「美しい装いきよべ」店長のきもの日記 過去ログ2005年10月

千年前に思いを馳せる
 今日は定休日、富山石川県境の倶利迦羅不動寺に足を運びました。 この寺は山頂にあり、上空で風がぶつかる様子すら感じられます。 真東に立山、真南に白山、真北は宝達山というオカルト好き(?)にはたまらない立地でもあります。
 北陸一円を視野に入れたスケールの大きさを鑑みると、ここに伽藍を建てた1300年前は、この広大な北陸が現在より感覚的に近かったのではないかとすら感じます。 山の上でいろんなことを考えていると一気に千年もの時を遡った気になりました。
 10月は3年に一度の御本尊御開帳の月で、しかも今日が最終日です。 平日にも関わらず、たくさんの人が参拝しておられます。 若い方も多いのがちょっと驚きでした。
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2005年10月31日(月)  No.820

危険箇所看板設置
 城端小学校児童&PTA&教師の手作り看板をいよいよ設置することになりました。 PTAの全役員にお願いして、自地区を中心に立ててもらいます。 その際に子どもたちも一緒に手伝わせるように、とお伝えしました。
 11月6日までが設置期間ですが、車で回るとすでに結構立ててあります。 「一刻でも早く」という気持ちを汲み取っていただけたようで、感謝の気持ちでいっぱいです。
 またこれだけスムースに看板を立てることができたのは関係した皆さんのご尽力と、裕矢君の後押しがあったからだと信じています。 これから城端はますます良い地域になると確信しました。
 町内で看板をご覧になったら、子どもたちのことを慮ってやってください。お願いします。
 きょうは青いウールにくすんだ青の半衿、黒の角帯に草木染め木綿の袴、グレーの足袋。
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2005年10月30日(日)  No.819

民藝はスローライフ
 となみ民藝協会の太田会長に誘われて、水墨美術館で始まったばかりの「柳宗悦の民藝と巨匠たち展−柳宗悦の心と眼-」(12/4迄)を見てきました。 第一室は柳宗悦の選んだ民衆的工藝の展示、第二室は民藝活動家の巨匠(富本憲吉、バーナード=リーチ、河井寛次郎、濱田庄司、芹沢?介、棟方志功、黒田辰秋)の作品展です。
 民藝については全くの門外漢で、なにがなんだかわからないままの参加にもかかわらず日本民藝協会会長の水尾比呂志さん(左写真)と小一時間お話しする機会をいただきました。 結果「民藝は物だけでなく生き方も包括し、民藝運動とはスローライフの実践である」との勝手な解釈に至りました。 ハズしていたらゴメンナサイ。
 来年の民藝協会の夏期学校(H18年8月25〜27)はとなみ民藝協会が主催することになってます。 さらに、2010年の日本民藝協会全国大会(柳 宗悦五十回忌記念大会)も南砺市での開催が決まっています。 「美の法門」ゆかりの善徳寺がメイン会場になるでしょう。 
 水尾さんは「民藝の敷居は決して高くない。わかるorわからないではなく、とにかく大学生などの若い人に参加してほしい。きっと生き方の指針になるから…」とおっしゃいます。
 考えたんですが「エコロジーに関心のある方はきっと民藝にも関心があるのではないか?」「情報発信が足りないので『蒐集』のイメージを民藝に持つ人が多いのでは?」 そう考えると、僕なりのお手伝いのしかたが見えてきます。
 また太田さんは「まだバラバラの南砺市が『民藝』というひとつの括りで一体化できるのではないか」とも考えておられます。 面白い考え方だし、ワクワク楽しくなってきました。
 きょうはグレー木綿袷に黒の半衿、黒の角帯に灰黒の袴、紺の足袋です。 水墨美術館にはきもの姿の女性がおひとり…。似合う場所なのでもっと着ましょうよ。
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2005年10月29日(土)  No.818

秋晴れの一日
 好天が続いています。 きょうも気持ちのよい秋晴れになりました。
 ポストのある恵美須会館と隣家の隙間から、たわわに実った柿の木が見えます。 後ろには隣家の蔵とウチの屋根がちょうど良い具合に見えてます。 意外な発見にちょっと嬉しくなりました。
 歩く速度じゃないと見つからないものがたくさんあるのですね。
 きょうは白っぽい薄手のきものに茶の半衿、裂織りの角帯を浪人結びにして腰板無しの袴です。
2005年10月28日(金)  No.817

テストモニターに選ばれる2
 宝くじや懸賞は当たりませんが、モニターには何回か当選しています。 この間はネットワークメディアプレーヤーEyeHome、その前は5.1chサラウンドセットについてレポートしました。 EyeHomeについてはMacPowerにも載ったんですよ。
 今回は日本HPのモバイルプリンターHP Deskjet 460cbのモニターに選ばれました。 軽量かつバッテリー内蔵で持ち運べます。 さっそく印字してみましたが、驚異的に速い!! 使い勝手は良さそうです。
 きょうは白茶の厚手木綿に茶色の半衿、辛子の角帯に焦茶の袴に白茶の足袋。
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2005年10月27日(木)  No.816

小学校の全容が見えてきました
 年内に完成する城端小学校第一期工事(南棟)の全容が見えてきました。 神明宮側から撮影した写真です。 右側にちらりと見えるのはこの間紹介した曳山受水槽。 覆いも取れて子どもたちが描いた絵が見えてます。
 12月に入ってから地域の皆さんに公開する予定だそうです。 PTAでも休日に新校舎見学会を計画しています。
 きょうは茶縞のウールに白茶の半衿、黒の角帯に焦茶の袴と足袋。
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2005年10月26日(水)  No.815

お正月には家族できもの
 今日はニシの市。 今月は「お正月に家族で着るきもの」を飾っています。
 無地の紬や縞の男物などはもとより、男女ウールの着尺まで。 雪模様の北陸のお正月には、気軽に着られる紬やウールが適していると考えます。
 写真は子どもの染めウール、四つ身のアンサンブルに仕立ると可愛いですよ。
 きょうは青縞のウールに地紋のある半衿、辛子の角帯に薄緑の木綿袴、紺の足袋です。
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2005年10月25日(火)  No.814

曳山祭が5月5日に
 国指定重要無形民俗文化財の城端曳山祭は例年5月15日が開催日と決まってました。 しかし平日になる場合、宵祭・本祭・片付けと都合三日間会社を休まなくてはなりません。 「GWで休んだ直後に有給取れない…。」という悲痛な声が、何年も前から若連中や町内からも上がってました。
 今年になって六ヵ町の若連中や山町、さらに神明宮の氏子各町などが集まって何度も協議した結果、日程を変更することになりました。 といってもあくまでも神事なので、御神託を仰がねばなりません。 某日、城端神明宮にて関係者立ち会いのもと行われた結果、5月5日が本祭と決まりました。
 来年からは5月4日が宵祭、5日が城端曳山祭となります。
 以前宿泊したことのある、京都のとなみ詰所のおばさんが立ち寄ってくれました。 嬉しいものですね。
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2005年10月24日(月)  No.813

看板設置準備
 またもや学校ネタで申し訳ありません。 学習発表会の翌朝、先日仕上げた危険箇所看板の設置検討会を開催しました。 PTAから安全環境委員と運営委員、学校からはほとんどの先生が出席してくださいました。
 4地区に分かれ、たくさんある危険箇所の優先順位を机上で検討します。 その後現場に出て、詳細な設置ポイントと固定方法を調べてきました。
 翌週から再来週にかけてPTA役員全員で設置します。 その時に地域の子どもたちも一緒に連れて行き、周知徹底を計ります。 「誰かが・いつの間にか・立てていった看板」では抑止効果が薄いと考えるからです。 意識を高める為に子どもたちから図案を募集し、絵を描かせ、学習発表会で展示しました。 場所が良かったので、すべての保護者の目に留まったことでしょう。 巨大な危険箇所マップを真剣に見ている親御さんも多かったです。
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2005年10月23日(日)  No.812

城端小学校学習発表会
 この校舎での学習発表会はこれで最後になります。 昨年、今年と通常の半分のスペースでよくぞ開催できたものだと思います。
 朝、役員のみなさんに簡単なあいさつをした後、星のかがやきのポスターを掲示&BGMを流し、スーパーサイズ・ミーの放映セッティングをしました。
 教室を回った後、PTA会長の職務(特権?)として、すべてのステージ発表を見ます。 児童の個人発表のコーナーがあり、娘がついにバレエデビュー!本人より、見てる僕がドキドキドキドキ…、あ〜緊張したぁ(汗)
 それはさておき、どの学年も短期間でよくぞここまで仕上がったものだと思います。 どの子も生き生きとしていて、運動会よりさらに輝いてました。 また子どもたちの嬉しそうな様子をみていると「来年もバザーを続けなくては…」との思いが強くなります。
 きょうはグレー木綿袷に薄黄色の半衿、黒の角帯、灰黒の木綿袴に足袋です。
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2005年10月22日(土)  No.811

アイディア募集!ありがとう城端小学校
 午後から小学校でPTAバザーの準備です。 今年の学習発表会は土曜開催なので、金曜に準備しなくてはいけません。 平日というのに沢山の役員の方がお越しくださいました。 みなさんありがとうございます。
 お陰で予定より早く、かつ華やかにセッティングできました。 雨が予想されるということで、急遽屋内のランチルームに移動しましたが、結果的には大正解でした。
 もうじき解体される学校内を見て回りました。 トイレは子どもたちの楽しい絵で飾られてます。 階段には転落防止のガードがつきました。 事故無く楽しい学校生活を送ってほしいです。
 ところで、1月に解体予定のこの校舎。 このままサヨナラするのは勿体ない気がします。 過去の卒業生(推定5,000人)でなにかできないかなぁ…。
2005年10月21日(金)  No.810

恵比寿講
 毎年10月20日は西上の恵比寿講です。 善徳寺の門前ということで、早くから商業地として栄えた町内だからでしょうか、町内の神様として恵比寿さまをお祀りしています。 曳山の御神像も同じく恵比寿像です。 普段は蔵に安置されてますが、この日一日だけ神主さんにお越しいただいて、町内のものだけでお祓いを受けます。
 神様には大きな鯛と紅白のお餅をお供えします、ウチも小さな鯛を神棚に供えました。 切り分けたお餅は翌日子どもたちが町内の家々に配り回ります。 その時にいただく駄賃が貴重なお小遣いになるのです。
 写真の赤い提灯については一昨年の日記をご参照ください。
 きょうはグレー木綿袷に黒の半衿、黒の角帯、灰黒の木綿袴にグレー足袋。
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2005年10月20日(木)  No.809

“星のかがやき”ポスターができました
 2学期から始まった「星のかがやき」活動。 城端区域にビラを配布し、ことあるごとに個別にお願いしています。
 いつでも誰でもできる活動ですが、継続していただくことが肝要だと考え、ポスターを作ることにしました。 前回のチラシは時間がなかったので僕が作りましたが、今回町内の“とむ工房”さんにお願いしましたら快く引き受けてくださいました。
 さすがプロですね、簡潔ですが伝えたいことが明確です(クリックすると拡大します)。 感謝感謝です。
 A2版で作成し、町内の人目のあるところに貼らせていただきます。 危険箇所看板と同様、忘れかけた頃に見て思い出していただけたら…と期待します。
 「会社やサークルにも貼ってやるぞ」という方がおられましたら、こちらからダウンロードしていただくこともできます。 よろしくおねがいします。
 きょうは青縞のウールに青い半衿、辛子の角帯に灰緑の袴です。
星のかがやきポスターダウンロード
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2005年10月19日(水)  No.808

募集!和布でつくるペンダント教室
 体験型イベントじょうはな彩菜まつりが近づいてきました。 今年のメイン開催日は11月12(土)・13(日)です。
 今回は市街地一円と桜ヶ池だけではなく、蓑谷地区やJA東部支所にも範囲が広がりました。 スタンプラリーも開催するのでぜひ参加してください。
 当店では両日とも「和布でつくるペンダント教室」(写真をクリックすると拡大)を開催します。 和布とスワロスキービーズを使った、お洒落な仕上がりです。 どちらかの形をお選びください。 サンプルは店内にあります。
 講師は昨年に引き続き丹羽やす子さんにお願いしました。 予約していただくとありがたいですが、当日ふらりとお越しいただいても対応できるようにします。 所要時間はおよそ30分。 見学自由なのでお気軽にご参加ください。
 彩菜まつりの詳細については近日中に観光協会のサイトにアップされる予定です。
城端観光協会
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2005年10月18日(火)  No.807

クイズ これはなんでしょう?
 城端小学校の工事は着々と進んでいます。 現在建築中の南棟と、来年着工の北棟に挟まれた通路は緩やかにカーブした回廊のイメージです。 城端のまちなみを意識したそうです。
 南棟はほぼできあがり、現在内装の仕上げに入ってます。 それとともに周辺の環境づくりも始まりました。
 コレなんの写真かわかりますか? 曳山を模した受水槽です。 欄干や赤い車輪もついてます。 まだ隠されてますが子どもたちの絵がうっすらと見えます。
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2005年10月17日(月)  No.806

ジュニアきものも揃ってます
 展示会三日目。 今回はいつもと違って子どものきものも展示しています。 先日「女の子の四つ身を捜してデパートとかいろいろ回ったけど全然いいのが無くって…。でもここにあったのね」というお客様がおられました。 厳選した柄を常備していても、お客様にきちんとお伝えしないとダメだなと思い、展示することにします(写真は一つ身です)。
 外からでもご覧いただけますので、お気軽にのぞいてください。
 きょうは寒いので青縞のウールに薄黄土の半衿、辛子の角帯に薄柳の袴、グレーの足袋。
2005年10月16日(日)  No.805

みんなで看板かき
 朝8時に小学校で学習発表会前のPTA親子校内清掃、続いて9時から親子で危険箇所看板を描くことにしました。
 危険箇所はPTAや先生方をはじめ、地域住民のみなさんから教えていただきました。 本年度はその中の50箇所に看板を立てます。 事故後の対応ということでマスコミの注目度も高く、新聞やローカルテレビ局が取材に訪れました。 地域の方々に小学校の活動を知っていただくことで、星のかがやきの賛同者も増えると信じています。
 慣れぬ看板描きゆえ最初はどうなることかと心配していましたが、10時半にはすべて仕上がりました。 多くの保護者と子どもたちが参加してくださったおかげです、感謝してます。
 予想以上にいいデキでばえです。 10/22の学習発表会で展示しますので、ぜひご覧ください。
 急いで戻って作務衣からきものに着替えて展示会モードに…。 きょうは薄色の揚柳木綿に柿色の半衿、辛子の角帯に灰黒の袴、よきもの倶楽部の足袋。
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2005年10月15日(土)  No.804

手作りのおもてなし
 「和の心」を伝えるよそほひ展が始まりました。 今夜はロングバージョンで夜11時迄開けています。 初めての試みでしたが、お客様にゆっくりしていただけたので良かったと思ってます。
 写真は手作りの栗蒸し羊羹。 妻が初めて作りました。
(1)渋皮を残したまま剥いた栗を黒砂糖と煮ます。このまま食べても美味しいです。渋皮があるほうが味に深みがでるし、胸焼けしないそうです。
(2)小豆を黒砂糖で煮詰めます。
(3)葛と小麦粉を溶いた型に(1)(2)を入れて、30分程度蒸します。冷やして固めたらできあがり。
 切り方が下手なので見た目は悪いですが、素材を吟味したせいか味は結構イイ線いってるのでは…。
 きょうはコサシルクにくすんだ黄色の半衿、黄土色の角帯に薄緑の袴、白茶の足袋です。
2005年10月14日(金)  No.803

折り込みチラシができました
 いよいよ明日から「和の心」を伝えるよそほひ展です。 ここ数年、展示会の折り込みチラシに切り絵(もどき)を使ってきました。 今回は城端十景その5「桜坂」です(クリックすると拡大)。 なかなかイイ感じに仕上がったと自画自賛…。 個人サイトにも載せました。
 明日夜は志の輔落語がじょうはな座であります。 終演後でもゆっくりご覧いただけるように夜11時まで営業しています。 お越しいただけるなら、落語のマクラだけでも教えてください。 おいしい手作りお菓子を準備してお待ちしております。
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2005年10月13日(木)  No.802

豊岡洋造水彩画展
 城端にぎわい館じゃんとこいで「豊岡洋造水彩画展」が始まりました(11/10まで)。
 日本の名所旧跡を信じられないくらい精緻に描き込んでます。 それもそのはず豊岡さんの本業は…です(ヒミツ)。 どうして知っているかと言うと、以前2階のギャラリー蔵布都 藍で小京都のプラモ展を開催した時にお世話になったからです。
 右は城端別院山門をご覧ください(クリックすると拡大)。 城端の人ならずとも欲しくなりますね。 僕も切り絵で同じ題材を選びましたが、この構図は気づかなかった…ヤラれました。
 きょうはもめんに柿色の半衿、辛子の角帯に焦茶の袴。 そろそろウールなどを出さなくては。
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2005年10月12日(水)  No.801

尺巻き
 呉服の世界は未だに尺貫法が使われています。 鯨尺(くじらじゃく)の一寸は3.8cm。 不思議なことにセンチよりも尺(しゃく)や寸(すん)・分(ぶ)のほうがサイズがぴったりくるんです。
 仕立出しをする時に二尺指(にしゃくざし)で胴裏を測ります。 測った裏地はものさしにきれいに巻いてゆきます。 いわゆる尺巻きです。 こうしておくと、何枚重なってるかを数えるだけで総丈がわかります。
 写真は紅絹の胴裏を巻いているところです。 片手はカメラなのでちょっと変ですが…。 まぁ、こんな感じでしょうか。
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2005年10月11日(火)  No.800

別院山門の見どころ(その1)
 店から歩いて2分にある城端別院善徳寺は浄土真宗大谷派の古刹です。 虫干法会に公開される宝物に目がいきがちですが、建物自体もすばらしいんです。
 写真は山門扉の彫刻です。 力強いでしょ?
 このコーナーではときどき別院の見どころをご紹介してきます。
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2005年10月10日(月)  No.799

危険箇所看板
 広い城端には、子どもたちにとって危険な場所がたくさんあります。 住民の方々に危険箇所を挙げていただいた結果、交通事故・水難・崖などたくさん見つかりました。 すべてを改善することは不可能だし、危険箇所から隔離することが子どもたちの将来にとって決して良いとは考えません。
 親や地域の大人が「ここはこんなだから危ないよ」と声を掛けてやることで、子どもは学習し、自分で考えるようになります。 しかしながら、大人の目の届かない場所があることも事実です。
 そこで一目で分かる看板を設置することにしました。 図案は6年生から公募し、今度の土曜日に親子で描きます。  きょうはその下塗りです。 先生方もたくさん来てくださってます。 板は城端建築組合(組合長;山下一夫さん)が格安で作ってくださり、塗料もオハラアートさんがお世話してくださってます。 本当にありがたいことです。
 ラポールで小杉町閉町式が行われていました。 平成の大合併で個性ある市町村がどんどん消されていきます。 一年先輩の南砺市民としては「避けられるのならヤメた方がいいですよ」とお伝えしたいです。
 きょうは片貝木綿に地紋のある黒半衿、黒の角帯にチャコールグレーの袴。
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2005年10月9日(日)  No.798

「和の心」を伝えるよそほひ展
 秋の展示会の準備に追われています。 展示会と言っても今回は、ドドーンと並べるんじゃなく、テーマ毎にきちんと提案いたします。
一、普段の着物 “紬”と“名古屋帯”
 名古屋帯の別染めもできます(見積もり無料)。
一、お茶席の着物 “附け下げ” “色無地”等
 主張しすぎず、そして品がある着物でさりげなく。
一、成人式の着物 “振りそで”と“袋帯”
 一生に一度の晴れの日、大人への第一歩を華やかに、そして“私”ならではの個性を大切に。
一、晴れの門出を祝う着物 “黒留” “色留” “訪問着”と“袋帯”
 永く愛される着物を提案いたします。
一、裏方ですが役割は大きい “長襦袢”
 美しい着姿の陰には、着心地よく着くずれしにくい長襦袢あり。
一、愛らしい小物たち “帯〆” “帯揚” “半衿” “帯留”等
 お洒落の決め手です。
◆「和の心」を伝えるよそほひ展◆
10月14日(金)・15日(土)・16日(日)午前9時〜午後8時(但し14日は23時まで)
 きょうは縞の伊勢木綿に黒の半衿、黒の角帯に灰黒の木綿袴です。
2005年10月8日(土)  No.797

文化人への憧れ?
 機会があればまた呼んでくださいね…って書いておいたら、ふたたび金沢の金茶寮で夕食をいただくことになりました。 またまた迷いに迷って、やっとのことでたどり着いたら酒宴は始まってました。
 昨年も感激しましたが、今夜の八寸も箸をつけるのを躊躇うくらい美しいです(写真をクリックすると拡大します)。
 友禅作家の二塚長生先生が主賓でおられ、山下郁子さんのことで話しが弾んだ後、さらさらっと絵を描いてくださいました。 目近で一流作家の筆遣いを見たのは初めてです。 あれよあれよという間に書き上がる生き生きとした絵。 構図、筆の勢いの見事さに息を飲みました。 天才っているんだなぁ…。
 今日は別染めしたゴザ目の江戸小紋に白茶の半衿、グレー系の柔らかめの角帯をへたれ結びにして。 妻は泥大島に白地の名古屋帯です。
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2005年10月7日(金)  No.796

ネイチャーゲーム
 小学4年生の校外学習に保護者の一人として参加しました。 平日の午前中にもかかわらず、多くの方がボランティアとして出てくださってます。 本当にありがたいことです。 お陰で子どもたちは萎縮せずに桜ヶ池周辺を探索してまわれました。
 赤とんぼって最初っから赤いんじゃないんですね、初めて知りました。 子どもに聞いたら「そうだよ」と平然と言ってのけ「城端にはナツアカネアキアカネ、それにマユタテアカネがいるんだよ」と教えてくれました。 とても勉強になります。
 僕の子ども時代は星の名前や昆虫の名前を教わることが無かったので、今の子が羨ましくもあります。
 きょうは厚手の紬風木綿に黒の半衿、黒の角帯に灰黒の木綿袴。 桜ヶ池へはさすがにジーンズでいきました。
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2005年10月6日(木)  No.795

初披露?城端小学校新校舎
 もうじき完成する城端小学校の南棟(第一期工事)の学校見学会にお邪魔しました。 半年前に入ったときは、まさに工事現場でしたが、今回はノーヘルです。
 新校舎は壁の無いオープンスクール形式で明るく、木をふんだんに使った城端らしい建物に仕上がっています。 右写真のように”回廊“を意識して作られたようです。
 同行した6年生は3学期だけの使用になりますが、とても楽しみにしていました。
 PTAとして気がかりなのはシックスクールです。 環境基準が厳しくなり、塗料や接着剤などには注意をはらってると思いますが、什器や備品などから引き起こされることもあります。 充分に換気して、子どもたちの健康を害さぬよう気をつけたいです。
 きょうは薄色の揚柳木綿にくすんだ玉子色の半衿、辛子の角帯に茶の袴、白茶の足袋です。
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2005年10月5日(水)  No.794

あいさつ運動
 今週は城端小学校児童会企画のあいさつ週間です。 早朝子どもたちが率先して校門に並び、大きな声で「おはよ〜ございます!」
 低学年の子は面白がって大声を競い合ってますが、それでもいいと思ってます。 朝から声を出すことで、元気に一日がスタートできそうです。
 10月から制服も衣更え…といってもまだ寒くないので半数以上の子はまだ夏服です。 学校となりのキンモクセイがいい匂いを漂わせてます。 一年で一番いい季節がはじまります。
2005年10月4日(火)  No.793

城端でフレンチ
 薪の音の旬菜レストラン「むかい野」で昼食をよばれました。 6月にオープンして100日余り、落ち着いたころにお邪魔しようと思ってましたが、なかなか日程が合わなくって…。
 思い切って里山コース(\3,500-)を頼みましたが、期待以上に美味しくとても満足です。 「複雑な味」と書くと違う印象を持たれるでしょうが、下ごしらえをきちんとした深みのある味でした。
 器はもとより調度品、しつらえ、サービスも含めてセンス良く、隠れ家的な雰囲気と相まって、女性客に人気なのが理解できます。
 近くにこんなお店があるなんて…城端はまだまだ懐が深いです。
 きょうは辛子のタッサーシルクに辛子の角帯、薄緑の袴に白茶の足袋。 妻は紬地の小紋に象を織り出した黒の名古屋帯です。
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2005年10月3日(月)  No.792

圧倒された初ライブ
 今日は豪華に二本立て。 小杉ラポールでふらっと5周年記念『破快楽〜BuRi☆BuRe☆ブレイク〜』があり、家族揃って参加しました。 目玉は金城大学ストリートダンスチームと民族楽団チャンチキ。 そう、じゃんとこいむぎやに6年連続出演してる楽団です。
 写真を見てもなにがなんだかわからないでしょう?それほど楽しいイベントでした。 チャンチキメンバーが後ろにいるハズですが全く見えません。 我が子の初ライヴ体験はまさに無礼講だったようです。
 また破快楽のOpening Movieは明るく楽しい素晴らしいできばえで、僕は思いがけず感涙してしまいました。
 地域生活支援・交流ハウス ふらっとはいわゆる富山型デイサービス施設ですが、代表の宮袋さんの強烈な個性に触発されてか、みんなとっても元気なんです。 ハンディを持った方も、老いも若きもフツーに暮らせる世でありたいです。
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2005年10月2日(日)  No.791

炎のドッヂボール大会
 城端小学校2学年わくわく体験教室親子ドッヂボールに参加しました。 わくわく体験教室というのは各学年毎に学級委員が話し合い、親子で楽しめるイベントを企画し実行するんです。
 子ども曰く「いま一番人気があるスポーツはドッヂボール」だそうで(ほんとかいな…)、人気を反映して沢山の方が親子で参加しておられます。
 メンツを見るとお父さん比率が異常に高い! 熱くなってケガ人が出るのでは…と余計な心配もしましたが、みなさん紳士的に子どもにボールを渡すだけに終始してました。 むろんまともに投げたらヤヴァいので、利き腕使用不可です。
 しかし高学年の男の子数人が紛れ込んでいて、凄いスピードの玉をビシバシ投げてきます。 キャッチするだけで拍手喝采を浴びるという、異様な盛り上がりを見せたのでした。 あ〜ドキドキしたぁ(笑)
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2005年10月2日(日)  No.790

夜のじょうはな座
 城端伝統芸能会館(じょうはな座)ができて、一ヶ月が過ぎました。 むぎやの披露だけではなく、いろんな形で使われてます。 プロ民謡歌手を招いての公演、地元の民謡団体の発表会、志の輔らくご…など。 中学校の合唱コンクールにも使う予定です。
 ”座“ですから、敷居を低くして人の集まる使いやすいホールにしたいものです。
 写真は夜のじょうはな座の外観です。 イイ感じでしょ?
 きょうは白茶のネップ入り木綿に柿色の半衿、辛子の角帯に焦茶の袴、自分で染めた足袋に右近下駄。
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2005年10月1日(土)  No.789

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