「美しい装いきよべ」店長のきもの日記 過去ログ2009年1月

++美しい装い きよべ++

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戦争は最大な罪悪だ
 昨年10月に録画したETV特集「戦争は罪悪である〜ある仏教者の名誉回復」を見ました。
 浄土真宗大谷派の僧侶であった岐阜の竹中彰元さんは、日中戦争を「戦争は最大な罪悪だ」と語ったことで検挙され、本山からは布教師の資格を剥奪されました。
 1997年9月25日「全戦没者追弔法会」にてようやく東本願寺の処分を取り消されました(忘れられていたのが実情だと思います)

「戦争は罪だ」と現代では当然であることを話しただけで禁固刑です。 当時の日本がいかにおかしな方向に傾いていたか想像に難くありません。
 衆生を導くはずの仏教界が軍国主義に協調し、「一殺多生は佛の教え」などと教義に背いた喧伝をしていたことはショックでした。
 占領後の「宣撫工作」に仏教を利用しようとした軍部と、門徒拡大を狙う教団の利害が一致したのでしょうか。 1937年1月 大谷派法主の大谷光暢が伊勢神宮に参拝しました、「神祇不拝」の原則を破ったのです。
 なりふりかまわぬ軍部への追随ぶりに目を覆いたくなります。

 「泰平が続くと人間が利己的になる、この利己心を打破するには戦争が最も良い導きである」は当時の教団の考え方です。
 あれ?これどっかで聞いたことあるような…「戦争」を「ボランティア」に入れ替えてみてください。

 番組では東本願寺がなぜここまでしたのか?についてはあまり触れませんでした。 ちょっとツッコミが甘いように感じましたが、大谷一族に遠慮したのかもしれません。 個人的に東本願寺第二十四代法主大谷光暢(おおたにこうちょう)なる人物について調べてみることにします。

 きょうはグレーの袷木綿に茶色の半衿、辛子の角帯に焦茶の袴、茶色の足袋です。
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2009年1月31日(土)  No.2032

最後の新年会
 城端商工会新春懇談会に出席しました。 四月に七商工会が合併し、南砺市商工会となります(ただし2月18日の総会で、出席者の3分の2以上の賛成が必要)。
 平日四時からの開催ということもあって、ここ数年欠席してきましたが、最後だと思うと感慨深く、無理矢理スケジュールを空けました。

 役場三階ホールは百人ほどの会員や来賓がひしめいています。 みなさん、経済のこと、市政のこと、町づくりのこと、・・・・いや、もっとヤコい話まで、いろんなことを語っておられるようでした。
 ただいつもより皆さん酒量が多かったのは、飲んで忘れたかったのでしょうか?
 しかしそれは「忘年会」のノリ。 新春懇談会にふさわしい展望のある明るい話題が多ければ良かったのに…。


 きょうは媚茶の紬に茶色の半衿、辛子の角帯に橡色の絹袴、鉄色の無地羽織に茶色の足袋の略礼装。
 コンパニオンに「踊りの先生?」と声をかけられました。 着物姿に全く違和感なかったそうです。

 初対面の方に「どんなお仕事なさってるんですか?」とよく尋ねられますが、「呉服屋さんでしょう」と当てた方は皆無です。
 他の呉服屋さんの着物着用率が低いからでしょうか?
 それとも僕が呉服屋らしからぬから???
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2009年1月31日(土)  No.2031

雪合戦中止
 暖冬です。 雪は降るのですが、好天が続きすぐに融けてしまいます。
 城端の除雪体制は完璧なので、毎晩40cmの降雪が三日以上降り続く位じゃないとヘッチャラなんですが…。 それにしても暖かい。
 放射冷却で氷点下になることはあっても、日中の最高気温が10℃!では氷もきれいさっぱり溶けてしまいます。 店前のムシロが殆ど用をなしてません。

 雪不足で2月1日に予定されていた雪合戦が中止になりました。 練習を重ねてきた選手や、ここまで準備してきたスタッフの無念さを痛いほど感じます。
 豪雪も困るけど、ほどほどに降ってくれないと困ります。
 急激な変化(≒改革)は、弱者にとって好ましいことではないと考えます。 なんだかんだ言って、僕は本来の意味で保守なんですね。
 きょうは白と茶を織り込んだ木綿に焦げ茶の半衿、辛子の角帯に帆布の袴、茶色の足袋にストールです。
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2009年1月29日(木)  No.2030

ちょっとだけ幸せに鳴る鐘
 桜ヶ池クアガーデン・ヨッテカーレ前に「ちょっとだけ幸せに鳴る鐘」があります(写真をクリックすると拡大)。
 「恋する城端」のエントリー施設(?)で、「難しいこと考えんと、まず鐘を鳴らしてみてください」とゆ〜ことラシイ(?)です。

 背後にそびえるツクバネ山を見ながら、鐘を鳴らしてみました(ムービーはココをクリック)
 カラーン♪ いい音します、僕もちょっと幸せになった気が…(笑)

 鐘には紐が二本ついていてます。 ラブラブなお二人で、仲良しのご家族で、くされ縁の悪友と、もしくはまだ見ぬ相手をイメージして(一本だけ持って…)、鳴らしてみませんか?
 きょうは茶と黒の縞ウールに茶色の半衿、黒の角帯に焦茶の袴、茶色の足袋です。
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2009年1月28日(水)  No.2029

民芸館と五百羅漢
 先週、富山市内へ行った折、「富山市 民芸館」に立ち寄りました。 富山市 民俗民芸村で最も古い施設です。
 遠い昔、入った記憶があるのですが、民藝の意味を知らず、「古道具の陳列館か?」と思ったものです。
 改めてじっくり見てみると、国内だけでなく海外の美しい民具などがあり、見応えのある展示でした。 これで入館料100円は安い!

 ついでに近くにある長慶寺の五百羅漢へ。
 「羅漢さんに触れて温かいものを感じたら、それがあなたのご先祖ですぞ」というCMを思い出し、一体一体見て回ります。
 羅漢さんというのは阿羅漢の略で、聖者の意味だそうですが、酸性雨(?)にやられたせいか、苦悶する姿に見えました。
 この世の苦しみを全て引き受けるかのような羅漢像を見るのが辛くなってきたときに出会ったのが、右写真の羅漢さまです(写真をクリックすると拡大)。 悟ってらっしゃる…ようには見えませんが、ホッとするお姿です。

 きょうは茶縞ウールに焦茶の半衿、辛子の角帯に帆布の袴です。
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2009年1月27日(火)  No.2028

懐かしの城端風景
 北陸銀行城端支店で中西司平さんの遺作展「懐かしの城端風景展」が始まってます。
 国道拡幅前のにしまち通りや駅のホーム、小路などが確かな筆力で描かれています。 きよべの旧店舗もあり、懐かしさがこみ上げてきました。

 実は僕、中西さんの絵が好きで、時々つづらこみちに飾らせていただいてます。
 正確なデッサンでありながら味のある線、描くのは何気ない城端の風景。 中西さんはきっと城端が大好きだったんでしょうね。

 お元気なうちにきよべとつづらこみちを描いて欲しかったなぁ…、少し残念です。
 きょうはグレー木綿袷に青緑の半衿、角帯無しのロング前掛、グレーの足袋にストールです。
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2009年1月26日(月)  No.2027

ノスタルジックな町・城端へ
 出光カードライブ&レジャー情報誌「MOCO」2009年2・3月号の特集に城端が掲載されました。
 冬の小京都をドライブする企画で、富山市から砺波市を抜け、南砺市城端に入ります。
 曳山会館や蔵回廊などの施設とともに、城端神明宮の写真がバーンと載りました(写真をクリックすると拡大)。

 実はこれ、僕が写したんです(自慢自慢)。 昨年11月に雪の城端の写真がないかと問合せがあり、手持ちのデータを送りました。 まさかこれほど大きく載るとは思ってなかったんでビックリです。
 城端の隠された歴史の鍵を握るこの神明宮が注目を集めるようだと嬉しいです。 

 きょうは白茶の木綿に茶色の半衿、辛子の角帯に茶色の袴、茶色の足袋にダカ織のストールです。
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2009年1月25日(日)  No.2026

落語会チケット発売
 「じょうはなフラワー寄席」のチケット発売初日です。
 前日まではとても良い天気だったのに、突然の雪模様…やはり雨男(雪男?)決定でしょうか?

 発売開始時刻の1時間半前にじょうはな座に到着しましたが、すでに多くのお客さまがお待ちです。 早い方は5時45分から並んでおられたとか…! 真っ暗で寒い中お待ちくださった訳で、ありがたいやら申し訳ないやらで自然に頭が下がります。

 8時より整理券を配布し、予定通り9時から販売開始。 混乱も無く、無事かなりの数を販売することができました。
 ご購入くださったお客様おひとりおひとりに「ありがとうございました」とご挨拶申し上げたら、殆どの方が『ありがとう』の言葉をかけてくださいました。
 嬉しいですね。 皆様に喜ばれる企画ができて満足しています。

 チケットは順調に売れ、残り数十枚となりました。 
 もし、じょうはなフラワー寄席をご覧いただけなくても、つごもり大市で落語のレクチャー「つごもり寄席」を開催します。 こちらは無料ですので、お楽しみに!

 きょうは青縞ウールに黒タートルネック、黒の角帯に灰黒の袴、黒地に絞ったタビックスです。
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2009年1月24日(土)  No.2025

城端市街地のジオラマ
 城端中心を通る国道304号線がすべて拡幅され、来たる3月4日に完成記念式典を開催するそうです。
 拡幅前の平成6年当時の町並みを1/450スケールで再現したジオラマ(縮尺模型)が完成しました(写真をクリックすると拡大)。

 公共の建物や城端別院はとてもリアルにできています。 桜坂にちゃんと桜を配する芸の細かさ!
 しかし予算の都合か、はたまたプライバシーの問題か、白いブロック部分の多いこと…、ちょっと残念です。
 後ろに見えるのは昔の城端のジオラマ(1:600)です。 以前からあるものですが、これはホント良くできてます、職人技って感じ。

 双方とも城端庁舎1階に設置してますのでどなたでもご覧になれます。
 きょうは厚手の縞木綿に茶衿の半襦袢、辛子の角帯に帆布の袴、茶色の足袋に絹のストールです。
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2009年1月23日(金)  No.2024

デビュー直前の新人歌手
 2月1日にCD「ミチ」を発売する林道美有紀さんと打ち合わせ。 2月末のつごもり大市でデビューすることが決まっています。

 当日までの宣伝方法やいくつかの提案に、林道さんはハキハキと気持ち良い受け答えをしてくれます、ひょっとして体育会系?
 「小さな頃からの夢だった歌手になる為に頑張ります」というひたむきさが伝わってきました。 にしまち商店会としてもできる限りの応援をさせていただきたいと思います。
 ポスターをつづらこみちに貼り出しました。 撮影場所は川島だそうです、そりゃ素晴らしい!

 つごもり大市で過去にいろんなことをやってきましたが、新人歌手のお世話は初めてです。 いまからワクワクしています。
 会場となる旧じゃんとこいが人で溢れるように準備をしなくては…。
 家族に話したら、歌手に憧れる次男は「早く会いたい」と目がキラキラ輝いてました(笑)

 きょうは茶縞ウールに黒タートルネック、黒の角帯に焦茶の袴、茶色の足袋にダカ織のストール、黒ニットの手甲です。
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2009年1月22日(木)  No.2023

じょうはなフラワー寄席のチケット
 今度の土曜日24日、いよいよ「じょうはなフラワー寄席」のチケット発売です。
 チラシとチケットが刷り上がりました。
 低価格でご覧いただく為に、経費を削減して一色刷にしましたが、まぁ許容範囲…ですよね。

 1月24日9時からじょうはな座はじめ南砺市の会館(井波総合文化センター、福野文化創造センター、福光福祉会館)で一斉発売となります。
 全席指定、前売り2,000円(購入限度は5枚まで)。
 (落語という性質上未就学児のご入場はお断りさせていただきます)
 人気栄当栄当(にんきえーとえーと)で入場券がプレミアムチケットとならんことをちょっぴり期待しています。


 話は変わって…
 平日でもtrue tearsフラワーカードを求めて城端にお越しになる方がおられます。 ありがたいことです。
 アニメファンだけじゃなく、写真が趣味の人や、町建てを研究してる人(?)、散策が好きな人…etc.、どんどん城端ファンが増えている気がします。
 「雪の城端をわざわざ見に来る」なんて、ここに住む我々は思いもしませんでした。 引き続き長いおつきあい(?)ができればいいですね。
 2月には「ザ☆雪合戦なんと inじょうはな2009」と「つごもり大市」があります。

 きょうはグレー木綿袷に利休鼠の半衿、黒の角帯にチャコールグレーの袴、グレーの足袋にストールです。
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2009年1月21日(水)  No.2022

ハルダンゲルヴァイオリン
 北欧ノルウェーの珍しい楽器を用いたコンサート「ハルダンゲルヴァイオリンっておもしろい!」を聴きに富山県民小劇場オルビスへ。 今年のコンサート初ものです。

 ハルダンゲルバイオリン(現地ではハーディングフェーレ)はバイオリンに一見似てますが、四弦の下に5本の共鳴弦があります。 弾けば下の弦が共鳴して数丁あるかのように響きます。
 音質もバイオリンとは全く違うんです。 共鳴具合にもよりますが、モンゴルのホーミーが頭に浮かびました。
 この音、この響き!想像してた以上のカルチャーショックです。

 ノルウェーには現在職人が四人いて一年で数えるほどしか生産できない貴重な楽器です。 弦も弓も専用のものを使うのだとか。
 近くで見せていただくと、バイオリン先端のうずまき部分がドラゴンになってたり、指板や板面がさまざまな装飾が施されていたりと、見た目も美しい!
 いまでも結婚式などの催しに先頭きって入場するのだとか。 あとダンスの伴奏とか…フィドル系ですね。

 こんな楽器が現存するなんて…すごいです。
 ヨーロッパはヴィオラの発明によりすべての弦楽器がバイオリン属に吸収されてしまったものだと思ってました。 日本でも鎖国が無ければ三味線は現存しなかったであろうと考えられます。

 日本で唯一の奏者 山瀬理桜さんはこの楽器を広めたいという強い意志が感じられるサービス精神旺盛な方でした、トークも演奏も。
 終演後のサイン会で高価な楽器を触らせてくださったんですよ!ビックリ(隣にニヤけた男が写っててスミマセン)。
 ピアノの中村真理さんの演奏スタイルも好みだったし、とにかく楽しい二時間でした。

 きょうは白茶の厚手木綿に赤茶の半衿、辛子の角帯に焦茶の袴、茶色の足袋にストール、茶のロングコートです。
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2009年1月20日(火)  No.2021

タナベマサキの侃々諤々
 FMとなみの「タナベマサキの侃々諤々(かんかんがくがく)」にゲスト出演させていただきました。
 二時間ぶっとおしでトークしつづける(それも素人相手に生放送で!)というという非常識きわまりない危険な番組でして、強烈な個性を放つゲストが好き放題しゃべります。 いままでよく放送事故が起きなかったものです。
 ひょんな御縁でお声を掛けていただき、「じょうはなフラワー寄席」と「つごもり大市」さらに「ひだまりくらぶ」の宣伝をさせていただけるなら…と快諾しました。

 二時間も話題が続くかなぁ…と心配はしていたのですが、むしろ時間が足りないくらいです。 きもののことやパソコン(タナベさんもMacユーザー)で盛り上がり、半分を費やしてしまったからです。
 それでもタナベさんの巧みなリード(笑)で、PTAのことやひだまりくらぶのこと、true tearsカードや落語会、つごもり大市や恋する城端のことなど一通り語ってきました。
 しかも終盤にはエラソーに市政についても持論を述べてしまったのです。
 お土産(出演料?)に録音したCD(2枚組)をいただいたのですが、怖くて聞けません…ハハハ。

 一介の市民が日頃から思ってることをホンネでオンエアしちゃうラジオ番組って画期的かもしれません(聴取率は不明ですが…)。
 残念ながら三月いっぱいで終了しちゃうそうですが、後継企画があるようなのでご期待ください。

 きょうは茶縞ウールに黄土色の半衿、辛子の角帯に帆布の袴、帆布の道服に絹のストールです。 和装はタナベさんにも評判良かったですよ。
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2009年1月19日(月)  No.2020

つごもり会議
 某日某夜、つごもり大市企画会議を開催しました。
 集まったメンバーは主催者にしまち商店会に加えて、商工会、青年部、観光協会、機の声じょうはな、さらに社会福祉協議会など例年になく多様です。 内容やテーマなどについてとことん話し合いました。

 つごもり大市は2月28日(土)開催です。
 新企画の「つごもり寄席」 3/12に開催する「じょうはなフラワー寄席」の関連で落語のさわりを紹介します。 といっても真打ちの桂 歌若師匠や大神楽の鏡味 正二郎さんが無料で楽しめるんですよ。 乞うご期待!

 また先日の日記でご紹介した林道美有紀さんがつごもり大市で歌手デビューします。
 さらに「恋する城端」新企画や、なぜか自衛隊グッズの販売会など…テンコモリモリです。
 むろん例年同様「千円大市」や「つごもりうどん」などの温かい飲食も充実!

 加えて無料巡回バス「つごもり大市臨時号」が出ることになりました。 城端地域を西回り&東回りで巡回します。
 美山荘ではお風呂や鍋が無料になるし…。
 今年のつごもりは一日じっくり楽しめますよ。

 詳細は「つごもり大市」のサイト(写真)をご覧ください。
http://www.craft-ran.com/tugomori/

 きょうは青縞ウールに利休鼠の半衿、黒の角帯に灰黒の袴、黒の足袋に灰色のストールです。
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2009年1月18日(日)  No.2019

柳 宗悦の民藝美論
 となみ民藝協会の学習会に参加しました。
 来年6月上旬に南砺市で開催される民藝の全国大会に向け、知識を共有するのが目的で、講師は太田浩史さん(となみ民藝協会長)です。
 会場の大福寺(南砺市大窪)に入ってみると、民藝のことを良く知る諸先輩ばかり…、気後れしながら末席に座らせていただきました。

 太田さんはまず「市場原理主義の崩壊」の話をし、金融経済→実体経済→本物経済へと推移するだろうと予測しました。 演題が「柳 宗悦の民藝美論」なので、え?と感じたのですが、日頃から僕も考えていたなのでストンと入り込みます。
 「今後は一極集中が是正され、地域経済中心の社会となるだろう」とのことです、僕の願望とも一致します。

 1時間におよぶ長くて興味深い前フリの後、本題に…。
 柳先生がなぜ「民藝運動」を提唱するに至ったのかを年譜と見比べながら学習します。

・学習院高等学校・東京帝国大学を一番で卒業し、当時最先端の学問である哲学から、宗教哲学に入り込む。
・淺川伯教・巧兄弟との出会いの課程で知った「李朝の壺」に感激し、当時日本の植民地となっていた朝鮮独立を擁護。
・木喰仏と日常雑器(下手物)の美しさに共通点を見出し、民衆的工芸(folk craft)を略した「民藝」を河井寛次郎・濱田庄司とともに提唱。

 と、ここまでが今夜の学習範囲、後半は来月です。
 書き出すとたった三行ですが、大学の講義を受けてるような密度の濃い内容で、あっという間の3時間でした。

 柳先生が凄いのは、明晰な頭脳で考察するのみでなく、現地に足を運んでモノを見てるってことです。
「有限のかたちを通して無限なるものに触れることができる」は柳先生の言葉です。 
 逆に言えば、その土地が持つ風土(いわゆる土徳)を無視して、良いものづくりはできないってことじゃないかと理解しました。

 作家と職人は違います。 布教師である作家と違い、職人は他力や土徳の力をバックボーンに良い仕事ができるのでしょう。
 「仕事が仕事をする」とも云うそうです。 なるほど…。


 とても有意義な勉強会でした、これで茶菓子付きの1,000円は安い。
 ん?よく考えたら…入ったばかりの僕の為の勉強会だったような気がして恐縮しております。
 次回2月21日(土)どなたかご一緒しませんか?

 いま民藝が再び見直されている様子、そういえば昨日のNHK美の壺も「民芸」でした。 城端別院境内(?)で撮った写真が映っていて、南砺が民藝の聖地であったことを再確認。
 きょうは茶に白糸を織り込んだ木綿に焦茶の半衿、辛子の角帯に帆布の袴、ダカ織のストールに焦茶の足袋、リストウォーマー装備です。
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2009年1月17日(土)  No.2018

防寒手甲
 普段はだまし半衿を用いてるので襦袢を着ません。
 あまり寒いとは感じないのですが、一本たすきで袖をまくった時はさすがに冷えるのでリストウォーマーを購入しました。 いわゆる手甲(てこう)です。

 イギリス軍で使ってるというウール混のニット製品で、少しチクチクしますが温かいです。 親指・人差し指・小指をループに通すだけなので指が自在に使え、キーボードも打てます。

 国産の手甲も探したのですが、装飾品として作られていて(?)、実用度がいま一つだと思いました。 自作も考えてますが、まずこのリストウォーマーを使ってみることにします。

 きょうは木綿袷にタートルネック、黒角帯に木綿袴、黒のタビックスにグレーのストールです。
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2009年1月16日(金)  No.2017

冬のひだまりくらぶ
 昨日から三学期のひだまりくらぶスタートです。 チャイムとともに子どもたちが押し掛けました。
 元気ひろばには沢山の雪があり、晴れていたので「雪合戦」が始まってます。
 インドア派(?)の子たちも「将棋」「オセロ」「折り紙」だけじゃなく、「メンコ」「皿回し」「コマ回し」「大縄跳び」など身体を使うものなどで目一杯遊んでました。

 かまって欲しい子とは一緒に遊び、遊びの輪に入れない子には声を掛けるように心がけています。
 しかしまだまだ人手不足です、ひだまりくらぶに入っていただけませんか?

 きょうは白茶の厚手木綿に赤茶の半衿、辛子の角帯に焦茶の袴、茶色の足袋です。
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2009年1月15日(木)  No.2016

城端から歌手デビュー
 城端の若い女性が2月1日にCDデビューすることが決まりました。 林道美有紀さんです。
 幼い頃から民謡を習い、数々の賞に輝きながら歌手となる夢を持ち続けてきました。 今回、民謡ではなく、J-POP(?)でデビューします。 

 アルバム名にもなっている「ミチ」は道と未知をかけ、歩んできた道に対する感謝とこれから出会う未知に対する希望を歌います。 
 カップリングは「月と風」と「ガラスの翼」、計三曲入りで1,260円(税込)とお買い得感満載です。

 デモを聞かせていただきましたが、伸びやかな歌声とあいまって、林道さんの可能性を感じました。
 イマドキの若い歌手みたいに無理を重ねた声じゃないので安定感があるし、癒しモードに入れます。 息の長い歌手となりそうです、応援しなくっちゃ。

 「月と風」は「恋する城端」イメージソングともなってます。 試聴できますので、ぜひお聞きください

 きょうは白茶厚手木綿に赤茶の半衿、辛子の角帯に焦茶の袴、茶色の足袋です。
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2009年1月14日(水)  No.2015

チョコの葉石
 田村萬盛堂さんの銘菓「木の葉石」は以前ご紹介しましたが、冬季間限定で「チョコの葉石」が発売されています。
 ネーミングから推測できるように、木の葉石をチョコレートコーティングしたものです。
 食感は森永チョコフレークを高級にした感じでしょうか、美味しいです。

 きょうも大雪です。 朝起きたら40センチ積ってました。
 これだけ降ると、間口7間半+駐車場3間=10間半(19m)を独りで除雪するのはツライ…。
 朝の7時前からかかっていたので、開店前にはヘトヘトに…。 

 きょうは焦茶と茶縞のウールにくすんだ黄土色の半衿、辛子の角帯に帆布の袴を×結びにして茶色の足袋にストールです。
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2009年1月13日(火)  No.2014

雪の中を聖地巡礼
 月曜日ですが、祝日(成人の日)なので店を開けています。
 早朝の積雪は0センチでしたが、見る見るうちに積もりだし昼頃には20センチを超えました(まぁ、これが城端らしい雪の降り方なんですが…)。

 こんな大雪の中、東京と京都からtrue tearsカードを求めて、若い男性達が訪れました。
 前夜、相倉合掌集落に一泊したときに知り合ったそうで、帰りの電車も一緒だからと城端の町を歩くことにしたのだそうです。
 おひとりは春のパネル展で初めて城端に来て以来、事あるごとに足を運び、今日で四回目の城端です。ほんとありがたいことです。

 コーヒーを飲みながら、いろいろご意見を伺ったのですが、「今みたいな感じで地味に長く続けてください」と言ってくださいました。 あんまり商売っけの無いのがいいんでしょうかね。
 true tearsをきっかけに訪れた城端を好きになってしまったという方が結構おられるようです。 住民として本当に嬉しいことです。
 放映開始から1年経ちましたが、城端が舞台となった記念すべきアニメということで、大事にしていきたいと思います。

 ポスタークリアフォルダー、そしてフラワーカードをつづらこみちに掲示しました(写真をクリックすると拡大)。
 これらtrue tears関連グッズが別々の団体から出てるのも凄いなぁ…、まちづくりのベクトルが揃っていて、連携がうまくいってるってことですから。

 きょうは青縞ウールにくすんだ青の半衿、帯無しでロング前掛け、黒繻子足袋です。
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2009年1月12日(月)  No.2013

起舟日
 1月11日は全国的に「鏡開き」、南砺市では「成人式」、城端地域では「左義長」の開催日です。
 そしてもうひとつ「起舟日」でもあります。

 漁師町などでは2月11日に「起舟祭」を行っているようですが、城端でもつい20年ほど前までは商売の神様である恵比須様を祀る「起舟日」が残ってました。
 具体的には、店を休み、身体を休め、おんなたちが集まってごちそうを食べる、言ってみれば女性の新年会です。

 残念ながら、世の中が気ぜわしくなり、盆正月気分の消滅とともに、近年途絶えてしまいました。
 定休日以外に休むことが「怠惰でやる気がない商店」の烙印を押されるんじゃないかという不安も背景にあります(ショッピングセンターと同じ土俵で競えというのは無理があります)。
 単なる休みじゃなく、商売繁盛を祈願し、情報交換し、考えを整理する日だったのですが…、残念です。

 起舟日復活は難しいでしょうが、知ってる世代が健在なうちに、「いつ頃から始まったのか?」「また由来は?」「近隣市町村では?」など調べてみたいと思ってます。
 きょうはグレー木綿の袷に焦茶の半衿、黒の角帯に灰黒の袴、グレーの足袋にグレーのストールです。
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2009年1月11日(日)  No.2012

考える
 筑紫哲也さん亡き後、週刊金曜日の行く末を案じておりましたが、新たに三名の編集委員が加わりました。 宇都宮健児さん、田中優子さん、中島岳志さんです。
 他の編集委員(雨宮処凛さん、石坂 啓さん、落合恵子さん、佐高 信さん、本多勝一さん)とあわせて8名の強力なメンバーが揃いました。
 今後の週刊金曜日にワクワクします。 特に田中優子先生は言説に優雅さを感じるので期待しています(和服好きだし…)。
 今週号のテーマは『考える』です。 なぜ人は「考える」ことをしなくなったのか僕なりに再び考えてみることにしましょう

 いつも袴姿のお客様がお見えになり、エネルギー問題や温暖化、さらに学会のことを興味深く聞かせていただきました。 楽しかったです、長らくお引き止めしてすみませんでした。
 本やネットで知識を得ることが多いのですが、こうして人と対峙することで得られる濃い情報は宝だと思っています。

 きょうはグレー縞の伊勢木綿に黒タートルネック、黒の角帯に灰黒の袴、黒のタビックスです。
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2009年1月10日(土)  No.2011

ありがとう横断中
 久しぶりに小学校PTAの旗ふり当番(名目は交通安全指導)が巡ってきました。 今回のポジションは別院前です。
 前回よりさらに装備がグレードアップして、蛍光色の黄緑となり、旗はさらに巨大化しました。 数百メートル前からでもわかるんじゃないでしょうか?
 新装備は城端地域安全なまちづくり推進センターから賜ったものだと聞いてます。 ありがたいことです。

 子どもだけじゃなく道行く大人にも「オハヨーございます!」と挨拶してます。 知らない人でもほぼ100%「おはようございます」と返ってきます。 気持ちいいですね。

 きょうは縞木綿に焦茶のストール、芥子の袴に帆布の袴、茶色の足袋に絹のストールです。
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2009年1月9日(金)  No.2010

ザ・メイキング
 ケーブルテレビの隠れた人気番組「ザ・メイキング」(科学技術振興機構/製作・著作)。
 日本のモノづくりをコンパクトに15分間にまとめてあります。
 例えば「筆(書道用)ができるまで」とか「寄木細工ができるまで」(写真をクリックすると拡大)「ホーローポットができるまで」など…。
「へぇ〜こうやって作ってたんだ」と感心することしきり。子どもたちも大好きです。 未見の方にぜひお奨めします。

 iBookのコンボドライブが故障したので修理しようかと思いましたが、あまりの高額に諦め、外付けDVDドライブを購入しました。 LaCie(ラシー)製でLightScribe対応です。
 LightScribe(ライトスクライブ)というのはメディアの表面に絵や文字を焼き込める規格で、印刷と違い消えることがありません。 試しに対応メディアを購入して焼いてみました(右写真をクリックすると拡大)。
 写真じゃわかりづらいですが、「ザ・メイキング」と読めますか?

 きょうは茶縞ウールに赤茶の半衿、黒の角帯に帆布の袴、茶色の足袋にストールです。
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2009年1月8日(木)  No.2009

にほんの里100選
 朝日新聞と森林文化協会が募集していた「にほんの里100選」に『砺波平野散居村』が選ばれました。 もう一カ所富山県で選出されたのは黒部の生地です。

「人々の暮らしによって育まれてきた、すこやかで美しい里を100ヵ所」を選んだそうで、2000を超える候補地から選考委員によって決定されました。

 砺波平野の選考理由には『見渡す限り散居集落。約220平方キロに約7千の散居民家がある。日本を代表する散居集落。「カイニョ」と呼ばれる屋敷林は杉が主で生物も多様』とあります。

 サイトには他の里も掲載されてますのでご覧ください。

 きょうは白茶の木綿に縞の半衿、辛子の角帯に焦茶の袴、茶色の足袋にダカ織のストールです。 
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2009年1月7日(水)  No.2008

憎しみの対義語
『愛』の対義語(反対語)は『憎しみ』ではなく『無関心』かもしれません。
 では『憎しみ』の対義語とはなんでしょう?

 今朝の天声人語を読んで落涙しました。
 どうかみなさん、まずご一読ください(クリックすると拡大します)。






「憎しみ」の対義語は「慈しみ」ですが、
 イスラエルの少女のいう『希望』こそが「憎しみ」の対極にある言葉なのかもしれません。
 絶望的に悲しい気分です。

 きょうは青縞ウールに利休鼠の半衿、青と白糸で織った角帯に灰黒の袴、黒地の小紋足袋。
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2009年1月6日(火)  No.2007

帯芯
 ずら〜っと並んだ巻物? これ何だと思われますか?(クリックすると拡大)

 そう、正解は帯芯です。 帯を仕立てる際に芯地として用います。
 帯姿の美しさは締め方もさることながら、帯芯が果たす役割が大きいのです。
 帯の固さや厚さを調整するだけじゃなく、締め心地を左右し、また帯の風合いを良くします。 帯の歪みを防止し、裏糸がもつれぬようにする働きもあります。

 素材は主に三河木綿です(絹混もあります)。 木綿にもいろんな種類があるので、機会があればお伝えすることにしましょう。
 ひとつ言えるのは、安いものはとことん安い(=粗悪)ってことです。 今後帯をお仕立てなさるときは帯芯にも注意を払われると良いですよ。
 きよべでは用途によって沢山の帯芯を使い分けています。 触ってご確認いただけますので、お気軽にどうぞ。
2009年1月5日(月)  No.2006

掲示板のメンテナンス
 毎日メールボックスに大量のEメールが届きます。 そのほとんどが海外からのスパムメールです。 店のサイトでメールアドレスを公開してるのが原因ですが、多い日には400通を超えるので閉口します。

 メールだけではなく店の掲示板もスパム攻撃にさらされています。 毎日削除し、禁止ワードや禁IPを設定してもいたちごっこです。
 いままで安泰だった「掲示板『和』について話しませんか?」もついにヤラれました。
 削除しきれないのでURLを少しだけ変えて対抗することにします。 新アドレスもいつか敵(ロボット巡回エンジン?)に察知されてしまうのでしょうが…。

 余計な作業で時間を無駄にしてしまいました。......ったく。 宣伝効果の全くないスパムを発信し続けるのってどんな気分なんでしょう。

 あ、みなさんの書き込みは嬉しいです。 ユルい話題でも質問でも、なんなら愚痴でも結構です、どんどんご利用ください。
 きょうは茶系縞ウールに衿が茶色のだまし襦袢、辛子の角帯に焦茶の袴、茶色の足袋です。
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2009年1月4日(日)  No.2005

きものに負けぬには
 初売り二日目。 あいかわらず小雪まじりのどんよりした天候です。
 「お正月に振袖を一度着てみたい」というお客様の着付けをいたしました。

 お求めいただいた振袖は無料で何度でも着付けをしています。 一度でも袖を通す回数を増やしていただきたいのです。 「きもの人口を増やしたい」のと、「何回も着る事で着慣れていただきたい」との願いからです。

 和装に限らず「衣服に着られている」姿がときどき見られます。 克服(←大げさですが)するには、なにより場数を踏むこと、そして自分らしさを損なわず自信を持って着ることが大切だと考えます。
 これに和装ならではの所作が伴えば完璧です。 成人式前にどんどん振袖を着ましょうよ。

 きよべは古典柄を中心に常に素敵な振袖を揃えています、気軽にひやかしていってください。
 また「他店様のカタログやパンフレットに掲載のふりそでもお取り寄せして現物をみていただくことが可能」です、遠慮なくお申し出ください。 むろん、取り寄せたからといってお客様に購入義務はありません。

 きょうはグレー木綿の袷にコゲ茶の半衿、黒の角帯に灰黒の袴。グレーの足袋にストールです。
 写真は昨日早朝の城端神明宮。 神々しいでしょ?
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2009年1月3日(土)  No.2004

雪中はねつき大会
 早く起きて除雪をし、別院と神明宮の初詣をすませます。
 やることやってすっきりしてから朝食を食べ、九時の初売を迎えました。

 みぞれまじりのあいにくの天候ですが、晴れ間を見計らって「恋する城端 羽根突大会」を強行開催。 明日も天候回復の見込み薄だからです。
 「初開催だし、出場者を探しまわらなくては!」と覚悟してたんですが、子どもを中心にそこそこのエントリーがありました。

 羽根つきって予想以上に難しいですね。 大人も子どもも初体験で悪戦苦闘、そのうち雪が降り出して、かなりハードなゲームとなってしまいました。
 でも、なかばヤケクソ(?)になって羽子板に興じる姿は見ていて楽しいです。
 のんびりしたお正月気分にはなりませんでしたが、ワイワイと歓声があがる賑やかな大会となりました。

 ラリーの最高は19回、この悪条件の中たいしたものです。
 「来年も参加するぞー!」と父子で力強く宣言して帰られたので、これから猛特訓が始まるのかもしれません…ハハハ。
 来年は良い天気でありますように…。

 きょうは縞木綿に焦茶の半衿、帆布の袴に帆布の道服です。
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2009年1月2日(金)  No.2003

わがやのおせち料理
 恭賀新年 今年もよろしくお願いします。

 年末はむちゃくちゃ忙しく疲れていたのか「ゆく年くる年」の途中で倒れ込むように眠ってしまいました。 気がついたら7時半、別院の修正会に間に合わず、初詣に出かけるタイミングも逸してしまいました。

 妻は朝からおせち料理を作ってます。 本当は正月三が日にゆっくり過ごす為のおせちなのですが、忙しくて手が回りませんでした。 元旦から働かせて申し訳ない気分です。
 急ごしらえの割にはなかなかのおせちとなったのでは…と自画自賛モード。(イクラと数の子はまだ凍ってますが…)

 弟家族が来たので、きょうはどこへも行かず、自宅でゆっくり過ごすことにします。
 忙しすぎるのは考えものです、なにか削らないとダメでしょうか。
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2009年1月1日(木)  No.2002

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