創作工房まるとも 中山道男さん作品展

和紙工芸作品展(11/11〜11/9)

柿渋を塗った和紙の拡大写真(下に柿渋の説明があります)

柿渋は防水力・防腐力があり、伊勢型紙や酒袋に使われています。

青柿の汁を搾り取り、火を通して雑菌を取り除いたのち、柿酵母菌を加えて発酵させます。一年、二年、三年と時を経るごとにいい柿渋になるということです。まるでワインのようですね。

一度にこんな良い色には染まらないので、薄めた柿渋を何度も塗り、堅くなった和紙を手揉みし、また柿渋を塗り…の繰り返しで作ります。紫外線によって色が濃くなり、写真のような色になるのです。

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