s「美しい装いきよべ」店長のきもの日記 過去ログ2005年3月

家庭訪問?
 城端小学校の新任の先生方が挨拶にお見えになりました。 次期PTA会長だからだそうですが、なにせ初めての事なのでビックリしております。 すごい慣例があるんですね…。 ワシはエライんじゃ!と思い上がったりはしませんのでご安心ください(?) むしろこれだけの先生に囲まれてドキドキしちゃいました。
 すみません、PTAの原稿まだ未提出です(^^;  宿題は朝にやるタイプです(苦笑) 子どもの勉学の手本にはなりませんが、今年一年よろしくお願いいたします。
 明日から4月だというのにとっても寒い…。 きょうは木綿の袷に焦茶の半衿、黒の角帯に灰黒の袴、灰色の足袋に襟元のストールは欠かせません。
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2005年3月31日(木)  No.602

桝蔵順彦「織りの世界展」
 東京は世田谷にある「沼田絵本美術館」で当店でもお世話になっている桝蔵順彦(ますくらゆきひこ)さんの個展「織りの世界展」vol.8が開催されます。 4月7日(木)〜10日(日)11:00〜17:00 (期間中入場料無料)
 〜 心 月 輪 一心は宇宙の万象を含む 〜 をサブタイトルに、新作を発表しますので、お近くの方は足を運ばれてはいかがでしょうか?
沼田絵本美術館
東京都世田谷区上用賀1-25-20 Tel 03-3708-8200
 3月も終わりだというのに時おり雪がちらついています。 せっかく緩みかけた桜のつぼみもこわばった気がします。 今日は茶縞のウールにスタンドカラーシャツ、帆布の袴の書生スタイルです。
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2005年3月30日(水)  No.601

インターネットラジオを流す
 店内にクラシック音楽を流しています。 しかしいつも同じ曲でちょっと飽きていたこともあって、インターネットラジオを流す事にしました。 国内のFM01海外のクラッシック専門局MostlyClassical.comを繋ぎわけています。
 クラシックだけではなく、インターネットには沢山のラジオ局があります。 お気に入りのラジオ局を世界中から探してみてください。 店のパソコンは二世代前のiMacですが、問題なく聴けます。 音もなかなかいいですよ。
 きょうは茶の古大島に焦げ茶の半衿、黒の角帯に焦げ茶の袴、茶色の足袋です。
 午後から小学校へお邪魔して、4月から着任される図書健裕校長にご挨拶。 身体の大きな快活な方でした。 こちらの思いをお伝えしたら、しっかりと聞き留めてくださったご様子です。 この日記をご覧になった事があるそうで、恐縮しております。
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2005年3月29日(火)  No.599

伝統芸能会館建築中
 8月にオープンする伝統芸能会館の建築が急ピッチで行われています。 柿落としは8月27日だそうで、なにが上演されるのかとても楽しみです。
 ここは今年のむぎや祭(9/17・18)の会場にもなることでしょうし、いろいろな使い方が考えられます。 前に庵連合会で少し話し合った事がありますが、さらに広範囲な議論があればもっと素晴しいアイディアが出るような気がします。
 夜は4回目の臨時庵連合会を開催しました。 ブログの件で集まっていただいたんですが、各町の温かい気持ちが嬉しかったです。
 連合会終了後に役員で恵友会の将来について深夜まで話し込みました。 5年後、10年後、20年後を見据えた遠大な計画(?)が立案されました。 詳細は後日(?)…乞うご期待!
 きょうは黒緑の御召に黒の半衿、黒の角帯に灰黒の袴でした。
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2005年3月28日(月)  No.598

朝グモ
 クモです…嫌いなかたはごめんなさいm(__)m
 亡くなった祖母に「夜の蜘蛛はドロボウで、朝グモはお金を運んでくれる」と、小さいとき教えられました。 夜蜘蛛はグロテスクですが、朝グモはちっちゃいんですよ(写真では巨大ですが…)。
 我が家では朝クモを殺す事はありません。 そっとつまんで外へ逃がします。 夜の蜘蛛は…以前は「処分」してましたが、最近はやはり逃がしてます。 加齢とともに殺生はできるだけ避けたいと考えるようになりました。
 昨夜22時からのレイトショーだったので、寝坊しました。 アセって着替えたので縞の伊勢木綿に黒の半衿、帯なしにロング前掛けです。
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2005年3月27日(日)  No.597

スローフードの時代
 シアター大都会でドキュメンタリー映画「スーパーサイズ・ミー」を観てきました。 健康な人間が朝昼晩とマクドナルドを1ヶ月食べ続けたらどうなるか…という人体実験です。
 被験者兼プロデューサー兼監督のモーガン・スパーロック氏が、わずかな期間に外見は勿論、内臓までボロボロになる経過に恐怖さえ覚えます。
「カロリーは敵だ!肥満反対!」と単純にとらえてる訳ではなく、監督の思いは別の所にも向かってます。 といっても、眉間に皺を寄せて観る映画ではなく、むしろ楽しいです。 ノリがいいし、音楽もいいし…。 僕も「ウゲッ」となりながら、大笑いしながら見ました。
 写真はパンフですが、バーガーの包み紙で覆ってあるんですよ、洒落が利いてます。 「治療法」にも触れています。 恋人のベジタリアンシェフ・アレックスの作った「解毒メニュー」はすばらしい。 見た目も食欲をそそるし、こんな食事だと成人病にならないだろうな…と思います。
 実はこの映画を、子どもを持つ親御さんに是非ご覧いただきたいと考えています。 「食育」と大上段に構えるつもりはありませんが、人間対人間のちゃんとした絆を繋ぐには、体内に直接入る食品の影響は無視できないと感じています。 もちろんスローフードには「愛情」も必須ですけど。
 きょうは青縞のウールに利休鼠の半衿、辛子の角帯に橡色(つるばみいろ)の袴、グレーのタビに右近下駄です。 シアター大都会では浮きませんでした(?)。
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2005年3月26日(土)  No.596

城端駅前が変わっています
 長い間空き地になっていた城端駅前ですが、徐々に変わりつつあります。 まずガッチリしたアパートが建ちました。 さらに、平屋の建物がじきに完成します。 4つのテナントが入ると聞いています。
 先日、ショーウィンドウに模様づけしていました。 楽しい店ができるといいですね。 オープンしたらまた報告します。
 昨夜雷が鳴って雪模様になりました。 積もりはしないのですが、やはり寒いです。 きょうはグレー系木綿袷に黒の半衿、黒の角帯、チャコールグレーの袴、濃いグレーのよきもの倶楽部の足袋、襟元はシルバーのストールで完全防寒です。
 夜はサッカーW杯最終予選の応援(TVで)。 残念ながら負けちゃいましたが、次は必ず勝ちます…絶対…きっと…たぶん。
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2005年3月25日(金)  No.595

着付けいたします
 当店ではお客様のご要望で不定期に着付け教室を開催しています。 一回1500円、だいたい4〜5回でご自分で着られるようになります。 ご自分のきものを持ってきていただくのですが、手持ちの無い方の為にプラス千円でアンティークきもののレンタルもしています。
「文楽を観に行きたいからきものを着せてほしい」というお客様に、当店のアンティークきものを着ていただきました。 春めいた日にぴったりの組み合わせだと思います。
 普段とは違う空間で普段とは違う自分でありたい…そんな方のお手伝いもいたします。
 きょうは白茶にネップの入った木綿きものに、柿色の半衿、辛子色の角帯に濃い茶の帆布袴。 薄茶に染めた足袋に右近下駄です。
 閉店後西上町恵友会の役員会を開催しました。 いよいよ本格的な曳山祭態勢に突入です。
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2005年3月24日(木)  No.594

マツケンサンバ
 城端しだれ桜まつり(4/2〜10)のすべてのメニューが出そろいました。 今年のメイン開催日は4月10日(日曜日)です。 東町通りを一部通行止めにして賑々しく開催します。
 また10日正午に、城端小学校新2年生によるマツケンサンバもあります。 「6年生を送る会」で評判が良かったのでしだれ桜まつりに皆の前で披露してもらう事になりました。 日曜なので学校&保護者ともに大変でしょうが、こうして地域行事に参加してもらえると地域の認知を得やすくなるのでは…と密かに期待もしています。
 写真はつごもり大市に出店していた小学校4年生の店で買ったティッシュ入れ。 けっこうしっかり縫われていて10円でした。 このときも楽しかったなぁ…。 
 きょうはグレー系の古大島の下は黒の綿タートルネックセーター、黒の角帯に茶色の袴です。
2005年 城端しだれ桜まつり
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2005年3月23日(水)  No.593

PTA新旧合同役員会
 いよいよ平成17年度城端小学校PTAが動き出します。 これまでご苦労なさった前任者からの引継を小学校のランチルームでおこないました。
 いつも思うのですが、各委員長さんがとてもしっかりしておられることを痛感します。 いちばん訳がわかってないのが新会長です。 大丈夫か?? しかし今年の執行部にはしっかりした人物が多いので気楽になってます。
 役員会に先立ち、笠原校長への感謝状贈呈を行いました。 城端小学校では3年間本当にありがとうございました。
 子ども達の安全を守るには地域に開かれた学校であるべきだと考えます。 4月に着任なさる新校長とよくお話しして、PTAに何ができるかじっくり詰めたいと思っています。
 きょうは茶縞のウールに久留米のスタンドカラーシャツ、帆布の袴の金田一スタイルです。 酒席の懇親会があるので、上に帆布の道服を羽織り首にストールを巻きました。 学校まで歩いて行ったのですが全然寒くありません。
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2005年3月22日(火)  No.592

坂本龍馬と明治維新
 店が定休日だったので、朝から娘をつれて呉羽の富山市民芸術創造センター(芸創)へ。 初めて出場するコンクールの仕上げです。 
 この芸創は、呉羽紡績跡地を利用した広大な敷地に、数十の練習室や稽古用舞台を持つ施設で、呉羽駅前という至便の立地にもかかわらず安価に部屋を借りられるので予約が引きも切りません。 今日は振替休日という事もあり、沢山の人が出入りしています。 城端伝統芸能会館もこれだけ繁盛するといいですね。
 待ち時間を利用して、長い間よみかけだった「坂本龍馬と明治維新」を読み終えました。 著者のマリアス・B・ジャンセンはアメリカのプリンストン大学教授です。 発刊されて既に40年以上経ってますが、いまだに色あせていません。 幕末から明治にかけて何が起きたのか、僕には初めて知る事が沢山ありました。
 龍馬だけではなく、その時代時代で、誰もが精一杯生きていたんだなぁ…というのが感想の一つです。 徳川幕府の閉塞感もよく伝わってくる良書です。 城端図書館の蔵書ですので、御一読をオススメします。
 きょうは黒とグレーの縞の伊勢木綿に黒の半衿、黒の角帯、チャコールグレーの木綿袴、グレーのタビにグレー鼻緒の右近下駄。
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2005年3月21日(月)  No.591

テストモニターに選ばれる
 MacPowerという雑誌を定期購読しています。 そのなかでテストリポーターを募集していたので申し込んだら当選しちゃいました。 ネットワークメディアプレーヤー“EyeHome”です。
 家庭内LANにこのEyeHomeを組み入れると、サーバと化したMacの画像や音楽、映像をテレビでも見られるという製品です。 いろいろ用途は考えられるのでどのように使うか楽しみです。
 モニターレポートが雑誌に載ったら得意になってこの日記に書きますね。
 きょうは青縞のウールに灰黒の袴、黒の角帯に濃紺の足袋、スタンドカラーシャツの書生スタイルです。
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2005年3月20日(日)  No.590

繁盛請負人“ばんたかお”仕事日記
 昨夜、商工会青年部の講演会にOBとして参加しました。
講師は繁盛請負人繁盛請負人 ばんたかおさん。 事例をまじえていろいろ話してくださいます。 ばんさんは青森の呉服店の四男のお生まれで、呉服業界にも明るくて少々驚きました。 要約してもかなりの字数になるので、ちょっとだけ紹介しますね。
「今の自分は5年前の自分の姿、5年後の自分は今の自分の姿勢」という言葉にクラリときました。 頑張らなくては…。 でも「自分の苦手な分野はどんどん得意な人間にまかせればいい」ともおっしゃってたので、気が楽です。
 今回の講演会は青年部員ばんさんとネットで交流したのが御縁です。 人との出会いはいたるところにあるのですね。
きょうは白っぽい厚手の木綿に茶の半衿、黒の角帯に茶の袴。

繁盛請負人“ばんたかお”仕事日記http://plaza.rakuten.co.jp/bantakao/
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2005年3月19日(土)  No.589

城端小学校卒業式
 夫婦で長男の卒業式に出席しました。 思い起こせばいろんなことがあった6年間でした。 先生、友人、地域の方々に支えられ無事卒業できたことを感謝いたします。
 今春退任なさる笠原校長の祝辞を引用します。
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『 三つの「い」 』


 たった一つしかない自分の命
 たった一人しかいない自分
 たった一度しかない自分の人生

意志
 大きな夢を持ち、その夢に向かって
 強い意志で一日一日を過ごそう


 今、このときを真剣に一生けん命生きよう
 今できることを精いっぱいやろう
 「今」というこのときは、もう二度ともどらない

          城端小学校長 笠原恵正
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 親から伝えなくてはならないことだとも思います。 素晴しい祝辞をありがとうございました。

 子どもたちも感極まって泣きじゃくる子、目をまっ赤にしてる子など…とてもいい卒業式でした。
 城端中学校へはエスカレーター式に上がるので、僕がこの小学校を卒業したときは平然としていたんですが、今の子は感受性が強いのですね。 素直に泣ける事は素晴らしいと思います。

 きょうは茶色の御召に薄色の半衿、辛子の角帯に薄緑色の横段の袴、黒地の御召羽織に茶色の羽織紐、白足袋に雨がちらついたのでシグレ履。 妻は濃い青紫の色無地に、菱地紋の織名古屋帯、薄黄色の帯締めに薄紫の帯揚げです。
 母親の中にも着物をお召しの方が数人見受けられました。 無地や付下、羽織など…それぞれ子ども達の卒業を祝う意味で控えめに装っておられます。 来賓の女性にもお二人きもの姿の方がおられて、とても嬉しかったです。
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2005年3月18日(金)  No.588

別院下に公設駐車場
 城端別院に向かって坂を降りきった所、西新田神明社前に公営駐車場が完成しました(写真をクリックすると拡大)。 観光バスだけではなく、他町からお越しになった一般車もご利用いただけます。 広く綺麗なトイレもあるので、どうぞご利用ください。
 先月のつごもり大市、4月の城端しだれ桜まつり、5月の曳山祭、7月虫干法会、9月のむぎや祭、10月11月の彩菜まつり…とイベントには大変重宝しそうです。
 きょうはグレーの縞伊勢木綿にチャコールグレーのタートルネックセーター、帯なしでギャルソンエプロン、グレーの足袋です。 考え得る一番簡単なきものの着方ですね。。 
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2005年3月17日(木)  No.587

手作り教室開催します
 4月2日〜10日の城端しだれ桜まつり初日(4/2)に「松ぼっくりを使ったかわいい置物」〜桜模様の台にのせて〜を制作します。
 写真はサンプルなので微妙に違うのですが、色の組み合わせを考えて、どなたでも楽しく作る事が出来ると思います。
 講習料は材料費込みで500円。所要時間は60分程度でしょうか。 当日受付も可能ですので、お気軽にご参加ください。
 日中しだれ桜まつりの会議に出席しましたが、今年は東町通りの方々が積極的に参加されることになりました。 おかげで別院会場と東町会場、回遊性がでてきました。 自発的に企画されたイベントはお金をかけずに無理のない範囲で行われます。 詳細は後日こちらに書きますが、とても楽しみです。
 昨年、一昨年と比べても、しだれ桜まつりはだんだん良くなってきてますね。
 例年好評の「きもの姿の方にお抹茶無料」は9日と10日の両日行います。 別院会場で「呈茶」を飲まれたら、チケットを西上にある3軒の呉服店のいずれかにご持参ください。 その場で500円キャッシュバックさせていただきます。
 特に4月10日は「きものの日」的に、商店街のおかみさんや、商工会女性部、大谷婦人会、そして東町通りの方…沢山の方がきもの姿で町に出る予定です。 みなさんもご一緒しませんか?
 きょうは木綿の袷に茶色の半衿、黒の角帯に灰黒の木綿袴です。
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2005年3月16日(水)  No.586

おかみさん虎の巻
 城端の商工会女性部は非常に活発に活動しています。
「来街者に城端の良さを伝えるには、まず自分たちが地域を知っていなくてはならない」…と『おかみさん虎の巻』を作成されました。 城端の地理、歴史、名所、宿泊&飲食施設、商店など事細かに”手書き“されています。 まさに情報の宝庫。
 これ一冊を暗記すれば、城端ガイドはつとまるというスグレモノです。
 ぬかりのないことに一般販売もしてるんです。 さすが!おかみさん(笑) ¥880-(A4判68頁) 挿絵もいっぱい入っていて読んでいて楽しいですよ。
 今日は茶縞のウールに黒のタートルネック、黒の角帯に帆布の袴。 妻は黒の大島に絞りで染め分けた名古屋帯です。
 夜は三回目の臨時庵連合会を開催しました。 曳山祭まであと二ヶ月です。
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2005年3月15日(火)  No.585

城端に紅茶専門店オープン
 県内に数える程しか無い紅茶専門店が城端にオープンしました。 国立北陸病院前にある「ティーベル(TeaBell)」というお店です。
 オーナーの藤田夫妻が丁寧に紅茶をいれてくださいます。 ポット一杯でカップ二杯半くらいでしょうか。 紅茶についてのお話を聞きながら、たっぷり楽しめます。
 値段も非常に安いので、こちらが恐縮してしまうくらいです。 ちょっと奥まってるので目立ちにくいのですが、穴場的な喫茶店です、オススメ。
【ティーベル】南砺市大窪2785 tel0763-62-2324 水曜定休
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2005年3月14日(月)  No.584

花糸織手織り教室作品展
 朝から思いかげない雪模様。 春はもうちょっと先のようです。
「春のよそほひ展」もいよいよ最終日。 足場の悪い中たくさんのご来店ありがとうございました。 
 じょうはな織館の生徒さん達の第一回目の作品展が始まりました(27日まで、水曜定休)。 子どもから大人迄、いろんなの方々の作品がずらりと並んでいます。
 コースターやバッグなどの小物から、力作のタペストリーまで…これだけ揃えば圧巻です。 井波高校生徒達の共同作品もありますし、つごもり大市の高機体験会で織ったタペストリーもあるんですよ。
 夜は曳山連合会準備会です。 “準備会”に正装で出るのも仰々しいし、会場準備もあったので祖父の古い大島に茶の半衿、黒の角帯に焦げ茶の袴にしました。
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2005年3月13日(日)  No.583

谷 聴泉展
 西下の田村萬盛堂さん二階展示室で谷 聴泉展が始まりました(水曜定休)。 城端出身で篆刻を得意とした聴泉(ちょうせん)ですが、書にもすぐれた作品があります。
 和菓子屋さんの二階に移築した古い茶室での展示です(写真をクリックすると拡大)。 ご自分の目でどうぞお確かめください。 
きょうは小豆色のヒゲ紬に茶の半衿、辛子色の角帯に帆布の袴でした。
 以前自分で作った鼻緒の生地が弱ってきました。 新しいのを作りたいのですが、時間に余裕が無くって…。
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2005年3月12日(土)  No.582

勘三郎襲名披露
 書店で販売していない雑誌「和樂」 今月号の付録は中村勘三郎さん襲名記念の一三巾の小風呂敷でした。 卵色の地色に中村屋の定紋である角切銀杏紋(すみきりいちょうもん)を染め抜き、白場には小さな銀杏の葉を敷き詰めてます。 ファンならずとも嬉しいでしょう。
 前にも書きましたが、僕の歌舞伎体験は勘九郎さんの「荒川の佐吉」です。 これで歌舞伎にハマりました。
 この襲名披露公演もなんとかチケットをゲットして足を運びたいと願ってます。
 きょうは結城の糸を使ったグレーの紬に地紋のあるグレーのだまし半衿、裂織りの角帯をへたれ結びにして、ロング丁稚前掛姿です。
 「春のよそほひ展」が始まりました。 楽しい帯がた〜くさんあります。 
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2005年3月11日(金)  No.581

戦火の記憶
 東京大空襲から60年目のきょう、集金にこられた牛乳配達のおじいさんがポツリと『今日やった…』とつぶやきました。
「・・・・? あ!東京大空襲ですか?」
『あんとき東京におったがゃ。焼夷弾の炎が軒づたいにあっという間に広がって、家々が燃え始め真昼の明るさやった』
『木場にいて高射砲を構えていたけど、8000メートル迄しか届かんし、無駄だとわかっていたので撃つこともせんかった』
『(人の燃える)臭いが立ち込めてくさくてたまらんかった』
『海に逃げる人間もたくさんいたが、(熱いので)筏の下に隠れて翌朝水死体で見つかった人も多かった』
『戦争はあかん』
 二十歳で体験なさった事が今も脳裏に焼き付いているのでしょう。

 参院憲法調査会に出席した地元参議院議員が「憲法9条改正すべき」と述べました。 当初「みなさんの意見をお聞きして…」と殊勝におっしゃてたのに…。
 県民はこんな仕事をしてもらう為に一票を投じたのではありません。 上ばっかり見ないで下の声を拾ってください。 身近にも、武力を持つ事の愚かさを身にしみて感じてる方が沢山おられます。
 「町内会を国際社会、家庭を国と考えてほしい。町内会で事件や事故が起こったときに『私は知らない』と言えるのか」という例え話は詭弁です。 たとえばなしというのは往々にして論理のすり替えがおこなわれています。

 明日から始まる「春のよそほひ展」今どき流のお洒落あそび〜きもの編〜の準備をしています。 花をところどころに飾って…準備完了です。
 きょうの最高気温は18℃! 暑いくらいです。 ごつい木綿単衣に茶の半衿、黒の角帯に焦げ茶の綿袴。
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2005年3月10日(木)  No.580

「えしょちゃん」の世界
 じょうはな賑わい館じゃんとこいで『「えしょちゃん」の世界 油絵展』が始まりました(3/31迄、月曜定休) 「和布の小物とパンフラワー作品展」と同時開催です。
 えしょちゃんというのは城端小学校の笠原恵正(かさはらえしょう)校長のことです。 定年でこの春退任なさいます。 仕事が忙しく、趣味で始めた油絵は一年に一枚しか描けなかったそうです。 今回、「記念に…」と習作から最近の作品まですべてを公開しています。 教え子は必見ですよ。
 ちなみに笠原校長はエアロビックもやっておられ、「ティーチャーズ」というチームでスポレク香川2003にも出場なさいました。 校長になってから一輪車に乗れるようになった!という信じられない運動神経(根性?)の持ち主でもあります。
 そんなわけで子ども達に大人気です。 僕が子どもの頃、校長先生って怖いイメージしかなかったんだけどなぁ…。

 今日は青の縞ウールに黒の半衿、灰黒の袴です。
 この格好で南砺市PTA連絡協議会に出席しました。 新しく8町村が合併した南砺市には20の小中学校があり、これまで6つの町PTAがありました。 行政の枠組みが変わるので新しいPTA組織が必要なのだそうです。
 話半分しかわかりませんでした…大丈夫か?新会長…
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2005年3月9日(水)  No.579

富山でミュージカルを観る
 月に一度くらい舞台を観たいと思ってます。 今日はオーバードホールで“BAT BOY THE MUSICAL”(バット・ボーイ・ザ・ミージカル)を観てきました。 洞窟で発見されたコウモリ少年が…という奇想天外なミュージカルです。
 主演の森山未來(もりやまみらい)という男の子を全く知らなかったんですが、人気あるんですね。 見た目はパッとしないし(失礼)、若いし…で彼にはあまり期待していなかったのですが、中盤から歌唱力と演技力にぐいぐい引きずり込まれました。 こんなこと言ってはなんですが、彼一人がこのミュージカルを引っ張ってるとさえ感じました。
 話は面白かったのですが、演出に「なにこれ?」な箇所がいくつかありました。 同様に感じていたのは僕だけでは無いようです。 富山の観客は見る目が肥えてるので、拍手も反応もダイレクトです。 後ろに座った女子高生達(?)も「あのシューってビミョーだよね〜」「みんな発音悪いね〜。なに言ってんのかわかんないよ」と話し合ってましたし…。
 しかし、森山君のがんばりのお陰で(?)最後は4階席まで総立ち。 かなり盛り上がりました。 個人的にもとても面白かったです。
 きょうはちょっと春っぽく、グレーに白糸の入った馬下助左ヱ門の紬に紺の半衿、手織りの角帯をヘタレ結びにして、ざっくり織った青鼠の袴です。 会場は若い女性でうまってましたが、平日のせいか和服姿はいらっしゃいませんでした。
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2005年3月8日(火)  No.578

曳山祭のポスター
 今年の曳山祭ポスターサンプルが刷り上がってきたので見せていただきました。 昨年とデザイナーが変わったそうで、印象がかなり違います。 大きさはA3の縦横倍のA1判という大きなもので、フチなし印刷になります。 みなさんどれが良いと思われますか?
 西上町恵友会で人気投票をしてみました。 最終的には観光協会の役員会(?)で決定することになります。
 春の陽気で気温がぐんぐん上がっています。 風も強く花粉が飛び交ってると思われますが、クシャミがでません。 ひょっとして体質が改善し、花粉症が治ったのかも!!
 きょうは伊勢木綿に黒の半衿、チャコールグレーの袴に右近下駄。 襟元はシルバーの絹ストール。 春っぽくない色目ですね。
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城端曳山祭庵連合会々長日記http://blog.livedoor.jp/hikiyama/
2005年3月7日(月)  No.577

友人の結婚式
 幼友達の結婚式に招かれました。 会場の高瀬神社は僕ら夫婦が14年前に挙式したところです。 時折晴れ間の見える天候の良い日で、厳かな式の後、ゆったりとした披露宴ができました。
 結局早起きして書き上げたスピーチ(前日の日記参照)もまずまずウケてヨカッタぁ。
 トドメは城端定番のむぎや踊りの披露です。 無理矢理引きずり込んだ新郎(左)は笠を持つのは小学校以来でしたが、間違えながらもなんとか踊れたようです(写真をクリックすると拡大)。 温もりのある、いい結婚式でした。
 終焉間際に新婦の父の羽織紐がほどけてしまい、急遽結び直すと言うハプニング(?)がありましたが、ことなきを得ました。

 今日は準礼装です。 薄緑の襦袢に薄いコーヒー色の半衿をかけ、茶色の御召に辛子の角帯、木賊色の羽織に緑&茶の羽織紐、薄緑の横段袴に白足袋に旦那茶の鼻緒の草履でした。
 昨年、今年と友人の結婚式が続いています。 この調子で今年いくつかまとまればいいのに…と願ってます。
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2005年3月6日(日)  No.576

別院の除雪
 3月になりましたが、城端はまだ雪がかなり残っています。 むろん道路には皆無なのですが、あるところにはあるんです。
その筆頭が城端別院善徳寺境内。 ご覧ください、本堂から落ちた屋根雪がうずたかく積もっています。
 しかしながら、城端別院の特長である朝、昼二回の勤行(ごんぎょう)にお参りなる方々の為にきれいに参道は除雪されています。 ありがたいことです。 
 きょうは木綿袷に柿色の半衿、黒の角帯に帆布の袴、帆布の道服です。
 無理矢理時間をつくり、久しぶりに散髪しました。 というのは明日、幼なじみの結婚式に出席するからです。 今晩中にスピーチ原稿を仕上げなくては…。 しかし、伊十一郎先生の稽古最終日でもあります。
 泥縄です…。
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2005年3月5日(土)  No.575

春うらら
 「春のよそほひ展」の手作り案内状ができました。
今どき流のお洒落あそび 〜きもの編〜
 と題して、春らしい柔らかな催事にしたいと思っています。

☆今どき流のよそほひ
 今どきの小紋や紬を集めてみました
☆春のお茶会で…
 春色の着物や帯を集めてみました
☆今どき流のお洒落名古屋帯
 楽しくなる帯・おしとやか気分になる帯・幸せ気分になる帯などいろいろ集めてみました
☆今どき流のこじゃれた小物たち
 氣のきいた小物たちを集めてみました
☆城端曳山祭を堪能しませう
 お手持ちのお着物で曳山祭を味わってみませんか

春のよそほひ展は3月11日〜13日まで開催です。 どなたでもお気軽にお越しください。

 きょうは大島の下に黒の綿タートル。 黒い角帯に焦げ茶の袴を着用しています。
今夜もPTAの会議です。 平成17年度委員会の新メンバーを決める通称ドラフト会議…。 といっても存じ上げない方ばかりなので選びようがありません。
 しかし、各正副委員長さんが自発的に自分の委員会を選択されたのでホッとしました。 忙しいけど楽しい一年にしたいと思います。 キーワードは「地域に開かれた学校」。 合い言葉は「明るく楽しいPTA」です。 仮題ですけど…。
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2005年3月4日(金)  No.574

平成16年度PTA全体役員会
 小学校ランチルーム(食堂)で平成16年度城端小学校PTA全体役員会がありました。
 現在改築中の小学校なので、ランチルームに学校体育館を利用しています。 天井が高いので、教頭先生の話だと「朝からストーブをガンガン焚いて昼食にようやく間に合う」そうで「天井から冷やされた水滴が落ちてくることもある」のだそうです。
 事業報告を聞きますが、今年一年間PTAにはほとんど関わってなかったので、これほど熱心に活動していた事をしりませんでした。 特に秋に出没した熊騒動で迅速に対応できたことは賞賛に値します。
 終了後、神明会館での懇親会に飛び入り参加。 定年で退任される笠原校長の隣に座らせていただき、恐縮至極です。
「PTA総会にもきもので出られるんでしょ?」と女先生に尋ねられ『ええ、もちろん。でももうちょっといい物を着ます』とお答えしました。 だってきょうは茶色い縞のウールに茶の半衿、辛子の角帯に帆布の袴、自分で染めた茶色の足袋です。 正式な場所に出るには、あまりにも普段着すぎます。
「あっら〜楽しみ、じゃ私も色無地着ようかしら…」ですって。 冗談でも嬉しいです。
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2005年3月3日(木)  No.573

町中を巡る
 つごもり大市からスタートした「じょうはな懐かし道具展」(3/6迄)の写真を撮りに回ってます。 マップに書き込んだものより、出品点数が増えていて驚きです。 各店主が蔵を探すうちに面白い物を見つけてくれたんでしょう。 由来などを尋ねると皆さん熱意を込めて語ってくださいます。 こころなしか顔が輝いて見えました。
 いつもの店先が様変わりし、店主の意外な一面がかいま見られて面白いです。 また店の人といろいろな話をすることがとても有益だと感じました。
 写真は院林やさんにある日露戦争当時の出征兵士の絵はがき帳。 イイ感じでしょ?(写真をクリックすると拡大します)
 今日は厚手木綿に茶の半衿、裂織りの角帯をへたれ結びにして、上からざっくり織ったロングコートを羽織ってます。
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2005年3月2日(水)  No.572

和布の小物とパンフラワー作品展
 じょうはな賑わい館じゃんとこいにて「和布の小物とパンフラワー作品展」が始まりました。 (月曜休館・3月31日まで)
 福光在住の石崎光子さん、杉本スミ子さん、上坂悦子さんによる合同展です。 パンフラワーというものをあまり見たとがないので、花弁の精巧さに驚きました。 思わず触ってしまいそうで危ないです(写真をクリックすると拡大)。
 この「じゃんとこい」は近隣の人々だけではなく、中心部を訪れる様々な方の憩いの場になっています。 入りやすい場所ですので、どうぞご利用ください。
 今日は青地の縞ウールにくすんだ青の半衿、灰黒の木綿袴にグレーの足袋です。
 夜は芳村伊十一郎先生の御指導で庵唄の新曲「松風」を稽古しました。 心地よい緊張感のある充実した時間です。
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2005年3月1日(火)  No.571

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