「美しい装いきよべ」店長のきもの日記 過去ログ2010年11月

++美しい装い きよべ++

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城端のンまいもん! その13
 城端の名物を紹介するこのコーナー、8ヶ月ぶりに復活です。
 今回はANGO(安居菓子舗)の「虎満喜(とらまき)」を紹介します。 固めのこしあんを生地で巻いた菓子で、表面に虎満喜と職人技で書かれています
 お茶うけにピッタリで、巻紙には、河井寛次郎先生が城端からの手みやげに所望した、と故 岩城信嘉さんの味のある文字が(写真をクリックすると拡大)。

 きょうは茶に白縞の厚手木綿に黒半衿、黒の角帯に焦茶縞の袴、茶色の足袋に黒手甲です。
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2010年11月30日(火)  No.2700

越中アートフェスタ2010
 エフエムとなみから連絡があり「となまが」コメンテータのピンチヒッターを頼まれました。 定休日だったので快諾してバイクで砺波に向います。 お相手は3ヶ月ぶりにタナベマサキさんです。
 例によっていろんなことを話しました、キモノでジャックの話題も。

 放送終了後、越中アートフェスタ2010の巡回展を北日本新聞砺波支社ギャラリーでやってたので見学。 2時から水墨美術館学芸課長の中川美彩緒さんによる作品解説があるというので拝聴することに。
 これがためになったし面白かったんです。 審査員でもある中川さんは作品の意図するものや技法だけではなく、審査時のことまで語ってくださいました。 聴けて良かった。

 写真は僕がピカイチだと思った「脚」です(クリックすると拡大)。 宮崎 遼さんの立体造形で奨励賞を受賞しています。 自転車の両輪を筋肉を連想させるワイヤーで繋ぎました。 潔く明快だし、細部にまでこだわりがあり美しい。
 きょうはグレー木綿袷に黒のタートルネック、黒緑の角帯に黒斑の袴、グレーに染めた足袋です。
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2010年11月29日(月)  No.2699

盛況カニバルと残念な講演会
 じょうはなフラワーカード会の交換会「カニバル」です。 テント設営のため、町内の江ざらいを早々と切り上げ準備にかかります。
 昨年と打って変わって雨模様の悪天候、出足が心配されたのですが、それでも開始前には沢山のお客様が列をつくり、30分ですべて完売しました。ありがとうございます。

 午後はじょうはな座で南砺市民大学講演会
 講師は伊藤惇夫さん。テレビにもバンバン出てる気鋭の政治アナリスト、混迷する政界の裏情報も聞けるかと期待してましたが、肩すかしを食らいました。 う〜ん、残念。 でも入場無料だもん仕方ないですよね。
 当初、塩爺こと塩川正十郎さんが御講演なさる予定だったのですが変更になったようです。 これまた残念。
 もひとつ残念だったのは、会場に僕ぐらいの世代がいなかったこと…。 若い人は皆無に等しかった、還暦を超えた人ばかり…。 演題は「〜時代の転換期を見つめる〜流動化する日本政治経済の行方」ですよ。 トホホ…感があります。
 忙しいのはわかるけど、日曜の午後ですよ。 無理すればなんとかなるじゃないですか。 関心が薄いのかなぁ…それとも宣伝不足??

 きょうは茶縞ウールの下は久留米絣のスタンドカラーシャツ、カラシの角帯に焦茶の袴、茶色のタビックスです。
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2010年11月28日(日)  No.2698

城端絹の羽二重
 城端は織物の町です。 しかし沢山あった絹織物工場は時代の趨勢とともに減少し現在2軒だけ。

 10年位前に操業ストップした木村機業場は、それまで宮内庁御用達の優れた羽二重を織っていました。
 かつて譲っていただいた未精錬の羽二重をこのたび精錬いたしました(写真をクリックすると拡大)。
 貴重な城端の羽二重です、胴裏として使ってもいいのですが、他の用途が無いか考えています。 お知恵をいただければ幸いです。

 きょうは茶に朱縞のウールに赤縞の半衿、辛子の角帯に帆布の袴、茶色の足袋にダカ織のストールです。
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2010年11月27日(土)  No.2697

キモノでジャック
 「京都をキモノで埋め尽くそう!」をスローガンに今春から始まったキモノジャック
 もっと気軽に気楽に、キモノを自分スタイルで楽しもうという趣旨で、参加条件もルールも「キモノを来てくること」だけ。
 「参加表明無用、途中参加OK、途中離脱OK」というユル〜い集まりがウケたのか、全国に飛び火して盛り上がってます。

 このシステムを支えるのが、モバイル機器&ツイッター。 「○月○日○時、○○○集合」とか「いま○○○にいます」など、経費をかけずにリアルタイムで情報発信できるから。
 気のあった仲間と途中離脱してお茶したり、路地に入ったりなど…ほんとフリー。いま風ですね。

 参加者は若い方が多いのですが、男性比率がすっごく高い! しかもみんなお洒落。
 ギョーカイ関係者もフツーの人も、とにかくキモノが好きって感じで楽しんでます。 商売っけが全くないのが清々しい。

 そんなキモノジャックが頑張ってフリーペーパーを発行しました(写真をクリックすると拡大)。 インターネットだけでは伝えきれない情報もあるからだそうです。 一部店内にありますのでご覧ください。

 北陸ではまだキモノジャック始まってませんが、雪解けとともにやってみたいなぁ…。
 城端ジャックはもちろん嬉しいのですが、セントラムジャックも楽しそう。

 きょうは茶縞のウールの下はスタンドカラーシャツ、黒裂織の角帯に帆布の袴、茶緑の足袋です。
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2010年11月26日(金)  No.2696

砺波安全教室
 (財)富山県PTA親子安全会の安全研修会と県P教育環境問題委員会のケータイ・インターネット安全教室を砺波市出町中学校にて開催しました。
 僕は両組織の役員かつ砺波地区P連の会長です。 これまで別々に開催してたのですが、安全繋がりということで合体してもらいました。

 親子安全会の説明と救急講習、そして県PはDVD上映&説明できっちり2時間。 かなり詰め込みましたが、密度の高い教室になったと思います(写真をクリックすると拡大)。
 すべては子どもたちの未来のために…。

 きょうは白茶の厚手木綿に薄赤縞の半衿、芥子の角帯に焦茶地の綿袴、茶色に染めたタビックスです。
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2010年11月25日(木)  No.2695

慶安糸ざくらを守る会
 城端別院善徳寺式台に樹齢360年のしだれ桜があります。 毎年この桜の開花にあわせて「城端しだれ桜まつり」を開催してる古木で、慶安2年(1649)に善徳寺8世顕勝連枝が植えた(越州岡崎御坊善徳寺 真調記)とされる由緒ある桜です。
 有志のお世話で一時期よりは樹勢が回復してきたのですが、予算の関係で抜本的な手入れは後回しになってました。

 この糸ざくらを守り後世まで残そうと本日、準備会が招集されました。
 声がかかったのは善徳寺護持の会をはじめとする別院諸団体、自治振興会と区長会、商工会&観光協会、にしまち商店会などです。

 まず現場を視察し(写真をクリックすると拡大)、桜に適さない固い地盤の土壌改良や、日照を遮る杉の枝おろしなどが急務として提案されました。
 そして数年かけて糸ざくらを元気にするために、一口2,000円(何口でも可)の募金活動をすることに大枠で決定。 11月29日の結成総会に向けて趣意書を作成します。
 何年も前から懸案となっていた糸桜の保全がいよいよ本格的になりました。

 きょうは青縞ウールに黒タートル、黒の角帯に黒斑の袴、グレーの足袋にストールです。
 なお今後は、別院式台門の糸桜の名称を「慶安糸ざくら」と呼ぶことにします。
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2010年11月24日(水)  No.2694

LED200球で効果2倍のイルミネーション
 思うところがありイルミネーションを止めていましたが、今年は数年ぶりに復活します。
 というのはタイマーを設置したことと、LED電球が安価になったから。 それでも予算の関係で100球×2しか買えません。
 どこに設置するのが効果的か?と試行錯誤した結果、つづらこみちの入り口にしました(左写真)。

 集積することで貧相さを薄め、さらにガラスの反射を利用し効果を倍増させ(?)、LED電球400球ぶん?(右写真をクリックすると拡大)
 毎夕5時から10時まで点灯しています、散歩がてらご覧ください。 静かに点滅するのでそれなりにきれいですよ。

 きょうはグレー伊勢木綿の下は黒のタートルネック、黒の角帯に黒ムラの袴、グレーに染めた足袋です。
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2010年11月23日(火)  No.2693

五箇山の絹真綿
 五箇山は蚕の産地でした。 合掌造りは豪雪に対応した形状ですが、養蚕にも適した構造です。 近年まで五箇山で産した繭を城端で織ってたんです。

 五箇山の絹真綿が手に入りました(写真をクリックすると拡大)、つづらこみちで展示するとともに販売もいたします(一枚105円)。 絹ならではの感触を味わってみてください。

 久しぶりに家族で外食しました。 そして数年ぶりにカラオケへ。 今のカラオケって凄いことになってるんですね。
 アニソン三昧の後に歌ったのは植村花菜さんの「トイレの神様」 9分52秒もある長大な曲で、初めてラジオで聞いたとき「この曲良いけど、カラオケで歌われたら迷惑だね」と自ら言っていたのに…。 ゴメン。

 きょうは茶に白縞木綿に薄赤縞の半衿、黒緑の角帯に茶縞の綿袴、茶色の足袋です。
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2010年11月22日(月)  No.2692

宿り木の紅葉
 素晴らしい秋晴れの一日。
 別院境内の大杉を見上げるとなにやら赤いものが見えます(左写真)。
 あれ?なんだろうと近づくと、枝の宿り木(?)が赤く色づいていました(右写真をクリックすると拡大)。 ススキも一緒です。

 山門に上らないと見られない空中庭園ですね。

 式台門脇の大イチョウも見事に黄色く染まりました。 こんな身近で紅葉を楽しめるなんて幸せです。

 きょうは茶縞ウールの下はスタンドカラーシャツ、芥子の角帯に黒斑の袴、黒繻子の足袋にダカ織のストールです。
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2010年11月21日(日)  No.2691

案内板行灯化計画
 店頭に特注の案内板があります。 A3大の紙を抜き差しして店の催事情報などを掲示しています。
 永らく(10年間!)無灯火でしたが、ついに思い立って電球を埋め込むことにしました。

 中は空洞なので、電球色の蛍光灯(60W相当)と使ってなかったオーディオタイマーを設置(左写真)。 下から穴をあけ、目立たぬように配線します。 かかった経費は1,110円。

 夕方5時から夜10時までタイマーでスイッチオン!
 ぼんやり灯る明かりが風情あるでしょ(と自画自賛)

 きょうは白茶の木綿に朱赤の半衿、黒緑の角帯に焦茶縞の綿袴、茶緑の足袋です。
2010年11月20日(土)  No.2690

カニバル予告
 食欲の秋!恒例の「カニバル」(城端フラワーカード会の交換会)を11月28日に開催します。
 ことしのチラシが完成しました(写真をクリックすると拡大)。

 100ポイント(まとめても可)から参加できますので、月末の日曜日は11時に店前のえびす駐車場へ
 おいしいものイッパイでお待ちしております。

 厚手の縞木綿に薄柿色の半衿、カラシの角帯に焦茶の袴、茶色の足袋です。
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2010年11月19日(金)  No.2689

富山県都市農山漁村交流推進協議会
 県PTAの代表として表記の会議に出席しました。 漢字ばかりの堅苦しい名称ですが、おおざっぱに言えば富山でグリーンツーリズムを広める活動をする会です。
 メンバーは学識経験者と受入側(地域実践者・交流施設・農産物販売・農林漁業団体)、観光関係者、そして教育関係者です。

 現場で活躍してる方々がほとんどで活発な意見がでました、参考になるとともに楽しかったです。 城端の「田んぼの学校」が絶賛されたことも嬉しかったし。

 しかしながら他所では学校田を中止した小学校が報告されました、その理由が保護者による反対だったそうです。 汚れることを嫌ったそうな…、子どもは喜んでるのに。
 別の事例では、子どもが干柿づくりを体験して家に持ち帰り吊るしておいたら「こんなキタナイもの!」と母親が捨てたそうです。 子どもはショックだったでしょうね。

 親を代表して謝るとともに「今の親世代がもっとも農作業を体験していない。地元のことも知らない。子どもの方が学校や地域でいろんなことを学んでいる。親世代に伝えるためにもぜひ継続してください」とお願いしておきました。
 ゆとり教育の弊害ばかりが喧しいですが、反ゆとりの揺り戻しのせいで、子どもが様々なことを学ぶ貴重な時間が削減されそうで心配しています。

 きょうは茶に朱縞のウールに薄柿色の半衿、芥子の角帯に焦茶の縞袴、茶色の足袋に畳表の右近下駄です。
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2010年11月18日(木)  No.2688

LED自転車にパワーアップ
 納屋に入れっぱなしだった折りたたみ自転車を引っ張りだしてきました(写真をクリックすると拡大)。 10年以上前になにかの景品でいただいた安物です。
 タイヤが小さいのとフレーム剛性が弱いせいか、はたまたキャスター角が足りないのか、真っすぐ走りません。下り坂ははっきり言って怖いです。
 三段変速ですが、ギヤ比がおかしいのか登りもラクではないし。
 ペダルは取れたので交換しました。

 いいトコ無しの自転車ですが、その不憫さがかわいいと感じ始めたのは異常でしょうか?
 車のトランクに積めるのは利点なのでこれからちょくちょく持ち出そうかと考えています。(あ、でも例のママチャリは潰れるまで乗り続けます)。
 ライトと赤色板がついてなかったので、LEDライトを買ってきました。 とりあえずこれで暗くなっても安心です。

 きょうは青縞ウールに黒半衿、裂織黒角帯に黒斑袴、灰色足袋です。
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2010年11月17日(水)  No.2687

すべてのものは自分の表現
 富山に行ったついでに水墨美術館へ。 現在開催中の「生誕120年記念 河井ェ次郎展」(12/19まで)を駆け足で巡ります。
 ご存知のように河井ェ次郎は民藝運動の創始者の一人です。 となみ民藝協会員としては「コリャ外せんだろう」と思った次第。

 京都の河井寛次郎記念館が素晴らしかったので、今回の企画展も期待して行ったんですが…。 う〜ん、何かが違う、同じ作品なのに不健康な感じ…。
 なんでだろう?照明の具合か?などとしばらく考えて、ハタと気づきました。 「場が違うんだ」と。
 そうなんです、作品がいかに素晴らしかろうと、民藝作品はガラスケースに入れて展示する類いのものではありません。 京都の記念館で生き生きして見えたのは、作品があるべき所に収まっていたから。
 ま、仕方ないか…。

 一緒に展示してあった遺品は必見です。 センス溢れる寛次郎に触れることができた気がしました。 とりわけ折りたたみ式のベッコウ眼鏡はゾクゾクするくらい…。 
 「すべてのものは自分の表現」は河井寛次郎の言葉です。
 カッコいいなぁ…。

 きょうは白茶の厚手木綿に薄柿色の半衿、芥子の角帯に焦げ茶の袴、茶緑の足袋です。
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2010年11月16日(火)  No.2686

カンボジア支援とまちづくり
 いらなくなった大量の新古品雑貨(リュック)をカンボジアを支援しているNGOに寄贈しました。 子どもたちに贈るんです。
 母の知人(福光在住)がお世話してくださいました。 とても喜ばれ、写真のTシャツを頂戴しました。

 家も片付いたし、ボランティアの方も歓迎してくれ、カンボジアの子どもたちが笑顔になれる…となれば「三方よし」ですね。

 福野の竹田楽器さんたちも中古オルガンを整備して贈っておられます。
 多くの方々がある程度ベクトル(この場合は方向性)を揃えて活動し、できる事を無理なくすることが、支援が長続きする秘訣だと考えます。 まちづくりと同じですね。
 きょうは茶縞ウールの下は久留米絣のスタンドカラーシャツ、芥子の角帯に帆布の袴、ダカ織のストールに帆布の道服です。
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2010年11月15日(月)  No.2685

ついに500円玉貯金
 ウワサの(?)ルービックキューブ貯金箱を見つけて即買いしてしましました(クリックすると拡大)。 日経MJ(流通新聞)で知ってから気になってたんです。
 動きは固いけどちゃんとパズルとしても使えます。 意外と大きく500円玉が100枚はいるんだとか。 一杯になったらプチ家族旅行でもしたいなぁ…。

 ところでこの貯金箱、一面を揃えないと開きません。 僕だけが唯一我が家で揃えられるので(一面だけですが…)セキュリティは万全?
 きょうは青縞ウールに黒の半衿、黒緑の角帯に黒ムラの袴、黒の足袋にグレーのストールです。
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2010年11月14日(日)  No.2684

なんと教育フォーラム2010
 南砺市PTA連絡協議会と市が主催する教育フォーラムがいのくち椿館で開催されました。 講演会+タウンミーティングです。
 昨年まで二つを分けて行っていたのですが、今年は同時開催となりました。

 講師は育児漫画家の高野 優さん。ETV「となりの子育て」の司会もしておられます。
 即興でマンガを描きながらの講演は楽しく(左写真をクリックすると拡大)、かつホロリとさせられるものでした。 実体験を元に話されるので、語り口は軽くても内容に重みがあります。 お母さんたちはストンと落ちたであろうし、男性陣にはズシンと響いたのではないでしょうか。

 休憩後は市長を交えてのタウンミーティング(右写真)。 残念なことに子育て世代の保護者がかなり帰っちゃってます。 市長や教育委員にホンネをぶつけられるチャンスなんだけどなぁ…残念。
 右写真は、城端で開催した「弁当の日」講演会の内容と、その後開催した「自分でつくる創作お弁当」についてPTA会長が話題提供しているところ。
 他には子どもにケータイ電話(メール機能)を持たせないために公衆電話の増設や、中学の部活についての意見が出されました。
 コンパクトにまとまった良いフォーラムだったと思うのですが、そんなに忙しいかなぁ>保護者。

 きょうはくすんだ茶地に白糸を織り込んだ厚手木綿に薄柿色の半衿、芥子の角帯に赤焦茶の綿袴、茶色の足袋に黄色いストールです。
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2010年11月13日(土)  No.2683

玄米の発芽炊飯
 我が家は玄米食だと以前書きました。 発芽玄米炊飯器をつかってるので、時間はかかるが手間いらずなんです。
 4〜6時間温かい状態に保って(発芽条件)から圧力炊飯します。 表面こそ固いけど中身は柔らかい、プッチリモッチリの美味しいご飯になります。

 研ぐときに籾殻つきの米を取り除いてるつもりですが時には混入します。
 今朝ヒゲ付きの米粒が見つかりました(写真をクリックすると拡大)、本当に発芽するとは…。 穫れたての新米だからチカラがみなぎってるんでしょうか。
 おいしいご飯を食べて元気だそうっと。

 きょうは茶地に柿色縞のウールに縞ベージュの半衿、黒緑の角帯に帆布の袴、茶色の足袋です。
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2010年11月12日(金)  No.2682

東儀秀樹×古澤 巌 TOUR2010
 娘を送るついでに小杉のラポールへ「東儀秀樹×古澤 巌 TOUR2010」を聴くためです。 このコンサート宝くじの助成があり、なんと二千円ポッキリ! さすがに大人気で、2階脇袖の貴賓席(と勝手に思ってる)しかとれませんでした。 でもお目当てのバイオリニスト古澤さんの手元がよく見える良席です。

 雅楽とバイオリンとのコラボなんですが、違和感無くすんなり入り込めます。 なんだろうなぁ…不思議な感覚。 遠い昔ユーラシア大陸中央で生まれた楽器が東西に分かれ、再び融合したかのような…。
 長く一緒にやっておられるだけあって二人のコンビネーションも見事でした。
 視覚的な点でも申し分無く、照明もスクリーンに映し出される映像も効果満点。 休演後の装束(烏帽子・狩衣)の説明も良かったし(あれでバイオリンを弾く姿は、川井郁子さんの振袖姿以来の衝撃でした)。
 会場を埋めたお客様も大満足だったのではないでしょうか。

 双方とも作曲されますが、天才肌の東儀さんと自称努力家の古澤さんでは、曲の厚みが違います。 おそらくパッとできてしまう天才に比べて、手直ししながらこつこつと音を足していく(?)手法の違いでしょうか。 僕は古澤さんの曲が好きです、なんか性に合ってる…。
 ところが終演後の握手会で古澤さんの左手を見せていただきました。 バイオリニストとは思えない柔らかい指先は意外!普通の人の手のようです。 あれ?なんで?・・・努力家だと思っていたのに、この人も天才だった?

 ところで…東儀さんって僕より3つも年上なんですね(しかも古澤さんと同い年)。 こんな五十歳がおるんかい! これが一番ビックリです。
 きょうは茶縞のウールに朱赤の半衿、芥子の角帯に黒茶の縞袴、茶色のタビックスです。
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2010年11月11日(木)  No.2681

県教委との懇談会
 県PTA連合会(県P)の第二回理事会に先立って、富山県教育委員会(県教委)と県Pの懇談会がありました。 先月は教職員との現場レベルでの懇談でしたが、今回は県Pから県教委に投げかけた質問の回答をいただく会です。

 県Pからの質問項目は大きく分けて7つ。 (1)小中全学年への35人学級の拡充ならびに正規教職員の増員について。 (2)学力の向上について。小学校英語教育への支援について。 (3)悩みを抱える児童生徒への対応。心と命の教育について。特別支援教育の充実について。 (4)情報メディア教育の充実について。ネットトラブル相談。 (5)ふるさと教育の充実および活動支援について。 (6)学校および教育施設の耐震工事の促進について。通学路の整備について。 (7)PTA活動への企業の理解・協力について。

 いただいた回答をこの場で記すことはできませんが、県教委は現状で考えうる限り精一杯の答えを真摯に出してくださったと感じています。 そもそも県教委におられる方は教師がほとんどなので、子どもたちを思う気持ちは我々に近いのです。 
 予算的に難しい問題や、一朝一夕には解決しないことも多いけれど、総じて実りのある懇談会となりました。

 ネットトラブルの解決法として、対処法を携帯で見られるサイトがすでに稼働しています。 ご参考までに。
 【ネットあんしん富山http://www.tym.ed.jp/mobile/

 きょうは団十郎茶の紬に黄橡の半衿、橡色の角帯に焦茶の御召袴、茶色の足袋。 理事会の司会だったのでいつもよりマシな格好です。
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2010年11月10日(水)  No.2680

東京往復5,700円!弾丸高速ビンボー旅行
 昨夜の東京弾丸高速ビンボーツアーから早朝に帰ってきました。 バスを高岡で下車し、朝8時着のJRで城端駅へ、開店に充分間に合います。

 今回はいつもの加越能バス…ではなく、料金が異様に安かったバス会社に試し乗り。
 日によって料金が違うのですが、今回の往きは3,200円、帰りがなんと2,500円!で合計5,700円也。 通常の片道キップより安い激安価格です。

 四列シート&トイレ無しなので、さぞやオンボロバスだと覚悟していたらさほどでもなく、隣も前後席も空いていたので思いっきり爆睡できました。 ブランケットは当然として、嬉しいことにアイマスク&空気枕&スリッパ付きです。
 予定時間よりかなり早めに東京駅に着いたので、例の朝風呂できものに着替えました。 帰りは理由を話して終演後に身障者用トイレをお借りして身軽な姿に。 楽な姿勢で良く寝たお陰で今朝からいつも通りに仕事ができます。

 手荷物は、手提げと写真のふろしき包み。 ふろしきは軽いしかさばらないし、中身に融通がきくので便利です。
 ただ、折悪しくAPEC開催期間中で首都圏はお巡りさんがゾロゾロと。 ふろしき包みを大事そうに抱える素性の知れないオヤジ(=僕)に注がれる視線は痛かった(笑)

 きょうは茶に白縞の厚手木綿に赤紬の半衿、芥子の角帯に焦茶の袴、茶緑の足袋です。
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2010年11月9日(火)  No.2679

花たち女たち(恋たち)
 定休日を利用して東京弾丸ツアーを敢行! またもや高速バス利用です。 今回の目的は…7年ぶりの『花組芝居』
 『花組芝居』は男性だけの劇団で『ネオかぶき』を標榜しています。 八月の花形歌舞伎で正統派を堪能した後は、エンターテイメント性の高いのも観たくなったんです。

 会場のスペース・ゼロ(右写真をクリックすると拡大)はほとんどが妙齢の女性、ときどき僕のようなオジさんもまじってます。若い男性は皆無?
 着物姿の女性が目立つのも花組芝居の特徴です、カジュアル着物を楽しげに着こなしてました。
 ぼくはちょっとお洒落して(?)桝蔵順彦さんの手織り紬に芝翫茶の半衿、裂織の角帯に黒茶の御召袴、梅鼠の足袋に畳表の右近下駄。

 さて演目は、有吉佐和子原作の「花たち女たち」激動期の花柳界を舞台に女二人の人生模様を描く大作です 。 
 すべての配役は男性なので、主役の正子もむろん男性(堀越 涼)が演じます。 最初はカマっぽく見えたのが、どんどん気色悪さ(!)が抜け、最後はもう女性としか見えません。 話し方、所作、驚く表情etc.すべてが実在の女性のよう…。
 歌舞伎の女形は女性の美しいところだけを抽出した男性にとっての理想型だといいますが、花組芝居の女形は美しくないところもも併せて女性っぽい…。 感服しました。
 演出もテンポよく、笑いも多く、退屈するところがありません。 ホントたいしたものです、花組芝居。 すぐにまた観たくなっちゃいました【夢たち】バージョンも。
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2010年11月8日(月)  No.2678

ブータンに魅せられて
 図書館でその名もズバリの新書を借りてきました。
 「ブータンに魅せられて」(岩波新書;今枝由郎 著)、鎖国時代から10年以上滞在したチベット仏教研究者の著者がブータンの内情を詳細に記しています。

 ブータンが何故「国民幸福度(GNH)」の増大を目指すようになったのかわかる良著です。 内容が濃く密度が高いので、僕の筆力ではうまくお伝えできません、御一読をお勧めします。

 すぐれた指導者なしには国家の進むべき道は定まらないんだなぁ…とジクメ・センゲ・ワンチュック第四代国王やロポン・ペマラ国立図書館長の言動を知るにつけ思います。
 きょうは青縞ウールに黒半衿、黒の裂織角帯に黒ムラの袴、黒に絞りのタビックスです。
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2010年11月7日(日)  No.2676

考えよう子どものケータイ? 今ほんまにいるがけ!
 富山県PTA連合会では子どもたちに携帯電話を持たせることに反対しています。
 便利なケータイを子どもに持たせることは親にとって安心な反面、ネットいじめの温床となったり悪意のある大人に騙される危険性があるからです。

 ケータイが持つ負の側面を、保護者だけでなく地域の大人たちにも知ってもらい、子どもにケータイを持たせることの是非を考えてもらおうと県内一斉に街頭活動をすることになりました。
 砺波ブロックではジャスコ砺波店でビラ配りを行います(写真)。 小さな子どもを持つ親はもちろん、子どものいない方々にもある程度の認知を得たと思います。
 その後、県庁に集結し富山駅前までパレード、駅前でのビラ配りなどをしました。

 子どもに携帯を持たせる理由の一番は、塾や部活の送り迎えの連絡用です。 となると、それらの世話をする大人がメールの同報送信等を利用すれば子どもにケータイを持たせる必要がなくなります。
 今回のキャラバンは小さな一歩かもしれませんが、地域社会で子どもを守り育てるきっかけになればと思います。
 むろん県Pは継続してこの活動を続けていきます

 きょうは白茶の木綿に赤筋の半衿、裂織の角帯に焦茶の綿袴、黒の足袋に畳表の右近下駄です。 この格好で水色のジャンパーを着こむと…あきらかに変な人です。
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2010年11月6日(土)  No.2677

桐朋を聴こう
 富山市からの帰りに市民プラザに立ち寄りました。 桐朋オーケストラアカデミー(以下;桐朋オケ)第45回室内楽定期演奏会(第1夜)を聴くためです。
 桐朋オケは音楽のプロを養成する機関であり、学生さんといえど演奏技術は抜きん出ています。 しかも今回の演奏会は無料!これは聴かなきゃ損でしょう

 今夜の演奏は四曲
 ヒューブラー:4本のホルンのための協奏曲 ヘ長調
 ブラームス:弦楽四重奏曲 第2番 イ短調(作品51-2)第1,4楽章
 プロコフィエフ:五重奏曲 ト短調 オーボエ、クラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラとコントラバスのための(作品39)
 ブラームス:ホルン三重奏曲 変ホ短調(作品40)

 最初のヒューブラーは演奏開始に間に合わなかったので感想は遠慮します。
 ブラームス…は、巧いんだけど四人がそれぞれのパートを懸命にこなしてる印象。 Vnの音色がもっと美しかったら…って厳しすぎますか。

 休憩をはさんで僕の苦手なプロコフィエフ…だったんですが、これがとっても良かった。 絶妙のバランスで、とっても聴きやすい。 息が合ってるなぁ、これぞ室内楽。 良い演奏でした。

 やっぱ桐朋オケいいです! 空席が目立つのは勿体ない!
 城端からわざわざ(でもないけど)行ってるんだから、富山市民は時間が許せば、聴かなきゃ。 充実した一日の終わりになりますよ。
 年内に桐朋学園大学院大学の学内演奏会(無料)がありますので、ぜひ!

 きょうは茶に朱縞のウールにシボのある半衿、辛子の角帯に焦茶の綿袴、茶緑の足袋です。
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2010年11月5日(金)  No.2675

黒人魚??
 我が家の台所テーブルにポツンと見慣れぬ物体が…石マニアの次男が拾ってきたものでしょうか(写真をクリックすると拡大)。 コンクリートのようでもありますが、この黒さは溶岩??
 なんだろう??と思って眺めていたら、だんだん坊主頭のオジさん人魚に見えてきました。

 え?見えない? 見えなかった人はここをクリック
 きょうは茶縞ウールに白茶の半衿、黒緑の角帯に帆布の袴、茶色の足袋です。
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2010年11月4日(木)  No.2674

合掌造り+蕎麦+民藝+芸術+アンデス=?????
 「アートイベント 土徳の恵み」が桜ヶ池かず良で始まりました。
 初日のきょうはWaynoによるアンデス民謡のコンサートがあります、手打ち蕎麦付きで1,000円という破格値なので、ちょっと無理して出かけました。

 まず驚いたのが、作品が生き生きとして見えたこと(左写真をクリックすると拡大)。 なんなんでしょうね、作品が持つ力だけではなく、場所のパワーも大きいのかなぁ。
 合掌造りの建物や民藝家具だけでなく、窓外に見える桜ヶ池とその向こうに夕日を浴びて赤くなった東山…すべて加味されて、渾然となった不思議な空間。

 美味しい蕎麦を食べ、初対面の方を含むいろんな方と歓談しているうちに、Waynoによるフォルクローレ演奏が始まり(右写真をクリックすると拡大)、さらに混沌としワケガワカラナイ…けれどもトッテモ心地ヨイ空間に包まれました。
 これぞ「土徳の恵み」なんだろうなぁ…この不思議な体験をもっと多くの方に知っていただきたい。

 「アートイベント 土徳の恵み」は11月7日まで開催しています(入場無料)。 一見の価値があります、ぜひ足をお運びください。
 きょうは白茶にネップの入った厚手木綿に朱赤の半衿、芥子の角帯に焦茶の袴、茶色の足袋にストールです。
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2010年11月3日(水)  No.2673

婚活パーティー『甘い恋も召し上がれ』
 11月28日に桜ヶ池クアガーデンで独身男女を対象にした婚活イベントがあります。 その名も『甘い恋も召し上がれ』スイーツバイキングの気軽なパーティです。
 城端の若者(南砺市商工会青年部城端支部&となみ青年会議所城端コミュニティー委員会)が、城端を盛り上げようと “LIFE+”(ライフタス)というグループを結成し、出会いの場所を提供しようと初めて企画しました。

 嬉しいですね、若者が頑張ってると、こちらまで元気になります。
 愛だの恋だのが遠い過去のものとなったオジさん連中(あ、僕だ)じゃなく、現役に近い若い世代が企画運営するこのイベント、期待したいです。 ボスターもお洒落でしょ(クリックすると拡大)。
 詳しくは専用サイトをご覧ください。(申込受付は11月18日まで)
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2010年11月2日(火)  No.2672

アートイベント 土徳の恵み
 11月3日(祝)より桜ヶ池かず良1階ギャラリースペースで “アートイベント〜土徳の恵み〜” が開催されます(7日まで。展示時間は11時〜15時)。
 7月に開催した「合掌民家とアートの融合」出来上がった空間がとても良かったので、新たに民藝家具を持ち込んで現代の芸術作品を展示するのです。

 出品作家は、松本昌子(布人形)、増沢一朗(陶芸)、岸本耕平(ガラス)、佐藤知子(布染)、中嶋外志男(木彫造形)、牛島辰馬(木彫人形)、新保孝二(作陶)、宮崎 達(ガラス)、河原林洋行(ガラス)の個性溢れる9氏[敬称略]。
 展示家具は太田浩史となみ民藝協会会長が蒐集したもの。
 これらにかず良が持つ場所の力が合わさると・・・ワクワクします。

 初日(11/3)の午後3時からは、アンデス民謡(谷中秀治・Wayno)のコンサートも(手打ち蕎麦とセットで1,000円)。 見逃せません、聞き逃せません、食べ逃せません。 
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2010年11月1日(月)  No.2671

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