愛・地球博に来日したカメラータ・トランシルヴァニア(CAMERATA TRANSILVANIA)の演奏会を聴きました。 ルーマニアの国立オーケストラメンバーで構成された楽団(Vn=8,Va=2,Vc=2,Cb=1,Ob=1,Fl=1)だそうです。 今回は竹内祥子さんのピアノが加わってます。 全席自由だし、少し早めに会場のクロスランドおやべセレネホールに到着したんですが、ぜんぜん人がいません。 演奏が始まる段になってもパラパラと50人程度です。 なんの予備知識も無かったので「ありゃ〜、ハズしたかなぁ」と思ってたんですが、演奏が始まるやいなやバイオリンソリストのホンティラ・クラウディウ・マリウスさんの音に鳥肌がたちました。 ヴィヴァルディ「春」「冬」、マルチェッロ「オーボエ協奏曲 ニ短調」、モーツァルト「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」、ホルムベスク「望郷のバラード ホ短調」、「ルーマニア奇想曲」が第一部。 第二部は映画音楽を主に「シンドラーのリスト」、歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲、「虹の彼方に」、「マイ・ファニー・バレンタイン」、「ミスティ」、「星に願いを」、五輪真弓「恋人よ」、「八木節」、そして「Remember Enescu」。 クラシック曲も素晴らしかったけれど、「恋人よ」の繊細さに心打たれ、八木節の超絶技巧(?)に心奪われました。 アンコール曲は「リベルタンゴ」で盛り上がって終了。 もっともっと沢山の人に聴いていただきたいコンサートでした。 麦屋の稽古さえなければ子どもたちも連れて行けたのに…。 きょうは辛子のコサシルクに、生成りの半衿、薄茶の袴です。 (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
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2005年9月9日(金)
No.766
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