岩田長峯さんのお弟子さんだと聞いています。 女性ならではの繊細な線と色使いだと思いました(写真をクリックすると拡大します)。
 見応えのある作品ぞろいですが、特に夜の海に発光するホタルイカを切り出した大作「乱舞」(写真中央奥)にはハッとしました。 ぜひご覧ください。
 帰って僕の切り絵もどきを見ると、構図から検討の余地アリですね。 勉強になりました。
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2006年4月10日(月)  No.983

城端しだれ桜まつり(チラホラ)
 しだれ桜まつり二日目、昨日とは違って暖かく快晴です。 桜もいっぺんにほころび始めました。
 朝から様々な催しがあり、まちなかは賑わっています。 じょうはな座では特別公演があり、城華・花筏・式年キッズの3舞台が披露されました。 金沢市からお越しの団体さんも城端を堪能されたようです。 左写真はバスを笑顔でお見送りしてるところです。
 当店で企画した「きもので城端しだれ桜まつりを楽しもう」に参加者なさった方は「春の城端 裏道めぐり」で町なかを散策されました。 観光ガイド「機の声じょうはな」の皆さんも、きもの+羽織なので、通りが華やぎます。 ほっこりした春の一日、みなさん楽しんでおられたようです。
 きょうは結城の細糸を使った灰茶の紬に薄茶の半衿、裂織りの角帯をへたれ結びにして。 着流しなのに準備等でよく走ったのでヘトヘトです。やっぱ袴が自分らしいですね。
 【じょうはな座での北野天満宮式年太鼓キッズの演奏の様子
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2006年4月9日(日)  No.982

尺八・箏 ミニコンサート
 きょうは二本立てです。
 夜、別院内で行われた尺八と箏(こと)のコンサートにお邪魔しました。 演奏は片山瞠山さん(尺八)、石田雅楽穂さん(箏)、北川雅楽敏さん(箏)、篠原雅楽智栄さん(十七弦・歌)です。
 ヴィバルディの四季に始まり、春の初花(久本玄智/作曲)、日本の小箱(藤井凡人/作曲)、花(滝 廉太郎/作曲)、春の恵(久本玄智/作曲)、黒田節による幻想曲(沢井忠夫/作曲)まで、あっという間の一時間でした。 音楽は楽しいですね。
 本当は式台で演奏していただく予定でしたが、あいにくの荒天の為、対面所に移動しての開催です。 片山さんは「尺八は晩秋のイメージがあるので、一度しだれ桜の元で吹いてみたかった」と快くしだれ桜まつりに参加くださったのですが、今年もつぼみでした。 ということは来年もこのコンサートあるかな? 期待したいです。
 演奏のさわりを録画してみました。 こちらをクリックしてください。
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2006年4月8日(土)  No.981

城端しだれ桜まつり(咲き初め)
 黄砂の舞う中、今年のしだれ桜まつりがスタートしました。 寒・雨・風・砂と4拍子も揃った悪天候で、お客様の出足はいまひとつですが、それでも店内はありがたいことに昨年同様賑わっています。
 左写真は「大島で作るペンダント教室」の様子。 出来映えが良い割に簡単だということで、喜ばれました。 石や布を変えることによって、個性も出せます。 なんとかお教えできそうなので、明日も教室を継続することにします。 お気軽にお申し出ください。
 右写真は東町の大岡家具店横で開催している「しだれ桜写真展」併設プチ喫茶で食べた「とちもちぜんざい」。 トチの実がたっぷり入った杵ツキの餅です。 色と味が市販品と全然違って、とてもおいしいです。 漬物も絶品で、思わず「ごはんを…」と言ってしまいました。
 きょうは青縞ウールに地紋のある半衿、黒の角帯に灰黒の袴、紺の足袋です。
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2006年4月8日(土)  No.980

「織と塗」の懐古
 いよいよ明日からじょうはなしだれ桜まつり、担当者で楽しんで準備をしています。 しだれ桜の方はまだちょっと早いのですが、町なかで有名な越村家の桜が咲き始めました。
 今年のしだれ桜まつりは全体の催し物だけでなく、個々のお店や個人宅でも独自の企画を考えてるのが特徴です。
 別院前の中川さん宅では「『織と塗』の懐古」と題して、時代物の花嫁のれん、正絹風呂敷、正絹帛紗、打掛、城端塗の御膳、盆などを展示しています(入場無料)。 準備が終わったようなので見せていただきましたが、保存状態も含めて素晴らしいです。 さすが城端。
 きょうは茶縞ウールに薄黄の半衿、辛子の角帯に帆布の袴、茶色の足袋です。
 H18年度PTA第一回運営委員会を開催しました。 みなさんの気持ちが揃ってるので楽しく活動できそうです。
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2006年4月7日(金)  No.979

消え行く校歌 その2
一、 千軒岳のたたずまい 日本海の青き波 山と海とに恵まれて その名も清部 われらの学舎
二、 自然の姿うるわしく 平和は村の宝にて よき師の教え いや深き その名も清部 われらの学舎
 またまた新コーナーです。 統合などで、惜しまれつつ消えてゆく校歌を残したいと企画しました。
 北海道松前町の清部小学校(きよべしょうがっこう)校歌です。 以前おすすめサイトでご紹介した小さな漁村です。 一度訪れたかったのですが、残念なことに廃校になってしまいました。
 校歌って好きです。 母校ならなおさらですが、この校歌も気に入ってます。 とくに「その名も清部」ってところが(笑)。 一度聴いてみたいなぁ。
 写真は現在解体整地中の城端保育所正門、昔の尋常小学校校門です。 これ残してほしいなぁ。
 写真は寒そうですが、きょうは暖かいです。 白茶の木綿に柿色の半衿、ロング前掛けの軽装です。
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2006年4月6日(木)  No.978

救助犬の救助リレー
 ひと月ほど前、迷子(?)の犬が子どもたちと一緒に登校してきました。 大きなゴールデンレトリバー(?)です。
 子どもに危害を加える心配もなさそうなので、数人でしばらく様子を見ていました。 きちんと躾けがなされてるし、人の言うことも理解しているようです。
 勝手に帰るかと思ってたんですが、どんどん逆方向(中学校側)に進んでいきます。 車に轢かれでもしたらかわいそうだと、身元確認に行政センターに連絡しました。 ありがたいことに犬好き(?)の職員2名がすぐに来てくれて首輪を確認するのですが、飼い主がわかりません。 城端で同種の犬を飼っていると思われるお宅に電話をかけてみますが「捜索願」は出ていません。
 困っていたところに「あ、この犬○○さんところの○○○○じゃない?」と言い当てた方がおられて、ビンゴでした。 犬の顔でわかるとはすごいですね。 数人のリレーであっという間に飼い主が判明してめでたしめでたし。 朝からちょっと嬉しい気分でした。
 きょうはグレー袷に焦げ茶の半衿、黒の角帯に灰黒の袴です。
2006年4月5日(水)  No.977

雪融け
 雨は降っていませんが、川が増水しています。 春になって山の雪が融け始めたからです。
 城端市街地は二本の川に挟まれた馬の背台地に位置します。 ここは落合、池川(左)と山田川(右)の合流地点です(写真をクリックすると拡大)。 山田川はかなりの水量ですが、縄ヶ池が水源の池川はまだ水かさが少ないようです。
 きょうは青縞ウールに生成りの半衿、黒の角帯に灰黒の袴、灰色の足袋に右近下駄です。
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2006年4月4日(火)  No.976

ドラえもんクッション
 春休み最後の定休日、子どもたちを連れて映画館へ行きました。 といっても、呉西はシネコンしか残ってないので、「映画館」ではないですね。 ちょっと寂しい気がします。
 見たのは「ナルニア国物語(吹き替え版)」ですが、子ども向けとはいえなかなか面白かったですよ。 あのライオンはCGには見えません。 ただ単純に一元的に善悪を色分けしてるので、ちょっと気にはなりましたが。
 帰りに下の子がくじを引いたら大当たり!どら焼きクッションをもらって大喜びです。 店中をはしゃぎ回ってました。
2006年4月3日(月)  No.975

風呂敷を見直しましょう
 つづらこみちを模様がえしました、フロシキのいろんな包み方を紹介しています。 四角い箱はもちろん、二段に重ねたもの、ビン、丸いものまでなんでも包めます。
 お洒落で&丁寧で&持ち運びに便利で、かつエコロジー。 日本の知恵ふろしきを見直しませんか?
 今回は趣向を変えて、斜め上方から撮影してみました。
 きょうは茶と黒の縞ウールにベージュの半衿、角帯なしでロング前掛け、白茶に染めたネル足袋。
  (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2006年4月2日(日)  No.974

新聞号外号
 じゃんとこいで読売新聞の号外展が始まりました(16日まで)。 新しいところでは荒川静香さんの金メダル、WBCでの日本の活躍まで…、スポーツの話題を中心に11枚集めました。 スポーツで争うだけなら平和なんですけど…。
 城端に住んでる限りまず手にすることの無い新聞号外です。 活字の大きさにビックリしました。
 そうそう、きょうはエイプリルフール。『城端綱引きクラブ「K-1」参戦へ!』な〜んて仕込んどけば良かった…。
 きょうは白茶の木綿に焦げ茶の半衿、黒の角帯に焦げ茶の袴、薄茶の足袋です。
2006年4月1日(土)  No.973

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