祖母が亡くなってあっという間にひと月です。 本当にいろんなことがありました、思い起こすと白日夢を見ていたような気がします。 正直言いますと、祖母がいないという実感が伴いません。 いつも座っていたイスに今でも祖母の面影を見ます。 居間に、部屋に、そして店頭で外を見ていた黒い丸イスに。 以前の日記にも書きましたが、周囲の皆さんのおかげでなんとかやってこられたことを感謝しています。 祖母の死を契機に僕が店主となりました。 未熟な人間ですが、末永くおつきあいいただければ幸いです。 きょうは青い縞ウールにくすんだクリーム色の半衿、黒の角帯にチャコールグレーの袴。 よきもの倶楽部の黒っぽい柄足袋に右近下駄です。
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2004年3月25日(木)
No.223
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