「美しい装いきよべ」店長のきもの日記 過去ログ2014年12月

++美しい装い きよべ++

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未来は
 平成二十六年もあと数時間。 皆様に支えられ無事に終えることができました。 心より御礼申し上げます。

 今年もいろんな出来事がありました、個人的にも国内的にも。
 悪いことも多々あったけど、去年よりは良かった…と思うことにします。 だって「希望」が無いと人は救われないから。

 明日は・来週は・来月は・来年は・未来は、きっと良くなることを信じて。
 来年の干支、ほんわかとした会津の未を店頭に飾りました。 未来の未です。

 きょうは白茶の木綿に焦茶のタートルフリース、カラシの角帯に帆布の袴、茶色のウールマフラーにニット手甲、焦茶のタビックスです。 
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2014年12月31日(水)  No.4199

日常見かける和文様 「斜め格子」
 洋風生活してる現代社会の中にも「和模様」は出現します。
 今回は大掃除中の窓ガラスに「斜め格子」が出現しました(写真をクリックすると拡大)。
 モダンな文様で、左写真の帯の柄にも使われています。

 何もないと思っていても、突然現れる和文様、『一日一日を大切に生きよ』という思し召しでしょうか(←大仰ですね)。

 きょうはグレー織木綿に黒ハイネック、黒裂織角帯に灰黒の袴、グレーのニットチョーカーに黒のタビックスです。
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2014年12月30日(火)  No.4198

鼻毛の森
 『鼻毛の森』ってご存知ですか? いえ地名じゃなく、事象でもなく(笑)、シンガーソングライターです。
 別名「鼻毛の森エンターテイメントジャパン代表橋詰晋也永遠の33歳独身花嫁募集中」だそうで、砺波出身ということもありデビュー当時から気にしていました。

 その鼻毛さんのディナーショー(?)がある、それも3千円ポッキリで!というので、いそいそと「インド料理ガンディ」へ。
 店内ぎっしりのお客様と肩寄せ合ってカレーを食べ、一緒に歌い笑い、リアルすぎる歌詞にシュンとして(笑)、会場一体となって盛り上がりまくりました。
 未発売曲『紐』は傑作です、アレンジして北島三郎御大に唄って欲しいくらい(笑)

 前座(?)のキトキトロケンローラーの寅さんと新ユニット「はっさく」もめっちゃ楽しかったし…。
 年内最後のライブは大笑いで終れましたね。アリガトウ。

 きょうは焦茶に朱縞ウールに焦茶のタートルネックフリース、黄金の角帯に黒斑の袴、茶色の足袋です。
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2014年12月29日(月)  No.4197

マイ・フェイヴァリットきもの
 ファッションデザイナー稲葉賀恵さんが「マイ・フェイヴァリット きものに託して」を上梓されました(写真をクリックすると拡大)。
 単なる着物本じゃなくて、品の良い生きかたをなさる稲葉さんの半生を振り返った一冊です。洋裁を始めたきっかけから、「ミセス」のモデル、きものとの出合い、そして民藝へと。
 写真をふんだんに用い、美意識に包まれた貴重な本。 「樋口可南子のものものがたり」の著者;清野恵理子さんがプロデュースなさったと知り納得しました。 品川恭子さんのきものと帯も登場します。

 稲葉さんが着物愛好家だったというのも嬉しかったけれど、1章をさいて民藝の美しさを語ってくださったことに驚くとともに、誇らしく感じました。
 ファストファッション全盛のいまこそ、民藝運動の認知と再興を社会で働く女性に託したい…と願っています。

 きょうは青縞ウールに朱色の半衿、黒裂織角帯に灰黒の袴、グレーのチョーカーに黒手甲、黒のタビックスです。
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2014年12月28日(日)  No.4196

" 消えた " 子どもたち
 録画しておいたNHKスペシャル調査報告 "消えた"子どもたち 〜届かなかった「助けて」の声〜』を見ました。

 全国1377の施設に問うた調査(回答834)では、一定期間、社会とのつながりを断たれていた(=消えた)子どもがこの10年間で1,039人もいるそうです。 これは顕在化した数値で実際はもっと多いと思われます。
 育児放棄、貧困、親の病気…さまざまな理由があるのでしょうが、“消えた”子どもは悲惨です。 学校にも行けず、助けを求めることもできず、飢え、虐待され、最悪の場合は衰弱死しています…。
 運良く保護されても、学習の遅れや成長障害、心に傷を負うなど…悪影響が残ります。 18年間軟禁され続けた女性の姿は痛ましく、救ってあげられなかったことを本当に申し訳なく思いました。

 これが仮にも先進国とよばれる日本の姿でしょうか? 子どもを守り育てるのは「家庭」だけではありません。 国や学校や行政施設だけでもありません。
 誰かのせいではないのです。 僕を含めて大人の責任です。
 ナレーターの久保田祐佳アナが涙をこらえながら語っているように聞こえました。「助けを求める子どもたちの小さな声を聞き漏らさないでください。私たちがもう一歩踏み出すことを子どもたちは待っています」

 きょうは茶地に白縞木綿に小豆色のハイネックフリース、辛子の角帯に黒茶の袴、ガーゼストールにニット手甲、茶色の足袋です。
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2014年12月27日(土)  No.4195

お洒落は足元から
 サンタさんが来てくれないので半年ぶりの自家消費5年履き続けた右近下駄がボロボロになったので新調しました。 草履のローテーションはしてますが、毎日和装なのでかなり酷使したようです。
 黒地にドット(?)を織り込んだお洒落な鼻緒、前つぼもいつもと違う素材です(写真をクリックすると拡大)。
 いつ履こうかな…雪道でおろすのは勿体ないから…春かも(笑)

 きょうは茶縞ウールにタートルフリース、カラシの角帯に帆布の袴、ニットスヌードに手甲、茶色のタビックスです。
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2014年12月26日(金)  No.4194

Bon Voyage!(よい旅を)
 林道美有紀さんのミニアルバム「Bon Voyage!」を購入しました(写真をクリックすると拡大)。
 北陸新幹線「新高岡駅」停車応援ソング『未来へ 〜かがやき〜』そして『あの場所で… 〜はくたか〜』『煌めくひとすじの光 〜つるぎ〜』の3曲入り(+インストルメンタル)。 北陸新幹線3兄弟(?)を網羅してます。
 ポップでノリノリの曲は川嶋フトシさんが作詞作曲。 これまでとは違ったりんちゃんソングを御堪能ください。

 きょうはグレー縞の伊勢木綿に焦茶のタートルフリース、黒緑の角帯に黒斑の袴、グレーのニットチョーカーに黒手甲、グレーの足袋です。
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2014年12月25日(木)  No.4193

城端のンまいもん! その19
 城端はんまいもんだらけです。
 昨日、パネルディスカッションのおやつにエルハート城端の「柿チップス」が出されました。 これが抜群に美味しくて!
 平種なし柿(…多分)を皮ごとスライスして干したものだと思いますが、絶妙の歯ごたえと自然な甘さにハマってしまい、何枚も食べちゃいまいました。 柿好きな人にはたまりません。

 エコビレッジサミットでも紹介されていたことを思い出し、急いでエルハート立野原分場に買いに行きました。
 いっぱい詰まって200円!安すぎでしょう(写真をクリックすると拡大)。

 きょうはグレー縞の片貝木綿にスタンドカラーシャツ、黒裂織角帯にチャコールグレーの綿袴、グレーの絹ストールに黒ニット手甲、黒のタビックスです。
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2014年12月24日(水)  No.4192

循環と土徳
 大福寺でパネルディスカッション「小さな循環」から考える「土徳」の創生 が開催されました(写真をクリックすると拡大)。

 パネリストは金山秋男(明治大学教授)、川合声一(合同会社地創研代表/日の出屋製菓産業代表取締役会長)、北野孝一(富山国際大学名誉教授)、木村宣彰(鈴木大拙館館長)、桑守即洋(鹿熊山常光寺住職)、佐々木利幸(佐々木寺社建築?代表取締役)、中尾英力(懐石料理「万惣」料理長)
 コーディネーターは太田浩史(砺波民藝協会会長/大福寺住職)、モデレーター蓑口 潔(合同会社地創研) [順不同/敬称略]
 ・・・・およそ考えられないくらい素晴らしい顔ぶれです。

 内容もびっしり、示唆に富んだシンポで、情報量が多すぎて脳がクラッとしました

 木村先生「徳とは天にあるもの。土徳では徳が土地にあるということになり意味が違う。その地方に土徳があるないではなく、土に徳があるのだ。そのことに南砺の人々は気づいていた」
 人の連綿とした繋がりの中にこそ土徳なるものが存在する、と。

▶僕の中で全てが繋がりかけています。
 太田住職が語った「お金にできない社会的共通資本=土徳」「中井はるさんの遺書
 中尾さん「箱膳の意義(自分だけの世界+循環+気遣い)」
 北野先生「循環する日本海学」
 佐々木棟梁「300年後の生活を想像した建築」
 金山先生「言葉が失われば、その言葉の背景も失われる」

▶僕たちは何を為すべきか?
 木村先生の言葉をお借りすれば「人間が人間であることを教え伝えて行く」ことではないでしょうか。
 それが土徳であり、循環でしょう。

 きょうは柿色木綿に薄茶の半衿、辛子の角帯に黒茶の袴、黄茶の絹ストールにニット手甲、帆布の道服に焦茶のタビックスです。
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2014年12月23日(火)  No.4191

さくや姫だより その45
 我が家で一番寒がりなのはさくやです(キッパリ)。 ストーブはまだしも、コタツは危険だから…と必死で侵入を防いできましたが、ついに根負けしました。
 今ではスッとコタツに入って、顔だけ出してます(写真をクリックすると拡大)。
 「ま、いいか」と甘やかしてしまうのは末っ子だからでしょうね(笑)
 
 きょうはグレー織木綿に黒ハイネック、黒緑の角帯に黒斑の袴、グレーのニットロングマフラーをWミラノ巻きにして、黒の手甲にタビックスです。
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2014年12月22日(月)  No.4190

ニットのはおりもの
 店内一角の手作りコーナーが充実しています。 新たにニットの「はおりもの」3色が編みあがりました(写真をクリックすると拡大)。
 シンプルな形なので、和装・洋装どちらもいけます。 車の運転時や水仕事に!もちろん防寒効果も高いすぐれもの。 しかも手洗いできるんです(アクリル70%、毛30%)。
 よろしければ御試着ください。
 
 きょうは焦茶に朱縞ウールに黄土色の半衿、黄金の角帯に帆布の袴、ガーゼストールにニット手甲、茶色の足袋です。
2014年12月21日(日)  No.4189

城端線の始発が砺波駅に!?
 3月14日開通の北陸新幹線のダイヤが発表されました。 最速タイプの「かがやき」は朝夜に集中し昼は無し…、高岡に停まる「はくたか」に快速タイプを作る…などまぁ順当な感じです(写真をクリックすると拡大)。

 が、ここで大問題!
 始発の「はくたか」に接続する城端線の始発が砺波駅発になってます。 すなわち南砺市民は一本遅い新幹線に乗れってことです。 東京駅に朝9時20分に着くのと10時40分とでは、午前の過ごし方に雲泥の差があります。

 そんなことより、予想が的中し「城端線が城端発じゃなくなった」ことがショックです。 これはJR西日本の城端線切り捨てへの布石では無いでしょうか?

 林道美有紀さんの新CDが本日発売になりました。 北陸新幹線応援ソング3曲入りです。 盛り上げていきましょう

 きょうは白茶の厚手木綿にスタンドカラーシャツ、裂織角帯に帆布の袴、ガーゼストールに茶色の足袋です。
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2014年12月20日(土)  No.4188

てくぶし
 手首のグリグリをなんて呼んでます? そう着物の裄を測る部位です(写真をクリックすると拡大)。

 手のくるぶし? 尺骨茎状突起? いまいちだと思いませんか?
 そこで今後、我が家では『てくぶし』と名付けることにしました。 覚えやすいでしょ「て・く・ぶ・し」

 「てくぶしってドコ?」と聞けば、大抵の人はココを指しますよ、きっと(笑)

 きょうは青縞ウールに黄土色の半衿、黒の裂織角帯に黒斑の袴、グレーの絹ストールに黒手甲、黒のタビックスです。
2014年12月19日(金)  No.4187

垣田 堂ギター演奏会
 金沢在住のギタリスト垣田 堂さんの演奏会がなやかふぇであるというので、大雪の中いそいそと出かけました。
 垣田さんと知り合ったのは2年前、ですが生音を聴くのは初めてなんです。

 なやかふぇ一角の敢えて干し大根を見せたステージで始まった演奏は想像以上に素晴らしいものでした(写真をクリックすると拡大)。
 CDだけ聞くと繊細なギターかも…思っていたのが、意外に大胆で。 もちろんテクニックは抜群で。
 またボソボソと話すMCがすっごくツボで、笑いをこらえるのに必死でした。

 暖かいなやかふぇでコーヒーをいただきながら聞くギター演奏会。 今後は月に1回(第3木曜19時)開催するそうです。
 次回は1月22日(木)19時〜 会費(コーヒー付)1,000円
 今度は子どもを連れて行きたいです。

 なお、詰まった流雪溝はなんとか開通しました。 ご尽力くださった皆様ありがとうございます。

 きょうは茶地に白縞木綿に焦茶のタートルネック、黒裂織角帯に黒茶の袴、茶のニットマフラーに手甲、焦茶のタビックスです。
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2014年12月18日(木)  No.4186

師走の大雪
 12月としては異例の大寒波が日本を襲いました。
 予想天気図をご覧ください(クリックすると拡大)。 嘘でしょ?この等圧線!西高東低…完全に真冬の天気。 日本の至る所で雪が降り大変なことになってます。

 雪国とやまは当然のように積もりました。
 朝、綺麗に除雪したのに、夕方には歩道がホラ…こんな状態に(右写真)。
 最悪なことに、こんなときに流雪溝が下流で詰まって、夜に店の前で水が吹き出しています。 1時間以上かけて通そうと試みましたが、徒労に終わりました…。 万事休す…。
 
 きょうは茶縞ウールに小豆色のハイネック、辛子の角帯に帆布の袴、ニット手甲にマフラー、茶色の足袋です。
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2014年12月17日(水)  No.4185

檜舞台しおり
 先日の京都南座の顔見世興行で、公演番附(プログラム)を買いました。 お話の筋はイヤホンガイドでわかるのですが、帰ってにんまりと反芻する為に…、また美しい錦絵も目当てのひとつです。

 今回はなんと!張り替えた檜舞台を用いた「檜しおり」がオマケについてました(写真をクリックすると拡大)。
 いや〜ウレシイ嬉しいうれしい。 憧れの歌舞伎役者が踏みしめた(かもしれない)板…どうしよう、使えないや(笑)

 きょうはグレー縞伊勢木綿に黒ハイネック、黒緑の角帯に灰黒の袴、グレーの絹ストールに黒のタビックスです。
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2014年12月16日(火)  No.4184

おすすめサイト その31
 どうしても紹介したいサイトができました。

 来年は終戦から七十年、この間、日本は戦争をしていません。
 この70年間に日本も世界も大きく変わりました。 しかし、不戦の誓いは変えてはなりません。

 戦争を知る世代がどんどん居なくなっています。 本や映像、ネットなどで伝えられる戦争は、なにがしかのフィルターがかかっていると考えるべきでしょう。
 一個人が体験したナマの(=その方にとっては真実の)戦争の姿を後世に残さなくては…とできたのが、「みんなの戦争証言アーカイブス」というサイトです。

 語るのは宝田 明さん(俳優)、赤木春恵さん(女優)、元零戦パイロット、主婦、元駆逐艦水雷長etc.・・・どんどん増えています(インタビューアは元NHKの堀 潤さん)。
 編集無しのノーカット!(長いけどチャプター付きですので、コツコツとご覧ください)。
 語り部の人生が詰まっています。

みんなの戦争証言アーカイブス】 http://true-stories.jp/

 きょうはグレー織木綿に焦茶のタートルフリース、黒緑の角帯に黒斑の袴、黒手甲にグレーの足袋です。
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2014年12月15日(月)  No.4183

投票者が半分以下!!
 衆議院選挙が終わりました。 結果もアレですが、最も残念だったのが、投票率があまりにも低かったことです。
 全国平均は59.32%。
 我が富山3区の投票率はわずか47.7%(!)。
 普段は高率の南砺市でも59.4%…全国平均を辛うじて上回ってる状態です。
 南砺市の有権者45.077人に対して、投票は26,777人。 仮にあと37人投票に行かなかったら(26,740人)全国平均と並んでました(そうです、貴方の貴重な一票がお役に立ったのです…トホホ)。

 「大義なき選挙」とか「結果のみえてる選挙」と言われてましたが、この投票率はいくらなんでも低すぎやしませんか?
 選挙に行くことは権利の行使というよりも、選挙権を持たぬ若い世代や、まだ生まれてない次世代の子どもたちへの責任だと僕は考えます。

 今日は白茶の厚手木綿に小豆のハイネックフリース、辛子の角帯に黒茶の袴、ニットスヌードに茶色のタビックスです。
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2014年12月14日(日)  No.4182

オペラ ヘンゼルとグレーテル
 富山県射水市出身でドイツで活躍する声楽家(テノール)澤武紀行さんを中心にしたミニオペラが富山でありました。
 会場は自動車屋さんのホール(コンコース)、ひょんなご縁でお邪魔することに。
 早く着いたのでリハを横目で見ましたが、澤武さんの統率力は素晴らしいですね(もちろん歌声も)。 

 演目はいくつもありますが、メインはヘンゼルとグレーテル(短縮版)。 お菓子の魔女役を、なんと澤武(さわぶ)さんが演じます。
 むろん話は承知してますが、ドイツ語で歌われると新鮮だなぁ…。
 サービス精神溢れる演出も楽しかったし、子どもたち(とやま香音ジュニア・コーラス)の歌声の美しさも最高でした。
 一足早くクリスマス気分です。

 きょうは焦茶地に朱縞ウールにグレー地紋の半衿、黄金の角帯に帆布の袴、茶色のニットマフラーに手甲、帆布の道服に茶色の足袋です。
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2014年12月13日(土)  No.4181

千光寺の至宝
 砺波市美術館で開催中の『越中真言の古刹 芹谷山 千光寺の至宝展』に滑り込みセーフで行ってきました(12/14まで)。
 砺波から婦中へ向かう国道359線沿いにある千光寺。 古いお寺だと思ってましたが、まさか飛鳥時代開基とは…。

 古い寺院だけあって、展示物はまさに至宝と呼ぶにふさわしい。 秘仏本尊や閻魔王坐像、曼荼羅図に大般若経六百巻etc.…。 圧倒的な物量だし価値も高い。
 図録が完売したらしくPDF化されていました。 一級の資料です、ありがたい。
 そういえば、初詣以外に千光寺にお詣りしたことなかったなぁ…。 春になったら訪れることにします。

 きょうはグレー縞片貝木綿に黄土の半衿、黒緑角帯に黒茶の袴、絹の茶ストールに苔色のネル足袋、黒手甲です。
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2014年12月12日(金)  No.4180

マララさんのスピーチ
 ノーベル賞の授賞式でマララ=ユスフザイさんのスピーチをごらんになられましたか?
 全文をこちらにアップしましたので、どうかご一読ください。

   《5分経過》

〈最後の一文↓〉
 みなさん、これで終わりにしようと決めた最初の世代になりましょう。
 誰もいない教室も、失われた子供時代も、無駄にされた可能性も。
 男の子や女の子が子供時代を工場で過ごすのも、もうこれで終わりにしましょう。
 女の子が幼いうちに強制的に結婚させられることも、戦争で子供の命が失われることも、子供が学校に通えないことも、これで終わりにしましょう。
 私たちで終わらせましょう。この「終わり」を始めましょう。今、ここから、ともに「終わり」を始めましょう。

 ・・・・感動しました。

 平和賞に決まったとき「違和感がある」と書きましたがが、マララさんは一人じゃなかった。 近くに、そして世界中に、志を同じくする仲間がいる。

 パキスタンだけじゃないんです、教育を受けられない子どもは。
 日本ですら、国は教育予算を削ろうとしています。 資源に乏しい我が国の最大の資源は『人』です、人を育む教育費を削減してどうするつもりでしょうか。

 きょうは青縞ウールに久留米のスタンドカラーシャツ、裂織角帯に灰黒の袴です。
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2014年12月11日(木)  No.4179

城端のンまいもん! その18
 忘れてかけていたコーナー二日続けて更新します(^^;
 郊外にあるリトルハーフパイントさんのパンはとても美味しいのですが、「カツサンド」が輪をかけて絶品です。 カツが普通じゃない。
 そのまま食べても美味ですが、寒い季節は焼いてちょっと焦げ目をつけるとパンが香ばしくなって僕好みなんです。 お試しあれ。

 きょうは茶縞ウールに小豆色のハイネックフリース、カラシの角帯に黒茶の袴、茶色の足袋にガーゼストールです。
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2014年12月10日(水)  No.4178

おすすめサイト その30
 サイトではありませんが紹介させてください。

 南砺しあわせのおすそわけ実行委員会が作った南砺市PR映画「懐かしき未来への旅 in 南砺」(林 弘樹監督)が完成しました。
 7分半のショートムービーに城端と南砺の魅力が詰まってます。
 城端絹縄ヶ池城端線ゆっくり時間が流れる町 城端。 映像に編集したらますます素敵なところに思えてきました。

懐かしき未来への旅 in 南砺】 http://youtu.be/ZiK0Yihr2Vw

 きょうはグレー織木綿に薄グレー地紋の半衿、黒緑の角帯に黒斑の袴、グレーのニットチョーカーに黒手甲、グレーの足袋です。
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2014年12月9日(火)  No.4177

吉例 顔見世
 自分への誕生日プレゼントは歌舞伎鑑賞。 南座は何度も行ってますが、実は「顔見世」は初めてなんです。
 良い席は入手困難だし高いので、なんの迷いも無く四等席を購入しました、俗にいう大向こうです(余談ですが、ここは後ろに荷物が置けるので便利です)。

 幸四郎さんの「魚屋宗五郎」も良かったけど、やはり「仮名手本忠臣蔵 七段目 祗園一力茶屋の場」ですね。 冠に“十八世中村勘三郎を偲んで”とついてるくらいですから勘九郎・七之助兄弟の共演が素晴らしい。 年を経るに従ってお父さんそっくりになっていく勘九郎さんに涙が出そうです。
 隣近所の“先輩達”が「中村屋っ!」「松嶋屋!」などと声をかけるのを気なるく思いながら『いつか自分も!』と心に記すのでした。

 きょうは茶地に朱縞ウールに朱色の半衿、黄金の角帯に帆布の袴、茶色の足袋にウールマフラーです。
 さすが顔見世、きもの姿の女性がいっぱいで華やかです(写真をクリックすると拡大)。
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2014年12月8日(月)  No.4176

夜の二条城
 世界遺産登録20周年記念『アートアクアリウム城 〜京都・金魚の舞〜』なる謎の催しが二条城で開催されてると知り、娘と出かけました。
 木村英智さんがプロデュースする「インスタレーション」です。
 といっても、内容を殆ど知らずに並んだ我々…。 まさかこれほどの規模とは夢にも思いませんでした、金魚を見るために、何万人もの人が訪れるなんて…。

 二条城内に妖しくも美しい空間が忽然と現れたという印象。 いやもう…ナ ン ダ コ コ ワ…と思いましたよ。
 極めればアートになる…か(ちょっとバブリーな感じもしますが)。 列をなし、水槽をありがたがって拝見する姿は、宗教行事のようでもありました。
 あ、京都らしく友禅で金魚を染め抜いた訪問着等もあります(左写真をクリックすると拡大)←きもの日記らしく補筆(^^;

 好天の日曜夜ということもあってか、二条城前駅を降りたあたりから北大手門まで長蛇の列。 「15分待ちです」を信じて、当日券を購入したら、さらに入場まで40分待ちの列(ダマサレタ!)。
 寒空の下、それでも文句も言わずに整然と並ぶ人・人・人…。 あれ?この風景どこかで体験したことあるような・・・・あっ!初詣だ(笑)

 きょうは茶地に朱縞ウールに焦茶のタートルフリース、黄金の角帯に帆布の袴、焦茶のタビックスにウールマフラーです。
      (ブルーの文字をクリックすると関連ページへリンクします)
2014年12月7日(日)  No.4175

ポールセンローズ
 一年間、風邪もひかず52歳の誕生日を迎えることができました。 ひたすら感謝です。
 何度も町外に出ましたし、沢山の人と出会いました。
 忙しかったけど、とても良い365日をすごすことができました。
 いろんな肩書きを外させてもらいました。 その時間を自分の為に費やしました。

 でも少しずつ、人さまの為にそして次世代の子どもたちの為に、時間とエネルギーを使おうと考えています。 少しずつですが、方向を見誤らぬよう一歩一歩…。

 きょうはグレー縞の伊勢木綿に黒ハイネック、黒緑角帯に黒斑の袴、グレーニットマフラーに黒手甲、黒タビックスです。
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2014年12月6日(土)  No.4174

ぶん廻しタオル
 神戸応援ツアー林道美有紀さんのタオルマフラーを購入しました。 そう、サッカー応援で回すアレです(写真をクリックすると拡大)。
 12月20日リリースのミニアルバム「Bon Voyage!」に盛り上がる一曲があって、そこで使います。 デザインもなかなかでしょ(色は…僕に似合いませんが…)。

 タイヤ交換終了!と思った途端、雪が降り出しました。 ふぅぅ〜間に合った…。
 きょうは白茶の厚手木綿に焦茶のタートルフリース、カラシの角帯に帆布の袴、茶色の足袋にガーゼストールです。
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2014年12月5日(金)  No.4173

地域を見つめ直すインバウンド戦略
 じょうはな庵で広域観光の勉強会があるというので混ぜていただきました。
 集まったのは南砺&白川観光協会および世界遺産合掌街道実行委員会の皆さん。 いわば観光の専門家です。

 『地域を見つめ直すインバウンド戦略』講師は古田菜穂子さん。 プランニング・ディレクター、プロデューサー、岐阜県観光交流推進局顧問、山形県ASEAN戦略アドバイザー、(財)岐阜県教育文化財団 総括アドバイザーという多様な肩書きをお持ちです(写真をクリックすると拡大)。
 インバウンドというのは「外国人旅行者を誘致すること」で、観光交流推進局で汗を流した古川さんが岐阜県の戦略を詳細に語ってくださいました。
 2時間びっしりの密度の濃い講演の概略だけかいつまんで記述します。

 「インバウンドを見つめ直すことは地域を見つめ直すこと」→「宝もの認定プロジェクト」→「自慢の原石+既存の観光地=面的広がり」
 地域資源を掘り起こし、観光商材化し→「日本の中で自地域の立ち位置を考える」
 シンガポール&マレーシア&タイなどのアジア国家にターゲットを絞り込み、宣伝媒体のトーン&マナーを統一、知事がトップセールス&フォローアップetc…。
 考えられる全ての手段を適宜うち、少ない経費で最大の効果を上げておられます。
 そして…『自地域の良いトコロ100言えますか?』←結局これに尽きるんですね。

 凄い人だ…。
 古田さんのようなスーパーウーマンは富山に現れないかもしれないけど、城端でも実現できそうな多大なるヒントをいただきました。
 まだまだ知恵を絞り、議論し、汗をかく必要があるようです。 (そもそも僕には外国人観光客に来てもらおうという発想が無かったし…、そんな意味でも強烈な講演会でした)

 きょうは青縞ウールに久留米のスタンドカラーシャツ、辛子の角帯に灰黒の袴、灰色の絹ストールに黒のタビックスです。
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2014年12月4日(木)  No.4172

春風亭昇太独演会
 今を時めく春風亭昇太さんの独演会が砺波市出町子供歌舞伎曳山会館であり、いそいそと砺波市へ。
 チケット完売!全席自由!開場前に着いたのですが、すでに入場待ちの長蛇の列ができてました(油断しました)。

 8年ぶりに見る昇太さんは、相変わらずお肌がツルツルでお若い! マクラも落語(権助魚、二番煎じ)も絶妙で、高座の楽しさを満喫しました。
 大河ドラマに毛屋主水(家康から饅頭をもらったのが嬉しくて兜を饅頭型にした武将)役で出演したときの裏話もサイコーです。

 やっぱ生はいいですよね〜、前の人の頭でよく見えなくても、場の空気で笑っちゃいますもん。
 山城マニアの昇太さんが“富山県一だ”と絶賛する増山城、来春にでも攻めにゆかねばなるまいて(笑)

 きょうは茶地に白糸を織り込んだ木綿着物に柿色の半衿、黄金の角帯に黒茶の袴、絹ストールに茶色の足袋です。
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2014年12月3日(水)  No.4171

にしまちLED
 西町商店会の街路灯LED化されました(写真をクリックすると拡大)。
 水銀とナトリウム灯だったのですが、今後さらに省電力になります。 とても明るいし防犯効果バッチリです。

 商店街は20時まで営業してるので、夕食後のお買い物、もしくは雪が降る前に夜のお散歩(もしくはウォーキング)などはいかがでしょうか?(街路灯はかなり遅くまで点いてます)。

 きょうはグレー縞の片貝木綿に黒ハイネック、黒裂織角帯に黒斑の袴、青灰のガーゼストールに黒のタビックスです。
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2014年12月2日(火)  No.4170

城端線で小旅行 東野尻(ひがしのじり)
 東野尻駅についに降り立ちました!これで城端線コンプリートです。
 高儀と砺波の間にある東野尻は、砺波工業高校の生徒がよく乗り降りします。 そのせいか規模の割に自転車置き場が充実してるかな(写真をクリックすると拡大)。 周辺はな〜んも無し、ある意味いさぎよいです(頑張って歩けばシマヤがあります)。

 車しか乗らない人はご存じないでしょうが、城端線は非常に便利な公共交通機関で、高校生だけじゃなく、大人も結構利用しています。
 3月14日に北陸新幹線の新高岡駅と連結し、前途洋々のように見えます…か?
 でも僕がJRの社長なら乗降客の多い「高岡ー砺波」間を重点的に運行させます。 すなわち、何本かは砺波でUターンしてしまうかも…ということです。
 そうならない為にも、積極的に利用し利便性を知り、問題点に気づき意見を述べましょう。 城端駅では笑顔の新職員がみなさんをお待ちしております。

 きょうは焦茶に朱縞ウールに柿色半衿、黄金の角帯に帆布の袴、ガーゼストールに焦茶のタビックスです。
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2014年12月1日(月)  No.4169

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